JPH09253941A - 放電加工機用電極取付装置 - Google Patents

放電加工機用電極取付装置

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JPH09253941A
JPH09253941A JP9192796A JP9192796A JPH09253941A JP H09253941 A JPH09253941 A JP H09253941A JP 9192796 A JP9192796 A JP 9192796A JP 9192796 A JP9192796 A JP 9192796A JP H09253941 A JPH09253941 A JP H09253941A
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slid
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敏久 三瓶
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極の交換および取り付けを容易にして所要
時間を短縮すること。 【解決手段】 加工物1と電極2との間の放電により加
工を行う放電加工機3において、スライド方向前後の2
つの機構41、42に分割され、前記放電加工機3のヘ
ッド31側に前記電極2の上部21を係止してスライド
させるスライド機構4を配設した放電加工機用電極取付
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工物と電極との
間の放電により加工を行う放電加工機において、該放電
加工機のヘッド側に電極の上部を係止してスライドさせ
るスライド機構を配設して、前記電極の交換および取り
付け時間を短縮する放電加工機用電極取付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の放電加工機における電極の交換お
よび取り付けは、図6に示されるように前記電極Dを、
クレーンCで吊り下げて放電加工機FのヘッドH側に移
動させ、締め付け固定するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の放電加工機
における前記電極Dの締め付け固定は、クレーンCで吊
り下げた状態において行われ、しかも締付方向がヘッド
H側になるため、作業性が悪いとともに、加工物Wとの
基準合わせのための電極の平行出しが必要であり、段取
り工数が大であるという問題があった。
【0004】また、放電加工機のヘッドH側への締付方
向が、前記クレーンCによる吊り下げ状態においては、
前記ヘッドH側の上方向となり、作業性を害するととも
に、取付け方法が締付ボルトのみであり、前記電極の基
準である平行面を設定することが出来ないという問題が
あった。
【0005】そこで本発明者は、加工物と電極との間の
放電により加工を行う放電加工機において、スライド機
構により該放電加工機のヘッド側に電極の上部を係止し
てスライドさせるという本発明の技術的思想に着眼し、
さらに研究開発を重ねた結果、前記電極の交換および取
り付けを容易にして所要時間を短縮するという目的を達
成する本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の放電加工機用電極取付装置は、加工物と
電極との間の放電により加工を行う放電加工機におい
て、該放電加工機のヘッド側に電極の上部を係止してス
ライドさせるスライド機構を配設したものである。
【0007】本発明(請求項2に記載の第2発明)の放
電加工機用電極取付装置は、前記第1発明において、ス
ライドされた前記電極を前記ヘッドに位置決めするとと
もに締め付け固定装置を備えているものである。
【0008】本発明(請求項3に記載の第3発明)の放
電加工機用電極取付装置は、前記第2発明において、前
記固定装置が、締め付けることにより芯出しを行うこと
ができる芯出し機構を備え、前記電極の基準面を設定す
る基準面設定機構を構成するものである。
【0009】本発明(請求項4に記載の第4発明)の放
電加工機用電極取付装置は、前記第1発明において、前
記スライド機構が、複数のローラを備え、ローラのころ
がりにより前記電極をスライドさせる構成より成るもの
である。
【0010】本発明(請求項5に記載の第5発明)の放
電加工機用電極取付装置は、前記第3発明において、前
記スライド機構が、スライド方向前後の2つの機構に分
割され、一方の機構は揺動可能に支持され、電極の揺動
を可能にする構成にしたものである。
【0011】(作用)上記構成より成る第1発明の放電
加工機用電極取付装置は、加工物と電極との間の放電に
より加工を行う放電加工機において、前記スライド機構
により該放電加工機のヘッド側に前記電極の上部を係止
してスライドさせるものである。
【0012】上記構成より成る第2発明の放電加工機用
電極取付装置は、加工物と電極との間の放電により加工
を行う放電加工機において、前記スライド機構により該
放電加工機のヘッド側に前記電極の上部を係止してスラ
イドさせ、前記固定装置がスライドされた前記電極を前
記ヘッドに位置決めするとともに、締め付けるものであ
る。
【0013】上記構成より成る第3発明の放電加工機用
電極取付装置は、加工物と電極との間の放電により加工
を行う放電加工機において、前記スライド機構により該
放電加工機のヘッド側に前記電極の上部を係止してスラ
イドさせ、前記固定装置がスライドされた前記電極を前
記ヘッドに位置決めして締め付けるとともに、前記基準
面設定機構を構成する前記芯出し機構が締め付けること
により芯出しを行うことにより、前記電極の基準面を設
定するものである。
【0014】上記構成より成る第4発明の放電加工機用
電極取付装置は、加工物と電極との間の放電により加工
を行う放電加工機において、前記複数のローラを備え、
ローラのころがりにより前記電極をスライドさせる前記
スライド機構により、該放電加工機のヘッド側に前記電
極の上部を係止してスライドさせるものである。
【0015】上記構成より成る第5発明の放電加工機用
電極取付装置は、加工物と電極との間の放電により加工
を行う放電加工機において、前記スライド機構により該
放電加工機のヘッド側に前記電極の上部を係止してスラ
イドさせ、前記固定装置がスライドされた前記電極を前
記ヘッドに位置決めして締め付け、前記基準面設定機構
を構成する前記芯出し機構が締め付けに伴い芯出しを行
うことにより、前記電極の基準面を設定するるととも
に、スライド方向前後の2つの機構に分割され、揺動可
能に支持された前記スライド機構の一方の機構が、前記
電極の揺動を可能にするので、加工中の該電極の仕上げ
作業を可能にするものである。
【0016】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明の放電加工機
用電極取付装置は、前記スライド機構により該放電加工
機のヘッド側に前記電極の上部を係止してスライドさせ
るので、前記電極の交換および取り付けを容易にすると
ともに、所要時間を短縮するという効果を奏する。
【0017】上記作用を奏する第2発明の放電加工機用
電極取付装置は、前記第1発明の効果に加え、前記固定
装置がスライドされた前記電極を前記ヘッドに位置決め
するとともに、締め付けるので、前記電極の位置決めお
よび固定を可能にするという効果を奏する。
【0018】上記作用を奏する第3発明の放電加工機用
電極取付装置は、前記第2発明の効果に加え、前記基準
面設定機構を構成する前記芯出し機構が締め付けること
により芯出しを行うことによって、前記電極の基準面の
設定を可能にするという効果を奏する。
【0019】上記作用を奏する第4発明の放電加工機用
電極取付装置は、前記第3発明の効果に加え、前記スラ
イド機構の前記複数のローラのころがりにより、前記電
極をスライドさせることによって、該放電加工機のヘッ
ド側に前記電極の上部を係止してスライドさせるので、
前記電極のスライドを一層容易にするという効果を奏す
る。
【0020】上記作用を奏する第5発明の放電加工機用
電極取付装置は、前記第3発明の効果に加え、スライド
方向前後の2つの機構に分割され、揺動可能に支持され
た前記スライド機構の一方の機構が、前記電極の揺動を
可能にするので、加工中の該電極の仕上げ作業を可能に
するという効果を奏する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0022】(第1実施形態)本第1実施形態の放電加
工機用電極取付装置は、図1ないし図4に示すように加
工物1と電極2との間の放電により加工を行う放電加工
機3において、スライド方向前後の2つの機構41、4
2に分割され、前記放電加工機3のヘッド31側に前記
電極2の上部21を係止してスライドさせるスライド機
構4を配設したものである。
【0023】前記放電加工機3の前記ヘッド31の下部
には、治具本体50がボルトにより固着され、該治具本
体50の下部には前記スライド機構4が配設されるとと
もに、一端にストッパ513が配設された固定の第1部
分511と揺動可能な第2部分512とから成るガイド
プレートを構成する第1の取付治具51が螺着されてい
る。
【0024】前記スライド機構4は、図1および図2に
示されるように前記第1の取付治具51の前記第1部分
511および前記第2部分512にそれぞれ配設された
スライド方向前後の2つに分割されたスライド機構4
1、42が、複数のローラ43を備えカムフロア44よ
り成り、各ローラ43のころがりにより前記電極2をス
ライドさせる構成より成るものである。
【0025】前記カムフロア44は、図1および図2に
示されるように一端が前記放電加工機3の前記ヘッド3
1の下部に固着された前記第1の取付治具51の垂直壁
面に螺着され水平に複数配設された軸431と、該軸4
31の他端にベアリング(図示せず)を介して回転可能
に突出して配設された前記各ローラ43とから成るもの
である。
【0026】前記電極2は、図1および図2に示される
ように上部に標準ベース20が固着され、該標準ベース
20の上部に第2の取付治具52が固着され、該第2の
取付治具52の一部に水平突出部521が形成され、前
記第1の取付治具51に列設された前記カムフロア44
の前記各ローラ43の上面に載置され、水平横方向のス
ライドを可能にするものである。
【0027】前記スライド機構4は、図2に示されるよ
うにスライド方向前後に2つに分割された一方の機構4
2が揺動可能に支持され、前記電極2の揺動を可能にす
る構成にされている。
【0028】すなわち、図1および図4に示されるよう
に前記一方のスライド機構42を構成するカムフロアの
スライド方向の中央上部の係合部54が、前記放電加工
機3の前記ヘッド31の下部に固着された前記第1の取
付治具51の一端に配設された揺動機構の蝶番としての
ピン53に対して、揺動可能に係合して、水平状態から
垂直状態へ90度揺動し得るものであり、係止部材55
によって揺動した電極2が係止される構成より成る。
【0029】前記一方のスライド機構42は、図1およ
び図3に示されるように半分が突出して形成されている
ので、クレーンCで吊り上げられ運ばれてきた前記電極
2の端部を載置して、前記クレーンCによる吊り上げ状
態を解除して前記カムフロアによって図中左方にスライ
ドさせ得る構成より成る。
【0030】さらにスライドされた前記電極2の前記ヘ
ッド31への位置決めをするとともに締め付けを行う固
定装置6は、図1に示されるように前記第1および第2
の取付治具51および52の間に介挿されたノックピン
61および締付ボルト62によって行われる。
【0031】基準面設定機構7は、前記電極2の上部の
標準ベース20に固着された第2の取付治具52の4隅
に相当する位置の前記取付治具本体50および第2の取
付治具51および52を貫通して形成された孔部に介挿
されたボールロック70によって構成される。
【0032】前記ボールロック70は、下端内周壁にテ
ーパ74部が形成されたブッシュ71と、該ブッシュ7
1内に介挿され下端外周部に3個のボール73が配設さ
れ回転されると下端が上方に移動し、該ボール73が前
記テーパ部74に係合して締め付けるT字状断面の部材
72とから成る。
【0033】前記ボールロック70は、前記T字状部材
72のボール73が前記テーパ部74に係合して締め付
けることにより、芯出しを行うので、芯出し機構を構成
し、前記電極2の基準面を設定し、平行出しを可能にす
る構成より成るものである。
【0034】上記構成より成る第1実施形態の放電加工
機用電極取付装置は、図1および図3に示されるように
前記クレーンCで吊り上げられ運ばれてきた前記電極2
の端部を、半分が突出して形成されている前記一方のス
ライド機構42の突出しているカムフロア44上に載置
して、該カムフロア44によって水平横方向にスライド
させるものである。
【0035】前記スライド機構4は、図2に示されるよ
うに前記第1の取付治具51の前記第1部分511およ
び前記第2部分512にそれぞれ配設されたスライド方
向前後の2つに分割され複数のローラ43を備えカムフ
ロア44より成りスライド機構41、42が、一方のス
ライド機構42から他方のスライド機構41へ前記各ロ
ーラ43のころがりにより前記電極2を水平横方向にス
ライドさせるものである。
【0036】さらにスライドされた前記電極2は、図2
に示されるように前記固定装置6を構成する前記第1お
よび第2の取付治具51および52の間に介挿された前
記ノックピン61により位置決めされるとともに、前記
締付ボルト62によって締め付けられ前記放電加工機3
の前記ヘッド31に固定される。
【0037】前記第2の取付治具52の4隅に相当する
位置の前記取付治具本体50および第2の取付治具52
を貫通して形成された孔部に介挿された前記基準面設定
機構を構成する前記ボールロック70は、前記T字状部
材72のボール73が前記テーパ部74に係合して締め
付けることにより、芯出しを行うので、前記電極2の基
準面を設定し、平行出しを行うものである。
【0038】すなわち、図2に示されるように前記一方
のスライド機構42を構成する前記カムフロアおよびガ
イドプレートが配設された前記第1の取付治具51の揺
動可能な前記第2部分のスライド方向の中央上部が、前
記放電加工機3の前記ヘッド31の下部に固着された前
記第1の取付治具51の一端に配設された蝶番としての
ピンに対して揺動可能に係合して、水平状態から垂直状
態へ90度揺動させ、該揺動した状態に係止することも
出来る。
【0039】前記第1の取付治具51の一端に配設され
た前記ピンの回りに90度揺動された前記電極2は、横
方向を向いているので該電極の必要な仕上げ作業、およ
び修正作業を容易に行うことが出来るものである。
【0040】上記作用を奏する第1実施形態の放電加工
機用電極取付装置は、前記スライド機構4により前記放
電加工機3の前記ヘッド31側に前記電極2の上部を係
止してスライドさせるので、前記電極2の交換および取
り付けを容易にするとともに、所要時間を短縮するとい
う効果を奏する。
【0041】すなわち本第1実施形態の放電加工機用電
極取付装置は、前記クレーンで吊り下げられ運ばれてき
た前記電極2の一端の端部を、半分が突出して形成され
ている前記一方のスライド機構42の突出しているカム
フロア上に載置して、前記クレーンによる吊り上げ状態
を解除して該カムフロアによって水平横方向にスライド
させるので、前記電極2の交換および取り付けを容易に
するという効果を奏する。
【0042】また第1実施形態の放電加工機用電極取付
装置は、複数のローラ43を備えカムフロア44より成
りスライド機構41、42が、一方のスライド機構42
から他方のスライド機構41へ前記各ローラ43のころ
がりにより前記電極2を水平横方向にスライドさせるの
で、前記電極のスライドに必要な力を小さくするため、
前記電極のスライドを一層容易にするという効果を奏す
る。
【0043】さらに第1実施形態の放電加工機用電極取
付装置は、前記固定装置6を構成する前記ノックピン6
1により前記電極2を位置決めされるとともに、前記締
付ボルト62によって締め付けることにより前記電極2
を前記放電加工機3の前記ヘッド31に固定するので、
前記加工物1に対する前記電極2の位置決めおよび固定
を可能にするという効果を奏する。
【0044】また第1実施形態の放電加工機用電極取付
装置は、前記基準面設定機構を構成する前記ボールロッ
ク70が、前記T字状部材72のボール73が前記テー
パ部74に係合して締め付けることにより、芯出しを行
うので、前記電極2の基準面を設定し、平行出しを行う
ので、前記電極2の基準面の設定を可能にするという効
果を奏する。
【0045】さらに1実施形態の放電加工機用電極取付
装置は、前記一方のスライド機構42の中央上部が、前
記第1の取付治具51の一端に配設された前記ピンに対
して揺動可能に係合して、水平状態から垂直状態へ90
度揺動させ、該揺動した状態に係止することも出来るの
で、90度揺動された前記電極2は、横方向を向いてい
るため、該電極の必要な仕上げ作業、および修正作業を
容易に行うことが出来るという効果を奏する。
【0046】(第2実施形態)第2実施形態の放電加工
機用電極取付装置は、前記第1実施形態においては前記
第1の取付治具51に前記スライド機構4のカムフロア
を配設するのに対して、図5に示されるように前記第1
の取付治具51に対向するとともに、前記電極2の上部
に配設される標準ベース20に固着された第2の取付治
具51に前記スライド機構4のカムフロア45を配設す
る点が相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
【0047】前記スライド機構4のカムフロア45は、
図5に示されるように前記電極2の上部に固着された前
記標準ベース20の上部に固着された前記第2の取付治
具52において、その垂直壁面に螺着され水平に複数配
設された軸461と、該軸461の他端にベアリング
(図示せず)を介して回転可能に突出して配設された前
記各ローラ46とから成るものである。
【0048】前記放電加工機3の前記ヘッド31の下部
に固着された前記第1の取付治具51の一部に水平突出
部515が形成され、該水平突出部515に前記第2の
取付治具52に列設された前記カムフロア45の前記各
ローラ46の下面が載置され、水平横方向のスライドを
可能にするものである。
【0049】上記作用を奏する第2実施形態の放電加工
機用電極取付装置は、前記スライド機構4により前記放
電加工機3の前記ヘッド31側に前記電極2の上部を係
止してスライドさせるので、前記第1実施形態と同様に
前記電極2の交換および取り付けを容易にするととも
に、所要時間を短縮するという効果を奏する。
【0050】また第2実施形態の放電加工機用電極取付
装置は、複数のローラ46を備えカムフロア45より成
りスライド機構41、42が、一方のスライド機構42
から他方のスライド機構41へ前記各ローラ46のころ
がりにより前記電極2を水平横方向にスライドさせるの
で、前記電極2のスライドに必要な力を小さくするた
め、前記電極のスライドを一層容易にするという効果を
奏する。
【0051】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0052】上述の第1および第2の実施形態において
は、一例としてスライド機構を複数のローラより成るカ
ムフロアによって構成する例について説明したが、本発
明としてはそれに限定するものでは無く、例えば必要に
応じてコロ、ベアリング、リニアベアリング等を採用す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態装置を示す正面図であ
る。
【図2】本第1実施形態装置を示す図1中のA−A線に
沿う断面図である。
【図3】本第1実施形態装置のスライド機構の一端に電
極の一端を載置した状態を示す正面図である。
【図4】本第1実施形態装置において、係止した電極を
揺動した状態を示す正面図である。
【図5】本発明の第2実施形態装置の要部を示す拡大断
面図である。
【図6】従来装置における電極の取り付けを説明するた
めの説明図である。
【符号の説明】
1 加工物 2 電極 3 放電加工機 31 ヘッド 4、41、42 スライド機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工物と電極との間の放電により加工を
    行う放電加工機において、 該放電加工機のヘッド側に電極の上部を係止してスライ
    ドさせるスライド機構を配設したことを特徴とする放電
    加工機用電極取付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 スライドされた前記電極を前記ヘッドに位置決めすると
    ともに締め付け固定装置を備えていることを特徴とする
    放電加工機用電極取付装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記固定装置が、締め付けることにより芯出しを行うこ
    とができる芯出し機構を備え、前記電極の基準面を設定
    する基準面設定機構を構成することを特徴とする放電加
    工機用電極取付装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記スライド機構が、複数のローラを備え、ローラのこ
    ろがりにより前記電極をスライドさせる構成より成るこ
    とを特徴とする放電加工機用電極取付装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記スライド機構が、スライド方向前後の2つの機構に
    分割され、一方の機構は揺動可能に支持され、電極の揺
    動を可能にする構成にしたことを特徴とする放電加工機
    用電極取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010069586A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Aisin Seiki Co Ltd 放電加工機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010069586A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Aisin Seiki Co Ltd 放電加工機

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