JPS5819366A - 無機質塗料組成物 - Google Patents

無機質塗料組成物

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JPS5819366A
JPS5819366A JP11897481A JP11897481A JPS5819366A JP S5819366 A JPS5819366 A JP S5819366A JP 11897481 A JP11897481 A JP 11897481A JP 11897481 A JP11897481 A JP 11897481A JP S5819366 A JPS5819366 A JP S5819366A
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JP
Japan
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alkali
alkali silicate
inorganic
silicate
curing
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JP11897481A
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JPS62189B2 (ja
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Katsumi Iio
飯尾 勝美
Makoto Tanakamaru
田中丸 真
Masaji Ogura
正司 小倉
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Osaka Soda Co Ltd
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Osaka Soda Co Ltd
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無機質塗料組成物に関しケイ酸アルカリ水溶液
、和水ケイ酸アルカリと亜硫酸カルシウムおよF/lた
はチオ硫酸カルシウム、ケイ酸カルシウムと耐アルカリ
性ガラス繊維と・よりなる自己硬化性の無機質塗料に関
する。   、従来ケイ酸アルカリ水溶液を結合剤とし
た無機質塗料組成物は多数提案されているが、その大部
分は加熱処理を必要とし一般建築用外装材に用いる場合
、現場施工が困難な制限がある。本出願1人は先に耐水
性が良好でかつアルカリ炭酸塩の渉出が認められない硬
化剤を含みこれに無機質充填剤および顔料等を添加した
常温硬化性の無機質塗料組成物について提案した(特1
ll1854−66925号)。
仁の組成物は充填剤を種々変化させるξとにより一般建
築用外装材、隠遁および地下道内装剤、さらに接着剤等
にも判用されるが系全体が不燃無煙性の完全無機質であ
るため、反応硬化時の乾燥収縮によるクラックの発生は
ある程度避ける仁とがで番ない。そりため塗料として各
種用途に応じたテクスチイーを得るためkは充填剤の粒
度を選択して亀裂を最小限に抑える等の措置を必要とす
る。又化粧的効llヤある塗膜を得るためには種々の粒
度の充填剤の併用が考えられるが少くとも塗膜厚みが1
〜2鱈になればクラックの発生が避けられないという間
厘点があった・ 本発明の目的はこれらの欠点を除去し高度の塗膜硬度と
圧縮強度および接着強度等の大幅な向上を与え且つ硬化
時のクラックを生じない無機質瞼料組成物を提供するこ
とである。
すなわち本発明は囚ケイ酸アルカリ、俤)該ケイ酸アル
カリ固形分含量に対し合計で30〜300重量%の亜硫
酸カルシウムおよIまたはチオ硫酸カルシウムとケイ酸
カルシウムとを含む硬化剤、(C)無機質充填剤、上記
(4)〜(C)成分の合計量に対し5〜50重量%の長
さ50〜500pの耐アルカリ性ガラス繊維を含有する
ことを特徴とする鋼機質塗料−成物である。
本発明に用いられる囚成分のケイ酸アルカリとしてはナ
トリウム、カリウム、リチウムの如きアルカリ金属ケイ
酸塩がよ< 5lot/Mho (Mはアルカリ金属)
モル比が1.5〜4,5の水溶液(濃度10〜50重量
q6)あるいは水分lO〜30重量優好ましくは15〜
25重量%を含む粉末状の和水ケイ酸アルカリが使用で
きる。和水ケイ酸アルカリとは無水ケイ酸アルカリから
液状ケイ酸アルカリに移行する際の中間物として得られ
るもので水分が10重量%未満では水に対する溶解速度
が遅く30重量%をこえると粉末の粘着性が大きくてフ
゛ロッキングを起し易い。また粉末の粒径は硬化剤等と
の混合性の点から、平均400P以下のものが好ましい
。また(6)成分の硬化剤は必須成分であり、これらの
欠除は硬化速度を著しく遅くし耐水性を悪化させまた常
温では硬化不良を起すため現場施工性が無い。他に補助
的な硬化剤として強度を向上させるために酸化亜鉛、ま
た硬化時における収縮率の低下やクラックの発生を抑制
するために水酸化アルミニウム、アルミナ、水和アール
ミナのようなアルミニウム化合物を併用してもJい。但
しこれらの効果は後述のガラス繊維を含有せしめるこき
によ抄大巾に改善しうるので本発明においては必ずしも
必要としない。
以上の硬化剤の配合量が(4)成分のケイ酸アルカリ固
形分含量に対し30重量%未満では硬化不良を起し接着
強度および耐水性が著しく低下し白華現象を生ずる。ま
た300重量%をこえると可使時間が著しく短くなり作
業性が悪化する。
本発明に用いられる(C)成分の無機質充填剤としては
ケイ酸、クレー、炭酸カルシウム、タルク、ベントナイ
ト、ケイソウ土、カオリン、ノ寸−ライト、シラスノ讐
ルーン、ヒル石粉末、ガラスピーズ等があり粒度は用途
に応じて適当な粒径および粒度分布を持った粉末を使用
すること力5できる。配合量はケイ酸アルカリ固形分含
量に対し100〜1000重量%・である。
本発明に便号される耐アルカリ性ガラス繊維の長さ、形
状は50p〜300 p、好ましくは100〜’  2
00pの長さを有する粉末状または綿状のものである。
繊維の長さが300Pをこえると、混合時の分散が悪く
なるばかりでなく得られた擁護め表面−ζ繊維が部分的
に露出し意匠性が損われる。配合量としては上記囚〜(
C)成分の合計量畳む対して5〜50重量%で良好な効
果が得られる。
 5− 50重量%をこえると系が増粘し取扱いが困難となる。
その他事発明組成物には増粘剤としてメチルセルローズ
、CMC,ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ンーダ等を
配合して適度な粘性を付与することにより作業性を改善
しまた塗料組成物の沈降防止を図ることも可能である。
本発明組成物を製造するには常温硬化性であるため耐ア
ルカリ性ガラス繊維はあらかじめ硬化剤、充填剤等と混
合しておき使用時にケイ酸アルカリと混合する方法が好
ましい。また従来ガラス繊細で行われているカップリン
グ剤調整用としてのシラン処理、クロム処理を施しても
塗膜に悪影響を与えない。施用に際しては任意のコーテ
ィング手段、たとえば吹付け、ローラー塗り、コテ塗り
等を採用できる。また本発明塗料組成物の適用される基
材としては石綿、スレート板、パルプセメント板、PC
板、ALC板、合板等各種のものが挙げられる。
本発明塗料組成物はケイ酸アルカリの硬化剤として亜硫
酸カルシウム、ケイ酸カルシウムを選 6− 択することにより適切なポットライフと良好な耐水性を
有するととも8ζ耐アルカリ性ガラス繊維を含有せしめ
ることkより無機質塗料特有の欠点であったクラックの
発生防止に著効がある。
すなわち従来品においてはクラック防止のために使用さ
れる無機質充填剤の粒径が制限され且つ1〜2m厚みの
塗膜を得るために2〜31ii1の仕上げ工程が必要で
あった。たとえばケイ酸の微粉末等粒径が約30p以下
の無機充填剤を使用する場合、クラック発生防止のため
には少くとも2回以上の仕上げを要する。tたたとえば
寒水石等のよう昏ζ粒径がl〜2■の無機質充填剤を使
用する場合は仕上げ工程を2回以上とした場合において
も多数のクラック発生が認められる。しかるに本発明組
成物のごとくガラス繊維を混合含有せしめた場合は上記
の粒径を有する無機質充填剤を使用しl工程で1〜2鱈
厚みの塗膜を形成せしめた際においても全くクラックの
発生は認められない、さらに従来品に比して得られた塗
膜の硬度、圧縮強度、接着強度等の諸物性も大巾な向上
が認められる。すなわち本発明塗料組成物によれば化粧
材としての意匠性が向上するばかりでなく工程が簡略化
され、しかもガラス繊維の混入によゆ単位面積あたりの
塗料便用量が少くなる等経済的にも有利である。また、
特に基材としてALC板を用いる場合のように表面層が
脆弱で、しかも空気中の炭酸ガス、亜硫酸ガス等により
アルカリが中和されて基材の中性化が進行し表面層の劣
化につながるような場合、本発明塗料組成物を塗布して
おくとξれが基材の中まで浸透し表面層の強度を向上せ
しめると共に外界からの酸性ガスに対して保護膜となり
基材の耐久性が増大する等の特徴を有している。以下実
施例により本発明の詳細な説明する。各例中の部、およ
び優はそれぞれ重量部、重量%を表わす。
実施例1〜5、比較例1〜2 亜硫酸カルシウム40〜70部、ケイ酸カルシウム15
〜16部よりなる硬化剤と第1表に示す無機質充填剤、
顔料および耐アルカリ性ガラス繊M(商品名ガラスカッ
トファイバーFESS、富士ファイバーガラス社製品)
とを万能混合機で15分間島合してそれぞれ硬化系混合
物を調整した。これにケイ酸アルカリ水溶液または和水
ケイ酸アルカリと水を加えてラボミキサーで2分間混練
りし無機質塗料組成物を得た。また比較のため耐アルカ
リガラス繊維を入れないほかは全く同様の無機質塗料組
成物を得た。これらの塗料物性の測定方法は次□のごと
くである。
11)耐ヒビ割れ試験−無機質塗料組成物を厚み31の
尺角石綿スレート板にスプレーガンを用いて吹付け1m
l仕上げにて塗膜厚さ142 wgの瞼装板を作製する
。吹付は仕上げ直後に室温(20℃)で4〜5勲愼の風
を連続して6時間当て塗膜のヒビ割れ吠霞を観察した。
耐ヒビ割れ試験の評価 Ollのへアークラック認められず ×;多数のへアークラック生成 偉)圧縮強度−調合した無機質塗料組成物をポリ塩化ビ
ニール製の筒(直径25111.高さ5〇 9 − W)に流し込み48時時機後脱型し25M×505mの
成型体を得た。これをさらに20℃にて48時間養生し
た後、万能試験機(森試験機製作所製MU−21りを用
いて圧縮強度を測定した。
(3)付着強度−調合した無機質塗料組成物をスプレー
ガンを用いてモルタル板(70X70X20■)に吹付
は室温(20℃)で5日間養生した後、万能試験機を用
いて測定した。
10− 111表 注−一(1)実施例1.2.4比較例はケイ駿カリ水溶
H(固形分35g6siof/KtO= L O)実施
例3はケイ酸ソーダ水溶液(@脂 分35g6> 偉)和水ケイ酸カリ(粉末、水分25%。
SiO*/に意0=3.0) (3)亜硫酸カルシウム20部、チオ硫酸ナトリウム2
0部の混合物 出願人 大阪曹達株式会社 代理人 弁理士 門多 透 =574

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 囚ケイ酸アルカリ (6)該ケイ酸アルカリ固形分含量に対し合計で30〜
    300重量優の亜硫酸カルシウムおよVまたはチオ硫酸
    カルシウムとケイ酸カルシウムとを含む硬化剤 幻無横貫充填剤 上記囚〜(Q成分の合計量に対し5〜50重量%の長さ
    50〜500−の耐アルカリ性ガラス繊維を含有するξ
    とを特徴とする無機質塗料組成物。
JP11897481A 1981-07-28 1981-07-28 無機質塗料組成物 Granted JPS5819366A (ja)

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JP11897481A JPS5819366A (ja) 1981-07-28 1981-07-28 無機質塗料組成物

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Publication Number Publication Date
JPS5819366A true JPS5819366A (ja) 1983-02-04
JPS62189B2 JPS62189B2 (ja) 1987-01-06

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ID=14749882

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59211572A (ja) * 1983-05-17 1984-11-30 Citizen Watch Co Ltd 金合金の被膜形成方法
JPS63314284A (ja) * 1987-06-17 1988-12-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 耐熱型防食被膜
JP2020015882A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 明星工業株式会社 断熱塗料

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59211572A (ja) * 1983-05-17 1984-11-30 Citizen Watch Co Ltd 金合金の被膜形成方法
JPS63314284A (ja) * 1987-06-17 1988-12-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 耐熱型防食被膜
JP2020015882A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 明星工業株式会社 断熱塗料

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JPS62189B2 (ja) 1987-01-06

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