JPH0321078Y2 - - Google Patents

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JPH0321078Y2
JPH0321078Y2 JP5313984U JP5313984U JPH0321078Y2 JP H0321078 Y2 JPH0321078 Y2 JP H0321078Y2 JP 5313984 U JP5313984 U JP 5313984U JP 5313984 U JP5313984 U JP 5313984U JP H0321078 Y2 JPH0321078 Y2 JP H0321078Y2
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JP
Japan
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high frequency
capacitor
pin diode
frequency transistor
switch
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JP5313984U
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Description

【考案の詳細な説明】
この考案は高周波信号をしや断する高周波スイ
ツチに関する。 従来、高周波スイツチとしては、高周波リレー
や第1図に示すような回路構成の高周波スイツチ
が使用されている。これは入力端子2と出力端子
4との間に、コンデンサ6,8、PINダイオード
10、コンデンサ12を直列に接続すると共に、
コンデンサ8、PINダイオード10とに並列に
PINダイオード14,16を直列に接続し、さら
にこのPINダイオード14とPINダイオード16
との接続点を、コンデンサ18を介して接地した
ものである。 そして、コンデンサ6,8とPINダイオード1
4との接続点を抵抗20を介して電源端子34
(+V)に接続してある。また22は切換スイツ
チで、この切換スイツチ22の接点26は、チヨ
ークコイル28を介してコンデンサ8とPINダイ
オード10との接続点に接続すると共にコンデン
サ30を介して接地してある。 また切換スイツチ22の腕32は、電源端子3
4に接続してあり、PINダイオード10,16と
コンデンサ12との接続点は、抵抗36を介して
接地してある。 このように構成した高周波スイツチは、切換ス
イツチ22を解放状態としたときは、抵抗20を
介してPINダイオード14,16、抵抗36に電
流が流れ、PINダイオード14,16が導通状態
となる。 したがつて、入力端子2はコンデンサ6、PIN
ダイオード14、コンデンサ18を介して接地さ
れたことになり、出力端子4もコンデンサ12、
PINダイオード16、コンデンサ18を介して接
地されたことになるので、入力端子2から入力さ
れる高周波信号は、出力端子4から出力されるこ
とはない。すなわちこの高周波スイツチは、しや
断状態である。 また切換スイツチ22を閉成状態としたとき
は、チヨークコイル28を介してPINダイオード
10、抵抗36に電流が流れ、PINダイオード1
0が導通状態となり、PINダイオード14,16
にはほとんど電流が流れなくなる。 したがつて入力端子2から入力される高周波信
号は、コンデンサ6,8、PINダイオード10、
コンデンサ12を通過して出力端子4から出力さ
れる。すなわちこの高周波スイツチは、導通状態
となる。 しかしこの高周波スイツチでは、比較的高価な
PINダイオードを3本も使用しているので、製造
コストが高くなるという欠点がある。 またしや断状態であつても、第2図に示すよう
に90MHzから770MHzの間では最大−40dB程度の
減衰量しかなく、しかも周波数が高くなるにつれ
て、減衰量が低下し、出力端子4から漏洩する高
周波信号のレベルが上昇するという欠点もある。
さらに同図に示すように導通状態であるときも、
数dBの通過損失が生じる。 また高周波リレーでは、しや断状態であるとき
は、入力された高周波信号が出力端子から漏洩す
ることが非常に少ないが、第1図に示す高周波ス
イツチに比べて形状が大きくきわめてコストが高
いという欠点がある。 この考案は、このような欠点を解消した高周波
スイツチを提供しようとするものである。 以下、この考案を図示の実施例に基づいて説明
する。 第3図はこの考案の第1の実施例で、同図にお
いて、40は入力端子で、この入力端子40には
抵抗41の一端が接続されており、この抵抗41
の他端は並列に接続したチヨークコイル42、コ
ンデンサ44を介して接地されると共に、PINダ
イオード46例えば1SV80のカソード側に接続
されている。このPINダイオード46のアノード
側は、NPN型の高周波トランジスタ48、例え
ば2SC2026のエミツタに接続され、この高周
波トランジスタ48のコレクタはコンデンサ50
を介して接地されると共にPINダイオード52の
カソード側に接続されている。 PINダイオード52のアノード側は、コンデン
サ58を介して出力端子54に接続され、この出
力端子54はコンデンサ56を介して接地してあ
る。 また、高周波トランジスタ48のベースは、コ
ンデンサ60を介して接地されると共に、直列に
接続した抵抗62,64を介して電源端子66に
接続されている。この抵抗62と抵抗64との接
続点は、コンデンサ68を介して接地されると共
に、抵抗70を介してPINダイオード52のアノ
ードとコンデンサ58との接続点に接続されてい
る。 このように構成した高周波スイツチの、各コン
デンサ及び各抵抗の容量及び抵抗値を下表に示
す。
【表】 このように構成した高周波スイツチは、電源端
子66に+12〔V〕を印加すると、PINダイオー
ド46,52が導通状態、高周波型トランジスタ
48が作動状態となるので、この高周波スイツチ
は導通状態となり、入力端子40から入力された
高周波信号は、抵抗41、PINダイオード46を
通つて高周波トランジスタ48に入力され、僅か
に増幅された後、PINダイオード52、コンデン
サ58を通つて出力端子54から送出される。こ
のときの高周波スイツチの通過損失は、第4図に
示すように従来の高周波スイツチの通過損失に比
べて小さい。 また、電源端子66を開放もしくは接地する
と、PINダイオード46,52は非導通状態、高
周波トランジスタ48は非作動状態となるので、
この高周波スイツチはしや断状態となり、入力端
子40から入力された高周波信号は、その周波数
が90MHzから770MHzの間では、第4図に示すよ
うに−70dBから−55dB程度の減衰を受けるの
で、出力端子54から高周波信号がほとんど漏洩
することがない。 しかも高周波トランジスタ48の単価は、PIN
ダイオード46,52の単価とほぼ等しいので、
従来の高周波スイツチ回路と同程度の製造コスト
で製造できる。 第5図はこの考案の第2の実施例で、第1の実
施例におけるPINダイオード46,52にそれぞ
れ直列にPINダイオード70,72を追加し、コ
ンデンサ60にコンデンサ74と抵抗76とを並
列に接続すると共に、抵抗41,64、コンデン
サ44,50,56を省略したものである。 このように構成すると、PINダイオードを4本
使用しているので製造コストは上昇するが、第1
の実施例に比べて、しや断状態における減衰量が
より大きくなる。 なお上記実施例では、NPN型の高周波トラン
ジスタ48を使用したが、PNP型のトランジス
タを使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高周波スイツチの回路図、第2
図は従来の高周波スイツチの周波数特性図、第3
図はこの考案の第1の実施例の回路図、第4図は
同実施例の周波数特性図、第5図はこの考案の第
2の実施例の回路図である。 40……入力端子、42……チヨークコイル、
46,52,70,72……PINダイオード、4
8……高周波トランジスタ、54……出力端子、
60,74……コンデンサ、62,64,70,
76……抵抗、66……電源端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高周波信号が入力される入力端子と接地電位点
    との間に接続されたチヨークコイルと、上記入力
    端子と高周波トランジスタのエミツタとの間に接
    続された少なくとも1個のPINダイオードと、上
    記高周波トランジスタのコレクタと出力端子との
    間に接続された少なくとも1個のPINダイオード
    と、上記高周波トランジスタのベースと上記接地
    電位点との間に接続されたコンデンサと、上記高
    周波トランジスタのベース及びコレクタにそれぞ
    れ抵抗を介して接続され上記高周波トランジスタ
    を付勢する電流が供給されている状態と供給され
    ていない状態とに切換えられる電源端子とからな
    る高周波スイツチ。
JP5313984U 1984-04-10 1984-04-10 高周波スイツチ Granted JPS60167432U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5313984U JPS60167432U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 高周波スイツチ

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JP5313984U JPS60167432U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 高周波スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS60167432U JPS60167432U (ja) 1985-11-07
JPH0321078Y2 true JPH0321078Y2 (ja) 1991-05-08

Family

ID=30573719

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JP5313984U Granted JPS60167432U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 高周波スイツチ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2578854B2 (ja) * 1987-12-22 1997-02-05 松下電器産業株式会社 受信回路

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JPS60167432U (ja) 1985-11-07

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