JPH0319476Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0319476Y2
JPH0319476Y2 JP14556585U JP14556585U JPH0319476Y2 JP H0319476 Y2 JPH0319476 Y2 JP H0319476Y2 JP 14556585 U JP14556585 U JP 14556585U JP 14556585 U JP14556585 U JP 14556585U JP H0319476 Y2 JPH0319476 Y2 JP H0319476Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headlamp
attached
bracket
link
brackets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14556585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6252536U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14556585U priority Critical patent/JPH0319476Y2/ja
Publication of JPS6252536U publication Critical patent/JPS6252536U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0319476Y2 publication Critical patent/JPH0319476Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車のヘツドランプをボデーに
対し可動に設定して昇降自在となした自動車用ヘ
ツドランプの昇降装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、第6図に示すように、左右一体形成のヘ
ツドランプ本体1を一方および他方の平行リンク
5,6によりボデー2に対して平行運動により昇
降させる場合、ヘツドランプ本体1の重量、剛性
を考慮して対処する必要がある。
また、第7図は、本願出願人が発行の公開技報
により「公技番号83−695」にて公開したもの
であつて、リトラクタブルヘツドランプ車の空力
特性を改善する目的で、「左右のヘツドランプ1
7,17の上面を連設せしめるカバー18を設
け、このカバー18は常時はボデー2と面一であ
り、ヘツドランプ17,17の突出時には、カバ
ー18を前下りに傾斜させるようにした」ことを
特徴とするものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この第6図の場合、ヘツドランプ本体
1の中央部位1aの撓みおよび支持剛性の不足が
問題となる。
そこで、このような問題点を解決するため、こ
の考案は、左右一体になつたヘツドランプの車両
幅方向の支持剛性およびヘツドランプ本体の剛性
をアツプするとともに、ヘツドランプ昇降時の左
右の同期化を図ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この考案は上述の問題点を、ヘツド
ランプ本体に設けた複数のヘツドランプブラケツ
トに同期バーを設定することにより解決しようと
するものである。
さらに詳しくは、第1図の符号を付して説明す
ると、左右一対のヘツドランプを左右一体に配設
してヘツドランプ本体1を形成し、このヘツドラ
ンプ本体1をボデー2側に装着のリンクブラケツ
ト3に枢支してある一方および他方の平行リンク
5,6によりボデー2に対して昇降させるよう構
成したヘツドランプの昇降装置において、前記ヘ
ツドランプ本体1の中央部位1aにヘツドランプ
センタブラケツト14を装着し、その左右部位に
それぞれヘツドランプブラケツト7,7を装着し
て、前記ヘツドランプセンタブラケツト14に同
期バー9を回動自在に軸支するとともに、この同
期バー9の両端を前記各ヘツドランプブラケツト
7にそれぞれ固定したものである。
〔作用〕
上述の手段によれば、同期バー9がヘツドラン
プ本体1の中央部位1aに装着してあるヘツドラ
ンプセンタブラケツト14に回動自在に軸支さ
れ、この同期バー9の両端がヘツドランプ本体1
の左右部位に装着してある各ヘツドランプブラケ
ツト7にそれぞれ固定されているため、ヘツドラ
ンプ昇降時の左右の同期が図られる。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
第1図から第5図までの図面は、この考案の実
施例を示しており、第4図の平面図から分るよう
に、ヘツドランプ本体1は左右一対のヘツドラン
プを一体に配設形成してあり、このヘツドランプ
本体1はボデー2に対して昇降させるようになつ
ているが、このヘツドランプ本体1をボデー2に
対して昇降させるためのベースとなるリンクブラ
ケツト3,3は、第4図図示のようにボデー2側
に装着されており、これらの各リンクブラケツト
3には第1図から分るように、軸4a,4bによ
り一方および他方の平行リンク5および6の各一
端5a,6aが軸着してあり、これらの各平行リ
ンク5および6の各他端5b,6bは、ヘツドラ
ンプ本体1の左右部位にそれぞれ装着してあるヘ
ツドランプブラケツト7に軸着されるようになつ
ており、さらに詳しくは、一方の平行リンク5の
他端5bは軸8aによつてヘツドランプブラケツ
ト7に回動自在に軸着されており、他方の平行リ
ンク6の他端6bは、後述する第1図図示の同期
バー9によつてヘツドランプブラケツト7に回動
自在に軸着されている。
ついで、前記リンクブラケツト3には、図示し
てない操作装置によつて起動される第1図(第5
図)図示のヘツドランプ駆動装置10が装着され
ており、このヘツドランプ駆動装置10には軸1
1aによつて駆動リンク12の一端12aが軸着
されており、この駆動リンク12の他端12b、
軸11bによつてコネクテイングリンク13の一
端13aに回動自在に軸支され、このコネクテイ
ングリンク13の他端13bは、前記軸8aによ
りヘツドランプ本体1に装着してあるヘツドラン
プブラケツト7に回動自在に軸着してある。
そして、第3図および第4図から分るように、
前記ヘツドランプ本体1の中央部位1aにヘツド
ランプセンタブラケツト14を装着して、このヘ
ツドランプセンタブラケツト14に前述の同期バ
ー9を回動自在に軸支し、また、前記同期バー9
の両端は第3図から分るように前記各ヘツドラン
プブラケツト7に左右で固定してある。
なお、第1図図中の符号15および16は、一
方の平行リンク5がその上昇および下降のそれぞ
れの位置において、ヘツドランプ本体1を停止さ
せるための例えばリミツトスイツチを含むストツ
パである。
このように構成された本願考案の昇降装置の前
記ヘツドランプ本体駆動装置10を起動させて、
第1図図示の駆動リンク12の他端12bを軸1
1aを中心として矢印A方向に回動させると、コ
ネクテイングリンク13の一端13aの軸11b
も矢印A方向に回動し、従つて、この軸11bに
一端13aが軸着してあるコネクテイングリンク
13の他端13bが、第1図鎖線図示13b′のよ
うに矢印B方向に上昇する。
このため、コネクテイングリンク13の他端1
3bに軸8aにより軸着してある実線図示のヘツ
ドランプブラケツト7は、第1図鎖線図示7′の
ように矢印B方向に上昇する。
その結果、前記軸8aに軸着されている一方の
平行リンク5の他端5bと、前記同期バー9に回
動自在に軸着されている他方の平行リンク6の他
端6bは、ともに第2図図示の軸4a,4bを中
心として矢印B方向に回動するから、第2図実線
図示のヘツドランプ本体1が鎖線図示1′のよう
に上昇するのである。
このように、ランプ側枢支点の少なくともどち
らか一方の左右を同期バーで連結することによつ
て、ヘツドランプ昇降時の左右の同期化が図られ
るのである。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、ヘツドランプ本体に
設けたランプ側枢支点であるヘツドランプブラケ
ツトの少なくともどちらか一方の左右に同期バー
を設定したため、ヘツドランプ本体の車両幅方向
の支持剛性ならびにヘツドランプ本体の剛性がア
ツプされることはもとより、ヘツドランプ昇降時
の左右の同期化を図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までの図面は、この考案の実
施例を示しており、第1図は機構詳細を示す側面
図、第2図は平行リンクおよびヘツドランプ本体
の昇降作動図、第3図は第2図の斜視図、第4図
は第5図の平面図、第5図は本考案構成の車両へ
の取付位置を示す側面図、第6図および第7図
は、従来例をそれぞれ示す斜視図である。 1……ヘツドランプ本体、1a……中央部位、
2……ボデー、3……リンクブラケツト、5……
一方の平行リンク、6……他方の平行リンク、7
……ヘツドランプブラケツト、9……同期バー、
14……ヘツドランプセンタブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対のヘツドランプを左右一体に配設して
    ヘツドランプ本体を形成し、このヘツドランプ本
    体をボデー側に装着のリンクブラケツトに枢支し
    てある一方および他方の平行リンクによりボデー
    に対して昇降させるよう構成したヘツドランプの
    昇降装置において、前記ヘツドランプ本体の中央
    部位にヘツドランプセンタブラケツトを装着し、
    その左右部位にそれぞれヘツドランプブラケツト
    を装着して、前記ヘツドランプセンタブラケツト
    に同期バーを回動自在に軸支するとともに、この
    同期バーの両端を前記各ヘツドランプブラケツト
    にそれぞれ固定したことを特徴とする自動車用ヘ
    ツドランプの昇降装置。
JP14556585U 1985-09-24 1985-09-24 Expired JPH0319476Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14556585U JPH0319476Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14556585U JPH0319476Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6252536U JPS6252536U (ja) 1987-04-01
JPH0319476Y2 true JPH0319476Y2 (ja) 1991-04-24

Family

ID=31057223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14556585U Expired JPH0319476Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0319476Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6252536U (ja) 1987-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0319476Y2 (ja)
JP4121613B2 (ja) 無人搬送車のガイドセンサ取付構造
JP2510744B2 (ja) 農作業車用クロ―ラ走行装置
JPS641154Y2 (ja)
JP2003237459A (ja) ビーコンランプの昇降装置
JPH019835Y2 (ja)
JPH082059Y2 (ja) 車両用フロントエアウイング装置
JP2817124B2 (ja) シングルアーム形パンタグラフの揚力制御翼
JPH0124189Y2 (ja)
JPH04994Y2 (ja)
JPH0526695B2 (ja)
JP3110171U (ja) 荷受台昇降装置
JPS5854305Y2 (ja) 走行装置
JPS6241022Y2 (ja)
JPS6441454U (ja)
JPS6223668Y2 (ja)
JPS5826214Y2 (ja) オ−バ−ヘツドコンベヤの傾動ハンガ−装置
JPH063714Y2 (ja) 車両の昇降ステップ装置
JPS6144550Y2 (ja)
JPH065225Y2 (ja) 自動車用サンバイザ
JPH036414Y2 (ja)
JPH0310183Y2 (ja)
JPH1178658A (ja) 資材搬送車輌
JPS61215137A (ja) 自動車の安全装置
JPH052395Y2 (ja)