JPH0320271B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0320271B2 JPH0320271B2 JP59252468A JP25246884A JPH0320271B2 JP H0320271 B2 JPH0320271 B2 JP H0320271B2 JP 59252468 A JP59252468 A JP 59252468A JP 25246884 A JP25246884 A JP 25246884A JP H0320271 B2 JPH0320271 B2 JP H0320271B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- masking
- manufacturing
- synthetic resin
- mold
- film layer
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- Toys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は合成樹脂製人形等の製造方法に関す
る。
る。
（発明の目的）
本発明は製造工程が簡単であるとともに、成形
体の表面仕上りが良く、しかも質感の対比もきわ
立つてデザイン的に新しい効果が表現できる合成
樹脂製人形等の製造方法を提案することを目的と
する。
体の表面仕上りが良く、しかも質感の対比もきわ
立つてデザイン的に新しい効果が表現できる合成
樹脂製人形等の製造方法を提案することを目的と
する。
（目的を達成するための手段）
上記目的を達成するための手段として、本発明
に係る合成樹脂製人形等の製造方法は、下記工程
により製造することを特徴とする。
に係る合成樹脂製人形等の製造方法は、下記工程
により製造することを特徴とする。
(イ) 金型の成形凹面の表面にポリウレタン系プラ
イマーを付着させて皮膜層を形成した後、この
金型内にウレタン樹脂等の材料を注入し、発泡
成形により人形等の成形体を形成すること。
イマーを付着させて皮膜層を形成した後、この
金型内にウレタン樹脂等の材料を注入し、発泡
成形により人形等の成形体を形成すること。
(ロ) 上記ポリウレタン皮膜層で表面が被覆された
発泡樹脂製成形体の顔面等の所要部にマスキン
グを行なうとともに、その他の部分にフロツキ
ー加工を施し、その後、このマスキングを取除
くこと。
発泡樹脂製成形体の顔面等の所要部にマスキン
グを行なうとともに、その他の部分にフロツキ
ー加工を施し、その後、このマスキングを取除
くこと。
(ハ) 上記マスキングを取除いた発泡樹脂製成形体
の顔面等の所要部に、必要に応じて適宜彩色加
工を施すこと。
の顔面等の所要部に、必要に応じて適宜彩色加
工を施すこと。
（発明の作用、効果）
上記工程のように、本発明に係る合成樹脂製人
形等の製造方法は金型の成形凹面の表面にポリウ
レタン系プライマーを付着させて皮膜層を形成し
た後、この金型内にウレタン樹脂等の材料を注入
し発泡成形により成形体を形成したもので、成形
体の表面はポリウレタン皮膜層により、発泡樹脂
面むきだしのものよりもなめらかであるととも
に、この部分の保護強化が計れる。したがつて、
また成形体の表面にフロツキー加工を施す場合に
もこれを簡単に行なうことができ、且つ、仕上り
が均一化されるので、商品価値を向上させること
ができる。また、この発明はスキン加工とフロツ
キー加工とを組合せて構成されたものであるか
ら、スキンの部分とフロツキーの部分の対比がき
わ立ち、従来にないデザイン的に新しい効果を有
する人形等を得ることができる。
形等の製造方法は金型の成形凹面の表面にポリウ
レタン系プライマーを付着させて皮膜層を形成し
た後、この金型内にウレタン樹脂等の材料を注入
し発泡成形により成形体を形成したもので、成形
体の表面はポリウレタン皮膜層により、発泡樹脂
面むきだしのものよりもなめらかであるととも
に、この部分の保護強化が計れる。したがつて、
また成形体の表面にフロツキー加工を施す場合に
もこれを簡単に行なうことができ、且つ、仕上り
が均一化されるので、商品価値を向上させること
ができる。また、この発明はスキン加工とフロツ
キー加工とを組合せて構成されたものであるか
ら、スキンの部分とフロツキーの部分の対比がき
わ立ち、従来にないデザイン的に新しい効果を有
する人形等を得ることができる。
（実施例）
以下、図面によつて本発明の実施態様の一例に
ついて説明する。
ついて説明する。
図において、符号Ａは本発明に係る合成樹脂製
人形等の製造方法によつて成形された合成樹脂製
成形体を示し、この合成樹脂製成形体Ａは第２図
に示すようにサルを模して人形本体１が形成され
ている。
人形等の製造方法によつて成形された合成樹脂製
成形体を示し、この合成樹脂製成形体Ａは第２図
に示すようにサルを模して人形本体１が形成され
ている。
上記人形本体１を成形する製造方法は第１図ａ
乃至ｅに示す工程の通りである。
乃至ｅに示す工程の通りである。
まず、同図ａで示すように金型２，２の対向面
に形成された成形凹面３，３の表面にポリウレタ
ン系プライマーを付着させて皮膜層４，４を形成
する。この場合、ポリエレタン系プライマーを付
着する方法としては吹き付け、または塗布等の手
段によつて行なえばよい。
に形成された成形凹面３，３の表面にポリウレタ
ン系プライマーを付着させて皮膜層４，４を形成
する。この場合、ポリエレタン系プライマーを付
着する方法としては吹き付け、または塗布等の手
段によつて行なえばよい。
次に、上記金型２，２内にウレタン樹脂等の材
料５をプランジヤー等で注入して発泡成形するこ
とにより、同図ｃで示すように表面がポリウレタ
ン皮膜層４，４によつて被覆された成形体６が形
成される。さらに、この成形体６の表面中央部の
顔面になる部分及び耳部に剥離可能なマスキング
手段７，７を装着して、マスキングを施したの
ち、その他の部分にフロツキー加工により微細な
短繊維９，９…を付着させることによつて、同図
ｄに示すように非マスキング部にビロード状表面
を得ることができる。
料５をプランジヤー等で注入して発泡成形するこ
とにより、同図ｃで示すように表面がポリウレタ
ン皮膜層４，４によつて被覆された成形体６が形
成される。さらに、この成形体６の表面中央部の
顔面になる部分及び耳部に剥離可能なマスキング
手段７，７を装着して、マスキングを施したの
ち、その他の部分にフロツキー加工により微細な
短繊維９，９…を付着させることによつて、同図
ｄに示すように非マスキング部にビロード状表面
を得ることができる。
その後、上記フロツキー加工を施したのちこの
マスキング手段７を剥離してその部分に適宜彩色
加工８を施すことにより、動物を模した上記人形
本体１を形成することができる。なお、目、口等
を凹凸によつて構成するような場合は彩色工程を
省略してもよい。
マスキング手段７を剥離してその部分に適宜彩色
加工８を施すことにより、動物を模した上記人形
本体１を形成することができる。なお、目、口等
を凹凸によつて構成するような場合は彩色工程を
省略してもよい。
上述のように合成樹脂製人形等の製造方法によ
れば、合成樹脂製成形体Ａは発泡成形時にその表
面にポリウレタン系プライマーを付着させて皮膜
層４，４を形成してスキン加工を施し、その後フ
ロツキー加工するものであるから、製造工程が簡
単で、コストを低く抑えることができるほか、上
記スキン加工により成形体Ａ表面の保護強化を計
ることができるとともに、この成形体６の表面に
フロツキー加工を施す場合に、発泡ウレタンに直
接するよりも表面仕上りが均一化されて奇麗に形
成され、商品価値を向上させることができる。ま
た、上記スキン部分の表面のなめらかさとフロツ
キー部分との質感の対比がきわだつので、従来に
ないデザイン感覚の合成樹脂製人形等を得ること
ができる。
れば、合成樹脂製成形体Ａは発泡成形時にその表
面にポリウレタン系プライマーを付着させて皮膜
層４，４を形成してスキン加工を施し、その後フ
ロツキー加工するものであるから、製造工程が簡
単で、コストを低く抑えることができるほか、上
記スキン加工により成形体Ａ表面の保護強化を計
ることができるとともに、この成形体６の表面に
フロツキー加工を施す場合に、発泡ウレタンに直
接するよりも表面仕上りが均一化されて奇麗に形
成され、商品価値を向上させることができる。ま
た、上記スキン部分の表面のなめらかさとフロツ
キー部分との質感の対比がきわだつので、従来に
ないデザイン感覚の合成樹脂製人形等を得ること
ができる。
第１図ａ乃至ｅは本発明に係る合成樹脂製人形
等の製造工程図、第２図は第１図の製造工程によ
つて製造された動物を模した人形本体の正面図で
ある。 符号Ａ……合成樹脂製成形体、１……人形本
体、２……金型、３……成形凹面、４……皮膜
層、５……材料、６……成形体、７……マスキン
グ手段。
等の製造工程図、第２図は第１図の製造工程によ
つて製造された動物を模した人形本体の正面図で
ある。 符号Ａ……合成樹脂製成形体、１……人形本
体、２……金型、３……成形凹面、４……皮膜
層、５……材料、６……成形体、７……マスキン
グ手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 下記工程により製造することを特徴とする合
成樹脂製人形等の製造方法。 (イ) 金型の成形凹面の表面にポリウレタン系プラ
イマーを付着させて皮膜層を形成した後、この
金型内にウレタン樹脂等の材料を注入し、発泡
成形により人形等の成形体を形成すること。 (ロ) 上記ポリウレタン皮膜層で表面が被覆された
発泡樹脂製成形体の顔面等の所要部にマスキン
グを行なうとともに、その他の部分にフロツキ
ー加工を施し、その後、このマスキングを取除
くこと。 (ハ) 上記マスキングを取除いた発泡樹脂製成形体
の顔面等の所要部に、適宜彩色加工を施すこ
と。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25246884A JPS61131774A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 合成樹脂製人形等の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25246884A JPS61131774A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 合成樹脂製人形等の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61131774A JPS61131774A (ja) | 1986-06-19 |
| JPH0320271B2 true JPH0320271B2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=17237800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25246884A Granted JPS61131774A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | 合成樹脂製人形等の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61131774A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS635779A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-11 | 株式会社 タカラ | 人形の製造方法 |
| AU2001294182A1 (en) * | 2001-10-04 | 2003-04-22 | Petmann Co., Ltd. | Method for manufacturing pet model for training of trimming |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5793073A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-09 | Kairiyuu Kawai | Doll body part and method |
| JPS5912951U (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-26 | 株式会社ノーリツ | 強制送風式湯沸器 |
-
1984
- 1984-11-29 JP JP25246884A patent/JPS61131774A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5793073A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-09 | Kairiyuu Kawai | Doll body part and method |
| JPS5912951U (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-26 | 株式会社ノーリツ | 強制送風式湯沸器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61131774A (ja) | 1986-06-19 |
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