JPH03195752A - ゴム組成物及びその製造方法 - Google Patents

ゴム組成物及びその製造方法

Info

Publication number
JPH03195752A
JPH03195752A JP33794989A JP33794989A JPH03195752A JP H03195752 A JPH03195752 A JP H03195752A JP 33794989 A JP33794989 A JP 33794989A JP 33794989 A JP33794989 A JP 33794989A JP H03195752 A JPH03195752 A JP H03195752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
rubber composition
conductive
carbon black
conductive carbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33794989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2510426B2 (ja
Inventor
Masaharu Takahashi
政晴 高橋
Tsutomu Nakamura
勉 中村
Kazuo Numata
沼田 一夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP1337949A priority Critical patent/JP2510426B2/ja
Priority to US07/628,877 priority patent/US5209872A/en
Priority to EP90313934A priority patent/EP0435554B1/en
Priority to DE69025889T priority patent/DE69025889T2/de
Publication of JPH03195752A publication Critical patent/JPH03195752A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2510426B2 publication Critical patent/JP2510426B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導電領域(103〜1o1aΩ・口)で安
定した電気抵抗率を示すゴム製品を与えるゴム組成物及
びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、電気絶縁性を示すゴム状物質に導電性材料を配合
した導電性ゴムは種々知られており、例えば導電性材料
としてカーボンブラック等を配合し、電気抵抗を10−
1〜102Ω・国の範囲にした導電性ゴムが広い分野で
応用されている。
一方、電気絶縁性ゴム状物質の一つであるシリコーンゴ
ムは、耐熱性、耐寒性、耐候性に優れ、電気絶縁性ゴム
として多く利用されているが、他のゴム状物質と同様に
導電性材料を添加することで、導電性シリコーンゴムと
しても実用化されている。
この場合、導電性シリコーンゴムに添加する導電性材料
としては、例えばカーボンブラックやグラファイト、銀
、ニッケル、銅等の各種金属粉、各種非導電性粉体や単
繊維表面を銀等の金属で処理したもの、炭素繊維、金属
繊維などを混合したものが、シリコーンゴムがもつ特異
な特性を損なうことなくその導電性材料の種類および充
填量によりシリコーンゴムの電気抵抗率を1010〜1
0−Ω・σ程度まで低下させ得ることから頻繁に使用さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、シリコーンゴムにケッチエンブラック、
アセチレンブラック等の導電性カーボンブラックを配合
した場合、103〜1010Ω・■という半導電領域で
は電気抵抗率のバラツキが極めて大きくなり、電気抵抗
率を安定化させることは困難であった。これは成形条件
によりカーボンの分散が著しく変化することが原因であ
ると考えられる。
ところが、最近OA種機器ゴム部材として、特に半導電
領域の材料の必要性が高まり、このため半導電領域での
電気抵抗率変動が少な(、安定した電気抵抗率を示すゴ
ム製品が求められている。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、半導電領域
での電気抵抗率の変動が極めて狭く、電気抵抗率が成形
条件に左右されずに安定しているゴム製品を与えるゴム
組成物及びその製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、エチレン・
プロピレンゴム及び/又はエチレン・プロピレン・ジエ
ンゴムと導電性カーボンブラックとを含むポリオレフィ
ン系ゴム組成物と、下記平均組成式(1) %式%(1) (但し、Rは置換又は非置換の一価炭化水素基、nは非
置換の正数である。) で示されるオルガノポリシロキサンを含むシリコーンゴ
ム組成物とを混合することにより得られるゴム組成物が
電気抵抗率が103〜1010Ω・■の間できわめて安
定したゴム製品を与えることを知見した。
即ち、上記エチレン・プロピレンゴム及び/又はエチレ
ン・プロピレン・ジエンゴムと、導電性カーボンブラッ
クとを含むポリオレフィン系ゴム組成物と、上記平均組
成式(1)のオルガノポリシロキサンを含むシリコーン
ゴム組成物とを混合したゴム組成物は、半導電領域での
電気抵抗率が成形条件に左右されず、非常に安定で、従
来のシリコーンゴムに単に導電性カーボンブラックを添
加したものが4〜6桁ものバラツキがあるのに対しわず
か1衝程度のバラツキであると共に、成形加工性、加硫
特性、ゴム弾性が良好で低硬度である上、導電性カーボ
ンの脱落がないゴム製品を与えることを知見し、本発明
をなすに至ったものである。
従って、本発明は、エチレン・プロピレンゴム及び/又
はエチレン・プロピレン・ジエンゴムと導電性カーボン
ブラックとを含むポリオレフィン系ゴム組成物と、下記
平均組成式(1)%式%(1) (但し、Rは置換又は非置換の一価炭化水素基、nは非
置換の正数である。) で示されるオルガノポリシロキサンを含むシリコーンゴ
ム組成物とを混合することにより得られる、ゴム組成物
、並びに、エチレン・プロピレンゴム及び/又はエチレ
ン・プロピレン・ジエンゴムと導電性カーボンブラック
とを含むポリオレフィン系ゴム組成物と、上記平均組成
式(1)で示されるオルガノポリシロキサンを含むシリ
コーンゴム組成物とを混合することを特徴とするゴム組
成物の製造方法を提供する。
以下1本発明につき更に詳述する。
本発明で使用するエチレン・プロピレン原料ゴム(以下
、EPMと省略する)、エチレン・プロピレン・ジエン
原料ゴム(以下、EPDMと省略する)としては特に制
限はなく、一般に市販されているEPM、EPDMを使
用することができるが、特にエチレン含有率が40〜7
0重量%、ムニー粘度が5〜100のものが好適に用い
られる。なお、EPDMを構成するジエンモノマーとし
てはエチリデンノルボルネン、ジシクロペンタジェン、
1,4−へキサジエンなどが挙げられ、不飽和度として
はヨウ素価が1〜40の範囲であるものが好ましい。
また、導電性カーボンブラックとしては、通常導電性ゴ
ム組成物に常用されているものが使用し得1例えばアセ
チレンブラック、コンダクティブファーネスブラック(
CF)、スーパーコンダクティブファーネスブラック(
SCF)、エクストラコンダクティブファーネスブラッ
ク(XCF)、コンダクティブチャンネルブラック(C
C)、1500°C程度の高温で熱処理されたファーネ
スブラックやチャンネルブラック等を挙げることができ
る。
具体的には、アセチレンブラックとしては電化アセチレ
ンブラック(電気化学社製)、シャウニガンアセチレン
ブラック(シャウニガンケミカル社製)等が、コンダク
ティブファーネスブラックとじてはコンチネックスCF
(コンチネンタルカーボン社fJB)、パルカンC(キ
ャボット社製)等が、スーパーコンダクティブファーネ
スブラックとしてはコンチネックス5CF(コンチネン
タルカーボン社製)、パルカンSC(キャボット社製)
等が、エクストラコンダクティブファーネスブラックと
してはMH8−500(Mカーボン社製)、パルカンX
C−72(キャボット社製)等が、コンダクティブチャ
ンネルブラックとしてはコララックスL(デグッサ社製
)等が例示され、また、ファーネスブラックの一種であ
るケッチエンブラックEC及びケッチエンブラックEC
−600JD(ケッチエンブラックインターナショナル
社製)を用いることもできる。
導電性カーボンブラックの添加量は、これらの1種を単
独で又は2種以上を併用し、EPMとEPDMとの合計
量100部(重量部、以下同じ)に対して1〜50部、
より好ましくは3〜20部とすることが望ましい。添加
量が1部未満では所望の導電性を得ることができず、一
方50部を超えるとゴム組成物が硬くなって成形加工性
が低下したり、硬化物の機械的強度が低下する場合があ
る。
一方、本発明で使用するオルガノポリシロキサンは、下
記平均組成式(1) %式%) ここで、Rは置換又は非置換の一価炭化水素基で、好ま
しくは炭素数1〜10のものである。具体的には、メチ
ル基、エチル基、プロピル等のアルキル基、シクロペン
チル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニ
ル基、アリル基等のアルケニル基、シクロアルケニル基
、フェニル基。
トリル基等のアリール基、あるいはこれらの基の水素原
子が部分的に塩素原子、シアノ基などの有機基で置換さ
れたハロゲン化炭化水素基、シアノ化炭化水素基等が例
示される。また、nは非置換の正数である。
上記オルガノポリシロキサンとしては、特に該オルガノ
ポリシロキサンの主鎖がジメチルポリシロン単位からな
り、これにフェニル基、ビニル基を導入したものが好適
に用いられる。この場合、メチル基はR中30〜100
モル%、特に50〜100モル%、フェニル基はR中O
〜30モル%、特に0〜15モル%、ビニル基はR90
〜10モル%、特に0〜5モル%であることが好ましい
また、オルガノポリシロキサンとしては、粘度10,0
00〜10,000,000cs、特に100.000
〜10,000,0OOcs (25℃)のものが好適
に用いられる。
なお、オルガノポリシロキサンの本発明ゴム組成物中の
含有量は5〜95重量%、特に20〜80重量%とする
ことが好ましい。
本発明のゴム組成物は、上記EPM及び/又はEPDM
、導電性カーボンブラック、上記(1)式のオルガノポ
リシロキサンを含有するものであるが、この場合EPM
及び/又はEPDMと導電性カーボンブラックとを含む
ポリオレフィン系ゴム組成物を調製し、一方(1)式の
オルガノポリシロキサンを含むシリコーンゴム組成物を
調製し、これらポリオレフィン系ゴム組成物とシリコー
ンゴム組成物とを混合することにより、本発明のゴム組
成物を製造するもので、これによりEPM及び/又はE
PDMと導電性カーボンブラックとを含むポリオレフィ
ン系ゴム組成物と、シリコーンゴム組成物とは0.II
JRlから100−の海鳥構造を形成する。この場合、
導電性カーボンブラックはEPM及び/又はEPDMと
強く相互作用し、シリコーンゴム組成物の相に移行する
ことがないため、EPM及び/又はEPDMに導電性カ
ーボンが均一分散したポリオレフィン/導電性カーボン
の相がシリコーンゴム組成物損とマクロ的に分散、接触
することとなり(ここで、マクロ分散とは0.1μs〜
100−程度の大きさを意味する。)体積低効率の安定
したゴム組成物を得ることができる。これに対し、導電
性カーボンブラックを予めシリコーンゴム組成物に配合
しておき、このシリコーンゴム組成物に導電性カーボン
ブラックを含まないポリオレフィン系ゴム組成物を混合
した場合、或いは上記3成分を同時に混合した場合など
は、導電性カーボンブラックは上記したようにはマクロ
分散せず、従来と同様な不安定なミクロ分散(ここで、
ミクロ分散とは、配合する導電性カーボンブラック自体
の大きさ程度を意味する)となるため、得られるゴム組
成物の体積低効率は不安定となる。
ここで、上記ポリオレフィン系ゴム組成物は、EPM及
び/又はEPDMと導電性カーボンブラックとを混合す
ることにより得られるが、混合方法としては均一に混合
できればよく、例えばバンバリーミキサ−1加圧ニーダ
−12本o−/l/、3本ロールなどの通常のゴム配合
用機器を用いて混練する方法を好適に採用することがで
きる。
なお、ポリオレフィン系ゴム組成物には、必要に応じ、
粘度を調整するためのプロセスオイル、耐熱性を向上さ
せるための老化防止剤、紫外線吸収剤、カーボンファン
クショナルシラン、難燃剤、クレー等の増量剤などを配
合することができる。
一方、シリコーンゴム組成物は、式(1)のオルガノポ
リシロキサンのみからなる構成としてもよいが、必要に
よりシリコーンゴム組成物に通常配合される成分5例え
ば湿式シリカ、乾式シリカ、石英粉、末端水酸基低粘度
シリコーンオイル、カーボンファンクショナルシランな
どを配合することもできる。これら成分を混合してシリ
コーンゴム組成物を製造する場合の混合方法としては、
上述した混練方法と同様の方法を採用することができる
なお、シリコーンゴム組成物としては、一般に市販され
ているものを好適に用いることができ、具体的には商品
名KE931u、KE951u。
KE520、KE555u (以上、信越化学工業■製
)などを挙げることができる。
上記ポリオレフィン系ゴム組成物とシリコーンゴム組成
物とは1重量比で5:95〜95:5、特に20:80
〜80:20の割合で混合することが、所望の電気抵抗
率を達成する点で好ましい。
また、ポリオレフィン系ゴム組成物とシリコーンゴム組
成物を混合する方法としても、バンバリーミキサ−1加
圧ニーダ−12本ロール、3本ロールなどの通常のゴム
配合機器を用いて混練りする方法を採用することができ
る。なおこの場合、混練りを良好にするため、必要によ
り石英粉、湿式あるいは乾式シリカ、通常合成ゴムに使
用されるプロセスオイル、カーボンファンクショナルシ
ラン、変性シリコーンオイルを添加してもよい。
本発明のゴム組成物は、通常の方法で加硫、硬化させる
ことができる。この場合、硬化剤としては、導電性シリ
コーンゴムの加硫に使用されるラジカル反応、付加反応
、縮合反応等を利用して加硫、硬化させるものであれば
、その硬化機構に制限はなく、従来公知の種々の硬化剤
を用いることができる。例えば、ジ−t−ブチルパーオ
キサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチル
パーオキシ)ヘキサン等のアルキル過酸化物、ジクミル
パーオキサイド等のアルアルキル過酸化物等の有機過酸
化物が挙げられるほか、付加反応硬化剤として、−分子
中に少なくともけい素原子に結合した水素原子を2個以
上含有するオルガノハイドロジエンポリシロキサンと白
金系触媒が、また、縮合硬化剤として、多官能のアルコ
キシシラン又はシロキサンと有機金属酸塩等が使用でき
る。なお、硬化剤の添加量は、通常の導電性シリコーン
ゴムと同様でよい。
また、本発明に係るゴム組成物は、加圧成形、押出成形
、射出成形、カレンダー成形等の通常の方法によって成
形加工して製品とすることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、半導電領域での電気抵抗率が成形条件
によって左右されず、極めてバラツキが少なく安定して
いると共に、成形加工性、加硫特性、ゴム弾性が良好で
ある上、導電性カーボンブラックの脱落がないゴム製品
を与えるものであり、従って本発明のゴム組成物を硬化
させて得られるゴム製品は、例えばOA機器のゴム部材
等の事務機器分野、あるいは電気工業分野、自動車部品
等の輸送機分野など、広範囲な分野に応用し得るもので
ある。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない
。なお、以下の例において部はいずれも重量部である。
〔実施例1〜3、比較例1〕 下記成分を加圧ニーダ−を用いて混練りし、ポリオレフ
ィン系組成物IAを製造した。
−性一虜 EPDM*1)           100部ケッチ
エンブラックEC*2)       7n工業用流動
パラフインPW380 *3)   2 Q n老化防
止剤*4)              1tt*1)
商品名ニスプレン567(住人化学工業■製)*2)ケ
ッチエンブラックインターナショナル社製*3)商品名
(出光興産層) *4)商品名ツクラックMB (入内新興化学@製)一
方、下記成分を加圧ニーダ−を用いて混練りし、シリコ
ーンゴム組成物IBを得た。
班−戒 ・(CH3)2Si○単位99.85モル%と(CH2
=CH)(CH,)SiO単位0.15モル%とからな
る重合度が8000のジメチルビニルポリシロキサン生
ゴム    100重量部・シリカ微粉末〔比表面積2
00m/g(商品名工ロジル200.日本アエロジル社
fR)〕115重量 部末端が水酸基で封鎖されて平均重合度が20のジメチ
ルシロキサンオイル     5重量部次に、上記組成
物IAに組成物IBを第1表に示す割合でロールを用い
て配合し、これにジクミルパーオキサイドを第1表に示
す割合で添加してコンパウンドを調製した。次いで、こ
れを170’C,100kgE/a()条件で10分間
加熱・加圧し、−穀物性を測定するための厚さ21II
nのシート及び体積抵抗率を測定するための厚さ11m
のシートをそれぞれ成形した。
また、比較のため、上記シリコーンゴム組成物lB10
0部に上記ケッチエンブラック3.5部を添加したもの
について、同様に体積抵抗率を測定した。
なお、体積抵抗率は1+n+nシ一ト10枚について測
定し、その最大値と最小値の範囲を第1表に示した。こ
の体積抵抗率の測定は三菱油化課製MODEL HT−
210によった。
〔実施例4〜6〕 下記成分を二本ロールを用いて混練りし、ポリオレフィ
ン系組成物2Aを製造した。
凰−或 EPDM*1)           100部ケッチ
エンブラックECネ2)      10 /1工業用
流動パラフィンPW380*3)   3011*1)
商品名PX−oo’7 (三井石油化学工業@製)*2
)ケッチエンブラックインターナショナル社製*3)商
品名(出光興産製) 一方、(CH,)2SiO単位99.5モル%と(CH
,)(CH,=CH)Sio単位0.5モル%とからな
る平均重合度が8000のジメチルビニルポリシロキサ
ン生ゴム(シリコーンゴム組成物2B’)を得た。
これら組成物2Aと組成物2Bを第2表に示す割合で混
合し、これにジクミルパーオキサイドと比表面積が23
0rn”/gの沈降性シリカ〔ニブシルLP(商品名9
日本シリ力曲製)〕を第2表に示す割合で添加してコン
パウンドを作製した。次いで、実施例1と同様に1n1
1と2mm厚のシートを成形し、−穀物性と体積抵抗率
を測定した。
結果を第2表に併記する。
〔実施例7〜9、比較例2〕 下記成分を加圧ニーダ−を用いて混練りし、ポリオレフ
ィン系組成物3Aを製造した。
虱−戒 EPDM*1)           100部電化ア
セチレンブラック*2)       l 5 uプロ
セスオイルサンパー2280 *3)  2011*l
)商品名PX−007(三井石油化学工業曲製)*2)
商品名(電気化学工業社製) *3)商品名(日本サンオイル社製) 一方、下記成分をニーダ−を用いて混練りし、170℃
で2時間熱処理してシリコーンゴム組成物3Bを作製し
た。
柾−双 ジメチルビニルポリシロキサン車1)   100部シ
リカ微粉末12)            25/1ジ
メチルシロキサンオイル*3)       5n*1
)(CH3)2SiO単位99.85モル%と(CHa
 ) (CH2=CH) S iO単位0.15モル%
とからなり、平均重合度8000 のもの *2)商品名工ロジル200(比表面積200M/ g
 t 日本アエロジル社Iり*3)末端が水酸基で平均
重合度が20のもの これら組成物3A、組成物3B、及び石英粉(クリスタ
ライトVXS (商品名、@龍森社製)〕と〕2,5−
ジメチルー2,5−ビスt−ブチルパーオキシ)ヘキサ
ンとを第3表に示す割合で混合してコンパウンドを作製
し、実施例1と同様にImと2rrn厚のシートを成形
し、−膜物性と体積抵抗率を測定した。
比較のため、上記組成物3B100部に上記と同じアセ
チレンブラック7.5部とクリスタライトvXSを配合
したものについても同様の測定を行なった。
結果を第3表に併記する。
第1〜3表の結果より、本発明のゴム組成物から得られ
た加硫ゴムは、シリコーンゴムに単に導電性カーボンブ
ラックを添加した従来の材料に比較して安定した半導電
領域の電気抵抗率を示し、そのバラツキは従来の材料が
4〜6桁もあるのに対し、1衝程度であることが認めら
れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エチレン・プロピレンゴム及び/又はエチレン・プ
    ロピレン・ジエンゴムと導電性カーボンブラックとを含
    むポリオレフィン系ゴム組成物と、下記平均組成式(1
    ) R_nSiO_(_4_−_n_)_/_2・・・・・
    (1)(但し、Rは置換又は非置換の一価炭化水素基、
    nは1.95〜2.05の正数である。) で示されるオルガノポリシロキサンを含むシリコーンゴ
    ム組成物とを混合することにより得られるゴム組成物。 2、エチレン・プロピレンゴム及び/又はエチレン・プ
    ロピレン・ジエンゴムと導電性カーボンブラックとを含
    むポリオレフィン系ゴム組成物と、下記平均組成式(1
    ) R_nSiO_(_4_−_n_)_/_2・・・・・
    (1)(但し、Rは置換又は非置換の一価炭化水素基、
    nは1.95〜2.05の正数である。) で示されるオルガノポリシロキサンとを含むシリコーン
    ゴム組成物とを混合することを特徴とするゴム組成物の
    製造方法。
JP1337949A 1989-12-25 1989-12-25 ゴム組成物の製造方法 Expired - Fee Related JP2510426B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1337949A JP2510426B2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 ゴム組成物の製造方法
US07/628,877 US5209872A (en) 1989-12-25 1990-12-18 Rubber composition and method for making
EP90313934A EP0435554B1 (en) 1989-12-25 1990-12-19 Rubber compositions and preparation thereof
DE69025889T DE69025889T2 (de) 1989-12-25 1990-12-19 Kautschukmassen und ihre Herstellung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1337949A JP2510426B2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 ゴム組成物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03195752A true JPH03195752A (ja) 1991-08-27
JP2510426B2 JP2510426B2 (ja) 1996-06-26

Family

ID=18313518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1337949A Expired - Fee Related JP2510426B2 (ja) 1989-12-25 1989-12-25 ゴム組成物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2510426B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649310A (ja) * 1992-07-31 1994-02-22 Shin Etsu Chem Co Ltd ゴム組成物

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5688442A (en) * 1979-12-21 1981-07-17 Shin Etsu Polymer Co Ltd Electrically conductive rubber composition
JPS56118435A (en) * 1980-02-26 1981-09-17 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd Releasable, semiconducting composition
JPS56135534A (en) * 1980-03-27 1981-10-23 Shin Etsu Chem Co Ltd Conductive rubber composition
JPS61195162A (ja) * 1985-02-26 1986-08-29 Bridgestone Corp 可撓性物品
JPS61195161A (ja) * 1985-02-26 1986-08-29 Bridgestone Corp 導電性ゴム
JPS61195139A (ja) * 1985-02-26 1986-08-29 Bridgestone Corp ゴム組成物
JPS6341553A (ja) * 1986-08-08 1988-02-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 成形用ゴム組成物

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5688442A (en) * 1979-12-21 1981-07-17 Shin Etsu Polymer Co Ltd Electrically conductive rubber composition
JPS56118435A (en) * 1980-02-26 1981-09-17 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd Releasable, semiconducting composition
JPS56135534A (en) * 1980-03-27 1981-10-23 Shin Etsu Chem Co Ltd Conductive rubber composition
JPS61195162A (ja) * 1985-02-26 1986-08-29 Bridgestone Corp 可撓性物品
JPS61195161A (ja) * 1985-02-26 1986-08-29 Bridgestone Corp 導電性ゴム
JPS61195139A (ja) * 1985-02-26 1986-08-29 Bridgestone Corp ゴム組成物
JPS6341553A (ja) * 1986-08-08 1988-02-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 成形用ゴム組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649310A (ja) * 1992-07-31 1994-02-22 Shin Etsu Chem Co Ltd ゴム組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2510426B2 (ja) 1996-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02102263A (ja) 導電性シリコーンゴム組成物
US5725922A (en) Semiconductive silicone rubber compositions and semiconductive silicone rubber rolls
US5209872A (en) Rubber composition and method for making
JP2646953B2 (ja) 半導電ロール
JPH03146557A (ja) 導電性シリコーンゴム組成物およびその硬化物
JP3501055B2 (ja) 半導電性シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴムロール
JPH03190964A (ja) ゴム組成物の製造方法
JP2643747B2 (ja) 導電性シリコーンゴム組成物の製造方法
JP3158879B2 (ja) 事務機用半導電性シリコーンゴム部材
JPH03195752A (ja) ゴム組成物及びその製造方法
JP3395456B2 (ja) 高電圧電気絶縁体用シリコーンゴム組成物
JP3383536B2 (ja) 半導電性シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴムロール
JP2713093B2 (ja) 導電性シリコーンゴム組成物
JP4943490B2 (ja) 導電性液状シリコーンゴム組成物
JP2657591B2 (ja) 導電性シリコーンゴム組成物
JP3756301B2 (ja) スポンジ用導電性シリコーンゴム組成物およびこれを用いた導電性シリコーンスポンジ
JPH0959516A (ja) 導電性シリコーンゴム組成物
JP3198847B2 (ja) 半導電性ロールの製造方法
JPS63260954A (ja) 導電性シリコ−ンゴム組成物
JP3503454B2 (ja) 半導電性シリコーンゴム組成物及び半導電性シリコーンゴムロール
JP3732322B2 (ja) シリコーンゴムスポンジ組成物およびこれを用いたシリコーンゴムスポンジ
JP3500927B2 (ja) 半導電性シリコーンゴム組成物及び半導電性シリコーンゴムロール
JPH03195749A (ja) ゴム組成物の製造方法
JPH08113713A (ja) 導電性シリコーンゴム組成物
JPH06321382A (ja) 半導電ロール

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees