JPH06321382A - 半導電ロール - Google Patents

半導電ロール

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JPH06321382A
JPH06321382A JP13405593A JP13405593A JPH06321382A JP H06321382 A JPH06321382 A JP H06321382A JP 13405593 A JP13405593 A JP 13405593A JP 13405593 A JP13405593 A JP 13405593A JP H06321382 A JPH06321382 A JP H06321382A
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JP
Japan
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silicone rubber
semi
conductive
group
carbon black
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JP13405593A
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English (en)
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Tsutomu Nakamura
中村  勉
Satahisa Hirabayashi
佐太央 平林
Masaharu Takahashi
政晴 高橋
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 芯金に、(A)下記平均組成式(1)で示さ
れるジオルガノポリシロキサン、 RnSiO(4-n)/2 …(1) (式中、Rは同一又は異種の非置換もしくは置換の一価
炭化水素基であり、nは1.98〜2.02の正数であ
る。) (B)導電性カーボンブラック、 (C)表面処理シリカを含有するシリコーンゴム組成物
の半導電性硬化物層を形成してなることを特徴とする半
導電ロールを提供する。 【効果】 本発明の半導電ロールは、半導電領域での電
気抵抗率が温度や湿度によって左右されず、かつばらつ
きが極めて少なく安定しているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温低湿及び高温高湿
においても安定した電気抵抗率を得ることができる半導
電ロールに関し、特に事務機分野のロール材料として有
用な半導電ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気絶縁性を示すゴム状物質に導
電性材料を配合した導電性ゴムは種々知られており、例
えば導電性材料としてカーボンブラック等を配合し、電
気抵抗率を10-1〜102Ω・cmの範囲にした導電性
ゴムが広い分野で応用されている。一方、電気絶縁性ゴ
ム状物質の一つであるシリコーンゴムは、耐熱性、耐寒
性、耐候性に優れ、電気絶縁性ゴムとして多く利用され
ているが、他のゴム状物質と同様に導電性材料を添加す
ることで、導電性シリコーンゴムとしても実用化されて
いる。
【0003】この場合、導電性シリコーンゴムに添加す
る導電性材料としては、例えばカーボンブラックやグラ
ファイト、銀、ニッケル、銅等の各種金属粉、各種非導
電性粉体や短繊維表面を銀等の金属で処理したもの、炭
素繊維、金属繊維などを混合したものが、シリコーンゴ
ムが持つ特異な特性を損なうことなくその導電性材料の
種類及び充填量によりシリコーンゴムの電気抵抗率を1
10〜10-3Ω・cm程度まで低下させ得ることから頻
繁に使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリコ
ーンゴムにケッチェンブラック、アセチレンブラック等
の導電性カーボンブラックを配合した場合、103〜1
10Ω・cmという半導電領域では電気抵抗率のばらつ
きが極めて大きくなり、電気抵抗率を安定化させること
は困難であった。これは成型条件によりカーボンの分散
が著しく変化することが原因であると考えられる。
【0005】ところが、最近においては、特にOA機器
の部品、特に乾式複写機における帯電ロール、転写ロー
ル、現像ロール、紙送りロール、定着ロール、加圧ロー
ル、除電ロール、クリーニングロール、オイル塗布ロー
ル等のゴムロールとして、半導電ロールの必要性が高ま
り、このため半導電領域での電気抵抗率変動が少なく、
特に温度、湿度の環境依存性が小さく、安定した電気抵
抗率を示す半導電ロールが求められている。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
低温低湿及び高温高湿の環境状態においても電気抵抗率
変動が極めて低い半導電ロールを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、下記平均組
成式(1) RnSiO(4-n)/2 …(1) (式中、Rは同一又は異種の非置換もしくは置換の一価
炭化水素基であり、nは1.98〜2.02の正数であ
る。)で示されるオルガノポリシロキサンにカーボンブ
ラックを配合したシリコーンゴム組成物に対し、表面シ
ラノール基に線状又は環状の有機珪素化合物等を反応さ
せることにより得られる表面処理シリカを配合し、これ
を成型、硬化して芯金上に半導電性シリコーンゴム層を
形成した場合、該ゴム層は103〜1010Ωの半導電領
域において、上記のような表面処理を行わないシリカを
配合した場合は、低温低湿(5℃/30%RH)と高温
高湿(45℃/80%RH)とで電気抵抗が3桁以上相
違するにも拘らず、意外なことに低温低湿(5℃/30
%RH)と高温高湿(45℃/80%RH)とで電気抵
抗率の変動が2桁以内と小さいことを知見し、本発明を
なすに至った。
【0008】以下、本発明を更に詳しく説明すると、本
発明の半導電ロールは、芯金に、(A)下記平均組成式
(1)で示されるジオルガノポリシロキサン、 RnSiO(4-n)/2 …(1) (式中、Rは同一又は異種の非置換もしくは置換の一価
炭化水素基であり、nは1.98〜2.02の正数であ
る。) (B)導電性カーボンブラック、 (C)表面処理シリカを含有するシリコーンゴム組成物
の半導電性硬化物層を形成したものである。
【0009】ここで、上記シリコーンゴム組成物に用い
られるジオルガノポリシロキサンは、下記平均組成式
(1)で示されるものである。 RnSiO(4-n)/2 …(1)
【0010】上記式において、Rは同一又は異種の非置
換もしくは置換の一価炭化水素基を表し、通常炭素数1
〜10、好ましくは1〜8のもので、具体的には、メチ
ル基,エチル基,プロピル基,ブチル基等のアルキル
基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル基、ビニル
基,アリル基,ブテニル基,ヘキセニル基等のアルケニ
ル基、フェニル基,トリル基等のアリール基、或いはこ
れらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部
をハロゲン原子、シアノ基等で置換したクロロメチル
基、トリフルオロプロピル基、シアノエチル基などが挙
げられる。なお、nは1.98〜2.02の正数であ
る。上記式(1)のオルガノポリシロキサンは基本的に
は直鎖状であることが好ましいが、分子構造の異なる1
種又は2種以上の混合物であってもよい。
【0011】なお、上記オルガノポリシロキサンの平均
重合度は100以上であることが好ましく、重合度が1
00未満では硬化物の機械的強度が低下し、成型加工性
が劣る場合がある。
【0012】(B)成分の導電性カーボンブラックは特
に限定されるものではなく、通常シリコーンゴム組成物
に配合されるものを使用することができる。具体的には
アセチレンブラック、コンダクティブファーネスブラッ
ク(CF)、スーパーコンダクティブファーネスブラッ
ク(SCF)、エクストラコンダクティブファーネスブ
ラック(XCF)、コンダクティブチャンネルブラック
(CC)、1500℃程度の高温で熱処理されたファー
ネスブラックやチャンネルブラック等を挙げることがで
きる。
【0013】アセチレンブラックの具体例として、電化
アセチレンブラック(電気化学社製)、シャウニガンア
セチレンブラック(シャウニガンケミカル社製)、コン
ダクティブファーネスブラックの具体例として、コンチ
ネックスCF(コンチネンタルカーボン社製)、バルカ
ンC(キャボット社製)、スーパーコンダクティブファ
ーネスブラックの具体例として、コンチネックスSCF
(コンチネンタルカーボン社製)、バルカンSC(キャ
ボット社製)、エクストラコンダクティブファーネスブ
ラックの具体例として、旭HS−500(旭カーボン社
製)、バルカンXC−72(キャボット社製)、コンダ
クティブチャンネルブラックとしては、コウラックスL
(デグッサ社製)が例示される。また、ファーネスブラ
ックの1種であるケッチェンブラックEC及びケッチェ
ンブラックEC−600JD(ケッチェンブラックシイ
ンターナショナル社製)を用いることもできる。
【0014】なお、これらのうちでは、アセチレンブラ
ックが不純物含有量が少ない上、発達した二次ストラク
チャー構造を有することから導電性に優れており、本発
明において特に好適に用いられる。また、その卓越した
比表面積から低充填量でも優れた導電性を示すケッチェ
ンブラックECやケッチェンブラックEC−600JD
なども好ましく使用できる。
【0015】上記導電性カーボンブラックの添加量は上
述したオルガノポリシロキサン100部(重量部、以下
同じ)に対して3〜30部、特に5〜20部とすること
が好ましい。添加量が3部未満では所望の導電性を得る
ことができない場合があり、30部を越えると得られる
部材の電気抵抗が102Ω以下になる可能性があり、目
的とする半導電領域とはならないことがある。
【0016】なお、本発明においては、カーボンブラッ
クに加え、導電性亜鉛華、導電性酸化チタンなどを配合
して差支えない。
【0017】(C)成分の表面処理シリカは、シリカ表
面が疎水化されておらず、シラノール基が存在するシリ
カの表面を、メチルクロロシラン,ジメチルクロロシラ
ン等のハロシラン、ジメチルジメトキシシララン,メチ
ルトリメトキシシラン,ジメチルジエトキシシラン,メ
チルトリエトキシシラン等のアルコキシシラン、1,
1,3,3,5,5,7,7−オクタメチルシクロテト
ラシラザン等のシラザン、1,1,3,3,5,5,
7,7−オクタメチルテトラシロキサン等の低分子量シ
ロキサンなど、線状又は環状有機珪素化合物を反応させ
ることによって表面処理したものである。
【0018】なお、処理温度は200〜400℃が好ま
しく、またシリカ表面へのカーボンの付着量は0.5重
量%以上が好ましく、更に好ましくは0.8重量%以上
である。
【0019】この表面処理シリカの比表面積は50m2
/g以上、特に100〜300m2/gであることが好
ましく、比表面積が50m2/gに満たないと硬化物の
機械的強度が低くなってしまう場合がある。
【0020】(C)成分の表面シリカの添加量は、
(A)成分のオルガノポリシロキサン100部に対して
5〜50部、特に20〜40部とすることが好ましく、
添加量が5部未満では補強効果が得られない場合があ
り、50部を超えると加工性が悪くなって、得られるゴ
ム材料の機械的強度が低下してしまう場合がある。
【0021】また、電気抵抗を安定化する方法として、
粒子径が0.1〜100μmの球状シリコーンエラスト
マー粒子を(A)成分のオルガノポリシロキサン100
部に対して10〜200部の範囲で添加することができ
る。
【0022】本発明に係るシリコーンゴム組成物には、
本発明の効果を妨げない範囲で必要に応じ増量剤として
粉砕石英、炭酸カルシウムなどの充填剤を配合すること
ができる。また、本発明のシリコーンゴム組成物に無機
又は有機発泡剤を添加することにより、スポンジ状のシ
リコーンゴムを得ることができる。このような発泡剤と
しては、アゾビスブチロニトリル、ジニトロペンタメチ
レンテトラミン、ベンゼンスルフォンヒドラジドなどが
例示され、その添加量はシリコーンゴムコンパウンド1
00部に対して3〜10部の範囲が好適である。
【0023】更に、本発明組成物には必要に応じて着色
剤、耐熱性向上剤などの各種添加剤や反応制御剤、離型
剤、充填剤用分散剤などを本発明の効果を損なわない範
囲で添加することができる。充填剤用分散剤としてはジ
フェニルシランジオール、各種アルコキシシラン、カー
ボンファンクショナルシラン、シラノール基含有低分子
量シロキサンなどが挙げられる。また、シリコーンゴム
組成物に難燃性、耐火性を付与にするための添加剤とし
ては、白金含有材料、白金化合物と二酸化チタン、白金
と炭酸マンガン、白金とγーFe2O3、フェライト、
マイカ、ガラス繊維、ガラスフレークなどを挙げること
ができる。
【0024】本発明に係るシリコーンゴム組成物は、上
記した成分を2本ロール、バンバリーミキサー、ドウミ
キサー(ニーダー)などのゴム混練り機を用いて均一に
混合して、必要に応じ加熱処理を施すことにより得るこ
とができる。
【0025】本発明における硬化剤としては、シリコー
ンゴム組成物の架橋反応の機構に応じた従来公知のもの
を用いることができる。
【0026】この場合、(A)成分のオルガノポリシロ
キサンの分子鎖末端が加水分解性のない基で封鎖されて
おり、架橋反応が炭化水素同士で行われる場合は有機過
酸化物を用いて加硫させる方法を採用する。有機過酸化
物としてはベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロ
ロベンゾイルパーオキサイド、p−メチルベンゾイルパ
ーオキサイド、2,4−ジクミルパーオキサイド、2,
5−ジメチル−ビス(2,5−t−ブチルパーオキシ)
ヘキサン、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチル
ベンゾエートなどが好適に使用される。この有機過酸化
物の添加量は(A)成分のオルガノポリシロキサン10
0部に対して0.5〜5部、あるいはシリコーンゴム組
成物全体の0.1〜1重量%とすることが好ましい。
【0027】また、(A)成分のオルガノポリシロキサ
ンがけい素原子に直結したアルケニル基を有するもので
あるときには、1分子中に2個以上のSiH基を有する
オルガノハイドロジェンポリシロキサンを硬化剤として
使用し、これらの付加反応(ヒドロシリル化反応)によ
って架橋を行わせることによりシリコーンゴム組成物を
硬化させることができる。
【0028】このオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンは、直鎖状、分枝状、環状のいずれであってもよい
が、重合度が300以下のものが好ましい。具体的には
ジメチルハイドロジェンシリル基で末端が封鎖されたジ
オルガノポリシロキサン、ジメチルシロキサン単位とメ
チルハイドロジェンシロキサン単位及び末端トリメチル
シロキシ単位との共重合体、ジメチルハイドロジェンシ
ロキサン単位(H(CH 32SiO0.5単位)とSiO2
単位とからなる低粘度流体、1,3,5,7−テトラハ
イドロジェン−1,3,5,7−テトラメチルシクロテ
トラシロキサン、1−プロピル−3,5,7−トリハイ
ドロジェン−1,3,5,7−テトラメチルシクロテト
ラシロキサン、1,5−ジハイドロジェン−3,7−ジ
ヘキシル−1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラ
シロキサンなどが挙げられる。
【0029】この硬化剤としてのオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサンは、(A)成分のオルガノポリシロキ
サンのアルケニル基に対してSiH基の水素原子が50
〜500モル%となる量割合で使用することが好まし
い。
【0030】なお、この付加反応には公知の白金系触媒
を添加することが好ましく、具体的には白金単体、白金
化合物、白金複合体、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコ
ール化合物、アルデヒド化合物、エーテル化合物、各種
オレフィン類との錯体などか例示される。白金系触媒の
添加量は、(A)成分のオルガノポリシロキサンに対し
て白金原子として1〜2000ppmの範囲とすること
が好ましい。
【0031】このようにして得られたシリコーンゴム組
成物は、金型加圧成型、押し出し成型などの種々の成型
法によって必要とされる用途に成型することができる
が、これらの成型物は必要に応じて100〜250℃で
30分〜24時間ポストキュアーすることにより特性が
安定する。
【0032】本発明の半導電性シリコーンゴムロール
は、アルミニウム、スチール等の芯金表面に上記シリコ
ーンゴム組成物の層を所望の厚さ(通常0.5〜20m
m、更に好ましくは2〜10mm)に形成し、次いでそ
の硬化剤の種類(有機珪素化合物又はオルガノハイドロ
ジェンポリシロキサン)に応じた通常の硬化条件で硬化
させることにより得ることができる。
【0033】この場合、得られた半導電性シリコーンゴ
ム硬化層は、103〜1010Ω・cmの半導電領域にお
いて、その体積抵抗の環境依存性が小さく、具体的には
5℃,30%RHの抵抗値と45℃,80%RHの抵抗
値の差が2桁以内、特に1桁以内のものである。
【0034】
【発明の効果】本発明の半導電ロールは、半導電領域で
の電気抵抗率が温度や湿度によって左右されず、かつば
らつきが極めて少なく安定しているものである。
【0035】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
【0036】[実施例1,2、比較例]ジメチルシロキ
サン単位99.825モル%、メチルビニルシロキサン
単位0.15モル%及びジメチルビニルシロキサン単位
0.025モル%からなり、平均重合度が約8,000
のメチルビニルポリシロキサン(生ゴム)100部に、
表1に示す表面処理シリカ25部を配合し、150℃で
2時間熱処理してベースコンパウンドを作製した。
【0037】また、比較のために比表面積が130m2
/gのヒュームドシリカ(アエロジル130、日本アエ
ロジル社製)を表面処理シリカのかわりに添加し、上記
と同様にしてベースコンパウンドを作製した。
【0038】得られたコンパウンドそれぞれににアセチ
レンブラックを13部、硬化剤として2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン1.3
部を添加し、混練りして得られたコンパウンドを用いて
直径20mmのロールを成型した。成型温度は165℃
/15分、成型圧力は30kg/cm2であった。
【0039】次に、得られたロールの電気特性を図1に
示す装置を用いて測定した。測定は5℃/30%RHと
45℃/80%RHの環境下で行い、幅7mmの電極3
にロール1を接触させ、電極3と芯金2とのあいだの電
気抵抗を測定した。測定電圧は100V、測定機4は
(株)アドバステストデジタル超抵抗計R8340を用
いた。
【0040】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導電ロールの電気特性を測定するた
めに用いられた装置の概略図である。
【符号の説明】 1 ロール 2 芯金 3 電極 4 測定機器
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/02 101 15/16 103 15/20 103 H01B 1/24 Z 7244−5G (72)発明者 高橋 政晴 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯金に、(A)下記平均組成式(1)で
    示されるジオルガノポリシロキサン、 RnSiO(4-n)/2 …(1) (式中、Rは同一又は異種の非置換もしくは置換の一価
    炭化水素基であり、nは1.98〜2.02の正数であ
    る。) (B)導電性カーボンブラック、 (C)表面処理シリカを含有するシリコーンゴム組成物
    の半導電性硬化物層を形成してなることを特徴とする半
    導電ロール。
JP13405593A 1993-05-12 1993-05-12 半導電ロール Pending JPH06321382A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001131415A (ja) * 1999-07-19 2001-05-15 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd シリコーンゴムスポンジ形成性組成物、シリコーンゴムスポンジおよびシリコーンゴムスポンジの製造方法
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