JPH03210051A - 気筒流入空気量算出装置 - Google Patents

気筒流入空気量算出装置

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JPH03210051A
JPH03210051A JP2003918A JP391890A JPH03210051A JP H03210051 A JPH03210051 A JP H03210051A JP 2003918 A JP2003918 A JP 2003918A JP 391890 A JP391890 A JP 391890A JP H03210051 A JPH03210051 A JP H03210051A
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throttle opening
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信補 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエンジン制御に重要な気筒流入空気量算出方式
に関し、特に加速および減速時の空燃比制御に有効に用
い得る気筒流入空気量算出方式に関する。
[従来の技術] 本来、燃料供給のための基本的な考え方は、気筒内に流
入する空気量に対し、目標空燃比となるように燃料を噴
射すれば良いのであるが、現状のエンジン制御技術では
、特に、過渡運転時において、気筒内に流入する空気量
を正確に検出することが困難である。この理由としては
、次のものが挙げられる。
(イ)空気量計測のためのエアフローセンサは、気筒内
に流入する空気量を計測しているのではなく、スロット
ル部付近を通過する空気量を計測しており、過渡運転時
には、この両者間に差異が生ずる。
(ロ)エアフローセンサ自体が計測遅れを持っている。
エアフローセンサには、フラップ板を用いたものや、熱
線式のセンサであるホットワイヤセンサ(H/Wセンサ
)等がある。ト(7wセンサは、フラップ式に比べて空
気量変化に対する応答性は優れているが、やはり、熱容
量があるため、若干の遅れがある。
(ハ)H/Wセンサによる計測空気量には、エンジンの
シリンダの駆動による脈動や計測ノイズが含まれており
、これらを除去するために遅れフィルタを施し、なまし
処理を行っているため、この処理による遅れが生ずる。
(ニ)燃料噴射を行うタイミングに関しても、例えば、
減速時において、計測した時点での空気量に基づいて燃
料噴射を行ってしまうと、インジェクタによる燃料噴射
が終了し、燃料と混合され、気筒に流入される時点にお
いての空気量は、計測した時点の空気量よりも増大して
いる。つまり、計測時点の空気量と、実際に制御を行お
うとする時点の空気量とでは差異が生ずる。
このように、エンジン制御装置における制御機構や計測
処理に問題があるため、加速および減速の過渡運転時に
おいては、気筒内に流入する空気量は、正確に検出され
ていないことになる。
このような問題に対して、従来では、例えば、上記(イ
)の問題に対して、 Qe (n )= (I  KF) Qe (n  1
 )+ KpQa(n )     ”(al)なる式
で気筒流入空気量Qe(n)を求め、これに基づいて燃
料噴射量を演算し、空燃比を制御するという手段が提案
されている。なお、上記式(al)で、Q、(n)はエ
アフローセンサで計測された空気量、nは時刻を示して
いる。
上記式(al)は、例えば、加速時に、吸気管内に空気
が充満するために生ずる計測空気量と気筒流入空気量と
の差異を一次遅れフィルタにより補正しようとするもの
である。ここで、上記式(al)中の係数KFは、エン
ジン回転数や容積効率等により決定されるものであり、
実際に上記係数に6を決定するには不確定要素が含まれ
ている点、および、前述の(ロ)〜(ニ)の問題もから
み合って、過渡期においても、常に空燃比を精度よく制
御するだめの係数KFの値は、求め難いものとなってい
る。また、燃料噴射量T、になまし処理を施した従来技
術による次のような式も、式(al)と同様の問題点を
有するものである。
Tre(n)=(I  KF)Tpe(n  1 )十
KFTP(n)    ・・・・(a2)ここで、上記
式(a2)中のTP6は、気筒流入燃料噴射量を示して
いる。
[発明が解決しようとする課題] 一方、前述の(ロ)〜(ニ)の間圧に対して、例えば、
次に示すように、計測空気量に一次進みフィルタを施し
て、これらの遅れを補償しようとするものがある。
Qae(n )= Q、(n )+ d(Q、(n )
−Qa(n −1))    −(a3)この式(a3
)のような進み要素を施すことで、前述の(ロ)〜(ニ
)の問題のような空気量計測の遅れ等を補償する場合、
空気量計測値に脈動や計測ノイズ等が含まれており、こ
のため、進み要素によるノイズの増幅等が発ケする。こ
のようなノイズを含んだ信号は、燃料噴射量を決定する
ための基本的信号として使用する場合、噴射バラツキ等
の問題を発生させるものである。なお、上記式(a3)
中の係数dは、サンプリング周M他により決定されるも
のである。
更に、非同期噴射量あるいは非同期噴射パルス幅は、例
えば、藤沢等により[電子制御カッリン噴射J(昭和6
2年7月山海堂発行)の第117頁に記載されているよ
うに、スロットル開度データを用いて、その開度変化量
からメモリマツプの値を使って非同期噴射量を求めてい
る。これは、スロットル開度の変化量をレベル分けして
おき、計測したスロットル開度の変化量がどの加速レベ
ルに入るかにより、非同期噴射量を決めるもので、現象
把握を基本とした方式ではなく、対症療法的なものであ
り、前記メモリマツプの値等をマツチングする工数(手
間)が過大となっていた。
また、上述の(イ)〜(ハ)の問題およびエアフローセ
ンサを取り除くことによるコスト低減を狙いとする方式
が、例えば、特開昭63−32144号公報に開示され
ている。これは、スロットル開度とエンジン回転数とが
ら定常空気量を求め、遅れ処理を施して気筒流入空気量
を検出しようとするものである。しかし、高精度な気筒
流入空気量を得るためには、スロットル上流側の圧力変
化を考慮したり、吸圧温度、バイパス管を通る空気量、
EGRlすなわち、排ガス再循環実行時の空気量等を考
慮することが必要になるとともに、スロットル開度セン
サの取り付は精度が、空燃比制御性に大きく影響する(
0.1 ’のスロットル開度センサの取り付は位置誤差
で空燃比に4%の誤差が出る)等の問題があった。。
上述の如く、従来から、気筒内に流入する空気量を正確
に検出しようとする試みは数多くなされて来たが、問題
は依然として、完全には解消されていない。なお、大気
条件の変化に伴ない、スロットル通過空気量と気筒流入
空気量の関係も変化するが、従来は、大気条件の変化に
関係なく同一の修正式を用いているという問題もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の技術における上述の如き問題を解
消し、気筒内に流入する空気量を推定する新たな方式を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明の上述の目的は、エンジン回転数を検出する手段
と、空気量を検出する手段とを有するエンジン電子制御
装置において、吸気管内圧力を算出する手段および気筒
流入空気量を算出する手段を設け、前記吸気管内圧力算
出手段において前記空気量検出手段で得られた空気量と
既に前記気筒流入空気量算出手段で求められている一計
測単位前時刻の気筒流入空気量とから吸気管内圧力を算
出し、前記気筒流入空気量算出手段において前記エンジ
ン回転数検出手段で得られたエンジン回転数と前記吸気
管内圧力算出手段で得られた吸気管内圧力とから現計測
単位時刻の気筒流入空気量を算出することを特徴とする
気筒流入空気量算出方式、または、スロットル開度を計
測する手段と、エンジン回転数を検出する手段と、空気
量を検出する手段とを有するエンジン電子制御装置にお
いて、スロットル開度の計測値から所定時刻先の値を予
測する手段を設けて、該予副手段によるスロットルの予
測開度と前記検出手段により検出したエンジン回転数と
から、所定の演算により、前記検出手段による空気量検
出値と前記所定時刻先の気筒流入空気量の値のずれを推
定し、該気筒流入空気量の値のずれに基づいて前記空気
量検出値を補正し、舵記所定時刻先の気筒流入空気量を
算出することを特徴とする気筒流入空気量算出方式によ
って達成される。
〔作用〕
本発明に係る気筒流入空気量算出方式においては、空気
量検出手段(エアフローメータ)によって計測した空気
量とエンジン回転数とがら、吸気管内の圧力値を算出し
、この吸気管内圧力に基づいてより正確な気筒流入空気
量を算出し、更に、この気筒流入空気量に基づいて燃料
噴射量を決定するので、空燃比を適正に制御することが
できる。
また、本発明に係る気筒流入空気量算出方式においては
、スロットル開度の変化分に相当する空気量である計測
遅れ空気量を求め、これにより、エアフローメータによ
って計測した空気量を調整し、この調整した空気量とエ
ンジン回転数とから吸気管内の圧力値を算出し、この吸
気管内圧力に基づいてより正確な気筒流入空気量を算出
し、更に、この気筒流入空気量に基づいて燃料噴射量を
決定するので、空燃比を適正に制御することができる。
更に、上述の二つの方式により求めた、より正確な気筒
流入空気量は、これを、従来の点火時期制御において点
火時期を算出するのに用いられていた計測空気量として
用いることにより、加速時におけるオーバーシュート現
象を排除することが可能であり、適正な点火時期の決定
にも用いることができる。
r実施例〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明の第一の実施例を示すエンジン制御ユ
ニットにおける気筒流入空気量算出の構成および動作を
示すブロック図である。本実施例の全体の構成は、H/
Wセンサで計測した空気量と、エンジン回転数検出部で
得られたエンジン回転数を入力とし、気筒流入空気量を
算出するものである。ここで、H/Wセンサは、スロッ
トル付近の空気量を計測するものとする。
既に、前時刻で求められている気筒流入空気量とH/W
センサで計測した空気量とから、吸気管内圧力算出部1
1により、吸気管内圧力を求める。
次に、得られた吸気管内圧力とエンジン回転数検出部で
計測されたエンジン回転数とから、気筒流入空気量算出
部12において、新たな(現時点の)気筒流入空気量を
算出する。
第2図は、第1図をより詳細に示したものである。予め
、吸気管内圧力Pとエンジン回転数Nに対応した気筒流
入空気量をマツプデータとして持つ気筒流入空気量算出
部J2と、H/Wセンサで計測した空気量Qaと気筒流
入空気量Q□との差に基づいて、吸気管内圧力Pを逐次
更新することにより吸気管内圧力Pを求める吸気管内圧
力算出部11とから構成されている。
上述の気筒流入空気量算出部I2のマツプデータは、エ
ンジンの単体テストにより、吸気管内圧力Pとエンジン
回転数Nを静的に変化させて求めておく。ここで、定常
状態においては、スロットル付近を流れる空気量と気筒
流入空気量とは等しいと考えれば、気筒流入空気量を直
接計測する必要はなく、スロットル付近の空気流量を計
測しているH/Wセンサの計測値で代替しても良いこと
になる。定常状態で求められた気筒流入空気量は、吸気
管内圧力Pとエンジン回転数Nを軸とする二次元のマツ
プデータとして、図示されていないエンジン制御ユニッ
ト内のROM内に格納しておくものとする。ここで、二
次元マツプ上の四点補間あるいは二点補間および補間演
算により、上記二次元マツプの軸上のそれぞれ対応する
値により、気筒流入空気量が読み出されるが、これらの
補間演算は、従来から行われていると同様のもので良い
ので、詳細な説明は省略する。
第3図は、第2図に示した構成の動作を示すフローチャ
ートである。以下、これに基づいて、動作の詳細を説明
する。
エンジンが始動され、エンジンが回転しているときには
1時々刻々、前述のH/Wセンサにより計空気量を計測
しくステップ301)、また、エンジン回転数検出部に
よりエンジン回転数を計測する(ステップ302)。そ
して、前時刻で既に求められている気筒流入空気量Qa
pと、現時刻で計測した空気量Q、とから、次式により
吸気管内圧力Pを算出する(ステップ303)。
p=p−、十に、(Qa−Qap−、)   ・・・・
(1)ここで、P−、は前時刻に求められた吸気管内圧
力である。この、前時刻に求められた吸気管内圧力P□
は、前記制御ユニット内のRAM内に保持しておいたも
のである。また、前時刻で求めた気筒流入空気量Q□−
1も上記RAM内に保持し、現時刻において、(1)式
に示すように用いる。ステップ303で算出した現時刻
における吸気管内圧力Pと、ステップ302で計測した
エンジン回転数Nとから、前述の二次元マツプを用いて
、対応する気筒流入空気it Q−Pを求める(ステッ
プ304)。ここで得られた、新たな(現時点の)気筒
流入空気量を用いて、燃料噴射量(燃料噴射パルス幅T
、)が、従来と同様の方法で求められる(ステップ30
5)。
ここで、Koは係数、Tdは無効噴射パルス幅である。
次の演算周期においては、ステップ301に戻る。キー
がオフされると、運転終了として、上記手順も終了とな
る。
第3図では、燃!4噴射量を算出するのに、気筒流入空
気量を用いているが、他のエンジン制御、例えば、点火
時期制御のための基本点火時期を算出するときの値とし
て、上で計測した空気量を用いて、Qa/Nの代りにQ
。P/Nを用いても良い。
このようにすることにより、信号Q IIP / Nに
は、加速時に、オーバーシュートがない、安定した信号
が得られることから、点火時期が過渡期に過度にふらつ
くことがなくなり、安定したトルク出力が得られ、その
結果、振動等が抑制されるという効果がある。
上記実施例によれば、過渡運転時であっても、気筒流入
空気量はオーバーシュートがないように安定した信号が
得られ、空燃比を、所望の値に制御することが容易に精
度良く実現できる。なお、第1図に破線で示したH/W
センサの応答遅れ補償部(進みフィルタ)13を設ける
ことにより、空気量計測の精度を向上させて、より安定
した信号を得ることが可能となる。
第4図は、本発明の第二の実施例を示すエンジン制御ユ
ニットにおける気筒流入空気量算出の構成および動作を
示すブロック図である。本実施例の全体の構成は、H/
Wセンサで計測した空気量と、エンジン回転数検出部で
得られたエンジン回転数、およびスロットル開度検出部
で検出したスロットル開度を入力とし、気筒流入空気量
を算出するものである。
空気量計測遅れ補償部J4では、スロットル開度検出値
に基づき、H/Wセンサによる空気量の計測遅れ相当の
空気量を算出する。次に、前記応答遅れ補償部(進みフ
ィルタ)13を通した、H/Wセンサで計測した空気量
に、上記空気量計測遅れ補償部14で算出した計測遅れ
相当の空気量を加算して、スロットル通過空気量を求め
る。以後は、第一の実施例に示したと同様に、前時刻で
求められている気筒流入空気量と上述のスロットル通過
空気量とから、吸気管内圧力算出部11により吸気管内
圧力を求め、これと前記エンジン回転数とから気筒流入
空気量算出部12において、新たな気筒流入空気量を算
出するというものである。
第5図は、第4図において、空気量計測遅れ補償部】4
で算出する計測遅れ相当の空気量を用いる条件を示すも
ので、過渡判定部15において加速または減速であるこ
とをスロットル開度に基づいて検出し、過渡運転状態で
ある場合には、スイッチ16を切り換えることにより、
空気量計測遅れ補償部14で算出する計測遅れ相当の空
気量を、H/Wセンサで計測した空気量に加算する構成
となっている。なお、第5図の構成では、常に、計測遅
れ相当の空気量を計算しており、過渡運転状態である場
合にのみ、スイッチ16を切り換えることにより、H/
Wセンサて計測した空気量に加算する構成となっている
が、過渡運転状態であると判定された場合のみ、計測遅
れ相当の空気量を計算し、H/Wセンサで計測した空気
量に加算する構成としても良いことは言うまでもない。
第6図は、第4図に示した第二の実施例の構成をより詳
細に示すものであり、第4図に示した空気量計測遅れ補
償部14を、スロットル開度予測部+4aと、スロット
ル通過空気量マツプを用いる計測遅れ空気量算出部+4
bとから構成しているものである。スロットル開度予測
部14aでは、スロットル開度の検出値に基づき、次の
ようにしてスロットル開度を予測する。
θth(k)”θth(k) △t ・・・・(3) ここで、kは現時刻、k−1は1時刻前の時刻、θth
(k)は現時刻のスロットル開度、ΔLは演算周期また
はサンプリング周期(msec)、T、h、は未来のど
こまでを予測するがを示す予測幅定数、そして、θth
(k)は現時刻で予測したTth1/ΔL時刻先のスロ
ットル開度予測値を示している。
上述の予測幅定数Tt h +につぃては、後に詳述す
る。ここでは、 T、h、 =△t          ・・・・(4)
として以下、説明を続ける。(3)式から明らかなよう
に、(4)式のようにおけば1.θ1h(k)は1時刻
先のスロットル開度予測値を示すことになる。
すなわち、 θth(k)=θth(k) +(θth(k)−〇1h(k−1))・・・・(5) 次に、計測遅れ空気量を算出部+4bで用いるスロット
ル通過空気量マツプについて示す。このマツプデータは
、エンジンの単体テストにより、スロットル開度と吸気
管内圧力を静的に変化させて求めたものであり、スロッ
トル開度と吸気管内圧力を軸とする二次元のマツプデー
タとして、図示されていないエンジン制御ユニット内の
ROM内に格納されている。
第6図に示した構成の動作を説明する。エンジン起動後
、時々刻々、スロットル開度を計測し、H/Wセンサに
より計空気量を計測し、また、エンジン回転数検出部に
よりエンジン回転数を計測する。スロットル開度予測部
14aでは、(5)式に示したように、1時刻先のスロ
ットル開度予測値へ θ1h(k)を求める。次に、ここで求めた1時刻先へ のスロットル開度予測値0ih(k)と、前時刻で求め
られている吸気管内圧力P(k)の値とがら、萌記デー
タマツプを用いて、これらの値に対応するスロットル通
過予測空気量Q、tl)を算出する。
ここで、マツプデータから値を検索してくること△ を、便宜的に関数fと表わせば、Q、t(k)は次のよ
うにして求めたことになる。
Q、t(k)= f (θth(k)、 P (k))
 ”(6)また、スロットル開度検出値θth(k、)
と、吸気管内圧力P(k)の値とから、スロットル通過
空気量Qat(k)を算出することを、関数fを用いて
表わすと、 Qat(k)=f(θth(k)、P(k))  ・”
17)となる。このようにして得られたスロットル通過
予測空気量Qat(k)とスロットル通過空気量Q a
t(k)を用いて、計測遅れ空気量ΔQat(k)は、
次のようにして求められる。
△Qat(k )= Qat(k )−Qat(k)・
・−(8)最後に、上で得られたΔQat(k)を、計
測空気量Qa(k)に加算し、新たに補正されたスロッ
トル通過空気量Qat’(k)を算出する。
以後、第2図および第3図について説明した手順と同様
にして、スロットル通過空気量Qat’(k)と、前時
刻で求められていた気筒流入空気量Qa。
(k)とを用いて、次のように吸気管内圧力を算出する
P(k+1)=P(k) +KT(Qat’ (k )  Qap (k ))・
・・・(9) 第2図では、求める吸気管内圧力をPとし、前時刻の吸
気管内圧力をP−、としたが、ここでは、それぞれ、P
 (k ++)、 p (k )と表わしている。次に
、上で算出した吸気管内圧力P(k++)とエンジン回
転数N(k)とから、吸気管内圧力とエンジン回転数を
軸とする二次元マツプデータを用いて、該当する値の気
筒流入空気量Qap(k+1)を算出する。
上記実施例によれば、H/Wセンサの応答遅れ補償また
はスロットル開度予測を行うようにしたことにより、空
気量計測の精度を向上させて、より安定した信号を得る
ことが可能となる。
第7図は、計測遅れ空気量の算出値が、どのような物理
的特性を示すかを説明するものであり、急加速時(スロ
ットルを全開から全開まで100m5ecで開けた場合
二同図(a))の空気量の動き同(b)を示している。
すなわち、H/Wセンサの計測空気量の値Q&の値が計
算の主体的信号となり、スロットル開度に基づいて得ら
れる計測遅れ空気量△Oatがそれを補正して、スロッ
トル通過空気量Qat’ を求めていることになる。そ
して、上記Qat″が吸気管内圧力計算のための入力と
なり、(9)式および気筒流入空気量算出部12におい
て用いられる(P、N)マツプから気筒流入空気iQ、
を算出している。
本実施例によれば、吸気管内圧力を、(9)式のように
、スロットル通過空気量Oatと気筒流入空気量Qap
との差から求めているので、圧力の算出値は、加減速時
にオーバーシュート現象はなく、また、このようにして
求められた吸気管内圧力算出値に基づき、気筒流入空気
量算出部12において(P、N)マツプから算出した気
筒流入空気量QaFもオーバーシュート現象はなく、実
際の吸気管に空気が充満する現象をよく現わしている。
これにより、気筒流入空気量Q&Pの推定精度が良くな
るという特徴がある。なお、これは、前述の第一の実施
例に関しても同様である。
第8図は、本発明の第三の実施例を示すエンジン制御ユ
ニットにおける気筒流入空気量算出の構成および動作を
示すブロック図であり、第6図における計測遅れ空気量
空気量△Qat算出方法を変更したものである。本実施
例に示すスロットル開度予測部+4aは、第6図に示し
たものとほぼ同様であるが、次の部分で異なる。すなわ
ち、スロットル開度予測部+4aによるスロットル開度
予測で得られたスロットル開度予測値0th(k)と、
スロットル開度検出値θth(k)との差(これを、「
スロットル開度変化予測値」といい、Δθいで示す)を
求め、予め、メモリマツプとして、これと吸気管内圧力
とに対応する計測遅れ空気量ΔQ0を格納しておき、上
述のスロットル開度変化予測値と吸気管内圧力算出部1
1で得られた吸気管内圧力値とに基づき、計測遅れ空気
量ΔQatを上記メモリマツプから検索し、この計測遅
れ空気量ΔQatに基づいて、H/Wセンサで計測した
空気量を調整するものである。
上述の計測遅れ空気量マツプデータは、予め、エンジン
の単体テストにより、吸気管内気力を静的に変化させて
スロットル開度の変化量をいくつかの段階に分けて行い
、そのときの空気量の差、すなわち、スロットル閉時と
スロットル開時の空気量の差を求めることによって得る
第6図および第8図において、スロットル開度予測部で
のスロットル開度予測を行う際に、どこまで先(未来)
を予測するかが問題となる。従来技術の項で示した問題
点(ロ)〜(ニ)に関連して、これらの問題をどこまで
補償するかにより、スロットル開度予測を行う際の予測
幅を決めることになる。第6図の説明では、(5)式か
ら、スロットル開度の予測を1時刻光に設定して行った
が、これは、H/Wセンセン測空気量Q、が上述の問題
点(ロ)または(ハ)によって、真にスロットルを通過
する空気量の1時刻後の値を計測しているものと仮定し
て、その補償のために行ったものである。
この予測幅を決定する他の考え方として、上記問題点(
ニ)に対する補償がある。この問題点(ニ)は、燃料が
噴射開始されてから吸入行程で燃料が気筒に入るまでの
間に、空気量は変化してしまうという行程遅れに関する
ものである。この行程遅れは、はぼ、クランク角度で1
80@、すなわち、1行程分に相当するものと考えられ
る。そこで、上述のスロットル開度の予測幅を、クラン
ク角度で180″′に相当する時間とすることにより予
測幅を決める方法がある。式で示すと、(3)式の予測
幅定数T、h、は、次のように、エンジン回転数Nで表
わすことができる。
000 Tth、 =    (msec)       −(
10)更に、上記予測幅を決める他の考え方として、前
述の問題点(ロ)または(ハ)に対する補償の方法とし
て、(ロ)のH/Wセンサ自体の遅れ特性または(ハ)
の遅れフィルタの時定数が既知であれば、この遅れ時間
分を予測幅として設定する方法がある。例えば、H/W
センセンれ特性が一次遅れで近似できるとし、その時定
数をTHyとすれば、予測幅T t h +を、 Tt h + ” THVI          ・・
・・(11)とすることができる。また、H/Wセンサ
計測後の遅れフィルタの時定数をTFLとすると、次の
ように設定することもできる。
Tth+ = TFL          ・・・・(
12)T、h、=T工+TFL       ・・・・
(13)ここで、(12)式は遅れフィルタの補償のみ
を行うもの、(13)式はH/Wセンサの遅れと遅れフ
ィルタの遅れとを合せて補償しようとするものである。
第9図は、第6図に示した構成に、先に第5図にも示し
た過渡判別部15を追加した実施例を示すものである。
過渡判別部15は、エンジン状態が定常状態か過渡状態
かを、スロットル開度を時系列的に検出することによっ
て判断するもので、過渡状態であると判断されたときに
は、スロットル開度予測値を求め、それに基づいて計測
遅れ空気量を算出する。これは、過渡時のみ計測遅れ空
気量を算出すると考えれば、定常状態時においては、第
2図に示した構成と同様であり、演算時間の節約等がで
きる6また、第5図、第9図でもわかるように、空気量
計測遅れ補償部14を、他の吸気管内圧力算出部11や
気筒流入空気量算出部12と切り離して考えることによ
り、プログラムや演算テスト等がそれぞれ独立して開発
できるので、開発効率や移植性が高いという効果がある
第5図および第9図に示した実施例において、エンジン
状態が定常状態か過渡状態かを判断する過渡判別部15
は、次式のように計測したスロットル開度が単調増加で
あれば加速と判断し、θ1h(k)>θth(k−1)
>θth (k −2)・・・・(I4) また、次式のように計測したスロットル開度が単調減少
であれば減速と判断する。
θth(k)<θth(k−+)<θい(k −2)・
・・・(15) 2点間のスロットル開度の変化だけでは、スロットル開
度計測にノイズが乗りやすく、その影響で加速、減速を
誤って判断する可能性がある。上記技術は、この誤りを
除くために、単調増加あるいは星調減少で加減速を判断
するものである。
次に、(1)式および(9)式における定数KTの設定
の方法について示す。まず、1時刻先の吸気管内圧力を
算出する場合には、次のように設定する。
■m ここで、Rは大気定数、Vl、lは吸気管内容積、TI
?+は吸入空気温度を示している。なお、吸入空気温度
Tmは、水温で代用しても良い。
また、前述の問題点(ロ)〜(ニ)に対して、例えば、
(ニ)の行程遅れの問題を補償して気筒流入空気量を求
めようとする場合、前述のスロットル開度予測を行わず
に、吸気管内圧力の演算で補償する方法を示す。このよ
うな場合に、1行程先の吸気管内圧力を求めることによ
り、前記問題を補償するには、(1)式および(9)式
における定数に7を次のように設定する。
つまり、(16)式における演算周期Δtを、クランク
角で180°(1行程)回転するのに要する時間によっ
て代替する。このようにして得られた圧力値Pで前述の
(P、N)マツプデータを検索すれば、180@クラン
ク角(1行程先)の気筒流入空気量が得られることがわ
かる。
以上、前述の問題点(ロ)〜(ニ)を補償するために、
スロットル開度予測あるいは吸気管内圧力値の予測等を
示したが、これらを行わず、または、これらを併用して
、次のように算出結果である気筒流入空気量から、気筒
流入空気量の予測値を求めることも可能である。−例と
して、次のような式を用いて、予測気筒流入空気量を求
めることができる。
Q、、(k)=Qap(k) △仁 ・・・・(I8) ここで、Toは予測幅定数であり、(3)式のTthの
詳細説明の項で述べたと同様に、問題点(ロ)〜(ニ)
に対応して、設定することができる。(18)式のよう
に、気筒流入空気量から気筒流入空気量の予測値を求め
ることの効果としては、スロットル開度予測に比べて、
スロットル開度を急変させるような運転の場合にも、予
測が良好になることが挙げられる。
以上、いくつかの例により気筒流入空気量を算出する方
法を示したが、この気筒流入空気量は、燃料噴射量を求
めるために用いることはもちろんであるが、点火時期演
算にも用いることができるものである。これを記号で表
わせば、従来、(Q。
/N)を点火時期算出の一要素としていたものを、(Q
 aP/ N )として用いることである。このように
することにより、安定した、運転状況に合致した点火時
期が求められるものである。
第10図は、本発明の第四の実施例を示すエンジン制御
ユニットにおける気筒流入空気量算出の構成および動作
を示すブロック図である。本実施例の全体の構成は、H
/Wセンサで計測した空気量を、スロットル開度検出部
で検出したスロットル開度およびエンジン回転数検出部
で得られたエンジン回転数により補正し、1行程先の気
筒流入空気量を推定するものである。ここで、計測空気
量とは、H/Wセンサ出力電圧にRCフィルタ、A/D
変換、工学値変換をこの順に施した値である。
スロットル開度予測部14aでは、スロットル開度検出
値θth(k)から、1行程先のスロットル開度予測値
θth(k)を、先に示した(3)式により算出する。
(3)式中のTthlは次のようにして定式化できる。
第11図は、ある気筒に注目したときのクランク角と空
気量検出(算出)、燃料噴射、吸気行程のタイミングを
表わす図である。空気量検出時期と燃料噴射時期の時間
間隔T1は、空気量の検出周期を△し1とすると、平均
時間として次式%式% (19) また、燃料噴射から吸気行程までの時間間隔T、は、そ
の平均時間、つまり燃料噴射から吸気行程の中心クラン
ク位置までの時間として定式化する。すなわち、燃料噴
射時期を上死点のθ、クランク角度前、吸気行程を上死
点のθ、クランク角度前から O@クランク角度後まで
、エンジン回転数をN(rpm)とすると、上記時間間
隔T、は、次式で定式化できる。
2N 上記(I9)式および(20)式から、空気量検出から
吸気行程までの時間T、h、は、次式で定式化できる。
Tth1== T、 十T。
2          12N 次に、空気量を推定するための処理であるスロットル通
過空気量推定処理、吸気管内推定処理。
気筒流入空気量推定処理について説明する。
まず、スロットル通過空気量Qlktは、スロットル予
測開度θ、と吸気管内圧力推定値Pをパラメータとする
二次元テーブル(第6図14bのテーブルに相当)を検
索して求められる。また、気筒流入空気量Qapは、エ
ンジン回転数Nと吸気管内圧力推定値Pをパラメータと
する二次元テーブル(第6図12のテーブルに相当)を
検索して求められる。次に、吸気管内圧力は、上述の処
理によって求められた各空気量推定値から、先に示した
(9)式を利用して、推定・更新される。なお、(9)
式中の係数KTについては、(16)式の説明を参照さ
れたい。上記、テーブル検索によるスロットル通過空気
量Qat+気筒流入空気量Qa、の算出および(9)式
を利用した吸気管内圧力推定値Pの更新の繰り返しによ
り、空気量の時々刻々の応答が求められる。
次に、第10図中の、遅れ処理17について説明する。
この処理は、上述の各処理によって推定された1行程先
のスロットル通過空気量Qatから、計測空気量に脈動
平滑化処理18を施した値である平滑化空気量を推定す
るためのものである。平滑化空気量は、スロットル弁近
傍の空気流量の計測値である計測空気量に、脈動平滑化
処理)8を施した値であるので、理論的には、スロット
ル通過空気量推定値に第12図に示す遅れ処理を施せば
算出することができる。
第12図において、ステップ501では、スロットル通
過空気量推定値Qatは1行程先の値なので、現時刻の
値Q1とするために、1行程分の遅れ処理を施し、現時
刻のスロットル通過空気量推定値の、を算出する。
Qlの算出は、次の離散式を用いて行う。
Tth + 1 ΔL 十          Qat(k) 7 t h r + 1 ΔL ここで、k:時刻、1時刻はΔLに相当する。
次に、ステップ502では、現時刻のスロットル通過空
気量推定値Q1に、通常のエンジン制御システムで使用
されるH/W出力電圧を空気量に換算する工学値変換の
逆変換を施し、スロットル通過空気量に相当する電圧単
位の値Q、を算出する次に、ステップ503では、スロ
ットル通過空気量に相当する電圧単位の値Q、に、H/
Wセンサの応答遅れに等価な遅れ処理を施して、H/W
出力電圧の推定値Q、を算出する。この処理は、次のよ
うにして決定する。
まず、ある管内にH/Wセンサを設置し、管内空気量を
ある一定の状態からステップ状に変化させたときのH/
Wセンサ出力電圧の応答を記録する。次に、第13図(
b)に示す如く、その応答が、応答開始から全変化量の
63%まで終了するまでの時間を読み取る。この時間を
Taとするとき、センサの応答遅れと等価な処理を次の
時定数Taの一次遅れ処理で実現し、H/Wセンサ出力
電圧の推定値Q、を算出、更新する。
Ta △t + 1 Δt □+1 Δt ・・・・(22) 次に、ステップ504では、H/Wセンサ出力電圧の推
定値Q、に、通常のエンジン制御システムに使用されて
いる空気量センサの出力電圧に含まれるノイズ除去の処
理に等価な処理を施し、ノイズ除去処理が施されたH/
Wセンサ出力電圧の推定値Q、を算出する。通常のエン
ジン制御システムでは、ノイズ除去には、第14図に示
すハードフィルタが用いられる。抵抗値をR、コンデン
サ容量をCとするとき、等価な処理は、時定数RCの一
次遅れ処理で実現できる。すなわち、次の一次遅れ処理
によって、ノイズ除去処理が施されたH/Wセンサ出力
電圧の推定値Q4の算出、更新を行う。
C + 1 Δt +        Q、(k) C +1 △t ・・・・(22′) 次に、ステップ505では、ノイズ除去処理が施された
H/Wセンサ出力電圧の推定値Q4に、電圧単位を質量
流量単位に変換する工学値変換を施し、第10図に示し
た計測空気量に相当する値Q。
を算出する。ステップ506では、計測空気量相当値Q
、に、第10図に示した計測空気量Q、に施す脈動平滑
化処理と等価な処理を施して、平滑化空気量℃7の推定
値著′を算出する。
上述の脈動平滑化処理には、−次遅れフィルタが使用さ
れることが多い。なお、その時定数は、エンジン回転数
に依存して可変となっている。時定数をTとするとき、
次の処理により、平滑化空気量の推定値著′を算出する
八t Qa’(k)=       Qa’(k−1)十1 Δt ・・・・(22”) この脈動平滑化処理に、定クランク角度毎にサンプリン
グした五つの空気量の平均をとるという処理を用いるも
のもある。ここで、計測空気量相出値Q、は、M数値し
かとり得ないので、定クランク角毎のその値を求めるこ
とはできない。従って、五つの値の平均をとるという同
じ処理で、平滑化空気量の推定値を算出することはでき
ない。
この平均化処理を式(22”)のような離散式で近似す
ることも困難と思われる。この場合には、脈動平滑化に
平均化処理を用いるのをやめ、−次遅れフィルタを用い
るようにするヶつまり、式(22”)を用いて、平滑化
空気量の推定を行う。
以上は、平滑化空気量の推定を理論的に行うものである
が、次に示す実験的な方法で遅れ処理方法を定め、平滑
化空気量の推定を行うことも可能である。
まず、スロットル通過空気量の推定値Q□から平滑化空
気量Q8を推定する離散式として、次式を仮定する。
Q、’ (k )+ a 、 Qa’ (k−1)+、
、、。
+anQa’(k−n) −す、Qat(k)+b、Qat(k−1)十・・・・
” bnQat(k−m) ・・・・(23) 但し、ここで、Qa’(k):平滑化空気量推定値、a
 1(+ = 11・・・nL l)、+(J = ’
 +”’m)はエンジン回転数の関数である。なお、a
lおよびbJの値は、次のようにして決定する。
本発明の適用対象となるエンジンのコントロールユニッ
トに、第10図のブロック14a、14b、11および
j2の処理をプログラミングする。次に、上述のQat
を算出するプログラムを、従来からROMに格納されて
いる一;を求める制御プログラムと同時に動作させ、エ
ンジンを回転数一定で運転した状態で、第15図(a)
に示す如く、スロットルをランダムに動かしたとき、上
記ROM内で一定周期で計算される1行程先のスロット
ル通過空気量Qattと平滑化空気量Q、の時系列デー
タQat(k)と著(k)を記憶する。
次に、第15図(b)に示す如く、スロットル通過空気
量算出値Qat(k)に、式(23)で示される遅れ処
理を施して算出される、平滑化空気量の推定値著′(k
)が、真の平滑化空気JiQ、(k)に一致するような
パラメータa0およびす、を決定する。すなわち、次の
評価指標Jを、最小にするパラメータを決定する。
J=Σ (Q、’(k) 】=1 Q、(k))″ ・・・・(24) a 1(j= 1+”’nL b j(j = 1.’
・m)に対して、ベクトルΦを次の如く定義すると、 ・・・・(25) n 所定の導出過程を経て、ベクトルΦは、次式で算出され
ることになる。
Φ=[A’(k’)・A(k))−’・A′(k)−6
(k)・・・・(26) なお、ここで、AおよびQ(k)は第16図に示す如く
表わされるものである。
上記処理を繰り返し、様々なエンジン回転数に対するパ
ラメータaiおよびす、を求め、それを回転数のテーブ
ルに記憶する。
エンジン回転数(以下、単に「回転数Jという)に応じ
て、上記テーブルを検索して得たパラメータを上述の式
(23)に使用し、平滑化空気量の推定値逼τ′を算出
する。
第10図に示した構成の空気量推定処理は、エンジンを
運転する環境(大気圧または大気温等)が定という条件
下で精度良く動作する。環境が大きく変わる場合は、空
気量推定精度が劣化することになるが、これに対しては
、次に述べる方法で対処できる。
すなわち、スロットル通過空気量推定処理と気筒流入空
気量推定処理に、それぞれ、前述の吸気管内圧力推定値
とエンジン回転数またはスロットル予測開度の二次元テ
ーブルから、直接に、気筒流入空気量またはスロットル
通過空気量を求める方法に代わり、第17図に示す如く
、テーブル検索値(f(Oth、P)またはg(N、P
))に、補正係数k at l k !IPを乗じて、
各空気量の推定・算出を行う。
上記補正係数katrkaFは、エンジン定常運転時の
平滑化空気量Qaに、各空気量推定値Q□。
Qoが一致するように定められる。すなわち、次式が満
足されるような値である。
Qat= kat−f (θth、P)=Qa  ・・
”(27)Qap= kaP’ g (N、P )= 
Qa   ・・”(28)ここで、 θth、エンジン定常運転時の開度検出値N:エンジン
定常運転時の回転数検出値P:推定される吸気管内圧 上記式(27)が満足される補正係数kattkaPは
、第18図に示す如きアルゴリズムで与えられる。
まず、ステップ111では、所定時間周期でサンプリン
グされているスロットル開度(以下、単に「開度」とい
う)、@転数の時系列データの偏差がともに所定値内に
あるか否かで、定常運転状態にあるか否かを判定する。
定常運転状態と判定された場合は、ステップ112に進
み、そうでなければ、補正係数を算出しないで処理を終
了する。
ステップ112では、吸気管内圧が所定値以上か否かを
判定する。ここで、所定値とは、大気圧が一定の下で、
吸気管内圧によらず、スロットル通過空気量が一定とな
る内圧範囲の上限値とする。
内圧が所定値以上であればステップ113に進み、そう
でなければステップ116に進む。
ステップ113以降では、最新の補正係数算出値1’c
atが前述の式(27)を満足する値であるものとして
、補正係数kaFの値の算出を行う。
ステップ113では、最新のスロットル開度検出値76
2回転数検出値に、補正係数算出値katおよび吸気管
内圧推定値P、平滑化空気i−を記憶する。
次に、ステップ+14では、上述の記憶情報を利用して
、真の吸気管内圧P (real)を計算する。ここで
、真の吸気管内圧P (real)とは、的記式(27
)および(28)を満足するような内圧である。すなわ
ち、P (real)に関して、次式が成立する。
k、t’f(Tt)、、P(real))=Q6  ”
”(29)kap・g (N、 P (real))−
Q暦  −・−・(30)これから、真の内圧P (r
eal)は、最新の補正係数算出値katを、式(29
)に利用して算出される。
環境条件が変化すると、空気量推定値は、その真値(計
測値)とずれを生ずる。これによって、内圧推定値も、
その真値(上記定義による)とずれを生ずる。環境条件
は急変しないため、常に、真の内圧P (real)は
内圧推定値Pの近傍にあると考えて良い。従って、内圧
に関して、次の近似式が成立する。
f (Oth+ P (real)) = f (θt
h、P )式(29)および(31)を連立させ、P(
real)に関して解くと次式が得られる。
P=P ここで、 P=P め計算し、二次元テーブルに記憶しておき、その テーブル検索により求めるようにする。
次に、ステップ115では、式(30)を変形して得ら
れる次式から、新たな補正係数kap (rlew)を
算出し、その値を更新する。
以上で、ステップ+13以降の処理が終了する。
次に、ステップ116以降の処理について説明する。ス
テップ116以降の処理では、補正係数に&Pの算出を
行う。ステップ116では、最新のスロットル開度検出
値Othと、最新の平滑化空気量Q。
を記憶する。ステップ117では、前述の式(29)の
変形式である次式から新たな補正係数k at (ne
w)を算出し、その値を更新する。
ここで、真の内圧P (real)は、未知パラメータ
であるが、前述の如く、P (real)は内圧推定値
P近傍にあり、しかも、内圧推定値Pに関係なくf(θ
th、P)が一定となる領域に入っているので、f(θ
th、P (real))は、開度から一意に定まる。
これを以って、ステップ116に続く処理が終了する。
以上述べた如く、空気量推定値と空気量計測値が一致す
るように、空気量推定処理のパラメータを修正すること
によって、環境変化に適応した空気量推定精度の確保が
可能となる。
以上で、第18図に示す補正係数算出アルゴリズムの説
明を終了する。
次に、1行程先の気筒流入空気量を推定する、本発明の
第五の実施例を、第19図に基づいて説明する。
第19図では、第10図の如く、計測空気量を開度と回
転数で補正し、1行程先の気筒流入空気量を算出するの
ではなく、開度と回転数による気筒流入空気量推定値と
平滑化空気量を選択し、1行程先の気筒流入空気量を算
出する。
スロットル開度子、4111部14a、スロットル通過
空気量推定部14 b 、吸気管内算出部II、気筒流
入空気量算出部12.脈動平滑化処理部18の各処理部
による処理については、前述の通りである。
信号選択処理+22は、定常・過渡判定処理12+の判
定結果に基づいて、気筒流入空気量推定値と平滑化空気
量のうちの一方の信号を選択し、1行程先の気筒流入空
気量として出力する。定常であれば平滑化空気量を、゛
過渡であれば気筒流入空気量推定値を出力する。定常・
過渡判定処理12+は、一定時間周期でサンプリング、
あるいは、計算される平滑化空気量、気筒流入空気量の
偏差が所定値以内にあれば定常、そうでなければ過渡状
態は判定する。
第19図に示した構成においても、第1O図の構成と同
様に、環境変化によりエンジン定常運転時の気筒流入空
気量推定値と平滑化空気量にずれが生じてくる。この場
合、それらの信号の切り換え時に、空気量が不連続とな
り、空気量推定精度が劣化するという問題が生ずる。こ
の問題に対処するため、先に示した実施例と同様、各空
気量の推定処理に、第17図に示したテーブルを用いる
。以上で、第19図に示した実施例の説明を終了する。
次に、第20図〜第22図に従って、上述の第四および
第五の実施例に示した気筒流入空気量推定方式をディジ
タル式制御ユニットで実現する場合の制御系の制御プロ
グラムの動作を説明する。
第20図は、H/Wセンサ等の空気量センサにより取り
込まれた空気量に、平滑化処理を施し脈動を除去した空
気量を算出する処理のフローチャートである。また、第
21図および第22図は、そわ、ぞれ、第10図および
第19図に示した構成に対応するもので、気筒流入空気
量を推定して、燃料の制御を行う制御プログラムのフロ
ーチャートである。
まず、第21図の処理について説明する。この処理は、
2 m5ec毎に実行されるようになっており、まず、
ステップ14+で、空気量センサの出力信号をA/D変
換してマイコン内に取り込む。次に、ステップ142で
、A/D変換された値を工学値変換して、空気質量流量
の単位(g/5ec)の値Q、に換算する。最後に、ス
テップ143では、計測空気量Q&に、次式の一次遅れ
フィルタを施し、その脈動を除去した平滑化空気量Q、
を算出し、RAMに記憶する。
Q、(k)−(+−h(N))Qa(k−+)+h(N
) Qa(k )・・・・(35) ここで、O<h(N)< 1 、 h(N)は回転数の
関数、kは時刻(1単位時刻は2 m5ec)である。
以上で、処理が終了し、次回の割込み要求があるまで待
機する。
次に、第21図に従って、燃料制御プログラムの動作に
ついて説明する。
10m5ec毎の割込み要求が入ったとき、まず、ステ
ップ15+で、スロットル角度センザ、クランク角セン
サからの信号を取り込み、スロットル開度および回転数
を算出し、それらをRAMに記憶する。なお、スロット
ル開度に関しては、l0m5ec前に取り込んだ値を、
RAMの別の番地にも記憶しておくようにする。
次に、ステップ+52では、前述の式(3)に基づいて
、約1行程先のスロットル開度θ1.を算出する。式(
3)において、Δtは]0m5ec、 Otl、(k)
はステップ151で取り込んだ開度、θth (k−+
)は10m5ec前に取り込んだ開度、T、h、はステ
ップ+51で取り込んだ回転数に基づいて式に1)によ
り計算した値である。
次に、ステップ1’53では、予測開度θ1.と前の割
込み周期(10msec前)で計算し記憶している吸気
管内圧力Pをパラメータとして、前述のテーブル(第6
図参照)を検索して、スロットル通過空気量Qatを求
める。同様に、ステップ+54では、ステップ+51で
取り込んだ回転数Nと前の割込み周期で計算し記憶して
いる吸気管内圧力Pをパラメータとして、前述のテーブ
ルを検索して、気筒流入空気量Qapを求める。
次に、ステップ155では、現時刻の吸気管内圧力P(
k)、ステップ153で求めたスロットル通過空気量Q
at(k)、ステップ154で求めた気筒流入空気量Q
ap(k)から、前記式(9)を用いて、吸気管内圧力
P(k+1)を算出する。なお、この際、式(9)にお
ける八tはlomsecとする。
ステップ156では、式(22)、 (22’ )、 
(22”)または(23)を利用して、lomsec毎
に計算されるスロットル通過空気量Qat(k)から、
平滑化空気量の推定値Qa′を算出する。なお、現時刻
の平滑化空気量推定値を算出するのに、過去のスロット
ル通過空気量、平滑化空気量推定値等のデータが必要で
あれば、これらのデータを必要数だけ記憶するようにす
る。
ステップ+57では、ステップ+56で算出した平滑化
空気量の推定値Qa′から、ステップ154で算出した
気筒流入空気量Q&2を差引き、平滑化空気量と1行程
先の気筒流入空気量の値のずれ△Q。
を算出する。次に、ステップ158で、第20図に示す
処理により逐次算出されている、平滑化空気量Q、から
ステップ157で算出した空気量の値のずれ△Q、を差
引き、燃料供給量の計算に利用する1行程先の気筒流入
空気量Qを算出する。
最後に、ステップ159では、ステップ158で求めた
気筒流入空気量Qから、燃料噴射量に相当する燃料噴射
パルス幅T1を、次式で計算する。
ここで、 k:補正係数、 γ フィードバック補正 係数、T6:無効噴射時間を示している。
次に、第22図に従って、第19図に示した構成を有す
る第五の実施例により気筒流入空気量を推定し、燃料の
制御を行うプログラムの動作について説明する。
このプログラムも、タイマの割込み要求に対して、]0
0m5ecに実行されるようになっている。
ステップ16+からステップ+65までの処理は、ステ
ップ+61で最新の平滑化空気量を記憶する以外は、先
に述べたステップ15]からステップ+55までの処理
と同一なので、説明は省略する。
ステップ166では、前回の割込み時に、ステップ16
1で記憶した平滑化空気量Q、(k−1)、ステップ1
64で算出した気筒流入空気量Qap(k−1)。
今回割込み時に、ステップ+64で算出した気筒流入空
気量Qar(k)、第20図のプログラムで計算される
最新の平滑化空気量Qa(k)から、気筒流入空気量の
偏差1Qar(k)−Qap(k−1月と、平滑化空気
量の偏差IQa(k)−Q、(k−1月を算出し、それ
らが所定値内にあるか否かで、エンジンが定常運転状態
にあるか否かを判定する。
次に、ステップ167では、ステップ166で、定常運
転状態と判定された場合は、1行程先の気筒流入空気量
Qa、として、第20図に示すプログラムで計算されて
いる最新の平滑化空気量を選択し、また、定常運転状態
にないと判定された場合には、ステップ164で算出し
た気筒流入空気量Qapを選択する。 最後に、ステッ
プ+68では、ステップ167で選択した気筒流入空気
量Qに基づいて燃料供給量に相当する燃料噴射パルス幅
T、を先の式(36)に従って計算する。
以上で処理が終了し、次回の割込み要求があるまで待機
する。
なお、以上のプログラムは、環境変化に適応して空気量
推定精度を確保するプログラムは含まれていない。この
機能を実現するためには、第21図のステップ153と
同154.第22図のステップ163と同164で、そ
れぞれの空気量算出に、第17図に示すテーブルを用い
、かつ、第18図に示す補正係数を算出するフローチャ
ートのプログラムを新たに追加すれば良い。
以上、実施例により気筒流入空気量を算出する方法を示
したが、この気筒流入空気量は、燃料噴射量を求めるた
めに用いることはもちろんであるが、点火時期演算にも
用いることができることは前述の通りである。
なお、上述の各実施例はいずれも一例として示したもの
であり、本発明はこれらに限定されるべきものではない
[発明の効果] 以上、詳細に説明した如く、本発明によれば、空気量計
測手段によって計測した空気量とエンジン回転数とから
、吸気管内の圧力値を算出し、この吸気管内圧力に基づ
いて、より正確な気筒流入空気量を算出することができ
、更に、この気筒流入空気量に基づいて燃料噴送量を決
定するので、空燃比を適正に制御することが可能になる
また、スロットルの開度変化分に相当する空気量である
計測遅れ空気量を求め、これにより、空気量計測手段に
よって計測した空気量を調整し、二の調整した空気量と
エンジン回転数とから吸気管内の圧力値を算出し、この
吸気管内圧力に基づいて、より正確な気筒流入空気量を
算出する場合についても、同様の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例の構成を示すブロック図
、第2図はその詳細図、第3図は第2図の動作を示すフ
ローチャート、第4図は第二の実施例の構成を示すブロ
ック図、第5図は第4図において計測遅れ空気量を求め
る条件を示すブロック図、第6図は第4図の詳細図、第
7図は計測遅れ空気量の算出値の特性を示す図、第8図
は第三の実施例の構成を示すブロック図、第9図は第6
図の構成の変形例を示す図、第10図は第四の実施例の
構成を示すブロック図、第11図はエンジンの各種タイ
ミングを示す図、第12図は第10図の遅れ処理部の動
作を示す図、第13図は空気量センサの応答特性を示す
図、第14図は空気量センサ出力に施すハードフィルタ
の構成図、第15図は第10図の遅れ処理決定に必要な
時系列データの記録方法および遅れ処理決定方法の説明
図、第16図はベクトルの説明図、第17図は第10図
のスロットル通過空気量推定部の構成図、第18図は第
17図の補正係数を算出するアルゴリズムのフローチャ
ート、第19図は第五の実施例の構成を示すブロック図
、第20図は空気量を取込む制御プログラムのフローチ
ャート、第21図、第22図は第四、第五の実施例を応
用した燃n供給量計算の制御プログラムのフローチャー
トである。 11:吸気管内圧力算出部、I2:気筒流入空気量算出
部、13:応答遅れ補償部、14:空気量計測遅れ補償
部、+4a:スロットル開度予測部、14bおよび14
c:計測遅れ空気量算出部、15:過渡判別部、17:
遅れ処理部、18:脈動平滑化処理部。 第 3 図 第 図 4 第 図 其l1ti領 第 7 図 一時間 − 第 1 図 第 図 平滑化空気量の推定値Q′ 第 図 (a) 時間 (b) −−−− 丁a 第 1 図 抵抗R へ 第 図 (al 第 1 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジン回転数を検出する手段と、空気量を検出す
    る手段とを有するエンジン電子制御装置において、吸気
    管内圧力を算出する手段および気筒流入空気量を算出す
    る手段を設け、前記吸気管内圧力算出手段において前記
    空気量検出手段で得られた空気量と既に前記気筒流入空
    気量算出手段で求められている一計測単位前時刻の気筒
    流入空気量とから吸気管内圧力を算出し、前記気筒流入
    空気量算出手段において前記エンジン回転数検出手段で
    得られたエンジン回転数と前記吸気管内圧力算出手段で
    得られた吸気管内圧力とから現計測単位時刻の気筒流入
    空気量を算出することを特徴とする気筒流入空気量算出
    方式。 2、スロットル開度を計測する手段と、エンジン回転数
    を検出する手段と、空気量を検出する手段とを有するエ
    ンジン電子制御装置において、吸気管内圧力を算出する
    手段、気筒流入空気量を算出する手段および空気量計測
    遅れを補償する手段を設け、前記スロットル開度計測手
    段で得られたスロットル開度検出値に基づき前記空気量
    計測遅れ補償手段で算出した計測遅れ空気量により前記
    空気量検出手段で得られた空気量を調整してこれをスロ
    ットル通過空気量とし、前記吸気管内圧力算出手段にお
    いて前記スロットル通過空気量と既に前記気筒流入空気
    量算出手段で求められている一計測単位前時刻の気筒流
    入空気量とから吸気管内圧力を算出し、前記気筒流入空
    気量算出手段において前記エンジン回転数検出手段で得
    られたエンジン回転数と前記吸気管内圧力算出手段で得
    られた吸気管内圧力とから現計測単位時刻の気筒流入空
    気量を算出することを特徴とする気筒流入空気量算出方
    式。 3、前記吸気管内圧力算出手段は、前記空気量検出手段
    で得られた空気量と前記気筒流入空気量算出手段で求め
    られた気筒流入空気量との差から吸気管内圧力を算出す
    ることを特徴とし、また、前記気筒流入空気量算出手段
    は、予めメモリマップとして吸気管内圧力とエンジン回
    転数とに対応した気筒流入空気量を有し、前記エンジン
    回転数検出手段で得られたエンジン回転数と前記吸気管
    内圧力算出手段で算出された吸気管内圧力とに基づいて
    前記メモリマップから気筒流入空気量を検索し、適正な
    気筒流入空気量を算出することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の気筒流入空気量算出方式。 4、前記各手段に加えて、エンジン運転状態が通常状態
    か過渡状態かを判断する過渡判別手段を設けて、該過渡
    判別手段によりエンジン運転状態が過渡状態と判断され
    たときにのみ、前記空気量計測遅れ補償手段で検出した
    計測遅れ空気量による前記空気量検出手段で得られた空
    気量の調整を行うことを特徴とする請求項2記載の気筒
    流入空気量算出方式。5、前記空気量計測遅れ補償手段
    に、スロットル開度予測値を算出する手段を設けるとと
    もに、予めメモリマップとして吸気管内圧力とスロット
    ル開度とに対応したスロットル通過空気量を有し、前記
    スロットル開度計測手段で得られたスロットル開度検出
    値あるいは前記スロットル開度予測値算出手段で算出し
    たスロットル開度予測値と前記吸気管内圧力算出手段で
    算出された吸気管内圧力とに基づいて前記メモリマップ
    からスロットル通過空気量を検索し、前記スロットル開
    度予測値と吸気管内圧力値とに基づいて得られたスロッ
    トル通過予測空気量と、前記スロットル開度検出値と吸
    気管内圧力値とに基づいて得られたスロットル通過空気
    量とから計測遅れ空気量を算出することを特徴とする請
    求項2記載の気筒流入空気量算出方式。 6、前記空気量計測遅れ補償手段に、スロットル開度予
    測値を算出するスロットル開度予測手段を設けるととも
    に、該スロットル開度予測手段によるスロットル開度予
    測値と前記スロットル開度計測手段によるスロットル開
    度検出値との差であるスロットル開度変化予測値を求め
    、更に、予めメモリマップとして吸気管内圧力とスロッ
    トル開度変化値とに対応した計測遅れ空気量を有し、前
    記スロットル開度変化予測値と前記吸気管内圧力算出手
    段で得られた吸気管内圧力値とに基づいて前記メモリマ
    ップから計測遅れ空気量を検索し、該計測遅れ空気量に
    より前記空気量検出手段で検出した空気量を調整するこ
    とを特徴とする請求項2記載の気筒流入空気量算出方式
    。 7、前記スロットル開度予測手段は、現時刻から1行程
    先(クランク角で約180°先)のスロットル開度を予
    測することを特徴とする請求項5または6記載の気筒流
    入空気量算出方式。 8、前記スロットル開度予測手段は、現時刻から1時刻
    先(1サンプリング周期先)のスロットル開度を予測す
    ることを特徴とする請求項5または6記載の気筒流入空
    気量算出方式。 9、前記スロットル開度予測手段は、現時刻から前記空
    気量検出手段の特性における遅れ時間の分だけ先の時間
    のスロットル開度を予測することを特徴とする請求項5
    または6記載の気筒流入空気量算出方式。 10、前記各手段に加えて、エンジン運転状態が通常状
    態か過渡状態かを判断する過渡判別手段を設けて、該過
    渡判別手段によりエンジン運転状態が過渡状態と判断さ
    れたときにのみ、前記スロットル開度予測手段によるス
    ロットル開度の予測を行い、この結果に基つき計測遅れ
    空気量を求め、該計測遅れ空気量による前記空気量検出
    手段で得られた空気量の調整を行うことを特徴とする請
    求項5〜9のいずれかに記載の気筒流入空気量算出方式
    。 11、前記過渡判別手段は、計測したスロットル開度が
    単調増加であれば加速であると判断し、単調減少であれ
    ば減速であると判断することを特徴とする請求項5〜1
    0のいずれかに記載の気筒流入空気量算出方式。 12、前記吸気管内圧力算出手段における吸気管内圧力
    の算出を、次式によることを特徴とする請求項1〜11
    のいずれかに記載の気筒流入空気量算出方式。 P=P_−_1+(RT_m/V_m)Δt(Q_a_
    t−Q_a_p)R:大気定数、T_m:空気温度、V
    _m:吸気管内容積、P:現時刻の吸気管内圧力、P_
    −_1:前時刻の吸気管内圧力、Δt:サンプリング周
    期、Q_a_t:スロットル通過空気量またはエアフロ
    ーメータ計測空気量、Q_a_p:気筒流入空気量13
    、スロットル開度を計測する手段と、エンジン回転数を
    検出する手段と、空気量を検出する手段とを有するエン
    ジン電子制御装置において、スロットル開度の計測値か
    ら所定時刻先の値を予測する手段を設けて、該予測手段
    によるスロットルの予測開度と前記検出手段により検出
    したエンジン回転数とから、所定の演算により、前記検
    出手段による空気量検出値と前記所定時刻先の気筒流入
    空気量の値のずれを推定し、該気筒流入空気量の値のず
    れに基づいて前記空気量検出値を補正し、前記所定時刻
    先の気筒流入空気量を算出することを特徴とする気筒流
    入空気量算出方式。 14、前記検出手段による空気量検出値が、前記空気量
    検出手段の出力に、ノイズおよび脈動除去のための処理
    を施した値であることを特徴とする請求項13記載の気
    筒流入空気量算出方式。 15、前記所定時刻が、実行燃料噴射量の決定に利用す
    る空気量を検出する時期から吸気行程までの時間とする
    ことを特徴とする請求項13記載の気筒流入空気量算出
    方式。 16、前記空気量検出値と所定時刻先の気筒流入空気量
    の値のずれを推定する演算が、前記所定時刻先のスロッ
    トル通過空気量と気筒流入空気量とを推定し、該スロッ
    トル通過空気量推定値に所定の遅れ処理を施して得られ
    る値から、気筒流入空気量推定値を減算するものである
    ことを特徴とする請求項13記載の気筒流入空気量算出
    方式。 17、前記スロットル通過空気量推定値に所定の遅れ処
    理を施して得られる値が、種々の運転モードで検出空気
    量に一致するよう、前記遅れ処理の方法を決定すること
    を特徴とする請求項16記載の気筒流入空気量算出方式
    。 18、スロットル開度を計測する手段と、エンジン回転
    数を検出する手段と、空気量を検出する手段とを有する
    エンジン電子制御装置において、スロットル開度の計測
    値から所定時刻先の値を予測する手段を設けて、該予測
    手段によるスロットルの予測開度と前記検出手段により
    検出したエンジン回転数とから、所定の演算により、前
    記所定時刻先の気筒流入空気量の値を推定し、前記検出
    空気量と前記気筒流入空気量推定値が一定値に落ちつい
    ているか否かを判定し、該判定の結果により、前記検出
    空気量と前記気筒流入空気量の値が一定値に落ちついて
    いると判定された場合は、前記検出空気量と前記気筒流
    入空気量のうち検出空気量を選択して出力し、そうでな
    い場合は、前記気筒流入空気量推定値を選択して出力す
    ることを特徴とする気筒流入空気量算出方式。 19、前記検出手段による空気量検出値が、前記空気量
    検出手段の出力に、ノイズおよび脈動除去のための処理
    を施した値であることを特徴とする請求項18記載の気
    筒流入空気量算出方式。 20、前記所定時刻が、実行燃料噴射量の決定に利用す
    る空気量を検出する時期から吸気行程までの時間とする
    ことを特徴とする請求項18記載の気筒流入空気量算出
    方式。 21、前記スロットル通過空気量推定値に所定の遅れ処
    理を施して得られる値が、種々の運転モードで検出空気
    量に一致するよう、前記遅れ処理の方法を決定すること
    を特徴とする請求項18記載の気筒流入空気量算出方式
    。 22、前記判定処理は、所定時間内の検出空気量と推定
    気筒流入空気量の変化が所定値内にあるか否かで、判定
    するものであることを特徴とする請求項18記載の気筒
    流入空気量算出方式。
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