JPH03195194A - 遠隔監視制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、中央制御装置から端末器をアクセスしてデー
タを時分割多重伝送する遠隔監視制御システムに関する
ものである。

［従来の技術］ 従来、中央制御装置にて、各調光制御用端末器の調光制
御レベルを管理し、つまり、中央制御装置内のＲＡＭに
記憶し、アップ調光スイ・ンチ又はダウン調光スイッチ
の入力が検出されれば、ＲＡＭに記憶している調光レベ
ルデータを１つずつ増加させ、増加させたレベルデータ
を調光制御用端末器に伝送し、照明負荷の調光制御を行
っていた。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のこのような方法では、アップ調光スイッチ又はダ
ウン調光スイッチを押している間、調光レベルの伝送を
継続しなければならず、伝送効率が悪いという問題があ
った。

本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、中
央制御装置から調光制御端末器を介して照明負荷を調光
制御する堝きの伝送効率を高めることを目的とした遠隔
監視制御システムを提供するものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、アップ調光スイッチ及びダウン調光スイッチ
を監視する調光スイッチ端末器と、照明負荷を調光制御
する調光制御端末器とを信号線に接続し、アップ調光ス
イッチ又はダウン調光スイッチが押操作された時に、中
央制御装置がアップ調光又はダウン調光の操作入力を検
知すると共に、調光制御端末器にアップ調光又はダウン
調光の制御信号を伝送し、アップ調光スイッチ又はダウ
ン調光スイッチが離された時に改めて中央制御装置が調
光のアップ又はダウンを停止させる停止信号としての制
御信号を調光制御端末器に伝送する信号処理手段を中央
制御装置に設け、調光制御端末器では、アップ調光又は
ダウン調光信号を受けた場合に改めて停止信号を受ける
まで照明負荷を調光制御端末器自身でアップ調光又はダ
ウン調光せしめる制御手段を設けたものである。

［作　用］ 上記構成により、アップ調光スイッチ又はダウン調光ス
イッチが押された時に、中央制御装置がアップ調光又は
ダウン調光の操作入力を検知し、調光制御端末器にアッ
プ調光又はダウン調光の制御信号を伝送し、調光制御端
末器では、端末器自身にて照明負荷の調光レベルを順次
アップ又はダウン（明るく又は暗く）に変化させ、また
、アップ調光スイッチ又はダウン調光スイッチが離され
た時に、中央制御装置が調光レベルの変化の停止入力と
して検知し、この停止信号を調光制御端末器に伝送し、
停止信号を受けた調光制御端末器は、行っていた調光レ
ベルの変化を停止させるようにしている。

［実施ｒＮ］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第１
図は本発明一実施例の概略構成を示すもので、中央制御
装置１と、固有アドレスが設定され操作スイッチＳ、〜
Ｓ、を監視する複数の監視用端末器２、負荷Ｌ１〜Ｌ、
を制御する複数の制御用端末器３、光ワイヤレス中継端
末器７およびデータ外部インターフェース端末器８、パ
ターン設定用端末器９とが一対の信号線４にて接続され
ており、中央制御装置１から信号線４に送出される伝送
信号Ｖｓは、第２図（ａ）に示すように、信号送出開始
を示すスタートパルス信号ＳＴ、信号モードを示すモー
ドデータ信号ＭＤ、端末器２，３を呼び出す８ビツトの
アドレスデータを伝送するアドレスデータ信号ＡＤ、負
荷し、〜Ｌ４を制御す１、る制御データを伝送する制御
データ信号ＣＤ、チエツクサムデータ信号Ｃ８および端
末器２，３，７゜８．９からの信号返送期間を設定する
返送待機期間信号ＷＴよりなる複極（±２４ｖ）の時分
割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送
されるようになっている。

また、各端末器２．３．７，８．９では、信号線４を介
して受信された伝送信号Ｖｓを整流平滑して端末回路電
源を形成し、各端末器２，３゜７．８．９の電源を信号
線４を介して中央制御装置１から供給するようにしてい
る。また、各端末器２，３，７，８．９では、伝送信号
Ｖｓにて伝送されたアドレスデータと自己の固有アドレ
スデータとが一致したときその伝送信号Ｖｓの制御デー
タを取り込むとともに、伝送信号Ｖｓの返送待機信号Ｗ
Ｔに同期して監視データ信号（操作スイ・ンチの操作状
態監視情報、負荷の動作状態情報など）を電流モード信
号（信号線４間に適当な低抵抗を接続して送出される信
号）として返送するようになっている。返送信号■ゎは
グループアクセス（複数の端末器を同時にアクセス）時
における信号衝突を容易にチエツクできるようにするた
めに、第５図に示すような幅広パルスと幅狭パルスのベ
ア信号で°１”、”０″を表すようにした４ビツトの信
号Ｖ１〜■１となっており、返送期間Ｔ中の所定期間Ｔ
１〜Ｔ４（ＲＯ〜Ｒｔ　）に同期して返送されるように
なっている。

また、監視用端末器２．光ワイヤレス中継端末器７から
中央制御装置１へのデータ伝送は、割り込み処理によっ
て行われるようになっている。

すなわち、中央制御装置１からモードデータ信号ＭＤを
ダミーモードとしたダミー伝送信号Ｖｓを常時送出して
おき、いずれかの端末器２．７から返送された第２図（
ｂ）に示すような割り込み要求信号Ｖｉがスタートパル
ス信号ＳＴに同期して受信されたとき５割り込みポーリ
ングモードの伝送信号を伝送して割り込み発生端末器２
を検出し、検出された割り込み発生端末器２をアクセス
してデータを返送させる（動作については後述）ように
なっている。

また、中央制御装置１では、上述のようにして端末器２
，７・・・・・・から中央制御装置１に返送された監視
データ（例えば、操作スイッチＳ、〜Ｓ。

の操作状態情報）に基いて対応する負荷り、〜Ｌ。

を制御する制御用端末器３に伝送する制御データを作成
するとともに、その制御データを当該制御用端末器３を
アクセスして時分割多重伝送し、負荷り、〜Ｌ４を制御
するとともに、返送期間に返送される監視データ（例え
ば、負荷り、〜Ｌ４の動作状態情報）に基づいて端末器
２，７・・・・・・の動作表示ランプを点滅制御する制
御データを時分割多重伝送するようになっている。

第３図は、調光制御端末器３ａを示すもので、信号線４
を介して伝送される伝送信号Ｖｓを整流平滑して端末電
源を形成する電源部１０と、伝送信号Ｖｓの信号処理、
返送信号■６の信号処理などを行う信号処理部１１と、
固有アドレスを設定するアドレス設定部１２と、制御デ
ータによってリレー１５を駆動するリレー駆動部１４と
、リレー１５の動作状態を監視する監視入力部１６と、
商用電源ＡＣのゼロクロス点に同期したゼロクロス信号
を出力するゼロクロス検出部１７と、調光制御データお
よびゼロクロス信号に基づいて位相制御して照明負荷り
、を調光するとともに、リレー接点ｒに基づいて照明負
荷り、をオン、オフ制御する調光制御回路１８とで構成
されている。

第４ＵｇＪ（ａ）は調光スイッチ端末器２ａを示すもの
で、電源部１ｏと、信号処理部１１と、アドレス設定部
１２と、端末器機能（後述）を設定する機能設定部１３
　ａと、列設された多数の発光ダイオードＬＤによって
照明負荷Ｌ１の調光レベルおよびオン、オフ状態を表示
する動作表示部１５゛と、アップ調光スイッチＳ１．ダ
ウン調光スイッチ８６などの操作状態を監視する監視入
力部１６とで構成されている。第４ＵｇＪ（ｂ）は端末
器機能の設定例を示すもので、実施例では、４ビツトの
データによってスイッチ入力（ＳＷ）か、接点入力端末
器（Ｔ／ＬＪ）がを設定（入力方式を設定）するととも
に、遅れ消灯、−時消灯、接点連動、動作時間などの機
能設定を行えるようにしている。

上述のように、実施例にあっては、制御データおよび監
視データを一対の信号線４を介して時分割多重伝送する
ようにした遠隔監視制御装置において、アップ調光スイ
ッチＳ６、ダウン調光スイッチＳ、を監視する調光スイ
ッチ端末器２ａと、照明負荷り、を調光制御する調光制
御回路１８を具備した調光制御端末器３ａとを信号線４
に接続し、調光スイッチ端末器２ａのスイッチＳ１．Ｓ
。

の操作状態を割り込み処理によって監視して調光制御デ
ータを作成する信号処理手段を中央制御装置１に設ける
とともに、中央制御装Ｗ１がら所定の調光制御端末器３
ａをアクセスして調光制御データを伝送し、照明負荷Ｌ
１を調光制御するようにしたものであり、調光スイッチ
端末器２ａを信号線４に接続することにより、任意の場
所から照明負荷Ｌ１の調光制御が行えるようになってい
る。

また、光信号によってデータを伝送する光ワイヤレス送
受信器Ｘ、Ｙを用いて入力されたスイッチ（アップ調光
スイッチ、ダウン調光スイッチに対応）の操作データを
光ワイヤレス中継端末器７および信号線４を介して中央
制御装置１に返送するようにすれば、任意の位置がら照
明負荷り、の調光制御を容易に行うことができ、使い勝
手がより向上する。

第６図は、制御用端末器３の複数の負荷制御回路〈実施
例では４回路）に接続されるどの負荷し１〜Ｌ、を制御
するがを設定する負荷番号設定部１３を設けたものであ
り、他の構成および動作は前記調光スイッチ端末器２ａ
と同様である。

以下実施例の動作に−）いて説明する。第７図は調光ス
イッチ端末器２ａに接続されているスイッチ入力の変化
（Ｓｓ、Ｓ６の操作）が検出されたとき、割り込み処理
によってスイッチ監視情報を中央制御装置１に伝送する
データ伝送方式の一例を示すもので、いま、調光スイッ
チ端末器２ａにて、例えば、アップ調光スイッチＳ、が
操作されてスイッチ入力変化が検出されたとき、その変
化が入力ラッチにセットされ、直ちに割り込み要求パル
スＶｉが常時伝送されているダミーモードの伝送信号Ｖ
ｓのスタートパルス信号ＳＴに同期して送出される。中
央制御装置１では、この割り込み要求信号Ｖｉを受信す
ると、割り込み要求信号Ｖｉを発生している割り込み要
求端末器２ａ、・・・・・・を検出するための割り込み
ポーリングモードの伝送信号Ｖ８を送出して割り込み要
求端末器２ａ、・・・・・・から固有アドレスを返送さ
せる。ここに、実施例では、割り込みポーリングモード
の伝送信号ＶＳにて、８ビツトのアドレスデータのうち
の上位４ビツトを伝送して全端末器を１６個単位でグル
ープアクセスし、グループアクセスされた端末器２ａ、
・・・・・・のうちに割り込み要求端末器２ａが存在す
れば、その端末器２ａからアドレスデータの下位４ビツ
トを返送させ、伝送した上位４ビツトのアドレスデータ
と、返送された下位４ビツトのアドレスを合成して割り
込み要求端末器２ａの固有アドレスを検出し、割り込み
要求端末器２ａを確定する。

次に、中央制御装置１から確定された固有アドレスに基
づいて割り込み要求端末器２ａをアクセスし、入力ラッ
チデータを監視データとして返送させる監視モードの伝
送信号Ｖｓを送出し、割り込み要求端末器２ａがら入力
ラッチデータを所定の返送期間に返送させ、γツブ調光
スイッチＳ５の変化状態を確認する。次に、入力ラッチ
をリセットする入力ラッチリセットモードの伝送信号Ｖ
Ｓを送出してアップ調光スイッチＳ５が操作された調光
スイッチ端末器２ａの入力ラッチをリセットし、次にス
イッチ入力が変化するまで待機状態とする。

次に、中央制御装置１では、確認された入力ラッチデー
タに基づいてアップ調光スイッチＳ。

が操作されたと判定し、アップ調光スイッチＳ。

であることが確認されると、割り込み要求端末器２ａに
対応する調光制御端末器３ａをアクセスして照明負荷り
、の動作状Ｗ３（調光状ｇ）を監視データとして返送さ
せる状態監視モードの伝送信号Ｖｓを送出し、調光制御
端末器３ａから状態監視データ（照明負荷のオンオフの
状態や、調光レベルの状態）を返送させ、調光制御端末
器３ａの状態を監視する０次に、中央制御装置１からは
調光制御端末器３ａヘアツブ調光の制御信号を伝送し、
調光制御端末器３ａでは、制御手段を構成する調光制御
回路１８により調光レベルをアップさせるモードにして
、調光制御端末器３ａ自身で照明負荷をアップ調光し続
ける。この時、照明負荷の調光レベルの変化（この場合
、アップ調光）は調光制御端末器３ａ自身で行うように
調光制御回路１８で制御しているため、中央制御装置１
では、この間他の端末器との処理が可能である。

ここで、調光制御端末器３ａがアップ調光を続けていき
、予め設定した以上の調光レベルの変化があった時は、
調光制御端末器３ａから中央制御装置１へ割り込み処理
にてその旨が伝送され、中央制御装置１では、レベル変
化等の表示データを作成する。そして、中央制御装置１
から、伝送手段を介して調光スイッチ端末器２ａへ上記
表示データを伝送し、調光スイッチ端末器２ａでは、照
明負荷のオンオフの状態と、調光レベルの状態とを発光
ダイオードＬＤにより表示する。一方、調光制御端末器
３ａでは、アップ調光をし続ける。

調光制御端末器３ａがアップ調光をし続けている間にお
いても、中央制御装置１では、他の処理が可能である。

次に、アップ調光スイッチＳ、が離されると、調光スイ
ッチ端末器２ａがこれを検知して、この検知信号を停止
信号として、割り込み入力を発生し、上述と同様の動作
で割り込みにより中央制御装置１へ伝送し、中央制御装
置１は停止信号を調光制御端末器３ａへ伝送する。停止
信号を受けた調光制御端末器３ａは、調光制御回路１８
によりアップ調光のモードを停止する。また、中央制御
装置ｌｌは、入力ラッチをリセットする入力ラッチリセ
ットモードの伝送信号Ｖｓを送出し、調光スイッチ端末
器２ａの入力ラッチをリセットし、次のスイッチ入力が
変化するまで待機状態とする。

このようにして、割り込み処理による照明負荷の調光動
作（アップ調光）を終了する。

上記はアップ調光の場合について説明したが、ダウン調
光の場合でも同様である。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、アップ調光スイッチ及びダウン
調光スイッチを監視する調光スイッチ端末器と、照明負
荷を調光制御する調光制御端末器とを信号線に接続し、
アップ調光スイッチ又はダウン調光スイッチが押操作さ
れた時に、中央制御装置がアップ調光又はダウン調光の
操作入力を検知すると共に、調光制御端末器にアップ調
光又はダウン調光の制御信号を伝送し、アップ調光スイ
ッチ又はダウン調光スイッチが離された時に改めて中央
制御装置が調光のアップ又はダウンを停止させる停止信
号としての制御信号を調光制御端末器に伝送する信号処
理手段を中央制御装置に設け、調光制御端末器では、ア
ップ調光又はダウン調光信号を受けた場合に改めて停止
信号を受けるまで照明負荷を調光制御端末器自身でアッ
プ調光又はダウン調光せしめる制御手段を設けたもので
あるから、アップ調光スイッチ又はダウン調光スイッチ
が押された時に、中央制御装置がアップ調光又はダウン
調光の操作入力を検知し、調光制御端末器にアップ調光
又はダウン調光の制御信号を伝送し、調光制御端末器で
は、端末器自身にて照明負荷の調光レベルを順次アップ
又はダウン（明るく又は暗く）に変化させ、また、アッ
プ調光スイッチ又はダウン調光スイッチが離された時に
、中央制御装置が調光レベルの変化の停止入力として検
知し、この停止信号を調光制御端末器に伝送し、停止信
号を受けた調光制御端末器は、行っていた調光レベルの
変化を停止させるようにしているものであり、調光制御
端末器自身が照明負荷を調光制御している間は、中央制
御装置は他の処理を行うことが可能であり、伝送信号の
伝送効率を高めることができる効果を奏するものである
。

また、調光スイッチ端末器に調光レベルの表示を行うた
め、予め設定された以上の調光レベルの変化があったと
きに、中央制御装置に割り込みにより調光レベルを伝え
る伝送手段を有していることで、予め設定された以上の
調光レベルの変化を見て、アップ調光スイッチ又はダウ
ン調光スイッチを離すことで、照明負荷を適宜な調光レ
ベルに容易に設定できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概略構成図、第２図は同上
の動作説明図、第３図および第４図（ａ）は同上の要部
ブロック回路図、第４図（ｂ）は同上の動作説明図、第
５図は同上の動作説明図、第６図は同上の要部ブロック
回路図、第７図は同上の動作説明図である。 ｌは中央制御装置、２は端末器、２ａは調光スイッチ端
末器、３は端末器、３ａは調光制御端末器、４は信号線
である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）中央制御装置と複数の端末器とを一対の信号線に
   て接続し、中央制御装置から各端末器をアクセスして制
   御データおよび監視データを時分割多重伝送するように
   した遠隔監視制御システムにおいて、アップ調光スイッ
   チ及びダウン調光スイッチを監視する調光スイッチ端末
   器と、照明負荷を調光制御する調光制御端末器とを信号
   線に接続し、アップ調光スイッチ又はダウン調光スイッ
   チが押操作された時に、中央制御装置がアップ調光又は
   ダウン調光の操作入力を検知すると共に、調光制御端末
   器にアップ調光又はダウン調光の制御信号を伝送し、ア
   ップ調光スイッチ又はダウン調光スイッチが離された時
   に改めて中央制御装置が調光のアップ又はダウンを停止
   させる停止信号としての制御信号を調光制御端末器に伝
   送する信号処理手段を中央制御装置に設け、調光制御端
   末器では、アップ調光又はダウン調光信号を受けた場合
   に改めて停止信号を受けるまで照明負荷を調光制御端末
   器自身でアップ調光又はダウン調光せしめる制御手段を
   設けたことを特徴とする遠隔監視制御システム。
2. （２）調光スイッチ端末器に調光レベルの表示を行うた
   め、予め設定された以上の調光レベルの変化があったと
   きに、中央制御装置に割り込みにより調光レベルを伝え
   る伝送手段を有する請求項１記載の遠隔監視制御システ
   ム。