JPH03194656A - Ｃａｄ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンビエータを用いた図面の設計、すなわちＣ
Ａ　Ｄ　（ｃｏｍｐｕｔｅｒ　ａｉｄｅｄ　ｄｅｓｉｇ
ｎ）に利用する。特に、図面およびその要素についての
品番、品名、個数、重量その他の非図形属性データの管
理に関する。

〔概　要〕

本発明は、図形データに付随する非図形の属性データの
処理が可能なＣＡＤ装置において、属性データを図形デ
ータに関連付けて処理することにより、 属性データの検索、登録、修正その他の操作を簡単にす
るものである。

〔従来の技術〕

近年の設計業務ではＣＡＤ装置が広く利用され、その適
用範囲も広くなっている。特に、単に図面を作成するだ
けではなく、規格部品や設計時に頻繁に利用されるパタ
ーンをデータベースに登録しておき、これらの規格部品
やパターンを用いて新たな部品を設計することも行われ
ている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、従来のＣＡＤ装置では、部品やパターンの製図
は可能であるが、その品番、品名、個数、重量その他の
属性データについては付加できなかった。このため、図
形に意味をもたせたい場合には、別のファイルに属性デ
ータを蓄えておき、それを人手により図形に対応させる
必要があった。

また、データの管理が二元的となる欠点があった。

さらに、図形データと属性データとの間の関連がないた
め、検索、登録、修正その他の操作が煩雑となり、操作
に時間がかかる欠点があった。

本発明は、以上の問題点を解決し、図形データに非図形
の属性データを関連させて処理できるＣＡＤ装置を提供
することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のＣＡＤ装置は、属性データ付加手段として、属
性データを入力する入力手段と、属性データの書式を記
憶する書式記憶手段と、入力手段から入力されたデータ
を書式記憶手段から読み出した書式にしたがって解析す
る解析手段と、この解析手段により解析された属性デー
タを図形データに対応させて記憶する記憶手段と、この
記憶手段に記憶された属性データを表示する表示手段と
を備えたことを特徴とする。

〔作　用〕

属性データの書式を記憶しておき、選択した図形に対応
する書式にしたがって属性データを入力することができ
る。これにより、属性データを図形データに対応させ、
二つのデータを一元的に管理できる。したがって、図形
データに対応する属性データの検索、修正その他の操作
が容易になり、短い時間で操作できる。

〔実施例〕

第１図は本発明実施例ＣＡＤ装置のブロック構成図であ
る。

この装置は、グラフィック画面上で図形データを処理す
る図形データ処理手段として図形データ処理部１と、こ
の図形データ処理部ｌにより作成された図形データに非
図形の属性データを付加する属性データ処理手段とを備
える。図形データ処理部１は、グラフィック表示部１１
．キーボード１２、タブレット１３およびデータベース
１４を備える。

ここで本装置の特徴とするところは、属性データ付加手
段に、属性データを入力する入力手段として入力装置２
を備え、属性データの書式を記憶する書式記憶手段とし
て識別情報ファイル３を備え、入力装置２から入力され
たデータを識別情報ファイル３から読み出した書式にし
たがって解析する解析手段として識別情報ファイル解析
部４および属性データ解析部５を備え、属性データ解析
部５により解析された属性データを図形データに対応さ
せて記憶する記憶手段として一時記憶部６、データベー
ス操作部７およびデータベース８を備え、データベース
８に記憶された属性データを表示する表示手段として属
性データ抽出部９およびグラフィック表示部ＩＯを備え
たことにある。入力装置２には、グラフィック表示部１
５、キーボード１６およびタブレット１７を備える。

第２図は識別情報ファイル３の記憶内容を示す。

識別情報ファイル３は、その先頭に、このファイルが識
別情報ファイルであることを示す識別情報ファイル識別
子２１を含む。さらに、各レコードに、属性識別名２２
、型識別データ２３、項目名データタイプ２４、項目名
データ長２５および項目名２６を含む。

属性識別名２２は、属性データの登録、検索その他の処
理を行うときのキーとなる名称である。また、型識別デ
ータ２３は、入力されるべきデータの型（英数仮名、整
数、実数等）およびその長さを表す。

項目名２６の他に項目名データタイプ２４および項目名
データ長２５を設けることにより、項目名を任意の文字
列で指定できるようにする。

図形データに属性データを付加するには、まず、図形デ
ータ処理部１において、データベース１４に登録されて
いる図形の要素を指定する。図形の指定は、キーボード
１２またはタブレット１３のスタイラスペンを用いる。

識別情報ファイル解析部４は、指定された図形に対して
、識別情報ファイル３の各レコードの内容にしたがって
、入力装置２からさらに入力すべき属性の型、長さその
他を解析する。

属性データ解析部５は、識別情報ファイル３に記憶され
たひとつのレコードにより指定される書式にしたがって
、入力装置２から入力されたデータを解析する。

一時記憶部６は、図形データ処理部１から指定された図
形データと共に、識別情報ファイル解析部４により得ら
れた型識別データ、属性データ解析部５により解析され
た属性データ、その他の情報を一時的に記憶する。−時
的に記憶することにより、属性データの入力誤りをデー
タベース８にアクセスする前に訂正することができる。

また、複数のデータを記憶することにより、連続的にデ
ータベース８にアクセスすることもできる。

データベース操作部７は、−時記憶部６に記憶された情
報を用いて、データベース８への属性データの登録、修
正、削除その他の操作を行う。

データベース８には、対象となった図形に関する情報、
属性データその他の図面情報が記憶される。

属性データ抽出部９は、データベース８に記憶されてい
る属性データを抽出して解析し、そのデータをグラフィ
ック表示部１０に表示する。

この装置の具体的な動作について、第３図に示した図形
を例に、破線で囲まれた部分の図形に属性データを付加
する場合を説明する。

まず、図形データ処理部１において、グラフィック表示
部１１に表示された図形に対し、キーボード１２により
対象要素を選択して指定する。これに対して識別情報フ
ァイル解析部４は、識別情報ファイル３内の属性識別名
２２を解析する。この場合の結果を整数型でデータ数１
とする。このとき、入力装置２のキーボード１６から一
個のデータ、例えば「１」を入力すると、属性データ解
析部５は、識別情報ファイル解析部４による解析結果と
、入力データとから、そのデータが「整数」の「ｌ」で
あると判断する。このデータを一時記憶部６に記憶する
。さらに次の属性識別名について同様に処理し、例えば
５個の属性識別名についてのデータを図形データととも
に一時記憶部６に記憶する。

以上の処理が終了した後に、−時記憶部６に記憶された
データをデータベース操作部７を介してデータベース８
に登録する。

同様の操作を次の図形要素についても実施することによ
り、例えば第４図に示す内容の属性データがデータベー
ス８に登録される。

個々のデータまたは識別情報を参照するときには、属性
データ抽出部９によりデータベース８から属性データを
抽出し、グラフィック表示部１０に表示する。表示例を
第５図および第６図に示す。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のＣＡＤ装置は、機械図面
や部品図面を作成した場合に、その図面に直接に属性デ
ータを付加することができる。また、修正、削除、参照
も可能である。図形データと属性データとがひとつのデ
ータベース内に関連付けられて保存され、しかも属性デ
ータを属性識別名で管理できるため、検索、修正の操作
が簡単となり、短い時間で操作できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例ＣＡＤ装置のブロック構成図。 第２図は識別情報ファイルの記憶内容を示す図。 第３図は処理される図形の例を示す図。 第４図はデータベースに登録される属性データの一例を
示す図。 第５図は属性データの表示例を示す図。 第６図は属性データの表示例を示す図。 ｌ・・・図形データ処理部、２・・・入力装置、３・・
・識別情報ファイル、４・・・識別情報ファイル解析部
、５・・・属性データ解析部、６・・・−時記憶部、７
・・・データベース８作Ｂ、８．１４・・・データベー
ス、９・・・属性データ抽出部、１０．１１．１５・・
・グラフィック表示部、１２．１６・・・キーボード、 １３．１７・・・タブレット。 特許出顆人代理人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、グラフィック画面上で図形データを処理する図形デ
   ータ処理手段と、 この図形データ処理手段により作成された図形データに
   非図形の属性データを付加する属性データ処理手段と を備えたＣＡＤ装置において、 前記属性データ付加手段は、 属性データを入力する入力手段と、 属性データの書式を記憶する書式記憶手段と、前記入力
   手段から入力されたデータを前記書式記憶手段から読み
   出した書式にしたがって解析する解析手段と、 この解析手段により解析された属性データを図形データ
   に対応させて記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶
   された属性データを表示する表示手段と を含む ことを特徴とするＣＡＤ装置。