JPH03196637A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH03196637A
JPH03196637A JP33924289A JP33924289A JPH03196637A JP H03196637 A JPH03196637 A JP H03196637A JP 33924289 A JP33924289 A JP 33924289A JP 33924289 A JP33924289 A JP 33924289A JP H03196637 A JPH03196637 A JP H03196637A
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JP
Japan
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region
semiconductor region
insulating film
semiconductor
integrated circuit
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JP33924289A
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Takashi Hashimoto
尚 橋本
Kunihiko Watanabe
邦彦 渡辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に縦型構造の
バイポーラトランジスタに適用して有効な技術に関する
ものである。
〔従来の技術〕
縦型構造のバイポーラトランジスタである(O8E T
 : Out 5ide旦l1itter工echno
logy)構造のバイポーラトランジスタに関しては、
例えば、特開昭63−232369号公報に記載されて
いる。
前記バイポーラトランジスタは、縦型構造のnpn型で
構成されている。このバイポーラトランジスタの各動作
領域は、半導体基板の活性領域の主面部に設けられた凸
状島領域内に設けられている。
前記凸状島領域は、その側壁を絶縁膜で覆われ、他の領
域と絶縁分離されている。この絶縁膜は、例えば堆積し
た酸化珪素膜で構成されている。
前記エミッタ領域は、前記凸状島領域の肩部に設けられ
たn型半導体領域で構成されている。このエミッタ領域
は、前記凸状島領域の主面で引出し用電極と接続される
前記ベース領域は、前記凸状島領域において、前記エミ
ッタ領域の下に設けられた真性ベース領域、主にこの真
性ベース領域と前記エミッタ領域で周囲を規定された領
域内に設けられたグラフ1へベース領域の夫々から構成
されている。このグラフトベース領領と真性ベース領域
とは、電気的に接続されている。前記真性ベース領域は
、p型半導体領域で構成されている。前記真性ベース領
域は、その外周部(凸状島領域の側壁の表面側)が、前
記凸状島領域の側壁を覆う絶縁膜と直接接している。
この縦型構造のバイポーラトランジスタは、ベース面積
に対するエミッタ面積の割合を大きくすることができる
ので、バイポーラトランジスタの電流恥動能力を大きく
し、動作速度を高速化することができる特徴がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、本発明者は、前記縦型構造のバイポーラ
トランジスタを検討した結果、以下のような問題点を見
出した。
前記バイポーラトランジスタにおいては、前記凸状島領
域の側壁で、真性ベース領域の外周部(側壁の表面側)
が、前記凸状島領域の側壁を覆う絶縁膜と直接接してい
るので、前記真性ベース領域を構成するP型半導体領域
中のp型不純物が、前記真性ベース領域中から前記絶縁
膜中に漏れ出し、真性ベース領域の凸状島領域の側壁の
表面側のp型不純物濃度が低下する。この結果、この真
性ベース領域の凸状島領域の側壁の表面側における前記
エミッタ領域とコレクタ領域との間の絶縁耐圧が低下し
、前記エミッタ領域とコレクタ領域との間でパンチスル
ーが発生するという問題があった。
本発明の目的は、縦型構造のバイポーラトランジスタを
有する半導体集積回路装置において、電気的信頼性を向
上することが可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)半導体基板の主面部に凸状島領域を設け、該凸状
島領域の主面側から、第1導電型の第1半導体領域、第
2導電型の第2半導体領域、第1導電型の第3半導体領
域を順次設け、前記凸状島領域の側壁を絶縁膜で覆った
縦型構造のバイポーラトランジスタを有する半導体集積
回路装置において、前記第1半導体領域と前記第3半導
体領域との間の絶縁耐圧を高める手段を備えている。
すなわち、 (2)前記第2半導体領域の凸状島領域の側壁の表面上
に、第2導電型の不純物を含む絶縁膜を設け、該絶縁膜
から第2導電型の不純物を拡散した第2半導体領域を設
けている。
(3)前記第2半導体領域の凸状島領域の側壁の表面上
に、絶縁膜を介して固定電位に接続された導電膜を設け
ている。
(4)前記第2半導体領域の凸状島領域の側壁の表面上
に、第1導電型に帯電し易い絶縁体を設けている。
〔作  用〕
前述した手段(1)によれば、エミッタ領域とコレクタ
領域との間でパンチスルーの発生が低減されるので、縦
型構造のバイポーラトランジスタを有する半導体集積回
路装置の電気的信頼性を向上することができる。
例えば、 (2)前記第2導電型の不純物、すなわちボロン(B)
を含む絶縁膜、例えばB S G (B oron S
 1licate G 1ass)膜から、第2半導体
領域(ベース領域)を構成する第2導電型(p型)半導
体領域中に、p型不純物であるボロン(B)を拡散した
ことにより、ベース領域の凸状島領域の側壁の表面側の
p型不純物濃度は高くなり、ベース領域の凸状島領域の
側壁の表面側におけるエミッタ領域とベース領域との間
のポテンシャル障壁は高くなるので、エミッタ領域とコ
レクタ領域との間でパンチスルーの発生が低減される。
(3)前記第2半導体領域(ベース領域)の側壁の表面
上に、絶縁膜を介して、固定電位例えば回路の接地電位
に接続された導電膜を設けたことにより、前記ベース領
域の凸状島領域の側壁の表面側に、正孔(ホール)が引
き寄せられるので、前記ベース領域の側壁の表面側のポ
テンシャルは引き上げられ、エミッタ領域とコレクタ領
域との間でパンチスルーの発生が低減される。
(4)前記第2半導体領域(ベース領域)の側壁の表面
上に、第1導電型すなわち負に帯電しやすい絶縁体を設
けたことにより、前記ベース領域の凸状島領域の側壁の
表面側に、正孔(ホール)が引き寄せられるので、前記
ベース領域の側壁の表面側のポテンシャルは引き上げら
れ、エミッタ領域とコレクタ領域との間でパンチスルー
の発生が低減される。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて具体的に説明する
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能
を有するものは、同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
[実施例1] 本発明の実施例1の縦型構造のバイポーラトランジスタ
を有する半導体集積回路装置の概略構成を、第1図(要
部断面図)を用いて説明する。
第1図に示すように、本実施例Iの半導体集積回路装置
は、p°型半導体基板1で構成されている。
このp−型半導体基板1は、例えば単結晶珪素で構成さ
れている。
前記p″型半導体基板1の主面上には、n型エピタキシ
ャル層3が積層されている。このn型エピタキシャル層
3と前記p“型半導体基板1の主面との間には、埋込み
型のゴ型半導体領域2が設けられている。
本実施例Iのバイポーラトランジスタは、n型コレクタ
領域、p型ベース領域、n型エミッタ領域の夫々から構
成される、縦型構造のnpn型で構成されている。夫々
の動作領域は、前記n型エピタキシャル層3の非活性領
域を除去することによって形成された凸状島領域7内に
設けられている。各素子間は、絶縁膜8.10及び図示
しないP。
型半導体領域で絶縁分離されている。前記絶縁膜8は、
例えばCVD法によって堆積した酸化珪素膜で構成され
ている。前記絶縁膜10は、前記絶縁膜8の上層に設け
られている。この絶縁膜10は、例えばBSG膜である
。これらの絶縁膜8及び10の夫々は、前記凸状島領域
7間の領域に埋込まれている。すなわち、前記絶縁膜1
0の表面の位置と、前記凸状島領域7の主面の位置とは
、大体、同一平面上にある。
前記コレクタ領域は、n型エピタキシャル層4、前記埋
込み型のn゛型半導体領域2、コレクタ電位引上げ用n
°型半導体領域15の夫々から構成されている。前記コ
レクタ領域のn型エピタキシャル層4は、前記凸状島領
域7に設けられている。コレクタ電位引上げ用n゛型半
導体領域15は、前記n型エピタキシャル層4が設けら
れている凸状島領域7と異なる活性領域に設けられた凸
状島領域7に設けられている。前記n型エピタキシャル
N4とコレクタ電位引上げ用n°型半導体領域15とは
、前記埋込型のn°型半導体領域2を介在させて電気的
に接続されている。
コレクタ領域のうち、コレクタ電位引上げ用n。
型半導体領域15の主面には、眉間絶縁膜23に設けら
れた接続孔24を通して、配線25が接続されている。
前記層間絶縁膜23は、例えば堆積した酸化珪素膜で構
成されている。前記配線25は、例えばアルミニウムま
たはアルミニウム合金膜で構成されでいる。
前記エミッタ領域は、前記凸状島領域7の主面部の片部
に設けられたp°型半導体領域19で構成されている。
このp°型半導体領域19には、エミッタ引出し用電極
16が接続されている。このエミッタ引出し用電極16
は、例えば多結晶珪素膜で構成されている。このエミッ
タ引出し用電極16の上層には、眉間絶縁膜18が設け
られている。また、前記エミッタ引出し用電極16の側
部には、サイドウオールスペーサ20が設けられている
。このエミッタ引出し用電極16には、層間絶縁膜18
及び23の夫々に設けられた接続孔24を通して、配置
1A25が接続さ九でいる6前記層間絶縁膜18及びサ
イドウオールスペーサ20の夫々は、例えば堆積した酸
化珪素膜で構成されている。
前記ベース領域は、真性ベース領域を構成するp型半導
体領域17、グラフトベース領域を構成するP゛型半導
体領域22の夫々から構成されている。
前記p型半導体領域17は、前記n゛型半導体領域19
の下に設けられている。前記P°型半導体領域22は、
前記凸状島領域7において、主に、前記p型半導体領域
!7及び前記n°型半導体領域19で周囲を規定された
領域内に設けられている。前記p型半導体領域17とp
°型半導体領域19とは、電気的に接続されている。前
記p゛型半導体領域22には、ベース引出し用電極21
が接続されている。このベース引出し用電極21は1例
えば多結晶珪素膜で構成されている。このベース引出し
用電極21には、層間絶縁膜23に設けられた接続孔2
4を通して、配[25が接続されている。
前記真性ベース領域であるp型半導体領域17の凸状島
領域7の側壁の表面上には、前記絶縁膜10が設けられ
ている。この絶縁膜lOは、前述したように、p型(第
2導電型)の不純物を含むBSG膜である。そして、前
記真性ベース領域17の凸状島領域7の側壁の表面側に
は、この絶縁膜10から熱拡散によってボロン(B)が
拡散されている。従って、前記p型半導体領域17の凸
状島領域7の側壁の表面側のP型不純物濃度は高くなっ
ている。
以上の説明から分かるように、本実施例Iによれば、前
記真性ベース領域(第2半導体領域)であるp型半導体
領域17の側壁の表面側におけるp型(第2導電型)不
純物濃度を、前記絶縁膜10からp型不純物であるボロ
ン(B)を拡散して高くしたことにより、n°型半導体
領域19(エミッタ領域)とp型半導体領域17(真性
ベース領域)との間のポテンシャルR壁は高くなるので
、エミッタ領域とコレクタ領域との間でパンチスルーの
発生が低減される。これにより、縦型構造のバイポーラ
トランジスタを有する半導体集積回路装置の電気的信頼
性を向上することができる。
また、前記絶縁膜10中のp型不純物の濃度は、前記p
型半導体領域17中のP型不純物濃度よりも高いかまた
は同程度なので、p型半導体領域17中から絶縁膜10
中にp型不純物が漏れ出すことば低減され、エミッタ領
域とコレクタ領域との間のパンチスルー耐圧は向上され
る。これにより、縦型構造のバイポーラトランジスタを
有する半導体集積回路装置の電気的信頼性を向上するこ
とができる。
次に、本実施例■のバイポーラトランジスタの製造方法
を、第2A図乃至第2E図(製造工程毎に示す要部断面
図)を用いて説明する。
まず、p−型半導体基板1の活性領域の主面部にn型不
純物を導入或いは拡散する。この後、前記p゛型半導体
基板1の主面上に、n型エピタキャシャル層3を成長さ
せる。この工程で、埋込型のn。
型半導体領域2が形成される。
次に、前記n型エピタキシャル層3と、前記n・型半導
体領域2の一部をエツチング除去し、凸状島領域7を形
成する。この後、基板全面に絶縁膜8例えば酸化珪素膜
を堆積する。
次に、平坦化処理を行なうことにより、第2A図に示す
ように、前記絶縁膜8を前記凸状島領域7間の領域に埋
め込む。この際、前記絶縁膜8の表面の位置が、前記凸
状島領域7の主面の位置よりも下になるように平坦化処
理を行なう。
次に、基板全面に、絶縁膜10例えばBSG膜を堆積す
る。この後、平坦化処理を行なうことより。
前記絶縁膜10を前記凸状島領域7間の領域に埋め込む
。この際、前記絶縁膜10の表面の位置と、前記凸状島
領域の主面の位置とが、大体、同一平面上になるように
平坦化処理を行なう。この後、熱処理を行なうことによ
り、前記絶縁膜10中のp型(第2導電型)不純物であ
るボロン(B)を、前記凸状島領域7の側壁に拡散し、
第2B図に示すように、P型半導体11を形成する。
次に、基板全面に、導電膜16例えば多結晶珪素膜を堆
積をする。この後、この導電膜16中に、例えばイオン
打ち込みによって、P型不純物を導入する。この後、熱
処理を行なうことによって、前記凸状島領域7の主面部
に、前記導電膜16中に導入されているn型不純物を拡
散し、第2C図に示すように、真性ベース領域を構成す
るP型半導体領域17を形成する。
この後、前記導電膜16中に1例えばイオン打ち込みに
よって、n型不純物を導入する。
次に、基板全面に、層間絶縁膜18例えば酸化珪素膜を
堆積する。この後、フォトリングラフィ技術によって、
この眉間絶縁膜18をパターンニングする。
次に、前記パターンニングした眉間絶縁膜18をマスク
として、前記導電膜16をパターンニングし、エミッタ
引出し用電極16を形成する。この後、熱処理を行なう
ことにより、このエミッタ引出し用電極16中に導入さ
れているn型不純物を、前記p型半導体領域17の主面
部に拡散し、第2D図に示すように、エミッタ領域を構
成するn°型半導体領域19を形成する。
次に、基板全面に、絶縁膜例えば酸化珪素膜を堆積する
。この後、異方性エツチングによって、この堆積した絶
縁膜をエツチングし、前記エミッタ引出し用電極16の
側部にサイドウオールスペーサ20を形成する。
次に、基板全面に、導電膜例えば多結晶珪素膜を堆積す
る。この後、この導電膜中に、例えばイオン打ち込みに
よってn型不純物を導入する。
次に、フォトリソグラフィ技術によって、この導電膜を
パターンニングし、ベース引出し用電極21を形成する
。この後、熱処理によって、このベース引出し用電極2
1中に導入されているp型不純を、前記p型半導体領域
17の主面部から拡散し。
第2E図に示すように、グラフトベース領域を構成する
p°型半導体領域22を形成する。なお、このp°型半
導体領域22は、前記ベース引出し用電極21をパター
ンニングする前の工程で形成しても良い。
この後、眉間絶縁膜23、接続孔24、配線25の夫々
を形成することにより、前記第1図に示す本実施例Iの
縦型構造のバイポーラトランジスタは完成する。
なお、コレクタ引出し用n゛型半導体領域15は、前記
p型半導体領域17を形成する前の工程で形成する。
[実施例■] 本発明の実施例Hの縦型構造のバイポーラトランジスタ
の概略構造を、第3@(要部断面図)を用いて説明する
第3図に示すように、本実施例Hのバイポーラトランジ
スタは、前記実施例1のバイポーラトランジスタにおい
て、前記真性ベース領域(第2半導体領域)を構成する
p型半導体領域17の側壁の表面上に、絶縁膜9を介し
て固定電位に接続された導電膜!2を設けたものである
前記絶縁膜9は、熱酸化法で形成した酸化珪素膜で構成
されている。この絶縁膜9は、前記導電膜12からの電
界効果を、前記p型半導体領域17に及ぼせる程度の膜
厚で構成されている。
前記導電膜12は1例えば多結晶珪素膜で構成されてい
る。この導電膜12は、前述したように、図示しない領
域において、固定電位例えば回路の接地電位に接続され
た配線と接続されている。この導電膜12の表面の位置
と、前記凸状島領域7の主面の位置とは、大体同一平面
上にある。
以上の説明から分かるように、本実施例Hによれば、前
記真性ベース領域(第2半導体領域)を構成するP型半
導体領域17の凸状島領域7の側壁の表面側に正孔(ホ
ール)が引き寄せられる。すなわち、前記導電膜12を
負極、前記真性ベース領域を構成するp型半導体領域1
7を正極、前記絶縁膜9を誘電体膜とするキャパシタ(
容量)が形成されているので、このキャパシタの正極で
あるp型半導体領域17の表面側に正孔が引き寄せらる
。従って、真性ベース領域の凸状島領域7の側壁の表面
側におけるポテンシャルが引き上げられるので、n°型
半導体領域19(エミッタ領域)とn型半導体領域4(
コレクタ領域)との間でパンチスルーの発生が低減され
る。これにより、縦型構造のバイポーラトランジスタを
有する半導体集積回路装置の電気的信頼性を向上するこ
とができる。
次に、本実施例Hのバイポーラトランジスタの製造方法
の要部を、第4A図乃至第4D図(工程毎に示す要部断
面図)を用いて説明する。
まず、前記n型エピタキシャル層3、前記埋込み型のn
゛型半導体領域2の夫々を形成する。
次に、前記n型エピタキシャル層3の主面上に酸化珪素
膜5、窒化珪素膜6を順次積層する。この後、この酸化
珪素膜5、窒化珪素膜6の夫々をフォトリングラフィ技
術によってパターンニングする。
次に、前記パターンニングされた酸化珪素膜5及び窒化
珪素膜6をマスクとして、第4A図に示すように、凸状
島領域7を形成する。
次に、基板全面に前記絶縁膜8を堆積する。この後、前
記実施例■と同様に平坦化処理を行ない、この絶縁膜8
を前記凸状島領域7間の領域に埋込む。
次に、熱酸化を行ない、第4B図に示すように、前記絶
縁膜8で覆われていない前記凸状島領域7の側壁部分に
絶縁膜9を形成する。この絶縁膜9は、例えば酸化珪素
膜で構成されている。
次に、基板全面に導電膜12、例えば多結晶珪素膜を堆
積する。この後、平坦化処理によって、第4C図に示す
ように、前記凸状島領域7間の領域に、この導電膜12
を埋込む。この導電膜12の平坦化は、前記絶縁膜10
の平坦化と同様に行なう。
次に、前記導電膜12を熱酸化し、酸化珪素膜13を形
成する。この酸化珪素膜13は、前記導電膜12と前記
エミッタ引出し用電極16との間をMJIする。
次に、前記凸状島領域7の主面を露出させる。
この後、前記導電膜16を基板全面に堆積する工程以降
の工程を、前記実施例■と同様と行なうことにより、本
実施例■のバイポーラトランジスタは完成する。
[実施例■] 本発明の実施例■の縦型構造のバイポーラトランジスタ
の概略構成を、第5図(要部断面図)を用いて説明する
第5図に示すように、本実施例■のバイポーラトランジ
スタは、前記実施例■のバイポーラトランジスタにおい
て、前記真性ベース領域(第2半導体領域)を構成する
p型半導体領域17の側壁の表面上に、M縁膜9を介し
て、絶縁体14を設けたものである。
前記絶縁膜9は、前記実施例■と同様に、熱酸化法で形
成した酸化珪素膜で構成されている。
前記絶縁体14は、負(第2導電型)に帯電し易い金属
、例えばアルミナで構成されている。この絶縁体14の
表面の位置と、前記凸状島領域7の主面の位置とは、大
体同一平面上にある。
以上の説明から分かるように、本実施例■によれば、前
記真性ベース領域(第2半導体領域)を構成するP型半
導体領域17の凸状島領域7の側壁の表面側に正孔(ホ
ール)が引き寄せられるので、前記真性ベース領域の凸
状島領域7の表面側のポテンシャルが引き上げられ、n
゛型半導体領域19(エミッタ領域)とn型半導体領域
4(コレクタ領域)との間でパンチスルーの発生が低減
される。これにより、縦型構造のバイポーラトランジス
タを有する半導体集積回路装置の電気的信頼性を向上す
ることができる。
なお、前記絶縁膜9を設けないで、前記p型半導体領域
17の側壁の表面上に、直接前記絶縁体14を設けても
、同様の効果を奏することができる。
次に、本実施例■のバイポーラトランジスタの製造方法
の要部を、第6A図及び第6B図(工程毎に示す要部断
面図)を用いて説明する。
まず、前記第2A図に示す工程までの工程を行なう。
次に、熱酸化法で、第6A図に示すように、前記絶縁膜
8に覆われていない凸状島領域7の表面上に、絶縁膜9
を形成する。なお、前述したように、この絶縁膜を設け
ない場合であれば、この絶縁膜9を形成する工程を省略
することができる。
次に、基板全面に、絶縁体14例えばアルミナを堆積す
る。この後、平坦化処理を行なうことによって、第6B
図に示すように、前記凸状島領域7間の領域に、この絶
縁体14を埋込む。この絶縁体14の平坦化は、前記絶
縁膜10及び導電膜12の平坦化と同様に行なう。
次に、前記凸状島領域7の主面を露出する。この後、基
板全面に前記導電膜16を堆積する工程以降の工程を前
記実施例Iと同様に行なうことにより、本実施例■のバ
イポーラトランジスタは完成する。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
例えば、本発明は、他の縦型構造のバイポーラトランジ
スタ、例えばS I CO8(Side WallB 
ass Contact S tructure)構造
のバイポーラトランジスタに適用することもできる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る 縦型構造のバイポーラトランジスタを有する半導体集積
回路装置において、電気的信頼性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例■の縦型構造のバイポーラト
ランジスタを有する半導体集積回路装置の要部断面図、 第2A図乃至第2E図は、前記バイポーラトランジスタ
を製造工程毎に示す要部断面図、第3図は、本発明の実
施例■の縦型構造のバイポーラトランジスタの要部断面
図、 第4A図乃至第4D図は、前記バイポーラトランジスタ
を製造工程毎に示す要部断面図、第5図は、本発明の実
施例■の縦型構造のバイポーラトランジスタの要部断面
図、 第6A図及び第6B図は、前記バイポーラトランジスタ
を製造工程毎に示す要部断面図である。 図中、1・・・p−型半導体基板、2.15.19・・
・ゴ型半導体領域、3,4・・・n型エピタキシャル層
、7・・・凸状島領域、8.10・・・絶縁膜、16・
・・エミッタ引出し用電極、17・・・p型半導体領域
、21・・・ベース引出し用電極、22・・・P°型半
導体領域、25・・・配線である。 第2A図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の主面部に凸状島領域を設け、該凸状島
    領域の主面側から、第1導電型の第1半導体領域、第2
    導電型の第2半導体領域、第1導電型の第3半導体領域
    を順次設け、前記凸状島領域の側壁を絶縁膜で覆った縦
    型構造のバイポーラトランジスタを有する半導体集積回
    路装置において、前記第1半導体領域と前記第3半導体
    領域との間の絶縁耐圧を高める手段を備えたことを特徴
    とする縦型構造のバイポーラトランジスタを有する半導
    体集積回路装置。 2、前記第1半導体領域と前記第3半導体領域との間の
    絶縁耐圧を高める手段は、前記第2半導体領域の凸状島
    領域の側壁の表面上に、第2導電型の不純物を含む絶縁
    膜を設け、該絶縁膜から第2導電型の不純物を拡散した
    第2半導体領域を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の半導体集積回路装置。 3、前記第1半導体領域と前記第3半導体領域との間の
    絶縁耐圧を高める手段は、前記第2半導体領域の凸状島
    領域の側壁の表面上に、絶縁膜を介して固定電位に接続
    された導電膜を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の半導体集積回路装置。 4、前記第1半導体領域と前記第3半導体領域との間の
    絶縁耐圧を高める手段は、前記第2半導体領域の凸状島
    領域の側壁の表面上に、第1導電型に帯電し易い絶縁体
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積
    回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293743A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Yokogawa Electric Corp 多重ソート装置およびこれを用いたトラフィック統計システム

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