JPH03202310A - 無機質建材用基板 - Google Patents

無機質建材用基板

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Publication number
JPH03202310A
JPH03202310A JP34390289A JP34390289A JPH03202310A JP H03202310 A JPH03202310 A JP H03202310A JP 34390289 A JP34390289 A JP 34390289A JP 34390289 A JP34390289 A JP 34390289A JP H03202310 A JPH03202310 A JP H03202310A
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JP
Japan
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weight
parts
pts
building material
employed
Prior art date
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Pending
Application number
JP34390289A
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English (en)
Inventor
Masachika Kubo
久保 正親
Masaki Miwa
正記 三羽
Tetsuya Koide
哲也 小出
Manabu Hasegawa
学 長谷川
Hideo Takeuchi
英雄 竹内
Eiji Kumagai
熊谷 英次
Isao Yamamoto
功 山本
Shinji Kawabe
伸二 河辺
Akinari Doi
土居 秋成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Publication of JPH03202310A publication Critical patent/JPH03202310A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、無機質の外装壁面材を押出成形する場合にあ
って、円滑な押出成形が可能な配合割合を規定する技術
に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の無機質建材としては、耐候性、耐久性。
耐火性に優れたセメント板や珪酸カルシウム板等の無機
質材料を基板とし、該基板に耐候性、耐久性並びに耐火
性に優れた無機質塗料を塗布して表面性状を良くし、美
粧性を向上させるようにした無機質建材が公知である。
すなわち、無機質基板に無機質塗料を塗布して全体が無
機質の建材を製造するようにしたものが公知であり、既
に多種類のものが市販済みである。そして、このような
無機質建材は、軽量であることが好ましく、基板内にパ
ーライトを混入することで軽量化を図るようにしている
而して、無機質基板は、セメント、スラグ、パーライト
、珪藻土及び珪石粉、補強繊維を主材とし、該主材に剛
材としての押出助剤と水とを加えて混練し、該混線物を
押出成形して養生硬化させることで製造している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前記無機質基板の補強繊維は、アスベストを
用いているのが通常である。アスベストが押出セメント
製品に用いられているのは、その補強性、良好な押出性
(保形性、滑性、保水性)の故であり、安価であるとい
う利点も備えているからである。しかし、近年、アスベ
ストはその有害性(発癌性)から各方面で脱アスベスト
が指向されており、建材分野も例外ではない、こうした
中で押出セメント製品の業界でも脱アスベスト化が研究
されてきているが、アスベスト自体の優れた性能ゆえに
、アスベストにとって代わる代替物がなく、現状では完
全なノンアスベスト化が図られた製品は存在していない
〔課題を解決するための手段) 本発明は、従来の無機質建材用基板の前記課題に鑑みて
これを改良除去したものであって、ノンアスベストの補
強繊維を用い且つ基板の配合割合を限定することで押出
成形性を向上させるようにした基板を提供せんとするも
のである。
而して、前記課題を解決するために本発明が採用した手
段は、主材と副材とを混練し、該混練物を押出成形した
後、養生硬化させることで無機質の建材用基板を製造す
るものにおいて、セメント20〜80重量部と、スラグ
20〜80重量部と、バーライ)20〜80重量部と、
珪藻±10〜50重量部と、珪石粉10〜50重量部と
、アスベスト繊維を除くその他のポリプロピレンやビニ
ロン、バルブ、麻等の補強繊維0.5〜20重量部とを
主材とし、押出助剤としてのメチルセルロース2〜4重
量部と、水50〜200重量部を副材としている。
〔作 用〕
本発明に係る無機質軽量建材は、その基板の材料として
セメント、スラグ、パーライト、珪藻土及び珪石粉、補
強繊維を主材とし、押出助剤、水を副材としている。而
して、各主材の混合割合は、セメント20〜80重量部
、スラグ20〜80重量部、珪藻土lO〜50重量部、
珪石粉10〜50重量部、パーライト20〜80重量部
、アスベスト繊維を除くその他の補強繊維0.5〜20
重量部が適当である。また副材の混合割合は、押出助剤
2〜4重量部、水50〜200重量部が適当である。
セメントとスラグを前記の割合に限定した理由は、両者
の割合が小さ過ぎても大き過ぎても強度低下を来すから
である。また珪藻土が10重量部に満たない場合は押出
成形時の流動性が悪く、50重量部を越える場合は流動
性が過度になり過ぎてやはり成形性が悪くなるからであ
る。珪石粉が10重量部に満たない場合はセメントとの
硬化反応が低下して養生時間が長くなり、50重量部を
越えると全体の重量が重くなって軽量化が図れないとい
う欠点があるからである。更にパーライトの割合が20
重量部に満たない場合は軽量化が図れず、80重量部を
越える場合は製造後の吸水等による基板の変化率が大き
くなり、表面に塗着される無機塗料との間で亀裂、剥離
を起こす原因になるからである。
本発明にあっては、補強繊維をノンアスベスト繊維とし
ている。ノンアスベスト繊維としては、例えばポリプロ
ピレンやアクリル繊維、ビニロン。
バルブ、麻等が適当である。而して、使用するノンアス
ベスト繊維は、その種類によって混入する割合が決定さ
れる0例えばポリプロピレンやアクリル繊維は0.5〜
5重量部が適当であり、バルブは1〜20重量部が適当
であある。尚、補強繊維は、数種類のものを同時に混入
して使用することも可能である。
また本発明に係る無機質軽量建材は、基板の剛材として
用いる押出助剤にメチルセルロースを用い、その使用量
を2〜4重量部としている。また副材としての水は、混
線物の全体に流動性を付与し且つセメント成分の水和硬
化を行うためのものである。
このように主材及び剛材の混合割合が限定された無機質
建材の基板は、これらの主材と副材とを混合して混練し
た後、押出成形により所定形状に成形される。押出成形
の後は、保形のための硬化を行う蒸気養生が1気圧、 
12時間の条件で行われる。そして最後に、オートクレ
ーブにおいて2〜10気圧、120〜180℃で12時
間の水和硬化のための養生が行われる。オートクレーブ
養生が終われば基板の製造は完了する。
本発明にあっては、上述のようにして得られた基板の表
面に、水ガラス、珪石粉、金属酸化物。
顔料及びその他の消泡剤や界面活性剤を混合した無機質
塗料を塗着して製品としている。無機質塗料の塗着は、
先ず前記基板の表面にスプレー塗布した後、これを12
0〜200℃の温度で焼付硬化させている。そして、次
に全体をリン酸液へ浸漬し、基板及び塗膜に含まれるソ
ーダ成分を除去して白華現象を防止するための薬液処理
を行い、これを乾燥させている。これにより、無機質基
板に無機質塗料を塗着して戒る無機質軽量建材を製造す
ることが可能である。
なお、無機質建材は、前記基板の単体のみであってもよ
く、また実施例で説明した如く、その表面に無機質塗料
を塗着させて、建材表面の美粧性を向上させるようにし
てもよい。
〔実施例〕
次に、具体的な実施例及び比較例に基づいて本発明のノ
ンアスベスト繊維を用いた根拠を説明すると次の通りで
ある。
尚、表において、比重及び曲げ強度は、硬化養生後の製
品のデータである。
前記表から明らかなことは、アスベストを用いた従来技
術に係る比較例I乃至2にあっては、押出成形時の成形
性の評価基準である直線性と、平面の平滑性とにおいて
著しく劣っている。また比較例3は成形性は普通であり
、比較例4では優れている。然しなから、これら比較例
3及び4が、発癌性物質であるアスベストを用いている
ものであるため、人体に悪い影響を与えることには間違
いがない。これに対して、本発明に係るノンアスベスト
繊維を用いた実施例1乃至4にあっては、いずれのもの
も成形性に優れていることが明らかである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明にあっては、無機質建材用基
板に混入する繊維をノンアスベスト繊維としており、成
形性に優れ且つ人体に対して悪影響を与えることもない

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、主材と副材とを混練し、該混練物を押出成形した後
    、養生硬化させることで無機質の建材用基板を製造する
    ものにおいて、セメント20〜80重量部と、スラグ2
    0〜80重量部と、パーライト20〜80重量部と、珪
    藻土10〜50重量部と、珪石粉10〜50重量部と、
    アスベスト繊維を除くその他のポリプロピレンやビニロ
    ン、パルプ、麻等の補強繊維0.5〜20重量部とを主
    材とし、押出助剤としてのメチルセルロース2〜4重量
    部と、水50〜200重量部を副材としたことを特徴と
    する無機質建材用基板。
JP34390289A 1989-12-28 1989-12-28 無機質建材用基板 Pending JPH03202310A (ja)

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JP34390289A JPH03202310A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 無機質建材用基板

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5545297A (en) * 1992-08-11 1996-08-13 E. Khashoggi Industries Methods for continuously placing filaments within hydraulically settable compositions being extruded into articles of manufacture
US5549859A (en) * 1992-08-11 1996-08-27 E. Khashoggi Industries Methods for the extrusion of novel, highly plastic and moldable hydraulically settable compositions
CN102225569A (zh) * 2011-04-07 2011-10-26 西南林业大学 一种高强度无机人造板及其制造方法

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