JPH03199122A - 酸化インジウムの回収方法 - Google Patents

酸化インジウムの回収方法

Info

Publication number
JPH03199122A
JPH03199122A JP33811189A JP33811189A JPH03199122A JP H03199122 A JPH03199122 A JP H03199122A JP 33811189 A JP33811189 A JP 33811189A JP 33811189 A JP33811189 A JP 33811189A JP H03199122 A JPH03199122 A JP H03199122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indium
oxalate
acid
oxide
indium oxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33811189A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Yoshimura
吉村 了治
Nobuhiro Ogawa
小川 展弘
Takashi Mori
隆 毛利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP33811189A priority Critical patent/JPH03199122A/ja
Publication of JPH03199122A publication Critical patent/JPH03199122A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G15/00Compounds of gallium, indium or thallium

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インジウム金属又はインジウムを含む化合物
特に、錫を含む酸化インジウム(以下ITOと略称)か
ら、酸化インジウムを、高純度で、且つ微細な形状の酸
化インジウムとして回収する方法に関するものである。
現在、酸化インジウムはITO等の透明導電性薄膜とし
て利用されており、今後、益々需要は伸長するものと期
待されている。
[従来の技術] ITOを用いたスパッタリングターゲット等は、焼結体
製造時クラックが入ったもの、焼結密度が低いもの等は
商品価値がなく、これらは使用に供されることなくスク
ラップ化される。また、上記スパッタリングターゲット
を用いて透明導電性薄膜を製造する際、これらターゲッ
トは100%使用されることはなく、多くの未使用部分
はスクラップとなる。
従来、インジウム(以下Inと略称)は、亜鉛精練の際
の副産物としてしか製造されておらず、生産量も少なく
、従って価格の変動が激しく、これの安定供給のために
もこれらのスクラップからInを回収することは重要で
ある。従来から行われているinの回収方法は、化学精
製、電解析出法、イオン交換法、溶媒抽出法等があるが
、これらの方法はいずれも大型の装置を必要とし操作も
複雑であるため、特に工業的な方法として容易にスクラ
ップを回収する方法として適用することは困難であった
ITO等のスパッタリングターゲットの製造法は、原料
となる粉末を成型し、それを焼結する方法が一般に実施
されている。しかしながら、ITO等の酸化!n系焼結
体は、焼結により高密度とすることが比較的困難である
と言われており、相対密度で高々70%までの焼結体し
か得られていない。焼結体の高密度化には、酸化1n粉
末の粉体特性例えば、粉末の粒径、分散性等が大きく影
響し、原料粉末のこれら特性の調整が必要である。
[発明の目的] 本発明は、従来技術のもつ前記課題を解決すべく為され
たものであって、インジウム金属又はインジウムを含む
化合物から、高純度で、且つ微細な酸化Inを製造する
方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、JTOのスクラップなどのインジウムを
含む化合物から、簡単な操作で高純度で微細な、分散性
の良い酸化1nを回収する方法を鋭意検討した結果、I
nを含む水溶液から1n蓚酸塩を生成させる際に、In
を含む水溶液のpHを成る範囲に調整することにより高
純度In&酸塩が生成する事を見出し、次いでこの1n
蓚酸塩を焼成し、得られる酸化Inを硝酸水溶液に溶解
し、その溶液からIn水酸化物を生成させ、生成した1
n水酸化物を焼成する事により微細で、且つ、分散性の
良い酸化Jnを得る事ができる事を見出し本発明を完成
した。
即ち、本発明は、インジウム金属又はインジウムを含む
化合物を鉱酸に溶解して得られるインジウムを含む水溶
液から、そのpH0〜3の領域においてインジウムを蓚
酸塩とし回収し、得られた蓚酸塩を焼成して酸化インジ
ウムとしこの酸化インジウムを硝酸に溶解して得たイン
ジウムを含む硝酸水溶液のpHを調節してインジウム水
酸化物を生成させこの水酸化物を焼成することを特徴と
する酸化インジウムの回収方法に関するものである。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明で処理の対象として用いるインジウム金属又はイ
ンジウムを含む化合物は、インジウム金属、又は前記し
たITO等であるが、以下ITOを代表例として詳細に
説明する 錫を含む酸化インジウムは、鉱酸、例えば塩酸又は硝酸
に溶解する。この溶解時の処理温度は高いほど溶解速度
は速くなるので80〜95℃が好ましい。特に、ITO
スクラップが焼結体の場合、そのままの形態では溶解速
度が極めて遅いので、焼結体は、粗粉砕した後に酸に溶
解するのが好ましい。
このようにして得られたInを含む水溶液中のIn含有
量が、In以外の金属イオンに比べて多ければ多いほど
、本発明により得られるInの純度は高く又、その回収
率も向上するが、本発明では99.99%(以下4Nと
記載)以上のinを回収する事ができる。
ITOスクラップの酸溶解液には錫が含まれているが、
この錫は前処理で分離し、Inの含有率の大きい酸溶液
にすれば、より高い回収率及び純度で酸化inは得られ
る。この際の錫の分離方法としては、錫をハロゲノスズ
酸塩として沈殿分離する方法、ITOターゲットを硝酸
水溶液に溶解し、錫をメタスズ酸として沈殿分離する方
法等が挙げられる。
次いで、このようなInを含む水溶液に、好ましくは、
錯形成剤を添加する。ここで用いる錯形成剤としては、
エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、N−ヒドロキシ
エチルエチレンジアミン三酢酸(HEDTA) 、1.
2−ジアミノシクロヘキサン五酢酸(DTPA)、ニト
リロ三酢酸(NTA)等のアミノ酢酸類が挙げられる。
このような錯形成剤を添加する事により、酸性領域でも
錯形成剤と錯形成力の大きいZrs Fe5Sn等の金
属不純物の共沈を防止する事ができる。
錯形成剤は、金属との反応速度が遅いため、錯形成剤を
添加した後、1〜3時間撹拌し、充分に金属イオンを錯
体形成させる事が好ましく、さらには、30〜95℃に
反応温度を上げる事が好ましい。
このようにして得られたInを含む水溶液又はInと錯
形成剤を含む水溶液に、酸又はアルカリを添加しpH調
整を行なう。l)H調整の最適範囲は、Inの濃度、温
度、添加する蓚酸及び/又は蓚酸塩の量によるが本発明
ではpH0〜3の範囲に調整する事が必要である。この
piが低過ぎるとIn蓚酸塩の溶解度が大きくなり回収
率が低下する。又pHが高過ぎると得られた1n蓚酸塩
の中にIn以外の金属が多量に混入し本発明の精製効果
が小さくなる。ここで添加する酸の種類は特に限定はな
く、塩酸、硫酸、硝酸等の鉱酸が挙げられる。又、添加
するアルカリの種類にも制限はないが、アルカリ金属の
水酸化物、アルカリ土類金属の水酸化物、アンモニア等
が挙げられる。上記の方法でアンモニアを用いると、I
n又はInと錯形成剤を含む水溶液中にナトリウムイオ
ンやカリウムイオン等の金属イオンが混入しないため、
高純度のInを回収する場合は特に好ましい。酸又はア
ルカリの添加方法は、水溶液、スラリー、粉状、ガス状
等どの方法でもよいが、スラリー、粉状、ガス状が液量
の増加がなくInの回収率及び生産性を向上させ好まし
い。
In又はInと錯形成剤を含む水溶液から蓚酸塩として
1nを生成沈殿させるために、蓚酸及び/又は蓚酸塩を
前記水溶液に添加するが、ここで用いる蓚酸塩としては
アルカリ金属の塩、アルカリ土類金属の塩、アンモニウ
ム塩等が挙げられ、金属イオンを含まない塩が、高純度
のInを回収するためには好ましく、アンモニウム塩が
特に好ましい。
蓚酸及び/又は蓚酸塩は水溶液、粉状、スラリー状いず
れの方法でも添加する事ができ、又蓚酸及び/又は蓚酸
塩の溶解度の大きいアルコール溶液として添加してもよ
い。蓚酸及び/又は蓚酸塩の添加量は温度、pH,In
濃度、In以外の金属イオンの濃度等によるが、Inに
対して0.5〜2.5倍等量が好ましい。蓚酸及び/又
は蓚酸塩の添加量が少ないとInの回収率が低下し又逆
に多いとIn以外の金属イオンが共沈する。
In又は1nと錯形成剤を含む水溶液のpH調整と蓚酸
及び/又は蓚酸塩の添加の順序は特に限定はしないが、
最も簡単な方法は、この水溶液に酸又はアルカリを添加
する事によりpllを調整し、蓚酸及び/又は蓚酸塩を
添加する方法である。
この場合は、蓚酸及び/又は蓚酸塩の添加速度が遅いほ
ど、In以外の金属イオンの共沈を抑制する事ができ、
より高純度なInの蓚酸塩を得る事ができる。In又は
1nと錯形成剤を含む水溶液が強酸性の場合は、初めに
pH8調整しても良いが、初めに蓚酸及び/又は蓚酸塩
を添加し、その後アルカリでpHを調整しても良い。こ
の場合もアルカリの添加速度が遅いほど、即ち、徐々に
plを上昇させる事により高純度のinの蓚酸塩が得ら
れる。
このようにしてinの蓚酸塩を生成させるが、その反応
温度はl0〜95℃の範囲で良い。
次に、得られた1nの蓚酸塩を含むスラリーからInの
蓚酸塩を分離回収する。この際の分離は、通常の装置、
例えば、遠心分離器、ベルトフィルタドラムフィルター
等を用いる事ができる。Inの蓚酸塩の濾過性は極めて
良く、短時間で容易に固液分離できる。
得られた1nの蓚酸塩は、純水、希酸の水溶液又は希蓚
酸水溶液により洗浄するのことが好ましいが、希酸の水
溶液又は希蓚酸水溶液が好ましい。
希酸の水溶液又は希蓚酸水溶液で洗浄した場合、Inの
蓚酸塩に付着したIn以外の金属塩を容易に溶解除去す
る事ができる。
このようにして得られたIn蓚酸塩は焼成して酸化In
とする。この際の焼成温度は、蓚酸塩が分解する程度で
よ<400〜900℃が好ましい。
得られた酸化Inは高純度であるが、このままの状態で
は微細且つ分散性の良い粉末ではないので、これを硝酸
に再溶解し再度晶析させる。
硝酸以外の酸、例えば塩酸、硫酸等で再溶解も可能であ
るが、この方法では得られる酸化Inの分散性が悪い。
硝酸による再溶解に使用する硝酸の濃度は特に限定しな
いが、高濃度の方が酸化Inの溶解速度は速く好ましい
。しかし、硝酸の濃度が必要以上に高過ぎると晶析時に
必要なアルカリが多量になり不経済であるので、4〜1
6規定程度の硝酸水溶液を使用するのが好ましい。また
、溶解の際の温度は高いほど溶解速度を速くする事がで
きるので40〜95℃の範囲が好ましい。
このようにして得られたInの硝酸溶液にアルカリ例え
ばアンモニア水を添加してInの水酸化物を得る。最終
的に得られる酸化Inの分散性、粒径は、この水酸化物
の晶析条件により大きく左右される。
1n硝酸溶液のIn濃度は0.O1〜2麻o1111の
範囲が好ましい。この濃度が低いと生産性が悪くなり、
濃度が高過ぎると凝集が激しく、酸化Inの分散性を悪
くする。又、pH調整に用いるアルカリの濃度もIn濃
度と同じく、濃度が低過ぎると生産性が悪く、高過ぎる
と凝集が激しくなる。したがって、例えばアルカリとし
てアンモニア水を用いる場合2.8〜28%のアンモニ
ア水を使用する事が好ましい。また、この際の反応温度
は高い方が好ましく50〜100℃未満が好ましい。こ
のような条件でアルカリをIn硝酸溶液に添加するが、
この際のアルカリの添加速度で得られる酸化1nの分散
性が左右され、1n濃度、アルカリ濃度にも因るが14
3時間程度の時間を掛けて添加する事が好ましい。アル
カリの添加量は、In水酸化物が生威し、スラリーのp
l+が5〜lOとなる量の範囲で終了するのが好ましい
。最終pHが低い場合得られるIn水酸化物の凝集が激
しくなる。
次に、得られたIn水酸化物を含むスラリーからInの
水酸化物を分離回収する。この分離には、通常の装置を
、例えば、遠心分離器、ベルトフィルター、ドラムフィ
ルター等を用いる事ができる。
Inの水酸化物の濾過性は良く、短時間で容易に固液分
離できる。
得られたIn水酸化物ケーキは、焼成するが、乾燥した
後分散性を向上させるためIn水酸化物を粉砕したもの
を焼成してもよい。この際の粉砕は、ボールミル、振動
ミル等で行うが、粉砕方法は湿式よりも乾式法が好まし
い。湿式粉砕の場合、再度、乾燥が必要でありこの際凝
集が起こるため好ましくない。又、粉砕を長時間行うと
、粉末の圧密化が起こるため0.5〜1時間行なうのが
好ましい。次いでIn水酸化物を焼成する。この焼成温
度は、低いほど活性な酸化Inが得られるが、温度が低
過ぎると水酸化物が酸化In中に残存し、又高すぎると
酸化Inの粒成長が起こり微細な粉末にならないばかり
か凝集の激しい粉末となる。したがって、500〜90
0℃で焼成する事が好ましい。
[発明の効果] 従来、イオン交換搭、電解槽、溶媒抽出槽等の大型装置
を使用して1nの精製を行なっていたが、本発明により
、簡便な装置で又、簡単な操作で4N以上のInを回収
する事ができ、ITOスクラップ等からのIn回収方法
に適応できる。又、微細で且つ分散性のよい酸化Inを
製造する事ができ高密度ITO焼結体用の酸化in粉末
としてを提供する事ができる。
[実施例コ 以下に本発明の実施例及び比較例を示すが、本発明はこ
れらに限定されるものでない。
実施例1 撹拌機を備えた1ぶのセパラブルフラスコに36%塩酸
水溶液14と、スクラップITOターゲット200g、
塩安107g入れ、80℃で3時間撹拌してターゲット
を溶解した。得られた溶解液は濾過し残留物を取除き組
成を分析した結果、 塩酸濃度:  6.5 mol / ItIn    
:  1.14  moft/1!Sn     : 
 10.1  orIlor/ ICa     : 
  1.1  mmoj/IFe     :   1
.9  mmoJ!/JZr     :   1.1
  mmoJ!/J!NB     :   3.Om
moJ!/Jであっl二。
このターゲット溶解液の100−を撹拌機を備えた50
h1のセパラブルフラスコにとり、HEDTAを0.5
g添加し、更に、H2C204・H2O30gを318
mJ!の純水に溶解した蓚酸溶液を加えた。次にこの溶
液を撹拌しながら28%アンモニア水を添加し溶液のp
Hを2.1に調節してInの蓚酸塩を生成させ2時間撹
拌を続けた。この時の温度は25℃であった。次に、N
o、5Cの濾紙で吸引濾過し0.2%の蓚酸水溶液で洗
浄し、Inの蓚酸塩を得た。濾過性は非常に良く、濾液
中のIn量から求めたIn回収率は92%であった。得
られたケーキを乾燥した後700℃で3時間焼成して酸
化Inを得た。得られた酸化Inを塩酸に再溶解し、誘
導結合プラズマ発光分光分析装置(以下ICPと記載)
により、In以外の金属元素を分析したところ酸化In
に対してこれらはlOppm以下であった。ただしNa
は原子吸光分析装置にて測定した。
実施例2 実施例1と同様な操作を行なって得た高純度酸化1nを
濃硝酸溶液に溶解し、In濃度ll1oJ! / 1の
硝酸溶液を調整した。
この硝酸溶液200−を撹拌機を備えたセパラブルフラ
スコに取り、90℃に保ちながら8%アンモニア水16
0I11を2峙間で添加した。添加後、撹拌しながらゆ
っくりと温度を室温に戻した。得られた1n水酸化物の
スラリーのpHは8であり、このスラリーを吸引濾過し
、乾燥し、乳鉢粉砕して800℃で焼成を行なった。得
られた酸化Inは一次粒径0゜1μmであり分散性のよ
い粉末であった。この酸化In粉末90wt%、酸化錫
10vt%の組成となるように混合し、30mmφの金
型に充填し油圧プレスを行ないその後CIP処理を施し
た。このようにして得られた成型体を1400℃で5時
間焼結した。得られた焼結体は相対密度90%の高密度
を示した。
比較例1 実施例1で得たターゲット溶解液100mjを撹拌機を
備えた500+gjのセパラブルフラスコにとり、更に
、H2C20s ・H20Bogを316+aJ!の純
水に溶解した蓚酸溶液を加えた。次にこの溶液を撹拌し
ながら28%アンモニア水を添加し、溶液のpHを2.
11:調節してInの蓚酸塩を生成させ2時間撹拌を続
けた。この時の温度は25℃であった。次にNo、5C
の濾紙で吸引濾過し0.2%の蓚酸水溶液で洗浄しin
の蓚酸塩を得た。濾過性は非常に良く、濾液中のInj
lから求めたIn回収率は92%であった。
得られたケーキから実施例1と同様にして得た酸化In
を塩酸に再溶解しIn以外の金属元素を分析したところ
酸化Inに対してSn:4000ppm、 Ca:25
0ppm 。
Pe:1390ppm SZrニア00pps SNa
:200ppI11含まれておりHEDTAを添加しな
かったためかその他の不純物が多く共沈したものと考え
られる。
比較例2 実施例1のターゲット溶解液100ijを撹拌機を備え
た500mJ!のセパラブルフラスコにとり、HEDT
Aを0.5g添加し、更に、I[zC20<  ・H2
O60gを6320の純水に溶解した蓚酸溶液を加えた
次にこの溶液を撹拌しながら28%アンモニア水を添加
し溶液のpHを2.1に調節してInの蓚酸塩を生成さ
せ2時間撹拌を続けた。この時の温度は25℃であった
。次に、No、5Cの濾紙で吸引濾過し0.2%8の蓚
酸水溶液で洗浄しInの蓚酸塩を得た。濾過性は非常に
良く、濾液中の1n量から求めたIn回収率は99%で
あった。得られたケーキを実施例1と同様にして酸化i
nとし塩酸に再溶解してIn以外の金属元素を分析した
ところ、酸化1nに対してSn:4100ppH,Ca
:290ppm 、 Peニア60ppm 、 Zr:
900ppm SNa:200ppm含まれており添加
した蓚酸量が多いため、収率は上がったがその他の不純
物が多く共沈していた。
比較例3 実施例1のターゲット溶解液の100−を撹拌機を備え
た100h 1のセパラブルフラスコにとり、HEDT
Aを0.5g添加し、更に82 C204・H2O30
gを3180の純水に溶解した蓚酸溶液を加えた。
次にこの溶液を撹拌しながら28%アンモニア水を添加
し溶液のpiを0以下に調節してInの蓚酸塩を生成さ
せ2時間撹拌を続けた。この時の温度は25℃であった
。次に、No、5Gの濾紙で吸引濾過し、0.2%の蓚
酸水溶液で洗浄しInの蓚酸塩を得た。濾過性は非常に
良いが、pHが低過ぎたためかIn回収率は26%であ
った。
比較例4 実施例1のターゲット溶解液の100−を撹拌機を備え
た500−のセパラブルフラスコにとり、HEDTAを
0.5g添加し、更に、H2C20a  ・H2O30
gを318ajの純水に溶解した蓚酸溶液を加えた。
次にこの溶液を撹拌しながら28%アンモニア水を添加
し溶液のpHを3.5に調節してInの蓚酸塩を生成さ
せ2時間撹拌を続けた。この時の温度は25℃であった
。次に、No、5Cの濾紙で吸引濾過し、0゜2%の蓚
酸水溶液で洗浄しInの蓚酸塩を得た。濾過性は非常に
良く濾液中のIn量から求めたIn回収率は99%であ
った。
得られたケーキを実施例1と同様にして酸化Inとし塩
酸に再溶解してIn以外の金属元素を分析したところ、
酸化Inに対してSn:3900ppm、 Ca:31
0ppIIl。
Peニア20ppIISZr:11000pp  SN
a:200ppm含まれておりpHが高過ぎたためか収
率は向上したが他の不純物が多く共沈した。
比較例5 実施例1と同様な操作を行なって得た高純度酸化1nを
を濃塩酸溶液に溶解しIn濃度lll1oJ! / 、
eの塩酸溶液を調整した。
この塩酸溶液200m、eを撹拌機を備えたセパラブル
フラスコに取り90℃に保ちながら28%アンモニア水
160+1を2時間で添加した。添加後、撹拌しながら
ゆっくりと温度を室温に戻した。In水酸化物のスラリ
ーのpHは8であり、このスラリーを吸引濾過し、乾燥
し、乳鉢粉砕して800℃で焼成を行なった。得られた
酸化Inは一次粒径0.1μ糧であり分散性のよい粉末
であった。この酸化1n粉末90νt%、酸化錫10v
t%の組成となるように混合し30mmφの金型に充填
し油圧プレスを行なった後CIP処理を施した。このよ
うにして得られた成型体を1400℃で5時間焼結した
対密度70%であった。
得られた焼結体は相

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)インジウム金属又はインジウムを含む化合物を鉱酸
    に溶解して得られるインジウムを含む水溶液から、その
    pH0〜3の領域においてインジウムを蓚酸塩とし回収
    し、得られた蓚酸塩を焼成して酸化インジウムとしこの
    酸化インジウムを硝酸に溶解して得たインジウムを含む
    硝酸水溶液のpHを調節してインジウム水酸化物を生成
    させこの水酸化物を焼成することを特徴とする酸化イン
    ジウムの回収方法。 2)インジウムを含む化合物が錫を含む酸化インジウム
    である特許請求の範囲1項記載の回収方法。
JP33811189A 1989-12-28 1989-12-28 酸化インジウムの回収方法 Pending JPH03199122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33811189A JPH03199122A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 酸化インジウムの回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33811189A JPH03199122A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 酸化インジウムの回収方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03199122A true JPH03199122A (ja) 1991-08-30

Family

ID=18315014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33811189A Pending JPH03199122A (ja) 1989-12-28 1989-12-28 酸化インジウムの回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03199122A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040048662A (ko) * 2002-12-04 2004-06-10 주식회사 씨에스 이엔지 질산을 이용하여 폐 ito 타겟으로부터 인듐을 회수하기위한 방법
JP2005314786A (ja) * 2004-03-31 2005-11-10 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd インジウムの回収方法
CN111793805A (zh) * 2020-06-03 2020-10-20 先导薄膜材料有限公司 一种氧化铟及其前驱体的制备方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040048662A (ko) * 2002-12-04 2004-06-10 주식회사 씨에스 이엔지 질산을 이용하여 폐 ito 타겟으로부터 인듐을 회수하기위한 방법
JP2005314786A (ja) * 2004-03-31 2005-11-10 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd インジウムの回収方法
CN111793805A (zh) * 2020-06-03 2020-10-20 先导薄膜材料有限公司 一种氧化铟及其前驱体的制备方法
CN111793805B (zh) * 2020-06-03 2022-09-09 先导薄膜材料有限公司 一种氧化铟及其前驱体的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7303327B2 (ja) リチウム電池正極用の前駆体化合物を調製する方法
CA2674069C (en) Method of recovering valuable metal from scrap containing conductive oxide
US20100101963A1 (en) Method of Recovering Valuable Metal from Scrap Conductive Oxide
KR101054832B1 (ko) 아연이 함유된 폐산을 재활용한 아연산화물 분말의 제조방법
WO2014112198A1 (ja) Itoターゲットスクラップからのインジウム-錫合金の回収方法、酸化インジウム-酸化錫粉末の製造、及びitoターゲットの製造方法
KR100821608B1 (ko) 인듐 함유 메탈의 제조 방법
KR101054840B1 (ko) 인듐-주석 산화물 폐스크랩을 재활용한 주석산화물 분말의 제조방법
US20050155870A1 (en) Method for producing indium-containing aqueous solution
JP5217480B2 (ja) 粗インジウムの回収方法
JP5651544B2 (ja) 酸化インジウムスズの回収方法及び酸化インジウムスズターゲットの製造方法
JP6350830B2 (ja) コバルト粉の種結晶の製造方法
JPH03199122A (ja) 酸化インジウムの回収方法
JP5339762B2 (ja) インジウムメタルの製造方法
JP4432566B2 (ja) 酸化スズ粉末の製造方法
JP2011052261A (ja) 導電性のある金属酸化物を含有するスクラップの電解粉砕方法
JP2001040436A (ja) インジウムの回収及び精製方法
JP4277375B2 (ja) インジウムの回収・精製法
CN112320831B (zh) 一种粉煤灰制备氯化铝结晶协同产出金属镓的方法
JPH0375224A (ja) インジウム水溶液の精製方法
CN115566307B (zh) 从废旧锂电中回收高纯草酸锂和高纯氢氧化锂的方法
CN115323199B (zh) 一种稀土元素的回收方法
JPH0375223A (ja) インジウムの回収方法
JP6017876B2 (ja) 銅ガリウム廃材からガリウムを回収する方法。
JP2016094338A (ja) 酸化インジウムの製造方法及び酸化インジウム
JPH03200022A (ja) 高純度インジウムの回収方法