JPH03209010A - ローラ - Google Patents
ローラInfo
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- JPH03209010A JPH03209010A JP392990A JP392990A JPH03209010A JP H03209010 A JPH03209010 A JP H03209010A JP 392990 A JP392990 A JP 392990A JP 392990 A JP392990 A JP 392990A JP H03209010 A JPH03209010 A JP H03209010A
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Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、内部が中空状に形成された筒体部へ閉止端部
から軸体を挿入して形或された筒状体に関する。
から軸体を挿入して形或された筒状体に関する。
[従来の技術]
感光性平版印刷版処理機等の装置内には、感光材料等の
薄肉材を搬送する搬送ローラや、感光材料の表面を擦る
ブラシローラ等の筒状体が配設されている。
薄肉材を搬送する搬送ローラや、感光材料の表面を擦る
ブラシローラ等の筒状体が配設されている。
この筒状体は、中空状に形成された筒体部と、この筒体
部の両端部を閉止する一対の閉止端部と、これらの閉止
端部の軸心部を筒体部の軸方向に沿って貫通する軸体と
、で形或されている。
部の両端部を閉止する一対の閉止端部と、これらの閉止
端部の軸心部を筒体部の軸方向に沿って貫通する軸体と
、で形或されている。
上記軸体の両端部は一対の側板等へ回転可能の支持され
、軸体の一方の端部へ伝達された回転駆動力により筒体
部が回転する。
、軸体の一方の端部へ伝達された回転駆動力により筒体
部が回転する。
また一般に筒状体を形底するには、筒体部の軸中心部へ
軸体を貫通させて形成されている。
軸体を貫通させて形成されている。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、一方の閉止端部の貫通孔から中空内部へ挿入
した軸体を他方の閉止端邪の貫通孔内へ挿入する際に、
他方の閉止端邪の内側へ軸体の先端部が当接し、他方の
閉止端部の貫通孔へ軸体の先端部を挿入することが出来
ない。このため軸体を筒体部内へ挿入して貫通する作業
が面倒であるという問題がある。
した軸体を他方の閉止端邪の貫通孔内へ挿入する際に、
他方の閉止端邪の内側へ軸体の先端部が当接し、他方の
閉止端部の貫通孔へ軸体の先端部を挿入することが出来
ない。このため軸体を筒体部内へ挿入して貫通する作業
が面倒であるという問題がある。
本発明は上記事実を考慮し、筒体部へ軸体を容易に挿入
貫通することが出来る筒状体を提供することが目的であ
る。
貫通することが出来る筒状体を提供することが目的であ
る。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達或するため本発明では、一方の閉止端部か
ら筒体邪の中空内部へ挿入される軸体を中空内部へ挿入
しながら他方の閉止端部の貫通孔へ案内する案内摺接部
を筒体部の中空内部に設けたことを特徴としている。
ら筒体邪の中空内部へ挿入される軸体を中空内部へ挿入
しながら他方の閉止端部の貫通孔へ案内する案内摺接部
を筒体部の中空内部に設けたことを特徴としている。
[作用]
上記構或の本発明によれば、一方の閉止端部に設けられ
た貫通孔内から筒体部の中空部内へ挿入された軸体の先
端部は案内摺接部により他方の閉止端部に設けられた貫
通孔内へ案内されて挿入される。
た貫通孔内から筒体部の中空部内へ挿入された軸体の先
端部は案内摺接部により他方の閉止端部に設けられた貫
通孔内へ案内されて挿入される。
さらに軸体を筒体部の軸方向へ移動させることにより、
他方の閉止端部に形成された貫通孔内から貫通する。こ
れにより筒体部を軸体が貫通し筒状体が形成される。
他方の閉止端部に形成された貫通孔内から貫通する。こ
れにより筒体部を軸体が貫通し筒状体が形成される。
このように本発明では、軸体を筒体部へ貫通する際に、
中空状の内部に形威された案内摺接部により貫通孔へ軸
体の先端部が案内されるので、筒体部へ軸体を容易に挿
入貫通することが出来る。
中空状の内部に形威された案内摺接部により貫通孔へ軸
体の先端部が案内されるので、筒体部へ軸体を容易に挿
入貫通することが出来る。
[実施例コ
第2図には本発明に係る筒状体の一例であるブラシロー
ラ10が適用された水なし平版印刷版現像装置12の実
施例が示されている。この水なし平版印刷版現像装置1
2は現像部14と染色部16からなり、水なしPS版1
1を現像処理した後に、検版作業を容易にするための染
色処理を行う装置である。またブラシローラ10は上記
現像部14及び染色部16へ配設されて、水なしPS版
11の表面を擦る。
ラ10が適用された水なし平版印刷版現像装置12の実
施例が示されている。この水なし平版印刷版現像装置1
2は現像部14と染色部16からなり、水なしPS版1
1を現像処理した後に、検版作業を容易にするための染
色処理を行う装置である。またブラシローラ10は上記
現像部14及び染色部16へ配設されて、水なしPS版
11の表面を擦る。
ここで使用される水なしPS版11は特願昭63−8
6 1 7 7で提案された、基板上に、ブライマ一層
、感光層、シリコーンゴム層、保護フイルムが順次積層
されたものが使用される。
6 1 7 7で提案された、基板上に、ブライマ一層
、感光層、シリコーンゴム層、保護フイルムが順次積層
されたものが使用される。
また現像部14で使用される現像液l8は特願昭62−
317843、特願昭63−86177で提案された有
機溶剤が含有された水系現像液が使用されている。
317843、特願昭63−86177で提案された有
機溶剤が含有された水系現像液が使用されている。
また染色部16で使用される染色液17としては、クリ
スタルバイオレット、アストラゾンレッド等を含む染色
液17が用いられている。
スタルバイオレット、アストラゾンレッド等を含む染色
液17が用いられている。
第2図に示されるように現像部l4の現像槽本体20は
、上方に向けて開口し、底部が逆山形状に形威されて底
部中央部に現像液回収槽22が形威されている。現像液
回収槽22内には現像液18が収容される。
、上方に向けて開口し、底部が逆山形状に形威されて底
部中央部に現像液回収槽22が形威されている。現像液
回収槽22内には現像液18が収容される。
第2図に示されるように、現像槽本体20の上部には、
水なしPS版12の入側から順に搬送ローラ対24、2
6、28が配置されている。搬送ローラ対24、26、
28は、図示しないラック側板に支持され、図示しない
駆動手段の駆動力が伝達されて回転し、水なしPS版1
1を第2図矢印八方向へ扶持搬送する。
水なしPS版12の入側から順に搬送ローラ対24、2
6、28が配置されている。搬送ローラ対24、26、
28は、図示しないラック側板に支持され、図示しない
駆動手段の駆動力が伝達されて回転し、水なしPS版1
1を第2図矢印八方向へ扶持搬送する。
また搬送ローラ対28は、現像部14内の水なしPS版
11の搬送経路の最後部に配置されて水なしPS版l1
から現像液を絞り取るスクイズローラの役目を有してい
る。
11の搬送経路の最後部に配置されて水なしPS版l1
から現像液を絞り取るスクイズローラの役目を有してい
る。
搬送ローラ対26と搬送ローラ対28との間にはブラシ
ローラ10が配置されている。このブラシローラ10は
、搬送される水なしPS版11の版面上を擦ることによ
って版面上の画像部に相当する感光層及びシリコーン層
を掻き取るためのものである。
ローラ10が配置されている。このブラシローラ10は
、搬送される水なしPS版11の版面上を擦ることによ
って版面上の画像部に相当する感光層及びシリコーン層
を掻き取るためのものである。
第1図及び第3図に示されるように、ブラシローラ10
は、中空状内部の筒体部30と、この筒体部30の両端
部を閉止する一対の閉止端部32、34と、これらの一
対の閉止端部の軸心部を貫通する駆動軸36と、で構或
されている。
は、中空状内部の筒体部30と、この筒体部30の両端
部を閉止する一対の閉止端部32、34と、これらの一
対の閉止端部の軸心部を貫通する駆動軸36と、で構或
されている。
閉止端部32、34の軸心部にはそれぞれ貫通孔32A
,34Aが形成されている。これらの貫通孔32A、3
4Aを駆動軸36が貫通しており、閉止端部32、34
と駆動軸が図示しない固着手段により固着されている。
,34Aが形成されている。これらの貫通孔32A、3
4Aを駆動軸36が貫通しており、閉止端部32、34
と駆動軸が図示しない固着手段により固着されている。
また第1図に示されるように、筒体部30の内部30A
の閉止端部32側には案内ブロック38が取り付けられ
ている。この案内ブロック38の一方の端部は平面に形
成され、他方の端部は儒鉢状の凹部38Aが形或されて
いる。この凹部38Aの底部中心部には貫通孔38Bが
形或されている。この貫通孔38Bは、閉止端8B32
に形或された貫通孔32Aと対応している。凹部38A
の斜面38Cは、他方の閉止端部34の貫通孔34Aか
ら筒体部30内へ挿入された駆動軸36の先端部が当接
すると、貫通孔38へ駆動軸36を案内し、貫通孔32
Aへ案内する。
の閉止端部32側には案内ブロック38が取り付けられ
ている。この案内ブロック38の一方の端部は平面に形
成され、他方の端部は儒鉢状の凹部38Aが形或されて
いる。この凹部38Aの底部中心部には貫通孔38Bが
形或されている。この貫通孔38Bは、閉止端8B32
に形或された貫通孔32Aと対応している。凹部38A
の斜面38Cは、他方の閉止端部34の貫通孔34Aか
ら筒体部30内へ挿入された駆動軸36の先端部が当接
すると、貫通孔38へ駆動軸36を案内し、貫通孔32
Aへ案内する。
ブラシローラ10も搬送ローラ対24、26、28と同
様に図示しない側板に支持され、図示しない駆動手段の
駆動力が伝達されて、搬送ローラ対24、26、28の
回転方向と同一方向〈第2図反時計方向〉へ回転する。
様に図示しない側板に支持され、図示しない駆動手段の
駆動力が伝達されて、搬送ローラ対24、26、28の
回転方向と同一方向〈第2図反時計方向〉へ回転する。
ブラシローラ10の筒体部30はプラスチックまたは金
属で形威されている。この筒体部30の外周へブラシ素
材を植えつけてブラシローラlOが形威されている。こ
のブラシローラ10は水なしPS版1lの搬送方向に対
して同一方向く第2図反時計方向〉へ回転することで水
なしPS版l1の表面を擦るようになっている。また場
合によっては、水なしPS版の搬送方向に対して抵抗す
る方向に回転しても良い。このブラシローラ10の回転
数は100〜500rpm(好ましくは200〜400
rpm)に設定されている。場合によっては、水なしP
S版ケラレ防止レバーを設置することが好ましい。
属で形威されている。この筒体部30の外周へブラシ素
材を植えつけてブラシローラlOが形威されている。こ
のブラシローラ10は水なしPS版1lの搬送方向に対
して同一方向く第2図反時計方向〉へ回転することで水
なしPS版l1の表面を擦るようになっている。また場
合によっては、水なしPS版の搬送方向に対して抵抗す
る方向に回転しても良い。このブラシローラ10の回転
数は100〜500rpm(好ましくは200〜400
rpm)に設定されている。場合によっては、水なしP
S版ケラレ防止レバーを設置することが好ましい。
またブラシローラ10は、回転すると共に軸方向へ往復
移動させることによって、より水なしPS版1lの版面
上の感光層及びシリコーン層を掻き取る効果が向上する
。
移動させることによって、より水なしPS版1lの版面
上の感光層及びシリコーン層を掻き取る効果が向上する
。
ブラシローラlOの下部にはプラスチック等の比較的柔
軟な材質例えば高密度ポリエチレンで形威された受け台
40が配置されている。水なしPS版1lがこの通路を
通過する際は、受け台40上で水なしPS版11が支持
されながら、ブラシローラ10によって表面が擦られて
、画像部に相当する感光層及びシリコーン層が確実に掻
き取られるようになっている。ブラシローラ10の下部
の受けは場合によってはローラでも良い。
軟な材質例えば高密度ポリエチレンで形威された受け台
40が配置されている。水なしPS版1lがこの通路を
通過する際は、受け台40上で水なしPS版11が支持
されながら、ブラシローラ10によって表面が擦られて
、画像部に相当する感光層及びシリコーン層が確実に掻
き取られるようになっている。ブラシローラ10の下部
の受けは場合によってはローラでも良い。
搬送ローラ対24の上方にはスプレーパイブ42が配置
されている。このスプレーバイブ42には、搬送ローラ
対24の上側のローラに対向して吐出口42Aが軸方向
に沿って適当な間隔で設けられている。このスプレーパ
イブ42はバルブ44を介して管路46で後述する現像
液供給装置と連通されている。
されている。このスプレーバイブ42には、搬送ローラ
対24の上側のローラに対向して吐出口42Aが軸方向
に沿って適当な間隔で設けられている。このスプレーパ
イブ42はバルブ44を介して管路46で後述する現像
液供給装置と連通されている。
これによってスプレーバイブ42へは現像液■8が送り
こまれ、搬送ローラ対24の上側のローラヘ現像液を吐
出して、水なしPS版11上へ現像液が塗布される。
こまれ、搬送ローラ対24の上側のローラヘ現像液を吐
出して、水なしPS版11上へ現像液が塗布される。
また搬送ローラ対26と搬送ローラ対28との間にもス
プレーバイブ48、50が配置されている。スプレーパ
イブ48はブラシローラ10と搬送ローラ対26との間
に配置されており、前記スプレーパイブ42と同様に吐
出口48Aが形威されている。スプレーパイブ48の吐
出口48Aはブラシローラ10に対向して設けられてい
る。このスプレーバイプ48もスプレーバイブ42と同
様にバルブ44を介して管路46から分岐している管路
で後述する現像液供給装置と連通されている。これによ
ってスプレーバイブ48へは現像液が送りこまれ、ブラ
シローラlOへ現像液l8を吐出し、供給する。
プレーバイブ48、50が配置されている。スプレーパ
イブ48はブラシローラ10と搬送ローラ対26との間
に配置されており、前記スプレーパイブ42と同様に吐
出口48Aが形威されている。スプレーパイブ48の吐
出口48Aはブラシローラ10に対向して設けられてい
る。このスプレーバイプ48もスプレーバイブ42と同
様にバルブ44を介して管路46から分岐している管路
で後述する現像液供給装置と連通されている。これによ
ってスプレーバイブ48へは現像液が送りこまれ、ブラ
シローラlOへ現像液l8を吐出し、供給する。
またスプレーパイブ50は、搬送ローラ対28の上側の
ローラに対向して、吐出口50Aが形或されている。こ
のスプレーパイブ50もバルブ44を介して管路46か
ら分岐している管路で後述する現像液供給装置と連通さ
れている。これによってスプレーバイプ48へ現像液1
8が送りこまれ、搬送ローラ対28の上側のローラヘ現
像液18を吐出する。
ローラに対向して、吐出口50Aが形或されている。こ
のスプレーパイブ50もバルブ44を介して管路46か
ら分岐している管路で後述する現像液供給装置と連通さ
れている。これによってスプレーバイプ48へ現像液1
8が送りこまれ、搬送ローラ対28の上側のローラヘ現
像液18を吐出する。
搬送ローラ対26からブラシローラ10の上部に掛けて
、断面形状が略コ字状のカバー52が配置されている。
、断面形状が略コ字状のカバー52が配置されている。
このカバー52はブラシローラ10による現像液18の
他への飛散を防止している。
他への飛散を防止している。
管路46は循環ポンプ54の吐出側へ連通されており、
吸い込み口側には管路56の一端が連通されている。管
路56の他端は途中にバルブ58を介して現像液回収槽
22の底部と連通されている。この循環ポンブ54の作
動によって、現像液回収槽22内の現像液18が管路5
6を通って、循環ポンプ54に吸い込まれ、管路46を
通ってスプレーパイブ42、48、50へ送られる。
吸い込み口側には管路56の一端が連通されている。管
路56の他端は途中にバルブ58を介して現像液回収槽
22の底部と連通されている。この循環ポンブ54の作
動によって、現像液回収槽22内の現像液18が管路5
6を通って、循環ポンプ54に吸い込まれ、管路46を
通ってスプレーパイブ42、48、50へ送られる。
管路46の途中には流量センサ60が配設されており、
管路46内を通過する現像液18の流量を検出する。
管路46内を通過する現像液18の流量を検出する。
また流量センサ60と循環ボンプ54の間にはバイパス
管路62が設けられており、この管路62の途中にはイ
ンピーダンス検出器64が配設されている。このインピ
ーダンス検出器64は管路62を通る現像液18のイン
ピーダンスを検出する。このインピーダンス検出器64
は、一般公知のセンサが用いられている。
管路62が設けられており、この管路62の途中にはイ
ンピーダンス検出器64が配設されている。このインピ
ーダンス検出器64は管路62を通る現像液18のイン
ピーダンスを検出する。このインピーダンス検出器64
は、一般公知のセンサが用いられている。
管路56の途中にはフィルタ66が配設されており、管
路48内を通る現像液中のかず(主に水なしPS版12
の表面から擦り取った感光層、シリコーン層からの現像
かす)を濾過する。
路48内を通る現像液中のかず(主に水なしPS版12
の表面から擦り取った感光層、シリコーン層からの現像
かす)を濾過する。
管路56の途中から分岐管路68が分岐しており、バル
ブ70を介してオーバーフロー槽72と連通されている
。オーバーフロー槽72は現像液回収槽22の側部に配
設されており、現像液回収槽22の隔壁に設けられ、現
像液面に沿う長孔74によって現像液回収槽22と連通
されている。
ブ70を介してオーバーフロー槽72と連通されている
。オーバーフロー槽72は現像液回収槽22の側部に配
設されており、現像液回収槽22の隔壁に設けられ、現
像液面に沿う長孔74によって現像液回収槽22と連通
されている。
これによって現像液回収槽22内の現像液18の表層部
が、現像液回収槽22の下部隔壁22Aの上端部を乗り
越えてオーバーフロー槽72内へ流れ込む。オバーフロ
ー槽72内への現像液18のオーバーフロー流量は、全
循環量の1/10〜8/10 (好ましくは1/3〜2
/3)とされている。
が、現像液回収槽22の下部隔壁22Aの上端部を乗り
越えてオーバーフロー槽72内へ流れ込む。オバーフロ
ー槽72内への現像液18のオーバーフロー流量は、全
循環量の1/10〜8/10 (好ましくは1/3〜2
/3)とされている。
また上部隔壁22Bは、後述する現像液補充装置によっ
て現像液が補充され、現像液l8の液面が上昇した場合
に、オーバーフロー槽72内に一旦捕集された現像かす
か現像液回収槽22内へ広がらないようにしている。
て現像液が補充され、現像液l8の液面が上昇した場合
に、オーバーフロー槽72内に一旦捕集された現像かす
か現像液回収槽22内へ広がらないようにしている。
オーバーフロー槽72は第2図に示されるように上方が
開口されて開口部が形成され、蓋76で開閉されるよう
になっており、オバーフロー槽72内のメンテナンス時
には開口部から取り外される。オーバーフロー槽72の
側壁78の上部は傾斜して傾斜壁78Aが形威されてい
る。この側壁78の下部を貫通して分岐管路68が連通
されており、循環ボンブ54の作動によってオーバーフ
ロー槽72内の現像液18が吸引される。この吸引によ
って、傾斜壁78Aに沿って矢印B方向への現像液18
の流れが形成される。また循環ポンブ54の吸引によっ
て現像液回収槽22内の現像液l8の表層部がオーバー
フロー槽72内へ流れ込み、現像液回収[22内の現像
液に浮遊している現像かすかオーバーフロー槽72内へ
流れ込んで、現像かすか捕集され、傾斜壁78Aによる
流れによって管路68内へ送りこまれる。この場合水な
しPS版11の表面にはインキ反撥用としてシリコーン
ゴム層が積層されており、このシリコーンゴム層は画像
部に相当する感光層と共にブラシローラ10によって掻
き取られると、現像かすとなって余剰の現像液と共に現
像液回収槽22内へ回収される。現像液回収槽22内の
現像液中では、現像かすの比重が現像液より低いため現
像液18の表層部へ浮遊する。また上部隔壁22Bは一
旦オーバーフロー槽72へ捕集された現像かすが現像液
回収槽22内へ広がらないように、いわゆる堰の役目を
している。
開口されて開口部が形成され、蓋76で開閉されるよう
になっており、オバーフロー槽72内のメンテナンス時
には開口部から取り外される。オーバーフロー槽72の
側壁78の上部は傾斜して傾斜壁78Aが形威されてい
る。この側壁78の下部を貫通して分岐管路68が連通
されており、循環ボンブ54の作動によってオーバーフ
ロー槽72内の現像液18が吸引される。この吸引によ
って、傾斜壁78Aに沿って矢印B方向への現像液18
の流れが形成される。また循環ポンブ54の吸引によっ
て現像液回収槽22内の現像液l8の表層部がオーバー
フロー槽72内へ流れ込み、現像液回収[22内の現像
液に浮遊している現像かすかオーバーフロー槽72内へ
流れ込んで、現像かすか捕集され、傾斜壁78Aによる
流れによって管路68内へ送りこまれる。この場合水な
しPS版11の表面にはインキ反撥用としてシリコーン
ゴム層が積層されており、このシリコーンゴム層は画像
部に相当する感光層と共にブラシローラ10によって掻
き取られると、現像かすとなって余剰の現像液と共に現
像液回収槽22内へ回収される。現像液回収槽22内の
現像液中では、現像かすの比重が現像液より低いため現
像液18の表層部へ浮遊する。また上部隔壁22Bは一
旦オーバーフロー槽72へ捕集された現像かすが現像液
回収槽22内へ広がらないように、いわゆる堰の役目を
している。
またオーバーフロー槽72内にはオーバーフロー管80
が配設されている。このオーバーフロー管80の下端部
はオーバーフロー槽72の底部を貫通して外方へ突出し
ており、上端部は、現像液回収槽22の上部隔壁22B
の上端部より高く設定されている。このため、後述する
現像液補充装置によって現像液18が補充されて、現像
液回収槽22内の現像液18の液面が上昇すると、オー
バーフロ槽72内の現像液18の表層部が、現像かすと
共にオーバーフロー管80によって外方へ流れ出す。
が配設されている。このオーバーフロー管80の下端部
はオーバーフロー槽72の底部を貫通して外方へ突出し
ており、上端部は、現像液回収槽22の上部隔壁22B
の上端部より高く設定されている。このため、後述する
現像液補充装置によって現像液18が補充されて、現像
液回収槽22内の現像液18の液面が上昇すると、オー
バーフロ槽72内の現像液18の表層部が、現像かすと
共にオーバーフロー管80によって外方へ流れ出す。
現像液補充装置は現像原液が収容された現像原液タンク
82と、水が収容された水タンク84と、現像原液を現
像液回収槽22内へ供給するための現像原液供給ポンプ
86と、水を現像液回収槽22内へ供給するための水供
給ボンプ88とで構或されている。
82と、水が収容された水タンク84と、現像原液を現
像液回収槽22内へ供給するための現像原液供給ポンプ
86と、水を現像液回収槽22内へ供給するための水供
給ボンプ88とで構或されている。
現像原液タンク82には管路90の一端が連通されてお
り、他端は現像液回収槽22内に配設された広口管路9
2へ開口している。この管路90の途中に現像原液供給
ボンプ86が配設されている。
り、他端は現像液回収槽22内に配設された広口管路9
2へ開口している。この管路90の途中に現像原液供給
ボンプ86が配設されている。
水タンク84は管路94の一端が連通されており、他端
は現像液回収槽22内の広口管路92へ開口している。
は現像液回収槽22内の広口管路92へ開口している。
この管路94の途中には水供給ボンブ88が配設されて
いる。
いる。
また現像液回収槽22内の底部にはヒータ98が配置さ
れている。このヒータ98は図示しない電源と接続され
て、現像液18を加熱するようになっている。このヒー
タ98によって現像液l8の温度はl5゜〜45゜ (
好ましくは25°〜30゜)に設定されている。
れている。このヒータ98は図示しない電源と接続され
て、現像液18を加熱するようになっている。このヒー
タ98によって現像液l8の温度はl5゜〜45゜ (
好ましくは25°〜30゜)に設定されている。
また本装置の現像時間は、lO秒〜3分(好ましくは3
0秒〜2分)に設定されており、染色時間は、5秒〜1
分(好ましくはlO秒〜30秒)に設定されている。
0秒〜2分)に設定されており、染色時間は、5秒〜1
分(好ましくはlO秒〜30秒)に設定されている。
次に染色部16について説明する。
染色部16の染色槽本体100は現像槽本体20と同様
に上方に向けて開口し、底部が逆山形状に形或されて底
部中央部に染色液回収槽102が形威されている。染色
液回収槽102内には染色液17が収容される。染色液
回収槽102内にはオーバーフロー管104が配置され
ている。このオーバーフロー管104の上端は染色液回
収槽102内の上部に位置しており、下端は、染色液回
収槽102の底部を貫通して外方に突出している。
に上方に向けて開口し、底部が逆山形状に形或されて底
部中央部に染色液回収槽102が形威されている。染色
液回収槽102内には染色液17が収容される。染色液
回収槽102内にはオーバーフロー管104が配置され
ている。このオーバーフロー管104の上端は染色液回
収槽102内の上部に位置しており、下端は、染色液回
収槽102の底部を貫通して外方に突出している。
このオーバーフロー管104は、後述する染色液補充装
置による染色液の補充によって、染色液回収槽102内
の液面が上昇して、オーバーフロー管104の上端を越
えると染色液17を染色液回収槽102内から外方へ排
出し、染色液17の液面高さを設定している。
置による染色液の補充によって、染色液回収槽102内
の液面が上昇して、オーバーフロー管104の上端を越
えると染色液17を染色液回収槽102内から外方へ排
出し、染色液17の液面高さを設定している。
染色槽本体100の上部には、水なしPS版11の搬送
方向に沿って、水なしPS版12の染色槽本体100へ
の入側から順次搬送ローラ対106、108が配置され
ている。搬送ローラ対106、108は図示しないラッ
ク側板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達
されて回転し、水なしPS版l1を扶持搬送する。これ
らの搬送ローラ対106、108は一般的なゴム材質で
戒形されており、搬送する水なしPS版11の表面を傷
付けないようになっている。
方向に沿って、水なしPS版12の染色槽本体100へ
の入側から順次搬送ローラ対106、108が配置され
ている。搬送ローラ対106、108は図示しないラッ
ク側板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達
されて回転し、水なしPS版l1を扶持搬送する。これ
らの搬送ローラ対106、108は一般的なゴム材質で
戒形されており、搬送する水なしPS版11の表面を傷
付けないようになっている。
染色槽本体100の、水なしPS版11の搬送方向下流
側には搬送ローラ対108が配置されている。この搬送
ローラ対108は、ロール材質がNBRゴム(ニトリル
ブタジエンラバー〉等で形或されており、染色液17の
拭き取り性が向上されている。
側には搬送ローラ対108が配置されている。この搬送
ローラ対108は、ロール材質がNBRゴム(ニトリル
ブタジエンラバー〉等で形或されており、染色液17の
拭き取り性が向上されている。
搬送ローラ対106と搬送ローラ対108との間にはブ
ラシローラ120が配置されている。ブラシローラ12
0も搬送ローラ対106、108と同様に図示しない側
板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達され
て、搬送ローラ対106、108の回転方向と逆方向(
第2図時計方向〉へ回転する。このブラシローラ120
は前述したブラシローラlOと同構戊で、ブラシ素材を
プラスチック又は金属製の筒体部30に植えつけて形或
されており、水なしPS版11の搬送方向に対して抵抗
する方向(第2図時計方向)へ回転することで水なしP
S版11の表面を擦るようになっている。場合によって
は、水なしPS版11の搬送方向に対して順方向へ回転
しても良い。ブラシローラ120の回転数は100〜5
00rpm(好ましくは200〜40Orpm)に設定
されている。さらに場合によっては水なしPS版llケ
ラレ防止レバーを設置することが好ましい。
ラシローラ120が配置されている。ブラシローラ12
0も搬送ローラ対106、108と同様に図示しない側
板に支持され、図示しない駆動手段の駆動力が伝達され
て、搬送ローラ対106、108の回転方向と逆方向(
第2図時計方向〉へ回転する。このブラシローラ120
は前述したブラシローラlOと同構戊で、ブラシ素材を
プラスチック又は金属製の筒体部30に植えつけて形或
されており、水なしPS版11の搬送方向に対して抵抗
する方向(第2図時計方向)へ回転することで水なしP
S版11の表面を擦るようになっている。場合によって
は、水なしPS版11の搬送方向に対して順方向へ回転
しても良い。ブラシローラ120の回転数は100〜5
00rpm(好ましくは200〜40Orpm)に設定
されている。さらに場合によっては水なしPS版llケ
ラレ防止レバーを設置することが好ましい。
このブラシローラ120の下部にはプラスチック等の比
較的柔軟な材質例えば高密度ポリエチレンで形或された
受け台122が配置されている。
較的柔軟な材質例えば高密度ポリエチレンで形或された
受け台122が配置されている。
このため水なしPS版11がこの通路を通過する際は、
受け台122上で水なしPS版11が案内されながら、
ブラシローラ120によって表面へ染色液l7が塗布さ
れる。
受け台122上で水なしPS版11が案内されながら、
ブラシローラ120によって表面へ染色液l7が塗布さ
れる。
ブラシローラ120の上部にはスプレーバイブ124が
配設されている。このスプレーパイブ124は略コ字状
の整流板126で囲まれている。
配設されている。このスプレーパイブ124は略コ字状
の整流板126で囲まれている。
この整流板126に対向して、スプレーパイプ126に
は吐出口124Aが、軸方向に沿って適当数形成されて
いる。
は吐出口124Aが、軸方向に沿って適当数形成されて
いる。
このスプレーパイプ124はバルブ128を介して管路
130で後述する染色液供給装置と連通されている。こ
れによってスプレーバイブ124へは染色液が送りこま
れ、整流板126へ向けて吐出され、整流板126に案
内されてブラシローラ120へ染色液17が供給される
。このとき染色液17は整流板126の板上を流下しな
がら広がり、ブラシローラ120上へ均一に供給される
。
130で後述する染色液供給装置と連通されている。こ
れによってスプレーバイブ124へは染色液が送りこま
れ、整流板126へ向けて吐出され、整流板126に案
内されてブラシローラ120へ染色液17が供給される
。このとき染色液17は整流板126の板上を流下しな
がら広がり、ブラシローラ120上へ均一に供給される
。
ブラシローラ126と搬送ローラ対106との間で搬送
ローラ対106側にもスプレーパイプl32が配設され
ている。このスプレーパイブl32もスプレーパイブ1
24と同様に略コ字状の整流板126で囲われている。
ローラ対106側にもスプレーパイプl32が配設され
ている。このスプレーパイブl32もスプレーパイブ1
24と同様に略コ字状の整流板126で囲われている。
このスプレーバイブ132は吐出口132Aが、整流板
126に対向して軸方向に沿って適当な間隔で複数個設
けられている。スプレーパイプ132はスプレーパイプ
124と同様にバルブ128を介して管路130で後述
する染色液供給装置と連通されている。これによってス
プレーバイプ132へは染色液17が送りこまれ、整流
板126へ向けて吐出され案内されて搬送ローラ対10
6の上側ローラヘ染色液17が供給される。このとき染
色液17は整流板126の板上を流下しながら広がり、
搬送ローラ対106へ均一に供給される。
126に対向して軸方向に沿って適当な間隔で複数個設
けられている。スプレーパイプ132はスプレーパイプ
124と同様にバルブ128を介して管路130で後述
する染色液供給装置と連通されている。これによってス
プレーバイプ132へは染色液17が送りこまれ、整流
板126へ向けて吐出され案内されて搬送ローラ対10
6の上側ローラヘ染色液17が供給される。このとき染
色液17は整流板126の板上を流下しながら広がり、
搬送ローラ対106へ均一に供給される。
ブラシローラ120と搬送ローラ対106の上方には断
面形状が略コ字状のカバー131が配置されている。こ
のカバー131はブラシローラ120による染色液l7
の他への飛散を防止している。
面形状が略コ字状のカバー131が配置されている。こ
のカバー131はブラシローラ120による染色液l7
の他への飛散を防止している。
染色液供給装置は循環ポンプ134と、フィルタ136
と、循環ポンブ134と染色液回収槽102とを連通ず
る管路138で構威されている。
と、循環ポンブ134と染色液回収槽102とを連通ず
る管路138で構威されている。
循環ボンプ134の吐出口側へ管路130が連通され、
吸い込み口側には管路138の一端が連通されている。
吸い込み口側には管路138の一端が連通されている。
管路138の他端は染色液回収槽l02の底部と連通さ
れている。この循環ポンブ134の作動によって、染色
液回収槽102内の染色液17が管路138を通って、
循環ボンプl34に吸い込まれ、管路130を通ってス
プレーパイブ124、132へ送られる。
れている。この循環ポンブ134の作動によって、染色
液回収槽102内の染色液17が管路138を通って、
循環ボンプl34に吸い込まれ、管路130を通ってス
プレーパイブ124、132へ送られる。
管路138の途中にフィルタ136が配設されており、
管路138内を通る染色液中のかすく主に現像部より持
ち込まれた水なしPS版l1の表面から擦り取られた感
光層、シリコーン層からのかず)を除去する。
管路138内を通る染色液中のかすく主に現像部より持
ち込まれた水なしPS版l1の表面から擦り取られた感
光層、シリコーン層からのかず)を除去する。
染色液補充装置は染色液が収容された染色液タンク14
0と、染色液を染色液回収槽102内へ供給するための
染色液供給ポンブ142と、で構戊されている。
0と、染色液を染色液回収槽102内へ供給するための
染色液供給ポンブ142と、で構戊されている。
染色液タンク140には管路146の一端が連通されて
おり、他端は染色液回収槽102内に配設された広口管
路92へ開口している。この管路146の途中に染色液
供給ボンブ142が配設されている。
おり、他端は染色液回収槽102内に配設された広口管
路92へ開口している。この管路146の途中に染色液
供給ボンブ142が配設されている。
染色液回収槽102内の底部にはヒータ98が配設され
ており、図示しない電源と接続されて染色液を加熱する
。この染色液17の温度は15〜45℃(好ましくは2
0〜30℃)に設定されている。
ており、図示しない電源と接続されて染色液を加熱する
。この染色液17の温度は15〜45℃(好ましくは2
0〜30℃)に設定されている。
次に本実施例の作用について説明する。
図示しない画像焼付け装置で画像が焼付けられた水なし
PS版11は水なし平版印刷版現像装置12内へ送り込
まれて現像部14内へ挿入される。
PS版11は水なし平版印刷版現像装置12内へ送り込
まれて現像部14内へ挿入される。
現像部14内へ挿入される水なしPS版11の感光層へ
光が照射された部分すなわち露光部分は硬化してプライ
マ一層へ接着し、未露光部分は現像液18によって膨潤
または溶出可能な状態となっている。
光が照射された部分すなわち露光部分は硬化してプライ
マ一層へ接着し、未露光部分は現像液18によって膨潤
または溶出可能な状態となっている。
この状態から、水なしPS版110表面を保護するため
にラミネートされた保護フイルムを剥離した後、水なし
PS版11は現像部14へ挿入され、現像部14の搬送
ローラ対24に挟持搬送されながら現像液18が表面へ
塗布される。これによって水なしPS版11の未露光部
分く画像部分)の感光層は膨潤してブライマー層から剥
がれ易くなる。
にラミネートされた保護フイルムを剥離した後、水なし
PS版11は現像部14へ挿入され、現像部14の搬送
ローラ対24に挟持搬送されながら現像液18が表面へ
塗布される。これによって水なしPS版11の未露光部
分く画像部分)の感光層は膨潤してブライマー層から剥
がれ易くなる。
さらに水なしPS版工1は搬送ローラ対26によって扶
持搬送され、ブラシローラ10と受け台40との間に挿
入される。ブラシローラ10は水なしPS版1lの搬送
方向に順する方向(第2図反時計方向)へ回転し、受け
台40上を通過する水なしPS版11の上面を擦る。こ
のブラシローラ10へも現像液l8が供給されており、
水なしPS版11は現像液18を塗布されながら、ブラ
シローラ10によって表面が擦られ、現像液18によっ
て膨潤又は溶出した感光層及びシリコーンゴム層が掻き
取られる。これによって水なしPS版11には露光部分
(非画像部分)に相当する、感光層、シリコーン層が残
り、ポジ画像が形或される。
持搬送され、ブラシローラ10と受け台40との間に挿
入される。ブラシローラ10は水なしPS版1lの搬送
方向に順する方向(第2図反時計方向)へ回転し、受け
台40上を通過する水なしPS版11の上面を擦る。こ
のブラシローラ10へも現像液l8が供給されており、
水なしPS版11は現像液18を塗布されながら、ブラ
シローラ10によって表面が擦られ、現像液18によっ
て膨潤又は溶出した感光層及びシリコーンゴム層が掻き
取られる。これによって水なしPS版11には露光部分
(非画像部分)に相当する、感光層、シリコーン層が残
り、ポジ画像が形或される。
水なしPS版1lの表面へ塗布された現像液l8の現像
後の余剰の現像液18は、現像液回収層22内へ落下し
て回収される。
後の余剰の現像液18は、現像液回収層22内へ落下し
て回収される。
さらにブラシローラ10によって未露光部分(画像部分
)の感光層及びシリコーン層が掻き取られた水なしPS
版1lは搬送ローラ対28に挟持搬送されると共に現像
液18が再度塗布されて、水なしPS版11から現像液
18が絞り取られる。
)の感光層及びシリコーン層が掻き取られた水なしPS
版1lは搬送ローラ対28に挟持搬送されると共に現像
液18が再度塗布されて、水なしPS版11から現像液
18が絞り取られる。
この状態の水なしPS版l1は染色部16の搬送ローラ
対106間へ挿入される。現像液18が絞り取られた水
なしPS版l1はブラシローラ120と受け台122の
間に挿入される。このブラシローラ120もブラシロー
ラlOと同様に水なしPS版1lの搬送方向に抗する方
向(第2図時計方向)へ回転し、整流板126に案内さ
れて供給された染色液17を水なしPS版1lの上面へ
塗布する。これによってプライマー層すなわち未露光部
(画像部)に染色液が付着して染色される。
対106間へ挿入される。現像液18が絞り取られた水
なしPS版l1はブラシローラ120と受け台122の
間に挿入される。このブラシローラ120もブラシロー
ラlOと同様に水なしPS版1lの搬送方向に抗する方
向(第2図時計方向)へ回転し、整流板126に案内さ
れて供給された染色液17を水なしPS版1lの上面へ
塗布する。これによってプライマー層すなわち未露光部
(画像部)に染色液が付着して染色される。
さらに水なしPS版1lは搬送ローラ対106間に挿入
され、、搬送ローラ対106の上側のローラヘ、整流板
126によって案内されて供給される染色液l7が表面
へ塗布されながら染色液17が絞り取られて、スクイズ
される。この染色は、現像処理した後の水なしPS版1
1の画像部と非画像部表面が同一色なので、画像部と非
画像部とを見分け易くするための工程で、検版作業のた
めに行う工程である。
され、、搬送ローラ対106の上側のローラヘ、整流板
126によって案内されて供給される染色液l7が表面
へ塗布されながら染色液17が絞り取られて、スクイズ
される。この染色は、現像処理した後の水なしPS版1
1の画像部と非画像部表面が同一色なので、画像部と非
画像部とを見分け易くするための工程で、検版作業のた
めに行う工程である。
画像部が染色された水なしPS版11は染色部16から
送り出された後に、搬送ローラ対108間へ挿入され、
表面に残っている染色液17が拭い取られる。この搬送
ローラ対108はNBRゴムで形威されているので、染
色液l7の拭い取り性が向上する。特に非画像分に染色
液17が残っているとシリコーンゴム層のインキ反撥力
が低下するので、印刷時に良好な画像を得ることが出来
なくなるが、搬送ローラ対108で染色液17を確実に
表面から絞り取るので、良好な画像を得ることができる
。
送り出された後に、搬送ローラ対108間へ挿入され、
表面に残っている染色液17が拭い取られる。この搬送
ローラ対108はNBRゴムで形威されているので、染
色液l7の拭い取り性が向上する。特に非画像分に染色
液17が残っているとシリコーンゴム層のインキ反撥力
が低下するので、印刷時に良好な画像を得ることが出来
なくなるが、搬送ローラ対108で染色液17を確実に
表面から絞り取るので、良好な画像を得ることができる
。
次に現像部14における現像液18の循環、かす取りに
ついて説明する。
ついて説明する。
く循環〉
第1図に示されるように、現像液回収槽22内の現像液
18は、循環ポンプ54の作動によってスプレーバイプ
42、48、50へ送られ、現像部14を搬送される水
なしPS版1lへ塗布される。水なしPS版11の塗布
後の余剰の現像液l8は落下して、現像液回収槽22内
へ回収される。
18は、循環ポンプ54の作動によってスプレーバイプ
42、48、50へ送られ、現像部14を搬送される水
なしPS版1lへ塗布される。水なしPS版11の塗布
後の余剰の現像液l8は落下して、現像液回収槽22内
へ回収される。
現像液回収槽22内へ回収された現像液中には水なしP
S版11の表面から剥離した、感光層及びシリコーンゴ
ム層等の現像かすか混ざっており、これらの現像かすは
、比重が現像液よりも軽いので、現像液回収槽22内で
現像液の表層部に浮遊している。
S版11の表面から剥離した、感光層及びシリコーンゴ
ム層等の現像かすか混ざっており、これらの現像かすは
、比重が現像液よりも軽いので、現像液回収槽22内で
現像液の表層部に浮遊している。
くかす取り〉
この状態で、現像液回収槽22内の現像液18はオーバ
ーフロー槽72内へ下部隔壁22Aを乗り越えて流れ込
む。これによって現像液18の表層部に浮遊している現
像かすは、オーバーフロー槽72内へ流れ込んで、この
オーバーフロー槽72内へ捕集される。
ーフロー槽72内へ下部隔壁22Aを乗り越えて流れ込
む。これによって現像液18の表層部に浮遊している現
像かすは、オーバーフロー槽72内へ流れ込んで、この
オーバーフロー槽72内へ捕集される。
さらに、現像液回収槽22内へ現像液または水を補充す
ると、現像液回収槽22内の現像液の液面高さが上昇し
、長孔74を越えて上昇するとオーバーフロー槽72内
の現像液(表層部に現像かすか捕集されている)の液面
の高さも上昇し、オーバーフロー管80の上端部が水没
する。これによって、オーバーフロー槽72内の現像液
18は表層部(現像かすか浮遊している〉からオーバー
フロー管80を通って外方へ排出される。この際に貫通
孔64を形或している現像液回収槽22の上部隔壁22
Bは堰の役目をして、オーバーフロー172内へ一旦集
積された現像かすが、現像液18の液面の上昇によって
現像液回収槽22内へ拡散することがない。
ると、現像液回収槽22内の現像液の液面高さが上昇し
、長孔74を越えて上昇するとオーバーフロー槽72内
の現像液(表層部に現像かすか捕集されている)の液面
の高さも上昇し、オーバーフロー管80の上端部が水没
する。これによって、オーバーフロー槽72内の現像液
18は表層部(現像かすか浮遊している〉からオーバー
フロー管80を通って外方へ排出される。この際に貫通
孔64を形或している現像液回収槽22の上部隔壁22
Bは堰の役目をして、オーバーフロー172内へ一旦集
積された現像かすが、現像液18の液面の上昇によって
現像液回収槽22内へ拡散することがない。
次にブラシローラ10の組み立てに付いて説明する。
第1図に示されるように、閉止端部34の貫通孔34A
内へ駆動軸36を挿入し、駆動軸の先端部を筒体部30
内へ挿入する。さらに駆動軸36を筒体部30内へ挿入
すると、先端部が案内ブロック38の斜面38Cへ当接
する。
内へ駆動軸36を挿入し、駆動軸の先端部を筒体部30
内へ挿入する。さらに駆動軸36を筒体部30内へ挿入
すると、先端部が案内ブロック38の斜面38Cへ当接
する。
斜面38Cへ当接した駆動軸36の先端部は斜面38C
を摺動して貫通孔38B内へ挿入される。
を摺動して貫通孔38B内へ挿入される。
さらに駆動軸36を閉止端部32へ向けて挿入すると、
駆動軸36の先端部は貫通孔32A内を貫通して、外方
へ突出する。これにより駆動軸36は筒体部30を貫通
する。このあと駆動軸36は閉止端部32、34へ固定
されて、筒体部30と一体とされ、図示しない駆動手段
から伝達された回転駆動力で駆動軸36と共に筒体部3
0が回転する。
駆動軸36の先端部は貫通孔32A内を貫通して、外方
へ突出する。これにより駆動軸36は筒体部30を貫通
する。このあと駆動軸36は閉止端部32、34へ固定
されて、筒体部30と一体とされ、図示しない駆動手段
から伝達された回転駆動力で駆動軸36と共に筒体部3
0が回転する。
このように本実施例のブラシローラ10、120は、筒
体部30内に案内ブロック38が設けられているので、
駆動軸30を容易に挿入することが出来る。
体部30内に案内ブロック38が設けられているので、
駆動軸30を容易に挿入することが出来る。
次に第4図を用いて他の実施例について説明する。
第4図に示されるように、本実施例は筒体部30の軸方
向中間部に案内ブロック150を配置した構戊のブラシ
ローラ10である。案内ブロック150は、筒体部30
の内壁へ外周が固着されており、軸中心部には貫通孔1
50Aが設けられている。この貫通孔150A内には、
閉止端部34内から筒体部30内へ挿入された駆動軸3
6が挿入される。また貫通孔150Aと筒体部30との
間には斜面150Cが形或されている。この斜面150
Cには、閉止端部34から筒体部30内へ挿入された駆
動軸36の先端部が当接し、貫通孔150Aへ案内され
る。
向中間部に案内ブロック150を配置した構戊のブラシ
ローラ10である。案内ブロック150は、筒体部30
の内壁へ外周が固着されており、軸中心部には貫通孔1
50Aが設けられている。この貫通孔150A内には、
閉止端部34内から筒体部30内へ挿入された駆動軸3
6が挿入される。また貫通孔150Aと筒体部30との
間には斜面150Cが形或されている。この斜面150
Cには、閉止端部34から筒体部30内へ挿入された駆
動軸36の先端部が当接し、貫通孔150Aへ案内され
る。
なお、本発明の案内ブロック38はブラシローラ本体1
0がプラスチック材の場合には同一のプラスチック材で
ブラシローラ本体10と一体或型されるか、接着剤で接
着されていることが好ましく、ブラシローラ本体10が
金属の場合には、案内ブロック38はローラ内周に溶接
されていることが好ましい。
0がプラスチック材の場合には同一のプラスチック材で
ブラシローラ本体10と一体或型されるか、接着剤で接
着されていることが好ましく、ブラシローラ本体10が
金属の場合には、案内ブロック38はローラ内周に溶接
されていることが好ましい。
また、上記各実施例では、筒状体として、水なし平版印
刷版現像装置へ適用されたブラシローラ10、120の
例を示したが、これに限らず他の装置へ適用された筒状
体でも良く、さらに筒状体はブラシローラ以外に搬送ロ
ーラ等も含む。
刷版現像装置へ適用されたブラシローラ10、120の
例を示したが、これに限らず他の装置へ適用された筒状
体でも良く、さらに筒状体はブラシローラ以外に搬送ロ
ーラ等も含む。
[発明の効果]
以上に説明した構或の本発明では、筒体部の中空内部に
、一方の閉止端部から中空内部へ挿入された駆動軸を他
方の閉止端部の貫通孔へ案内する案内摺接部を設けたの
で、筒体部へ駆動軸を容易に挿入貫通することが出来る
という優れた効果が得られる。
、一方の閉止端部から中空内部へ挿入された駆動軸を他
方の閉止端部の貫通孔へ案内する案内摺接部を設けたの
で、筒体部へ駆動軸を容易に挿入貫通することが出来る
という優れた効果が得られる。
第1図は本発明に係る筒状体を示す断面図、第2図は本
発明に係る筒状体が適用された水なし平版印刷版現像装
置を示す概略構戊図、第3図は筒状体を示す斜視図、第
4図は筒状体の他の実施例を示す断面図である。 10、120・・・ブラシローラ、 12・・・水なし平版印刷版現像装置、30・・・筒体
部、 32、34・・・閉止端部、 32A,34A・・・貫通孔、 36・・・駆動軸、 38、150・・・案内ブロック、 38A・・・凹部、 38B,150A・・・貫通孔、 38C,150B・・・斜面。
発明に係る筒状体が適用された水なし平版印刷版現像装
置を示す概略構戊図、第3図は筒状体を示す斜視図、第
4図は筒状体の他の実施例を示す断面図である。 10、120・・・ブラシローラ、 12・・・水なし平版印刷版現像装置、30・・・筒体
部、 32、34・・・閉止端部、 32A,34A・・・貫通孔、 36・・・駆動軸、 38、150・・・案内ブロック、 38A・・・凹部、 38B,150A・・・貫通孔、 38C,150B・・・斜面。
Claims (1)
- (1)内部が中空状の筒体部と、この筒体部の両端部を
閉止すると共に軸心部に軸体が貫通する貫通孔が形成さ
れた一対の閉止端部と、を備えた筒状体であって、一方
の閉止端部から前記筒体部の中空内部へ挿入される軸体
を中空内部へ挿入しながら他方の閉止端部の貫通孔へ案
内する案内摺接部を前記筒体部の中空内部に設けたこと
を特徴とする筒状体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003929A JP2677440B2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | ローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003929A JP2677440B2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | ローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03209010A true JPH03209010A (ja) | 1991-09-12 |
JP2677440B2 JP2677440B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=11570828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003929A Expired - Fee Related JP2677440B2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | ローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2677440B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5865749A (ja) * | 1981-08-26 | 1983-04-19 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | 組成物 |
-
1990
- 1990-01-11 JP JP2003929A patent/JP2677440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5865749A (ja) * | 1981-08-26 | 1983-04-19 | ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ | 組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2677440B2 (ja) | 1997-11-17 |
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