JPH07185945A - 放電加工装置の加工位置決め機構 - Google Patents

放電加工装置の加工位置決め機構

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Publication number
JPH07185945A
JPH07185945A JP33644893A JP33644893A JPH07185945A JP H07185945 A JPH07185945 A JP H07185945A JP 33644893 A JP33644893 A JP 33644893A JP 33644893 A JP33644893 A JP 33644893A JP H07185945 A JPH07185945 A JP H07185945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
electrode
jig plate
electric discharge
discharge machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33644893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kirishima
洋行 桐島
Akinori Taoka
明範 田岡
Yoshiyuki Mori
祥行 森
Shinichiro Maruyama
伸一郎 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP33644893A priority Critical patent/JPH07185945A/ja
Publication of JPH07185945A publication Critical patent/JPH07185945A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 放電加工装置の機外で予め各治具板2・4に
対して位置決めしてワークWと電極Dとを取り付けてお
き、治具板2をワーク取付部1にセットすると共に、治
具板4を昇降自在のコラム3に取り付けるようにした。
この時、ワーク取付部1に山形状のブロック14a・1
4bを取り付け、治具板2の下面に設けたVブロックを
該ブロック14a・14bに係合させて治具板2の位置
決めを行なうようにした。また、治具板4についてもブ
ロック42a・42bを用いて同様に位置決めを行なう
ようにした。これにより各治具板2・4を介してワーク
Wと電極Dとの位置決めができる。 【効果】 ワークW及び電極Dを放電加工装置にセット
する際の位置決めを短時間で行なえるので放電加工装置
を停止させる時間が短くて済み、稼働率が低下しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電加工装置内におけ
るワークと電極との位置決めを行なう機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば放電加工装置を用いて金型を成形
する場合には、放電加工装置内にワークである金型をセ
ットすると共に、電極をその金型専用の総形の電極に取
り替える必要がある。このような場合、まず放電加工装
置内の所定の基準位置に対して電極の位置決めを行ない
ながら電極取付位置に電極を取り付け、続いて既に取り
付けた電極に対して位置調節を行ないながらワーク取付
位置に金型をセットし、電極と金型とが所定の相対位置
関係になるように位置決めしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の位置決め方
法では、放電加工装置内において手作業で位置決め作業
を行なわなければならないため、位置決め作業に多くの
時間を要し、また、位置決め作業中は放電加工装置を停
止させておかなければならないので、放電加工装置の稼
働率を低下させることになる。
【0004】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、放
電加工装置内にワーク及び電極をセットする際に短時間
で位置決めを行なうことができる放電加工装置の加工位
置決め機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、放電加工装置内のワーク取付位置にワーク
を位置決めすると共に電極取付位置に電極を位置決めす
る機構において、ワークを位置決めした状態で保持しワ
ーク取付位置に着脱自在なワーク治具板と、電極を位置
決めした状態で保持し電極取付位置に着脱自在な電極治
具板とを設けると共に、ワーク治具板をワーク取付位置
に位置決めするワーク位置決め手段と、電極治具板を電
極取付位置に位置決めする電極位置決め手段とを設けた
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】ワーク及び電極を各々ワーク治具板と電極治具
板とに位置決めしながら取り付ける作業は放電加工装置
の機外で行なえるので、その間放電加工装置を停止させ
る必要がない。そして、このようにワーク及び電極が各
々位置決めされた両治具板を放電加工装置内にセットす
る際には上記両位置決め手段により各治具板が両取付位
置の各々に位置決めされ、従って、各治具板を介してワ
ーク及び電極が各々の取付位置に対して位置決めされ
る。
【0007】
【実施例】図1を参照して、1は放電加工装置内に設け
られたワーク取付部であり、ワークWが機外でセットさ
れた治具板2が載置される。また、3は昇降自在のコラ
ムであり、同じく機外で電極Dがセットされた治具板4
がコラム3の下端に設けられた電極取付部であるフラン
ジ31の下面に取り付けられる。ところで、これら治具
板2・4にはワークW及び電極Dをセットする際の基準
が設けられており、各基準を基にワークW及び電極Dは
各治具板2・4の所定位置に取りつけられる。このよう
にワークW及び電極Dが各々取り付けられた治具板2・
4は、セット治具5に載置される。該セット治具5は上
下2段になっており、治具板2の両側に突出するフック
21がセット治具5の下段に設けられたエアシリンダ式
のジャッキ51上に載るように治具板2が載置されると
共に、治具板4の両側に突出するフック41が上段のフ
ォーク52に載るようにして治具板4が載置される。該
セット治具5はワーク取付部1の両側に設けられた前後
方向に長手のレール11に沿って放電加工装置内に進
み、位置決めブロック12により前後左右位置が調整さ
れるとジャッキ51により治具板2を降ろしワーク取付
位置1上に治具板2を載置する。また、この時コラム3
を下降させ、フランジ31の下面を治具板4の上面に当
接させ、フランジ31に設けられたトグル式のクランプ
32により治具板4をフランジ31にクランプして治具
板4をフランジ31に取り付ける。
【0008】ところで、ワーク取付位置1の上面には図
2に示すように、治具板2の上下方向の基準座になる3
個のプレート13が取り付けられている。中央のプレー
ト13には山形状のブロック14aが、その稜線が前後
方向に長手になるように取り付けられており、左右のプ
レート13には同じく山形状のブロック14bが、各稜
線が互いに左右方向に長手であって、かつ一致するよう
に取り付けられている。そして、上記のごとく治具板2
が載置されると、図3に示すように、治具板2の下面に
各ブロック14a・14bに対応して設けられたVブロ
ック22がブロック14a・14bに各々係合して治具
板2の水平方向の位置決めを行なう。そして、各プレー
ト13に設けられたクランプ用の切欠き15にクランパ
(図示せず)の下端を係合させて治具板2をワーク取付
部1にクランプする。このように治具板2が放電加工装
置内において位置決めされると、治具板2に対して位置
決めされているワークWは該治具板2を介して放電加工
装置内において位置決めされることになる。
【0009】一方、治具板4の上面には山形状のブロッ
ク42aが、その稜線が前後方向に長手になるように取
り付けられると共に、同じく山形状のブロック42b
が、各稜線が互いに左右方向に長手であって、互いに一
致するように取り付けられている。また、治具板4の上
面には上記クランプ32に対応して基準座43が取り付
けられている。そして、上記のごとくコラム3を下降さ
せると、図4に示すようにフランジ31の下面に設けた
Vブロック34が各ブロック42a・42bに係合して
治具板4の水平方向の位置決めが行なわれ、またフラン
ジ31の下面に設けられた基準座33と治具板4側の基
準座43とが当接して治具板4のコラム3に対する上下
方向の位置決めが行なわれる。ところで、基準座43に
は切欠き43aが設けられており、クランプ32の下端
に設けたクランプ爪32aが該切欠き42aに係合して
治具板4がフランジ31の下面に取り付けられる。この
ように、治具板4がコラム3に対して位置決めされる
と、治具板4に対して位置決めされている電極Dは治具
板4を介してコラム3に対する位置決めがされることに
なる。そして、該コラム3とワーク取付部1とは相対位
置が決まっているので、ワークWと電極Dとの相対位置
が一義的に決まることになる。
【0010】上記のごとく、ワークWと電極Dとを各治
具板2・4に対して予め機外にて位置決めしておけば、
放電加工装置に各治具板2・4を取り付けるだけでワー
クWと電極Dとの相対位置が決まり、かつ両治具板2・
4は簡単かつ短時間で放電加工装置内に取り付けること
ができる。
【0011】ところで、本実施例においては、ワークW
用の治具板2を、温度変化や経年変化による形状変化を
抑えるためFC材で形成し、電極D用の治具板4は軽量
化のためジュラルミンにより形成した。尚、上記実施例
では、電極DやワークWに対する配線及び噴流用の配管
についての説明を省略したが、通常の場合と同様にこれ
ら配線及び配管を行なうものであり、周知の各種ジョイ
ントを使用することにより、これら配線及び配管作業は
短時間で行なえる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、放電加工装置内にワーク及び電極を取り付ける際
に、ワーク及び電極の位置決めを短時間で行なえるの
で、放電加工装置の稼働率を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す図
【図2】 ワーク取付部の形状を示す平面図
【図3】 ワーク用の治具板の位置決めを行なう機構を
示すIII−III断面図
【図4】 電極用の治具板の位置決めを行なう機構を示
す部分断面図
【符号の説明】
1 電極取付部 2 (ワーク用の)治具板 3 コラム 4 (電極用の)治具板 W ワーク D 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 伸一郎 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電加工装置内のワーク取付位置にワー
    クを位置決めすると共に電極取付位置に電極を位置決め
    する機構において、ワークを位置決めした状態で保持し
    ワーク取付位置に着脱自在なワーク治具板と、電極を位
    置決めした状態で保持し電極取付位置に着脱自在な電極
    治具板とを設けると共に、ワーク治具板をワーク取付位
    置に位置決めするワーク位置決め手段と、電極治具板を
    電極取付位置に位置決めする電極位置決め手段とを設け
    たことを特徴とする放電加工装置の加工位置決め機構。
JP33644893A 1993-12-28 1993-12-28 放電加工装置の加工位置決め機構 Pending JPH07185945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33644893A JPH07185945A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 放電加工装置の加工位置決め機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33644893A JPH07185945A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 放電加工装置の加工位置決め機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07185945A true JPH07185945A (ja) 1995-07-25

Family

ID=18299244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33644893A Pending JPH07185945A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 放電加工装置の加工位置決め機構

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JP (1) JPH07185945A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010069586A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Aisin Seiki Co Ltd 放電加工機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010069586A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Aisin Seiki Co Ltd 放電加工機

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