JPH03200819A - コアシェルポリマー - Google Patents

コアシェルポリマー

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Publication number
JPH03200819A
JPH03200819A JP2286300A JP28630090A JPH03200819A JP H03200819 A JPH03200819 A JP H03200819A JP 2286300 A JP2286300 A JP 2286300A JP 28630090 A JP28630090 A JP 28630090A JP H03200819 A JPH03200819 A JP H03200819A
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JP
Japan
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core
polymer
shell
shell polymer
monomer
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Pending
Application number
JP2286300A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Fujii
藤井 達夫
Junji Oshima
純治 大島
Minoru Yamada
稔 山田
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F291/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to macromolecular compounds according to more than one of the groups C08F251/00 - C08F289/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F265/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00
    • C08F265/04Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00 on to polymers of esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S525/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S525/902Core-shell

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ポリアミド樹脂あるいはポリアミドを含むポ
リマーアロイ系に対して、耐衝撃性を付与するコアシェ
ルポリマー、およびこのコアシェルポリマーにより、優
れた耐衝撃性を有する該樹脂組成物に関するものであり
、自動車分野、OA機器分野、家電分野等に好適な材料
を提供するものである。
従来技術と発明が解決しようとする課題ポリアミド樹脂
は、耐熱変形性、剛性、耐油性などに優れており、電気
、自動車部品に使用されているが、耐衝撃性、耐水性に
おいてより一層の改質が望まれている。
特に、耐衝撃性に関しては、多くの試みが行われており
、具体的には、ABS樹脂、および変性ポリオレフィン
などが用いられている。
一方、ゴム弾性体をコア(芯)とし、ガラス状ポリマー
をシェル(殻)とするコアシェルポリマータイプの耐衝
撃改良剤が提案されている。この種の耐衝撃剤は、樹脂
中への分散性が優れており、モルホロジーの再現性を得
るのも比較的容易である。
既に、ポリアミド樹脂の耐衝撃性を改良するコアシェル
ポリマーとして特開昭47−6284や特開昭58−3
2656において、シェル相にカルボキシル基を含むコ
アシェルポリマーが提案されている。確かに、このカル
ボキシル基を含むコアシェルポリマーとナイロン6との
組成物は、23°C以上では、優れたノツチ付きアイゾ
ツト衝撃値(厚みl/8インチ)を示しているが、改良
効果は低く、溶融混合時の粘度も高く成形性に問題があ
る。
また、顔料に関する技術分野においては、コアおよびシ
ェルの両方をカルボン酸変戊したものが知られているが
(特開昭63−213509.特開昭6l−18550
5)、もちろん、これらはポリアミド樹脂の耐衝撃性改
良剤としては使用できないものである。
課題を解決するための手段 本発明者らは、耐衝撃性の優れたポリアミド樹脂組成物
と組成物を構成するコアシェルポリマーについて鋭意研
究を行った結果、次のように構成されたコアシェルポリ
マーをポリアミド樹脂に溶融混合することにより、前述
した問題点が解決されることを見いだし本発明に至った
すなわち、(a)表面にカルボキシル基を有するコアと (b)カルボキシル基と反応性のある官能基およびアミ
ノ基と反応性のある官能基を含まないガラス状ポリマー
で形成されるシェルとを含んで構成されるコアシェルポ
リマー、これを含むポリアミド樹脂組成物および該組成
物を成形してなる樹脂成形物である。
本発明で示すコアはゴム状ポリマーあるいはゴム状ポリ
マー相とその外側に相を有するものを表し、それらはい
ずれも、少なくともコア表面部にカルボキシル基を有す
るものである。
コアがゴム状ポリマーのみから形成される場合、本発明
のコアシェルポリマーを製造するには最低二段階の乳化
重合が行われる。
第一段目の重合は、共役ジエンモノマーまたはアルキル
基の炭素数が2〜8であるアルキルアクリレートモノマ
ーあるいはそれらの混合上ツマ−を重合させて、ガラス
転移温度−30’C!以下のゴム状ポリマーのコアを形
成する。
またコアのガラス転移温度が一30℃よりも高い場合は
、低温耐衝撃性改良の効果が十分ではないことがある。
このような共役ジエンとしては、例えばブタジェン、イ
ソプレン、クロロプレン等をあげることができるが、特
にブタジェンが好ましく用いられる。
アルキル基が2〜8であるアルキルアクリレートとして
は、例えばエチルアクリレート、プロピルアクリレート
、ブチルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、
2−エチルへキシルアクリレート等をあげることができ
るが、特にブチルアクリレートが好ましく用いられる。
第一段目の重合には、共役ジエンおよびアルキルアクリ
レートと共重合可能な七ツマ−1例えばスチレン、ビニ
ルトルエン、σ−メチルスチレン等の芳香族ビニルや芳
香族ビニリデン、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル等のシアン化ビニルやシアン化ビニリデン、メチルメ
タクリレート。
ブチルメタクリレート等のアルキルメタクリレート等を
共重合させることもできる。
カルボキシル基含有上ツマ−としては、不飽和モノカル
ボン酸あるいは不飽和ジカルボン酸などが使用される。
例えば不飽和モノカルボン酸としては、アクリル酸、メ
タクリル酸、σ−ヒドロキシメチルアクリル酸等が上げ
られる。
また、不飽和ジカルボン酸としては、マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸、アコニ
ット酸、メチレンマロンI*a−メチレングルクール酸
等をあげることができる。
特にメタクリル酸、イタコン酸が好ましく用いられる。
さま、不飽和ジカルボン酸モノアルキルエステルはモノ
カルボン酸と同様に使用でき、通常炭素数1〜6のアル
コールと不飽和ジカルボン酸とのエステルが使用可能で
ある。中でも、マレイン酸エチルエステルが好マシい。
カルボキシル基含有上ツマ−は、コア相の0.2〜30
重量%、好ましくは、0.2〜10重量%の範囲で用い
られる。また、コア相においてカルボキシル基含有上ツ
マ−が、シェル相に近いほど濃度が高くなるように濃度
勾配を持たせて重合する方がより少量のカルボキシル基
含有上ツマ−を効率的に用いることができ好ましい。
第一段目の重合において共役ジエンを含まない場合、あ
るいは共役ジエンを含んでいても第一段目の至上ツマー
量の20%以下である場合は架橋性七ツマ−およびグラ
フト化上ツマ−を少量用いることにより高い低温耐衝撃
性を遠戚することができる。
架橋性七ツマ−として、例えばジビニルベンゼン等の芳
香族ジビニルモノマー、エチレングリコールアクリレー
ト、エチレングリコールジメタクリレート、ブチレング
リコールジアクリレート。
ヘキサンジオールジアクリレート、ヘキサンジオールメ
タクリレート、オリゴエチレングリコールジアクリレー
ト、オリゴエチレングリコールジメタクリレート、トリ
メチロールプロパンジアクリレート、トリメチロールプ
ロパンジメタクリレート、トリメチロールプロパントリ
アクリレート。
トリメチロールプロパントリメタクリレート等のアルカ
ンポリオールポリアクリレートまたはアルカンポリオー
ルポリメタクリレート等をあげることができるが、特に
ブチレングリコールジアクリレート、ヘキサンジオール
ジアクリレートが好ましく用いられる。
グラフト化上ツマ−として、例えばアリルアクリレート
、アリルメタクリレート、ジアリルマレエート、ジアリ
ルフマレート、ジアリルイタコネート等の不飽和カルボ
ン酸アリルエステル等をあげることができるが、特にア
リルメタクリレートが好ましく用いられる。
このような架橋性七ツマ−、グラフト化上ツマ−は、そ
れぞれコアの至上ツマー量の0.01〜5重量%、好ま
しくは0.1〜2重量%の範囲で用いられる。
このゴム状ポリマーのコアはコアシェルポリマー全体の
50〜90重量%の範囲が好ましい。コアがこの重量範
囲よりも少ない時、あるいは越えて多い時は、生成する
コアシェルポリマーを溶融混合して得られる樹脂組成物
の耐衝撃性改良の効果は十分ではないことがある。
第二段目の重合は、いわゆるシェルを形成するものであ
る。
シェル相の重合はカルボキシル基と反応性のある官能基
およびアミノ基と反応性のある官能基を含まない七ツマ
−を重合させてガラス転移温度40°C以上のガラス状
ポリマーを形成する。
このシェル相のガラス転移温度が40℃より低いと、生
成したコアシェルポリマーが脱水乾燥から樹脂への溶融
混合にいたる各工程でのハンドリングがその粘着性のた
めに極めて困離となり、実用性に欠けることがある。好
ましくはシェル相のガラス転移温度は60℃以上である
カルボキシル基と反応性のある官能基としては、アミノ
基、イミノ基、エポキシ基、ヒドロキシル基等の多くの
極性基をあげることができる。
アミノ基と反応性のある官能基としてはカルボキシル基
、エポキシ基、インシアネート基等多くのものが挙げら
れる。
本発明に用いるシェルは上記のようなカルボキシル基と
反応性のある官能基およびアミノ基と反応性のある官能
基を含まない七ツマ−を用いて製造される。
シェル相の重合に用いられるカルボキシル基と反応性の
ある官能基およびアミノ基と反応性のある官能基を含ま
ない七ツマ−としては、例えばエチルアクリレート、ブ
チルアクリレート等のアルキルアクリレート、メチルメ
タクリレート、ブチルメタクリレート等のアルキルメタ
クリレート、スチレン、ビニルトルエン、a−メチルス
チレン等の芳香族ビニルや芳香族ビニリデン、アクリロ
ニトリル、メタクリレートリル等のシアン化ビニルやシ
アン化ビニリデン等のビニル重合性モノマーをあげるこ
とができるが、特に好ましくはメチルメタクリレート、
スチレン、アクリロニトリルが用いられる。 このシェ
ル相はコアシェルポリマー全体の10〜50重量%の範
囲が好ましい。
このシェル相が、この重量範囲よりも少ない時、あるい
は越えて多い時、生成するコアシェルポリマーを溶融混
合して得られる樹脂組成物の耐衝撃性改良の効果は十分
ではないことがある。
本発明においては、コアはゴム状ポリマー相トその外側
にさらに相を有するものであってもよい。
その場合はコアシェルポリマーを製造するには、最低三
段階の乳化重合が行われる。
第一段目の重合はゴム状ポリマーを形成させ、第二段目
の重合はゴム状ポリマーの外側にカルボキシル基含有ポ
リマーを有する相を形成し、第三段目の重合はシェルを
形成するものである。
第一段目の重合は、共役ジエンまたはアルキル基が2〜
8であるアルキルアクリレートあるいはそれらの混合物
を重合させてガラス転移温度−30℃以下のゴム状ポリ
マーを形成する。
このとき用いられる共役ジエンモノマーまたはアルキル
基の炭素数が2〜8であるアルキルアクリレートモノマ
ーは、前記した物と同様の物が使用される。
また、共役ジエンおよびアルキルアクリレートと共重合
可能な七ツマ−や架橋性上ツマ−、グラフト化モノマー
も同様に使用される。
第二段目の重合は、ゴム状ポリマーの外側にあるカルボ
キシ基含有ポリマーを有する相を形成するもので、カル
ボキシル基を含む七ツマ−を用いて行われる。
カルボキシル基を含むモノマーは、前記した物と同様の
ものが使用される。また、この場合カルボキシル基を含
む七ツマ−は、単独で用いても他の七ツマ−と共重合し
ても差し支えない。
共重合上ツマ−としては、例えばエチルアクリレート、
ブチルアクリレート等のアルキルアクリレート、メチル
メタクリレート、ブチルメタクリレート等のアルキルメ
タクリレート、スチレン。
ビニルトルエン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル
や芳香族ビニリデン、アクリロニトリル。
メタクリレートリル等のシアン化ビニリデン等のカルボ
キシル基と反応性のある官能基を含まないビニル重合性
モノマーをあげることができるができる。好ましくは、
エチルアクリレート、ブチルアクリレート、メチルアク
リレートが用いられる。
更に、第一段目の重合で例示した架橋性モノマ、ゲラブ
ト化モノマーも適宜使用することが可能である。
この相におけるカルボキシル基を含む七ツマ−の量は、
l−100重量%、好ましくは3〜100重量%で用い
られる。
また、カルボキシル基含有モノマーの量は、コアの0.
2〜30重量%、好ましくは、0.2〜lO重量%の範
囲で用いられる。
コアにおける、ゴム状ポリマー相とこのカルボキシル基
含有ポリマーを有する相との割合は、使用する七ツマ−
の種類において適宜選択される。
特に好ましくは、コア全体に対して、0.1〜40重量
%のカルボキシル基含有ポリマーを有する相を使用した
場合である。
カルボキシル基含有ポリマーが上記の重量範囲よりも少
ないときあるいは越えて多いとき生成するコアシェルポ
リマーを溶融混合して得られる樹脂組成物の耐衝撃性改
良の効果が十分でなかったり、溶融粘度が非常に高くな
り成形加工性に問題が生じる場合がある。
なお、ガラス転移温度−30℃以下のゴム状ポリマーと
この相の間に、更に単一あるいは複数個の他の中間相を
含むことが可能である。この中間相のガラス転移温度は
コアのガラス転移温度より高い方が望ましい。このよう
な他の中間相の存在により低温のおけるコアシェルポリ
マーの歪が緩和されて低温衝撃性が改良されることがあ
る。
このコアも前記と同様コアシェルポリマー全体の50〜
90重量%の範囲が好ましい。
第三段目の重合は、シェルを形成するものであり、その
重合はカルボキシル基と反応性のある官能基およびアミ
ノ基と反応性のある官能基を含まないモノマーを重合さ
せてガラス転移温度40°C以上のガラス状ポリマーを
形成する。
このシェルのガラス転移温度が40℃より低いと、生成
したコアシェルポリマーの脱水乾燥から樹脂への溶融混
合に至る各工程におけるハンドリングがその粘着性のた
めにきわめて困難となり、実用性に欠けることがある。
好ましくは、シェルのガラス転移温度は60℃以上であ
る。
シェル相の重合に用いられる七ツマ−は、前記した物と
同様のものが使用される。
このシェル相もコアシェルポリマー全体の10〜50重
量%の範囲が好ましい。このシェル相が、この重量範囲
よりも少ない時、あるいは越えて多い時、生成するコア
シェルポリマーを溶融混合して得られる樹脂組成物の耐
衝撃性改良の効果は十分でないことがある。
コアがゴム状ポリマー単相の場合も多相の場合であって
も、コアを構成するモノマーの重合転化率は96%以上
であるのが望ましい。好ましくは98%以上がよい。こ
の重合転化率が低い場合、シェル相にカルボキシル基が
混入し、所望の効果が得られない場合がある。
上記のようにして製造されたコアシェルポリマーの平均
粒子径はl OO= 1.000nm、好ましくは12
0〜750nm、更に好ましくは200−600nmの
範囲のものが使用される。
また、このコアシェルポリマーのトルエン可溶分はコア
シェルポリマー全体の約10重量%以下である。好まし
くは8重量%、更に好ましくは5重量%以下である。
トルエン可溶分が多い場合、低温におけるコアとシェル
の相の間で分離が生じたり、その耐熱証下苦製剤の改良
が十分でないことがある。
また、本発明のコアシェルポリマーのコアおよびシェル
はそれぞれ多層型であってもよい。但し、少なくともコ
ア相の表層部にカルボキシル基が存在していること、お
よびシェル相はカルボキシル基やアミノ基と反応性を有
しないガラス状ポリマーであることが重要である。
本発明のコアシェルポリマーは公知のシード乳化重合法
により製造したラテックスを凍結融解、あるいは塩析に
よりポリマーを分離後、遠心脱水、乾燥により粒状、フ
レーク状あるいは粉体として取り出すことができる。
スプレィ・ドライヤーによる噴霧乾燥でも、ラテックス
からコアシェルポリマーを取り出すこともできる。
こうして取り出されたコアシェルポリマーは、さらに押
出機、及びペレタイザーによりペレット状にしてもよい
し、あるいはそのままで耐衝撃改良剤として樹脂に溶融
混合することができる。
本発明によるポリアミド樹脂組成物は、ポリアミド樹脂
組成物全体量に対して、3〜40重量%のコアシェルポ
リマーを用いられ、好ましくは3〜25重量%、溶融混
合したものである。
この耐衝撃改良剤が3重量%より少ないと、得られた樹
脂組成物の耐衝撃性改良の効果はほとんど認められなく
、40重量%より多いと、得られた樹脂組成物は、剛性
、耐熱性の著しく損なわれる場合もある。
本発明に用いるポリアミド樹脂としては、例えばポリア
ミド6、ポリアミド6・6、ポリアミド6・IO、ポリ
アミド11.ポリアミド12、ポリアミド6・12等の
脂肪族ポリアミド、ポリへキサメチレンシアミンチレン
タルアミド、ポリへキサメチレンジアミンイソフタルア
ミド等の芳香族ポリアミド、あるいはこれらの2種類以
上の混合物または共重合体を用いることもできるが、好
ましくは、ポリアミド6が用いられる。
また、ポリアミド樹脂は、ABS樹脂、変性ポリオレフ
ィン樹脂などの他の樹脂と溶融混合してポリマーアロイ
として用いられる場合もあるが、この時に本発明による
コアシェルポリマーヲ溶融混合するとさらに高い低温耐
衝撃性が達成される。
このようなポリアミド樹脂を含むポリマーアロイ系への
溶融混合も当然本発明に含まれるものである。この場合
の本発明によるコアシェルボリマ−の添加量は、コアシ
ェルポリマーを含む全ポリマーアロイ系に対しては、1
〜40重量%である。
本発明によるポリアミド樹脂組成物は、溶融混合により
製造される。
溶融混合は、通常、200〜300 ’Oの間で樹脂が
溶融して、しかも極端に粘度が低くない適当な温度範囲
が選ばれる。
この温度は例えばポリアミド6では230〜260°C
である。
溶融混合は加熱ロール、バンバリーミキサ−あるいは単
軸もしくは多軸の押出機を用いることによって行うこと
ができる。
さらに本発明による樹脂組成物は、適当量の添加剤を含
有していてもよい。
このような添加剤として、例えば離燃化剤、離型剤、耐
候性付与剤、酸化防止剤、帯電防止剤、耐熱性付与剤、
着色剤、補強剤、界面活性剤、無機充填剤、滑剤等をあ
げることができる。
発明の効果 本発明によるコア中にカルボキシル基を有するコアシェ
ルポリマーは、ポリアミド樹脂に溶融混合することによ
り、室温から一30℃の低温において、従来のカルボン
酸変性コアシェルポリマーでは実現できない耐衝撃性を
示す樹脂成形物を提供することが可能である。該カルボ
キシル基のうち少なくとも一部が無水酸型であるコアシ
ェルポリマーは更に良好である。
また、本発明によるポリアミド樹脂組成物は、延性破壊
から脆性破壊に変化する温度が低く、シかも脆性破壊領
域においても高いノツチ付アイゾツト衝撃値を示すこと
により、優れた低温耐衝撃性を示す。
実施例および試験例 以下に実施例及び比較例をあげて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。
なお実施例、比較例中の「部」はすべて重量部を表す。
実施例、比較例中に用いる略語は下記の通りである。
ブタジェン エチルアクリレート n−ブチルアクリレート メチルメタクリレート スチレン メタクリル酸 イタコン酸 マレイン酸モノエチル アリルメタクリレート 1.4−1チレングリコールジアクリレート脱イオン水 ジオクチルスル本すクシネートナトリウム塩rデシルc
フェニルエーテルスルネン酸 ナトリウム塩過硫酸ナト
リウム クメンハイドロパーオキサイド 本ルムアルデヒドスルネキシレートナトリウム塩エチレ
ンジアミン!IIIナトリウム塩炭酸水素ナトリウム ポリアミド6 ガラス転移温度 d BA BA MA t AA BA AME IMA BGA IW SS BE5 PS HP FS DTA HC A6 7g ガラス転移温度は10Hzの引っ張りモードでの動的粘
弾性(春本製作所(株)製VEF−3型にて測定)にお
けるtanδのピーク温度とした。
コアシェルポリマーの重量平均粒子径はコールタ−・エ
レクトロニクス社製 コールタ−・モデルN−4にて測
定した。
[実施例1] コアシェルポリマーAの製造2リットル
還流冷却器付重合容器内にDIW600g、5SS1%
水溶液20g、5HCI%水溶液40gを仕込み、窒素
気流下で撹拌しながら70℃に昇温した。
次の組成からなる1段目モノマー(a)の40gを添加
し、10分間かけて分散させた後、5P52%水溶液8
5g添加してシード重合を開始させた。
−段目モノ?−(a)  BA     826.6g
AIMA     1.7g BGA      1.7g −段目七ノマー乳化液(A) 一段目七ノマー(a)       790g5SS 
 1%水溶液      286gSHC1%水溶液 
      45g−段目上ノマー乳化液(B) 一段目モツマー(b)MAA      20g5SS
  1%水溶液       10g5HC1%水溶液
       JogDIW            
  30g続いて一段目モツマー乳化液(A)1.12
1gを150分間かけて連続フィードした後、続いて一
段目七ノマー乳化液(B)70gを20分間でフィード
し90°Cに昇温し、1時間熟成を行った。
70’C!まで冷却した後、二段目の重合に入った。
5P32%水溶液15gを添加し、次の組成の二段目上
ツマー乳化液269gを60分かけてフィード後90°
Cに昇温し、その温度で1時間熟成を行った。
二段目上ツマー乳化液 二段目上ツマ−MMA     135gEA    
   15g 5SS 1%水溶液         54g5HC1
%水溶液         15gDIW      
              50g室温まで冷却後、
300メツシユのステンレス金網でろ過して固形分量4
4.5%、重量平均粒子径276nmのコアシェルポリ
マーラテックスを得tこ。
このラテックスを凍結融解により凝析させ、水洗、脱水
、乾燥して、コアシェルポリマーAを得た。
[実施例2] コアシェルポリマーBの製造2リットル
還流冷却器付重合容器内にDIW600g、5SSI%
水溶液20g、5HCI%水溶液40gを仕込み、窒素
気流下で撹拌しながら70°Cに昇温した。
次の組成からなる一段目七ノマーの40gを添加し、1
0分間かけて分散させた後、5P32%水溶液80g添
加してシード重合を開始させた。
−段目モツマ−BA      796.8gAIMA
      1.6g BGA       1.6g −段目七ノマー乳化液 一段目モツマー         760g5SS 1
%水溶液        280g5HCI%水溶液 
       40g続いて、−段目上ノマー乳化液1
.121gを150分間かけて連続フィードした後、9
0℃に昇温し、1時間熟成を行った。
70℃まで冷却した後、二段目の重合に入った。
5P52%水溶液logを添加し、次の組成の二段目上
ツマー乳化液200gを40分かけてフィード後90℃
に昇温し、その温度で40分間熟成金行った。
二段目上ツマー乳化液 二段目モノマー  MMA MAA BGA IMA SSS 1%水溶液 5HCI%水溶液 IW 79.6g 2.0g 0.2g 0.2g 0g 0g 0g 70℃まで冷却後、5P32%水溶液10gを添加し、
次の組成の三段目上ツマー乳化液を190gを40分か
けてフィードし、90℃に昇温し1時間熟成を行った。
三段目乳化液 三段目モノマー St        75gAN  
       25g 5SSI%水溶液          40g5HCI
%水溶液          10gD IW    
            40g室温まで冷却後、30
0メツシユのステンレス金網でろ過して固形分量44.
4%、重量平均粒子径269 nmのコアシェルポリマ
ーラテックスを得た。
このラテックスを凍結融解により凝析させ、水洗、脱水
、乾燥して、コアシェルポリマーBを得tこ。
[実施例3] コアシェルポリマーCの製造第1表に示
した仕込組成で、実施例2と同様に乳化重合を行い、凍
結融解により凝析させ、水洗、脱水、乾燥して、コアシ
ェルポリマーCを得た。
[実施例4] コアシェルポリマーDの製造5リツトル
のオートクレーヴにDIW540g。
DBES2.4gを仕込み、窒素気流下で撹拌しながら
50°Cに昇温した。St 7.5g5Bd 19゜5
gを添加し、CHP  0.24g及びSFS  5.
Og/EDTA0.5g/硫酸第一鉄0.05g/DI
W50gからなる賦活溶液を1.1g添加してシード重
合を開始させた。
反応終了後、DIWl、000gを添加し、次の組成か
らなるモノマー乳化液2,097g%CHP2.4g、
上記賦活溶液11gをそれぞれ5時間、8時間、及び8
時間連続フィードして一段目の重合をおこなった。
一段目七ノマー乳化液 St、     315gBd
    l 、258g DBES    24g DIW    500g 7000に昇温して二段目の重合にはいった。5P52
%水溶液27g添加し、次の組成の二段目上ツマー乳化
液328gを40分かけてフィードした。
二段目モノマー乳化液 MMA  159.2gMAA
      40g BGA      0.4g AIMA     0.4g DBES       Ig SHC1%水溶液 27g DIW      100g 90℃に昇温し40分間熟戒を行った。70℃まで冷却
後、三段目の重合にはいった。5P52%水溶液27g
添加し、次の組成の三段目上ツマー乳化液328gを4
0分かけてフィードした。
三段目上ツマー乳化液 MMA    160gEA 
       40g DBES       Ig 3801%水溶液 27g DIW      100g 90℃に昇温し、その温度で1時間熟成後、室温まで冷
却し、300メツシユのステンレス金網でろ過して固形
分量45.1%、重量平均粒子径243nmのコアシェ
ルポリマーラテックスを得た。
このラテックスを凍結融解により凝析させ、水洗、脱水
、乾燥してコアシェルポリマーDを得た。
[実施例5] ポリアミド樹脂組成物(1)の製造ポリ
アミド6 (東しく株)製アミラン1017−C)10
0部及び実施例1で製造したコアシェルポリマーA25
部を水分量0.03%以下となるまで乾燥した後、池貝
鉄工(株)製の二軸押出機PCM−30を用いて、シリ
ンダー温度230℃、ダイヘッド温度230°Cで溶融
混合してポリアミド樹脂組成物(1)のペレットを得た
[実施例6〜8J ポリアミド樹脂組成物(2)〜(4
)の製造 実施例7におけるコアシェルポリマーAの代わりに、コ
アシェルポリマーB、CおよびDを使用して実施例7と
同様にしてポリアミド樹脂組成物(2)、(3)8よび
(4)のペレットを得た。
[比較例1および2] コアシェルポリマーEおよびF
の製造 第1表に示すような組成で、実施例1と同様の方法によ
りコアシェルポリマーEおよびFを製造した。
コアシェルポリマーEはカルボン酸を含まないコアシェ
ルポリマーである。
コアシェルポリマーFは、シェル相にモノカルボン酸を
共重合させた物である。
〔比較例3および4J ポリアミド樹脂組成物(5)お
よび(6)の製造 実施例7におけるコアシェルポリマーAの代わりに、コ
アシェルポリマーE及びFを使用して、実施例7と同様
にしてポリアミド樹脂組成物(5)および(6)のペレ
ットを得た。
[実施例9〜111  コアシェルポリマーG、Hおよ
びlの製造 第1表に示すような組成で、実施例1と同様の方法によ
りコアシェルポリマーG、HおよびIを製造した。
[実施例12〜14]  ポリアミド樹脂組成物(7)
〜(9)の製造 実施例5におけるコアシェルポリマーAの代わりにコア
シェルポリマーG、HおよびIを用いて、実施例5と同
様にしてポリアミド樹脂組成物(7)〜(9)を得た。
[実施例15]  ポリアミド樹脂組放物(11)の製
造 100重量部のポリアミド樹脂6・6(東しく株)製、
アミラン3001−N)および25重量部の実施例3で
製造したコアシェルポリマーCを水分量0.03重量%
以下となるまで乾燥し、池貝鉄工(株)製の二軸押出機
PCM−30を用いて、シリンダー温度250℃、ダイ
ヘッド温度260℃で溶融混合してポリアミド樹脂組成
物(11)のペレットを得た。
[実施例16〜18]  ポリアミド樹脂組成物(12
)〜(14)の製造 実施例15におけるコアシェルポリマーCの代わりにコ
アシェルポリマーG、HおよびIを用いて、実施例15
と同様にしてポリアミド樹脂組成物(12)、(13)
および(14)を得た。
[比較例58よび6] ポリアミド樹脂組成物(15)
および(16)の製造 実施例15におけるコアシェルポリマーCの代わりにコ
アシェルポリマーEおよびFを用いて、実施例15と同
様にしてポリアミド樹脂組成物(15)および(16)
を得た。
[試験例1]耐衝撃性試験 ポリアミド樹脂組成物(1)〜(17)のペレットを1
20℃で4時間乾燥後、目積樹脂(株)射出成型機TS
−100を用いて以下の条件で成型し、フライス盤によ
る切削加工によりノツチをいれてJIS  K7113
に規定する1/8インチ厚およびl/4インチ厚のアイ
ゾツト衝撃試験片を作成した。
ただし、ポリアミド樹脂(10)および(17)は、コ
アシェルポリマーを含まないポリアミド樹脂、すなわち
、それぞれポリアミド6(東しく株)類アミラン101
7−C)、ポリアミド6・6(東しく株)類アミラン3
001−N)である。
シリンダー温度 ノズル温度 ポリアミド6樹脂戊形物 240℃ 250℃ ポリアミド6・6樹脂成形物  270℃280℃ トルエン可溶分(重量%)− この試験片により23℃、10℃、0℃、−10℃、−
20℃、−30℃の各温度における衝撃値をJIS  
K7113に準拠した方法で測定した。結果を第2表お
よび第3表に示す。
〈以下余白〉 [試験例2] トルエン可溶性分測定 トルエン可溶分の測定は、トルエン100gにコアシェ
ルポリマー5gを加え、常温で40時間静置した。その
後、日立分離用超遠心機70P−72(日立工機株式会
社製)を用い、40.00 Orpmで30分間遠心分
離を行った。上澄み液をナス型フラスコに取り出し、エ
バポレーターによりトルエンを除去し、更に80℃で3
時間真空乾燥を行った後、ナス型フラスコ中の残渣の重
量を測定した。トルエン可溶分は以下の式から算出した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)表面にカルボキシル基を有するコアと (b)カルボキシル基と反応性のある官能基およびアミ
    ノ基と反応性のある官能基を含まないガラス状ポリマー
    で形成されるシェルと を含んで構成され、トルエン可溶分が10重量%以下で
    あるコアシェルポリマー。 2)コアがゴム状ポリマーからなる相とその外側にカル
    ボキシル基含有ポリマーを有する相を含むコアである請
    求項1)記載のコアシェルポリマー。 3)カルボキシル基含有ポリマーが不飽和ジカルボン酸
    またはそのモノアルキルエステルを構成成分とするもの
    であるコアシェルポリマー。 4)コア中に存在する少なくとも一部のカルボキシル基
    が無水酸型である請求項1)記載のコアシェルポリマー
    。 5)請求項1)、2)、3)または4)記載のコアシェ
    ルポリマーを含むポリアミド樹脂組成物。 6)請求項5)記載のポリアミド樹脂組成物を成形して
    なる樹脂成形物。
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