JPH0320173Y2 - - Google Patents

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JPH0320173Y2
JPH0320173Y2 JP2987386U JP2987386U JPH0320173Y2 JP H0320173 Y2 JPH0320173 Y2 JP H0320173Y2 JP 2987386 U JP2987386 U JP 2987386U JP 2987386 U JP2987386 U JP 2987386U JP H0320173 Y2 JPH0320173 Y2 JP H0320173Y2
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slip
tire
fitting
intersection
attached
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、弾性網部材の交差部位に滑止金具を
取着したタイヤの滑止め具に関する。
[従来の技術] タイヤの滑止め装置として、一般にタイヤチエ
ーンが使用されているが、タイヤチエーンは重量
が重く取扱いが不便なため、従来、実開昭60−
38801号公報、実開昭60−160209号公報などによ
り、網目状のゴム製支持部材の交差部に滑止金具
を取着したタイヤ滑止具が提案されている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、従来のこの種のタイヤ滑止具
は、網目状のゴム製支持部材の交差部に、帯鋼を
先端を対向させるように折り曲げた構造の滑止金
具20(第9図参照)を取着して構成される。そ
して、この滑止金具の両側部の上縁部のエツジで
路面をグリツプするように、その側部をタイヤの
進行方向に向けて滑止金具20はゴム製支持部材
に取着される。このため、タイヤが横滑りを起こ
した場合にはこの種の滑止金具では有効に滑り止
め作用を行なうことができない問題があつた。
そこで、この種の滑止金具20を網目状のゴム
製支持部材の各交差部にそれぞれ向きを交互に変
えて取付け、タイヤの横方向の滑りを防ぐように
したタイヤ滑止具も提案されたが、タイヤの進行
方向に滑止め作用を行なう金具の数が半減するこ
とから、滑り止め効果が低下する問題があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、タイヤの進行方向の滑り止めと横方
向の滑り止めを共に効果的に行なうことができ、
軽量で取扱いが簡便なタイヤの滑止め具を提供す
るものであり、以下のように構成される。
すなわち、本考案のタイヤの滑止め具は、タイ
ヤの外周部に装着可能な弾性網部材の交差部位に
帯鋼製の滑止金具を巻き付けるように取着したタ
イヤの滑止め具において、帯鋼の幅方向の両側破
断がその幅方向にずれて位置するように滑止金具
が帯鋼を曲折することにより弾性網部材の交差部
位に巻付けられる構成とした。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図はタイヤに装着した滑止め具の正面図
を、第2図はその部分拡大図を示している。滑止
め具はタイヤの外周部を包囲するように形成され
た網目状の弾性網部材1とその各交差部位に巻付
固定される帯鋼製の滑止め具2とから構成され
る。弾性網部材1は弾性変形可能で可とう性のあ
る合成樹脂等の補強材をコアとして、その周囲を
合成ゴムで包囲するように成形され、充分な強度
を有するものである。滑止金具2は帯鋼を曲げで
形成され、その幅方向の両側破断面2aが弾性網
部材1の表側でその幅方向にずれて位置するよう
に、交差部位に巻付けられる。すなわち、滑止金
具2は、第3図に示すような帯鋼Mを折目B1,
B2,B3,B4においてそれぞれ直角に内側に
折り曲げることにより第4図乃至第6図に示すよ
うな形状に形成され、その両側破断面2aは上部
中央で幅方向に水平にずれて位置することにな
る。なお、滑止金具2の交差部位に巻付固定され
るときの方向はタイヤの進行方向としてもまた横
方向とすることもできる。
このように、弾性網部材1の各交差部位に滑止
金具2を巻付固定してなる滑止め具はタイヤの外
周部を包囲するように装着されて雪道などにおい
て使用され、滑止金具2は路面に当る部分にその
両側破断面2aが幅方向にずれて位置するため、
タイヤの進行方向に対しても、また横方向に対し
てもその両側破断面2aが有効に路面をとらえて
滑止めとして作用し、タイヤの滑りを防止し自動
車を安全に走行させることができる。
第7図と第8図は他の実施例の滑止金具3を示
している。この滑止金具3は、上記の実施例に比
べ、その両側破断面3aが両側部と平行になつて
いる点が異なるのみであり、上記と同様に、弾性
網部材1の各交差部位に巻付固定され、タイヤの
進行方向のみならず横方向の滑止めも効果的に行
なう。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のタイヤの滑止め
具によれば、タイヤの外周部に装着可能な弾性網
部材の交差部位に帯鋼製の滑止金具を取着した滑
止め具において、帯鋼の幅方向の両側破断面が前
記弾性網部材の表側でその幅方向にずれて位置す
るように、滑止金具が帯鋼を曲折することにより
弾性網部材の交差部位に巻付けられる構成とし
た。このため、滑止金具の両側破断面がタイヤの
進行方向のみならずその横方向に対しても有効に
路面をとらえて滑止めとして作用し、従来のこの
種の滑止め具に比べ、タイヤの滑止め性能を極め
て向上させることができると共に、構造が簡単で
製造も容易である等、実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の滑止め具を装着した
タイヤの側面図、第2図は滑止め具の部分拡大斜
視図、第3図は滑止金具用帯鋼の平面図、第4図
は滑止金具の斜視図、第5図は同平面図、第6図
は同正面図、第7図は他の実施例の滑止金具の平
面図、第8図は同正面図、第9図は従来の滑止金
具の斜視図である。 1……弾性網部材、2……滑止金具、2a……
両側破断面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイヤの外周部に装着可能な弾性網部材の交差
    部位に帯鋼製の滑止金具を取着したタイヤの滑止
    め具において、帯鋼の幅方向の両側破断面が前記
    弾性網部材の表側でその幅方向にずれて位置する
    ように、前記滑止金具が帯鋼を曲折することによ
    り該弾性網部材の交差部位に巻付けられたことを
    特徴とするタイヤの滑止め具。
JP2987386U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH0320173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2987386U JPH0320173Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JP2987386U JPH0320173Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS62141504U JPS62141504U (ja) 1987-09-07
JPH0320173Y2 true JPH0320173Y2 (ja) 1991-04-30

Family

ID=30834156

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