JP4734312B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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本発明は、吸入空気流量を検出する熱線式流量センサを備える内燃機関の制御装置に関する。
熱線式流量センサは、流量の変化に対して検出値の応答が遅れるため、特許文献1には、その応答遅れを補償して内燃機関の吸入空気流量を算出し、算出された吸入空気流量を制御に適用するようにした内燃機関の制御装置が示されている。この制御装置によれば、熱線式流量センサを一次遅れ系とみなして、入力と出力(検出値)との関係を示す伝達関数の逆伝達関数が予め求められ、検出値を逆伝達関数に適用してセンサ入力、すなわち遅れ補償された流量が算出される。
特許文献2は、特許文献1に示された技術の改良技術を開示する。すなわち、上記逆伝達関数に含まれる時定数を、機関の気筒に流入する空気流量に応じて設定するようにして、特に過渡運転状態での補償精度を向上させる手法が示されている。
特開昭59−176450号公報 特開平4−116249号公報
上記特許文献1に示された手法では、センサ出力から算出される吸入空気流量に対して遅れ補償を行っているため、流量変化が急激である場合には、逆伝達関数を使って求めた流量がオーバシュートし、実際の流量から大きくずれることがあった。また特許文献2に示された手法を適用しても、十分にオーバシュートを抑制することができなかった。そのため、燃料噴射量や点火時期が不適切なものとなり、排気特性や運転性を悪化させることがあった。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、熱線式流量センサの応答遅れをより適切に補償し、機関運転状態の変化に対応して正確な検出値を得て、燃料噴射量などの制御精度を向上させることができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、内燃機関のスロットル弁(3)の上流側に設けられ、前記機関の吸気管(2)内の空気流量を検出する熱線式流量センサ(11)を備えた内燃機関の制御装置において、前記機関のスロットル弁下流側の吸気圧(PBA)を検出する吸気圧センサ(12)と、前記空気流量が変化したときの前記流量センサ(11)の熱線の温度変化遅れの補償を前記熱線に供給する電力(WAFM)について行い、遅れ補償された電力(WAFMH)に応じて補償空気流量(Gairth1)を算出する補償空気流量算出手段と、前記遅れ補償を行わない電力(WAFM)に応じて無補償空気流量(Gairth0)を算出する無補償空気流量算出手段と、前記吸気圧センサにより検出される吸気圧(PBA)に基づいて前記吸気管のスロットル弁下流側に充填される空気量の変化量である充填空気流量(ΔGB,ΔGB1)を算出する充填空気流量算出手段と、前記無補償空気流量(Gairth0)及び充填空気流量(ΔGB)から前記機関の気筒内に流入する空気の流量である無補償気筒流入空気流量(Gaircyl_sum0)を算出する無補償気筒流入空気流量算出手段と、前記補償空気流量(Gairth1)及び充填空気流量(ΔGB1)から前記機関の気筒内に流入する空気の流量である補償気筒流入空気流量(Gaircyl_sum1)を算出する補償気筒流入空気流量算出手段と、前記吸気圧の変化量(ΔPBT)に応じて「0」以上「1」以下の値に設定される切換係数(CGAIRCYL)を算出する切換係数算出手段と、前記無補償気筒流入空気流量(Gaircyl_sum0)及び補償気筒流入空気流量(Gaircyl_sum1)と、前記切換係数(CGAIRCYL)とを下記式に適用して、最終気筒流入空気流量(Gaircyl_sum)を算出する最終気筒流入空気流量算出手段とを備え、
最終気筒流入空気流量=(1−切換係数)×無補償気筒流入空気流量
+切換係数×補償気筒流入空気流量
前記最終気筒流入空気流量算出手段により算出された最終気筒流入空気流量(Gaircyl_sum)を前記機関の制御に適用し、前記切換係数算出手段は、前記吸気圧変化量(ΔPBT)が第1所定値(ΔP1M)以上でかつ第2所定値(ΔP1P)以下であるときは前記切換係数(CGAIRCYL)を「0」に設定し、前記吸気圧変化量(ΔPBT)が第3所定値(ΔP2M)以下であるときまたは第4所定値(ΔP2P)以上であるときは前記切換係数(CGAIRCYL)を「1」に設定し、前記吸気圧変化量(ΔPBT)が前記第3所定値(ΔP2M)より大きくかつ前記第1所定値(ΔP1M)より小さいときまたは前記第2所定値(ΔP1P)より大きくかつ前記第4所定値(ΔP2P)より小さいときは、前記吸気圧変化量(ΔPBT)の絶対値が増加するほど前記切換係数(CGAIRCYL)が増加するように算出し、前記第1から第4所定値は、下記の関係を満たすことを特徴とする
第3所定値<第1所定値<0<第2所定値<第4所定値
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、前記スロットル弁をほぼ全開状態とする所定運転状態を判定する運転状態判定手段をさらに備え、前記最終気筒流入空気流量算出手段は、前記所定運転状態では前記最終気筒流入空気流量(Gaircyl_sum)を前記無補償気筒流入空気量(Gaircyl_sum0)に設定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の内燃機関の制御装置において、前記所定運転状態は、前記機関の燃焼室内の混合気が自着火可能な運転状態であり、前記所定運転状態では前記混合気の空燃比が理論空燃比よりリーン側に制御され、前記所定運転状態以外の運転状態では、前記混合気の空燃比が理論空燃比となるように制御されることを特徴とする。
また、前記充填空気流量算出手段は、前記吸気圧センサにより検出される吸気圧のなまし処理を行うことによりなまし吸気圧を算出し、該なまし吸気圧を用いて第1充填空気流量(ΔGB)を算出する第1流量算出手段と、前記吸気圧センサにより検出される吸気圧を用いて第2充填空気流量(ΔGB1)を算出する第2流量算出手段とを有し、前記無補償気筒流入空気流量算出手段は、前記第1充填空気流量(ΔGB)を用いて前記無補償気筒流入空気流量(Gaircyl_sum0)を算出し、前記補償気筒流入空気流量算出手段は、前記第2充填空気流量((ΔGB1)を用いて前記補償気筒流入空気流量(Gaircyl_sum1)を算出することが望ましい。
請求項1に記載の発明によれば、空気流量が変化したときの流量センサの熱線の温度変化遅れの補償が熱線に供給する電力について行われ、遅れ補償された電力に応じて補償空気流量が算出されるとともに、遅れ補償されない無補償空気流量が算出される。さらに吸気管のスロットル弁下流側に充填される空気量の変化量である充填空気流量が算出され、算出された補償空気流量、無補償空気流量、及び充填空気流量を用いて補償気筒流入空気流量及び無補償気筒流入空気流量が算出される。また吸気圧の変化量に応じて「0」以上「1」以下の値に設定される切換係数が算出され、その切換係数、補償気筒流入空気流量及び無補償気筒流入空気流量を用いて最終気筒流入空気流量が算出される。検出すべき空気流量は、熱線に供給される電力の2乗にほぼ比例するため、従来の手法のように検出流量に対して遅れ補償を行うと、電力の変化遅れの影響が2乗で効いてくる。そのため、従来手法では遅れ補償の誤差が非常に大きなものとなることがあるが、電力の段階で遅れ補償を行うことにより、より誤差の少ない遅れ補償を行うことができる。さらに吸気圧変化量に応じた切換係数を用いて、補償気筒吸入空気流量と無補償気筒吸入空気流量のいずれか一方を選択すること、または両者を徐々に切り換えることにより、最終気筒流入空気流量が算出されるので、過渡状態及び定常状態のいずれにおいてもより正確な流量を得ることができ、制御精度を向上させることができる。特に過給機が設けられた機関では、過給機(コンプレッサ)の作動により、流量センサの出力に脈動が表れて検出流量の精度が低下する場合があるが、本発明によりそのような過給機の作動に起因する精度の低下を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、スロットル弁をほぼ全開状態とする所定運転状態が判定され、この所定運転状態では最終気筒流入空気流量が無補償気筒流入空気量に設定される。例えば、後述する自着火燃焼可能な機関においては、自着火燃焼可能な所定運転領域ではスロットル弁をほぼ全開とした運転が行われるため、吸入空気流量の変化が比較的小さくなる。したがって、スロットル弁をほぼ全開状態とする所定運転状態では、最終気筒流入空気流量を無補償気筒吸入空気流量に設定することにより、正確な流量を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、所定運転状態は、機関の燃焼室内の混合気が自着火可能な運転状態であり、この所定運転状態では混合気の空燃比が理論空燃比よりリーン側に制御される一方、所定運転状態以外の運転状態では、混合気の空燃比が理論空燃比となるように制御される。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる内燃機関とその制御装置の構成を示す図であり、内燃機関(以下単に「エンジン」という)1は、吸気管2を有し、吸気管2の途中にはスロットル弁3が配されている。スロットル弁3には、スロットル弁3の開度THを検出するスロットル弁開度センサ4が設けられており、その検出信号が電子制御ユニット(以下「ECU」という)5に供給される。スロットル弁3には、スロットル弁3を駆動するアクチュエータ8が接続されており、アクチュエータ8は、ECU5によりその作動が制御される。
エンジン1は吸気管2内に燃料を噴射する第1燃料噴射弁6、燃焼室内に直接燃料を噴射する第2燃料噴射弁7、及び点火プラグ9を備えている。第1燃料噴射弁6は図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒毎に設けられている。第2燃料噴射弁7及び点火プラグ9は各気筒の燃焼室に設けられている。第1及び第2燃量噴射弁6及び7はECU5に接続されており、開弁時期及び開弁時間がECU5により制御される。点火プラグ9も同様にECU5に接続されており、点火時期がECU5により制御される。
吸気管2のスロットル弁3の上流側には、吸入空気流量を検出するエアフローセンサ11が設けられ、エアフローセンサ11とスロットル弁3との間には、過給機のコンプレッサ10が設けられている。コンプレッサ10は排気のエネルギにより回転駆動されるタービン(図示せず)にシャフトを介して接続されており、タービンによって駆動される。
スロットル弁3の下流側には吸気圧PBAを検出する吸気圧センサ12及び吸気温TAを検出する吸気温センサ13が設けられている。またエンジン1の本体には、エンジン冷却水温TWを検出するエンジン冷却水温センサ14が装着されている。これらのセンサの検出信号は、ECU5に供給される。
またECU5には、エンジン1のクランク軸(図示せず)の回転角度を検出するクランク角度位置センサ15が接続されており、クランク軸の回転角度に応じた信号がECU5に供給される。クランク角度位置センサ10は、エンジン1の特定の気筒の所定クランク角度位置でパルス(以下「CYLパルス」という)を出力する気筒判別センサ、各気筒の吸入行程開始時の上死点(TDC)に関し所定クランク角度前のクランク角度位置で(例えば4気筒エンジンではクランク角180度毎に)TDCパルスを出力するTDCセンサ及びTDCパルスより短い一定クランク角周期(例えば30度周期)でCRKパルスを発生するCRKセンサから成り、CYLパルス、TDCパルス及びCRKパルスがECU5に供給される。これらの信号パルスは、燃料噴射時期、点火時期等の各種タイミング制御及びエンジン回転数(エンジン回転速度)NEの検出に使用される。
ECU5には、エンジン1によって駆動される車両のアクセルペダルの踏み込み量(以下「アクセルペダル操作量」という)APを検出するアクセルセンサ16が接続されており、その検出信号は、ECU5に供給される。
ECU5は各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路、中央演算処理ユニット(以下「CPU」という)、CPUで実行される演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶回路のほか、アクチュエータ8、燃料噴射弁6,7、点火プラグ9に駆動信号を供給する出力回路を備えている。
ECU5は、各種センサの検出信号に基づいて、燃料噴射弁6及び7の開弁時間の制御等を行う。その際、以下に説明するようにエアフローセンサ11の出力電圧VAFMの遅れ補償処理を含む、吸入空気流量の演算処理を行う。
本実施形態では、エンジン1の燃焼室内において、第1〜第3の3つの燃焼モードで燃焼が行われるように燃焼モードの切り換えが行われる。第1の燃焼モードでは、第1燃料噴射弁6のみによる燃料噴射が行われ、第2の燃焼モードでは第2燃料噴射弁7のみによる燃料噴射が行われ、第3の燃焼モードでは第1及び第2燃料噴射弁6及び7による2回の燃料噴射が行われる。第1の燃焼モードは、スロットル弁3の開度が比較的低開度に制御されているときに選択され、第2の燃焼モードはスロットル弁3が全閉のときに選択され、第3の燃焼モードは上記以外の場合に選択される。いずれの燃焼モードにおいても、点火プラグ9による点火が行われる。第2の燃焼モードでは点火プラグ9による点火を行わなくても着火可能(自着火可能)となるように成層混合気が形成されるが、確実な着火を得るため点火プラグ9による点火が行われる。また第3の燃焼モード(2回噴射燃焼モード)では、エンジン負荷が比較的低いときは第2の燃焼モードと同様に自着火可能である(ただし確実に着火させるため点火プラグ9による点火が行われる)。
図2は、エアフローセンサ11の構成を示す回路図であり、エアフローセンサ11は、ホイートストンブリッジ回路を構成する抵抗21〜23と、補償器25とを備えている。抵抗21が吸気管2内に露出される熱線に相当し、補償器25は、抵抗21の抵抗値Rが一定となるように出力電圧VAFMを調整する。具体的には、接点bd間の電圧が「0」となるように、出力電圧(接点ac間の電圧)VAFMを調整する。抵抗値Rは、抵抗21の温度によって変化するので、抵抗値Rが一定となるように制御することにより、抵抗21の温度が一定に制御される。抵抗21を流れる電流をIとすると、下記式(1)の関係が成立することが知られている。
2×R=A+B×U0.5 (1)
ここで、Uは抵抗21近傍を流れる気体の質量流量であり、A,Bは定数である。
電流Iは、出力電圧VAFMを用いて下記式(2)で表される。
I=VAFM/(R+r) (2)
式(1)及び(2)から下記式(3)が得られ、式(3)を変形することにより、流量Uは下記式(4)で与えられる。また式(1)の左辺は、抵抗21で消費される電力WAFMであるから、電力WAFMを用いると、流量Uは下記式(5)で与えられる。
Figure 0004734312
上記式(4)、(5)を参照すれば明らかなように、流量Uは、概ね出力電圧VAFMの4乗に比例し、電力WAFMの2乗に比例する。したがって、センサの遅れ補償の演算は、流量Uについて行うより、電力WAFMまたは出力電圧VAFMについて行う方が、誤差の少ない正確な補償演算を行うことができる。本実施形態では、以下に説明するように電力WAFMについて遅れ補償演算を行い、その遅れ補償演算された電力WAFMHに応じて、遅れ補償された吸入空気流量(補償吸入空気流量)を算出するようにしている。なお、本実施形態では遅れ補償演算を行っていない電力WAFMに応じて遅れ補償されない吸入空気流量(無補償吸入空気流量)も算出し、エンジン運転状態に応じて補償吸入空気流量または無補償吸入空気流量を選択するようにしている。
図3は、エアフローセンサ11の出力電圧VAFMに応じて、エンジン1の気筒に流入する単位時間当たりの空気量(気筒流入空気流量)を算出する処理のフローチャートである。この処理は所定時間(例えば1ミリ秒)毎にECU5のCPUで実行される。本処理で使用されるパラメータkは、本処理の実行周期で離散化された離散化時刻である。
ステップS11では、出力電圧VAFMを読み込み、ステップS12では、吸気圧センサ12の出力電圧VPBAを読み込む。ステップS13では、出力電圧VAFMから抵抗21(熱線)の消費電力WAFMを算出し、ステップS14では、電圧VPBAを吸気圧(絶対圧)PBAに変換する。
ステップS15では、消費電力WAFMを前記式(5)に適用し、第1スロットル弁通過空気流量Gairth0(式(5)のUがGairth0に相当、単位[g/sec])を算出する。
ステップS16では、下記式(6)に検出された吸気圧の前回値PBA(k-1)を適用し、なまし吸気圧PBD(k)を算出する。
PBD(k)=a×PB(k-1)+(1−a)×PBD(k-1) (6)
ここでaは0から1の間の値に設定されるなまし係数であり、例えば以下に説明する遅れ補償パラメータbと同じ値に設定される。
ステップS17では、なまし吸気圧PBDの今回値及び前回値、並びに吸気温TA(絶対温度換算値)を下記式(7)に適用し、単位時間当たりの吸気管充填空気量である第1吸気管充填空気流量ΔGB[g/sec]を算出する。定常的なエンジン運転状態では、エアフローセンサ11の応答性に吸気管充填空気流量を合わせるために、なまし吸気圧PBDが適用される。
ΔGB=(PBD(k)−PBD(k-1))×VOLIN/(RG×TA) (7)
ここで、VOLINは、吸気管の容積(スロットル弁3の下流側部分)であり、RGは気体定数である。
ステップS18では、第1スロットル弁通過空気流量Gairth0及び第1吸気管充填空気流量ΔGBを下記式(8)に適用し、第1シリンダ流入空気流量Gaircyl_T0を算出する。
Gaircyl_T0(k)=Gairth0−ΔGB (8)
ステップS19では、吸気圧PBAの今回値及び前回値、並びに吸気温TA(絶対温度換算値)を下記式(9)に適用し、単位時間当たりの吸気管充填空気量である第2吸気管充填空気流量ΔGB1[g/sec]を算出する。
ΔGB1=(PBA(k)−PBA(k-1))×VOLIN/(RG×TA)
(9)
ステップS20では、ステップS13で算出される消費電力の今回値WAFM(k)及び前回値WAFM(k-1)を下記式(10)に適用し、遅れ補償電力の今回値WAFMH(k)を算出する。
WAFMH(k)=(WAFM(k)−(1−b)×WAFM(k-1))/b
(10)
ここでbは、サンプリング周期に基づいて決定される遅れ補償パラメータである。具体的には、サンプリング周期(秒)の100倍を遅れ補償パラメータbとして設定する。例えばサンプリング周期が1msecの場合、b=0.1である。
ステップS21では、ステップS20で算出される遅れ補償電力WAFMHを前記式(5)に適用し、第2スロットル弁通過空気流量Gairth1(式(5)のUがGairth1に相当、単位[g/sec])を算出する。
ステップS22では、第2スロットル弁通過空気流量Gairth1及び第2吸気管充填空気流量ΔGB1を下記式(11)に適用し、シリンダ流入空気流量Gaircyl_T1(k)[g/sec]を算出する。
Gaircyl_T1(k)=Gairth1−ΔGB1 (11)
ステップS23では、離散化時刻kを「1」だけインクリメントし、本処理を終了する。
図4は、図3の処理で算出される第1及び第2シリンダ流入空気流量Gaircyl_T0(k)及びGaircyl_T1(k)を、1TDC期間(TDCパルスの発生周期)あたりのシリンダ流入空気流量Gaircyl_sum0及びGaircyl_sum1に変換するとともに、最終シリンダ流入空気流量Gaircyl_sumを算出する処理のフローチャートである。この処理はECU5のCPUでTDCパルスの発生に同期して実行される。
ステップS31では、第1シリンダ流入空気流量Gaircyl_T0(k)を下記式(12)に適用し、TDC周期の第1シリンダ流入空気流量Gaircyl_sum0を算出する。式(12)のΔTは、図3の処理の実行周期、すなわちシリンダ流入空気流量Gaircyl_T0(k)の演算周期である。
Figure 0004734312
ステップS32では、第2シリンダ流入空気流量Gaircyl_T1(k)を下記式(13)に適用し、TDC周期の第2シリンダ流入空気流量Gaircyl_sum1を算出する。
Figure 0004734312
ステップS33では、離散化時刻kを「0」に戻す。
ステップS34では、図5に示す運転状態判定処理を実行する。図5のステップS41では、エンジン冷却水温TWが所定水温TWHCCI(例えば85℃)より高いか否かを判別し、その答が肯定(YES)であるときはエンジン回転数NE及びエンジンの要求トルクTRQで決まる動作点が、図6(b)にハッチングを付して示す所定領域RSI内にあるか否かを判別する(ステップS42)。要求トルクTRQは、エンジン回転数NE及びアクセルペダル操作量APの応じて算出され、アクセルペダル操作量APが増加するほど要求トルクTRQは増加する。図6(b)に示す所定領域RSIは、上述した自着火可能な運転領域に相当する。所定領域RSIでは、燃焼室内の混合気の空燃比は理論空燃比よりリーン側に制御されるとともに、スロットル弁3はほぼ全開状態となるように制御される。所定領域RSI以外に領域では、空燃比は理論空燃比となるように制御される。
ステップS41及びS42の答がともに肯定(YES)であるときは、自着火モードフラグFHCCIを「1」に設定し(ステップS43)、ステップS41またはS42の答が否定(NO)であるときは、自着火モードフラグFHCCIを「0」に設定する(ステップS44)。
図4に戻り、ステップS35では、自着火モードフラグFHCCIが「1」であるか否かを判別する。この答が肯定(YES)であるときは、すなわちエンジン運転状態が自着火可能な状態であるときは、最終シリンダ流入空気流量Gaircyl_sumを、第1シリンダ流入空気流量Gaircyl_sum0に設定する(ステップS39)。エンジン運転状態が図6(b)に示す所定領域RSIにあるときは、スロットル弁3がほぼ全開状態に制御されるため、吸入空気流量の変化は小さくなる。よって、遅れ補償を行っていない第1シリンダ流入空気流量Gaircyl_sum0が採用される。
ステップS35でFHCCI=0であるときは、下記式(14)により吸気圧変化量ΔPBTを算出する(ステップS36)。
ΔPBT=PBA(n)−PBA(n-1) (14)
ここで「n」は本処理の実行周期(TDCパルス発生周期)で離散化した離散化時刻である。
ステップS37では、吸気圧変化量ΔPBTに応じて図6(a)に示すCGAIRCYLテーブルを検索し、切換係数CGAIRCYLを算出する。CGAIRCYLテーブルは、吸気圧変化量ΔPBTが第1所定値ΔP1Mから第2所定値ΔP1Pまでの範囲内にあるとき、切換係数CGAIRCYLが「0」となり、吸気圧変化量ΔPBTが第3所定値ΔP2M以下であるとき、または第4所定値ΔP2P以上であるときは、切換係数CGAIRCYLが「1」となり、吸気圧変化量ΔPBTが第3所定値ΔP2Mより大きく第1所定値ΔP1Mより小さいときは、吸気圧変化量ΔPBTが増加するほど切換係数CGAIRCYLが減少し、吸気圧変化量ΔPBTが第2所定値ΔP1Pより大きく第4所定値ΔP2Pより小さいときは、吸気圧変化量ΔPBTが増加するほど切換係数CGAIRCYLが増加するように設定されている。
なお、CGAIRCYLテーブルは、図6(a)に示すように、切換係数CGAIRCYLを「0」から「1」へまたはその逆に徐々に変化させることが望ましいが、図6(c)に示すように設定してもよい。
ステップS38では、下記式(15)に第1及び第2シリンダ吸入空気流量Gaircyl_sum0及びGaircyl_sum1、並びに切換係数CGAIRCYLを適用し、最終シリンダ流入空気流量Gaircyl_sumを算出する。
Gaircyl_sum=(1−CGAIRCYL)×Gaircyl_sum0
+CGAIRCYL×Gaircyl_sum1 (15)
ステップS36〜S38により、吸気圧変化量ΔPBTの絶対値が比較的小さく(ΔP1M≦ΔPBT≦ΔP1P)、エンジン運転状態が定常的な状態にあるときは、最終シリンダ流入空気流量Gaircyl_sumは、エアフローセンサの検出遅れ補償が行われていない第1シリンダ流入空気流量Gaircyl_sum0に設定される一方、吸気圧変化量ΔPBTの絶対値が比較的大きく(ΔPBT≦ΔP2MまたはΔPBT≧ΔP2P)、過渡的な状態にあるときは、最終シリンダ流入空気流量Gaircyl_sumは、検出遅れ補償が行われている第2シリンダ流入空気流量Gaircyl_sum1に設定される。検出遅れの影響は、過渡状態において顕著に現れるので、切換係数CGAIRCYLに応じて第1シリンダ流入空気流量Gaircyl_sum0と第2シリンダ流入空気流量Gaircyl_sum1を選択することにより、正確なシリンダ流入空気流量を得ることができる。その結果、燃料噴射量及び点火時期の制御精度を向上させることができる。
また過給機(コンプレッサ10)の作動に起因する、エアフローセンサ11の出力電圧VAFMに脈動によって、シリンダ流入空気流量の精度が低下することを抑制することができる。
また図6に示す所定領域RSIではスロットル弁をほぼ全開として運転が行われるため、吸入空気流量の変化が比較的小さくなる。したがって、所定領域RSIでは、遅れ補償が行われていない第1シリンダ流入空気流量Gaircyl_sum0を選択することにより、正確な流量を得ることができる。
さらに図3の処理では、エアフローセンサ11の熱線(抵抗21)で消費される電力WAFMについて遅れ補償演算を実行することにより、遅れ補償電力WAFMHを算出し、遅れ補償電力WAFMHからスロットル弁通過空気流量Gairthを算出するようにしたので、従来の手法のように検出流量について遅れ補償を行う場合に比べて、より誤差の少ない遅れ補償を行い、正確なシリンダ流入空気流量を得ることができる。
図7は、本実施形態における遅れ補償の効果を説明するためのタイムチャートである。実線L1は、本実施形態の手法により遅れ補償されたスロットル弁通過空気流量を示し、破線L2は、従来手法により遅れ補償されたスロットル弁通過空気流量を示し、一点鎖線L3は、遅れ補償を行っていないスロットル弁通過空気流量を示す。従来手法では、空気流量が急激に減少する過程で過補償となってアンダーフローが発生している(図7のA部)が、本実施形態の手法では、このようなアンダーフローを防止することができる。
本実施形態では、エアフローセンサ11が熱線式流量センサに相当し、ECU5が、補償空気流量算出手段、無補償空気流量算出手段、充填空気流量算出手段、無補償気筒流入空気流量算出手段、補償気筒流入空気流量算出手段、切換係数算出手段、最終気筒流入空気量流量算出手段、運転状態判定手段、第1流量算出手段、及び第2流量算出手段を構成する。具体的には、図3のステップS20及びS21が補償空気流量算出手段に相当し、S15が無補償空気流量算出手段に相当し、ステップS17及びS19が充填空気流量算出手段に相当し、図3のステップS18及び図4のステップS31が無補償気筒流入空気流量算出手段に相当し、図3のステップS22及び図4のステップS32が補償気筒流入空気流量算出手段に相当し、図4のステップS36及びS37が切換係数算出手段に相当し、ステップS35,S38,及びS39が最終気筒流入空気流量算出手段に相当する。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、図4に示すTDCの処理に代えて図8のTDC処理を適用するようにしてもよい。図8の処理は、図4のステップS36〜S38を削除し、ステップS40を追加したものである。ステップS40では、最終シリンダ流入空気流量Gaircyl_sumが、第2シリンダ流入空気流量Gaircyl_sum1に設定される。したがって、図8の処理では、吸気圧変化量ΔPBTに応じた選択は行われず、自着火モードフラグFHCCIの値に応じて、第1シリンダ流入空気流量Gaircyl_sum0または第2シリンダ流入空気流量Gaircyl_sum1が選択される。
また上述した実施形態では、エンジン1の所定運転領域RSIにおいて自着火燃焼可能な機関に本発明の適用した例を示したが、そのような自着火燃焼運転を行わない場合には、図4に示すTDC処理に代えて図9に示すTDC処理が適用される。図9は、図4のステップS34,S35,及びS39を削除したものである。
また上述した実施形態では、燃料噴射弁を2個備えるエンジンに本発明を適用したが、吸気管内に燃料を噴射する燃料噴射弁または燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射弁の何れか一方のみを備えたエンジンにも本発明を適用することができる。
また上述した実施形態では、吸気圧変化量ΔPBTに基づいて過渡状態の判定を行うようにしたが、これに限るものではなく、例えばアクセルペダル操作量APの変化量や要求トルクTRQの変化量、あるいは要求トルクTRQとエンジンの実出力トルクとの偏差に基づいて判定を行うようにしてもよい。いずれの場合も、変化量または偏差が所定値以上であるときに、エンジン運転状態が過渡状態にあると判定される。
また本発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶推進機用エンジンなどの制御にも適用が可能である。
本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。 エアフローセンサの構成を示す回路図である。 エアフローセンサ出力(VAFM)に応じて単位時間当たりのシリンダ流入空気量(Gaircyl_T0(k),Gaircyl_T1(k))を算出する処理のフローチャートである。 図3の処理で算出される単位時間当たりのシリンダ流入空気量(Gaircyl_T0(k),Gaircyl_T1(k))に応じて最終シリンダ流入空気流量(Gaircyl_sum)を算出する処理のフローチャートである。 図4の処理で実行される運転状態判定処理のフローチャートである。 図4または図5の処理で参照されるテーブル及びマップを示す図である。 本実施形態における遅れ補償の効果を説明するためのタイムチャートである。 図4の処理の変形例を示すフローチャートである。 図4の処理の他の変形例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
2 吸気管
5 電子制御ユニット(補償空気流量算出手段、無補償空気流量算出手段、充填空気流量算出手段、無補償気筒流入空気流量算出手段、補償気筒流入空気流量算出手段、切換係数算出手段、最終気筒流入空気量流量算出手段、運転状態判定手段、第1流量算出手段、第2流量算出手段)
11 エアフローセンサ(熱線式流量センサ)

Claims (3)

  1. 内燃機関のスロットル弁の上流側に設けられ、前記機関の吸気管内の空気流量を検出する熱線式流量センサを備えた内燃機関の制御装置において、
    前記機関のスロットル弁下流側の吸気圧を検出する吸気圧センサと、
    前記空気流量が変化したときの前記流量センサの熱線の温度変化遅れの補償を前記熱線に供給する電力について行い、遅れ補償された電力に応じて補償空気流量を算出する補償空気流量算出手段と、
    前記遅れ補償を行わない電力に応じて無補償空気流量を算出する無補償空気流量算出手段と、
    前記吸気圧センサにより検出される吸気圧に基づいて前記吸気管のスロットル弁下流側に充填される空気量の変化量である充填空気流量を算出する充填空気流量算出手段と、
    前記無補償空気流量及び充填空気流量から前記機関の気筒内に流入する空気の流量である無補償気筒流入空気流量を算出する無補償気筒流入空気流量算出手段と、
    前記補償空気流量及び充填空気流量から前記機関の気筒内に流入する空気の流量である補償気筒流入空気流量を算出する補償気筒流入空気流量算出手段と、
    前記吸気圧の変化量に応じて「0」以上「1」以下の値に設定される切換係数を算出する切換係数算出手段と、
    前記無補償気筒流入空気流量及び補償気筒流入空気流量と、前記切換係数とを下記式に適用して、最終気筒流入空気流量を算出する最終気筒流入空気流量算出手段とを備え、
    最終気筒流入空気流量=(1−切換係数)×無補償気筒流入空気流量
    +切換係数×補償気筒流入空気流量
    前記最終気筒流入空気流量算出手段により算出された最終気筒流入空気流量を前記機関の制御に適用し、
    前記切換係数算出手段は、前記吸気圧変化量が第1所定値以上でかつ第2所定値以下であるときは前記切換係数を「0」に設定し、前記吸気圧変化量が第3所定値以下であるときまたは第4所定値以上であるときは前記切換係数を「1」に設定し、前記吸気圧変化量が前記第3所定値より大きくかつ前記第1所定値より小さいときまたは前記第2所定値より大きくかつ前記第4所定値より小さいときは、前記吸気圧変化量の絶対値が増加するほど前記切換係数が増加するように算出し、前記第1から第4所定値は、下記の関係を満たすことを特徴とする内燃機関の制御装置
    第3所定値<第1所定値<0<第2所定値<第4所定値
  2. 前記スロットル弁をほぼ全開状態とする所定運転状態を判定する運転状態判定手段をさらに備え、
    前記最終気筒流入空気流量算出手段は、前記所定運転状態では前記最終気筒流入空気流量を前記無補償気筒流入空気量に設定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記所定運転状態は、前記機関の燃焼室内の混合気が自着火可能な運転状態であり、前記所定運転状態では前記混合気の空燃比が理論空燃比よりリーン側に制御され、前記所定運転状態以外の運転状態では、前記混合気の空燃比が理論空燃比となるように制御されることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
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