JPH03197279A - 非同期シフト型油圧機械式ステアリング変速機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、油圧機械式ステアリング変速機に係り、特に
軌道敷設用車両、又はスキッドステアリングの車両のた
めのマルチレンジ無段変速型油圧機械式ステアリング変
速機に関する。

（従来技術） 同期シフトタイプのマルチレンジ型油圧機械式ステアリ
ング変速機、例えば、本願出願人の米国特許第４．６８
２　５１５号、及び、同第４，７９９．４０１号等にお
いては、２つの油圧駆動装置か１９の変速出力レンジの
範囲内で一方向の均一なストロークを行い、かつ、次の
高い方の変速出力レンジにシフトすることによって、こ
の油圧駆動装置か対向する方向の均一なストロークを行
って、この高い方の変速出力レンジの範囲内で加速を行
う。このようｊよ同期レンジのシフトを、油圧装置のス
トロークの切替えなしに有効に行うためには、ストロー
クの取消し又は油圧出力速度平均化のための歯車列が必
要である。この歯車列はシャフトを含み、このシャフト
は各油圧装置の絹になっている油圧のポンプ及びモータ
の中心の開口部を貫いて延びている。従って、左右の組
の出力を組み合せるための組をなす装置を連結する変速
クロスシャフトを、他に配置しなければならない。その
ために、同期シフト式油圧機械式ストローク型の変速機
は、容積が大きく、従って、空間と重量が厳しく限定さ
れる現代の軌道敷設用又はスキッドステアリングの車両
の中に搭載することが困難である。

（発明が解決しようとする課題） 従って、本発明の目的は、改良された油圧機械式ステア
リング変速機を提供することにある。

本発明の他の目的は、上述の特性を有し、多数の速度レ
ンジの各レンジの範囲内で無段変速を行うことができる
油圧機械式変速機を提供することにある。

本発明の補助的な目的は、上述の特性を有し、非常に小
型軽量であり、必要な部品の数を最小にし、かつ、非常
に効率良く運転することかできる油圧機械式変速機を提
供することにある。

本発明の他の目的は、部分的に既に明らかであり、さら
に、以下に行う説明によって明らかにされる。

（課題を解決するための手段） 本発明に基づいて、分離された油圧出力を発生するため
の１対の油圧装置を有し、この油圧出力が左右の出力組
合せ用組歯車にそれぞれ加えられる油圧機械式ステアリ
ング変速機を提はされる。

レンジ切替え機構は２つの油圧装置の間に配置され、こ
の油圧装置を使用し、機械的な入力駆動歯車列によって
共通に駆動されて、機械的出力を発生し、この機械的出
力を、油圧装置の中心部を貫いて延びているクロスシャ
フトを介して、組合せ用組歯車に加える。このレンジ切
替え機構は多数のブレーキ及びクラッチを含み、このブ
レーキ及びクラッチは、選択的に係合及び体音解除され
、クロスシャフトの機械的な出力速度を増分的に変化さ
せて、速度レンジから速度レンジへのシフトを行う。各
速度レンジ内の無段変速は、油圧装置のストローク、又
は８二を均一に変化させることによって行われ、その油
圧出力は各出力ギヤの機械的出力と組み合わされて、直
進及びステアリングを行う。各速度レンジは油圧装置の
ストロークの急激な、又は階段状の切替えを含み、この
ようにして、レンジ切替えを非同期的にすることができ
る。

従って、本発明は構造、構成部材の組合せ、及び部品の
配置に特徴があり、これらの全ての特徴を以下に説明し
、かつ発明請求の範囲に示す。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を、図を参照して詳細に説明する
。類似の１部分に対応する参照ね号は、添付の図面に共
通である。

本発明の油圧機械式ステアリング変速機は、第１図に示
すように、全体を符号１０で示す入力駆動歯車列を含み
、この入力駆動歯車列１０は、主動力部１２、例えば軌
道敷設用車両又はスキッドステアリングの車両のディー
ゼルエンジン又はガスタービンエンジン（図示せず）等
によって、定又はほは一定の速度で、機械的に駆動され
る。

この入力駆動歯車列１０はベベルギア１４を含み、この
ベベルギア１４は主動力部の機械的入力をシャフト］６
に加え、このシャフト１６は各端部でトランスファギア
１８を支持している。一方のトランスファギア１８は、
ギア２０に咬合して機械的駆動力をスリーブシャフト２
２に伝達し、符号２４を用いて全体を表わす油圧装置の
入力軸を構成する。これと同様に、他方のトランスファ
ギア１８は、スリーブシャフト２８を駆動するためのギ
ア２６に咬合して、７１号３０を用いて全体を表わす同
型の油圧装置の入力軸として作用する。スリーブシャフ
ト２２．２８は変速中心線３１と同軸である。

油圧装置２４は油圧ポンプＡ１と油圧モータＢ１を含み
、他方、油圧装置３０は油圧ポンプＡ２と油圧モータＢ
２を含んでいる。これらの油圧ポンプとモータは、球ピ
ストン型、例えば、本願１４］願大の米国特許節３，８
１５，６９８号に開示されたタイプにすることができる
。油圧ポンプと油圧モータは、共に、無段変速の排気量
又は容量を向上させるために取り付けても差し支えはな
いが、好ましくは、各ポンプを可変容量の容積型法ピス
トンポンプの構造とし、各モータを容積−定の容積型球
ピストンモータとし、閉油圧回路の中でポンプに随伴さ
せる構造にする。このようにすれば、油圧モータＢｌ　
、Ｂ２を、可変ポンプＡｔ　、Ａ２の容量又は排気量の
設定に応じて、無段変速で何れの側にも回転させ、これ
によって、各出力スリーブシャフト３２．３４に、前進
全速から後進全速までの全ての速度範囲で変化する油圧
出力を発生させることができる。これらの出力軸も、変
速中心線と同軸である。

さらに、第１図を参照して説明すれば、油圧装置２４の
油圧出力は、スリーブシャフト３２上で、図の左側の部
分に全体を符号３６を用いて概略的に示す出力用の組衛
星歯車の太陽歯車３６ｓを駆動する。これと同様に、油
圧装置３０の油圧出力は、スリーブシャフト３４上で、
図の右側の部分に全体を符号３８を用いて概略的に示す
出力用の組衛星歯車の太陽歯車３８ｓを駆動する。組衛
星歯車３６の衛星歯車３６ｐのためのキャリヤ３６Ｃは
ドラム４０に接続され、このを逆にみれば、ドラム４０
は左側の変速出力シャフト４２に駆動可能に接続されて
いる。右側の変速出力シャフト４４は、組衛星歯車３８
の衛星歯車３８ｐのための、ドラム４６を介して離すキ
ャリヤ３８ｃである。ブレーキＢＰは接地ドラム４０．
４６に設けられ、このようにすれば、停車用及び駐車用
ブレキとして作用する。２つの組衛星歯車のリングギア
３６ｒ、３８ｒは、主変速クロスシャフト４８によって
強固に連結されている。第１図に示すように、このクロ
スシャフト４８は、変速出力シャフト４２．４４と同様
に、変速中心線３１に同軸になるように配置され、符号
５０を用いて示す中央開口部を貫いて、油圧装置２４．
３０の油圧ポンプ及び油圧モータの中に延びている。

変速中央部に配置されている中間の油圧装置２４．３０
はレンジ切替え機構であり、この機構の全体を符号５２
を用いて示す。図に示すように、この機構は増分変化す
る速度の機械的出力をクロスシャフト４８に発生させ、
この機械的出力は、左側の出力組衛星歯車３６のシャフ
ト３２上の油圧出力、及び右側の出力組衛星歯車３８の
シャフト３４と組み合わされ、変速出力シャフト４２．
４４に油圧出力を発生させて、多数の前進及び後進の速
度レンジで、車両を直線前進及び操舵前進させる。

このようにすれば、レンジ切替え機構５２は、符号５４
を用いて全体を示す１対の組衛記歯車を含み、この組衛
星歯車５４はシンプソン構造で連結される。これは、太
陽歯車５４ｓ　、５６ｓがスリーブシャフト５８によっ
てクロスシャフト４８に連結されることである。リング
ギア５６「はトラム６０を貫゛くクロスシャフトに強固
に接続され、衛生歯車５４ｐのためのキャリヤ５４ｃは
ドラム６２を介してクロスシャフト４８に強固に接続さ
れる。このようにすれば、組衛星歯車５６のリングギヤ
５６ｒは、クロスシャフト４８を貫通して、１対の組衛
星歯屯５４のキャリア５４ｃにシンプソン歯車列構造の
形で緊結される。

スリーブシャフト２２に加えられる入力駆動歯車列１０
の機械的な入力は、クラッチＣＩ及びドラム６２を貫き
、クラッチＣ３及びドラム６４を介して、組衛星歯車５
４のリングギヤ５４ｒ及び、両組衛星歯車のための共通
のスリーブシャフト５８に選択的に導かれる。この機械
的な入力は、スリーブシャフト２８にも伝達され、組衛
星歯車５６の衛生歯車５６ｐのためのキャリア５６ｃに
、クラッチＣ２及びドラム６６によって導かれる。

ブレーキＢ１はドラム６６を接地するために使用され、
このようにしてキャリア５６ｃの回転を制限し、他方、
ブレーキＢ２は、接地ドラム６４に係有し、このように
して太陽歯車５４ｓ　、５６ｓの回転を制限する。以下
に説明し、かつ、第２図に示すように、これらのブレー
キ及びクラッチは、選択的に係合して、各種の前進及び
後退の速度レンジで行われる変速作動を２倍にする。

具体的には、第一の前進及び後退の速度レンジ】ｓ　ｔ
　　（Ｆ）　／　（Ｒ）で変速を行うために、クラッチ
Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３の係合を解除して、ブレーキＢｌ　、
Ｂ２を係合させる。このようにすれば、機械的入力駆動
歯車列１０は、レンジ切替え機構５２との係合が解除さ
れ、ブレーキＢｌ　、Ｂ２が係有し、キャリア５６ｃと
太陽歯車５４ｓ１５６ｓが接地される。レンジ切替え機
構５２は、ロックされて、クロスシャフト４８の回転を
制限し、さらに、出力組衛星歯車３６．３８の回転を制
限する。このことから、出力組衛星歯車３６．３８に対
する入力のみが太陽歯車３６ｓ、３８ｓの油圧出力にな
り、従って、第一の前進及び後進の速度レンジ１　ｓ　
ｔ　（Ｆ）　／　（Ｒ）が厳密に油圧前進レンジになる
ことが判る。油圧ポンプＡＩ。

Ａ２のストローク（排気量の切替え）を正の方向に均一
に行ら゛た時には、これらの太陽歯車が前方に駆動され
て、第一レンジの前進の無段変速を行い、負の方向に均
一に行った時には、これらの太陽歯車が逆方向に駆動さ
れて、第一レンジの逆方向の無段変速を行う。これらを
、全て、第３図に示す。任意の直進ポンプのストローク
では、ポンプが差動ストロークを、代表的な場合には、
等しく、かつ逆方向に行って、第一レンジにおける車両
のステアリングを行う。

第二の逆方向の速度のレンジ２ｎｄ（Ｒ）を行うだめに
は、ブレーキＢ２を外して、クラッチＣ３を係合させる
。レンジ切替え機構の太陽歯車５４ｓ　、５６ｓは、ス
リーブシャフト２２に現れる機械式入力駆動歯車列１０
の速度で駆動され、他方、キャリア５６ｃは接地される
。クロスシャフト４８と、出力組衛星歯車のリングギヤ
３６ｒ１３８ｒは、太陽歯車で逆方向に駆動されて、レ
ンジ切替え機構５２の中の組衛星歯ｉｆｆ、　５６の減
速ギヤを回転させる。この機械的出力は、出力組衛屋歯
車の中の油圧装置２４．３０の油圧出力と組み合わされ
て、油圧ポンプＡＩ　、Ａ２の均一なストロークによっ
て得られた無段変速で油圧機械的な第二レンジの後進を
行う。第３図に示すように、第一レンジの最大速度から
第二レンジの最少後進速度へのシフトは、同時に行われ
るクラッチＣ３の係合とブレーキＢ２の係合解除の他に
、最大直進の負のストロークから最大直進の正のストロ
クへの油圧ポンプのストロークに、線７０て示す急激な
切替えが含まれる。代表的な場合には、ポンプの最大ス
トロークは、正負共に、油圧ポンプＡＩ　、Ａ２の総容
量又は総排気皿の８０パーセントに設定され、従って、
ポンプの容量の２０パーセントが車両の操縦のために残
される。第二の後進レンジ２ｎｄ（Ｒ）における加速は
、正の最大前進ストロークから、負の最大前進ストロー
クの方向に、ポンプを均一にストロークさせれば得るこ
とができる。

第一の前進レンジ１ｓｔ（Ｆ）から第二の前進ｌｚリン
グｎｄ　（Ｆ）にシフトするためには、ブレーキＢ２が
外され、クラッチＣ１が係合され、ポンプＡ１、′Ａ２
が最大前進の正のストロークから最大前進の負のストロ
ークからまで、急激にストロークされる（破線７２）。

リングギヤ５４ｒは、機械式入力駆動歯車列１０のスリ
ーブシャフト２８の速度で駆動されるが、キャリヤ５６
ｃは制動される。これらの環境の下では、クロスシャフ
ト４８は、組衛星歯車５４のリングギヤ対太陽歯車の歯
車比と、組衛星歯車５６のリングギヤ対太陽歯車の歯車
比との差の関数として、前方に駆動される。このクロス
シャフト４８上の機械的入力は、出力組衛星歯巾の中で
油圧装置に組み合わされて、第二の前進レンジ２ｎｄ　
（Ｆ）で、無段変速の油圧機械的な第二レンジの後進を
行う。

第二の前進レンジ２ｎｄ　（Ｆ）から第三の前進レンジ
３ｒｄ（Ｆ）へのシフトは、再度、ポンプのストローク
か最大前進のｒＦ−のストロークから最大前進の負のス
トロークからまで、各ケースにおけるポンプの総容量の
８０パーセント急激に変化しく破線７２）、ブレーキＢ
１か開放され、ブレキＢ２か係合する。リングギヤ５４
「はスリーブシャフト２８の機械的な入力速度で駆動さ
れ、太陽歯車５４ｓ、５６ｓが制動される。このように
すれば、クロスシャフト４８の機械的出力は、出力相衛
星歯車３６．３８の巾で油圧装置に組み合わされて、変
速出力シャフト４２．４４に、無段変速の油圧機械的な
第三レンジの前進と、ステアリング出力とを発生させる
。

最大の速度の第三の前進レンジ３ｒｄ（Ｆ）から第四の
前進レンジ４ｔｈ（Ｆ）にシフトするためには、ポンプ
のストロークは、この場合にも、最大前進の正のストロ
ークから最大前進の負のストロークからまて、急激にシ
フトする。これに引き続いて、ブレーキＢ２が外され、
第２図に示すように、クラッチＣ２が係合する。リング
ギヤ５４「とキャリア５６ｃが、共に、入力駆動歯車列
１０の機械的速度で駆動され、このようにすれば、リン
グギヤ５６．ｒとキャリア５６ｃが入力駆動歯車列と直
接駆動関係になり、さらに、クロスシャフト４８も入力
駆動歯車列と直接駆動関係になる。このレンジ切替え機
構５２の機械的出力は、出力組衛昆耐車で油圧装置２４
．３０と組み合わされて、無段変速の第四の油圧機械的
な前進及びステアリングを行う。

最後に、第四の前進レンジ４ｔｈ（Ｆ）から第五の前進
レンジ５ｔｈ（Ｆ）へのシフトのためには、ここでも、
ポンプのストロークが最大のＷの前進ストロークから最
大の負の前進ストロークまで急激に変化し、ブレーキＢ
１が開放され、ブレキＢ２が係合する。このようにすれ
ば、太陽歯車５４ｓ　、５６ｓが制動され、キャリア５
６ｃが機械的な入力速度で駆動される。これによって、
リングギヤ５６ｒが回転し、従って、クロスシャフト４
８か組衛星歯車５６のキャリア対リングギヤの歯車比よ
り大きい速度で回転する。この過大な機械的出力は、油
圧出力と組み合わされて、油圧機械的に前進及びステア
リングの第五レンジの無段変速５ｔｈ（Ｆ）を行う。

マルチレンジにおけるダウンシフトが、以上行った説明
、及び第２図及び第３図に示した要領とは逆の要領で行
われることは明らかであろう。

以上の説明によって、本発明が無段変速の油圧機械式ス
テアリング変速機を提供し、この変速機が非常にコンパ
クトで、構造か比較的簡単であることが判るであろう。

同期シフト式変速機を排除することによって、クロスシ
ャフト４８を、油圧装置２４、′３０の油圧ポンプと油
圧モータの中央開口部５０を同軸に貫通する位置に配置
し、この配置によって、密度の非常に高い部品を受は入
れることか−Ｃきる。この構造は、ベアリングとトラン
スミッションハウジングの支持壁体の数を最小にするこ
とができる。その理由は、トランスミッションの出力キ
ャリャ３６ｅ、３８ｃのベアリングと、クロスシャフト
と、各種の太陽歯車及びリングギヤとを、左側に７″ｙ
動させ得るからである。

５つの前進速度レンジと、２つの後進速度レンジは、構
成部品の数が最少であり、具体的には、４つの組衛星歯
車と、３つのクラッチと、２つのブレーキである。これ
によって、非常に優れた作動特性を提供することができ
る。ここで、特に第２図において注目すべきことは、隣
接するレンジ間のシフトが、−１９のブレーキ又はクラ
ッチたけを係合させ、他方、他のブレーキ又はクラッチ
の係合を解除することが要求されるという点である。

これによって、ブレーキとクラッチの起動のタイミング
と制御を簡素化することができる。また、ここで注目す
べきことは、油圧装置と出力相衛星歯車との間のステア
リング進行経路にクラッチが含まれていないから、ステ
アリングの性能がクラッチの作動不良によって損われな
いという点である。

以上の説明によって、既に記載した目的は、本発明の詳
細な説明で明らかにした内容を含めて、充分に達成され
、成る種の変更を記載した措造に加えることがｉＩ能で
あるから、図面を参照して詳細に説明した内容が本発明
を限定することを意図したものではない。

以上説明した本発明の、新規なものとして特許によって
保護されることを請求する範囲は、特許請求の範囲に記
載されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に基づいて構成されたマルチレンジ無段
変速度油圧機械式ステアリング変速機の概略図、第２図
は第１図の変速機の各種の運転速度を特定するための各
種のクラッチとブレーキの条件を記載した表、第３図は
第１図の変速機の油圧装置でレンジの切替えを行い、各
レンジにおける無段変速機の出力速度を得るためのスト
ロークパターンを示すグラフである。 １０・・・入力駆動７Ｍ＋列、１４・・・ベベルギア、
１６・・・シャフト、１８・・・トランスファギア、１
　ｓ　ｔ　（Ｆ）−・−第一前進レンジ、１ｓｔ（Ｆ）
／（Ｒ）・・・第一の前進及び後進の速度レンジ、２゜
・・・ギア、２２．２８・・・スリーブシャフト、２４
３０・・・中間油圧装置、２６・・・スリーブシャフト
２８の駆動ギア、２８・・・スリーブシャフト、２ｎｄ
（Ｆ）−・・第二前進レンジ、２　ｓ　ｔ　（Ｆ）　／
　（Ｒ）・・・第二の前進及び後進の速度レンジ、３０
・・・油圧装置、３１・・・変速中心線、３２・・・左
側の出力組衛Ｆ歯車のシャフト、３４・・・右側の出力
組衛足歯車のシャフト、３６．３Ｆ、・・・出力組衛星
歯車、３６ｃ、　　３８ｃ・・・変速出力キャリヤ、３
６ｐ・・・組衛星歯車の衛星歯車、３６ｒ、３８ｒ・・
・組衛星歯車のリングギア、３６ｓ、３８ｓ・・・太陽
歯車、３８・・・組衛星歯車、３８ｃ・・・組衛星歯車
の衛星歯車の、ドラムを介して離すキャリヤ、３８ｐ・
・・組衛星歯車の衛星歯車、３８ｓ・・・太陽歯車、４
０゜４６・・・接地ドラム、４２・・・左側の変速出力
シャフト、４４・・・右側の変速出力シャフト、４６・
・・ドラム、４８・・・主変速クロスシャフト、５ｏ・
・・油圧装置の油圧ポンプと油圧モータの中央開口部、
５２・・レンジ切替え機構、５４・・・組衛星歯車、５
４ｃ・・組衛星歯車５４のキャリア、５４ｐ・・・衛生
歯車、５４「・・・組衛星歯車５４のリングギヤ、５４
ｓ。 ５６ｓ・・・太陽歯車、５６・・・組衛星歯車、５６ｃ
・・・組衛星歯車の衛生歯車のキャリア、５６ｐ・・・
組衛星歯車５６の衛生歯石、５６ｒ・・・組衛星歯車５
６のリングギヤ、６０．６２．６４・・・接地ドラム、
６６・・・ドラム、Ａｔ　、Ａ２・・・可変ポンプ、Ｂ
ｌ。 Ｂ２・・・ブレーキ、油圧モータ、Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３・
・・クラッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、スキッドステアリングの車両のためのマルチレンジ
   型油圧機械式ステアリング変速機であり、前記変速機が
   次の要素を組み合せて含むマルチレンジ型油圧機械式ス
   テアリング変速機。 Ａ、機械的入力駆動歯車列、 Ｂ、第一及び第二の油圧装置が、前記入力駆動歯車列に
   よって共通に駆動される第一及び第二の各入力軸と、第
   一及び第二の各油圧出力が作られる第一及び第二の各出
   力軸とを有し、 Ｃ、第一及び第二の出力組合せ用組歯車が、前記第一及
   び第二の油圧出力によってそれぞれ駆動される第一ギヤ
   部材に対応し、第一出力軸及び第二出力軸にそれぞれ駆
   動可能に接続された第二ギヤ部材に対応し、かつ、第三
   ギヤ部材に対応し、 Ｄ、前記第三ギヤ部材に連結されたクロスシャフト、 Ｅ、レンジ切替え機構が、 （１）第一太陽歯車、第一リングギヤ及び前記クロスシ
   ャフトに駆動可能に接続された第一衛星キャリアを有す
   る第一組衛星歯車と、 （２）前記第一太陽歯車に駆動可能に接続された第二太
   陽歯車、前記クロスシャフトに駆動可能に接続された第
   二リングギヤ、及び第二衛星キャリアを有する第二組衛
   星歯車と、（３）前記第一リングギヤを前記入力駆動歯
   車列に選択的に係合させるための第一クラッチと、 （４）前記第二衛星キャリアを前記入力駆動歯車列に選
   択的に係合させるための第二クラッチと、 （５）前記第二衛星キャリアに係合して、その動きを制
   限するための第一ブレーキと、 （６）前記第一及び第二の太陽歯車に係合して、その動
   きを制限するための第二ブレーキとを含み、 これによって、前記第一及び第二のブレーキが係合して
   前記変速機を油圧の前進及び後進の速度レンジにシフト
   し、前記第一クラッチと前記第一ブレーキが係合して前
   記変速機を第二の油圧の前進速度レンジにシフトし、前
   記第一クラッチと前記第二ブレーキが係合して前記変速
   機を第二の油圧の前進速度レンジにシフトし、油圧機械
   式第三前進速度レンジにシフトし、かつ、前記第一及び
   第二のクラッチが係合して前記変速機を油圧式第四前進
   速度レンジにシフトする変速機。 ２、前記第一及び第二の組衛星歯車が前記クロスシャフ
   トに同軸に配置されて成る請求項１に記載の変速機。 ３、前記第一及び第二の油圧装置の入力及び出力の軸が
   前記クロスシャフトに同軸に配置されて成る請求項２に
   記載の変速機。 ４、前記第一及び第二の油圧装置が、前記レンジ切替え
   機構の対向する側部に配置されて成る請求項３に記載の
   変速機。 ５、前記レンジ切替え機構が、さらに第三クラッチを含
   み、前記第一及び第二の太陽歯車を前記入力駆動歯車列
   に係合させ、これによって、第三クラッチ及び前記第一
   ブレーキが係合して、前記変速機を油圧機械的な第二後
   進速度レンジで作動させて成る請求項１に記載の変速機
   。 ６、前記第二クラッチ及び第二ブレーキが係合して、前
   記変速機を油圧機械的な第五前進速度レンジで作動させ
   て成る請求項５に記載の変速機。 ７、前記第一及び第二の組衛星歯車が前記クロスシャフ
   トに同軸に配置されて成る請求項６に記載の変速機。 ８、前記第一及び第二の油圧装置の入力及び出力軸が前
   記クロスシャフトに同軸に配置されて成る請求項７に記
   載の変速機。 ９、前記第一及び第二の油圧装置が前記レンジ切替え機
   構の対向する側部に配置されて成る請求項８に記載の変
   速機。 １０、前記第一及び第二の組合せ用の組歯車が、それぞ
   れ、第三及び第四の組衛星歯車であり、前記第一ギヤ部
   材が太陽歯車であり、前記第二ギヤ部材が衛星キャリア
   であり、前記第三ギヤ部材がリングギヤである請求項２
   に記載の変速機。 １１、前記第一及び第二の油圧装置が、それぞれ、無段
   可変容量の油圧ポンプを備え、前記無段可変容量の油圧
   ポンプが前記入力駆動歯車列を離し、油圧モータに流体
   駆動可能の関係で接続され、前記油圧モータの容量が予
   め定められた正及び負の相対的な容量の限界の間で均一
   に変化して前記第三、第四、及び第五の前進速度レンジ
   の中で無段変速を行い、ゼロ容量と前記正の容量の限界
   との間で均一に変化して前記第一前進速度レンジの中で
   無段変速を行い、ゼロ容量と前記負の容量の限界との間
   で均一に変化して前記第一逆進速度レンジの中で無段変
   速を行い、前記ポンプの前記容量が増分変化して前記速
   度レンジの中でステアリングを行う請求項１に記載の変
   速機。 １２、前記シフトが、隣接する前記前進速度レンジの間
   で、前記正及び負の容量の間の前記ポンプの容量に急激
   な変化を伴なう成る請求項１１に記載の変速機。 １３、以下の要素を組み合せて含む油圧ステアリング式
   変速機。 Ａ、変速中心線に横断方向に合わせられた左右の出力軸
   、 Ｂ、機械式入力駆動歯車列、 Ｃ、第一油圧装置が、流体駆動の関係で連結された第一
   無段変速容量油圧ポンプ及び第一油圧モータを含み、前
   記第一ポンプが前記入力駆動歯車列に駆動可能に接続さ
   れた第一入力スリーブシャフトを有し、前記第一モータ
   が第一出力スリーブシャフトを有し、該第一出力スリー
   ブシャフトに第一油圧出力が作られ、前記第一入力及び
   第一出力のスリーブシャフトが横断方向に並び、かつ、
   前記変速機の中心線と同軸の関係で離間され、前記第一
   ポンプと第一モータが横断方向に整列する中央の開口部
   を有し、 Ｄ、第二油圧装置が流体駆動関係で連結された第二無段
   変速容量油圧ポンプ及び第二油圧モータを含み、前記第
   二ポンプが前記入力駆動歯車列に駆動可能に接続された
   第二入力スリーブシャフトを有し、前記第二モータが第
   二出力スリーブシャフトを有し、前記第二出力スリーブ
   シャフトに第二油圧出力が作られ、前記第二入力スリー
   ブシャフト及び第二出力スリーブシャフトが横断方向に
   整列し、かつ、前記変速機の中心線に同軸に離間され、
   前記第二ポンプ及び第二モータが横断方向に整列した中
   央開口部を有し、 Ｅ、左右の出力組合せ用組歯車が、前記第一及び第二の
   出力スリーブシャフトの前記第一及び第二の油圧出力に
   よってそれぞれ駆動される第一ギヤ部材に対応し、前記
   左右の出力シャフトに選択的に駆動可能に接続された第
   二ギヤ部材に対応し、かつ、第三ギヤ部材に対応し、前
   記左右の出力組合せ用組歯車の第一、第二、及び第三の
   ギヤ部材が、全て、前記変速機の中心線の周囲で回転し
   、 Ｆ、クロスシャフトの対向する端部が前記左右の出力組
   合せ用組歯車の第二ギヤ部材に接続され、前記クロスシ
   ャフトが前記変速機の中心線に整列して前記第一及び第
   二のポンプ及びモータの中央開口部を貫いて延び、及び
   、 Ｇ、レンジ切替え機構が前記第一及び第二の油圧装置の
   間に配置され、前記クロスシャフトに駆動可能に接続さ
   れて、これに機械的出力を作り、前記レンジ切替え機構
   が、前記変速機の中心線の周囲で回転可能の複数のギヤ
   部材を有する第一及び第二の組衛星歯車を含み、複数の
   クラッチが前記衛星歯車部材の或る部分を前記入力駆動
   歯車列に駆動可能に選択的に係合させることができ、複
   数のブレーキが前記衛星歯車部材の或る部分に選択的に
   係合して制動し、これによって、前記クロスシャフトの
   前記機械的出力の速度を変化させることにより変速機の
   多数の速度レンジ間のシフトを行い、各レンジに前記第
   一及び第二の油圧出力の方向への変化が随伴する変速機
   。 １４、第一及び第二の油圧出力の方向の前記変化が、前
   記第一及び第二のポンプを予め定められた正及び負の直
   線的な移動の限界内における協調の下で急激にストロー
   クさせることによって行われる請求項１３に記載の油圧
   ステアリング式変速機。 １５、前記第一及び第二の組衛星歯車の前記ギヤ部材が
   、それぞれ、第一及び第二の太陽歯車と、第一及び第二
   のリングギヤと、第一及び第二の衛星キャリアとを含み
   、前記第一及び第二の太陽歯車が強固に連結され、前記
   第一キャリアと前記第二リングギヤが前記クロスシャフ
   トに駆動可能に接続されて成る請求項１４に記載の油圧
   ステアリング式変速機。 １６、前記複数のクラッチが、前記第一リングギヤを前
   記入力駆動歯車列に係合させるための第一クラッチと、
   前記複数のブレーキが前記第二衛星キャリアを前記入力
   駆動歯車列に係合させるための第二クラッチとを含み、
   前記複数のブレーキが、前記第二衛星キャリアを制動す
   るための第一ブレーキと、前記第一及び第二の太陽歯車
   を制動するための第二ブレーキとを含んで成る請求項１
   ５に記載の油圧ステアリング式変速機。 １７、前記第一及び第二のクラッチが、前記第一及び第
   二の入力スリーブシャフトのうちの一方の入力スリーブ
   シャフトを、前記第一リングギヤ及び前記衛星キャリア
   に、それぞれ、駆動可能に係合させる請求項１６に記載
   の油圧ステアリング式変速機。 １８、前記レンジ切替え機構が、第一及び第二の太陽歯
   車を前記第一及び第二の入力スリーブシャフトに係合さ
   せるための第三クラッチを含んで成る請求項１７に記載
   の油圧ステアリング式変速機。 １９、前記左右の組合せ用組歯車が、それぞれ、第三及
   び第四の組衛星歯車であり、前記第二ギヤ部材が衛星キ
   ャリアであり、前記第三ギヤ部材がリングギヤである請
   求項１８に記載の油圧ステアリング式変速機。