JPH03199082A - 転写箔及びその製造方法 - Google Patents

転写箔及びその製造方法

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JPH03199082A
JPH03199082A JP1340057A JP34005789A JPH03199082A JP H03199082 A JPH03199082 A JP H03199082A JP 1340057 A JP1340057 A JP 1340057A JP 34005789 A JP34005789 A JP 34005789A JP H03199082 A JPH03199082 A JP H03199082A
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JP
Japan
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patterns
pattern
layer
gloss
protruding
Prior art date
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Pending
Application number
JP1340057A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetomo Sakakibara
茂知 榊原
Yoichi Kitamura
洋一 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は立体感と光沢変化を有する転写箔及びその製造
方法に関するものであり、詳しくは条模様の向の異なる
複数の単位模様を組み合わせることによって、反射光が
複雑に変化し、立体感を得ることが出来る転写箔及びそ
の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 立体感と光沢変化を有する転写箔の製造方法としては、
基材フィルムに凹凸模様をエンボスした後転写層を設け
る方法、基材フィルムの表面を切削してヘアーライン模
様、スピン模様等を設けた後転写層を設ける方法が従来
より知られている。
(発明が解決しようとする課ff1) しかしながら、基材フィルムに凹凸模様をエンボスする
方法では、模様毎にエンボス版を製造しなければならず
、エンボス版代がかかり、高価なものとなってしまうば
かりでなく、シャープな凹凸模様が得られないという欠
点を有していた。また、基材フィルムの表面を切削する
方法ではへアーライン模様、スピン模様等の限られた模
様に限定され、微細で複雑な模様は不可能であった。ま
た、両方法とも転写層の絵柄層と同調させることは不可
能であった。
(!i題を解決するための手段) 本発明は以上のような従来技術の欠点を解消しようとす
るものであって、基材フィルムの表面に、複数の平行な
凸状条模様を単位模様とし、隣合う単位模様の条模様の
向が異なる向きになるよう、複数の単位模様を組み合わ
せて成る凸模様層が、該凸模様層上に剥離層が、その上
に必要に応じて該凸模様と同調した絵柄層が、さらに接
着層が積層されて成ることを特徴とする転写箔及びその
製造方法を開示することにより解決し得たものである。
以下本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
まず第1図に示すように基材フィルム(1)の表面に立
体感と光沢変化を与える凸状模様(2)を浴底する。立
体感と光沢変化を与える凸状模様(2)は、第2図に示
すように複数の平行な条模様(3)の集合して形成され
た縞模様状の単位模様(8)が更に複数個集合したもの
であり、隣合った単位模$1(8)の条模様の条方向が
異なるように組み合わされている。単位模様(8)の適
宜の形状、大きさものが選択できる。
基材フィルム(1)としては−船釣な転写箔に用いられ
るフィルムでよく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエチレンテレフタレート等の12μ〜50μの厚みの
ものでよい。
立体感と光沢変化を与える凸状模様(2)は固形分が5
0%以上で艶調整をした樹脂を用いて形成する。これは
、条模様(3)が非常に微細な盛り上げ部分で形成され
ていなければならないためで、微細な凹凸パターン状に
樹脂を付着させ、かつ該樹脂が容易にレベリングしない
ようにするために、樹脂の固形分を50%以上とし、ま
た立体感と光沢変化が最も効果的に得られるように艶調
整をしたものである。凸状の模様を浴底する方法として
は、グラビア印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷、凸
版印刷等の印刷方法が考えられるが、模様にはある程度
の厚みが必要である事を考慮すれば、グラビア印刷、ス
クリーン印刷で形成するのが遺している。
また、樹脂の乾燥を速くすることもレベリングを抑える
のに効果があり、アセトンやメタノールなどの速乾性の
溶剤を用いるのが有効である。
ここで用いる樹脂としてはメラミン系樹脂、エポキシ系
樹脂、ウレタン系樹脂等の高固形分で、かつ基材フィル
ム(1)に対して密着がよい硬化型の樹脂を用いる。
また立体感と光沢変化を与える凸状模様(2)を印刷す
る際の版の深度としては20μ〜60ttが、複数の平
行な条模様(3)の数は1インチ当り100〜200本
が適当であり、それ以上多いと隣合った条模様同志がく
っついてしまうし、少ないと立体感を表現することが出
来ない。
このように基材フィルム(1)に立体感と光沢変化を与
える凸状模様(2)を設けたものを、−体硬化せしめて
転写用基体フィルム(4)とする第3図に示すように剥
離層(5)、必要に応じて条模様(3)と同調した絵柄
層(6)、接着層(7)を順に設けることによって立体
感と光沢変化を有する転写箔が得られる。
剥離層(5)は立体感と光沢変化を与える凸状模1m(
2)と転写時に密着せず、また表面保護の役目を合わせ
持つため、アクリル系、または塩化ゴム系の樹脂が用い
られ、絵柄層(6)は塩化ビニル系、塩化ビニル酢酸ビ
ニル系、アクリル系、塩化ゴム系、ウレタン系の樹脂を
バインダーとしたインキ、更に接着層(7)は、被転写
体の材質により異なるがアクリル系、エチレン酢ビ系、
塩素化ポリオレフィン系の樹脂を用いる。
(作用) 基材フィルムに対して接着性がよく、また固形分が高く
、艶調整した樹脂を用いて凸状模様層を形成することに
より、剥離層に微細な条模様をシャープに形成すること
が出来、従って独特の立体感と光沢変化を表現出来る。
(実施例) 厚さ25μのポリエチレンテレフタレートフィルムの表
面にメラミン系インキ(酸硬化型、固形分60%)を用
いて深度45μ、線数100ffiの条模様版を用いて
グラビア印刷により盛り上げ印刷を行い、110°Cで
乾燥硬化させ、続けて剥離ニス、条模様と同調した絵柄
、接着ニスを印刷して転写箔とした。これをABS樹脂
製成形品に転写したところ、見る角度によって立体感と
光沢が変化する独特の表現を持った製品が得られた。
(発明の効果) 印刷工程のみで立体感と光沢変化に冨んだ製品が得られ
る。絵柄模様と立体模様が同調して更に変化に冨んだ製
品が得られる。角度によって立体感と光沢が微妙に変化
する製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の転写用基体フィルムの断面図、第2図
は立体感と光沢変化を与える条模様の平面図、第3図は
本発明の転写箔の断面図である。 (1)・・・基材フィルム (2)・・・立体感と光沢変化を与える模様(3)・・
・条1様 (4)・・・転写用基体フィルム (5)・・・剥離層 (6)・・・絵柄層 (7)・・・接着層 (8)・・・単位模様

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材フィルムの表面に、複数の平行な凸状条模様
    を単位模様とし、隣合う該単位模様の条模様の向が異な
    る向きになるよう、複数の単位模様を組み合わせて成り
    、基材フィルムに対して密着性がよく固形分が50%以
    上である樹脂から成る凸模様層が、該凸模様層上に剥離
    層が、その上に必要に応じて該凸模様と同調した絵柄層
    が、さらに接着層が積層されて成ることを特徴とする転
    写箔。
  2. (2)基材フィルムの表面に、複数の平行な凸状条模様
    を単位模様とし、隣合う単位模様の条模様の向が異なる
    向きになるよう複数の単位模様を組み合わせて成り、基
    材フィルムに対して密着性がよく固形分が50%以上で
    ある樹脂から成る凸模様層を設け、全体を一体硬化せし
    めて転写用基体フィルムとし、該転写用基体フィルム上
    に剥離層、必要に応じて該凸模様と同調した絵柄層、接
    着層を順次設けることを特徴とする転写箔の製造方法。
JP1340057A 1989-12-28 1989-12-28 転写箔及びその製造方法 Pending JPH03199082A (ja)

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JPH03199082A true JPH03199082A (ja) 1991-08-30

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JP (1) JPH03199082A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003145969A (ja) * 2001-11-16 2003-05-21 Toppan Printing Co Ltd スクラッチ隠蔽層付印刷物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003145969A (ja) * 2001-11-16 2003-05-21 Toppan Printing Co Ltd スクラッチ隠蔽層付印刷物

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