JPH05143304A - 整合性検査方式 - Google Patents
整合性検査方式Info
- Publication number
- JPH05143304A JPH05143304A JP3329595A JP32959591A JPH05143304A JP H05143304 A JPH05143304 A JP H05143304A JP 3329595 A JP3329595 A JP 3329595A JP 32959591 A JP32959591 A JP 32959591A JP H05143304 A JPH05143304 A JP H05143304A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 仕様書データ間の整合性の検査を高速に行え
るようにするとともに、仕様書データの形式の変更時に
も検査部分を変更する必要がないようにする。 【構成】 仕様書データ編集手段1は、編集/検査指示
入力手段6を介して入力された仕様書データ編集指示に
応じて仕様書データ記憶手段2により外部記憶装置8か
ら仕様書データをメモリ7上に読み出して仕様書データ
を編集する。関連データ作成手段3は、関連データ作成
指示に応じてメモリ7上の仕様書データから整合性検査
に必要な関連データを作成し、関連データ記憶/検索手
段4により外部記憶装置8に記憶する。関連検査手段5
は、関連検査指示に応じて関連データ記憶/検索手段4
により外部記憶装置8から関連データを検索して整合性
がとられているどうかを検査する。
るようにするとともに、仕様書データの形式の変更時に
も検査部分を変更する必要がないようにする。 【構成】 仕様書データ編集手段1は、編集/検査指示
入力手段6を介して入力された仕様書データ編集指示に
応じて仕様書データ記憶手段2により外部記憶装置8か
ら仕様書データをメモリ7上に読み出して仕様書データ
を編集する。関連データ作成手段3は、関連データ作成
指示に応じてメモリ7上の仕様書データから整合性検査
に必要な関連データを作成し、関連データ記憶/検索手
段4により外部記憶装置8に記憶する。関連検査手段5
は、関連検査指示に応じて関連データ記憶/検索手段4
により外部記憶装置8から関連データを検索して整合性
がとられているどうかを検査する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は整合性検査方式に関し、
特に計算機のソフトウェアシステム開発において作成さ
れる仕様書を計算機自身で管理するCASE(Comp
uter Aided Software Engin
eering)システムにおいて記憶装置に記憶されて
いる複数の仕様書データ間の関連の正しさ(整合性)を
検査するための整合性検査方式に関する。
特に計算機のソフトウェアシステム開発において作成さ
れる仕様書を計算機自身で管理するCASE(Comp
uter Aided Software Engin
eering)システムにおいて記憶装置に記憶されて
いる複数の仕様書データ間の関連の正しさ(整合性)を
検査するための整合性検査方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の整合性検査方式では、1
つの仕様書データの内容の全てを1つのファイルに記憶
しておき、検査時には複数のファイルの仕様書データを
もとに仕様書データ間の関連を調べて整合性を検査して
いた。
つの仕様書データの内容の全てを1つのファイルに記憶
しておき、検査時には複数のファイルの仕様書データを
もとに仕様書データ間の関連を調べて整合性を検査して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の整合性
検査方式では、仕様書データ間の整合性検査を実施する
たびに各ファイルの仕様書データの全体を読み込む必要
があったので、検査処理に時間がかかるという欠点があ
った。
検査方式では、仕様書データ間の整合性検査を実施する
たびに各ファイルの仕様書データの全体を読み込む必要
があったので、検査処理に時間がかかるという欠点があ
った。
【0004】また、仕様書には関連しない部分のデータ
形式が変更されたときにも検査部分を作り変える必要が
あるという欠点があった。
形式が変更されたときにも検査部分を作り変える必要が
あるという欠点があった。
【0005】本発明の目的は、上述の点に鑑み、仕様書
データ間の整合性を検査するために必要なデータを関連
データとして取り出して記憶し、検査時には記憶された
関連データのみを対象にすることにより高速に検査可能
とし、また関連データの形式が変更されない限り仕様書
データの形式が変更されても仕様書データから関連デー
タの取出し部分のみを変更すれば検査部分そのものは変
更する必要がないようにした整合性検査方式を提供する
ことにある。
データ間の整合性を検査するために必要なデータを関連
データとして取り出して記憶し、検査時には記憶された
関連データのみを対象にすることにより高速に検査可能
とし、また関連データの形式が変更されない限り仕様書
データの形式が変更されても仕様書データから関連デー
タの取出し部分のみを変更すれば検査部分そのものは変
更する必要がないようにした整合性検査方式を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の整合性検査方式
は、計算機のソフトウェアシステム開発において作成さ
れる仕様書を計算機自身で管理するCASEシステムに
おいて、整合性検査の実施対象となる仕様書データから
整合性検査に必要なデータを関連データとして作成する
関連データ作成手段と、この関連データ作成手段により
作成された関連データを記憶するとともに整合性検査に
必要な検索条件で関連データを検索する関連データ記憶
/検索手段と、この関連データ記憶/検索手段により関
連データを検索して整合性がとられているかどうかを検
査する関連検査手段とを有する。
は、計算機のソフトウェアシステム開発において作成さ
れる仕様書を計算機自身で管理するCASEシステムに
おいて、整合性検査の実施対象となる仕様書データから
整合性検査に必要なデータを関連データとして作成する
関連データ作成手段と、この関連データ作成手段により
作成された関連データを記憶するとともに整合性検査に
必要な検索条件で関連データを検索する関連データ記憶
/検索手段と、この関連データ記憶/検索手段により関
連データを検索して整合性がとられているかどうかを検
査する関連検査手段とを有する。
【0007】
【作用】本発明の整合性検査方式では、関連データ作成
手段が整合性検査の実施対象となる仕様書データから整
合性検査に必要なデータを関連データとして作成し、関
連データ記憶/検索手段が関連データ作成手段により作
成された関連データを記憶するとともに整合性検査に必
要な検索条件で関連データを検索し、関連検査手段が関
連データ記憶/検索手段により関連データを検索して整
合性がとられているかどうかを検査する。
手段が整合性検査の実施対象となる仕様書データから整
合性検査に必要なデータを関連データとして作成し、関
連データ記憶/検索手段が関連データ作成手段により作
成された関連データを記憶するとともに整合性検査に必
要な検索条件で関連データを検索し、関連検査手段が関
連データ記憶/検索手段により関連データを検索して整
合性がとられているかどうかを検査する。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係る整合性検
査方式の構成を示すブロック図である。本実施例の整合
性検査方式は、仕様書データ編集手段1と、仕様書デー
タ記憶手段2と、関連データ作成手段3と、関連データ
記憶/検索手段4と、関連検査手段5と、編集/検査指
示入力手段6と、メモリ7と、外部記憶装置8と、ビッ
トマップディスプレイ9と、キーボード10と、マウス
11とから、その主要部が構成されている。
査方式の構成を示すブロック図である。本実施例の整合
性検査方式は、仕様書データ編集手段1と、仕様書デー
タ記憶手段2と、関連データ作成手段3と、関連データ
記憶/検索手段4と、関連検査手段5と、編集/検査指
示入力手段6と、メモリ7と、外部記憶装置8と、ビッ
トマップディスプレイ9と、キーボード10と、マウス
11とから、その主要部が構成されている。
【0010】本実施例の整合性検査方式の実現には、例
えば、図2に示すようなハードウェアシステムが用いら
れる。図2中、符号7は高速にアクセス可能な揮発性の
メモリ、8は磁気ディスク装置などの外部記憶装置、9
はドット単位で描画可能なビットマップディスプレイ、
10はデータを入力するキーボード、11はビットマッ
プディスプレイ9上の位置を指し示すためのマウス、1
2は中央処理装置(CPU)をそれぞれ示す。本実施例
の整合性検査方式は、CPU12がメモリ7に格納され
た所定の命令をフェッチして実行することによって実現
されるようになっている。
えば、図2に示すようなハードウェアシステムが用いら
れる。図2中、符号7は高速にアクセス可能な揮発性の
メモリ、8は磁気ディスク装置などの外部記憶装置、9
はドット単位で描画可能なビットマップディスプレイ、
10はデータを入力するキーボード、11はビットマッ
プディスプレイ9上の位置を指し示すためのマウス、1
2は中央処理装置(CPU)をそれぞれ示す。本実施例
の整合性検査方式は、CPU12がメモリ7に格納され
た所定の命令をフェッチして実行することによって実現
されるようになっている。
【0011】計算機のソフトウェアシステム開発におい
て作成される仕様書には多数の種類があるが、本実施例
の整合性検査方式では、データフロー図を例にとって説
明する。データフロー図は、ソフトウェアシステムの処
理階層と情報の流れとを表現するための図で、例えば図
3に示すような構成要素からなる。図3中、符号31は
処理、32は情報の流れを表すデータフロー、33は情
報の保管を表すデータストア、34はデータフロー図の
名前、35は対象システム外の要素である外部環境をそ
れぞれ示す。
て作成される仕様書には多数の種類があるが、本実施例
の整合性検査方式では、データフロー図を例にとって説
明する。データフロー図は、ソフトウェアシステムの処
理階層と情報の流れとを表現するための図で、例えば図
3に示すような構成要素からなる。図3中、符号31は
処理、32は情報の流れを表すデータフロー、33は情
報の保管を表すデータストア、34はデータフロー図の
名前、35は対象システム外の要素である外部環境をそ
れぞれ示す。
【0012】データフロー図中の処理の内容は、別のデ
ータフロー図として詳細化することができる。図3の例
では、データフロー図「コンテキストダイアグラム」内
の処理「受発注システム」は、データフロー図「受発注
システム」内の5個の処理に詳細化される。このような
データフロー図を複数枚作成してソフトウェアシステム
をモデル化することになるが、そのときに複数のデータ
フロー図間で次のような規則等が満たされる必要があ
る。
ータフロー図として詳細化することができる。図3の例
では、データフロー図「コンテキストダイアグラム」内
の処理「受発注システム」は、データフロー図「受発注
システム」内の5個の処理に詳細化される。このような
データフロー図を複数枚作成してソフトウェアシステム
をモデル化することになるが、そのときに複数のデータ
フロー図間で次のような規則等が満たされる必要があ
る。
【0013】規則a: ある処理の詳細化に際しては、
上位の処理に対してのデータフローの入出力と詳細化し
た下位のデータフロー図に対してのデータフローの入出
力とが一致していなければならない。
上位の処理に対してのデータフローの入出力と詳細化し
た下位のデータフロー図に対してのデータフローの入出
力とが一致していなければならない。
【0014】規則b: データストアにはデータの入出
力がないといけない。
力がないといけない。
【0015】規則aは、図3の例で示すと、データフロ
ー図「コンテキストダイアグラム」の処理「受発注シス
テム」に対してのデータフローの入出力(電話受注,商
品など)と、データフロー図「受発注システム」に対し
てのデータフローの入出力(発注,仕入れ商品など)と
が一致している必要があるということである。
ー図「コンテキストダイアグラム」の処理「受発注シス
テム」に対してのデータフローの入出力(電話受注,商
品など)と、データフロー図「受発注システム」に対し
てのデータフローの入出力(発注,仕入れ商品など)と
が一致している必要があるということである。
【0016】本実施例の整合性検査方式の目的は、作成
された仕様書データがこのような規則に整合しているか
否かを検査することにある。
された仕様書データがこのような規則に整合しているか
否かを検査することにある。
【0017】図4は、仕様書データのデータ構造の一例
を示す図である。この仕様書データでは、ノード情報配
列は、各ノードを一意に識別するノードidと、処理,
データストアおよび外部環境の種別を表すノードタイプ
と、名称と、ノードがデータフロー図のどの位置にある
かを表す座標情報とからなるエントリが、ノードの数だ
け繰り返されて構成されている。また、アーク情報配列
は、各アークを一意に識別するアークidと、始点ノー
ドidと、終点ノードidと、データフロー名と、座標
情報と、アークの線を描くためのパス情報を表すアーク
形状情報とからなるエントリが、アークの数だけ繰り返
されて構成されている。
を示す図である。この仕様書データでは、ノード情報配
列は、各ノードを一意に識別するノードidと、処理,
データストアおよび外部環境の種別を表すノードタイプ
と、名称と、ノードがデータフロー図のどの位置にある
かを表す座標情報とからなるエントリが、ノードの数だ
け繰り返されて構成されている。また、アーク情報配列
は、各アークを一意に識別するアークidと、始点ノー
ドidと、終点ノードidと、データフロー名と、座標
情報と、アークの線を描くためのパス情報を表すアーク
形状情報とからなるエントリが、アークの数だけ繰り返
されて構成されている。
【0018】図5は、図3の例に対応した図4のデータ
構造を有する仕様書データの一例を示す図である。
構造を有する仕様書データの一例を示す図である。
【0019】図6は、関連データのデータ構造の一例を
示す図である。この関連データでは、処理入力フロー表
は、データフロー図名,ノードid,処理名,アークi
dおよび入力データフロー名からなる。また、処理出力
フロー表は、データフロー図名,ノードid,処理名,
アークidおよび出力データフロー名からなる。さら
に、フロー図入力フロー表は、データフロー図名,アー
クidおよび入力データフロー名からなる。さらにま
た、フロー図出力フロー表は、データフロー図名,アー
クidおよび出力データフロー名からなる。
示す図である。この関連データでは、処理入力フロー表
は、データフロー図名,ノードid,処理名,アークi
dおよび入力データフロー名からなる。また、処理出力
フロー表は、データフロー図名,ノードid,処理名,
アークidおよび出力データフロー名からなる。さら
に、フロー図入力フロー表は、データフロー図名,アー
クidおよび入力データフロー名からなる。さらにま
た、フロー図出力フロー表は、データフロー図名,アー
クidおよび出力データフロー名からなる。
【0020】図7は、図5の仕様書データより作成した
図6のデータ構造を有する関連データの一例を示す図で
ある。
図6のデータ構造を有する関連データの一例を示す図で
ある。
【0021】図8は、前述の規則aを検査するための検
索条件の一例を示す図である。この検索条件は、「フロ
ー図入力フロー表のデータフロー図名」を「処理入力フ
ロー表の処理名」に、「フロー図入力フロー表の入力デ
ータフロー名」を「処理入力フロー表の入力データフロ
ー名」に対応させて表の和の結合を行った表を作成す
る、というものである。
索条件の一例を示す図である。この検索条件は、「フロ
ー図入力フロー表のデータフロー図名」を「処理入力フ
ロー表の処理名」に、「フロー図入力フロー表の入力デ
ータフロー名」を「処理入力フロー表の入力データフロ
ー名」に対応させて表の和の結合を行った表を作成す
る、というものである。
【0022】図9は、図7の関連データを図8の検索条
件で検索した結果を示す図である。
件で検索した結果を示す図である。
【0023】図10は、図9の検索結果に基づく検査結
果の出力例を示す図である。
果の出力例を示す図である。
【0024】次に、このように構成された本実施例の整
合性検査方式の動作について、図3〜図10に示す具体
例を参照しながら説明する。
合性検査方式の動作について、図3〜図10に示す具体
例を参照しながら説明する。
【0025】仕様書データ編集手段1は、キーボード1
0やマウス11から編集/検査指示入力手段6を介して
入力された仕様書データ編集指示に応じて起動され、仕
様書データ記憶手段2により外部記憶装置8から仕様書
データをメモリ7上に読み出したり、メモリ7上の仕様
書データを仕様書データ記憶手段2により外部記憶装置
8に書き出したり、メモリ7上の仕様書データを編集し
たり、メモリ7上の仕様書データをビットマップディス
プレイ9に表示したりするなどの動作を行う。
0やマウス11から編集/検査指示入力手段6を介して
入力された仕様書データ編集指示に応じて起動され、仕
様書データ記憶手段2により外部記憶装置8から仕様書
データをメモリ7上に読み出したり、メモリ7上の仕様
書データを仕様書データ記憶手段2により外部記憶装置
8に書き出したり、メモリ7上の仕様書データを編集し
たり、メモリ7上の仕様書データをビットマップディス
プレイ9に表示したりするなどの動作を行う。
【0026】仕様書データ記憶手段2は、仕様書データ
を外部記憶装置8に対して書き込んだり、読み出したり
する。
を外部記憶装置8に対して書き込んだり、読み出したり
する。
【0027】関連データ作成手段3は、仕様書データの
作成時にキーボード10やマウス11から編集/検査指
示入力手段6を介して入力された関連データ作成指示に
応じて起動され、仕様書データ編集手段1が管理するメ
モリ7上の仕様書データから整合性検査に必要な関連デ
ータを作成して、関連データ記憶/検索手段4により外
部記憶装置8に記憶する。
作成時にキーボード10やマウス11から編集/検査指
示入力手段6を介して入力された関連データ作成指示に
応じて起動され、仕様書データ編集手段1が管理するメ
モリ7上の仕様書データから整合性検査に必要な関連デ
ータを作成して、関連データ記憶/検索手段4により外
部記憶装置8に記憶する。
【0028】例えば、関連データ作成手段3は、メモリ
7上のデータフロー図の仕様書データのデータ構造(図
4参照)をもとに、前述の規則aを検査するための関連
データのデータ構造(図6参照)に基づいて関連データ
を作成する。例えば、図6中に示す「処理入力フロー
表」のデータは、図4の各データフロー図毎に、次のス
テップで作成することができる。
7上のデータフロー図の仕様書データのデータ構造(図
4参照)をもとに、前述の規則aを検査するための関連
データのデータ構造(図6参照)に基づいて関連データ
を作成する。例えば、図6中に示す「処理入力フロー
表」のデータは、図4の各データフロー図毎に、次のス
テップで作成することができる。
【0029】(1) ノード情報配列のノードタイプが
「処理」の行のノードidを見つけて、見つかったそれ
ぞれのノードidについて以下を繰り返す。
「処理」の行のノードidを見つけて、見つかったそれ
ぞれのノードidについて以下を繰り返す。
【0030】(2) そのノードidが、アーク情報配
列の終点ノードidに一致する行のアークidを見つけ
て、見つかったそれぞれのアークid毎に、図6の「処
理入力フロー表」の1行分のデータを作成する。
列の終点ノードidに一致する行のアークidを見つけ
て、見つかったそれぞれのアークid毎に、図6の「処
理入力フロー表」の1行分のデータを作成する。
【0031】他の図6の表も同様の考え方で作成でき
る。図5の仕様書データをもとに作成した関連データを
図7に示す。作成された関連データは、関連データ記憶
/検索手段4により外部記憶装置8に格納される。
る。図5の仕様書データをもとに作成した関連データを
図7に示す。作成された関連データは、関連データ記憶
/検索手段4により外部記憶装置8に格納される。
【0032】関連データ記憶/検索手段4は、関連デー
タを外部記憶装置8に記憶したり、外部記憶装置8にす
でに記憶されている関連データを検索したりする。関連
データ記憶/検索手段4は、関係データベースの技術を
用いて実現することができる。
タを外部記憶装置8に記憶したり、外部記憶装置8にす
でに記憶されている関連データを検索したりする。関連
データ記憶/検索手段4は、関係データベースの技術を
用いて実現することができる。
【0033】関連検査手段5は、キーボード10やマウ
ス11から編集/検査指示入力手段6を介して入力され
た関連検査指示に応じて起動され、関連データ記憶/検
索手段4により外部記憶装置8から整合性検査に必要な
検索条件で関連データを検索し、検索結果をもとに整合
性検査を行い、検査結果をビットマップディスプレイ9
に表示する。
ス11から編集/検査指示入力手段6を介して入力され
た関連検査指示に応じて起動され、関連データ記憶/検
索手段4により外部記憶装置8から整合性検査に必要な
検索条件で関連データを検索し、検索結果をもとに整合
性検査を行い、検査結果をビットマップディスプレイ9
に表示する。
【0034】例えば、前述の規則aを検査する場合、関
連検査手段5は、関連データ記憶/検索手段4により図
8の検索条件で関連データを検索する。この検索は、通
常の関係データベースの検索機能を使用して実施でき
る。図7の関連データをもとに検索した結果を、図9に
示す。
連検査手段5は、関連データ記憶/検索手段4により図
8の検索条件で関連データを検索する。この検索は、通
常の関係データベースの検索機能を使用して実施でき
る。図7の関連データをもとに検索した結果を、図9に
示す。
【0035】関連検査手段5は、図9の関連データにつ
いて、「入力データフロー名1」または「入力データフ
ロー名2」の値が「NIL」の行を見つけることによっ
て、規則aに対する不整合箇所を見つけることができ
る。図9の関連データの一例では2行目が不整合箇所と
なるので、関連検査手段5は、例えば図10に示すよう
な文章表現でビットマップディスプレイ9に検査結果を
表示することができる。
いて、「入力データフロー名1」または「入力データフ
ロー名2」の値が「NIL」の行を見つけることによっ
て、規則aに対する不整合箇所を見つけることができ
る。図9の関連データの一例では2行目が不整合箇所と
なるので、関連検査手段5は、例えば図10に示すよう
な文章表現でビットマップディスプレイ9に検査結果を
表示することができる。
【0036】規則bについても、規則bを検査するため
に必要な検索条件と検索結果である関連データに対する
検査方法とを適当に設定することにより、容易に整合性
検査を行うことができる。
に必要な検索条件と検索結果である関連データに対する
検査方法とを適当に設定することにより、容易に整合性
検査を行うことができる。
【0037】このように、本実施例の整合性検査方式で
は、仕様書データ間の整合性検査をするために、仕様書
データ記憶手段2により仕様書データを順番に読み込む
ことをしなくても、関連データ記憶/検索手段4により
関連データをランダムに検索して整合性を検査すること
により、高速に検査が可能となる。また、仕様書データ
の形式が変更されたとしても、関連データ作成手段3の
みを変更するだけで、関連データ記憶/検索手段4およ
び関連検査手段5には変更の必要がない。
は、仕様書データ間の整合性検査をするために、仕様書
データ記憶手段2により仕様書データを順番に読み込む
ことをしなくても、関連データ記憶/検索手段4により
関連データをランダムに検索して整合性を検査すること
により、高速に検査が可能となる。また、仕様書データ
の形式が変更されたとしても、関連データ作成手段3の
みを変更するだけで、関連データ記憶/検索手段4およ
び関連検査手段5には変更の必要がない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、関連デー
タ作成手段,関連データ記憶/検索手段および関連検査
手段を設け、仕様書データ間の整合性を検査するために
必要なデータを関連データとして取り出して記憶し、検
査時には記憶された関連データのみをランダムに検索し
て整合性を検査するようにしたことにより、CASEシ
ステムにおける仕様書データ間の整合性検査を高速に実
行することが可能になるという効果がある。
タ作成手段,関連データ記憶/検索手段および関連検査
手段を設け、仕様書データ間の整合性を検査するために
必要なデータを関連データとして取り出して記憶し、検
査時には記憶された関連データのみをランダムに検索し
て整合性を検査するようにしたことにより、CASEシ
ステムにおける仕様書データ間の整合性検査を高速に実
行することが可能になるという効果がある。
【0039】また、仕様書データの形式が変更された場
合にも整合性の検査部分の変更を容易に行うことが可能
になるという効果がある。
合にも整合性の検査部分の変更を容易に行うことが可能
になるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係る整合性検査方式の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本実施例の整合性検査方式が実現されるハード
ウェアシステムを示すブロック図である。
ウェアシステムを示すブロック図である。
【図3】本実施例の整合性検査方式における仕様書の一
例としてのデータフロー図を具体的に示す図である。
例としてのデータフロー図を具体的に示す図である。
【図4】本実施例の整合性検査方式における仕様書デー
タのデータ構造の一例を示す図である。
タのデータ構造の一例を示す図である。
【図5】図3の例に対応した図4のデータ構造を有する
仕様書データの一例を示す図である。
仕様書データの一例を示す図である。
【図6】本実施例の整合性検査方式における関連データ
のデータ構造の一例を示す図である。
のデータ構造の一例を示す図である。
【図7】図5の仕様書データより作成した図6のデータ
構造を有する関連データの一例を示す図である。
構造を有する関連データの一例を示す図である。
【図8】本実施例の整合性検査方式において規則を検査
するための検索条件の一例を示す図である。
するための検索条件の一例を示す図である。
【図9】図7の関連データを図8の検索条件で検索した
結果を示す図である。
結果を示す図である。
【図10】図9の検索結果に基づく検査結果の出力例を
示す図である。
示す図である。
1 仕様書データ編集手段 2 仕様書データ記憶手段 3 関連データ作成手段 4 関連データ記憶/検索手段 5 関連検査手段 6 編集/検査指示入力手段 7 メモリ 8 外部記憶装置 9 ビットマップディスプレイ 10 キーボード 11 マウス 12 中央処理装置(CPU)
Claims (1)
- 【請求項1】 計算機のソフトウェアシステム開発にお
いて作成される仕様書を計算機自身で管理するCASE
システムにおいて、 整合性検査の実施対象となる仕様書データから整合性検
査に必要なデータを関連データとして作成する関連デー
タ作成手段と、 この関連データ作成手段により作成された関連データを
記憶するとともに整合性検査に必要な検索条件で関連デ
ータを検索する関連データ記憶/検索手段と、この関連
データ記憶/検索手段により関連データを検索して整合
性がとられているかどうかを検査する関連検査手段とを
有することを特徴とする整合性検査方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3329595A JPH05143304A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 整合性検査方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3329595A JPH05143304A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 整合性検査方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05143304A true JPH05143304A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=18223109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3329595A Pending JPH05143304A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 整合性検査方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05143304A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008186356A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Hitachi Information Systems Ltd | ドキュメントの整合性検査支援システムおよび方法、ならびにそのプログラム |
JP2015041285A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | 三菱電機株式会社 | 整合性検証装置、整合性検証方法及び整合性検証プログラム |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP3329595A patent/JPH05143304A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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