JPH03201931A

JPH03201931A - 製麺装置

Info

Publication number: JPH03201931A
Application number: JP1343855A
Authority: JP
Inventors: Atsuo Hayashi; 林　敦夫; Kazuhiko Takano; 和彦高野
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1989-12-28
Filing date: 1989-12-28
Publication date: 1991-09-03
Anticipated expiration: 2011-07-24
Also published as: JP2517417B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は、例えば「うどん」あるいは「そば」等の麺類
の製麺装置に関する。

［従来の技術］従来、この種の製麺装置においては、例えば実開昭６３
−５５８８３号公報などに開示されているような構成を
有するものが知られている。

このような従来の製麺装置にあっては、穀粉貯蔵庫から
定量供給された穀粉をミキサーにより捏水と共に撹拌し
混和して捏ね上げることにより。

ソボロ状の麺生地を生成する。

次いで、このソボロ状の麺生地を圧延ローラ間に供給し
て圧延し、その下流側に設けたスクレーパで剥ぎ取るこ
とにより麺帯に形成し、さらに、この麺帯を一対の切刃
ローラ間に供給して切断することにより麺線にして、ベ
ルト式コンベア上に落下させることより１食用単位で送
出し、茹釜へ投入されるようになっている。

しかしながら、このような従来の製麺装置における送出
手段としてのベルト式コンベアは、ガイ１−フレームを
介して装置本体内の圧延ローラを保持する支持枠等に一
体に組み込まれているのが現状である。

［発明が解決しようとする課題］このため、装置本体内に組み込まれたコンベアを取り外
すことができないことから、コンベアの下部に雫れ落ち
て堆積した麺屑や、コンベアの両側部を形成するガイド
フレームとこのガイドフレームに挾まれた状態で延在す
るベルトとの間に入った麺屑等を除去することが困難で
、それらの部分にカビの発生や細菌が繁殖し易く、衛生
的に劣る。

また、このような麺屑は、コンベアによってそのまま搬
送されて茹釜に送出されるために、茹釜内の湯の汚れ頻
度が高いといった問題があった。

［発明の目的］本発明の目的は、装置本体内のコンベア挿着部近傍の麺
屑の掃除及びコンベア自体の掃除を容易し、かつ麺屑に
よる茹釜内の湯の汚れ頻度を低くすることができるよう
にした製麺装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］上記した目的を達成するために、本発明は、装置本体と
、この装置本体の上面部に設置された穀粉貯蔵手段と、
この穀粉貯蔵手段から定量供給された穀粉を捏水と共に
ミキサーにより撹拌してソボロ状の麺生地に生成する混
和手段と、この混和手段で生成されたソボロ状の麺生地
を一対の圧延ローラ間に供給して圧延することにより麺
帯にする圧延手段と、この圧延手段で圧延された麺帯を
一対の切刃ローラ間に供給して麺線に切断する切断手段
と、この切断手段で切断された麺線をコンベア上に落下
させて送出する送出手段とを具備した製麺装置において
、前記送出手段は、ガイドフレームと、このガイドフレ
ームの長手方向に沿って掛け渡されたコンベアと、この
コンベアに直接噛合させて動力伝達を行なう前記ガイド
フレームの長手方向の少なくとも装置本体内への挿着部
側の一端に設けた駆動スプロケットとをユニット化し、
この駆動スプロケットを前記装置本体内に設けた駆動ス
プロケットに着脱自在に直接突合わせ噛合押蓋して組み
込んでなる構成としたものである。

この場合、前記コンベアは、駆動スプロケットのピッチ
に応じて多数のワイヤにより等間隔を存して無端ベル１
〜状に連繋した帯状体で構成し、かつこれら各々のワイ
ヤの幅方向の両端部を」ニガに向け折り曲げ形成してガ
イド壁とすることが好ましい。

また、前記コンベアを駆動させるには、祁動スプロケラ
トを装置本体内に設置した騨動系に連動　　接突合わせ
噛合させることにより、コンベアの動するスプロケット
に直接突合せ噛合することにょ　　力伝達を行なってい
るために、部品点数の削減化り行なわれる。　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　が図れる。

［作　　用」すなわち、本発明は、退出手段をユニット化して、装置
本体内に取外し可能に組み込んでなるために、送出ユニ
ットの取外しで、装置本体内のコンベア押蓋部近傍の掃
除及びコンベア自体の掃除が容易に行なえる。

また、前記コンベアを、回動スプロケットのピッチに応
じて多数のワイヤにより等間隔を存して無端ベルト状に
連繋した帯状体で構成してなるため、麺肩が各々のワイ
ヤ間から送出ユニットの下方に落下し、茹釜内への送出
が防止される。

さらに、コンベアを形成する各々のワイヤの幅方向の両
端部を上方に向け折り曲げてガイド壁としているために
、ガイドフレームによるガイド壁を設ける必要がない。

さらにまた、コンベアに駆動スプロケットを直［実　施
　例］以下、本発明を図示の一実施例を参照しながら詳細に説
明する。

第２図は、本発明に係る製麺装置の全体構成を概略的に
示すもので、図中１は装置本体である。

この装置本体１の天板２上には、穀粉Ａが貯蔵される穀
粉貯蔵手段としての後述する穀粉貯蔵庫１０が載置され
、この穀粉貯蔵庫１０の下方に位置する前記装置本体１
内の上部には、混和手段としてのミキサー２０が設置さ
れている。

このミキサー２０は、前記装置本体１の天板２の裏面に
固定したブラケット３．４及び５間に差し込み保持され
て締付はネジ６を介してに吊支され、前記穀粉貯蔵庫１
０から定量供給された穀粉Ａを、後述する給水装置９０
から供給される捏水Ｂと共に撹拌してソボロ状の麺生地
に生成するようになっているものである。

また、図中３０は前記ミキサー２０の下方に設置された
圧延手段としての圧延機構である。

この圧延機構３０は、第３図に示すように、例えば鉄ま
たはステンレス鋼等からなる硬質なローラ素材の表面に
イオン窒化処理を施してなる一対の圧延ローラ３１．３
２からなり、対となる一方の圧延ローラ３１の支軸３１
ａは、前記装置本体１に固定された固定支持枠７に軸支
され、他方の圧延ローラ３２の支軸３２ａは、前記一方
の圧延ローラ３１に対し軸８を介して前後方向に傾倒回
動可能な回動支持枠９に軸支されている。

そして、前記他方の圧延ローラ３２は、第３図２点破線
で示すように１回動支持枠９を後傾回動させることによ
り、前記互いのローラ３１．３２間の圧延部Ｐを開放可
能になっている。

また、前記回動支持枠９の軸支点８は、この回動支持枠
９に軸支される他方の圧延ローラ３２の軸支点３２ａよ
りも前記一方の圧延ローラ３１に対し後方に位置するよ
うに位相Ｘをずらしてあり、これによって、他方の圧延
ローラ３２を自重により一方の圧延ローラ３１側に常に
接触する方向に付勢してなる構成となっている。

なお、本実施例では、他方の圧延ローラ３２を自重によ
り一方の圧延ローラ３１側へ付勢しているが、自重でな
くバネ等の弾性により他方の圧延ローラ３２を一方の圧
延ローラ３１側へ付勢するように構成することも可能で
ある。

さらに、図中４０は前記回動支、持枠９を装置本体１側
にロックするロックレバ−である。このロックレバ−４
０の一端４０ａは、前記固定支持枠７に軸支されて上下
方向に回動可能になっているとともに、その他端４０ｂ
には、調整部材としての滅厚調整ダイアル４１が螺合さ
れている。

この滅厚調整ダイアル４１は、その回動操作により、前
記ロックレバ−４０の軸方向に移動可能になっていて、
この滅厚調整ダイアル４１の先端４１ａを前記回動支持
枠９の先端部の係止軸９ａに係止させることにより、前
記回動支持枠９をロックしてなる一方、このロック状態
で麺厚調整ダイアル４１を回動させることにより、前記
回動支持枠９の前後方向の傾倒回動範囲を調整可能に規
制している。

すなわち、前記一対の圧延ローラ３１．３２間には、前
記ミキサー２０により生成されたソボロ状の麺生地が供
給され、このソボロ状の麺生地を圧延して麺帯に形成す
るようになっている。

一方、前記滅厚調整ダイアル４１は、接触状態にある互
いのローラ３１．３２間の圧延部Ｐに、前記ミキサー２
０から供給されたソボロ状の麺生地をある程度の量だけ
堆積させ、この状態で圧延する際、その負荷を受けて前
記他方の圧延ローラ３２を一方の圧延ローラ３１から離
間するように、前記回動支持枠９の後方への回動を一定
の範囲許容することにより、圧延部Ｐの隙間が一定に保
たれるようにし、これによって、麺帯の厚さ！１３１整
を１個所で行ない得ることを可能にしている。

また、図中５１．５２は前記一対の圧延ローラ３１．３
２の下流側にそれぞれ配置したステンレス製の板材から
なる第１及び第２のスクレーパである。

これら各々のスクレーパ５工、５２は、スプリングまた
は板バネ等のバネ部材５３．５４の付勢力により、それ
らの先端部５１ａ、５２ａを前記各々の圧延ローラ３１
．３２の表面に隙間なく圧接させてなるとともに、その
一方の先端部５１ａは、前記圧延ローラ３１．３２間の
圧延部Ｐ側に近接する上流側の高い位置に配置され、か
つその他方の先端部５２ａは、それよりも下流側の低い
位置に配置されて、剥ぎ取りタイミングがずれるように
互いに非対称に配置されている。

このような各々のスクレーパ５１．５２は、それらの先
端部５１ａ、５２ａを互いに非対称に配置することによ
り、圧延ローラ３１．３２の両表面に貼り付いた状態で
送出される麺帯を、まず、圧延部Ｐ側に近接する第１の
スクレーパ５１の先端部５１ａで一方の圧延ローラ３１
の表面から剥ぎ取る。

次いで、他方の圧延ローラ３２側に貼り付いた麺帯を、
第２のスクレーパ５２の先端部５２ａで剥ぎ取るように
タイミングをずらせて交互に剥ぎ取ることにより、Ｊｆ
ＢｆＦの剥ぎ取りが安定して円滑に行なわれるようにな
っているものである。

すなオ〕ち、前記第１のスクレーパ５１と第２のスクレ
ーパ５２とを上下にずらせて配置することにより、一方
のスクレーパである第（のスクレーパ５１の先端部５１
ａを圧延部Ｐに近接させることができるため、前記圧延
ローラ３１．３２による引っ張り作用が発生する前に、
一方の圧延ローラ３１からスクレーパ５１の先端部５１
ａによって麺帯を剥がすことができ１両圧延ローラ３１
．３２によるＷｉ　イｆＦのり１つ張り作用で発生する
Ｍｓ表面の荒れを防止することができる。

また、前記した穀粉貯蔵手段としての穀粉貯蔵庫１０は
、穀粉定量供給機構１４を備え、前記ミキサー２０内に
定量の穀粉ＡがＯｔ−給されるようになっているもので
ある。

なお、図中６０−は前記圧延機構３０により圧延された
ａ征を一対の切刃ローラ６１．６１１１１ＪにＤ（給し
て！！Ｉ線に切断する切断手段、７０はこの切断手段６
０で切断形成された麺線を送出する送出手段、８０はこ
の送出手段７０及び圧延機構３０の圧延ローラ対３１．
３２を駆動する駆動モータ、９０は前記ミキサー２０に
捏水Ｂを供給する給水装置である。

この給水装置９０は、水タンク９１内に収容された捏水
Ｂをポンプ９２及びフローレキ“ユレータ９３を介して
前記ミキサー２０に供給するようになっている。

前記送出手段７０は、第１図、第４図及び第５図に示す
ように、ガイドフレーム７２と、このガイドフレーム７
２の長平方向である前後端部に対内させて設けたポリア
セタール樹脂等からなる合成樹脂製の駆動スプロケット
７３及び従動スプロケッ１−７４と、この駆動スプロケ
ット７３と前記従動スプロケット７４との間に掛け渡し
たコンベア７１とによってユニット化され、前記コンベ
ア７１を前記駆動スプロケット７３に直接噛合させるこ
とにより動力伝達が行なわれるようになっている。

そして、このユニッ１〜化された送出手段７０は、前記
装置本体１内に取外し可能に挿入して、ガイドフレーム
７２の下部を指にて螺着可能な蝶ネジ７１２等により着
脱自在に挿着れ、かつその挿着端部側の開動スプロケッ
ト７３を開動モータ８０に連動する駆動スプロケット８
１に直接突合せ噛合させて組み込むことにより開動し得
るようになっているものである。

また、前記コンベア７↓は、前記開動スプロケット７３
のピッチに応じて多数のワイヤ７↓ｌ・・・により等間
隔を存して無端ベルト状に連繋したぜ（Ｆ状体７１０で
構成され、かつこれら各々のワイヤ７１１の幅部ＩＩ′
ＩＪの両端部７１１ａ、７１１ａを上方に向け折り曲げ
形成してガイド壁を形成している。

しかして、上記した本発明の構成によれば、送出手段７
０をユニット化し、このユニット化された送出手段７０
を装置本体１内に取外し可能に組み込んでなるために、
送出ユニットの取外しで、装置本体１内のコンベア挿着
部近傍の掃除及びコンベア自体の掃除が容易に行なえる
。

また、コンベア７１が、駆動スプロケット７３のピッチ
に応じて多数のワイヤ７１１により等間隔を存して無端
ベルト状に連繋した帯状体７１０で構成されているため
、麺屑が各々のワイヤ７エ↓聞から送出ユニットの下方
に落下し、茹釜内への送出が防止される。

さらに、コンベア７１を形成する各々のワイヤ７１↓の
幅方向の両端部７１１ａを上方に向け折り曲げてガイド
壁としているために、従来のように、ガイドフレーム７
２の両側板の立上り形成によるカイト壁を設ける必要が
ない。

さらにまた、コンベア７１に開動スプロケット７３を直
接噛合させることにより、コンベア７１の動力伝達を行
むっでいるために１部品点数の削減化かＭれ全。

なお、上記の実施例において、送出手段７０を構成する
コンベア７１を一対の開動スプロケット７３及び従動ス
プロケット７４との間に掛け渡し噛合させたが、特に、
送出端部側の左右両従動スプロケット７４をガイドフレ
ーム７２の両側壁に独立して軸支させるか、または、左
右両従動スプロケット７４を取り除いて、コンベア７１
がガイドフレーム７２の端面を摺動させるようにすれば
、ガイドフレーム７２の両側壁間に軸が横架されないた
めに、送出端部側における麺線の巻き込みを防止するこ
とが可能になる。

［発明の効果］以上の説明から明らかなように１本発明は、送出手段を
ユニット化して、装置本体内に取外し可能に組み込んで
なることから、送出ユニットの取外しで、装置本体内の
コンベア挿着部近傍の掃除及びコンベア自体の掃除を容
易に行なうことができ、装置を衛生的に維持することが
できる。

また、前記コンベアを、開動スプロケットのピッチに応
じて多数のワイヤにより等間隔を存して無端ベルト状に
連繋した帯状体で構成してなるために、麺屑が各々のワ
イヤ間から送出ユニットのド方に落下し、これによって
、茹釜内への麺屑の送出を防止することができ、茹釜内
の湯の汚れ頻度を低下させることができる。

さらに、コンベアを形成する各々のワイヤの幅方向の両
端部を上方に向け折り曲げてカイト壁としているために
、従来のようなガイドフレームによるガイド壁を設ける
必要がない。

さらにまた、コンベアに開動スプロケットを直接噛合さ
せることにより、コンベアの動力伝達を行なっているた
めに、部品点数の削減化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る製麺装置に組み込まれるユニット
化された送出手段の一実施例を概略的に示す拡大説明図
、第２図は同じく製麺装置の全体構成を示す概略的断面図
、第３図は同じく製麺装置に組み込まれた圧延機構の概略
的拡大説明図、第４図は第１図ＩＶ−ＩＶ線における断面図、第５図は
同しくコンベアの一部を概略的に拡大して示す平面図である。ｌ・・・装置本体、１０・・・穀粉貯蔵庫。２０・・・ミキサー３０・・・圧延機構、３１．３２・・・圧延ローラ対、６０・・・切断手段、６１．６１・・・切刃ローラ対、７０・・・送出手段、７１・・・コンベア、７１０・・・帯状体、７１１・・・ワイヤ、７１１ａ、７１１ａ・・・両端部、７２・・・ガイドフレーム。７３・・・駆動スプロケット、８０・・・駆動モータ、８１・・・駆動スプロケット、Ａ・・・穀粉、　　　　　　　Ｂ・・・捏水。第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）装置本体と、この装置本体の上面部に設置された
穀粉貯蔵手段と、この穀粉貯蔵手段から定量供給された
穀粉を捏水と共にミキサーにより撹拌してソボロ状の麺
生地に生成する混和手段と、この混和手段で生成された
ソボロ状の麺生地を一対の圧延ローラ間に供給して圧延
することにより麺帯にする圧延手段と、この圧延手段で
圧延された麺帯を一対の切刃ローラ間に供給して麺線に
切断する切断手段と、この切断手段で切断された麺線を
コンベア上に落下させて送出する送出手段とを具備した
製麺装置において、前記送出手段は、ガイドフレームと、このガイドフレー
ムの長手方向に沿って掛け渡されたコンベアと、このコ
ンベアに直接噛合させて動力伝達を行なう前記ガイドフ
レームの長手方向の少なくとも装置本体内への挿着部側
の一端に設けた駆動スプロケットとをユニット化し、こ
の駆動スプロケットを前記装置本体内に設けた駆動スプ
ロケットに着脱自在に直接突合わせ噛合挿着して組み込
んだことを特徴とする製麺装置。
（２）装置本体と、この装置本体の上面部に設置された
穀粉貯蔵手段と、この穀粉貯蔵手段から定量供給された
穀粉を捏水と共にミキサーにより撹拌してソボロ状の麺
生地に生成する混和手段と、この混和手段で生成された
ソボロ状の麺生地を一対の圧延ローラ間に供給して圧延
することにより麺帯にする圧延手段と、この圧延手段で
圧延された麺帯を一対の切刃ローラ間に供給して麺線に
切断する切断手段と、この切断手段で切断された麺線を
コンベア上に落下させて送出する送出手段とを具備した
製麺装置において、前記送出手段のコンベアは、多数のワイヤを前記駆動ス
プロケットのピッチに応じて等間隔を存して無端ベルト
状に連繋した帯状体で構成し、かつこれら各々のワイヤ
の幅方向の両端部を上方に向け折り曲げ形成してガイド
壁としたことを特徴とする製麺装置。