JPH063714Y2 - 車両の昇降ステップ装置 - Google Patents
車両の昇降ステップ装置Info
- Publication number
- JPH063714Y2 JPH063714Y2 JP17834686U JP17834686U JPH063714Y2 JP H063714 Y2 JPH063714 Y2 JP H063714Y2 JP 17834686 U JP17834686 U JP 17834686U JP 17834686 U JP17834686 U JP 17834686U JP H063714 Y2 JPH063714 Y2 JP H063714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- bracket
- elevating
- vehicle
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、モータグレーダのようにキヤビンが高く配設
されている車両の昇降ステツプ装置に関するものであ
る。
されている車両の昇降ステツプ装置に関するものであ
る。
(従来の技術) モータグレーダについて従来例を説明すると、第5図に
示すように車両本体(1)上にキヤビン(2)が高く配設さ
れ、車両本体(1)の側部に昇降ステップ(3)が間隔をおい
て固設されキヤビン(2)への昇降に供されており、車両
本体(1)の前側に連設された前部フレーム(4)の下側に、
ブレード(5)を旋回および上下操作可能に配設した構造
になっている。
示すように車両本体(1)上にキヤビン(2)が高く配設さ
れ、車両本体(1)の側部に昇降ステップ(3)が間隔をおい
て固設されキヤビン(2)への昇降に供されており、車両
本体(1)の前側に連設された前部フレーム(4)の下側に、
ブレード(5)を旋回および上下操作可能に配設した構造
になっている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の前記モータグレーダは、車両本体の側部に昇降ス
テップが間隔をおき固設されているため、道路走行時な
どにおいて、ブレードを大きく旋回させて車幅内に格納
すると、昇降ステップに同ブレードが干渉して、昇降ス
テップが破損されるなどの問題点がある。
テップが間隔をおき固設されているため、道路走行時な
どにおいて、ブレードを大きく旋回させて車幅内に格納
すると、昇降ステップに同ブレードが干渉して、昇降ス
テップが破損されるなどの問題点がある。
(問題点の解決手段) 本考案は、前記のような問題点に対処するための車両の
可倒式昇降ステップであって、車両本体にブラケットを
固定し、これに昇降ステップを摺動自在に枢着させ、該
昇降ステップの基端部に設けたストッパは枢着軸線より
下部に位置し、車両本体に当接することによって停止位
置が設定される一方、前記昇降ステップの先端部に踏板
を設けたことにより、昇降性能を高めるとともにブレー
ドなどの干渉による昇降ステップの損傷を防止して前記
のような問題点を解消している。
可倒式昇降ステップであって、車両本体にブラケットを
固定し、これに昇降ステップを摺動自在に枢着させ、該
昇降ステップの基端部に設けたストッパは枢着軸線より
下部に位置し、車両本体に当接することによって停止位
置が設定される一方、前記昇降ステップの先端部に踏板
を設けたことにより、昇降性能を高めるとともにブレー
ドなどの干渉による昇降ステップの損傷を防止して前記
のような問題点を解消している。
(作用) 常時は、昇降ステップの基端側に設けたストッパにより
先端側踏板の下降が停止されて所定の高さに保持される
とともに、先端側踏板が車両本体から適度に突出されて
昇降が容易となり、ブレードなどが昇降ステップに干渉
すると同昇降ステップの先端踏板側が上動され、車両本
体側へ上向きに倒されて昇降ステップの損傷が防止され
る。
先端側踏板の下降が停止されて所定の高さに保持される
とともに、先端側踏板が車両本体から適度に突出されて
昇降が容易となり、ブレードなどが昇降ステップに干渉
すると同昇降ステップの先端踏板側が上動され、車両本
体側へ上向きに倒されて昇降ステップの損傷が防止され
る。
(実施例) 第1図ないし第3図に本考案の第1実施例を示し、図中
(1)は車両本体、(2)は車両本体(1)上に配設されたキヤ
ビン、(5)は前部フレーム(4)の下側に旋回および上下操
作可能に配設されたブレードであって、車両本体(1)の
タンデム(1a)の前側に固設されたブラケット(1b)に、昇
降ステップ(10)の基部側を先端側上動可能にピン(12)で
枢着するとともに、昇降ステップ(10)の先端側踏段(11)
の下降を停止して所定の高さに保持するストッパ(13)を
昇降ステップ(10)の基端側に設けた構成になっており、
前記昇降用ステップ(10)は車両本体(1)の側部に配設さ
れて、キヤビン(2)への昇降用として供される。
(1)は車両本体、(2)は車両本体(1)上に配設されたキヤ
ビン、(5)は前部フレーム(4)の下側に旋回および上下操
作可能に配設されたブレードであって、車両本体(1)の
タンデム(1a)の前側に固設されたブラケット(1b)に、昇
降ステップ(10)の基部側を先端側上動可能にピン(12)で
枢着するとともに、昇降ステップ(10)の先端側踏段(11)
の下降を停止して所定の高さに保持するストッパ(13)を
昇降ステップ(10)の基端側に設けた構成になっており、
前記昇降用ステップ(10)は車両本体(1)の側部に配設さ
れて、キヤビン(2)への昇降用として供される。
さらに詳述すると、前記ストッパ(13)は車両本体(1)側
のブラケット(1b)に当接して、先端側踏板(11)の下降を
停止して上昇のみ可能に保持するとともに、先端側踏板
(11)は、図示のようにピン(12)よりも少し斜上方に停止
して保持するのが最適である。
のブラケット(1b)に当接して、先端側踏板(11)の下降を
停止して上昇のみ可能に保持するとともに、先端側踏板
(11)は、図示のようにピン(12)よりも少し斜上方に停止
して保持するのが最適である。
図中(15)はワッシャ、(16)はピン(12)に装着された抜止
用の割りピンである。
用の割りピンである。
本考案の第1実施例は、前記のような構成になっている
ので、通常は、昇降ステップの基端側に設けたストッパ
(13)がブラケット(1b)に当接し先端側踏板(11)の下降が
停止されて先端側踏板が所定の高さに保持されるととも
に、車両本体から適度に突出された状態となって昇降が
容易となる。
ので、通常は、昇降ステップの基端側に設けたストッパ
(13)がブラケット(1b)に当接し先端側踏板(11)の下降が
停止されて先端側踏板が所定の高さに保持されるととも
に、車両本体から適度に突出された状態となって昇降が
容易となる。
第1図に示すようにブレード(5)が大きく旋回されて昇
降ステップ(10)に干渉すると、昇降ステップ(10)の先端
側が大きく上動されて車体本体側へ上向きに倒されるた
め、昇降ステップの損傷が防止される。
降ステップ(10)に干渉すると、昇降ステップ(10)の先端
側が大きく上動されて車体本体側へ上向きに倒されるた
め、昇降ステップの損傷が防止される。
(他の実施例) 第4図に本考案の第2実施例を示しており、前記第1実
施例に比べると昇降ステップ(10)の基部側を車両本体
(1)の側部にピン(12)で枢着した点に特徴を有し、その
他の構成は第1実施例と同様になっており、該第2実施
例においても同様な作用効果が得られる。
施例に比べると昇降ステップ(10)の基部側を車両本体
(1)の側部にピン(12)で枢着した点に特徴を有し、その
他の構成は第1実施例と同様になっており、該第2実施
例においても同様な作用効果が得られる。
(考案の効果) このように本考案によるときは車両本体にブラケットを
固定し、これに昇降ステップを摺動自在に枢着させ、該
昇降ステップの基端部に設けたストッパは枢着軸線より
下部に位置し車両本体に当接することによって停止位置
が設定される一方、前記昇降ステップの先端部に踏板を
設けたものであるから、その構成はブラケットとピンと
ステップとから構成されて部品数を少なくして組立取付
を容易にし、而もストッパ部はピンを境にして踏板と反
対側にあるためステップ位置がピンより上にあるので、
下側からの突き上げだけでなく作業機等が横からぶつか
った時にも車両本体側へ大きく逃げることができステッ
プの損傷を有効に防止できる効果を有する。
固定し、これに昇降ステップを摺動自在に枢着させ、該
昇降ステップの基端部に設けたストッパは枢着軸線より
下部に位置し車両本体に当接することによって停止位置
が設定される一方、前記昇降ステップの先端部に踏板を
設けたものであるから、その構成はブラケットとピンと
ステップとから構成されて部品数を少なくして組立取付
を容易にし、而もストッパ部はピンを境にして踏板と反
対側にあるためステップ位置がピンより上にあるので、
下側からの突き上げだけでなく作業機等が横からぶつか
った時にも車両本体側へ大きく逃げることができステッ
プの損傷を有効に防止できる効果を有する。
第1図は本考案の第1実施例を示す全体の側視図、第2
図は第1図の要部拡大側視図、第3図は第2図の平面
図、第4図は第2実施例を示す側視図、第5図は従来例
の側視図である。 1:車両本体、10:昇降ステップ、11:先端側踏
板、12:枢着(ピン)、13:ストッパ
図は第1図の要部拡大側視図、第3図は第2図の平面
図、第4図は第2実施例を示す側視図、第5図は従来例
の側視図である。 1:車両本体、10:昇降ステップ、11:先端側踏
板、12:枢着(ピン)、13:ストッパ
Claims (1)
- 【請求項1】車両本体にブラケットを固定し、これに昇
降ステップを揺動自在に枢着させ、該昇降ステップの基
端部に設けたストッパは枢着軸線より下部に位置し、車
両本体に当接することによって停止位置が設定される一
方、前記昇降ステップの先端部に踏板を設けることを特
徴とする車両の昇降ステップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17834686U JPH063714Y2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 車両の昇降ステップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17834686U JPH063714Y2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 車両の昇降ステップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63176744U JPS63176744U (ja) | 1988-11-16 |
JPH063714Y2 true JPH063714Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31120388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17834686U Expired - Lifetime JPH063714Y2 (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 車両の昇降ステップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063714Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-21 JP JP17834686U patent/JPH063714Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63176744U (ja) | 1988-11-16 |
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