JPH06344372A - 射出成形機 - Google Patents
射出成形機Info
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- JPH06344372A JPH06344372A JP16323893A JP16323893A JPH06344372A JP H06344372 A JPH06344372 A JP H06344372A JP 16323893 A JP16323893 A JP 16323893A JP 16323893 A JP16323893 A JP 16323893A JP H06344372 A JPH06344372 A JP H06344372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- injection
- flange plate
- mold clamping
- machine frame
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1761—Means for guiding movable mould supports or injection units on the machine base or frame; Machine bases or frames
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1761—Means for guiding movable mould supports or injection units on the machine base or frame; Machine bases or frames
- B29C2045/1765—Machine bases
- B29C2045/1767—Machine bases connecting means for machine base parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 別置き型の型締めユニットと射出ユニットが
連結装置で結合された射出成形機であって、連結装置に
よる両ユニットの結合作業を簡単にする。 【構成】 連結装置5がクランプ機構16と楔型ガイド
機構17とで構成される。クランプ機構16はさらに基
板20とフランジ板21を有するジョイントブロック1
8および脱着ボルト23で緊締されるクランパ19で構
成される。楔型ガイド機構17は傾斜ガイド面を備えた
雌型ガイドブロック24と雄型ガイドブロック25で構
成される。定位置に固定された型締めユニット2の一側
面にジョイントブロック18と雌型ガイドブロック24
が固定され、射出ユニットの取り付け側一側面に、クラ
ンパ19が配置されると共に雄型ガイドブロック25が
固定される。両ユニット2,3は楔型ガイド機構17に
よって案内され、フランジ板21をクランパ19で射出
ユニット3の側面に固定して結合される。
連結装置で結合された射出成形機であって、連結装置に
よる両ユニットの結合作業を簡単にする。 【構成】 連結装置5がクランプ機構16と楔型ガイド
機構17とで構成される。クランプ機構16はさらに基
板20とフランジ板21を有するジョイントブロック1
8および脱着ボルト23で緊締されるクランパ19で構
成される。楔型ガイド機構17は傾斜ガイド面を備えた
雌型ガイドブロック24と雄型ガイドブロック25で構
成される。定位置に固定された型締めユニット2の一側
面にジョイントブロック18と雌型ガイドブロック24
が固定され、射出ユニットの取り付け側一側面に、クラ
ンパ19が配置されると共に雄型ガイドブロック25が
固定される。両ユニット2,3は楔型ガイド機構17に
よって案内され、フランジ板21をクランパ19で射出
ユニット3の側面に固定して結合される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、型締めユニットと射
出ユニットが別置き型に構成され、両ユニットがこれら
に取り付けられた連結装置で結合される型の射出成形機
に関する。
出ユニットが別置き型に構成され、両ユニットがこれら
に取り付けられた連結装置で結合される型の射出成形機
に関する。
【0002】
【従来技術】図1のように、射出成形機1は型締めユニ
ット2と射出ユニット3で構成される。型締めユニット
2と射出ユニット3は通常、一つのベース4上に配置さ
れており、両ユニット2,3の位置関係は当初から正確
に固定されている。しかし、図2のように型締めユニッ
ト2と射出ユニット3が分離された別置き型の場合、両
ユニット2,3は連結装置5で正確に、いわゆる芯出し
をして確実に固定される必要がある。
ット2と射出ユニット3で構成される。型締めユニット
2と射出ユニット3は通常、一つのベース4上に配置さ
れており、両ユニット2,3の位置関係は当初から正確
に固定されている。しかし、図2のように型締めユニッ
ト2と射出ユニット3が分離された別置き型の場合、両
ユニット2,3は連結装置5で正確に、いわゆる芯出し
をして確実に固定される必要がある。
【0003】別置き型の射出成形機では型締めユニット
2が竪型で、射出ユニット3が横型の場合が多いが、こ
のような場合、竪型の型締めユニット2は図3のように
基本的にその4側面(通常、3側面)に射出ユニット3
を配置できるので、一つの型締めユニット2に射出ユニ
ット3を2基、3基と結合したり、あるいは、工場内レ
イアウトの都合に応じて型締めユニット2に対する射出
ユニット3の結合側面を変更できる等の利点がある。
2が竪型で、射出ユニット3が横型の場合が多いが、こ
のような場合、竪型の型締めユニット2は図3のように
基本的にその4側面(通常、3側面)に射出ユニット3
を配置できるので、一つの型締めユニット2に射出ユニ
ット3を2基、3基と結合したり、あるいは、工場内レ
イアウトの都合に応じて型締めユニット2に対する射出
ユニット3の結合側面を変更できる等の利点がある。
【0004】しかし、従来の連結装置5は、両ユニット
間に渡した複数枚の連結板をボルト締めで固定したり、
両ユニット2,3を複数のダブルナット付きターンバッ
クルで結合する程度であり、固定は確実に出来ても、上
下、左右および型締めユニット2に対する射出ユニット
3の傾き等、いわゆる芯出しが非常に困難であった。
間に渡した複数枚の連結板をボルト締めで固定したり、
両ユニット2,3を複数のダブルナット付きターンバッ
クルで結合する程度であり、固定は確実に出来ても、上
下、左右および型締めユニット2に対する射出ユニット
3の傾き等、いわゆる芯出しが非常に困難であった。
【0005】すなわち、射出ユニット3はそのベース部
分4に対して、射出ノズル6の先端を上下に調整できる
上下調整機構7(図2)を備えるものの、金型側のスプ
ルー8の軸線(スプルー軸線a)と射出ノズル6の軸線
(ノズルセンター軸線b)のズレ(b´)や両ユニット
2,3間の傾きなどノズルセンタラインの不整は連結装
置5を調整するしかない。この場合、通常、4か所の結
合部を操作して両ユニット2,3の位置関係を全体的に
調整しながら位置決めし、ついで確実に固定するのであ
るが、前記の様な連結装置であると、このような操作が
煩雑で、その調整に半日を費やすこともある。
分4に対して、射出ノズル6の先端を上下に調整できる
上下調整機構7(図2)を備えるものの、金型側のスプ
ルー8の軸線(スプルー軸線a)と射出ノズル6の軸線
(ノズルセンター軸線b)のズレ(b´)や両ユニット
2,3間の傾きなどノズルセンタラインの不整は連結装
置5を調整するしかない。この場合、通常、4か所の結
合部を操作して両ユニット2,3の位置関係を全体的に
調整しながら位置決めし、ついで確実に固定するのであ
るが、前記の様な連結装置であると、このような操作が
煩雑で、その調整に半日を費やすこともある。
【0006】また、このような連結装置5は、型締めユ
ニット2に対する射出ユニット3のノズルタッチ圧に十
分に耐える強度を備えている必要がある。なお、調整さ
れ芯出しの終了した射出成形機1では、前記のスプルー
軸線aとノズルセンター軸線bは同一線上に一致するの
で、これらの軸線を型締めユニットに設定された射出軸
線および射出ユニットに設定された射出軸線と呼ぶこと
にする。
ニット2に対する射出ユニット3のノズルタッチ圧に十
分に耐える強度を備えている必要がある。なお、調整さ
れ芯出しの終了した射出成形機1では、前記のスプルー
軸線aとノズルセンター軸線bは同一線上に一致するの
で、これらの軸線を型締めユニットに設定された射出軸
線および射出ユニットに設定された射出軸線と呼ぶこと
にする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、別置き型
の型締めユニットと射出ユニットが連結装置で結合され
た射出成形機であって、両ユニットの位置関係が全体的
に調整されながら、かつ、容易にいわゆる芯出しを行え
る連結装置で結合された射出成形機の提供を課題とす
る。
の型締めユニットと射出ユニットが連結装置で結合され
た射出成形機であって、両ユニットの位置関係が全体的
に調整されながら、かつ、容易にいわゆる芯出しを行え
る連結装置で結合された射出成形機の提供を課題とす
る。
【0008】
(1) 別置き型の型締めユニットと射出ユニットが連
結装置で結合された射出成形機に関する。連結装置はク
ランプ機構を備える。クランプ機構は、ジョイントブロ
ックとクランパから成る。ジョイントブロックは一方の
ユニットの機枠の側面に固定された基板と他方のユニッ
トの機枠の側面に当接される当接面を有するフランジ板
とを備え、フランジ板の当接面がこの型締めユニットに
設定された射出軸線に対しどの方向からも直交する面と
される。
結装置で結合された射出成形機に関する。連結装置はク
ランプ機構を備える。クランプ機構は、ジョイントブロ
ックとクランパから成る。ジョイントブロックは一方の
ユニットの機枠の側面に固定された基板と他方のユニッ
トの機枠の側面に当接される当接面を有するフランジ板
とを備え、フランジ板の当接面がこの型締めユニットに
設定された射出軸線に対しどの方向からも直交する面と
される。
【0009】クランパは前記他方のユニットの機枠の側
面で前記フランジ板が当接される個所の周辺に少なくと
も2個が緩緊自在な脱着ボルトで対向して取り付けられ
る。両ユニットは、前記他方のユニットの機枠の側面に
当接されたジョイントブロックのフランジ板がクランパ
の脱着ボルトが緊締されることにより、前記側面に圧接
されて結合される。
面で前記フランジ板が当接される個所の周辺に少なくと
も2個が緩緊自在な脱着ボルトで対向して取り付けられ
る。両ユニットは、前記他方のユニットの機枠の側面に
当接されたジョイントブロックのフランジ板がクランパ
の脱着ボルトが緊締されることにより、前記側面に圧接
されて結合される。
【0010】(2) 連結装置に楔型ガイド機構を備え
ることがある。楔形ガイド機構は、一方のユニットに固
定された雄型ガイドブロックと他方のユニットに固定さ
れた雌型ガイドブロックからなる。雌型ガイドブロック
に雄型ガイドブロックが当接され、ガイド終点を射出成
形機の平面視において型締めユニットに設定された射出
軸線と射出ユニットに設定された射出軸線が一致した位
置とされる。両ユニットは、クランプ機構と楔型ガイド
機構により両ユニットが結合される。
ることがある。楔形ガイド機構は、一方のユニットに固
定された雄型ガイドブロックと他方のユニットに固定さ
れた雌型ガイドブロックからなる。雌型ガイドブロック
に雄型ガイドブロックが当接され、ガイド終点を射出成
形機の平面視において型締めユニットに設定された射出
軸線と射出ユニットに設定された射出軸線が一致した位
置とされる。両ユニットは、クランプ機構と楔型ガイド
機構により両ユニットが結合される。
【0011】
【作用】ジョイントブロックのフランジ板における当接
面が、型締めユニットに設定された射出軸線に対しどの
方向からも直交する面とされた構成は、一方のユニット
に対する他方のユニットの前後位置・左右位置・上下位
置の三次元的な位置および姿勢の関係を左右と上下位置
の二次元的なものを残すだけに規定し、芯出しを容易に
する。クランプ機構は、一方のユニットに対する他方の
ユニットの位置を全体的に調整しながら確実に固定する
ことを可能とする。楔型ガイド機構は、一方のユニット
に対する他方のユニットの三次元的な位置関係を上下位
置と姿勢の位置関係を残すだけに規定し、芯出しを容易
にする。
面が、型締めユニットに設定された射出軸線に対しどの
方向からも直交する面とされた構成は、一方のユニット
に対する他方のユニットの前後位置・左右位置・上下位
置の三次元的な位置および姿勢の関係を左右と上下位置
の二次元的なものを残すだけに規定し、芯出しを容易に
する。クランプ機構は、一方のユニットに対する他方の
ユニットの位置を全体的に調整しながら確実に固定する
ことを可能とする。楔型ガイド機構は、一方のユニット
に対する他方のユニットの三次元的な位置関係を上下位
置と姿勢の位置関係を残すだけに規定し、芯出しを容易
にする。
【0012】
【実施例】図4は、1基の竪型型締めユニット2を中心
に2基の射出ユニット3が対向して結合された実施例で
あり、型締めユニット2と射出ユニット3は連結装置5
で結合されている。竪型型締めユニット2は機枠9の上
部が型締め部10とされこの部分に金型11が配置され
ている。型締めユニット2の機枠9は平面視において図
3の場合と同様に四角形で3側面に射出ユニット3を結
合することができる。
に2基の射出ユニット3が対向して結合された実施例で
あり、型締めユニット2と射出ユニット3は連結装置5
で結合されている。竪型型締めユニット2は機枠9の上
部が型締め部10とされこの部分に金型11が配置され
ている。型締めユニット2の機枠9は平面視において図
3の場合と同様に四角形で3側面に射出ユニット3を結
合することができる。
【0013】射出ユニット3は、機枠12上に射出機構
13が型締めユニット2に対して、前後(図では左右)
に移動可能とされており、型締めユニット2と対面する
側に先端に射出ノズル6を備えた射出シリンダー14が
装着されている。符号15は、表示装置を備えた手動入
力装置である。この実施例において連結装置5は、クラ
ンプ機構16と楔型ガイド機構17を備える。
13が型締めユニット2に対して、前後(図では左右)
に移動可能とされており、型締めユニット2と対面する
側に先端に射出ノズル6を備えた射出シリンダー14が
装着されている。符号15は、表示装置を備えた手動入
力装置である。この実施例において連結装置5は、クラ
ンプ機構16と楔型ガイド機構17を備える。
【0014】クランプ機構16はジョイントブロック1
8とクランパ19から成る。ジョイントブロック18
は、基板20とフランジ板21がH形状に一体成形され
た頑丈な鋼製品である。基板20は型締めユニット2
(一方のユニット)の機枠9における側面にボルトなど
で固定され、フランジ板21は射出ユニット3(他方の
ユニット)の機枠12における側面に当接される当接面
22を有する。当接面22は、図6のように十分に広い
面積を有し、かつ、この面は型締めユニット2に設定さ
れた射出軸線(a)に対し上下左右のどの方向から見て
も直交する面とされている。
8とクランパ19から成る。ジョイントブロック18
は、基板20とフランジ板21がH形状に一体成形され
た頑丈な鋼製品である。基板20は型締めユニット2
(一方のユニット)の機枠9における側面にボルトなど
で固定され、フランジ板21は射出ユニット3(他方の
ユニット)の機枠12における側面に当接される当接面
22を有する。当接面22は、図6のように十分に広い
面積を有し、かつ、この面は型締めユニット2に設定さ
れた射出軸線(a)に対し上下左右のどの方向から見て
も直交する面とされている。
【0015】クランパ19は、射出ユニット3における
機枠12の側面であって、前記フランジ板21が当接さ
れる個所周辺に、一個のジョイントブロック18に対し
少なくとも2個が緩緊自在な脱着ボルト23で対向して
配置されている。図5において符号19aはレベリング
ブロックである。射出ユニット3におけるフランジ板2
1が当接される個所は、フランジ板21の当接面22に
対応して平面とされ、この平面は前記の当接面22と同
様に射出ユニット3に設定された射出軸線(b)に対し
上下左右のどの方向から見ても直交する面とされてい
る。
機枠12の側面であって、前記フランジ板21が当接さ
れる個所周辺に、一個のジョイントブロック18に対し
少なくとも2個が緩緊自在な脱着ボルト23で対向して
配置されている。図5において符号19aはレベリング
ブロックである。射出ユニット3におけるフランジ板2
1が当接される個所は、フランジ板21の当接面22に
対応して平面とされ、この平面は前記の当接面22と同
様に射出ユニット3に設定された射出軸線(b)に対し
上下左右のどの方向から見ても直交する面とされてい
る。
【0016】楔形ガイド機構17は、型締めユニット2
の側面に固定された2個の内向きガイドブロックからな
る雌型ガイドブロック24と、射出ユニット3(他方の
ユニット)に固定された2個の外向きガイドブロックか
らなる雄型ガイドブロック25(図7、図8)とで構成
され、雌型ガイドブロック24に雄型ガイドブロック2
5が当接される。これらのガイドブロック24,25
は、鋼製品で先端部が相互に対応する傾斜ガイド面とさ
れ、単独では図のように、ちょうど楔形を呈する。
の側面に固定された2個の内向きガイドブロックからな
る雌型ガイドブロック24と、射出ユニット3(他方の
ユニット)に固定された2個の外向きガイドブロックか
らなる雄型ガイドブロック25(図7、図8)とで構成
され、雌型ガイドブロック24に雄型ガイドブロック2
5が当接される。これらのガイドブロック24,25
は、鋼製品で先端部が相互に対応する傾斜ガイド面とさ
れ、単独では図のように、ちょうど楔形を呈する。
【0017】また、左右の雌型ガイドブロック24にお
ける傾斜ガイド面の延長線は、平面視において型締めユ
ニット2に設定された射出軸線(a)に収斂し、同様に
左右の雄型ガイドブロック25における傾斜ガイド面の
延長線は射出ユニット3に設定された射出軸線(b)に
収斂する。図4において、符号26はレベラーで射出ユ
ニット3の機枠12の底部4個所に取り付けられてお
り、機枠12の上下位置および水平を調整することが出
来る。
ける傾斜ガイド面の延長線は、平面視において型締めユ
ニット2に設定された射出軸線(a)に収斂し、同様に
左右の雄型ガイドブロック25における傾斜ガイド面の
延長線は射出ユニット3に設定された射出軸線(b)に
収斂する。図4において、符号26はレベラーで射出ユ
ニット3の機枠12の底部4個所に取り付けられてお
り、機枠12の上下位置および水平を調整することが出
来る。
【0018】型締めユニット2と射出ユニット3は次ぎ
のように結合される。すでに定置されている型締めユニ
ット2に対し、自走リフトなどに載せられて射出ユニッ
ト3が近ずけられ、型締めユニット2における2個の雌
型ガイドブロック24の間に、射出ユニット3における
2個の雄型ガイドブロック25が進入する。やがて両ガ
イドブロック24,25の傾斜ガイド面どうしが接触し
て、射出ユニット3はその設定された射出軸線(b)が
型締めユニット2に設定された射出軸線(a)と一致す
るように案内される(図8)。
のように結合される。すでに定置されている型締めユニ
ット2に対し、自走リフトなどに載せられて射出ユニッ
ト3が近ずけられ、型締めユニット2における2個の雌
型ガイドブロック24の間に、射出ユニット3における
2個の雄型ガイドブロック25が進入する。やがて両ガ
イドブロック24,25の傾斜ガイド面どうしが接触し
て、射出ユニット3はその設定された射出軸線(b)が
型締めユニット2に設定された射出軸線(a)と一致す
るように案内される(図8)。
【0019】そして、型締めユニット2に対する射出ユ
ニット3の前進が不能となるガイド終点において、射出
成形機1の平面視において型締めユニット2に設定され
た射出軸線(a)と射出ユニット3に設定された射出軸
線(b)がほぼ一致する。このとき、射出ユニット3の
取り付け側側面は、型締めユニット2側に固定された4
個のジョイントブロック18のフランジ板21に当接す
る。これにより、確定的ではないにしろ、型締めユニッ
ト2に対する射出ユニット3の三次元的な位置関係が、
上下位置と姿勢の位置関係を残すだけに規定される。
ニット3の前進が不能となるガイド終点において、射出
成形機1の平面視において型締めユニット2に設定され
た射出軸線(a)と射出ユニット3に設定された射出軸
線(b)がほぼ一致する。このとき、射出ユニット3の
取り付け側側面は、型締めユニット2側に固定された4
個のジョイントブロック18のフランジ板21に当接す
る。これにより、確定的ではないにしろ、型締めユニッ
ト2に対する射出ユニット3の三次元的な位置関係が、
上下位置と姿勢の位置関係を残すだけに規定される。
【0020】そこで、どのフランジ板21の当接面22
も射出ユニット3の側面と平面で接触するように射出ユ
ニット3の姿勢をおおよそ調整し、かつ、射出ユニット
3の機枠12の底部に装着されたレベラー26で上下位
置を調整して決定する。ついで、各クランパ19をフラ
ンジ板21の周縁に係合すると共に脱着ボルト23を締
め付ける。これにより、フランジ板21の当接面22は
射出ユニット3の側面に圧接されて密着し、型締めユニ
ット2に対する射出ユニット3の上下位置、左右位置、
前後位置および姿勢が決定され、固定される。型締めユ
ニット2に設定された射出軸線(a)と射出ユニット3
に設定された射出軸線(b)は一直線上で一致する。
も射出ユニット3の側面と平面で接触するように射出ユ
ニット3の姿勢をおおよそ調整し、かつ、射出ユニット
3の機枠12の底部に装着されたレベラー26で上下位
置を調整して決定する。ついで、各クランパ19をフラ
ンジ板21の周縁に係合すると共に脱着ボルト23を締
め付ける。これにより、フランジ板21の当接面22は
射出ユニット3の側面に圧接されて密着し、型締めユニ
ット2に対する射出ユニット3の上下位置、左右位置、
前後位置および姿勢が決定され、固定される。型締めユ
ニット2に設定された射出軸線(a)と射出ユニット3
に設定された射出軸線(b)は一直線上で一致する。
【0021】フランジ板21の当接面22は平面で射出
ユニット3の機枠12における取り付け側面に密着する
ので、型締めユニット2に対する射出ユニット3の前後
位置はもちろん、型締めユニット2に設定された射出軸
線(a)に対する射出ユニット3に設定された射出軸線
(b)の傾き等、残された姿勢も一挙に矯正される。フ
ランジ板21に対するクランパ19の機能は、金型をプ
ラテンの取り付け面に装着固定する際のクランプ機構と
同様である。
ユニット3の機枠12における取り付け側面に密着する
ので、型締めユニット2に対する射出ユニット3の前後
位置はもちろん、型締めユニット2に設定された射出軸
線(a)に対する射出ユニット3に設定された射出軸線
(b)の傾き等、残された姿勢も一挙に矯正される。フ
ランジ板21に対するクランパ19の機能は、金型をプ
ラテンの取り付け面に装着固定する際のクランプ機構と
同様である。
【0022】このように、型締めユニット2に射出ユニ
ット3を移動させて接触させ、クランパ19の脱着ボル
ト23を緊締するだけの操作で、両ユニットを芯出しし
て確実に固定することが出来る。なお、ノズル先端を金
型のスプルー孔にさらに正確に一致させる等の微調整は
従来どおり、射出ユニット側に備えた上下調整機構7な
どを利用して行う。
ット3を移動させて接触させ、クランパ19の脱着ボル
ト23を緊締するだけの操作で、両ユニットを芯出しし
て確実に固定することが出来る。なお、ノズル先端を金
型のスプルー孔にさらに正確に一致させる等の微調整は
従来どおり、射出ユニット側に備えた上下調整機構7な
どを利用して行う。
【0023】以上は実施例であり、本発明は、図示した
具体的構成に限定されない。クランパ19を型締めユニ
ット2の側とし、ジョイントブロックを射出ユニット3
の側として配置することもできる。雌型ガイドブロック
24と雄型ガイドブロック25の配置に関しても同様で
ある。型締めユニット2の一側面に対して一基の射出ユ
ニット3が結合される構成に付いて説明したが、他の3
側面に結合する場合も同様である。また、連結装置5
は、楔型ガイド機構17を備えずとも、両ユニット2,
3の三次元的な位置関係を二次元的なものを残すまでに
規定するので、両ユニット間の芯出し作業は容易とな
る。
具体的構成に限定されない。クランパ19を型締めユニ
ット2の側とし、ジョイントブロックを射出ユニット3
の側として配置することもできる。雌型ガイドブロック
24と雄型ガイドブロック25の配置に関しても同様で
ある。型締めユニット2の一側面に対して一基の射出ユ
ニット3が結合される構成に付いて説明したが、他の3
側面に結合する場合も同様である。また、連結装置5
は、楔型ガイド機構17を備えずとも、両ユニット2,
3の三次元的な位置関係を二次元的なものを残すまでに
規定するので、両ユニット間の芯出し作業は容易とな
る。
【0024】
【発明の効果】別置き型の型締めユニットと射出ユニッ
トを連結装置で結合した射出成形機に関し、両ユニット
の結合作業を簡単に行える。連結装置の剛性が高く、ノ
ズルタッチ力に耐えることができる。
トを連結装置で結合した射出成形機に関し、両ユニット
の結合作業を簡単に行える。連結装置の剛性が高く、ノ
ズルタッチ力に耐えることができる。
【図1】概略的に示す従来例の正面図(一体横型)。
【図2】概略的に示す従来例の正面図(別置き型)。
【図3】別置き型の配置を示す平面図。
【図4】別置き型射出成形機の正面図(実施例)。
【図5】連結装置の正面図。
【図6】連結装置の側面図。
【図7】ガイドブロックの斜視図。
【図8】ガイドブロックによる案内状態を示す平面図。
1 射出成形機 2 型締めユニット 3 射出ユニット 4 ベース 5 連結装置 6 射出ノズル 7 上下調節機構 8 スプルー 9 型締めユニット機枠 10 型締め部 11 金型 12 射出ユニット機
枠 13 射出機構 14 射出シリンダー 15 手動入力装置 16 クランプ機構 17 楔型ガイド機構 18 ジョイントブロ
ック 19 クランパ 19a レベリングブ
ロック 20 基板 21 フランジ板 22 当接面 23 脱着ボルト 24 雌型ガイドブロック 25 雄型ガイドブロ
ック 26 レベラー
枠 13 射出機構 14 射出シリンダー 15 手動入力装置 16 クランプ機構 17 楔型ガイド機構 18 ジョイントブロ
ック 19 クランパ 19a レベリングブ
ロック 20 基板 21 フランジ板 22 当接面 23 脱着ボルト 24 雌型ガイドブロック 25 雄型ガイドブロ
ック 26 レベラー
Claims (2)
- 【請求項1】 別置き型の型締めユニットと射出ユニッ
トが連結装置で結合された射出成形機であって、連結装
置はジョイントブロックとクランパから成るクランプ機
構を備え、ジョイントブロックは一方のユニットの機枠
の側面に複数が固定され、それぞれ基板と他方のユニッ
トの機枠の側面に当接される当接面を有するフランジ板
とを備え、フランジ板の当接面が型締めユニットに設定
された射出軸線に対し上下左右のどの方向から見ても直
交する面とされており、クランパは前記他方のユニット
の機枠の側面で前記フランジ板が当接される個所の周辺
に一つのジョイントブロックに対し少なくとも2個が緩
緊自在な脱着ボルトで対向して取り付けられており、両
ユニットはクランパの脱着ボルトが緊締されることによ
り、前記他方のユニットの機枠の側面に当接されたジョ
イントブロックのフランジ板が該側面に当接面を圧接さ
れて結合されていることを特徴とした射出成形機。 - 【請求項2】 別置き型の型締めユニットと射出ユニッ
トが連結装置で結合された射出成形機であって、連結装
置がクランプ機構と楔型ガイド機構を備え、クランプ機
構はジョイントブロックとクランパから成り、ジョイン
トブロックは一方のユニットの機枠の側面に複数が固定
され、それぞれ基板と他方のユニットの機枠の側面に当
接される当接面を有するフランジ板とを備え、フランジ
板の当接面が型締めユニットに設定された射出軸線に対
し上下左右のどの方向から見ても直交する面とされてお
り、また、クランパは前記他方のユニットの機枠の側面
で前記フランジ板が当接される個所周辺に一つのジョイ
ントブロックに対し少なくとも2個が緩緊自在な脱着ボ
ルトで対向して取り付けられており、両ユニットはクラ
ンパの脱着ボルトが緊締されて前記他方のユニットの機
枠の側面に当接されたフランジ板が該側面に当接面を圧
接されており、楔形ガイド機構は、一方のユニットに固
定された雄型ガイドブロックと他方のユニットに固定さ
れた雌型ガイドブロックからなり、雌型ガイドブロック
に雄型ガイドブロックが当接され、ガイド終点を射出成
形機の平面視において型締めユニットに設定された射出
軸線と射出ユニットに設定された射出軸線が一致した位
置とされており、クランプ機構と楔型ガイド機構により
両ユニットが結合されていることを特徴とした射出成形
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16323893A JPH06344372A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16323893A JPH06344372A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 射出成形機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06344372A true JPH06344372A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15769971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16323893A Pending JPH06344372A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 射出成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06344372A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001028749A1 (de) * | 1999-10-16 | 2001-04-26 | Karl Hehl | Spritzgiessmaschine mit einem maschinenfuss |
CN105856498A (zh) * | 2016-05-27 | 2016-08-17 | 宁波海天精工股份有限公司 | 一种注塑机合模机构装配用自动穿杆系统 |
CN110561688A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-12-13 | 代艳 | 一种pvc管注塑设备 |
JP2020104464A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 住友重機械工業株式会社 | 射出成形機の組立方法、および射出成形機 |
US11167460B2 (en) | 2016-06-08 | 2021-11-09 | Niigon Machines Ltd. | Injection molding machine with rotary apparatus |
-
1993
- 1993-06-07 JP JP16323893A patent/JPH06344372A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001028749A1 (de) * | 1999-10-16 | 2001-04-26 | Karl Hehl | Spritzgiessmaschine mit einem maschinenfuss |
US6666674B1 (en) | 1999-10-16 | 2003-12-23 | Karl Hehl | Injection moulding machine with a machine base |
CN105856498A (zh) * | 2016-05-27 | 2016-08-17 | 宁波海天精工股份有限公司 | 一种注塑机合模机构装配用自动穿杆系统 |
CN105856498B (zh) * | 2016-05-27 | 2018-01-05 | 宁波海天精工股份有限公司 | 一种注塑机合模机构装配用自动穿杆系统 |
US11167460B2 (en) | 2016-06-08 | 2021-11-09 | Niigon Machines Ltd. | Injection molding machine with rotary apparatus |
JP2020104464A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 住友重機械工業株式会社 | 射出成形機の組立方法、および射出成形機 |
CN110561688A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-12-13 | 代艳 | 一种pvc管注塑设备 |
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