JPH03201739A - 通信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、伝送路によって接続されたネットワークの局
に交換機を接続した通信システムに関する。

（従来の技術） 従来より交換機は、信頼性確保のため二重化構造をとる
場合が多い。同様に交換機と接続されるネットワークに
ついても二重化する方法が考えられるが、伝送路と共に
局も二重化する必要があり、コストが大幅に増大する。

従って、一つの交換機を二つの局に接続し、交換機から
どちらか一方を選択する方法が考えられる。

しかし、交換機とネットワークが同期して通信を行うた
め、交換機からネットワークに対してクロックの受渡し
があると、局の切り替え時に受は渡されるクロックが一
時的に乱れる可能性がある。

例えば、交換機とネットワークの間で電話の音声データ
をやり取りしている場合、局の切り替え時は同期が乱れ
るから雑音が残ることになる。

（発明が解決しようとする課題） 上記のように従来の交換機がネットワークの二つの局に
接続され、同期通信が可能な通信システムにおいては、
交換機とネットワークが同期して通信を行うため、交換
機からネットワークに対してクロックの受渡しがあると
、局の切り替え時に受は渡されるクロックが一時的に乱
れる可能性があるという問題があった。

そこで、本発明は、交換機がネットワークの二つの局に
接続され、同期通信が可能な通信システムにおいて、局
切り替え時に発生する同期の一時的な乱れをなくすこと
を目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成する本発明は、多数の端末を収容する交
換機が、伝送路により接続された複数の局を持つネット
ワーク中の二つの局に接続され、二つの局のうちどちら
か一方を選択して通信可能であり、前記交換機と同期し
てネットワークが通信を行うため、前記交換機からネッ
トワークの一つの局にクロックの受渡しを行う通信シス
テムにおいて、通信する前記局の切り替え時も、前記交
換機とネットワークが同期して通信を行えるように、前
記交換機から二つの局に対して同一のクロックを出力し
、クロック受渡しの前記局に入力されているクロックが
乱れない限りは受渡しの局を変更しないことを特徴とす
る。

（作用） このように交換機から二つの局に常時クロックが入力さ
れ、局の切り替えが行われても最初にクロック受渡しを
行っていた局の入力が乱れない限りは、受渡しの局を変
える必要もなく、同期が乱れることがない。

（実施例） 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。

第１図は本発明の一実施例による通信システムのシステ
ム構成図である。

同図において、１は伝送路、２．３は局、４は交換機、
５は広域網である。図示のように、交換機４は伝送路１
によりループ状に接続されたネットワークの局２と局３
にそれぞれ接続されている。

上記交換機４は、広域網５から同期クロックを抽出し、
伝送路１と同期通信を行うため、局２と局３に同一のク
ロックを出力する。また、ここでは伝送路１は局２で受
信したクロックをもとにネットワーク内の同期通信を実
行しているものと仮定する。この通信システムにおいて
は、交換機４が接続されている局２，３の両方にクロッ
クを出力し、局２．３の切り替え時にもクロックを受渡
していた局２．３に入力されているクロックが乱れない
限りは、クロック受渡しの局を変更しない構成としであ
る。

第２図はこのような構成を具体的に示した図である。

同図に示すように、交換機４からのデータは、データ人
出力部６，７によって伝送路１に入力され、また、同様
に伝送路１のデータは、データ人出力部６．７を介して
交換機４に伝えられる。

交換機４からの網クロックは、帰属している局２．３の
両方に出力され、両局２，３のクロ・ツク検出回路８．
９がそれぞれに入力されているクロックのモニタリング
を行う。クロック検出回路８゜９は、入力の異常を検出
すると、監視局１０に伝え、監視局１０からのコマンド
によりスイッチ１１．１２を切り替える。このスイッチ
１１．１２によるクロックの切り替えは、スイッチ１３
．１４によるデータ伝送路の切り替えとは独立しており
、交換機４とのデータ通信が異常になっても・、クロッ
ク検出回路８．９が異常を検出しなければ、クロックの
検出箇所を変更することはない。

尚、第２図において、１５．１６はデータ用スイッチ切
替制御回路、１７．１８は局コントロール部を示してい
る。

第３図は、局２の異常で通信を行う局２から局３に変更
した場合の状態を示す図である。

例えば、交換機４がデータ受渡しを行う局を、局２から
局３に変更した場合でも、交換機４から局２、伝送路１
に受は渡されるクロックに・謀常がなければクロック受
渡しの局を局２から局３に変えない。従って、交換機４
とネットワークの間の同期が乱れることはない。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明の通信システムによれば、局
の切り替え時にも、クロックを受渡していた局に入力さ
れているクロックが乱れない限りは、クロック受渡しの
局を変更しないので、交換機とネットワークの同期が乱
れることはない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一尖施例による通信システムのシステ
ム図、第２図は局の構成を示す図、第３図は局切り替え
の説明図である。 １・・・伝送路、２，３・・・局、４・・・交換機、５
・・・広域網。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 多数の端末を収容する交換機が、伝送路により接続され
   た複数の局を持つネットワーク中の二つの局に接続され
   、二つの局のうちどちらか一方を選択して通信可能であ
   り、前記交換機と同期してネットワークが通信を行うた
   め、前記交換機からネットワークの一つの局にクロック
   の受渡しを行う通信システムにおいて、 通信する前記局の切り替え時も、前記交換機とネットワ
   ークが同期して通信を行えるように、前記交換機から二
   つの局に対して同一のクロックを出力し、 クロック受渡しの前記局に入力されているクロックが乱
   れない限りは受渡しの局を変更しないことを特徴とする
   通信システム。