JPH03203776A - 強誘電性液晶パネルの表示制御装置 - Google Patents

強誘電性液晶パネルの表示制御装置

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JPH03203776A
JPH03203776A JP1342512A JP34251289A JPH03203776A JP H03203776 A JPH03203776 A JP H03203776A JP 1342512 A JP1342512 A JP 1342512A JP 34251289 A JP34251289 A JP 34251289A JP H03203776 A JPH03203776 A JP H03203776A
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display
electrode
voltage
scanning
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Koji Numao
孝次 沼尾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、強誘電性液晶パネル(以下、FLCDとも略
称する)の表示制御装置に関する。
従来の技術 第14図は、FLCDIを用いた表示システムの従来の
典型的な構成を概略的に示すブロック図である。この表
示システムでは、画像表示に必要な信号をデジタル信号
としてパーソナルコンピュータ2から画像表示を行うブ
ラウン管3に出力されるデジタル信号を使う。このパー
ソナルコンピュータ2から出力されるデジタル信号は別
のコントロール回路4で変換され、その変換信号によっ
てFLCDIでの画像表示が行われる。
第15図は、上記FLCDIの概略的な構成を示す断面
図である。2枚のガラス基板5a、5bは互いに対向さ
せて配置され、一方のガラス基板5aの表面にはインジ
ウム錫酸化物(以下、ITOと略称する)からなる信号
電極Sが複数本互いに平行に配列されており、その上は
5in2からなる透明な絶縁膜6 a+で被覆されてい
る。信号電極Sと対向するもう一方のガラス基板5bの
表面にはITOからなる走査電極りが信号電極Sと直交
する向きに複数本互いに平行に配列されており、その上
は5in2からなる絶縁膜6bで被覆されている。各絶
縁膜6a、6b上にはラビング処理などを施したポリビ
ニルアルコールからなる配向膜7a、7bがそれぞれ形
成されている。この2枚のガラス基板5a、5bは一部
に注入口を残して封止剤8で貼り合わされ、その注入口
がら配向膜7a、7bで挟まれる空間内に真空注入にょ
って強誘電性液晶9が導入された後、上記注入口は封止
剤8で封止される。このようにして貼り合わされた2枚
のガラス基板5a、5bは、互いの偏向軸が直交する配
置とした2枚の偏向板10a。
10bで挟まれる。
第16図は、上述した単純マトリクス構成のFLCDI
の走査電極しに走査側駆動回路11が接続され、信号電
極Sに信号側駆動回路12が接続された構成を示す平面
図である。走査側駆動回路11は走査電iLに電圧を印
加するための回路であり、信号側駆動回路12は信号電
極Sに電圧を印加するための回路である。ここでは説明
を簡単にするために、走査電極りが32本で信号電極S
が16本の場合、つまり32X16の画素で構成されて
いるFLCDIの場合について示しており、走査電極り
のそれぞれは符号りに添字i (i=1〜32)を付加
して区別し、信号電極Sのそれぞれは符号Sに添字j(
j=1〜16)を付加して区別している。また、以後の
説明では、任意の走査電極Liと任意の信号電極Sjが
交差する部分の画素を符号AiJで表すものとする。
第17図は、上述したパーソナルコンピュータ2から出
力される各信号を示す波形図であり、そのうち第17図
(1)はブラウン管3の画面の1走査区間のタイミング
を与える水理同期信号HDであり、第17図(2)はそ
の1画面分の周期を示す垂直同期信号VDであり、第1
7図(3)は画像の表示データDataを示す、第17
図(4)は水平同期信号HDの1走査区間を拡大して示
す波形図であり、第17図(5)は上記表示データDa
taの1走査区間分を拡大して示す波形図であり、第1
7図(6)は1画素分の表示データDataのデータ転
送りロックCLKを示す波形図である。
第18図は、上述したコントロール回路4から出力され
る各信号を示す波形図であり、そのうち第18図(1)
は走査電[!Lを選択する選択信号YIを走査側駆動回
路11に含まれる図示しないシフトレジスタ内において
順次転送させるためのクロックYCLKを示す波形図で
あり、第18図(2)は上記選択信号YIを示す波形図
であり、第18図(3)はFLCDIの各画素に対応す
る表示データDATAを示す、第18図(4)は上記ク
ロックYCLKの1周期分を拡大して示す波形図であり
、第18図(5)は上記選択信号YIのクロックYCL
KI周期相当分を拡大して示す波形図であり、第18図
(6)は上記表示データDATAのクロックYCLKI
周期相当分を拡大して示す波形図であり、第18図(7
)は上記表示データDATAを信号側駆動回路12に含
まれる図示しないシフトレジスタ内に・おいて順次転送
させるための表示データ転送りロックXCLKを示す波
形図であり、第18図(8)は信号側駆動回路12のシ
フトレジスタ内の上記表示データDATAを同じ信号l
Il!l駆動回路12に含まれる図示しない別のレジス
タに取り込んで保持するタイミングを与えるラッチパル
スLPの拡大波形図であり、第18図(9)は走査電極
しに印加する電圧の種別を指定する信号VCを示す波形
図であり、第18図(10)は信号電極Sに印加する電
圧の種別を指定する信号VSを示す波形図である。
このように上記コントロール回路4には、第17図に示
す4種類の信号つまり水平同期信号HD、垂直同期信号
VD、表示データData、データ転送りロックCLK
を、第18図に示す7種類の信号つまりクロックYCL
K、選択信号YI、表示データDATA、表示データ転
送りロックXCLK、ラッチパルスLP、信号vc、v
sに変換する機能が与えられている。
第19図は、特開昭64−59389号公報において提
案されているFLCDIの駆動方法に用いられる走査電
極りおよび信号電極Sへの各印加電圧波形を示す波形図
である。そのうち、第19図(1)に示す波形は走査電
極りに印加され、その走査電極り上の画素のメモリ状態
つまり表示されている輝度の状態を書換えることのでき
る選択電圧Aの波形であり、第19図(2)に示す波形
は走査電極りに印加されるが、その走査電極り上の画素
の表示状態を書換えることのできない非選択電圧Bの波
形である。第19図(3)に示す波形は画素を「明」の
輝度状態に書換えるときに信号電極Sに印加される書換
え明電圧Cの波形であり、第19図(4)に示す波形は
画素を「暗」の輝度状態に書換えるときに信号電極Sに
印加される書換え暗電圧りの波形であり、第19図(5
)に示す波形は画素Sの表示状態を書換えないときに信
号電極Sに印加される非書換え電圧Gの波形である。第
19図く6)〜(11)は画素Aijにかかる実効電圧
の波形を示し、そのうち、第19図(6)の波形A−C
は走査電極Liに選択電圧Aが印加され、信号電極Sj
に書換え明電圧Cが印加されたときの波形をポル、第1
9図(7)の波形A−Dは走査電極Liに選択電圧Aが
印加され、信号電極Sjに書換え暗電圧りが印加された
ときの波形を示し、第19図(8)の波形A−Gは走査
電極Liに選択電圧Aが印加され、信号電極Sjに非書
換え電圧Gが印加されたときの波形を示し、第19図(
9)の波形B−Cは走査電極Liに非選択電圧Bが印加
され、信号電極Sjに書換え明電圧Cが印加されたとき
の波形を示し、第19図(10)の波形A−Dは走査電
極Liに非選択電圧Bが印加され、信号電極Sjに書換
え暗電圧りが印加されたときの波形を示し、第19図(
11)の波形B−Gは走査電極Liに非選択電圧Bが印
加され、信号電極Sjに非書換え電圧Gが印加されたと
きの波形を示している。
上記駆動方法によって第16図のFLCDIの画素Ai
jの表示状態が書換えられる場合、走査電極Liには第
19図(1)の選択電圧Aが印加され、残りの全部の走
査電極Lk (k≠i  k=1〜32)には第19図
(2)に示す非選択電圧Bが印加され、画素Aijが「
明」の表示状態に書換えられるときには信号電極Sjに
第19図〈3)に示す書換え明電圧Cが印加され、画素
Atjが「暗」の表示状態に書換えられるときには信号
電極Sjに第19図(4)に示す書換え暗電圧りが印加
され、また画素Aijの前のフレームでの「明」の表示
状態あるいは「暗」の表示状態がそのまま維持されれば
よいときには信号電極Sjに第19図(5)に示す非書
換え電圧Gが印加される。
例えば第16図のFLCDIにおいて、斜線を施して示
す「暗」の表示状態の各画素Aijによって画面に「強
請」の文字が表示されている状態を、第20図に示すよ
うに「常誘」の文字が表示されている状態に言換える場
合、「暗」の表示状態から「明」の表示状態に書換えら
れる画素Aijを書換え明電圧Cに対応付けて符号Cで
表し、「明」の表示状態から「晴」の表示状態に書換え
られる画素Aijを書換え暗電圧りに対応付けて符号り
で表し、「暗」の表示状態のままである画素Aijを符
号Fで表し、「明」の表示状態のままである画素A1j
を無記号で表すと全体の画面は第21図に示すように表
される。この場合、符号Fの画素Aijおよび無記号の
画素Aijは非書換え電圧Gに対応することになる。
第22図は、このとき走査電極LL、L2.L3、信号
電極S5.S6および画素A15.A16、A25.A
26にかかるそれぞれの電圧波形を示している。そのう
ち、第22図(1)は参考のために走査側駆動回路11
におけるシフトレジスタでの選択信号Ylの転送用クロ
ックYCLKの波形を示し、第22図(2)は上記選択
信号YIの波形を示し、第22図(3)は走査電極L1
への印加電圧波形を示し、第22図(4)は走査電極L
2への印加電圧波形を示し、第22図(5)は走査電極
L3への印加電圧波形を示し、第22図(6)は信号電
極S5への印加電圧波形を示し、第22図(7)は信号
電極S6への印加電圧波形を示し、第22図(8)は画
素A15へ印加される実効電圧波形を示し、第22図(
′9)は画素A16へ印加される実効電圧波形を示し、
第22図(10)は画素A25へ印加される実効電圧波
形を示し、第22図(11)は画素A26へ印加される
実効電圧波形を示す。
上記駆動方法においては、第22図(9)に示す画素A
16の実効電圧および第22図(11)に示す画素A2
6の実効電圧から判るように、画素Aijにかかる電圧
はその表示状態を書換えない限り、走査電極Liを選択
していようと選択していまいとほぼ同じになる。このこ
とから、ある走査電極Liに選択電圧Aが印加されてか
ら次に同じ走査電極Liに選択電圧Aが印加されるまで
の時間つまり1フレ一ム周期が33.3ms (3OH
z相当)より長い低速駆動の場合でも、フリッカを感じ
ることのない表示が可能となる。
発明が解決しようとする課題 ところで、現在FLCDIに一般的に使用されている強
誘電性液晶の場合、走査側駆動回路11や信号側駆動回
路12として例えば耐圧24Vのものを使用するものと
すると、第19図に示される各印加電圧の単位パルス幅
toとして50μs程度を設定する必要があり、上述し
た駆動方法を採用する場りには1選択時間(6tO)と
して300μs程度を割り当てる必要がある。そこで、
この条件のもとに1000本の走査電極りを持つFLC
DIを駆動するとすれば、この場合の1フレ一ム周期は
0.3msとなる。
しかし、このことはユーザがキーボードから何等かの入
力を行ってから画面の表示が書換えられるまでに0.3
ms以上の時間がかかることを意味しており、これでは
上述したようにフリッカのない表示が行われるといって
も応答速度の限界のために結局走査電極数を制限せざる
を得ないという問題点を有する。
したがって、本発明の目的は、走査電極数に左右される
ことなくフレーム周期を短縮することのできる強誘電性
液晶パネルの表示制御装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、互いに交差する方向に配列した複数の走査電
極と複数の信号電極との間に強誘電性液晶を介在させ、
走査電極と信号電極が交差する部分の強誘電性液晶を画
素とし、信号電極には表示データに対応する波形の信号
電圧を印加し、走査電極にはその電極上の画素の表示状
態を書換えることのできる波形の選択電圧を線順次で印
加するとともに、1フレーム後に同じ走査電極に再び選
択電圧を印加するまでの間は他の走査電極に選択電圧が
印加されるタイミングで画素の表示状態を書換えること
のできない非選択電圧を繰り返し印加するようにした強
誘電性液晶パネルの表示制御装置において、 次のフレームで各画素に表示させるべき1画面分の表示
データを格納するための表示データ用フレームメモリと
、 現在表示されている表示データと前記表示データ用フレ
ームメモリに格納されている表示データとの同異を示す
1画面分の同異識別データを格納する同異参照用フレー
ムメモリと、 前記各走査電極にそれぞれ対応付けられ、その走査電極
上の画素に対応する前記同異参照用フレームメモリの同
異識別データに1つでも異なることを示すデータがある
か否がを示すライン同異識別データを格納するラインメ
モリと、 選択電圧が走査電極に印加されている間に、その走査電
極に続く各走査電極に対応するラインメモリのライン同
異識別データを線順次に調べ、そのライン同異識別デー
タが異なることを示すデータであれば対応する走査電極
に選択電圧を印加することに決め、そのライン同異識別
データとして異なることを示すデータが見付からなけれ
ばそのうちのいくつかのライン同異識別データに対応す
る走査電極にだけ選択電圧を印加することに決めるかま
たはいずれの走査電極にも選択電圧を印加しないことに
決めるかを選択する走査電極選択手段と、 表示データ用フレームメモリの表示データと同異参照用
フレームメモリの同異識別データとに基づき、走査電極
選択手段によって選択すると決められた走査電極上の画
素に対応する表示制御用データを、その走査電極の選択
に同期して強誘電性液晶パネルの信号電極側に与えるデ
ータ出力手段とを備えたことを特徴とする強誘電性液晶
パネルの表示制御装置である。
作  用 本発明に従えば、m木の走査電極を持つ強誘電性液晶パ
ネルの場合、走査電極上の画素が現在表示している表示
データと次のフレームで表示させるべき表示データとに
違いのある走査電極の数をq本とすると、表示データに
違いのない残りの(m−q)本の走査電極については全
く選択電圧が印加されないかまたはそのうちの何本かの
走査電極にしか選択電圧が印加されないので、残りの(
m−q>本のうち2本の走査電極を選択するとしても1
フレームの間には(m−q−p)本の走査電極について
選択電圧の印加が省略されることになりフレーム周期が
大幅に短縮化される。
実施例 第1図は、本発明の一実施例である強誘電性液晶パネル
の表示制御装置が適用される表示システl\の構成を示
すブロック図である。この表示システムの楕或は、概略
的には上述した従来の表示システムの場合と同じであり
、画像表示に必要な信号をデジタル信号としてパーソナ
ルコンピュータ22から画像表示を行うブラウン管23
に出力されるデジタル信号を使う。このパーソナルコン
ピュータ22から出力されるデジタル信号はこの実施例
の表示制御装置であるコントロール回路24で変換され
、その変換信号によってFLCD21での画像表示が行
われる。
上記FLCD21の具体的な構成については、第15図
に示した従来の場合のFLCDIと変わらないので、そ
の説明はここでは省略する。なお、FLCD21の強誘
電性液晶として、この実施例ではメルク社製のZLI−
42371000が使用され、配向膜としてポリイミド
が用いられている。
第2図は、上記コントロール回路24の構成を概略的に
示すブロック図である。表示データ用フレームメモリ2
5は上記パーソナルコンピュータ22から送出される1
画面分の表示データDataを保持するためのメモリで
ある。この表示データ用フレームメモリ25からは、現
在FLCD〜1の画面に表示されている表示データと、
次のフレームで表示されるべき表示データとの同異を示
す変換データRxが出力される。
ラインメモリ26は、上記表示データ用フレームメモリ
25から出力される変換データRxに基づき、FLCD
21の各走査電極上の画素において現在表示されている
表示データと次のフレームで表示される表示データとに
違いのある画素が1つでもあるか否かを示すライン同異
識別データを各走査電極別に保持するためのメモリであ
る。このラインメモリ26では、各走査電極ごとのライ
ン同異識別データを保持するためにそれぞれ1ビットの
記憶領域が割り当てられている。
参照用フレームメモリ27は、上記表示データ用フレー
ムメモリ25から出力される1画面分の変換データRx
を保持するためのメモリである。
入力制御回路28は、パーソナルコンピュータ22から
送出される水平同期信号HD、垂直同期信号VD、クロ
ックCL Kおよび出力制御回路29から送出される信
号○W、OAc、OAsに基づき、表示データ用フレー
ムメモリ25、ラインメモリ26および参照用フレーム
メモリ27/\のデータ書込みを制御するための回路で
ある。
出力制御回路29は、表示データ用フレームメモリ25
、ラインメモリ26および参照用フレームメモリ27か
らの保持データの読出しおよび駆動制御回路30の出力
制御を行うための回路である。
駆動制御回路30は、表示データ用フレームメモリ25
から与えられるデータDOと、参照用フレームメモリ2
7から与えられるデータDREとに基づき、FLCD2
1の表示駆動を制御する信号を出力する゛ための回路で
ある。
第3図は、上述した単純マトリクス構成のFLCD21
の走査電極しに走査側駆動回路31が接続され、信号電
極Sに信号側駆動回路32が接続された構成を示す平面
図である。走査側駆動回路31は走査電極りに電圧を印
加するための回路であり、信号側駆動回路32は信号電
極Sに電圧を印加するための回路である。ここでも従来
例の場合と同様に、説明を簡単にするために走査電極り
が32本で信号電極Sが16本の場合、つまり32×1
6の画素で構成されているFLCD21の場合について
示しており、走査電極りのそれぞれは符号りに添字i 
(i=1〜32)を付加して区別し、信号電極Sのそれ
ぞれは符号Sに添字j(j=1〜16)を付加して区別
している。また、以後の説明でも従来例の説明の場合と
同様に、任意の走査電極Liと任意の信号型[+Sjが
交差する部分の画素を符号Aljで表すものとする。
第4図は、従来例の説明において第16図で示した「強
請」の文字を表示している状態から、第3図に示すよう
に斜線を施した「暗」表示の画素で「寓話」の文字を表
示した状態にFLCD21の画面が切り換えられるとき
に、上記参照用フレームメモリ27に保持される1画面
分の変換データRxをFLCD21の画面上に表示した
形で模式的に示した図である。斜線を施した画素の部分
は、その画素の変換データRxが、現在表示されている
表示データと次のフレームで表示される表示データとが
異なることを示すデータであることを表している。
第5図および第6図は、上記画面の切換え動作時にコン
トロール回路24からFLCD21へ送出される各出力
信号を示す波形図であり、そのうち第5図(1)および
第6図(1)は走査電極りを選択する選択信号YIを走
査側駆動回路11に含まれる図示しないシフトレジスタ
内において順次転送させるためのクロックYCLKを示
す波形図であり、第5図(2)および第6図(2)は上
記選択信号YIを示す波形図であり、第5図(3)およ
び第6図(3)はFLCD21の各画素に対応する表示
データDATAを示す。第5図(4)および第6図(4
)は走査電極りの1選択時間ごとに走査側駆動回路31
に与えられるクロックLCLKを示す波形図である。第
5図(5)は上記クロックYCLKの1周期分を拡大し
て示す波形図であり、第5図(6)は上記選択信号YI
のクロックYCLKI周期相当分を拡大して示す波形図
であり、第5図(7)は上記表示データDATAのクロ
ックYCLKI周期相当分を拡大して示す波形図であり
、第5図(8)は上記表示データDATAを信号側駆動
回路32に含まれる図示しないシフトレジスタ内におい
て順次転送させるためのデータ転送りロックXCLKを
示す波形図であり、第5図(9)は信号側駆動回路32
のシフトレジスタ内の上記表示データDATAを同じ信
号側駆動回路32に含まれる図示しない別のレジスタに
取り込んで保持するタイミングを与えるラッチパルスL
Pの拡大波形図であり、第5図(10)は走査電極りに
印加する電圧の種別を指定する信号VCを示す波形図で
あり、第5図(11)は信号電極Sに印加する電圧の種
別を指定する信号VSを示す波形図である。なお、第6
図(1)〜(4)は第5図(1)〜(4)の各波形に続
く波形を示している。
第7図は、上記動作時に入力制御回路28から出力され
る各信号を示す波形図である。そのうち第7図(1)は
パーソナルコンピュータ22から出力されるデータ転送
りロックCLKを一定時間だけ遅延させた入力側クロッ
クl5CPの波形を示し、第7図(2)は表示データD
ataをパラレル変換するためのタイミングパルスRE
の波形を示し、第7図(3)は走査電極りに対応付けら
れる表示データ用フレームメモリ25、ラインメモリ2
6および参照用フレームメモリ27の行アドレスAcの
データを示し、第7図(4)は信号電極Sに対応付けら
れる表示データ用フレームメモリ25および参照用フレ
ームメモリ27の列アドレスAsのデータを示し、第7
図(5)は上記クロックl5CPに同期して入力側で表
示データ用フレームメモリ25、ラインメモリ26およ
び参照用フレームメモリ27からデータを読み出すため
のタイミングパルスIOEの波形を示し、第7図(6)
は上記クロックI SCPに同期して入力側で表示デー
タ用フレームメモリ25、ラインメモリ26および参照
用フレームメモリ27にデータを書き込むためのタイミ
ングパルスIWEの波形を示し、第7図(7)は表示デ
ータ用フレームメモリ25および参照用フレームメモリ
27の出力側からデータを読み出すためのタイミングパ
ルスOOEの波形を示し、第7図(8)は上記クロック
l5CPに同期しラインメモリ26に送出されるタイミ
ングパルスROEの波形を示し、第7図(9)も同じく
クロックl5CPに同期しラインメモリ26に送出され
るタイミングパルスRWEの波形を示している。
また、第8図は、上記動作時に出力制御回路29から出
力される各信号を示す波形図である。そのうち、第8図
(1)は出力側のクロックCPの波形図を示し、第8図
(2)はクロックCPに同期して表示データ用フレーム
メモリ25、ラインメモリ26および参照用フレームメ
モリ27へ送出されるこれらデータをシリアル変換する
ためのタイミングパルスLOの波形を示し、第8図(3
)は参考のために示したラインメモリ26から出力制御
回路29へ与えられるライン同異識別データSAMEで
あり、第8図(4)はクロックcpに同期したタイミン
グパルスOWを示し、第8図(5)は表示データ用フレ
ームメモリ25、ラインメモリ26および参照用フレー
ムメモリ27に与えられるこれらメモリの出力側行アド
レスOAcを示し、第8図(6)は表示データ用フレー
ムメモリ25および参照用フレームメモリ27に与えら
れるこれらメモリの出力側列アドレスOAsを示し、第
8図(7)は走査側駆動回路31に与えるクロックYC
LKを駆動制御回路30で生成させるためのタイミング
パルスHCEを示す波形図であり、第8図(8)は走査
側駆動回路31に与えるクロックLCLKと信号側駆動
回路32に与えるラッチパルスLPと各印加電圧を駆動
制御回路30で生成させるためのタイミングパルスHP
を示す波形図であり、第8図(9)は走査側駆動回路3
1に与える選択信号YIを駆動制御回路30で生成させ
るためのタイミングパルスVPを示す波形図である。
第9図は、このとき走査電極LL、L2.L3、信号電
極S5.S6および画素A15.Al1゜A25.A2
6にかかるそれぞれの電圧波形を示している。そのうち
、第9図(1)は参考のために走査側駆動回路31にお
けるシフトレジスタでの選択信号YIの転送りロックY
CLKの波形を示し、第9図(2)は上記選択信号YI
の波形を示し、第9図(3)は1選択時間のタイミング
を与えるクロックLCLKの波形を示す。第9図(4)
は走査電極L1への印加電圧波形を示し、第9図(5)
は走査電極L2への印加電圧波形を示し、第9図(6)
は走査電f!L3への印加電圧波形を示し、第9図(7
)は信号電極S5への印加電圧波形を示し、第9図(8
)は信号電極S6への印加電圧波形を示し、第9図(9
)は画素A15へ印加される実効電圧波形を示し、第9
図く10)は画素A16へ印加される実効電圧波形を示
し、第9図(11)は画素A25へ印加される実効電圧
波形を示し、第9図(12)は画素A26へ印加される
実効電圧波形を示す。
次に、上記表示システムにおけるFLCD21を従来例
の説明で示した第19図の印加電圧を用いる駆動方法で
駆動する場合に、FLCD21の画面が「強請」の文字
を表示した状態から「寓話」の文字を表示した状態に切
り換えられるときの動作を、第3図〜第9図を参照して
説明する。ただし、この場合の1選択時間(6tO)は
約600μsである。
FLCD21の画面に「強請」の文字が表示されている
フレームでは、表示データ用フレームメモリ25に保持
されている表示データDataは従来例の説明で示した
第16図の状態にある。
この状態のもとで、パーソナルコンピュータ22から「
寓話」の文字を表示する表示データDataが表示デー
タ用フレームメモリ25に送信されてくる。すると、表
示データ用フレームメモリ25からは、「寓話」と「強
請」の違いである第4図に模式的に示すような1画面分
の変換データRxがラインメモリ26および参照用フレ
ームメモリ27へと送出される。その変換データRxは
参照用フレームメモリ27ではそのまま保持されるが、
ラインメモリ26では変換データRxの1走査電極分が
1つにまとめられて保持される。すなわち、第4図に沿
って説明すれば、その1つの走査電極り上の画素のうち
1画素でも「暗」表示で表した画素つまり前後のフレー
ムで表示データの異なる画素があればライン同異識別デ
ータSAMEとして「1」が保持され、1画素も「暗」
表示で表した画素がなければ「0」が保持される。
上記動作の制御は入力制御回路28によって行われる。
すなわち、入力制御回路28ではパーソナルコンピュー
タ22から送出される水平同期信号HDおよび垂直同期
信号VDによって初期化され、同じくパーソナルコンピ
ュータ22から送出されるデータ転送りロックCLKを
一定時間遅延させたクロックl5CPをクロックとして
このクロックrscpと、表示データDataをパラレ
ル変換するためのタイミングパルスREとが表示データ
用フレームメモリ25へと送出される。また、タロツク
l5CPに同期して、メモリ252627からデータを
読み出すためのタイミングパルスIOEと、データをメ
モリ25,26゜27に書き込むためのタイミングパル
スIWEと、各メモリ25,26.27をアクセスする
行アドレスAcとしてこれらメモリの出力側用行アドレ
ス○Acと入力側用行アドレスOAcとを切り換えたア
ドレスデータとが上記入力制御回路28から出力される
。さらに、上記入力制御回路28からは、出力制御回路
29から出力されるクロックCPに同期して各メモリ2
5.27からデータを読み出すためのタイミングパルス
OOEと、これらメモリをアクセスする列アドレスAs
として各メモリの出力側用列アドレスOAsと入力側用
列アドレスOAsとを切り換えたアドレスデータも出力
される。
次に、表示データ用フレームメモリ25に保持されてい
るデータDOと参照用フレームメモリ27に保持されて
いるデータDREとが駆動制御回路30に送出される。
このとき、実際にデータDO,DREを出力させるのに
必要なデータ転送時間T1は1!!択時間(6tO)よ
りも十分小さく設定され、データ転送時間T1に入る前
に出力制御回路29によってその走査電極りに対応する
ラインメモリ26のライン同異識別データSAMEが確
認される。このとき、ライン同異識別データSAMEが
「0」であるという状態が続けば、次の走査電極りに対
応するライン同異識別データSAMEを確認するという
動作が最大4回まで繰り返され、それでもライン同異識
別データSAMEが「1」にならないとき、その4番目
の走査電極LのデータDo、DREが駆動制御回路3o
へと送出される。上記4回の動作までに「1」のライン
問責識別データSAMEが現れれば、その走査電極りに
対応するデータDo、DREが駆動制御回路30に送出
される。また、ラインメモリ26では、ライン問責識別
データ5AVEが出力された後で、その走査電極りに対
応するライン問責識別データ5AVEの内容が「0」に
リセットされる。
上述した一連の動作は、出力制御回路29がら出力され
るタイミングパルスOWによって制御され人力制御回路
28からラインメモリ26に送出されるタイミングパル
スROE、RWEと、出力制御回路2つから表示データ
用フレームメモリ25、ラインメモリ26および参照用
フレームメモリ27に送出されるタイミングパルスLO
とによって行われる。
以後、パーソナルコンピュータ22から「寓話」の表示
データDataが表示データ用フレームメモリ25に送
られ続ける場合には、表示データ用フレームメモリ25
は「寓話」文字表示のデータを保持し続けることになる
が、その表示データ用フレームメモリ25から出力され
る変換データRXはすべて第4図における斜線を施さな
い画素に対応する「0」となる、その変換データRxは
ラインメモリ26および参照用フレームメモリ27に送
出されるが、参照用フレームメモリ27の保持データに
ついてはラインメモリ26のライン問責識別データSA
MEが「0」にならない限り、対応する走査電liL上
のデータは「0」に書換えられない。
また、出力制御回路29から駆動制御回路30に対して
は、走査側駆動回路31に入力する選択信号YIを生成
させるためのタイミングパルスVP、走査ffIII駆
動回路31に入力するクロックYCLKを生成させるた
めのタイミングパルスHCE、走査側駆動回路31に入
力するクロックLCLKと信号側駆動回路32に与える
ラッチパルスLPと各印加電圧を生成させるためのタイ
ミングパルスHPがそれぞれ出力される。
以上の動作の結果、コントロール回路24がらFLCD
21に対しては、第5図および第6図に示す各信号が出
力される。すなわち、表示データ用フレームメモリ25
に保持される表示データは「強請」の文字表示のものか
ら「寓話」の文字表示のものへと変化し、参照用フレー
ムメモリ27のデータは第4図に模式的に示す通りにな
り、またラインメモリ26のライン問責識別データSA
MEは走査電極L1〜L16までが「1」で、走査電極
LL7〜L32までが「0」となる。
いま、表示が走査電極L1から開始されるものとすると
、まず出力制御回路29から行アドレス0Ac=1が入
力制御回路28を経て各メモリ25.26.27に入力
され、このときラインメモリ26のライン問責識別デー
タSAMEはrlJとなり、走査電極L1に対応する表
示データ用フレームメモリ25のデータDOおよび参照
用フレームメモリ27のデータDREが駆動制御回路3
0に転送される。
走査電極し2〜L16までは上記動作が繰り返される。
次いで、出力制御回路29から行アドレス0Ac−17
が各メモリ25,26.27に送出されるとラインメモ
リ26のライン問責識別データSAMEが「0」となり
、出力制御回路29から出力される行アドレスOAcは
1だけ増加して18に切り換えられる。ライン問責識別
データSAMEはその後「0」が続くが、この動作は最
大4回に限られているので行アドレスOAcが20にな
ると、走査電極L20に対応する表示データ用フレーム
メモリ25のデータDoおよび参照用フレームメモリ2
7のデータDREが駆動制御回路30に転送される。以
下、同様の動作が繰り返される。
このときの走査電極Ll、L2.L3、信号型@1Is
5.S6および画素A15.A16.A25A26への
印加電圧は第9図に示すようになる。
この場合、信号電極Sに印加される信号電圧の種別は上
記表示データ用フレームメモリ25のデータDOと参照
用フレームメモリ27のデータDREとによって決まる
。すなわち、例えばデータDOが「明」表示のデータで
、データDREが前後フレームの表示データ間に違いが
あることを示すデータであるときには、信号電圧として
書換え明電圧Cが選択され、またデータDoが「暗」表
示のデータで、データDREが前後フレームの表示デー
タ間に違いがあることを示すデータであるときには、信
号電圧として書換え暗電圧りが選択される。さらにデー
タDoが「明」表示のデータで、データDREが前後の
フレームの表示データ間に違いがないことを示すデータ
である場合、およびデータDOが「暗」表示のデータで
、データDREが前後フレームの表示データ間で違いが
ないことを示すデータである場合には、いずれも信号電
圧として非書換え電圧Gが選択される。
この実施例では、現在表示されている表示データと次の
フレームで表示される表示データとに違いのある画素が
1つもない走査電極については、これらの走査電極が続
く場合でも次のフレームでは4本に1本しか選択されな
いので、選択を省略された走査電極本数だけそのフレー
ムの見掛は上の周期が短縮されたことになる。なお、前
後フレームの表示データ間に違いのある画素が1つもな
い走査電極はすべて選択しないようにしてもよい。
ところで、例えばパーソナルコンピュータの表示画面で
は全画面が一度に書き換わることは稀で、プログラムの
工夫次第によっては表示データの変わる走査電極本数を
かなり少なくすることができる。とくに、ワードプロセ
ッサの場合には1文字ごとの表示データが入力されるの
で数行分の文字が一度に書換えられることはほとんどな
く、1画面を1ページに対応させるものとすると、1画
面当たり表示データの書換えの必要な走査電極本数は文
字1行分程度と非常に少ない。したがって、このような
パーソナルコンピュータやワードプロセッサのデイスプ
レィ制御用として、上記表示制御装置を使用した場合に
は、フレーム周期が大幅に短縮化され入力に対して画面
の書換えが行われるまでの応答速度が速められることに
なる。
上記実施例では、説明を簡単にするため16×32の画
素のFLCD21を対象とした表示の場合を示したが、
実際に1024X1024の画素のFLCDに上記実施
例を適用したところ、フリッカがなく応答速度の速い表
示が得られることが確認された。
ところで、上記実施例に適用された表示方式つまり従来
例の説明で示した第19図の各波形の印加電圧を用いる
表示方式では、第9図に示す波形図から明らかなように
信号側駆動回路32から出力する印加電圧として書換え
明電圧C1書換え暗電圧D、非書換え電圧Gの3種類の
印加電圧を必要とするので、2種類の印加電圧しか必要
としない信号側駆動回路に比べてその製造コストが高く
つくことになる。
しかし、第19図の波形をよく見ると非書換え電圧Gの
前半の波形は書換え暗電圧りの前半の波形に、また非書
換え電圧Gの後半の波形は書換え明電圧Cの後半の波形
にそれぞれ等しいことが判る。そこで、この点に着目し
て、信号側駆動回路32に与える印加電圧指定用の信号
値を、その信号値の前半は書換え暗電圧りと非書換え電
圧Gが同じ値となり、その後半は書換え明電圧Cと非書
換え電圧Gが同じ値となるように定めれば、信号側駆動
回路32に要するコストを低減できることになる。
このような点を考慮して構成された、上記コントロール
回路24の各部構成回路の具体例を第10図〜第13図
にそれぞれ示している。そのうち、第10図は出力制御
回路29を示し、ここでは4つのカウンタ33a〜33
dと、3つのDフリップフロラ134a〜34Cと、6
つのNANDゲート35a〜35fと、1つのANDN
Oゲート3.4つのNORゲート37 a 〜37 d
と、2つのORゲー)38a、38bと、4つのDIR
スイッチ39a〜39dとによって構成されている。
また第11図は表示データ用フレームメモリ25を示し
、ここでは8つのNOTORゲート41a〜41h8つ
のEX−ORゲート41a〜41hと、2つのラッチ付
きシフトレジスタ42a。
42bと、1つの3ステート出力バツフア43と、1つ
のシフトレジスタ44と、1つのスタテイツりRAM(
Random  Access  Memory)45
と、2つのDフリップフロップ46a、46bと、5つ
のNANDゲート47a〜47eと、4つのANDゲー
ト48a〜48dと、1つのスイッチ49とで構成され
ている。
また第12図はラインメモリ26を示し、ここでは1つ
のスタティックRAM50と、4つのNOTゲート51
a〜51dと、2つの3ステート出力バッファ52a、
52bと、4つのDフリップフロップ53a〜53dと
、2つのNANDゲート54a、54bと、10個のA
NDゲート55a〜55jとで構成されている。
さらに第13図は参照用フレームメモリ27を示し、7
つのNOTゲート56a〜56gと、1つのスタティッ
クRAM57と、2つのDフリップフロップ58a、5
8bと、1つの3ステート出力バツフア59と、1つの
シフトレジスタ6゜と、11個のNANDゲート61a
〜61にと、4つのANDゲート62a 〜62dと、
8つのORゲート63a〜63hとで構成されている。
なお、上記実施例では信号電圧として書換え明電圧C1
書換え暗電圧りおよび非書換え電圧Gの3種類の電圧を
用いる駆動方式の場合について説明したが、フリッカを
問題にしないのであれば、信号電圧として非書換え電圧
Gを用いない駆動方式の場合でも同様にしてフレーム周
期の短縮化を図ることができる。
発明の効果 以上のように、本発明の強誘電性液晶パネルの表示制御
装置によれば、現在表示されている走査電極上の画素の
表示データと次のフレームでの表示データとが同じであ
る走査電極については、次のフレームで全く選択しない
がまたは数本に1本の割合でしが選択しないように構成
しているので、走査電極数の多い強誘電性液晶パネルの
場合でも1フレームに選択される走査電極本数が少なく
なる分だけフレーム周期を短縮でき、入力がされてから
画面に表示されるまでの応答時間をそれだけ速くするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である強誘電性液晶パネルの
表示制御装置を適用した表示システムの概略的な構成を
示すブロック図、第2図はその表示制御装置であるコン
トロール回路の概略的な構成を示すブロック図、第3図
はそのコントロール回路を用いて「寓話」の文字を表示
させた強誘電性液晶パネルを示す図、第4図は参照用フ
レームメモリに保持される変換データの一例を模式的に
示す図、第5図および第6図はそれぞれコントロール回
路の出力信号を示す波形図、第7図はコントロール回路
における入力制御回路の出力信号を示す波形図、第8図
はコントロール回路における出力制御回路の出力信号を
示す波形図、第9図は強誘電性液晶パネルのいくつかの
走査電極、信号電極、画素に印加される各電圧を示す波
形図、第10図は上記出力制御回路の具体的構成の一例
を示す回路図、第11図は上記コントロール回路におけ
る表示データ用フレームメモリの具体的構成の一例を示
す回路図、第12図は上記コントロール回路におけるラ
インメモリの具体的構成の一例を示す回路図、第13図
は上記コントロール回路における参照用フレームメモリ
の具体的構成の一例を示す回路図、第14図は従来の表
示制御装置を用いた表示システムの概略的な構成を示す
ブロック図、第15図はその表示システムに用いられる
強誘電性液晶パネルの構成を示す断面図、第16図はそ
の強誘電性液晶パネルにr強請」の文字を表示させた状
態を示す図、第17図はその表示システムにおけるパー
ソナルコンピュータからの出力信号を示す波形図、第1
8図はその表示システムにおけるコントロール回路から
の出力信号を示す波形図、第19図はその表示システム
における強誘電性液晶パネルの駆動に用いられる各印加
電圧を示す波形図、第20図はその強誘電性液晶パネル
に「寓話」の文字を表示させた状態を示す図、第21図
はその強誘電性液晶パネルの表示状態に印加電圧の種別
を対応付けて示す図、第22図はその強誘電性液晶パネ
ルのいくつかの走査電極、信号電極、画素に印加される
各電圧を示す波形図である。 21・・・FLCD、22・・・パーソナルコンピュー
タ、24・・・コントロール回路、25・・・表示デー
タ用フレームメモリ、26・・・ラインメモリ、27・
・・参照用フレームメモリ、28・・・入力制御回路、
29・・・出力制御回路、30・・・駆動制御回路、3
1・・・走査側駆動回路、32・・・信号側駆動回路、
L・・・走査電極、S・・・信号電極

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  互いに交差する方向に配列した複数の走査電極と複数
    の信号電極との間に強誘電性液晶を介在させ、走査電極
    と信号電極が交差する部分の強誘電性液晶を画素とし、
    信号電極には表示データに対応する波形の信号電圧を印
    加し、走査電極にはその電極上の画素の表示状態を書換
    えることのできる波形の選択電圧を線順次で印加すると
    ともに、1フレーム後に同じ走査電極に再び選択電圧を
    印加するまでの間は他の走査電極に選択電圧が印加され
    るタイミングで画素の表示状態を書換えることのできな
    い波形の非選択電圧を繰り返し印加するようにした強誘
    電性液晶パネルの表示制御装置において、 次のフレームで各画素に表示させるべき1画面分の表示
    データを格納するための表示データ用フレームメモリと
    、 現在表示されている表示データと前記フレームメモリに
    格納されている表示データとの同異を示す1画面分の同
    異識別データを格納する同異参照用フレームメモリと、 前記各走査電極にそれぞれ対応付けられ、その走査電極
    上の画素に対応する前記同異参照用フレームメモリの同
    異識別データに1つでも異なることを示すデータがある
    か否かを示すライン同異識別データを格納するラインメ
    モリと、 選択電圧が走査電極に印加されている間に、その走査電
    極に続く各走査電極に対応するラインメモリのライン同
    異識別データを線順次に調べ、そのライン同異識別デー
    タが異なることを示すデータであれば対応する走査電極
    に選択電圧を印加することに決め、そのライン同異識別
    データとして異なることを示すデータが見付からなけれ
    ばそのうちのいくつかのライン同異識別データに対応す
    る走査電極にだけ選択電圧を印加することに決めるかま
    たはいずれの走査電極にも選択電圧を印加しないことに
    決めるを選択する走査電極選択手段と、 表示データ用フレームメモリの表示データと同異参照用
    フレームメモリの同異識別データとに基づき、走査電極
    選択手段によって選択すると決められた走査電極上の画
    素に対応する表示制御用データを、その走査電極の選択
    に同期して強誘電性液晶パネルの信号電極側に与えるデ
    ータ出力手段とを備えたことを特徴とする強誘電性液晶
    パネルの表示制御装置。
JP1342512A 1989-12-29 1989-12-29 強誘電性液晶パネルの表示制御装置 Pending JPH03203776A (ja)

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