JP2010069586A - 放電加工機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 限られた容積の加工槽で、大形電極の主軸への取付けと、大形ワークの加工槽へのセットが可能で、電極取付け及びワークのセットの一連の作業が安全で、電極の取付けの位置出し調整が不要で作業時間も短縮でき、しかも精度良く主軸に取付けできる放電加工機を提供すること。
【解決手段】 電極3とワー4との間で放電させることにより、加工槽10にセットしたワーク4を加工する放電加工機1であって、固定部51、固定部52と、可動部53とを有する仮置き台50を加工槽10に配備すると共に、仮置き台50に仮置きされた電極3の位置を調整する第1、第2フリーベアリング60、70を設け、電極側取付け治具41を固定した電極3を仮置き台50に仮置きし、主軸20に設けた主軸側取付け治具31と電極側取付け治具41とで、電極3を位置出して主軸20に電極3を取付ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電極を放電加工機の主軸に取付ける電極取付け装置を備えた放電加工機に関する。
従来技術の電極取付け装置を備えた放電加工機として、放電加工機のヘッド側に電極の上部を係止してスライドさせるスライド機構を配設した放電加工機用電極取付け装置がある。スライド手段は複数のローラを備えヘッド側に接続した第1の治具と、ローラに当接しスライドし電極側に接続した第2の治具を備える(例えば、特許文献1参照。)。
また、放電加工装置内のワーク取付位置に取付けられるワークと、ワーク取付位置の上方に位置する昇降自在の電極取付部の下面に取付けられる電極とを搬送する搬送装置において、下側にワークを保持するワーク保持部と上側に電極を保持する電極保持部とを上下2段に備えた架台を設け、ワークを所定のストローク昇降させる昇降手段をワーク保持部に設けると共に、電極を上方に付勢する付勢手段を電極保持部に設け、更に、架台を放電加工装置内に進退自在にスライドさせるスライド手段を設けた放電加工用ワーク及び電極の搬送装置が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、電極とワークとの間に放電を発生させて加工を行う放電加工機において、ワークを取付けるテーブルと、電極を取付ける主軸と、テーブルと電極とを相対移動させる送り駆動手段と、主軸の下部に設けられ、自動交換できない大形電極を取付ける電極取付け板と、電極取付け板の左右両側に設けられ、自動交換可能な小形電極を装着する電極チャックと、テーブルを囲んで上面を開放して設けられ、加工液を貯留する加工槽と、加工槽の左右両側に設けられ、それぞれ複数個の自動交換可能な小形電極を収納する電極マガジンと、電極チャックと電極マガジンとの間で小形電極を交換する電極交換手段と、を具備し、電極取付け板に大形電極を取付けた状態でも電極チャックに小形電極を装着可能にした放電加工機が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開平7−253941号公報 特開平8−185944号公報 特開2007−229881号公報
しかしながら、特許文献1によれば、第2の治具は、梁状の形態をなし、しかも大重量の電極を繰返し載せるため、ローラがスライドする第2の治具のスライド面の磨耗、あるいは、ローラの磨耗等による経時変化を生じ、第2の治具およびローラを頻繁に点検しなければならず、精度の維持管理が難しい問題がある。さらには、電極の運搬のクレーン作業と、放電加工機のヘッド側へのクランプ作業は連動しており、電極が重量物であるため作業に危険が伴う。
また、特許文献2によれば、ワークである金型は大形金型で、電極も大形電極であり、大形金型と大形電極を同時に搬送装置に取付けるため、搬送装置はさらに大きくなる。そして、大形搬送装置で大形金型と大形電極を放電加工機に搬送するので、金型等のワークの形状、寸法に制限が生じる問題がある。また、電極をセットする電極セット部品は、チップを含んだ加工液に浸透されるため、電極セット部品にチップを巻き込んで電極セットの精度が低下する問題がある。
また、特許文献3によれば、大形電極の取付けはクレーンで運搬し、クレーン作業と手作業とで大形電極を放電加工機の主軸に取付ける。このため、電極の平行出しに長時間要する問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、限られた容積の加工槽で、大形電極の主軸への取付けと、大形ワークの加工槽へのセットが可能で、電極取付け及びワークのセットの一連の作業が安全で、電極の取付けの位置出し調整が不要で作業時間が短縮でき、精度良く主軸に取付けできる放電加工機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、電極の間で放電加工されるワークをセットする加工槽と、電極を取付ける主軸と、主軸に設けられ、ガイド手段の主軸側ガイドとクランプ手段の主軸側クランプを配設した主軸側取付け治具と、電極に設けられ、主軸側ガイドに篏合するガイド手段の電極側ガイドと、主軸側クランプとによりクランプするクランプ手段の電極側クランプを配設した電極側取付け治具と、加工槽に設けた複数の台枠を組合せて形成され、複数の台枠の少なくとも1つが回動でき、電極を主軸に取付ける際、電極側取付け手段を設けた電極を仮置きする仮置き台と、台枠に配備され、仮置き台に仮置きされた電極の位置を調整するフリーベアリングと、を備える。
また、請求項2に記載の発明は、フリーベアリングは、仮置き台の上面に対面する下板部材と電極に固定される電極側取付け治具の電極板に対面する上板部材とを備え、下板部材と上板部材との間に球体が設けられ、球体の一部分は上板部材の上面又は下板部材の下面の少なくとも一方の面から突出する。
また、請求項3に記載の発明は、フリーベアリングの球体は、電極板に接触する。
請求項1に記載の発明では、複数の台枠の少なくとも1つが可動できるので、電極を主軸に取付ける際は、槽壁側に位置している可動出来る台枠(以下、可動部)を回動(例えば90度回動)して仮置き台を形成することにより、電極に固定した電極側取付け治具を仮置き台のフリーベアリング上に仮置きできる。ワークを加工槽にセットして放電加工する際は、可動部を加工槽の槽壁側に回動させることにより、加工空間が確保できる。結果、加工槽の限られた空間でも、邪魔されることなく、大形電極の取付けと、大形ワークのセットと放電加工が可能になる。
また、仮置き台に仮置きされた電極を主軸に取付ける際、主軸が徐々に下方に移動すると、主軸側取付け治具のガイド手段の主軸側ガイド(例えばガイド孔、以後ガイド孔)に電極側取付け治具のガイド手段の電極側ガイド(例えばガイド軸、以後ガイド軸)の先端は当接して、ガイド軸はガイド孔から力を受ける。すると、フリーベアリングにより、電極側取付け治具と一体になった電極は移動し、ガイド孔がガイド軸に篏合する。また、主軸側取付け治具のクランク手段の主軸側クランプ(例えば凸側クランプ、以後凸側クランプ)は、電極側取付け治具のクランク手段の電極側クランプ(例えば凹側クランプ、以後凹側クランプ)とのクランプにより、電極は主軸に取付けられる。そして、電極を主軸に水平で所定位置に取付くように、事前にガイド手段とクランク手段を調整しておくことで、電極は水平出しの調整をすることなく、主軸の所定の位置に精度良く取付けできると共に作業時間が短縮できる。また、電極の水平出しの調整が不要なので、電極を主軸へ取付ける一連の作業の安全が確保できる。
また、請求項2に記載の発明では、フリーベアリングの球体の一部分は上板部材の上面又は下板部材の下面の少なくとも一方の面から突出しているので、電極に固定した電極側取付け治具の電極板は、主軸に固定した主軸側取付け治具対し僅かな力で平行に移動できる。これにより、ガイド孔がガイド軸の先端に当接すると、主軸の下方向移動と共に、ガイド軸はガイド孔にガイドされながらフリーベアリング上を略水平移動し、ガイド孔はガイド軸にスムーズに篏合され、クランプ手段によりクランプされて電極は主軸に取付けられる。従って、電極は水平出しの調整をすることなく、主軸の所定の位置に精度良く自動的に取付けできると共に作業時間が短縮できる。また、電極の水平出しの調整が不要なので、電極を主軸へ取付ける一連の作業の安全が確保できる。
また、請求項3に記載の発明では、フリーベアリングの球体は、電極板に接触する。即ち、球体の一部分は上板部材の上面と下板部材の下面の両面から突出する場合、球体が回転することで、フリーベアリングは仮置き台に対し移動でき、球体上に仮置きされた電極はフリーベアリングに対し移動できる。従って、仮置き台に対するフリーベアリングの移動量と、フリーベアリングに対する電極の移動量を足し合せた量は、電極板が主軸に対する移動量になる。結果、電極板が位置決めできる調整範囲は、球体の一部分が一面のみ突出する場合に比べ拡がる。
一方、球体の一部分が上板部材の上面だけから突出する場合、球体が回転することで、フリーベアリングは仮置き台に対し移動できず、球体上に仮置きされた電極はフリーベアリングに対し移動できる。従って、仮置き台の上面は、球体が転がらないので、球体の一部分が上板部材の上面と下板部材の下面の両面から突出する場合、及び、球体の一部分が下板部材の下面だけから突出する場合と比べ、仮置き台の上面の耐久性が向上する。
以下に本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1乃至4は、本発明の実施形態に係わる電極取付け装置を備えた放電加工機の電極取付けと、ワークをセットする一連の工程の状態を示す斜視図である。図1は、仮置き台の可動部が加工槽の槽壁側に位置し、加工槽の扉が開かれた状態を示す。図2は、電極側取付け治具を固定した電極がクレーン(図示せず)により、仮置き台の上方に搬送された状態を示す。図中、一点鎖線で示すワーク4は、図4に於いてテーブル11にセットされる。図3は、電極が仮置き台に仮置きされた状態を示す。図4は、ワークがテーブルにセットされ、電極が取付けられた主軸がワーク上方に移動された状態を示す。
図1乃至4に示すように、電極取付け装置2を備えた放電加工機1(以下、放電加工機)は、加工槽10と、主軸20と、取付け治具30の主軸側取付け治具31及び電極側取付け治具41(図2、3)と、仮置き台50を備える。電極取付け装置2は、取付け治具30と、仮置き台50とからなる。加工槽10は、
槽壁10aと、槽壁10bと、槽壁10cと、槽壁12と、底板13とから構成され、槽壁12は開閉できる。また、加工槽10は、主軸20(図3)に直交する平面のX方向に移動可能なテーブル11と、開閉可能な加工槽10の槽壁12とを配備する。電極3の主軸20への取付け時及びワーク4(図2、4)のテーブル11へのセット時は槽壁12が開かれ、加工槽10への加工液充填時及び放電加工時は槽壁12が閉じられる。
主軸20は、加工槽10の上方に配備され、主軸20に直交する平面のX方向、Y方向と、主軸20の軸のZ方向に移動可能である。そして、以下に述べる主軸側取付け治具31の主軸板32が、主軸20の下面に位置決めピン(図示せず)でX方向及びY方向の所定位置に位置決めされ、多数本のボルト(図示せず)で固定される。
取付け治具30は、大形の電極3を主軸20に安全、容易、且つ精度良く取付けるため、主軸20と電極3とに配備される。即ち、取付け治具30は、主軸20に固定される主軸側取付け治具31と、電極3に固定される電極側取付け治具41とからなる。
図5は、図3に於ける部分正面図で、主軸側取付け治具31を固定した主軸20と、電極側取付け治具41を固定した電極3を示す。図6は、主軸側取付け治具31の主軸板32をA方向(図5)から見た図である。
図5及び6に示すように、主軸側取付け治具31は、主軸20の下面に多数本のボルト(図示せず)で固定される主軸板32と、主軸板32に固定される4個のエアークランプ等のクランプ手段33の凸側クランプ33aと、主軸板32に設けた2個のガイド孔34を備える。
図7は、電極板42をB方向(図5)から見た図である。図5及び7に示すように、電極側取付け治具41は、電極板42と、電極板42に固定される4個のクランプ手段33の凹側クランプ33bと、電極板42のネジ孔に螺着される2本のガイド軸44を備える。電極板42は、電極3の上面に位置決めピン(図示せず)でX方向及びY方向の所定位置に位置決めされ、多数本のボルト(図示せず)で固定される。ガイド軸44は、ガイド孔34に挿入し篏合され、電極3を主軸20に取付ける際のガイドとなると共に、主軸20に対して電極板42のX及びY方向位置を精度良く位置決めするために設けられる。そしてガイド孔34(主軸側ガイド)とガイド軸44(電極側ガイド)とでガイド手段43が形成される。
クランプ手段33は、凸側クランプ33a(主軸側クランプ)と凹側クランプ33b(電極側クランプ)とが対となって構成され、凸側クランプ33aに凹側クランプ33bを挿入してエアーでクランプして電極3を主軸20に取付け固定する。そして、凸側クランプ33aと凹側クランプ33bおよびガイド孔34とガイド軸44は、電極3が水平で主軸20の所定位置に取付けられるように事前に調整され、主軸板32及び電極板42に固定される。従って、電極3はクランプ手段33により水平にクランプされる。
尚、主軸板32にクランプ手段33の凹側クランプ33bとガイド手段43のガイド軸44を設け、電極板42にクランプ手段33の凸側クランプ33aとガイド手段43のガイド孔34を設けても良い。
図8は仮置き台50の平面図、図9は仮置き台50の正面図である。図1、2及び図8、9に示すように、仮置き台50は、第1固定部51(台枠)、第2固定部52(台枠)と、可動部53(台枠)とから構成される。第1固定部51と第2固定部52は、加工槽10の角部側、即ち、それぞれ槽壁10a、10b側(図1)でテーブル11に複数本のボルト13で固定される。可動部53は、蝶番55(図8)が設けられ、90度回動できる。そして、仮置き台50が使用されない時には、可動部53は槽壁10b側に位置し、仮置き台50は略Lの字形状である(図1)。仮置き台50を使用する時は、図1の上から見て反時計方向90度回動され、略コの字形状になり(図2)、安全確保のため回動がロックされる。この状態に於いて、電極板42に固定された電極3は仮置き台50上に仮置きできる。また、第2固定部52と可動部53は、加工槽10の中央にワーク4(図4)がセットできるように第1固定部51より長さが短い。
第1固定部51、第2固定部52、可動部53のそれぞれの上面に断面がLの字形状の案内部材54がボルト14で固定され、電極板42は案内部材54にガイドされ、クレーン(図示せず)からスムーズに仮置き台50の上面に置かれ、これにより電極3が仮置き台50に仮置きされる。
図10は、第1フリーベアリング60(フリーベアリング)と、第2フリーベアリング70(フリーベアリング)の上面図である。第1フリーベアリング60は第1固定部51の上面に配備され、第2フリーベアリング70は第2固定部52と可動部53の上面に配備される。
図11及び図12は、図10のDD断面及びEE断面に於いて、仮置き台50の上面に固定された各フリーベアリング60と、フリーベアリング60の鋼球64上に仮置きされた電極板42と、固定部51を示す。図10乃至12に示すように、第1フリーベアリング60は、上板部材61と、下板部材65と、11個の鋼球64(球体)と、2本のカラー68とを備える。上板部材61は、鋼球64の直径より小さい直径の小孔62aと、鋼球67の直径より大きい直径の大孔62cと、小孔62aと大孔62cとを繋ぐテーパ孔62bを有する11個のテーパ段付き孔62が開口される。同じように、下板部材65は、鋼球64の直径より小さい直径の小孔66aと、鋼球64の直径より大きい直径の大孔66cと、小孔66aと大孔66cとを繋ぐテーパ孔66bを有する11個のテーパ段付き孔66が、上板部材61の長手方向の同じ位置に開口される。そして、テーパ段付き孔62と、テーパ段付き孔66に鋼球64が共有するように挿入され、上板部材61の下面61bが下板部材65の上面65aに重ね合わせられ12本の皿ネジ81で下板部材65のネジ孔に螺合される。この状態に於いて、11個の鋼球64は、上板部材61の上面61aと、下板部材65の下面65bから突出すると共に、スムーズに回転できる。
また、上板部材61に貫通孔63が2箇所に設けられ、上板部材61と同じ長手方向の下板部材65の位置に貫通孔67が設けられる。貫通孔63は貫通孔67の直径より大きく、貫通孔63と貫通孔67に段付き形状のカラー68が挿入される。カラー68の小径側の下端面は、板部材65の下面65bから突出し、仮置き台50の第1固定部51の上面に当接する。そして、カラー68の段付き孔68aに六角孔付きボルト82が挿入され、第1固定部51の上面に設けたネジ孔に螺着される。第1フリーベアリング60のEE断面も同じ構造になっている。第1フリーベアリング60は、長手方向両側に設けたカラー68を介在して2箇所が六角孔付きボルト82で第1固定部51に固定される。この状態に於いて、下板部材65の下面65bは、第1固定部51の上面から浮いた状態で固定されると共に、11個の鋼球64の下端は回転可能に第1固定部51の上面に接触している。そして、六角孔付きボルト82のヘッドの押え面と段付き孔68aの段面の間には、第1フリーベアリング60が移動できる僅かな隙間が設けられる。
第2フリーベアリング70は、上板部材71と、下板部材75と、11個の鋼球64(球体)と、2本のカラー68とを備え、第1フリーベアリング60と同じ構造である。図13及び図14は、図10のFF断面及びGG断面に於いて、仮置き台50の上面に固定された第2フリーベアリング70と、第2フリーベアリング70の鋼球64上に仮置きされた電極板42と、固定部52及び可動部53を示す。即ち、上板部材71の下面71bと下板部材75の上面75aとが9本の皿ネジ81で重ね合わされ、鋼球64が上板部材71のテーパ段付き孔72(小孔72aとテーパ孔72bと大孔72c)と下板部材75のテーパ段付き孔76(小孔76aとテーパ孔76bと大孔76c)との間に収納される。そして、鋼球64の一部分は上板部材71の上面71a及び下板部材75の下面75bから突出する。また、長手方向両側に設けた上板部材71の貫通孔73、下板部材75の貫通孔77にカラー68が挿入される。そしてカラー68の段付き孔68aに六角孔付きボルト82が挿入され、第2固定部52及び可動部53のそれぞれ2箇所に固定される。この状態に於いて、下板部材75の下面75bは、第2固定部52及び可動部53の上面から浮いた状態で固定されると共に、鋼球64の下端は下板部材75の下面75bから突出すると共に、第2固定部52及び回転可能な可動部53の上面に接触する。そして、六角孔付きボルト82のヘッドの押え面と段付き孔68aの段面の間には、第2フリーベアリング70が移動できる僅かな隙間が設けられる。
以上により、電極3が仮置き台50に仮置きされる状態では、電極板42の下面は、第1フリーベアリング60の11個の鋼球64の上端と、2組の第2フリーベアリング70の16個の鋼球64の上端に接触する。
また、各フリーベアリング60及び70の長手方向両側に設けた六角孔付きボルト82とカラー68の段付き孔68aの小径孔68bとの間には半径スキマC(例えば1mm)が設けられる(図11、12)。これにより、第1フリーベアリング60、第2フリーベアリング70は、各々の六角孔付きボルト82の中心軸に対しXY平面上で±1mm移動できる。
尚、第1フリーベアリング60、第1フリーベアリング70の鋼球64の一部は、上板部材71の上面71a及び下板部材75の下面75bから突出しているが、上面71a又は下板部材75の少なくとも一方の面から突出していれば良い。
また、上板部材61のテーパ段付き孔62、下板部材65のテーパ段付き孔66の形状は鋼球64がスムーズに回転でき、テーパ段付き孔62、66から離脱しない形状であれば良い。
次に、本発明の実施形態の作動と効果について説明する。仮置き台50の可動部53が槽壁10b側に位置する状態(図1)から、可動部53を仮置き可能な状態に図1の上から見て反時計方向に90度回動して、蝶番55をロックする。そして、電極側取付け治具41を取付けた電極3がクレーンのフック5に吊り縄6で吊り下げられ、放電加工機1の仮置き台50の上方中央へ自動的に搬送され、そこから下方向に移動して仮置き台50に電極3を仮置きする。この時、電極3に取付けた主軸側取付け治具31の電極板42の3つの側面が仮置き台50の台上に配備した6個の案内部材54によってガイドされる。そして、電極板42は第1固定部51に配備した第1フリーベアリング60の鋼球64上と、第2固定部52及び可動部53に配備した第2フリーベアリング70の鋼球64上に載せられる。次に、主軸側取付け治具31を取付けた主軸20は、仮置きされた電極3の電極側取付け治具41の上方中央に自動的に移動し、そこから徐々に下方向に移動する。すると、主軸板32に設けた2個のガイド孔34(図5、6)の内周面が、電極板42に配備したガイド軸44(図5、7)のテーパ部の先端が当接する。更に主軸20が下がると、ガイド軸44のテーパ部はガイド孔34の内周面の当接した箇所から力を受ける。この力が、順次、電極板42、電極3、鋼球64に伝達され、鋼球64が回転する。鋼球64の回転は、電極板42及び第1フリーベアリング60、第2フリーベアリング70とを移動させ、ガイド孔34がガイド軸44に挿入して篏合する。これにより、電極3は主軸20に直交する面上の所定位置、即ち、X方向及びY方向の所定位置に精度良く位置決めされる。この時、主軸20対する電極3の調整できる移動量は、半径クリアランの略2倍、即ち、鋼球64の移動量略C(例えば略1mm)と、第1フリーベアリング60又は第2フリーベアリング70の移動量C(例えば1mm)を足し合せた値略2C(例えば略2mm)である(鋼球64の中心軸が、テーパ段付き孔62及び72の中心軸上に有る場合)。
ガイド孔34がガイド軸44に挿入し篏合すると、主軸板32に配備した凸側クランプ33aは、電極板42に配備した凹側クランプ33bに挿入され、クランプされる。そして、電極3が水平を保ち主軸20の所定位置に取付くよう事前に調整され、凸側クランプ33aと凹側クランプ33b及びガイド軸44は、それぞれ主軸板32と電極板42に固定される。これにより電極3は、主軸20に取付けられると共に水平位置が精度良く確保される。
図4に示すように、電極3の主軸20への取付けが終了すると、蝶番55のロックが解除され、図3の上方から見て時計方向に可動部53を90度回動し、槽壁10b側に可動部53を移動させる。そして、ワーク4がクレーンでテーブル11の中央所定位置にセットされる。次に、槽壁12が閉じられ加工槽10に加工液が充填され、電極3が取付いた主軸20が、ワーク4の上方中央に移動し、放電加工が開始される。
以上によれば、電極側取付け手段41を設けた電極3が、クレーンで自動的に加工槽10の仮置き台50上に搬送されて仮置きされる。仮置き台50は第1固定部51と、第2固定部52と、可動部53とを有し、ワーク4を加工槽10にセットして放電加工する際は、加工空間を確保するために可動部を加工槽10の槽壁10b側に回動させ、そこに位置させる。電極3を主軸に取付ける際は、槽壁10b側に位置している可動部53を90度回動して、そして各固定部51、52、可動部53に電極3を仮置きする。結果、加工槽10の限られた空間でも、大形の電極3の取付けと、大形のワーク4のセットができ、放電加工が可能になる。
また、電極3には電極側取付け治具41が取付けられ、主軸20は主軸側取付け治具31が取付けられる。電極側取付け治具41を取付けた電極3は、クレーンで自動的に加工槽10の仮置き台50に搬送され、案内部材54をガイドにして仮置き台10に仮置きされる。そして、電極3を主軸20に取付ける際、主軸20が下方に移動し、第1フリーベアリング60と第2フリーベアリング70とにより主軸側取付け治具31のガイド孔34が移動して、ガイド孔34は極側取付け治具41のガイド軸44に挿入篏合される。そして、主軸側取付け治具31の凸側クランプ33aが電極側取付け治具41の凹側クランプ33bに挿入されエアーでクランプされる。これにより、電極3は、位置出し調整が不要になるので、安全が確保され、主軸20の所定位置に水平に短時間で精度良く取付けられる。
また、鋼球64の一部分は、上板部材61の上面61a又は下板部材65の下面65bの少なくとも一方の面から突出しているので、仮置き台50に仮置きされた電極3の電極側取付け治具41は、主軸20に固定した主軸側取付け治具31対し平行に移動できる。これにより、電極板42に固定したガイド軸44も、主軸板32に設けたガイド孔34にガイドされながら軸側取付け治具31対し平行に移動するので、主軸20が下方向に移動することにより、ガイド孔34はガイド軸44にスムーズに挿入し篏合される。そして、その後、クランプ手段33によりクランプされて電極3は、主軸20に取付けられる。結果、電極板は、位置出しの調整が不要なので、安全が確保され、主軸20の所定の位置に水平に短時間で精度良く取付けられる。
各フリーベアリング60、70の鋼球64は、電極板42に接触する。鋼球64の一部分は上板部材61の上面61aと下板部材65の下面65bの両面から突出する場合、仮置き台50に対する各フリーベアリング60、70の移動量と、各フリーベアリング60、70に対する電極3の移動量とを足し合せた量は、電極板42が主軸20に対する移動量になる。結果、電極板42が位置決めできる調整範囲は、鋼球64の一部分が一面のみ突出する場合に比べ拡がる。一方、鋼球64の一部分は上板部材61の上面61aだけから突出する場合、フリーベアリングは仮置き台50に対し移動できず、鋼球64上に仮置きされた電極3は各フリーベアリング60、70に対し移動できる。従って、仮置き台50の上面は、鋼球64が転がらないので、鋼球64の一部分が上板部材61の上面61aと下板部材65の下面65bの両面から突出する場合、及び、鋼球64の一部分が下板部材65の下面65bから突出する場合とに比べ、仮置き台50上面の耐久性が向上する。
また、鋼球64が仮置き台50の固定部51、52及び可動部53の台上を移動できる場合、この移動量は従来技術に比べ大幅に少ないので、固定部51、52及び可動部53の上面と鋼球64の耐久性は、従来技術に比べ高い。
また、電極3の主軸20への取付けは、加工槽10の槽壁12を開き、加工槽10に加工液がない状態で行われる。取付け治具30に加工液に混在するチップを巻き込むことはなく、電極セットの精度を確保できる。
仮置き台10の可動部53は、回動するが、並進移動でも良い。この場合、放電加工時時に於いて、可動部は第1固定部51側に位置し、電極取付け時は、図の可動部53の位置に位置する。
また、仮置き台10の可動部53は、1個配備されているが、1個以上であれば良く、いずれの場合も、大形の電極3及び大型のワーク4が、それぞれ主軸20及びテーブル11にセットでき、放電加工が出来る空間が確保できれば良い。
仮置き台の可動部が加工槽の槽壁側に位置し、加工槽の扉が開かれた状態を示す斜視図である。 電極が、仮置き台の上方に搬送された状態を示す斜視図である。 電極が仮置き台に仮置きされた状態を示す斜視図である。 電極を取付けた主軸がワークの上方に移動した状態を示す斜視図である。 図2に於ける部分正面拡大図である。 主軸側取付け治具をA方向(図5)から見た図である。 電極側取付け治具をB方向(図5)から見た図である。 仮置き台の平面図である。 仮置き台の正面図である 第1フリーベアリングと、第2フリーベアリングの上面図である。 図10のDD断面図である。 図10のEE断面図である。 図10のFF断面図である。 図10のGG断面図である。
符号の説明
1 放電加工機
3 電極
4 ワーク
10 加工槽
20 主軸
31 主軸側取付け治具
33 クランプ手段
33a 凸側クランプ(主軸側クランプ)
33b 凹側クランプ(電極側クランプ)
34 ガイド孔(主軸側ガイド)
41 電極側取付け治具
42 電極板
43 ガイド手段
44 ガイド軸(電極側ガイド)
50 仮置き台
51 第1固定部(台枠)
52 第2固定部(台枠)
53 可動部(台枠)
60、70 フリーベアリング
61、71 上板部材
61a、71a 上面
64 鋼球(球体)
65、75 下板部材
65b、75b 下面

Claims (3)

  1. 電極の間で放電加工されるワークをセットする加工槽と、
    前記電極を取付ける主軸と、
    前記主軸に設けられ、ガイド手段の主軸側ガイドとクランプ手段の主軸側クランプを配設した主軸側取付け治具と、
    前記電極に設けられ、前記主軸側ガイドに篏合する前記ガイド手段の電極側ガイドと、前記主軸側クランプとによりクランプする前記クランプ手段の電極側クランプを配設した電極側取付け治具と、
    前記加工槽に設けた複数の台枠を組合せて形成され、複数の前記台枠の少なくとも1つが回動でき、前記電極を前記主軸に取付ける際、前記電極側取付け手段を設けた前記電極を仮置きする仮置き台と、
    前記台枠に配備され、前記仮置き台に仮置きされた前記電極の位置を調整するフリーベアリングと、を備える、ことを特徴とする放電加工機。
  2. 前記フリーベアリングは、前記仮置き台の上面に対面する下板部材と前記電極に固定される前記電極側取付け治具の電極板に対面する上板部材とを備え、前記下板部材と前記上板部材との間に球体が設けられ、前記球体の一部分は前記上板部材の上面又は前記下板部材の下面の少なくとも一方の面から突出する、ことを特徴とする請求項1に記載の放電加工機。
  3. 前記フリーベアリングの前記球体は、前記電極板に接触する、ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の放電加工機。
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