JPH01290046A - ファイル管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は階層的ディレクトリ構造を採用したコンピュー
タ装置のファイル管理装置に関する。

〔従来の技術〕

コンピュータ装置においては、多数のファイルを外部記
憶装置に記憶格納し、これを必要に応じ、有効、かつ合
理的に取り扱い可能であることが必要となる。

現在、このファイル管理には階層的ディレクトリ構造が
採用されている。これは各ファイルの関係を下方に成長
する木の形、即ち木構造で管理するものである。この場
合、この木のいちばん上はルートと呼ばれ、枝に相当す
る部分はブイレフ１〜りと呼ばれる。このブイレフ１−
り部分はファイル管理情報を記憶し、ここにはファイル
名、ファイルサイズ、記憶位置等が記録される。したが
って、ファイルは単にデータが入っている部分として、
このブイレフ１〜りの下に存在する。

この階層的ディレクトリ構造を採用したファイル管理に
よれば、操作者は独自の作業環境を作ることができ、極
めて有効なものである。例えば、補助記憶装置としてハ
ードディスク装置を採用し、これを複数の操作者が共用
するような場合、各操作者ごとにディレクトリを設定す
ることにより、操作各別の作業環境を明確にすることが
できる。

また、補助記憶装置としてフロッピーディスクを採用し
た個人的なものであれば、仕事の種類別にディレクトリ
を分けることによって、ファイルの整理が行えるため作
業効率を向上することができこの種のファイル管理に関
するものとしては、特開昭６０−５３２０号、特開昭５
９−１８０６２２号、特開昭６０−５３２３号、実開昭
５９−１２６３３３号がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

階層的ディレクトリ構造を採用したファイル管理は前記
したように種々の利点を有し、極めて有効なものである
。しかしながら、ディレクトリを簡単に構成できるため
、これが多くなると、全体のファイル構成を確認するよ
うな場合、各ディレクトリ単位に確認するという操作が
必要になってしまう。

本発明の目的は、簡単な操作により、現在使用中のファ
イルの位置、あるいはディレクトリの管理状態を視覚的
に確認できるファイル管理装置を得ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的は、記憶装置に登録した各ファイルの接続に
関する情報を記憶するディレクトリ情報記憶部を設け、
この記憶内容に基づいて各ファイルの階層接続関係を表
示画面上に視覚的に表示する表示手段を備えることによ
って達成される。

ディレクトリ情報記憶部は新に設けるようにしてもよい
し、またファイル登録に際して作成される管理データ記
憶部の内容を利用するようにしてもよい。新に設ける場
合には、記憶装置へのファイルの登録に際し、所定情報
をこのディレクトリ情報記憶部に記憶する。また、ディ
レクトリ情報記憶部として記憶装置に設けた管理データ
記憶部を利用する場合には、当該管理データ記憶部の内
容を解析し、その解析結果に基づいて、各ファイルの階
層接続関係を表示画面上に視覚的に表示する。

〔作用〕

上記のようにすれば、記憶装置へのファイル登録に際し
、ディレクトリ情報記憶部に、各ファイルの接続に関す
る情報が記憶される。この記憶内容を用いることにより
、デイスプレィへの表示位置が決定できるため、デイス
プレィには、デイレ−へ　　　− クトリの階層構造図を表示することができ、複雑な構造
や、現在いる場所が一目で判るようになる。

また、カレントディレクトリ位置の変更も容易にできる
ようになる。

〔実施例〕

以下、本発明を適用した一実施例を、第１図〜第７図を
用いて説明する。

第１図は全体のシステム構成を示すブロック図である。

同図において、１０１は情報を入力するキーボード、１
０２は階層ディレクトリを表示するためのデイスプレィ
装置、１０３はコンピュータの本体、１０４はプログラ
ム、あるいは表示に用いる情報等を記憶格納する主記憶
装置、１０５は多数のファイルを記憶保存するファイル
記憶部と、これら多数のファイルを階層的ディレクトリ
構造で管理するためのデータを記憶した管理データ記憶
部とを備えたガ部記憶装置である。

第２図は階層的ディレクトリ構造図を表示するために設
けたディレクトリ記憶テーブルＤＴＢＬであり、これは
外部記憶装置１０５の予め定めた記憶部に設定し、必要
に応じて主記憶装置１０４に読み出される。この図にお
いて、２０１は外部記憶装置中に存在するティレフトリ
名記憶部、２０２はその階層段階を示す階層番号記憶部
であり、この記憶内容はルートディレクトリを１とし、
階層が深くなる程、その数字が大きくなる。２０９はデ
ィレクトリ各記憶部２０１に記憶したティレフトリ名が
、ディレクトリであるか、あるいはファイル名であるか
の区別情報を記憶する記憶部であり、ディレクトリの場
合は「１」、ファイル名の場合は「０」がセットされる
。２０３は後接続ディレクトリ記憶部で、現在のポイン
タ１−りの子供のディレクトリ名を記憶する。２０４は
前接続ディレクトリ記憶部で、現在のディレクトリの親
ディレクトリ名を記憶する。以上、記憶部２０１〜２０
４の記憶内容は、外部記憶装置１０４内にディレクトリ
、又はファイルを作成５複写又は削除した段階で常に作
成、又は更新されるものである。

その作成、更新を行うフローチャートを第８図に示す。

記憶部２０５は記憶部２０１〜２．０４までの情報に基
づき、後述する第６図、第７図に示す処理を用いて決定
するデイスプレィの表示位置欄で、カラムとライン（ｘ
、ｙ）により決定される値を記憶する。記憶部２０６に
は記憶部２０５で表示位置が決定されたと同時に「１」
がセットされる。また、全てのディレクトリにおいて表
示位置の決定が行われると、記憶部２０７の表示位置決
定温に「１」がセットされる。記憶部２０８には現在ど
のディレクトリにいるかを示すもので、現在の位置に「
１」がセットされる。

第８図は、新しいファイルの作成時に起動され、第２図
のデイレクトり記憶テーブルＤＴＢＬに所定の情報を登
録するディレクトリ情報記憶登録手段ＤＲＥＲを示すフ
ローチャートである。登録する際には親ディレクトリの
接続ディレクトリ記憶部２０３の情報も書き換える。ま
た、ファイルの登録時には、後述する、第６図で表され
る表示位置決定も同時に実行される。

第３図は、ディレクトリ名表示位置のデイスプレィ上で
の割りつけである。横方向をカラムとし、Ｘｉ、Ｘ２．
Ｘ３・・　Ｘ　ｎで示す。縦方向をラインとし、Ｙｌ、
Ｙ２．Ｙ３・・・・・Ｙｎで示す。

第４図は第３図を更に拡大したものである。ここに示し
たように、ディレクトリ名を枠で囲み、線で結ぶ。

第５図は、表示手段ＤＳＰの大まかな処理を説明する概
略フローチャートである。当該手段ＤＳＰはキーボード
１０１上に配列した予め定めたキー等の押圧に応答して
起動される。まず、ステップ５０１では現在表示中の表
示画面の内容を退避記憶すると共に表示画面の表示内容
を消去し１階層図の表示の準備を行う。そして、ステッ
プ５０６により当該表示手段ＤＳＰの後述する本体を起
動する。そして、この階層図の確認操作等の終了により
、キーボード１０１上に配列した予め定めたキー等の抑
圧に応答してステップ５０３の処理が実行される。ここ
では、階層図が表示された画面を消去し、ステップ５０
１で退避した画面を復帰して表示画面を元の状態に戻す
。

第６図は、第５図におけるステップ５０２の階層ディレ
クト、り一覧表表示の部分を更に詳細に示すフローチャ
ー１へである。まず、ステップ６０１でポインタをルー
１−ポインタ１〜りに配置し、まず一方向にのみについ
てポインタを記憶部２０３を参照して後接続ディレクト
リへ移し、ステップ６０３〜６０７で示すように後接続
ディレクトリが存在しない状態になるまで表示位置を決
定し、表示位置決定済記憶部２０６に「１」をセットす
ることを繰り返す。これ以上後接続ディレクトリが存在
しなくなった時、記憶部２０４を参照し、ステップ６０
９により、前接続ディレクトリへポインタを移し、その
位置から見て、後接続ディレクトリの位置決定温に全て
「１」がセットされるまで表示位置決定を繰り返す。

以下同様にして決定し、全てのディレクトリのディレク
トリ位置決定欄に「１」がセットされたなら、ディレク
トリ記憶テーブルＤＴＢＬの記憶部の２０５を参照して
、デイスプレィにディレクトリを表示する。その後６１
３によりディレクトυ名を四角く枠で囲み、ディレクト
リ記憶テープルＤＴＢＬの記憶部２０３を参照して、各
ディレクトリを線で結ぶ。そして、ステップ６１４によ
り、現在いるディレクトリ名を記憶部２０８を参照して
明るく表示させる。

第７図は、第６図のステップ６０５．６０８における表
示位置決定を更に詳細にしたフローチャートである。こ
れは、同一箇所に表示することを避ける方向を記したも
のである。ステップ７０１により前接続ディレクトリの
表示位置′ｔ−（Ｘ、Ｙ）に読み込む。この時、前接続
ディレクトリ記憶部２０４がルートディレクトリの場合
、初期値として（ＸＩ、　Ｙｌ）が設定さ才している。

ステップ７゜３においては、以前に決定している表示位
置の中に（ｘ、ｙ）と同じ表示位置のものが存在するか
どうかを判断し、存在する場合は表示位置を、１カラム
右へ移動させる。

第９図は本実施例装置の代表的な使用例を示したもので
ある。現在のカレントディレクトリが位置９０３にある
時に、カレン）〜ディレクトリを位置９０４へ変更させ
るには、マウス９０４を使用しマウスカーソル９０２を
位置９０４へ合わせ、クリックを行う。この際に、カレ
ントディレクトリを移動処理する処理フローチャートを
第１０図に示す。これは、画面より表示位置を取り込み
、第２図に示した記憶部２０５の表示位置を検索し、デ
ィレクトリ記憶テーブルＤＴＢＬ内での位置９０４に相
当する位置を探し出し、第２図の記憶部２０８の現在位
置を修正した後、カレントディレクトリを位置９０３か
ら位置９０４へ移動処理する。これにより、カレントデ
ィレクトリの移動が可能となる。

以上の説明から明らかなように、実施例によれば、外部
記憶装置１０５にファイルを登録するたびごとにディレ
クトリ情報記憶登録手段ＤＲＥＲが起動し、このファイ
ルに関する各種情報がディレクトリ記憶テーブルＤＴＢ
Ｌの記憶部２０１゜２０９．２０２，２０３，２０４に
記憶登録される。外部記憶装置１０５の全ファイルの状
況等の確認の必要性が生じた場合には、キーボード１０
１−にに配列した特定のキーを押す。そうすると、表示
手段ＤＳＰが動作し、ディレクトリ記憶テーブルＤＲＥ
Ｒの記憶内容に基づいて、その階層図が第９図に示すよ
うに表示装置１０２の表示画面上に表示される。これに
より、操作者は各ファイルの階層関係を容易に確認する
ことができる。

以上、実施例においては１階層ディレクトリ−覧図につ
いての例を示したが、同様な階層構造をもつ、例えばモ
ジュール管理−覧表等に利用し、同名モジュールや上位
モジュールの検索に役立てたり、プログラムの実行モジ
ュールを明確にすること等に利用可能である。

また、実施例においては、ディレクトリ記憶テーブルＤ
ＴＢＬを設ける場合について説明したがこれは次のよう
にしてもよい。すなわち、外部記憶装置１０５には、そ
のファイル記憶部に記憶した各ファイルを管理するため
に管理データ記憶部を備えている。そこで、この記憶部
の内容を解析する手段を設け、これにより各ファイルの
接続に関するデータを作成する。そして、この作成した
データに基づいてその階層図を表示画面上に表示するよ
うにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、簡単
な操作により、現在使用中のファイルの位置、あるいは
ディレクトリの管理状態を視覚的に容易に確認できるフ
ァイル管理装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例のシステム構成を示すブロ
ック図、第２図は階層構造を表現するデイレクトり記憶
テーブルを示す模式図、第３図はディレクトリの階層図
を表示するための画面の割りっけを示す図、第４図は第
３図の一部拡大図、第５回は表示手段の概略を示すフロ
ーチャート、第６図は第５図に主要部の詳細を示すフロ
ーチャート、第７図は第６図の一部を更に詳細に示すフ
ローチャート、第８図はディレクトリ情報記憶登録手段
を示すフローチャート、第９図は表示された階層図の一
例を示す図、第１０図はティレフトリ変更処理の一例を
示すフローチャートである。 １０５：外部記憶装置、ＤＴＢＬ：ディレクトリ情報記
憶部、ＤＲＥＲ：ディレクトリ情報記憶登録手段、ＤＳ
Ｐ：表示手段 ＄　９　　図 第　１０　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、多数のファイルを記憶するファイル記憶部と、当該
   多数のファイルを階層ディレクトリ構造で管理するため
   のデータを記憶した管理データ記憶部とを有する記憶装
   置において、 前記ファイル記憶部に記憶した各ファイルの接続に関す
   る情報を記憶するディレクトリ情報記憶部を前記記憶装
   置に設け、 前記記憶部へのファイルの登録に際し、所定の情報を前
   記ディレクトリ情報記憶部に記憶登録するディレクトリ
   情報記憶登録手段と、 前記ディレクトリ情報記憶部の記憶内容に基づいて、各
   ファイルの階層接続関係を表示画面上に視覚的に表示す
   る表示手段とを具備してなるファイル管理装置。 ２、多数のファイルを記憶するファイル記憶部と、当該
   多数のファイルを階層ディレクトリ構造で管理するため
   のデータを記憶した管理データ記憶部とを有する記憶装
   置において、 前記管理データ記憶部の記憶内容を読み出し、各ファイ
   ルの接続関係を解析するファイル解析手段と、 当該ファイル解析手段の解析結果を順次記憶する解析情
   報記憶テーブルと、 当該解析情報記憶テーブルの記憶内容に基づいて、各フ
   ァイルの階層接続関係を表示画面上に視覚的に表示する
   表示手段とを具備してなるファイル管理装置。