JPH03202033A - 床用吸込具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は電気掃除機に使用する床用吸込具に関する。

（ロ）従来の技術 従来の床用吸込具は、回転ブラシ体に刷毛状のブラシ毛
をスパイラル状に植設しており、この床用吸込具によれ
ば、ブラシ毛に例えば糸クズ等の塵埃がからみ付き易い
欠点がある。これを防止するために、例えば特開昭６２
−１６１３３４号公報に示されるように、回転体に合成
ゴムあるいは軟質塩化ビニール等の弾性材料にて形成さ
れた薄板状摺接片をスパイラル状に巻き付けて形成され
た清掃回転体を使用した床用吸込具があるが、この従来
技術によれば、清掃回転体の中央部分では糸クズ等がか
らみ付くことはないが、端部では薄板状摺接片の端部に
糸クズ等が引っ掛って糸がらみが生じやすいおそれがあ
る。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は清掃回転体の端部に糸クズ等の塵埃がからみ付
くのを防止し、以て清掃回転体全体に糸クズ等がからみ
付かないようにした床用吸込具を得ることを目的として
いる。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明の床用吸込具は、本体ケースの底面に設けた吸込
口から一部が臨むように該本体ケース内に清掃回転体を
配設し、回転駆動源からの回転力により前記清掃回転体
を回転させるようにしたらのであって、前記清掃回転体
は、長軸状の回転軸体の外周面に弾性材製摺接片を、前
記回転軸体の長手方向に沿って設け、さらに、前記摺接
片の端部をバンド体によって結束したことを特徴として
いる。

（ホ）作用 上記構成により、清掃時に、清掃回転体の回転により弾
性材製摺接片が清掃床面の塵埃を巻き上げる。このとき
、摺接片の端部はバンド体で覆われているので、またバ
ンド体による勾配のため、糸クズ等は摺接片の端部に引
っ掛らずに巻き上げられて、電気掃除機に吸引される。

（へ）実施例 以下、本発明の床用吸込具の実施例を図面に基いて説明
する。

（１）は上ケース（２）と下ケース（３）とを連結して
形成される床用吸込具（４）の横長筐体状の本体ケース
で、該本体ケース（１）の前部には底面に横長吸込口（
５）を備えた吸込室（６）を有し、後部には前記吸込室
（６）と連結する連結筒枢着室（７）を形成している。

さらに（８）は電気掃除機の吸込ホース（図示しない）
に接続する連結筒で、前記連結筒枢着室（７）に上下方
向に回動自在に枢支される、前部を開口した半円筒状枢
着体（９）と、該枢支着体（９）に対し左右方向に回動
自在に軸着したベント管（１０）から唆る。

（１１）は前記吸込口（５）から一部が臨むように、該
本体ケース（１）のｐ及込室（６）内に回転自在に軸支
配設した清掃回転体で、該清掃回転体（１１）は本体ケ
ース（１）内に収納された回転駆動源としてのモータ（
］２）の回転力をベルト（１３）を介して伝達されて高
速回転する。また（１４）は前車輪、（１５）は後車輪
である。

前記清掃回転体（１１）において、（］６）は両側に金
属製軸支軸（１７）（１７）を有した長袖状の合成樹脂
製回転軸体で、該回転軸体（］６）の外周面（］８）に
、前記回転軸体（１６）の両端間に長子方向に、スパイ
ラル状に２本の嵌合長溝（１９）（１９）を、回転軸・
じ・に対して対称的に穿設しである。

（２０）は前記嵌合長溝（１９）に装着されて前記回転
軸体（１６）の外周面（１８）に、該回転軸体（１６）
の長手方向に沿ってスパイラル状に設けた摺接片で、合
成ゴムや軟質塩化ビニール樹脂のような弾性材を成形し
て形成されており、前記嵌合長溝（１９）に嵌合する取
付基部（２１）と掃除床面への当接部分となる略円柱状
摺接部（２２）とからなり、該摺接部（２２）の中央に
は軸方向に沿って中空部（２３）を形成しである。（２
４）は前記回転軸体（１６）の一端部に軸着される軸受
保持筒である。

（２５）は前記回転軸体（１６）の他端部に軸着される
回転プーリーで、前記ベルト（１３）が掛けられて、前
記モータ（１２）の回転力を伝達して前記清掃回転体（
１１）を高速で回転する。

（２６）（２６）は前記摺接片（２０）（２０）の両側
部を結束するバンド体で、該バンド体（２６）（２６）
は前記回転軸体（１６）及び前記摺接片（２０）（２０
）にまたがって覆われて結束固定され、この状態でバン
ド体（２６）（２６）と回転軸体く１６）との間はバン
ド体（２６）（２６）によって勾配をつけて連絡される
。

上記の？ｉｌ戒により、床用吸込具（４）を走行させな
がら清掃回転体（１１）を高速回転させると前記摺接片
（２０）がじゅうたん等の掃除床面にビータ−としての
叩き効果を与えるが、掃除床面への当接部分が略円柱状
摺接部（２２）であるので掃除床面を叩く力が強く且つ
掃除床面への当接部分が常に確実に当接し、従って掃除
床面の状態に拘らず、微細塵や糸クズ、毛髪等の塵埃を
叩き出し、高い塵埃の巻き上げ効果を得る。

前記摺接片（２０）は全体がまとまって床面の塵埃を巻
き上げるので、糸クズ等は前記摺接片（２０）にからみ
けくことがない。さらに前記摺接片（２０）の両端部は
バンド体（２６）（２６）で覆われると共に、バンド体
（２６）（２６）による勾配のため糸クズ等は前記摺接
片（２０）の両端部に引っ掛からずに巻き上げられ、従
って糸クズ等は全量が連結筒（８）から電気掃除機に吸
い込まれ、清掃回転体（１６）にからみ付くことがない
。

また、前記摺接片（２０）の両端部はバンド体（２６〉
（２６）で覆われているので、清掃回転体（１６）が高
速回転して？Ｊ前記摺接片（２０）が回転軸体（１６）
から外れない。

尚、第６図に示すように、表面に突起（３１）・・・を
有する摺接片（３０）であってらバンド体（２６）の結
束により摺接片（３０〉の端部に糸クズ等が引っ掛るこ
とがない。

（ト）発明の効果 本発明は以上の如く構成しており、特に清掃回転体の摺
接片の端部をバンド体によって結束するという簡単な構
造で糸クズ等の摺接片端部への引っ掛りがなくなり、従
って清掃回転体全体にわた−って糸クズ等がからみ付く
ことがない。

また、前記バンド体により摺接片端部を固定しているの
で、清掃回転体が高速回転しても摺接片が外れることが
ない等の効果を有している。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも本発明床用吸込具の実施例に関し第１図は
清掃回転体の分解斜視図、第２図は縦断測面図、第３図
は底面側からみた斜視図、第４図は縦断正面図、第５図
は清掃回転体の断面図、第６図は他の実施例の摺接片の
断面図である。 （１）・・・本体ケース、（１１）・・・清掃回転体、
（３０）・・・慴接片、（２６）・・・バンド体。 （２０）、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体ケースの底面に設けた吸込口から一部が臨む
   ように該本体ケース内に清掃回転体を配設し、回転駆動
   源からの回転力により前記清掃回転体を回転させるよう
   にしたものであって、前記清掃回転体は、長軸状の回転
   軸体の外周面に弾性材製摺接片を、前記回転軸体の長手
   方向に沿って設け、さらに、前記摺接片の端部をバンド
   体によって結束したことを特徴とする床用吸込具。