JPH03197160A - 画像プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受像機の画像信号を受像紙に印
写することのできる画像プリンタに関するものである。

従来の技術 近年、カラーテレビの画像を受像紙に手軽にそして写真
並に美しくプリントアウトすることができる画像プリン
タが商品化されてきている。

以下図面を参照しながら、従来の画像プリンタの一例に
ついて説明する。第４図は従来の画像プリンタの正面断
面図、第５図はその要部断面図である。第４図において
、１は装置筐体で、インクシート２とこのインクシート
２を巻納するインクシートカセット３が装置筐体１に固
定されている。

さらに装置筐体１には、熱転写記録を行うサーマルヘッ
ド４とプラテン５が取付けられており、画像信号が記録
される枚葉状の受像紙６はサーマルヘッド４によりイン
クシート２とともに、プラテン５に押圧された状態で熱
転写記録される。７は収納された受像紙６をインクシー
ト２、サーマルヘッド４、プラテン５からなる記録部へ
供給する受像紙供給部で、受像紙６は装置筐体１に回動
自在に設けられた昇降手段８の上に積載されて収納され
ている。９は装置筐体ｌに軸支され、矢印へ方向に回転
駆動される給紙ローラ、ＩＯは装置筐体１に設けられた
給紙ガイド、１１は装置筐体１に回動自在に設けられた
受像紙切換ガイドで、この受像紙切換ガイド１１とプラ
テン５の間に装置筐体１に軸支されて回転駆動されるキ
ャプスタンローラＩ２とこのキャプスタンローラ１２を
押圧すべく装置筐体１に回転自在に支持されたピンチロ
ーラ１３が設けられている。さらに、装置筐体１は受像
紙切換ガイド１１に近接して排紙ガイド１４が設けられ
、この排紙ガイド１４の排出側に装置筐体１に軸支され
て矢印Ｂ方向に回転駆動される排紙ローラ１５とこの排
紙ローラ１５を押圧すべく装置筐体１に回転自在に支持
された排紙ローラ押圧手段１６が設けられている。１７
は受像紙排出部である。

このように構成された画像プリンタについて、以下その
動作について説明する。第４図に示すように、給紙動作
開始の操作を行なうと、昇降手段８が駆動手段（図示せ
ず）により、上方に回動しく矢印Ｃ）、昇降手段８に積
載された受像紙６を給紙ローラ９に圧接させる。これに
より受像紙６は給紙ローラ９との摩擦力で給紙ガイドＩ
Ｏに案内されて記録部へと搬送される。この状態では第
５図に示すように、受像紙切換ガイド１１は破線で示す
ように、駆動手段（図示せず）により上方に回動してお
り、またサーマルヘッド４もプラテン５から離間してい
る。受像紙６は給紙ローラ９により矢印り方向へ搬送さ
れて、次にキャプスタンローラ１２とピンチローラ１３
からなる受像紙搬送手段において、矢印Ｅ方向に回転駆
動されるキャプスタンローラ１２とピンチローラ１３間
に挾持され、その摩擦力で記録部に搬送される。そして
受像紙６の後端６ａが、受像紙切換ガイド１１の端部１
１ａを通過すると、受像紙切換ガイド１１は駆動手段（
図示せず）によって下方に回動する。そして第４図に示
すように、サーマルヘッド４はプラテン５に押圧され、
キャプスタンローラ１２は今度は矢印Ｆ方向に回転駆動
し、受像紙６は記録部により画像信号が熱転写記録され
る。このとき受像紙切換ガイド１１によって受像紙６は
排紙ガイド１４へ案内され、記録動作が終了すると、排
紙ローラ１５と排紙ローラ押圧手段１６によって、受像
紙排出部１７に搬送される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の構成では、受像紙切
換ガイド１１が装置筐体１の中央部に軸支されており、
またその駆動手段も設けられていることに加えて、受像
紙６が通過する経路の間ということで、装置筐体ｌ内の
余裕スペースの少ない奥まった位置であることから、組
立作業性が大変悪く、受像紙６の通過する経路を切換え
、受像紙を案内するだけの機能にしては、その構成が複
雑であるという問題を有していた。

本発明は上記従来の問題を解決するもので、受像紙切換
ガイドの組立作業性が非常に良好で、構成が簡単な画像
プリンタを提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 この問題を解決するために本発明の画像プリンタは、排
紙ローラに同軸的にかっ回動自在に受像紙切換ガイドを
取付けて構成したものである。

作用 上記した構成により、排紙ローラの軸が受像紙切換ガイ
ドの回動支軸となり、さらに加えて、受像紙切換ガイド
が長くなったことにより、駆動手段を用いなくても、受
像紙切換ガイドの自重の重量モーメントによる下向きの
適正な付勢力によって、容易に受像紙の経路切換動作が
行なわれる。

実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例の画像プリンタの構成を示す
断面図、第２図は同画像プリンタの要部を示す断面図で
ある。第１図および第２図において、従来例と同じ番号
のものは、同一部品を示すので、その詳細な説明は省略
する。２１は排紙ローラ１５に同軸的に回動自在に設け
られた受像紙切換ガイドで、その先端２１ａは従来の場
合と同様にキャプスタンローラ１２の近傍位置に達して
おり、徘紙ガイド２４はこの受像紙切換ガイド２１の上
面に沿う片側のみで構成され、装置筐体１に設けられて
いる。

このように構成された画像プリンタの動作について、従
来例と異なる点を説明する。受像紙切換ガイド２１は排
紙ローラ１５に同軸的に回動自在に設けられ、第２図に
示すように、この受像紙切換ガイド２１は第５図に示す
従来の受像紙切換ガイド１１に比べて長くなっている。

したがって、排紙ローラ１５の支軸における受像紙切換
ガイド２１の自重の重量モーメントによって、受像紙６
は矢印Ｇ方向に適正な付勢力で付勢される。これにより
、受像紙６を記録部に搬送し、記録後は受像紙排出部１
７へ搬送する受像紙６の経路切換動作は駆動手段を用い
ずに行なわれる。また、受像紙切換ガイド２１は第４図
に示す排紙ガイド１４の下側ガイド部分の役割も果たし
ている。さらに第３図に示すように。

受像紙切換ガイド２１の軸支持部に切欠き２１ｂを設け
、排紙ローラ１５の軸部に上方から嵌め込んで取付ける
構成にしてもよい。このとき受像紙切換ガイド２１の材
質は弾性のあるプラスティック材が適する。

発明の効果 以上のように本発明によれば、受像紙切換ガイドを排紙
ローラに同軸的にかつ回動自在に設けることにより、受
像紙切換ガイドの組立作業性が格段に容易になり、また
その駆動手段も不要となる上、非常に簡単な構成となり
、装置の大幅なコストダウンに貢献し、その実用的効果
は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の画像プリンタの断面図、第
２図は同画像プリンタの要部断面図、第３図は同画像プ
リンタの受像紙切換ガイドの斜視図、第４図は従来の画
像プリンタの断面図、第５図は同従来の画像プリンタの
要部断面図である。 １・・・装置筐体、２・・・インクシート、３・・・イ
ンクシートカセット、４・・・サーマルヘッド、５・・
・プラテン、６・・・受像紙、７・・・受像紙供給部、
８・・・昇降手段、９・・・給紙ローラ、１０・・・給
紙ガイド、１２・・・キャプスタンローラ、１３・・・
ピンチローラ、　１５・・・排紙ローラ、１７・・・受
像紙排出部、２１・・・受像紙切換ガイド、２４・・・
排紙ガイド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、受像紙と、この受像紙に熱転写記録を行うサーマル
   ヘッド、インクシート、プラテンからなる記録部と、前
   記受像紙を収納する受像紙供給部と、前記受像紙供給部
   の受像紙を記録部に搬送する受像紙搬送手段と、受像紙
   排出部を具備した画像プリンタであって、前記受像紙を
   前記受像紙供給部から前記記録部へかつ前記記録部から
   前記受像紙排出部へと経路を切換えて案内する受像紙切
   換ガイドを、この受像紙切換ガイドを通して前記記録部
   から案内された記録紙を前記受像紙排出部へ搬送するよ
   うに配設された排紙ローラに同軸的にかつ回動自在に設
   けた画像プリンタ。