JPH03202520A - 躯体構築ブロック - Google Patents

躯体構築ブロック

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JPH03202520A
JPH03202520A JP34228889A JP34228889A JPH03202520A JP H03202520 A JPH03202520 A JP H03202520A JP 34228889 A JP34228889 A JP 34228889A JP 34228889 A JP34228889 A JP 34228889A JP H03202520 A JPH03202520 A JP H03202520A
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JP
Japan
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frame
connection
building block
block
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP34228889A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Okuyama
信博 奥山
Yoshikazu Abe
阿部 愛和
Yoichi Seki
洋一 関
Masaru Sukagawa
須賀川 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP34228889A priority Critical patent/JPH03202520A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、建築・土木構造物の躯体構築ブロックに係
り、特に、当該構造物の構築にロボット等の自動化設備
を適用する場合に好適な躯体構築ブロックに関するもの
である。
[従来の技術] 建築・土木構造物の構築作業は、他の技術分野に比較し
てその生産性向上の程度が大変遅れており、近年の労働
者不足の現象とあいまって構造物の構築作業の生産性向
上の達成は大きな課題となっている。
構造物の構築作業の生産性向上を阻害する要因の一つに
は、構造物の構造が画一化されていないことがある。す
なわち、構造物の形状は各構造物によりまちまちである
ため、柱部材、梁部材等の形状等を画一化してもこれを
適用できる範囲が限定され、画一化したことによるメリ
ットは小さいものになるからである。従って、現場にお
いて柱、梁あるいは床、壁用の型枠を組み立て、この内
部にコンクリートを打設することで構造物を構築する工
法が現在でも主流であり、複雑かつ多種の工程を現場で
行う必要があるため、その生産性の向上を図りにくい状
況にあった。
また、PC(プレキャストコンクリート)により柱部材
、梁部材等を構威し、これらを組み立てることで構造物
を構築する場合でも、このPC部材が重量物であるため
揚重作業に手間がかかり、工期短縮等の生産性向上が図
りにくいという問題点があった。
近年特に、生産性の長期的な低下傾向、人手不足による
工期遅延などが問題となっている。
かかる問題を解決するためには、構築物の構造面から検
討を加え、ロボットなどの自動化設備が適用容易な躯体
構築工法を確立し、生産性を向上させる必要がある。
本発明者は、自動化設備が適用容易な躯体構造としては
次の観点から構造を検討した。
(1)同一パターン作業で組み上げる構造。
(2)軽量部材の使用。
(3)容易な接合方法。
蓋し、自動化設備の得意な作業の一つとしては、軽量部
材を、同一パターンで繰り返し組み立てる作業があるか
らである。
その結果、躯体構築方法は、小型のスチールブロックを
利用して、それを積み上げて構築すべきであるという結
論に達した。また、当該スチールブロックは自動化設備
による組み上げを考慮し、軽量で、接合容易な形状とす
べきであるという結論に達した。
前記スチールブロックとして既にイタリア等において枠
組ブロックとして数例が提供されている(5!開昭58
−137722号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記枠組ブロック1は第8図に示すよう
に、接続部2が枠組ブロックlの内部に位置するため、
枠組ブロック1同士の接合が容易ではなく、特に自動化
設備によりそれらを組み上げることが極めて困難であっ
た。
また、地震の非常に多い日本では枠組ブロックの剛性が
低いという問題点があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、ロ
ボットなどの自動化設備の適用が容易であり、かつ、従
来技術に比べ剛性の高い躯体構築ブロックを提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の要旨は、主フレームと、補強フレームと、接続
プレートと、接続部とを有し、複数接続することにより
構築物の躯体を構築する躯体構築ブロックであって、外
形六面中空体であり、当該主フレームは躯体構築ブロッ
クの枠体を構成するものであり、前記補強フレームは前
記枠体内部に位置し、前記枠体の頂点同士を接続するこ
とにより枠体を補強するものであり、前記接続プレート
は、当該能の躯体構築ブロックと接続できるように前記
枠体の各頂点の外面に、接続方向に向かって突出して設
けてなるものであり、前記接続部は接続方向に突出して
なるものであることを特徴とした躯体構築ブロックに存
する。
[作用] 外部jこ設けている接続部は、ロボットなどの自動化設
備の適用を容易にする。
また、主フレーム及び補強7レームはその剛性を高める
ことが可能である。
したがって、本発明はロボットなどの自動化設備の適用
を容易し、かつ、従来技術に比べ躯体構築ブロックの剛
性を高めることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。ただし、本実施例に記載されている構成部品の
寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な
記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限
定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
まず、本発明の実施例にかかる躯体構築ブロック10の
構成について第1図乃至第3図を用いて説明する。
当該躯体構築ブロック10は、複数接続することにより
構築物の柱、梁、床、外壁、コア部内壁その他の構造部
材の躯体を構築するものであり、第1図に示すように、
寸法が600x600x600(mm)の外形中空立方
体であり、主フレ−ム11と、ダイアゴナルフレーム1
2(補強7レーム)と、接続プレート13と、接続部1
4とからなるものである。
主フレーム11は、断面り字状であり、躯体構築ブロッ
ク10の枠体10aを構成するものである。寸法は40
−0X40− OX4.5 (mm)である。
ダイアゴナルフレーム12は、枠体10aの内部に位置
し、枠体10aの各頂点20同士を接続することにより
枠体10aを補強してなるものである。さらに具体的に
は第2図及び第3図に示すように、8本の等長棒状部材
12aと、各等長棒状部材12aの端部を結合する結合
部材12bとからなり、前記各等長棒状部材12aの端
部を前記結合部材12bに結合し、当該他の端部を枠体
10aの頂点20にそれぞれ固定している。
接続プレート13は、矩形板体であり、当該他の躯体構
築ブロック10と接続可能なように枠体10aの各頂点
20の外面に接続方向へ向かって突出するように設けて
いる。
接続部14は、主フレーム11の両端部の位置し、対抗
する2つの面から端部19同士の接続方向に突出してな
り、接合ボルト孔14aを複数設けている。
さらに本実施例においては接続部14の下端に7ランジ
17を設けている。
躯体構築ブロックlOの接続は、第4図に示すように相
接する躯体構築ブロック10の側面18同士の接続と、
躯体構築ブロックlOの端[19同士の接続とがある。
前者は躯体構築ブロック10の接続部14が合致するよ
うに当接して接合し、さらに接続グレート13によって
も接合するものであり、後者は端部19が合致するよう
に当接し接続プレート13により接続するものである。
なお、符号30は垂直方向用接合補強プレートである。
当該垂直方向用接合補強プレートを用いればさらに垂直
方向における接合を強化することができる。
以上の接続方法により柱、梁、床、外壁、コア内壁とし
て使用することができる。即ち、端部19同士を接続す
れば柱として使用することができる。かかる場合におい
ては各躯体構築ブロックlOの内部にコンクリートを打
設する。その他の使用方法については後述する。
次ぎに、以上のように構成した躯体構築ブロック10の
作用効果について説明する。
本実施例にかかる躯体構築ブロックlOは以上のように
構成してなるので、ロボットなどの自動化設備の適用が
容易である。したがって、従来技術に比べ建築土木構造
物の構築に要する労力を軽減し、施工期間を短縮するこ
とができる。
マタ、主フレーム11、ダイアゴナルフレーム12の剛
性を高くしているので、従来技術に比べ躯体構築ブロッ
クlOの剛性を高くすることができる。したがって、高
剛性を要する日本においても使用することができる。
また、躯体構築ブロック10は数種の組み合わせが可能
であるので、各種デザインに7レキシブルに対応するこ
とができる。
また、ダイアゴナルフレーム12は8本の等長棒状部材
12aと、各等長棒状部材12aの端部を結合する結合
部材12bとからなっているので、躯体構築ブロックl
Oの端部19に垂直な方向に作用する外荷重のみならず
、躯体構築ブロック10の側面1Bに垂直な方向に作用
する外荷重に対しても剛性を発揮することができる。
さらに、本実施例においては両接続部14の下端に7ラ
ンジ17を設けているので、当該7ランジ17がない場
合に比べ躯体構築ブロックlOの剛性を高めることがで
きる。
なお、本実施例においては外形中空立方体としているが
本発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、本発明に
おいては外形中空直方体とすることができる。かかる場
合においては外壁として用いることが好適となる。窓を
設ける場合については外壁の一部に空洞を設け、即ち、
躯体構築ブロック10を抜くことにより設ければよい。
かかる場合においては、当該窓を車窓とすればよい。
また、主フレーム11の断面はL字状としているが、本
発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、本発明にお
いては他の形状、例えば、四角、円等、本発明を実施す
るうえで好適な形状とすることができる。
また、補強フレームとしてダイアゴナルフレーム12を
用いたが本発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、
本発明においては他のもの、例えば、第5図に示すよう
にトラスフレーム15等、本発明を実施するうえで好適
なものを用いることができる。トラスフレーム15を用
いる場合については梁、床として用いることができる。
かかる場合の配置方法としては、第6図に示すように行
えば良い。即ち、躯体構築ブロック10の側面18と当
該能の躯体構築ブロック10の側面18とを接合するこ
とにより配置する。梁、床として使用するには接合した
躯体構築ブロックIOにグレート又はメツシュ筋を載置
し、トップコンクリートを打設する。第6117におけ
る他の符号l;ついては本実施例と同一のものを指す。
また、接続部14は主7レーム11の両端部に位置する
ものであるが、本発明の範囲をそれに限定する趣旨では
なく、本発明においては、例えば、接続部を有するグレ
ートを主7レーム11に固定することにより接続部14
を設けることもできる。
また、躯体構築ブロック10の構成する、主フレーム1
1.ダイアゴナルフレーム12その他の構rRm材を熔
接により結合又は固定しているが、本発明の範囲をそれ
に限定する趣旨ではなく、本発明においては他の方法、
例えば、リベット、ボルト等、本発明を実施するうえで
好適なものにより結合又は固定することができる。
また、各躯体構築ブロックlOをボルトにより接合して
いるが、本発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、
本発明においては他のもの、例えば、熔接、リベット等
、本発明を実施するうえで好適なものを用いて接合する
ことができる。
また、躯体構築ブロック10の接続手段については、ロ
ボットなどの自動化装置の他に手作業によっても行うこ
とができる。
また、前記接続プレート13は矩形板状体としているが
本発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、本発明に
おいては他の形状、例えば、1字状板体等、本発明を実
施するうえで好適な形状とすることができる。
また、第7図に示すように、躯体構築ブロック10の側
面18にカバープレート16を設けることもできる。か
かる場合においては躯体構築ブロック10内部にコンク
リート等の自硬性硬化物が入り込むことがなく、重量の
軽量化及びコンクリート等の打設量を少なくすることが
できる。
[発明の効果] 本発明は、以上のように構成しているので、ロボットな
どの自動化設備の適用が容易である。
したがって、従来技術に比べ建築土木構造物の構築に要
する労力を軽減し、施工期間を短縮することができる。
また、従来技術に比べ躯体構築ブロックの剛性を高くす
ることができるので、従来技術に比べ躯体構築ブロック
lOの剛性を高くすることができる。したがって、躯体
構築ブロックに高剛性を要する日本においても使用する
ことができる。
また、躯体構築ブロックは数種の組み合わせが可能であ
るので、各種デザインにフレキシブルに対応することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の実施例を示すものであり、
第1図は躯体構築ブロックの斜視図、第2図はダイアゴ
ナル7レームの斜視図、第3図は結合部材の拡大斜視図
、第4図は躯体構築ブロックの接合状態を示す斜視図、
第5図は本実施例の他の実施例を示す斜視図、116図
は躯体構築ブロックの床面に使用した場合の配置図、第
7図は躯体構築ブロックにカバープレートを取り付ける
状態を示す斜視図、第8図は従来例を示す斜視図である
。 lO・・・・・・躯体構築ブロック、枠体・・・・・・
10a111・・・・・・主フレーム、12・・・・・
・ダイアゴナル7レーム、12a・・・・・・等長棒状
部材、12b・・・・・・結合部材、13・・・・・・
接続プレート、14・・・・・・接統部、14a・・・
・−・接合ボルト孔、15−・・・・・トラスフレーム
、16・・・・・・カバーフレート、17・・・・・・
7ランジ、18・・・・・・側面、19・・・・・・端
部、20・・・・・・頂点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主フレームと、補強フレームと、接続プレートと、接続
    部とを有し、複数接続することにより構築物の躯体を構
    築する躯体構築ブロックであって、外形六面中空体であ
    り、当該主フレームは躯体構築ブロックの枠体を構成す
    るものであり、前記補強フレームは前記枠体内部に位置
    し、前記枠体の頂点同士を接続することにより枠体を補
    強するものであり、前記接続プレートは、当該他の躯体
    構築ブロックと接続できるように前記枠体の各頂点の外
    面に、接続方向に向かって突出して設けてなるものであ
    り、前記接続部は接続方向に突出してなるものであるこ
    とを特徴とした躯体構築ブロック。
JP34228889A 1989-12-28 1989-12-28 躯体構築ブロック Pending JPH03202520A (ja)

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JP34228889A JPH03202520A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 躯体構築ブロック

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JP34228889A JPH03202520A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 躯体構築ブロック

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JP34228889A Pending JPH03202520A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 躯体構築ブロック

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JP (1) JPH03202520A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014058784A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Sanyo Homes Corp 床面剛性部材および吹き抜けを囲む梁の補強方法
KR101696800B1 (ko) * 2016-02-11 2017-01-16 주식회사 우진폼테크 트러스 구조물 설치용 정착구조물 제조방법

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