JPH03196917A - 加工機における加工槽カバー装置 - Google Patents

加工機における加工槽カバー装置

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JPH03196917A
JPH03196917A JP33104489A JP33104489A JPH03196917A JP H03196917 A JPH03196917 A JP H03196917A JP 33104489 A JP33104489 A JP 33104489A JP 33104489 A JP33104489 A JP 33104489A JP H03196917 A JPH03196917 A JP H03196917A
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Masayuki Yano
矢野 眞之
Toshiyuki Hashiguchi
橋口 俊幸
Tsutomu Watanabe
勉 渡辺
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Seibu Electric and Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、パレットに設置した工作物及びワイヤ電極
に対して加工液を供給して工作物を放電加工するワイヤ
放電加工機等の加工機における加工槽カバー装置に関す
る。
〔従来の技術〕
−aに、ワイヤ放電加工機については、ワイヤ電極の垂
直方向に走行する部分を使用し、加工部位に加工液を供
給して工作物とワイヤ電極との間で放電を発生させて放
電エネルギーによって工作物を加工するものである。ワ
イヤ電極は自動ワイヤ供給装置におけるテンションロー
ラ、ブレーキローラ等の各種ローラに案内され且つ適宜
のテンションを加えられてワイヤガイドを有するワイヤ
ヘッドに供給されている。一方、工作物を取付けたXテ
ーブル及びYテーブルから成るX−Yテーブル等のテー
ブルは、NC装置からの指令で工作物の加工状況に従っ
てX方向及びX方向に移動し、。
両者の移動が合成されて、ワイヤヘッドに供給されたワ
イヤ電極との間で加工が進行し、加工中はワイヤ電極及
びX−Yテーブルはサーボ移動を繰り返し、両者の相対
的運動によって工作物は所定の加工形状に放電加工され
ている。
最近、ワイヤ放電加工機について、大物工作物の加工、
順送り型の加工、自動化による無人加工等の加工が増加
している。このようなワイヤ放電加工を自動的に行う場
合に、放電加工を行っている走行中のワイヤ電極が無く
なれば、ワイヤ電極を自動的に交換するワイヤ電極交換
装置が提供されている。例えば、特開昭63−1396
16号公報には、ワイヤ電極交換装置が開示されている
また、ワイヤ放電加工機の自動ワイヤ電極供給方法は、
例えば、本出願人に係わる出願である特願昭63−13
9616号に開示されている。更に、工作物から中子を
自動的に取り出すワイヤ放電加工機は、例えば、本出願
人に係わる出願である特願平1−98878号に開示さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のワイヤ放電加工機では、工作物を
ワイヤ放電加工機におけるX−Yチーフルに自動的に設
定し取付けるものはなく、また、ワイヤ放電加工機では
ワイヤ放電加工において加工液を使用するため、加工液
の飛散を防止するため加工槽及び該加工槽上の四方に配
置したカバーを有しているが、一般に、該カバーは所定
の形状で且つカバーホルダに固定されており、場合によ
っては、手動による開閉カバーを備えている程度のもの
である。そのため、該カバーが障害物になり、該カバー
を自動的に開閉作動して工作物を設定したパレット等を
搬出入することはできず、ワイヤ放電加工機を全自動化
にするにりいて障害となっている。そこで、カバーの障
害無しにワイヤ放電加工機を全自動装置として構成し、
昼夜を問わずに工作物に対して無人化でワイヤ放電加工
を連続して行うことが望まれている。
この発明の目的は、上記の課題を解決することであり、
ワイヤ放電加工機等の加工機に設けた加工液、加工屑等
の飛散を防止する加工槽力/sl−装置に自動的に開閉
作動するスライドカッ<−を設置す、例えば、加工機に
対して工作物を所定位置に設定したパレットを搬出入す
るバレ・ノドチェンジャーを設置した場合に、該パレッ
トチェンジャーによってパレット台から加工機の加工台
へ或&Xlま加工台からパレット台へ加工液のカバーの
障害無しにパレットを自動的に且つ無人で搬出入可能に
した加工機の加工槽カバー装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記の目的を達成するため、次のように構
成されている。即ち、この発明は、加工機のテーブル上
に取付けた加工台、前記テーブル上に取付けた加工槽、
該加工槽上に固定したカバーホルタ、該カバーホルダに
取付は且つ工作物の出入口を開口したカバー、前記出入
口を開閉するため前記カバーホルダに固定したカバーガ
イドに摺動可能に設けたスライドカバー、及び該スライ
ドカバーを摺動させるためのカバー摺動アクチュエータ
、を有する加工機における加工槽カバー装置に関する。
また、この加工槽カバー装置において、前記カバー摺動
アクチュエータは、前記カバーホルダに固定した非磁性
材製のエアシリンダ、該エアシリンダ内を往復移動可能
な磁性材製のピストン、及び前記スライドカバーに固定
し且つ前記ピストンの往復移動に応答して往復移動する
磁性材製のブラケットを有するものである。
また、この加工槽カバー装置において、前記スライドカ
バーの開放状態を検出するセンサー、前記スライドカバ
ーの閉鎖状態を検出するセンサー及び前記センサーによ
る開放検出信号に応答して前記出入口を通じて工作物を
設定したパレットを搬出入可能に制御し且つ前記センサ
ーの閉鎖検出信号に応答して前記加工機を稼働可能に制
御するコントローラ、を有するものである。
また、この加工槽カバー装置において、前記カバーは前
記カバーホルダに固定した固定カバー及び前記カバーホ
ルダに枢着した開閉カバーを有するものである。
〔作用〕
この発明による加工機における加工槽カバー装置は、上
記のように構成されているので、次のように作用する。
即ち、この加工機における加工槽カバー装置は、加工機
のX−Yテーブル上に取付けた加工台、前記X−Yテー
ブル上に取付けた加工槽上に固定したカバーホルダ、該
カバーホルダに取付けた出入口を開口したカバー、前記
カバーホルダに固定したカバーガイドに摺動可能に取付
は且つ前記出入口を開閉できるスライドカバー及び該ス
ライドカバーを摺動させるため前記スライドカバーに対
して設けたカバー摺動アクチュエータから構成したので
、前記加工機の加工台へ工作物を搬出入するため、前記
カバー摺動アクチュエータの作動によって前記スライド
カバーを摺動させ、工作物の出入口を開閉作動させるこ
とができ、しかも、前記スライドカバーの開閉作動に応
答して、パレットチェンジャー及び前記加工機の作動或
いは稼動を制御すれば、搬出入作動及び加工工程を所定
の作動工程に従って正確に且つ確実に、しかも極めて安
全性に冨んだ作動を行うことができる。従って、例えば
、前記工作物に対するワイヤ放電加工を行う場合に、加
工液、加工屑等の飛散の防止、或いは安全性のためのガ
ードとなる加工槽カバー装置が障害となることなく、前
記工作物の前記加工機への搬入、設定、加工及び搬出の
一連の作業工程を自動的に無人で達成することができる
〔実施例〕
以下、図面を参照して、この発明による加工機における
加工槽カバー装置の実施例を説明する。
第1図、第2図、第3図及び第4図を参照して、この発
明による加工槽カバー装置を組み込んだパレットe出入
装置の一例を説明する。第1図はこの発明による加工槽
カバー装置を組み込んだパレット搬出入装置の一例を示
す概略平面図、第2図は第1図の概略側面図、第3図は
第1図において加工機のヘッドを排除した状態を示す概
略平面図、及び第4回は第3図の概略側面図である。
この加工槽カバー装置8は、ワイヤ放電加工機lに適用
したものであるが、この加工槽カバー装置は、ワイヤ放
電加工機に限らず、工作物を加工する加工機に適用でき
るものであり、或いは、加工液、加工屑等の飛散防止の
みならず、安全のためのガード等に利用でき、組み立て
機械等に利用することも可能なものである。また、ここ
でいう工作物は、被加工物のみならず、加工が終了した
加工物を指すものであり、組み立て、最終仕上げ加工等
を行うことのできるものである。
このパレット搬出入装置2は、主として、ワイヤ放電加
工機lに設けたパレット引込兼押出し装置11及びクラ
ンプ装置7、並びにワイヤ放電加工機lの正面に設置し
たパレットチェンジャー12から構成されている。この
ワイヤ放電加工機」は、従来のものと同様に、自動ワイ
ヤ電極供給装置3、ワイヤ電極交換装置、工作物から中
子を自動的に取り出す装置等を設けることができるもの
である。ワイヤ放電加工機lにおいて、ワイヤ電極9は
自動ワイヤ電極供給装置3におけるテンションローラ、
ブレーキローラ等の各種ローラに案内され且つ適宜のテ
ンションを加えられ、ヘッド6を通じて垂直方向に走行
し、ワイヤガイドを有するワイヤヘッドに供給される。
一方、工作物は各パレット10に予め設定され、該パレ
ット10はX−Yテーブル4上に電気的に絶縁状態に取
付けた治具ベース4Aに固定した加工台17上にパレッ
ト搬出入装置2によって自動的に設置されるものである
。そこで、加工台17上にパレットlOを設定した後、
加工部位へ加工液供給装置によって加工液を供給すると
共に、バレフト10上に固定した工作物とワイヤ電極9
との間で放電を発生させ、該放電エネルギーによって工
作物を加工するものである。X−Yテーブル4は、NG
装置からの指令で工作物の加工状況に従ってX方向及び
Y方向に移動し、両者の移動が合成されて、ワイヤヘッ
ドに供給されたワイヤ電極9との間で加工が進行し、加
工中はワイヤ電極9及びx−Yテーブル4はサーボ移動
を繰り返し、両者の相対的運動によって工作物は所定の
加工形状に放電加工される。
ワイヤ放電加工機1には、パレット10をX−Yテーブ
ル4に取付けるため該テーブル4上の治具ベース4Aに
設けた加工台17に取付けたクランプ装置7、加工槽8
Aに設けた加工液の飛散防止のための開閉可能なスライ
ドカバー5付き加工槽カバー装置8、及びパレット10
の搬出入時にパレットlOをX−Yテーブル4上の加工
台17に引き込むか又は加工台17上から押出すための
パレット引込兼押出し装置11が設けられている。
この加工槽カバー装置については、特に、第5図、第6
図、第7図及び第8図に示されている。
第5図は加工槽カバー装置の平面図、第6図は第5図の
正面図、第7図は加工槽カバー装置の要部を説明する斜
゛視図、及び第8図は加工槽カバー装置の要部を説明す
る断面図である。
この加工槽カバー装置8は、加工台17上に設置した工
作物をワイヤ放電加工する際に加工液の飛散を防止する
ものであり、主として、ワイヤ放電加工機lのX−Yテ
ーブル4上の治具ベース4Aに取付けた加工槽8A、S
S加工槽8A上に固定したカバーホルダ7sA、を亥カ
バーホルダ78Aに取付けた出入口を開口した加工液の
飛散を防止するカバー、カバーホルダ78Aに摺動可能
に取付は且つ出入口を開閉できるスライドカバー5、及
び該スライドカバー5を摺動させるため該スライドカバ
ー5に対して設けたカバー摺動アクチュエータを存する
ものである。カバーホルダ78Aに取付けた出入口を開
口した加工液の飛散を防止するカバーは、カバーホルダ
78Aに固定した固定カバー78、及び固定カバー78
又はカバーホルダ78Aに枢着した手動開閉カバー79
から構成されている。カバーホルダ78Aには、カバー
ガイド75が固定され、カバーガイド75にはガイドロ
ーラ76が取付けられている。また、スライドカバー5
にはガイドレール74が固定されており、該ガイドレー
ル74にガイドローラ76が嵌合する。
この加工槽カバー装置8において、加工槽カバー装置8
のスライドカバー5は、パレット搬出入装置2に設けた
パレット搬出人移動装置38に対向した側の面に位置し
ている。該加工槽カーパー装置8のパレット10の出入
口を開閉するためのスライドカバー5を摺動させるカバ
ー摺動アクチュエータを備えている。カバー摺動アクチ
エエータは、カバーホルダ78Aに固定した非磁性材製
のエアシリンダ18、該エアシリンダ18内を往復移動
可能な磁性材製のピストン72、及びスライドカバー5
に固定し且つピストン72の往復移動に応答して往復移
動するブラケ・ノド73,80を有している。このエア
シリンダ18は複動シリンダであり、エアシリンダ18
のシリンダ内にはピストン72が配置され、ピストン7
2の何れかの側にエア通路77を通じてエアを供給でき
る構造に構成されている。
スライドカバー5の下端部にはブラケット73が固定さ
れており、該ブラケット73の端部には磁性材即ち磁石
から成るブラケット80が固定されている。このブラケ
ット80は、エアシリンダ18内を往復移動する磁性材
料から成るピストン72を吸着している。従って、この
加工槽カバー装置8におけるスライドカバー5の往復移
動は、エアシリンダ18の両端部に設けた各エア通路7
7の何れか一方にエアが供給されることによってピスト
ン72が往復移動し、ピストン72の往復移動によって
該ピストン72に吸着した磁石から成るブラケット80
がピストン72と共に往復移動する。ブラケット80が
往復移動すれば、ブラケット80を固定したブラケット
73が往復移動する。ブラケット73の往復移動は、ブ
ラケット73を固定したスライドカバー5がカバーガイ
ド75に設けたガイドローラ76に案内されて往復移動
する。
更に、この加工槽カバー装置8は、スライドカバー5の
開放状態を検出する開端センサー18A及びスライドカ
バー5の閉鎖状態を検出する閉端センサー18Bを有し
、スライドカバー5の開放状態を検出するセンサー18
Aからの開放検出信号に応答して工作物を設定したパレ
ットlOを搬出入可能に制御し、また、スライドカバー
5の閉鎖状態を検出するセンサー18Bからの検出信号
に応答して加工1!11を稼働可能に制御するコントロ
ーラを有しているものである。開端センサー18A及び
閉端センサー18Bは、カバー78、スライドカバー5
、或いは図示のように、エアシリンダ18に対して設け
ることができる。そこで、開端センサー18Aによって
スライドカバー5が開放状態になっていることを検出し
、コントローラは該検出信号を受けて、バレット台29
上に位置するパレット10をワイヤ放電加工機1のX−
Yテーブル4に設けられた加工台17上に移動さ廿るよ
うに制御し、或いは、加工台17上のパレット10を加
工台17からパレット台29に移動させる制御を行う、
また、スライドカバー5の閉鎖状態を閉端センサー18
Bで検出し、コントローラは該検出信号を受けてワイヤ
放電加工機1の稼働を行うように制御する。
次に、この加工槽カバー装置について、加工槽カバー装
置8と加工台17との関係を、特に、第9図及び第10
図を参照して説明する。第9図はクランプ装置によって
パレットを加工台に固定した状態を示す正面図、及び第
10図は第9図の側面面である。
加工台17は、パレット10の両端部を支持できるよう
に、パレット10の移動方向に伸びてXY子テーブル上
の治具ベース4Aにそれぞれ固定されている。加工台1
7とx−Yテーブル4との取付構造については、特に限
定されるものではないが、この加工台17は、X−Yテ
ーブル4上の治具ペース4Aに電気的に遮断された状態
に固定され、NC装置によってサーボ移動するx−Yテ
ーブル4の水平方向の移動と共に移動するように構成さ
れ、しかも加工台17はワイヤ電極9が走行する走行路
に対して位置関係が予め決定されているものである。加
工台17に取付けた連結バー14には、パレット10を
ガイドするため、パレットlOの両側面に対向した多数
のガイドローラ21が設けられている。これらのガイド
ローラ21は、加工台17に対してパレット10をスム
ースに移動させる機能を果たす、また、加工台17の上
端部には、位置決め部材57が設定されている6位置決
め部材57の上部には、パレットIOの移動方向に並ん
で多数のガイドボール58が回転自在に配置されている
。これらのガイドボール58は、パレットlOの搬出入
の移動時には、位置決め部材57の上面から突出するよ
うに、スプリングによって上方へ付勢されている。クラ
ンプ装置7が作動してパレノl−10が加工台17上に
固定さ丸た状態では、ボールはパレット10を介して押
し下げられた41pBである。また、従って、パレット
10をパレット台29から加工台17に搬入する時、及
び加工台17からパレット台29へ搬出する時に、ガイ
ドボールはスプリングのばね力で位置決め部材57の上
面から突出し、パレット10をスムースに移動させる作
用を果たす。
また、パレット20を加工台I7上で設定し、クランプ
装置7で固定した時に、ガイドボールはスプリングのば
ね力に抗して押し込められ、パレットlOの下面の基準
面は、位置決め部材57の基準面に当接して、パレット
10は加工台17に対して所定の高さ方向に正確に且つ
確実に位置設定されることになる。
このクランプ装置7は、各加工台17の側方にブラケッ
トを介してそれぞれ取付けられ、第9図に示すように、
パレット10の両側面にそれぞれ対向してパレット10
を加工台17上に固定する機能を有している。クランプ
装置7は、連結バー14、該連結バー14の両端部に配
置された一対のクランプ15、及び連結バー14の中央
部に配置されたエアシリンダ16から構成されている。
更に、クランプ装置7には、エアシリンダ16が作動し
てパレット10を加工台17上に固定又は解放したこと
を検出するパレット固定センサー16A及びパレット解
放センサー16Bが設けられている。連結バー14を上
下移動させるためのエアシリンダ16は、ブラケット等
を介して加工台17に固定されている。エアシリンダ1
6にエア通路101を通じてエアを導入すれば、ピスト
ン69は下方に移動してピストンロッドは下方に移動す
る。それ故、ピストンロッドに固定した連結バー14は
下方に移動する。連結バー14の下方への移動は、連結
バー14の両端部に固定されたクランプ15を下方へ移
動させ、パレット10を加工台17上に押し付けて、パ
レット10を加工台17に固定する。
この加工槽カバー装置は、上記のように構成されている
が、各エアシリンダを作動するエア回路は、例えば、第
1I図に示すように構成されている。第11図において
、符号Eはワイヤ放電加工機l側に設けた各エアシリン
ダに対するエア回路図であり、符号Fはパレットチェン
ジャー12側に設けた各エアシリンダのエア回路図であ
る。なお、ここでは、パレットチェンジャー12側のエ
ア回路についての詳細な説明は省略する。
ワイヤ放電加工Ill側に関しては、圧縮エア供給if
!104からのエアは、エア圧調節装置102及びエア
切換パルプ52を通じてそれぞれのエアシリンダ16.
1B、26.50に圧縮エアが供給さ机る。また、パレ
ットチェンジャー12側に関しては、圧縮エア供給源1
04からのエアは、エア圧調節装置103を通じてエア
切換パルプ53を通じて各エアシリンダ13.31,3
2.33に圧縮エアが供給される。上記各エアシリンダ
に圧縮エアが供給され、各エアシリンダ内のピストンが
往復移動することによって各エアシリンダの作動状態が
各センサーで検出される。各センサーで検出された検出
信号はコントローラに人力され、該コントローラは各検
出信号に応答してシーケンスとして予め入力されている
作動工程に応じてI旨令を発し、ワイヤ放電加工fit
及びパレットチェンジャー12を作動し、パレット10
をワイヤ放電加工機lに搬出入し、また、パレットチェ
ンジャー12に搬出入するものである。
ワイヤ放電加工Ill側のエア回路において、符号Gは
、加工槽カバー装置8のスライドカバー5を作動するた
めのエアシリンダ18を示しており、該エアシリンダ1
8にはエア切換パルプ18Gを通して圧縮エアが供給さ
れ、該エアシリンダ18の作動状態は開端センサー18
A及び閉端センサー18Bで検出される。
符号Hは、加工台17の両側に設けられた各搬出入用パ
レノトフ7り即ち係止部材27を作動するための各エア
シリンダ50を示しており、該各エアシリンダ50には
エア切換パルプ50■1を通じて圧縮エアが供給され、
該各エアシリンダ50の作動状態はパレット係合センサ
ー50A及びパレット離脱センサー50Bで検出される
符号Iは、加工台17の両側に設けられた各パレットク
ランプ15を作動するための各エアシリンダ16を示し
ており、該各エアシリンダI6にはエア切換パルプ16
1を通じて圧縮エアが供給され、該各エアシリ、ンダ1
6の作動状態はパレット固定センサー16A及びパレッ
ト解放センサー16Bで検出される。
符号Jは、加工台17の両側に設けられたパレット搬出
入用の各パレット引込兼押出し装aF11を作動するた
めの各エアシリンダ26を示しており、該各エアシリン
ダ26にはエア切換パルプ26Jを通じて圧縮エアが供
給され、該各エアシリンダ26の作動状態は引込センサ
ー26A及び押出センサー26Bで検出される。
〔発明の効果〕
この発明による加工機における加工槽カーバー装置は、
上記のように構成されているので、次のような効果を有
する。即ち、この加工機における加工槽カバー装置は、
加工機のテーブル上に取付けた加工台、前記テーブル上
に取付けた加工槽、該加工槽上に固定したカバーホルダ
、該カバーホルダに取付は且つ工作物の出入口を開口し
たカバ、前記出入口を開閉するため前記カバーホルダに
固定したカバーガイドに摺動可能に設けたスライドカバ
ー、及び該スライドカバーを摺動させるためのカバー摺
動アクチュエータから構成したので、前記加工機に対し
て設けた前記出入口を開閉できる前記スライドカバーを
、前記カバー摺動アクチュエータの作動によって開閉作
動させることができ、前記スライドカバーの開閉作動に
応答して、パレットチェンジャー及び前記加工機の作動
或いは稼動を制御すれば、搬出入作動及び加工工程を所
定の作動工程に従って正確に且つ確実に、しかも極めて
安全性に富んだ作動を行うことができる。
従って、例えば、工作物に対するワイヤ放電加工を行う
場合に、工作物を設定した前記パレットを前記パレット
チェンジャーを使用することによって前記パレットチェ
ンジャーから前記加工機の前記加工台の所定の位置に確
実に且つ正確に前記工作物を自動的に且つ無人で設定で
きる。また、加工機で工作物に対する加工が終了した後
、前記スライドカバーを開放して前記パレットを前記加
工台から前記パレットチェンジャー側へカバーが障害と
なることなく自動的に且つ無人で搬出することができる
。従って、前記工作物に対する加工を行う場合に、前記
工作物の前記加工機への搬入、設定、加工及び搬出の一
連の作業工程を自動的に且つ無人で行うことができる。
また、この加工槽カバー装置において、前記カバー摺動
アクチエエータは、前記カバーホルダに固定した非磁性
材製のエアシリンダ、該エアシリンダ内を往復移動可能
な磁性材製のピストン、及び前記スライドカバーに固定
し且つ前記ピストンの往復移動に応答して往復移動する
磁性材製のブラケットを有するので、前記エアシリンダ
内に収容されたピストンのみであり、ピストンロンド等
が不要であり、極めて小さなスペースで前記スライドカ
バーの往復移動機構を堤供できる。
また、この加工槽カバー装置において、前記スライドカ
バーの開放状態を検出するセンサー及び前記スライドカ
バーの閉鎖状態を検出するセンサーによる開放検出信号
に応答して、コントローラが前記出入口を通じて工作物
を設定したパレットを搬出入可能に制御し且つ前記セン
サーの閉鎖検出信号に応答して前記加工機を稼働可能に
制御するので、前記各センサーの検出信号によって前記
スライドカバーの開閉状態を検出でき、該検出信号で加
工機及びパレットチェンジャーを作動でき、パレットの
搬出入作動を正確に且つ確実に行うことができ、しかも
力「1機の作動も加工台に工作物が設定されない状態で
は稼働することがなく、安全性に冨んだ自動搬出入兼加
工装置を掃供できる。
また、この加工槽カバー装置において、前記カバーは前
記カバーホルダに固定した固定カバー及び前記カバーホ
ルダに枢着した開閉カバーを有するので、前記開閉カバ
ーを適宜に開閉でき、加工機を保守点検することができ
、或いは工作物等の加工状嘘を検査することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による加工機のパレットS出入装置の
一実施例を示す概略平面図、第2図は第1図の概略側面
図、第3図は第1図において加工機のヘッドを排除した
状態を示す概略平面図、第4図は第3図の概略側面図、
第5図は加工槽カバー装置の一例を示す平面図、第6図
は第5図の正面図、第7図は第1図の加工槽カバー装置
の一例を示す斜視図、第8図は第7図の断面図、第9図
は加工機のパレット載置部位を示す正面図、第10図は
第9図の側面図、及び第11図はこの発明における加工
機のパレット搬出入装置に設けた各エアシリンダの作動
を示すエア回路図である。 1−一一一一ワイヤ放電加工機、2−・−パレット搬出
入装置、4−−−−−・X−Yテーブル、5・−−−−
−−スライドカバー、7−・・・・−クランプ装置、8
−一・加工槽カバー装置、8八−−−一加工槽、10−
−一一−−パレット、12−−−−パレットチェンジャ
ー、17−−−−−加工台、18−一−−−−−エアシ
リンダ、18 A、  18 B−−−−−センサー、
72−−−−−−ピストン、73 、 80−−−−−
ブラケット、78−−−−一固定カバー、78 A−−
−一カバーホルダ、79−・−・−開閉カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加工機のテーブル上に取付けた加工台、前記テー
    ブル上に取付けた加工槽、該加工槽上に固定したカバー
    ホルダ、該カバーホルダに取付け且つ工作物の出入口を
    開口したカバー、前記出入口を開閉するため前記カバー
    ホルダに固定したカバーガイドに摺動可能に設けたスラ
    イドカバー、及び該スライドカバーを摺動させるための
    カバー摺動アクチュエータ、を有する加工機における加
    工槽カバー装置。
  2. (2)前記カバー摺動アクチュエータは、前記カバーホ
    ルダに固定した非磁性材製のエアシリンダ、該エアシリ
    ンダ内を往復移動可能な磁性材製のピストン、及び前記
    スライドカバーに固定し且つ前記ピストンの往復移動に
    応答して往復移動する磁性材製のブラケットを有する請
    求項1に記載の加工機における加工槽カバー装置。
  3. (3)前記スライドカバーの開放状態を検出するセンサ
    ー、前記スライドカバーの閉鎖状態を検出するセンサー
    、及び前記センサーによる開放検出信号に応答して前記
    出入口を通じて工作物を設定したパレットを搬出入可能
    に制御し且つ前記センサーの閉鎖検出信号に応答して前
    記加工機を稼働可能に制御するコントローラ、を有する
    請求項1に記載の加工機における加工槽カバー装置。
  4. (4)前記カバーは前記カバーホルダに固定した固定カ
    バー及び前記カバーホルダに枢着した開閉カバーを有す
    る請求項1に記載の加工機における加工槽カバー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5506380A (en) * 1993-06-21 1996-04-09 Ag Fur Industrielle Elektronik Electro-erosion machine with a tank for holding a dielectric
JP2010069586A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Aisin Seiki Co Ltd 放電加工機

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