JPH0319649A - 油ちょう食品及び煮沸食品用チーズ食品素材 - Google Patents

油ちょう食品及び煮沸食品用チーズ食品素材

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JPH0319649A
JPH0319649A JP1152212A JP15221289A JPH0319649A JP H0319649 A JPH0319649 A JP H0319649A JP 1152212 A JP1152212 A JP 1152212A JP 15221289 A JP15221289 A JP 15221289A JP H0319649 A JPH0319649 A JP H0319649A
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cheese
food
mixture
chitosan
food material
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Katsuyoshi Obara
小原 勝義
Masako Ichikawa
市川 昌子
Koji Takeya
武谷 宏二
Naoyuki Hanawa
塙 尚之
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、揚げ処理及び煮沸等の調理に際し用いても保
形性を失わない、チーズからなる食品素材に関する。
技術的背景 近年、高栄養食品としてチーズの消費量は着実にのびて
おり、その消費形態もそのまま直接消費されるほかに、
バン、カマボコおよびいわゆる珍味食品等の素材として
間接的にも消費されている。
しかし、チーズは、本来熱溶融性が高いことから、加工
食品への素材としての用途は、上記熱溶融性を利用した
分野が主であった。
したがって、チーズの形を保持した状態での加工食品へ
の利用は困難である。例えば、チーズにパン籾やすり身
等を衣として付着させて180〜200℃程度の温度で
揚げ処理(油蝉)を行うと、衣揚げの一部からチーズが
溶出して油を汚すという問題があり、また、チーズをお
でんや湯豆腐等の具として煮込む場合にはチーズが欠損
したり、溶解して原形を失い、かつ煮込み汁が白濁する
という問題もみられる。
lが解 しようとするl題 本発明は、最近6こおける食品に対する嗜好性の多様化
に応ずる目的で、チーズを揚げものや煮もの等の高’i
L jlI7ty加工食品の素材として保形性を失・)
ことなく利用し得る、チ−スから成る食品素材を提供ず
ることを課鮪とずる。
婬−題−6−鰻夾工た−通泰pi我− 本発明は、千 ス1.こキ1・サンを酸性十に添加した
711、合物をJJ11熱乳化したチ−スが180〜2
00℃程度の掲げ処理及び100’rでの煮沸処理にお
いても保1i {’Iを失わないことを見出し7、本発
明をなすに辛冫)た。
本発明に係るJ−ズ食晶素村は、チ スに一ト[・ザン
を酸性下に添加、混合したものを加熱乳化する、一と(
、二よi/l得ら才1,る。
ここで、キトサンはチーズ100重量部ごこ対し、0.
1乃至5重量部程度添加することが好ましく、5重量部
を越えると加熱乳化時に増粘し、また風味に影響を1j
えるので好ましくない。キl・サンは酸{’f: ?J
域で溶解するのでナースとの7昆hに際しては、乳酸、
クエン酸のような食用酸を用いて混合物を酸性にする。
−L述したようなチーズとキl. 4Jンの混合物を}
{0゜(゛程度の温度の加熱下に乳化j〜でチーズから
なる食品素祠を得る。
こび)ようにして得られたチ ズk品素材は、必要に応
し重曹を加えてpuを調整するか、または通常、溶融塩
として用いられるクゴン酸塩やポリリン酸塩などを加え
た後、油蝉処理や煮沸処理を行う食品カロニ[にあたっ
ての素材とし2て用いる。
次に、本発明によるチ ズ食晶素材の耐泊蝶性および耐
煮沸性を試験した枯果を示す。
■耐浦蝶性 試t4を10ミリ角のダ・イス状となし7、200℃に
保持した油中に投入し、l分間加熱した後、該試料を取
り出し、冷却後辺の長さをノギスで測定して保形率を求
めた。
なお、刻照として市販のプロセスチ−ズについてもIi
1様にして測定した。結宋は表1に示すとおりである。
表  1 表  2 ■耐毅沸性 四転子を収容した+. o o me容ビーカーに10
0’Cの熟湯]00m#を入れ、マグネチソクスクーラ
ー (イウシ社製Its−4SP)を目盛り2にセソト
し、攪拌したものの中に、10クり角のダイス状になし
た試料を投入し、10分間攪拌を行った後、試料を取り
出し重量を測定して保形率を求めた。すなわち、保形率
は下記式により得られる。
結果は表2に示すとおりである。
」 上述の試験結果にみられるように、本発明によるチーズ
食品素材は耐油蝉性および耐煮沸性に優れているので、
従来チーズを食品素材として用いることができなかった
、揚げ物、煮物、蒸し物等の高温加熟を必要とする各種
の加工食品および調理食品の加工、調理に際してそれら
食品の素材として有利に用いることが可能となる。
したがって、チーズ入りだんご、チーズ入りコロンケ、
チーズ人りハンハ−グ、チーズ入りかまぼこ又はちくわ
、チーズ入り天ぷら、チーズ入りもち、チーズ入りはん
ぺん等のチーズの風味を活かした各種食品の製造が可能
となり、さらには、チーズをおでん等の煮物の具、串刺
し食品の具等としても利用することもできる。また、場
合によっては、チーズを基材とし、この中に各種の食品
を混入して揚げたり、煮ることも可能となるので、チー
ズを利用した多様性食品を提供することができる。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 チーズ様食品素材の調製 ゴウダーチーズ1000gおよびチェダ−チーズI 0
00gにキ1・サン20gを加え、さらに水300g、
乳酸20gを加えて混合したものを、80゜C程度の温
度で加熱乳化した。
得られた乳化物に重曹10gとピロリン酸ナトリウム2
5gを加えで混合してチーズ食品素材2375gを得た
実施例2 チェダーチーズ1500gおよびサムソチーズ500g
にキトサン60gを加え、さらに水600g,クエン酸
30gを加えて80℃程度の温度に加熱乳化した。
得られた乳化物に重曹25gを加えて混合し、チーズ食
品素材2715gを得た。
次にこのようにして得られたチーズ食品素材を利用した
各種加工食品の調製例を示す。
■)おでんの調製 醤油、食塩、みりんおよび昆布で調味された煮汁に、実
施例2により得られたチーズ食品素材を50 X 40
 X 20ミリ角にカントしたものをちくわ、玉子、大
根、厚揚げ、こんにゃく等の具と共に入れ、2時間煮込
んだところ、チーズの一部が欠損したり、煮汁が白濁す
ることがなく、一方チーズに煮汁の調味或分が充分しみ
込んで好ましい風味を呈した。
11)揚士’fcり』製 実施例1で得たチーズ食品素材を15X15X70−i
υ角にカントし、これに市販のから揚用粉を全体にまぶ
し、180℃に調整された食品油中で2分間加熱したと
ころ、チーズの熔解、分散がみられずチーズの原形が保
持された。
得られた揚げ物を食用に供したところ、チーズの香しさ
があり、好ましい風味を呈した。
111)串刺し物の調製 実施例1で得られたチーズ食品素祠を30ミリ角のダイ
ス状にカットしたものの数個を串刺し、直接170℃に
調整された食用油中で1分間加熱したところ、チーズの
溶解、分散ばみられなかった。
次いで、得られた串刺しチーズにソースをかけ,て食し
たところ、ヂーズの香しさとソースの味が良くマソチし
た好ましい風味を呈した。
iv)チーズ入 もちの調製 実施例2で得られたチーズ食品素材を45ミリ角のダイ
ス状にカントしたものを、常法により得られたもち生地
1000gに対し200gを混入し、このもちを60 
x 30 x 20ミリ角にカットし、次いで180’
cに調整したオーブンに入れて加熱したところチーズは
保形されており、このチーズ入りもちに醤油をつけて食
したところ、好ましい風味を呈した。
手続補正書

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チーズおよびキトサンの酸性下での混合物の加熱
    乳化物から成る油蝶食品及び煮沸食品用チーズ食品素材
  2. (2)混合物はチーズ100重量部に対しキトサン0.
    1乃至5重量部混合したものである請求項(1)に記載
    のチーズ食品素材。
  3. (3)酸性下での混合物は、乳酸、クエン酸のような食
    用酸の存在下に混合したものである請求項(1)に記載
    のチーズ食品素材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998037775A2 (en) * 1997-02-28 1998-09-03 Societe Des Produits Nestle S.A. Gelled emulsion products containing chitosan
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