JPH0416497A - アウトリガー付車両 - Google Patents
アウトリガー付車両Info
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- JPH0416497A JPH0416497A JP11680790A JP11680790A JPH0416497A JP H0416497 A JPH0416497 A JP H0416497A JP 11680790 A JP11680790 A JP 11680790A JP 11680790 A JP11680790 A JP 11680790A JP H0416497 A JPH0416497 A JP H0416497A
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- JP
- Japan
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- outriggers
- vehicle
- outrigger
- revolving
- vehicle body
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- Pending
Links
- 238000011161 development Methods 0.000 abstract 1
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 abstract 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、コンクリートポンプ車や自走クレーン等、ア
ウトリガ−付車両に係り、詳しくは作業時の安定性向上
と車体軽量化等を両立させる技術に関する。
ウトリガ−付車両に係り、詳しくは作業時の安定性向上
と車体軽量化等を両立させる技術に関する。
〈従来の技術〉
一般に、コンクリートポンプ車、自走クレーン、高所作
業車等、車体からブーム等を張り出す車両には、転倒防
止用に接地用アウトリガ−(以降、アウトリガ−と略称
する)が設けられている。アウトリガ−は、走行中には
車体の側面部等に収納される一方、作業時には車体に対
して左右方向に伸長して車体を支える。駆動源には、通
常、油圧が用いられており、運転者が油圧ポンプや切替
バルブを用いて伸長・収納操作を行うようになっている
。
業車等、車体からブーム等を張り出す車両には、転倒防
止用に接地用アウトリガ−(以降、アウトリガ−と略称
する)が設けられている。アウトリガ−は、走行中には
車体の側面部等に収納される一方、作業時には車体に対
して左右方向に伸長して車体を支える。駆動源には、通
常、油圧が用いられており、運転者が油圧ポンプや切替
バルブを用いて伸長・収納操作を行うようになっている
。
第3図と第4図とには、従来のアウトリガ−付車両の二
つの例を斜視により示しである。
つの例を斜視により示しである。
これらは共にコンクリートポンプ車であるが、アウトリ
ガ−の型式が異なっている。
ガ−の型式が異なっている。
まず、第3図に示したコンクリートポンプ車の構造を説
明する0図示例のものは、シャシフレーム(以降、フレ
ームと略称する)1前部に搭載された図示しないエンジ
ンの上にキャブ2が配置されたいわゆるキャブオーバ型
であって、且つ左右1対の前輪3と2対の後輪(後前輪
および後後輪)4を有する3軸車である。
明する0図示例のものは、シャシフレーム(以降、フレ
ームと略称する)1前部に搭載された図示しないエンジ
ンの上にキャブ2が配置されたいわゆるキャブオーバ型
であって、且つ左右1対の前輪3と2対の後輪(後前輪
および後後輪)4を有する3軸車である。
フレーム1の上部にはサブフレーム5がバンド6−によ
り強固に固定されており、このサブフレーム5の前端部
に、架台7を介して、旋回・3段折り畳み式のブーム装
置8が取り付けられている。ブーム装W8の先端にはノ
ズル9が取り付けられており、このノズル9にサブフレ
ーム5後端に設けられたホッパ10からの生コンクリー
トが輸送管11を介して供給される0図中、12は生コ
ンクリートを圧送するコンクリートポンプであり、サブ
フレーム5に固定されている。
り強固に固定されており、このサブフレーム5の前端部
に、架台7を介して、旋回・3段折り畳み式のブーム装
置8が取り付けられている。ブーム装W8の先端にはノ
ズル9が取り付けられており、このノズル9にサブフレ
ーム5後端に設けられたホッパ10からの生コンクリー
トが輸送管11を介して供給される0図中、12は生コ
ンクリートを圧送するコンクリートポンプであり、サブ
フレーム5に固定されている。
前アウトリガ−13は、架台7の左右に取り付けられた
旋回式のアーム14に伸縮自在に保持されており、作業
時には図に示すようにアーム14と共に斜め前方に旋回
した後、伸長した状態で固定される。一方、後アウトリ
ガ−15はサブフレーム5の後端部(後輪4の後方)の
ビーム16に取り付けられており、図示したように左右
に伸長した後、アウトリガ−フロート17が下方に移動
して接地する。コンクリート供給作業時には、車体がこ
れらのアウトリガ−13,15により支えられ、転倒等
が防止されるのである。
旋回式のアーム14に伸縮自在に保持されており、作業
時には図に示すようにアーム14と共に斜め前方に旋回
した後、伸長した状態で固定される。一方、後アウトリ
ガ−15はサブフレーム5の後端部(後輪4の後方)の
ビーム16に取り付けられており、図示したように左右
に伸長した後、アウトリガ−フロート17が下方に移動
して接地する。コンクリート供給作業時には、車体がこ
れらのアウトリガ−13,15により支えられ、転倒等
が防止されるのである。
次に、第4図に示したコンクリートポンプ車の′!R造
を説明する。尚、この車両も第3図のものと同様のキャ
ブオーバ型3軸車であり、ブーム装置8およびホッパ1
0等のサブフレーム5への取付方式も同様であるため、
それらについての記載は省略する。
を説明する。尚、この車両も第3図のものと同様のキャ
ブオーバ型3軸車であり、ブーム装置8およびホッパ1
0等のサブフレーム5への取付方式も同様であるため、
それらについての記載は省略する。
このコンクリートポンプ車は、サブフレーム5と架台7
との接合部位に2重量字形状の筐体18を固定・一体化
し、その筐体18の内部に前後アウトリガ−13,15
を伸縮自在に保持するようにしたものである。コンクリ
ート供給作業時には両アウトリガ−13゜15が図に示
す如く伸長して車体が支持される一方、走行時には車幅
を小さくするべくフレーム1側に収納される。
との接合部位に2重量字形状の筐体18を固定・一体化
し、その筐体18の内部に前後アウトリガ−13,15
を伸縮自在に保持するようにしたものである。コンクリ
ート供給作業時には両アウトリガ−13゜15が図に示
す如く伸長して車体が支持される一方、走行時には車幅
を小さくするべくフレーム1側に収納される。
〈発明が解決しようとする課題〉
アウトリガ−には以下に述べるような性能が要求される
。第1点として、コンクリートポンプ車やクレーン車等
においては、ブーム8を水平に伸ばした際にその重量(
ノズル9゜生コンクリートや荷物等を含む)を完全に支
えられること、すなわち、車体の転倒が絶対に起こらな
いようにすること、第2点として、打設時に生ずる生コ
ンリートの脈動や荷物の吊り上げ等に起因するブーム8
先端の振幅加速度が過大にならないこと、すなわち、十
分な支持剛性を有すること、第3点として、車体総重量
(G、V、W、)に対するマージンを太きくするために
、アーム14や面体18等を含めた全体重量を極力小さ
くすること、第4点として、張出し時や収納時における
迅速性・作業性・省動力性に優れていること。
。第1点として、コンクリートポンプ車やクレーン車等
においては、ブーム8を水平に伸ばした際にその重量(
ノズル9゜生コンクリートや荷物等を含む)を完全に支
えられること、すなわち、車体の転倒が絶対に起こらな
いようにすること、第2点として、打設時に生ずる生コ
ンリートの脈動や荷物の吊り上げ等に起因するブーム8
先端の振幅加速度が過大にならないこと、すなわち、十
分な支持剛性を有すること、第3点として、車体総重量
(G、V、W、)に対するマージンを太きくするために
、アーム14や面体18等を含めた全体重量を極力小さ
くすること、第4点として、張出し時や収納時における
迅速性・作業性・省動力性に優れていること。
第5図には、コンクリートポンプ車でのコンクリート供
給作業時におけるブーム荷重による転倒モーメントと車
体重量による復元モーメントとの関係を示しである。転
倒モーメントM!lは前後アウトリガ−13,14のア
ウトリガ−フロート17下端を支点Pとして作用し、そ
の大きさはブーム8等の重量W8に、支点Pとブーム8
の重心までの距離L1を乗じたものである。また、復元
モーメントMvは支点Pに対して転倒モーメントM8と
逆方向に作用し、その大きさは車体重量Wvに支点Pと
車体側の重心までの距Nt−2を乗じたものである。こ
の場合、車体が転倒しないためには、M、>MBなる関
係が成り立つことが求められる。尚、同図中RAは地面
からの反力であり、W8とWvの相である。
給作業時におけるブーム荷重による転倒モーメントと車
体重量による復元モーメントとの関係を示しである。転
倒モーメントM!lは前後アウトリガ−13,14のア
ウトリガ−フロート17下端を支点Pとして作用し、そ
の大きさはブーム8等の重量W8に、支点Pとブーム8
の重心までの距離L1を乗じたものである。また、復元
モーメントMvは支点Pに対して転倒モーメントM8と
逆方向に作用し、その大きさは車体重量Wvに支点Pと
車体側の重心までの距Nt−2を乗じたものである。こ
の場合、車体が転倒しないためには、M、>MBなる関
係が成り立つことが求められる。尚、同図中RAは地面
からの反力であり、W8とWvの相である。
したがって、ブーム8等の重量W8を大きくしたい場合
には、支点Pと車体重心までの距ML2をできるだけ大
きくすることが有利となる。前述した第3図のものは、
後輪4の後方に後アウトリガ−15が配置されているた
め、ブーム8を後方に旋回させた場合の安定性が高い、
ところが、架台から後アウトリガ−15までの距離が遠
いすなわちサブフレーム5が長尺であるため、ばね剛性
を確保するためにはサブフレーム5の断面積を大きくし
なければならず、重量増がもたらされるという欠点があ
った。一方、第4図のものは、筐体18および後アウト
リガ−15の位置が車体の中央部付近にあるため、サブ
フレーム5はホッパ10等を保持するだけでよく、重量
的には小さくなる。ところが、これには前者とは逆にブ
ーム8を後方に旋回させた場合の安定性に劣るという欠
点があった。
には、支点Pと車体重心までの距ML2をできるだけ大
きくすることが有利となる。前述した第3図のものは、
後輪4の後方に後アウトリガ−15が配置されているた
め、ブーム8を後方に旋回させた場合の安定性が高い、
ところが、架台から後アウトリガ−15までの距離が遠
いすなわちサブフレーム5が長尺であるため、ばね剛性
を確保するためにはサブフレーム5の断面積を大きくし
なければならず、重量増がもたらされるという欠点があ
った。一方、第4図のものは、筐体18および後アウト
リガ−15の位置が車体の中央部付近にあるため、サブ
フレーム5はホッパ10等を保持するだけでよく、重量
的には小さくなる。ところが、これには前者とは逆にブ
ーム8を後方に旋回させた場合の安定性に劣るという欠
点があった。
本発明は上記状況に鑑みなされたもので、安定性が高く
且つ軽量のアウトリガ−を有する車両を提供することを
目的とする。
且つ軽量のアウトリガ−を有する車両を提供することを
目的とする。
〈課題を解決するための手段〉
そこで、本発明ではこの課題を解決するために、前後に
2対以上の接地用アウトリガ−を有するアウトリガ−付
車両において、前記各アウトリガ−を旋回軸を介してそ
れぞれ水平方向に旋回可能に車体に支持させると共に、
当該旋回軸を車両の前輪と後輪との間に位置させたので
ある。
2対以上の接地用アウトリガ−を有するアウトリガ−付
車両において、前記各アウトリガ−を旋回軸を介してそ
れぞれ水平方向に旋回可能に車体に支持させると共に、
当該旋回軸を車両の前輪と後輪との間に位置させたので
ある。
〈作 用〉
例えば、前後各1対のアウトリガ−を有する車両にあっ
ては、前アウトリガ−を前輪直後に形成された旋回軸に
支持させ、後アウトリガ−を後輪直前に形成された旋回
軸に支持させる。そして、走行時には両アウトリガ−を
共に車体後方に畳み込むように収納させる一方、作業時
にはそれぞれ前方に展開させて車体を支持させる。
ては、前アウトリガ−を前輪直後に形成された旋回軸に
支持させ、後アウトリガ−を後輪直前に形成された旋回
軸に支持させる。そして、走行時には両アウトリガ−を
共に車体後方に畳み込むように収納させる一方、作業時
にはそれぞれ前方に展開させて車体を支持させる。
〈実 施 例〉
本発明の一実施例を図面に基づき具体的に説明する。尚
、実施例の説明にあたっては前述した従来の例における
部材と同一の部材に同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
、実施例の説明にあたっては前述した従来の例における
部材と同一の部材に同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。
第1図には本発明の一実施例に係るコンクリートポンプ
車の平面視を示し、第2図には側面視を示しである。
車の平面視を示し、第2図には側面視を示しである。
これらの図に示すように、本実施例のコンクリートポン
プ車では、フレーム1の上面に比較的短く且つ大断面の
サブフレーム5がバンド6により取り付けられている。
プ車では、フレーム1の上面に比較的短く且つ大断面の
サブフレーム5がバンド6により取り付けられている。
サブフレーム5の前後端には、左右端部にそれぞれ旋回
軸19が形成された横方向に張り出したホルダビーム2
0が一体的に取付られており、各旋回軸19に伸縮式の
前後アウトリガ−13゜15が回動自在に支持されてい
る。尚、第1図には図が繁雑となるため、フレーム1.
ブーム装置8.コンクリートポンプ12等は示していな
い、また、ホッパ10やコンクリートポンプ12を保持
するために、比較的軽量のサブフレーム(ブラケット)
がフレーム1の後方に取り付けられているが、これは図
示しない。
軸19が形成された横方向に張り出したホルダビーム2
0が一体的に取付られており、各旋回軸19に伸縮式の
前後アウトリガ−13゜15が回動自在に支持されてい
る。尚、第1図には図が繁雑となるため、フレーム1.
ブーム装置8.コンクリートポンプ12等は示していな
い、また、ホッパ10やコンクリートポンプ12を保持
するために、比較的軽量のサブフレーム(ブラケット)
がフレーム1の後方に取り付けられているが、これは図
示しない。
前後アウトリガ−13,15は共に後方に旋回させるこ
とによって車体側に収納され、作業時に第1図に示す如
くそれぞれへの字に開いて固定される。収納時における
前後アウトリガ−13,15およびホルダビーム20の
左右幅Bは車幅(キャブ2の幅)より小さくなるように
設定されている。また、伸長時における前アウトリガ−
13の全長Cは、前方のホルダビーム20の旋回軸19
から後方のホルダビーム20前端までの寸法りより小さ
くなるように設定されている。また、伸長時における後
アウトリガ−15のアウトリガ−フロート17前端まで
の長さEは、後方のホルダビーム20の旋回軸19から
後後輪4の後端までの寸法Fより大きくなるように設定
されている。そのため、アウトリガ−15を伸縮させる
ことなく、旋回軸19を中心に回転させるだけで展開・
収納が行われる。
とによって車体側に収納され、作業時に第1図に示す如
くそれぞれへの字に開いて固定される。収納時における
前後アウトリガ−13,15およびホルダビーム20の
左右幅Bは車幅(キャブ2の幅)より小さくなるように
設定されている。また、伸長時における前アウトリガ−
13の全長Cは、前方のホルダビーム20の旋回軸19
から後方のホルダビーム20前端までの寸法りより小さ
くなるように設定されている。また、伸長時における後
アウトリガ−15のアウトリガ−フロート17前端まで
の長さEは、後方のホルダビーム20の旋回軸19から
後後輪4の後端までの寸法Fより大きくなるように設定
されている。そのため、アウトリガ−15を伸縮させる
ことなく、旋回軸19を中心に回転させるだけで展開・
収納が行われる。
以下、本実施例の作用を述べる。
本実施例のコンクリートポンプ車で走行する場合、前後
アウトリガ−13,15は両方共後方に旋回させて収納
されている。この状態では前後アウトリガ−13,15
の幅Bがキャブ2の幅より小さいため、走行は普通のト
ラックと同様に行え、狭隘路等でも特に注意を図る必要
はない、そして、サブフレーム5やホルダビーム20を
含む両アウトリガ−13,15の重量はその体格が小さ
いために前述した従来のものに較べて小さくなっており
、C,V、W、に対するマージンを稼ぐことが可能とな
った。
アウトリガ−13,15は両方共後方に旋回させて収納
されている。この状態では前後アウトリガ−13,15
の幅Bがキャブ2の幅より小さいため、走行は普通のト
ラックと同様に行え、狭隘路等でも特に注意を図る必要
はない、そして、サブフレーム5やホルダビーム20を
含む両アウトリガ−13,15の重量はその体格が小さ
いために前述した従来のものに較べて小さくなっており
、C,V、W、に対するマージンを稼ぐことが可能とな
った。
一方、本実施例においては、コンクリート供給作業時に
前後アウトリガ−13,15を前回軸19を軸に油圧を
用いて前方に旋回させる。この際、両アウトリガ−13
,15は既に伸長した状態で収納されているため、改め
て伸長させる必要はなく、両アウトリガ−13,15の
旋回駆動とアウトリガ−フロート17の上下駆動だけで
よく、作動に要する時間と動力消費とが共に低減された
。尚、両アウトリガ−13,15は伸縮式となっている
ため、狭隘な場所での作業で且つブーム装置8を1段あ
るいは2段で使用する場合には、短縮させた状態で使用
することが可能である。
前後アウトリガ−13,15を前回軸19を軸に油圧を
用いて前方に旋回させる。この際、両アウトリガ−13
,15は既に伸長した状態で収納されているため、改め
て伸長させる必要はなく、両アウトリガ−13,15の
旋回駆動とアウトリガ−フロート17の上下駆動だけで
よく、作動に要する時間と動力消費とが共に低減された
。尚、両アウトリガ−13,15は伸縮式となっている
ため、狭隘な場所での作業で且つブーム装置8を1段あ
るいは2段で使用する場合には、短縮させた状態で使用
することが可能である。
また、旋回半径内に障害物があるような場合には一時的
に短縮させ、しかる後に伸長させることも可能である。
に短縮させ、しかる後に伸長させることも可能である。
本実施例では、後アウトリガ−15が大断面のサブフレ
ーム5とビームホルダ20とにより支持されているため
、取付剛性は非常に高く、従来装置の後者のものに比較
して遥かに高い安定性が得られるようになった。
ーム5とビームホルダ20とにより支持されているため
、取付剛性は非常に高く、従来装置の後者のものに比較
して遥かに高い安定性が得られるようになった。
以上述べたように、上記実施例では前後アウトリガ−1
3,15を短尺大断面のサブフレーム5とホルダビーム
20とを介して支持させると共に、伸長した状態で収納
するようにしたため、高い支持剛性を有しながらも比較
的軽量で且つ短時間・小動力で操作(展開)可能な前後
アウトリガ−13,15を有するコンクリートポンプ車
を製作することが可能となった。
3,15を短尺大断面のサブフレーム5とホルダビーム
20とを介して支持させると共に、伸長した状態で収納
するようにしたため、高い支持剛性を有しながらも比較
的軽量で且つ短時間・小動力で操作(展開)可能な前後
アウトリガ−13,15を有するコンクリートポンプ車
を製作することが可能となった。
以上で具体的実施例の説明を終えるが、本発明の態様は
この実施例に限るものではない。
この実施例に限るものではない。
例えば、上記実施例は前後に2対のアウトリガ−を有す
るコンクリートポンプ車に本発明を適用したものである
が、3対以上のアウトリガ−を有する車両に適用するよ
うにしてもよいし、自走クレーン、高所作業車、高所作
業車、梯子車等、他のアウトリガ−付車両に適用するよ
うにしてもよい、また、アウトリガ−13,15につい
ても、伸縮式とせず、固定式としてコストダウンを図る
ようにしてもよいし、その駆動源に電気モータ等を用い
るようにしてもよい、更に、上記実施例ではサブフレー
ム5に旋回軸19を有するホルダビーム20を一体化さ
せるようにしたが、フレーム1に対して直にホルダビー
ム20を取り付けるような構成を採ってもよい。
るコンクリートポンプ車に本発明を適用したものである
が、3対以上のアウトリガ−を有する車両に適用するよ
うにしてもよいし、自走クレーン、高所作業車、高所作
業車、梯子車等、他のアウトリガ−付車両に適用するよ
うにしてもよい、また、アウトリガ−13,15につい
ても、伸縮式とせず、固定式としてコストダウンを図る
ようにしてもよいし、その駆動源に電気モータ等を用い
るようにしてもよい、更に、上記実施例ではサブフレー
ム5に旋回軸19を有するホルダビーム20を一体化さ
せるようにしたが、フレーム1に対して直にホルダビー
ム20を取り付けるような構成を採ってもよい。
〈発明の効果〉
本発明に係るアウトリガ−付車両によれば、前輪と後輪
との間に位置する旋回軸を介して2対以上の接地用アウ
トリガ−をそれぞれ水平方向に旋回可能に車体に支持さ
せるようにしたため、安定性の向上を車体重量の増加を
伴わずに実現できるようになると共に、操作性等も向上
させることが可能となった。
との間に位置する旋回軸を介して2対以上の接地用アウ
トリガ−をそれぞれ水平方向に旋回可能に車体に支持さ
せるようにしたため、安定性の向上を車体重量の増加を
伴わずに実現できるようになると共に、操作性等も向上
させることが可能となった。
第1図は本発明の一実施例に係るコンクリートポンプ車
を示す平面図であり、第2図はその側面図である。第3
図と第4図とは共に従来のコンクリートポンプ車を示す
斜視図であり、第5図はアウトリガ−付車両に作用する
転倒モーメントと復元モーメントの説明図である。 図面中、 1はシャシフレーム、 3は前輪、 4は後輪、 5はサブフレーム、 13は前アウトリガ− 15は後アウトリガ− 17はアウトリガ−フロート、 19は旋回軸、 20はホルダビームである。
を示す平面図であり、第2図はその側面図である。第3
図と第4図とは共に従来のコンクリートポンプ車を示す
斜視図であり、第5図はアウトリガ−付車両に作用する
転倒モーメントと復元モーメントの説明図である。 図面中、 1はシャシフレーム、 3は前輪、 4は後輪、 5はサブフレーム、 13は前アウトリガ− 15は後アウトリガ− 17はアウトリガ−フロート、 19は旋回軸、 20はホルダビームである。
Claims (3)
- (1)前後に2対以上の接地用アウトリガーを有するア
ウトリガー付車両において、前記各アウトリガーを旋回
軸を介してそれぞれ水平方向に旋回可能に車体に支持さ
せると共に、当該旋回軸を車両の前輪と後輪との間に位
置させたことを特徴とするアウトリガー付車両。 - (2)前記各アウトリガーはその軸線が車体水平線に略
平行となるように、且つ車体の幅内に収納されることを
特徴とする請求項1記載のアウトリガー付車両。 - (3)車両本体がコンクリートポンプ車であることを特
徴とする請求項1又は2記載のアウトリガー付車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11680790A JPH0416497A (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | アウトリガー付車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11680790A JPH0416497A (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | アウトリガー付車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0416497A true JPH0416497A (ja) | 1992-01-21 |
Family
ID=14696147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11680790A Pending JPH0416497A (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | アウトリガー付車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416497A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001063963A (ja) * | 1999-08-04 | 2001-03-13 | Liebherr Werk Ehingen Gmbh | クローラー搭載式クレーン |
JP2014177334A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Tokyo Bk Ashiba Co Ltd | 荷役装置用基礎構造 |
JP2016522337A (ja) * | 2013-04-03 | 2016-07-28 | プッツマイスター エンジニアリング ゲーエムベーハー | 走行可能な作業機、特に自動コンクリートポンプおよび製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS50106327A (ja) * | 1973-08-06 | 1975-08-21 | ||
JPS5997994A (ja) * | 1982-10-12 | 1984-06-06 | フリ−ド・クルツプ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 高荷重能力を有するクレ−ン車 |
-
1990
- 1990-05-08 JP JP11680790A patent/JPH0416497A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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