JP3059330B2 - Cadデータ変換装置 - Google Patents

Cadデータ変換装置

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JP3059330B2
JP3059330B2 JP5262462A JP26246293A JP3059330B2 JP 3059330 B2 JP3059330 B2 JP 3059330B2 JP 5262462 A JP5262462 A JP 5262462A JP 26246293 A JP26246293 A JP 26246293A JP 3059330 B2 JP3059330 B2 JP 3059330B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CADシステム上のデ
ータの編集・管理および異なるCADシステム間のデー
タ変換に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.図13に従来のCADデータ変換装置の構成
例を示す。一般に、CADシステムにおいて図形データ
は図形要素ごとに入力されており、図14(a)に示す
ように、2つの同心円、「電線」は、一見一つの図形の
ように見えるが、図14(b)の形となっており、4つ
の円と2本の平行線、さらに平行線間を結ぶ短線のデー
タとして、図14(c)に示す別々のデータとして管理
されている。また、最近のCADシステムでは、図形を
統合化して扱えるものもある。統合化とは、複数の図形
要素を組み合わせて一つの複合図形として定義づけ、ま
とまった単位で扱えるようにすることである。上記の例
であると、2重丸がそれで、登録しておけば2重丸単位
でデータ記憶、データ処理ができる。図15に統合化さ
れたCADデータの例を示す。各図形要素データが組合
わさって複合図形データを作っている。図において番号
が「13」と「14」の複合図形「電柱」は図形番号9
と10及び11と12の図形要素データから成り立って
いることを示している。さらに、「15」の「電線」は
図形番号3〜8の図形要素データから成り立っているこ
とを示している。
【0003】図16は従来のCADデータ変換装置によ
る統合化CADデータ生成の操作を説明する図である。
図16の(a)〜(c)の操作で(d)のデータが得ら
れる。まず、(a)で、CADデータ1が読み込まれて
図面表示部61にデータをイメージの形で表示する。こ
の時、2重丸62は実は図14中の番号9と10で示さ
れる別々の円要素データである。同時に、複合図面表示
部63には、予め複合図形定義9に登録してある図形の
イメージが表示される。この例では66,67の複合図
形(イメージ)が登録されている。統合化CADシステ
ムのデータに変換するためには、次の(b)でマウス等
によりポインタ64を「電柱」65の位置に動かしてク
リックし、「電柱」データを抽出することを宣言する。
次いで、(c)のステップで、ポインタを2重丸62の
内側の円を指示し、さらに外側の円を指示し、2度のク
リックで2重丸62のデータが「電柱」データとして
(d)に示す同一ラベル13が付加される。こうしてデ
ータが置換されて統合化CADデータ5として出力、な
いし保存される。
【0004】一方、統合化データとして、図15に示す
「電柱」や「電線」を複合化して登録しようと思うと、
番号9,10と、番号11,12あるいは番号3〜8を
選び出し、これらを共通のラベル13,14あるいは1
5を付してグループ化してやらなければならなかった。
この作業は大変な労力がいる。さらに、一旦、登録され
てしまうと、「電柱」を他の定義で登録した人とは折角
のデータが共有化できなかった。つまり他の人が登録し
た人の定義が判からない限り、また最初から登録しなけ
ればならない。近年では、要素データとして入力された
CADデータを、そのままではなくて、まとめた複合図
形のデータとして他のシステムに用いる例が増えてい
る。こうした場合に、上記で説明した人手による入力で
は間違いも多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のCADデータ変
換装置は以上のように構成されていたので、別々の図形
要素として入力されたCADデータを統合化するには、
統合すべき複数の図形要素を一つ一つ指定して、人手で
図形の置き換えをして統合化しなければならなかった。
これには非常に手間がかかり、間違いも生じるという課
題があった。また、従来のCADシステム間のデータ変
換では、複合図形定義されていない図形を変換によって
新たに複合図形にすることはできなかったり、人により
定義方法が異なれば、異なった定義に対しては複合図形
として入力できないという課題もあった。更に、統合化
されたデータにそれぞれ名前を付け、属性データを与え
て出力したり管理することもできなかった。
【0006】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、複数の入力図形要素データから、
登録しておいた複合図形の位置・種別などを定義基準に
基づき選択し、適合する入力図形データをラベル付けし
て統合化して出力する装置を得ることを目的とする。ま
た、複合図形定義が入力者によって異なる場合等にも対
処できるよう、複合図形を図形要素に分解してから統合
化することにより、もとの複合図形定義に関わりなく図
形データの統合化が行えるようにすることを目的とす
る。更に、各複合図形にある規則に基づく名前を付け、
その名前毎に属性データを与えて出力と管理を容易にす
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるCAD
データ変換装置は、各図形の座標値を含む数値関係を関
連付けて、複数の単一図形を集合した複合図形を定義
し、該定義を複合図形条件として記憶している複合条件
ファイルと、認識対象の図形毎の要素データ群を入力と
し、上記各定義された複合図形条件で記述する定義対応
の処理を行って適合する要素データを選択して、対応す
る定義ラベルを付加して統合化データとして出力する複
合図形判定手段とを備えた。請求項2の発明のCADデ
ータ変換装置は、認識対象の要素データが既に複合図形
であることを示すラベルがあると、該ラベルを削除して
複数の要素データ群に分解して複合図形判定手段に出力
する複合図形分解手段を備えた。
【0008】請求項3の発明のCADデータ変換装置
は、認識対象の要素データが既に複合図形であることを
示すラベルがあると、該ラベルがある要素データは複合
図形判定手段の判定対象から省いて出力するデータ分類
手段を備えた。請求項4の発明のCADデータ変換装置
は、予め用意されている複合図形に付随する文字列候補
と、認識対象の複合図形との対応付け条件を定めた対応
付け条件ファイルと、上記対応付け条件に従って認識対
象の複合図形を選択して、識別番号を付して対応付ける
設備名称対応付け手段と、上記対応付けられた複合図形
に所定の属性データを対応付ける属性データ対応付け手
段を備えた。
【0009】
【作用】この発明におけるCADデータ変換装置は、複
合図形条件ファイル中の各定義の基準値が順次選択さ
れ、入力の図形毎の分解要素データ群または複合図形デ
ータ群の値と比較され、各定義の基準値に適合した入力
データ群はラベル付けされて統合データとして出力され
る。このステップが繰り返される。請求項4のCADデ
ータ変換装置は、入力された複合図形が統合化されて
備名称と対応付けられ、更にそれぞれの名称毎に属性デ
ータと対応付けされて出力される。
【0010】
【実施例】
実施例1.図1(a)は本発明の一実施例であるCAD
データ変換装置の全体構成図である。図において、従来
の構成要素と同一または相当部には同一の符号を使用
し、その説明は省略する。新規な構成要素としては以下
のものがある。2は複合図形判定部であり、これは分解
された複数の図形の要素データから複合図形の種別を判
定し、図形データ置換部3にその複合図形種別とそれを
構成するデータを統合化して送る。4は複合図形条件フ
ァイルであり、複合図形の判定処理に用いる基準になる
条件を格納している。なお、複合図形判定部2は計算機
システムを構成するプロセッサとその上で動作するソフ
トウェアによって実現されており、複合図形条件ファイ
ル4は磁気ディスクなどの記憶装置に格納されている。
また、図1(b)は複合図形条件ファイル4の収容して
いる各条件の例である。この例では「電柱」の条件と、
「電線A」の条件が示されており、「電線A」はさらに
「電線A」外郭線条件と「電線A」内部線条件にわけて
示されている。複合図形条件は複合図形の種別毎に用意
され定義されている。複合図形条件中の各複合図形に対
する定義には、複合図形を構成する図形要素の種別やそ
の数と、それらの図形要素に対してそれぞれの複合図形
の種別によって定まる組や大きさなどの条件が格納され
ている。
【0011】図2(a)は複合図形判定部2の動作を示
す処理フロー概略図である。また、図3〜図7は図2
(a)のフローのさらに詳細な動作フローチャートであ
る。次に動作を説明する。複合図形判定部2への入力は
CADデータ1からの、図12の例えば番号1から12
までのデータ群である。また、複合図形条件ファイル4
からの例えば、A〜Iまでのデータ群である。これらの
入力に対し、図2(a)の処理フロー概略図に示すよう
に、処理1から処理nまでの処理動作を続ける。処理1
では、複合図形「電柱」の条件に適合するCADデータ
を抽出する。詳しくは、図3のステップ31で複合図形
条件ファイル4の定義1の条件A〜Bを記憶する。次い
で、ステップ32で条件Aに適合するデータがあるか入
力1〜12を調べる。さらにステップ33で条件BとC
に適合するデータが、上記結果中にあるか調べる。ステ
ップ34で適合するデータ群の9と10,11と12の
ペアがそれぞれラベル付けされて出力される。
【0012】さらに処理2の動作を行う。処理2では図
4の動作が行われて複合図形「電線A」の条件(定義2
及び定義3を同時に満たすもの)に適合するCADデー
タを抽出する。図4の処理は、さらに細分化され、ステ
ップ36の処理である外郭線検出は、図5のステップ4
1〜45に分けられる。同様にステップ37の処理であ
る内部線検出は、図6のステップ46〜51に分けられ
る。ステップ38の処理である内部線の構成による種別
の判定は、図7のステップ52〜58に分けられる。こ
れらの動作フローチャートの中で、複合図形条件ファイ
ル4からの定義2の条件D,E,Fは、ステップ42,
43,44でそれぞれ取り入れられて比較基準となる。
また、定義3の条件G,H,Iは、ステップ53,5
4,57でそれぞれ取り入れられて比較基準となる。ま
た、ステップ48で図2(b)に示す区別対象とは異な
ることを確認している。このようにして、2本の並行線
に挟まれて内部に波形の線で表示される「電線A」の複
合図形がCADデータ群から抽出され、図13の15で
ラベル付けされる。
【0013】以降、処理3 23〜処理n 24までの
処理を終え、上記詳述したようにCADデータ1からの
入力データ群と、複合図形条件ファイル4からの条件デ
ータ群から、適合する入力データを抽出しラベル付けし
て図形データ置換部3に出力する。複合図形条件ファイ
ル4の各種の条件を変更、追加することにより、容易に
抽出データを変更したり、新規な複合図形を検出するこ
とが可能になる。図形データ置換部3からは、従来と同
様手法にて統合化CADデータ5が得られる。
【0014】実施例2.図8は他の実施例であるCAD
データ変換装置の全体構成図である。図1と同一または
相当部分には同一符号を用い、説明は省略する。6はデ
ータを異なるシステムのデータ形式に変換するデータ形
式変換部である。動作について説明する。CADデータ
をデータ形式変換部6で変換した後、変換後のデータを
複合図形判定部と図形データ置換部3へ送る。その後は
実施例1と同様である。また、データ形式変換部は図8
の点線で示すように実施例1のCADデータ変換装置の
後に追加されていてもよい。
【0015】実施例3.図9は請求項2のCADデータ
変換装置の一実施例の全体構成図である。前記図1と同
一または相当部分には同一符号を用い、その説明は省略
する。7は複合図形定義されている図形データを図形要
素に分解する複合図形分解部である。また、8はデータ
分類部で、元のCADデータのときに既に複合図形とし
てラベル付けされ、複合図形条件ファイル4にも定義さ
れているデータは、そのままラベル付けして送出する。
なお、複合図形分解部8は計算機システムを構成するプ
ロセッサとその上で動作するソフトウェアによって実現
されている。
【0016】次に動作を説明する。図10は図9のCA
Dデータの様子を示し、番号1〜9までのデータと、番
号6と7のデータが複合データであることを示してい
る。複合図形分解部は、元のラベルを消し、複合図形デ
ータを図形要素データに分解する。図10の例では、C
ADデータは複合データが一つ含まれたものとなってい
る。複合図形分解部はCADデータを読み込み、複合図
形データからその複合図形を構成する図形要素が分かる
ので、それらの図形要素についた複合図形ラベルを単な
る図形要素のものに書き換える。そして、複合図形デー
タを削除し、複合図形ラベルを書き換えた図形要素デー
タ群として複合図形判定部に送る。その後の動作は実施
例1と同様である。このように複合図形を一度分解する
部分を設けることにより、データ構造を問わない統合化
が可能になる。
【0017】実施例4.図9で点線表示をした接続は、
請求項3のCADデータ変換装置の一実施例の全体構成
図である。この時の動作は次のようになる。図10で示
されるCADデータのうち、番号10で示される複合化
されているというラベル・データが削除されるのではな
く、番号6と7のペアデータとしてラベル10が付けら
れたまま、統合化CADデータに出力される。そして複
合図形条件ファイル4に定義されていないラベルのデー
タは、複合図形分解部7に送られ、実施例3で説明の通
り、元のラベルが消されて図形要素データに分解され
る。こうして統合化CADデータに出力されたラベル付
けされたデータ群を除く、CADデータ群が、複合図形
判定部への入力となる。以降の動作は実施例1と同様で
ある。このようにデータ分類部を設けることにより、既
に定義として登録されている複合図形に対しては、複合
図形判定の処理を省くことができ、処理ソースを他に流
用する等、有効活用でき、処理時間も短縮できる。
【0018】実施例5. 図11は請求項4のCADデータ変換装置の一実施例の
全体構成図である。図1と同一または相当部分には同一
符号を用い、その説明は省略する。更に付加した新規構
成要素の11は複合図形と、これらの複合図形の設備名
称との対応付け規則を定義した対応付け条件ファイルで
ある。12は対応付け条件ファイルの定義に従って、統
合された複合図形と設備名称との対応付けを行う設備名
称対応付け手段である。13は対応付けデータであり、
複合図形と設備名称との対応付けた結果を格納する。1
4は属性データであり、複合図形が示す設備の属性デー
タを格納する。15は複合図形と対応付けられた設備名
称により、複合図形を属性データと対応付ける属性デー
タ対応付け手段である。
【0019】次に動作を説明する。入力のCADデータ
が処理され統合化CADデータとして出力されるまでの
動作は実施例1と同じである。図12は統合化CADデ
ータに対して複合図形と設備名称との対応付けを行い、
さらにこの対応付けの結果により複合図形を属性データ
と対応付ける様子を示している。図12(a)は統合化
CADデータの内容を示す。CADデータには複合図形
の他に文字列が含まれている。複合図形は設備を表わ
し、文字列は設備名称などを表わしている。図12
(b)は対応付け条件ファイル11に定義される対応付
け規則の例を示す。設備名称対応付け処理部12は、ま
ず対応付け条件ファイル11に定義された条件番号1に
より、統合化データ中の文字列の中から”下”の文字で
始まる文字列を設備名称の候補とする。即ち、”下1
0”や”下11”等を設備名称の候補とするが、”I1
8”や”10T”等は候補としない。条件ファイル11
を別に抽出して設ける意義は、規則の変更や追加を独立
して容易に行うことにある。アルゴリズム中での変更は
誤りを起し易いが、独立した規則の見直しは容易で誤り
が少ない。
【0020】次に、設備名称対応付け処理部12は、原
則として、各複合図形に対して設備名称の候補の中から
距離が最も近いものを対応付ける。但し、対応付け条件
ファイル11に定義された条件番号2により、複合図形
が左右に隣接する場合は、右側の複合図形に対して”−
1”の文字を含む設備名称候補の中で距離が最も近いも
のを対応付け、左側の複合図形に対して”−1”の文字
を含まない設備名称候補の中で距離が最も近いものを対
応付ける。また、対応付け条件ファイル11に定義され
た条件番号3により、複合図形が上下に隣接する場合
は、上側の複合図形に対して”支”の文字を含む設備名
称候補の中で距離が最も近いものを対応付け、下側の複
合図形に対して”支”の文字を含まない設備名称候補の
中で距離が最も近いものを対応付ける。図12(c)は
このようにして、各複合図形に対して、設備名称が対応
付けられた様子を示す。図中、破線で書かれた双方向の
矢印は、複合図形と設備名称の対応を示す。また、実線
で書かれた矢印の根元の数字は、矢印が指す複合図形の
CADデータにおける図形番号を示す。図12(d)は
この結果として、設備名称対応付け処理部12から出力
された対応付けデータ13の内容を示す。対応付けデー
タは、対応付けられた複合図形の図形番号と、設備名称
の組合せを示す。この設備名称と図形番号との対応付け
が、また重要である。この対応付けがあるために統合化
CADデータと属性データとが結び付く。
【0021】属性データ14は、設備名称や製造番号、
導入日等の設備に関する情報を格納している。CADデ
ータはこの属性データとともに設備管理に利用される
が、効果的に利用するためには、設備名称などをキーと
して、CADデータ中の設備を表わす複合図形と、属性
データとの対応付けを行う必要がある。しかし最初はこ
のような対応付けがされていないため、属性データ14
は図12(e)に示すように図形番号との対応を持たな
い。このため例えば、画面上で複合図形を指示して、そ
の設備の属性データを表示することができない。そこで
属性データ対応付け手段15は、対応付けデータ13の
設備名称をキーとして、属性データに複合図形の図形番
号を対応付ける。例えば対応付けデータで図形番号”1
01”と設備名称”下10”が対応付いているので、属
性データにおいて設備名称が”下10”となっているデ
ータに対して図形番号”101”を設定する。図12
(f)は、このようにして、属性データに図形番号を対
応付けられた結果を示す。この結果、例えば、画面上で
複合図形を指示すると、複合図形の図形番号を手がかり
として、その設備の属性データを表示することが可能と
なる。またはその後の処理のための出力データとして組
合わせて出力が可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複合条
件ファイルと複合図形判定手段を設けたので、座標値を
含む個々の要素データ群入力に対し、予め座標値と制限
条件に適合する入力が組にラベル付けされて得られ、処
理の正確化と高速化が図れる効果がある。また、対応付
け条件ファイルと設備名称対応付け手段と属性データ対
応付け手段を設けたので、対応付け条件ファイルの内容
を切り換えることにより、CADデータにおける複合図
形と設備名称の位置関係や設備名称の書かれ方が種々異
なる図面に対しても、CADデータと属性データの対応
付けを正確に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるCADデータ変換装
置の構成ブロック図と複合図形条件ファイルの例を示す
図である。
【図2】この発明の一実施例であるCADデータ変換装
置の処理フロー概略図である。
【図3】図2の処理フロー概略図の処理1の詳細フロー
チャート図である。
【図4】図2の処理フロー概略図の処理2の詳細フロー
チャート図である。
【図5】図4のフローチャート図の外郭線検出の詳細フ
ローチャート図である。
【図6】図4のフローチャート図の内部線検出の詳細フ
ローチャート図である。
【図7】図4のフローチャート図の内部線の構成による
種別判定の詳細フローチャート図である。
【図8】本発明の他の実施例であるCADデータ変換装
置の構成ブロック図である。
【図9】本発明の他の実施例であるCADデータ変換装
置の構成ブロック図である。
【図10】図9のCADデータの例と、実施例3,4の
処理を説明する図である。
【図11】本発明の他の実施例であるCADデータ変換
装置の構成ブロック図である。
【図12】実施例5の処理を説明する図である。
【図13】従来のCADデータ統合化処理のための構成
図である。
【図14】従来のCADデータと表示とを説明する図で
ある。
【図15】CAD統合化データの例を示す図である。
【図16】従来のCADデータ変換装置による統合化C
ADデータ生成方法を説明する図である。
【符号の説明】
2 複合図形判定部 3 図形データ置換部 4 複合図形条件ファイル 6 データ形式変換部 7 複合図形分解部 8 データ分類部 11 対応付け条件ファイル 12 設備名称対応付け処理部 13 対応付けデータ 14 属性データ 15 属性データ対応付け処理部
フロントページの続き (72)発明者 西川 忠司 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 情報システム研究所内 (56)参考文献 特開 平1−175671(JP,A) 特開 平4−167072(JP,A) 特開 平4−145590(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各図形の座標値を含む数値関係を関連付
    けて、複数の単一図形を集合した複合図形を定義し、該
    定義を複合図形条件として記憶している複合条件ファイ
    ルと、認識対象の図形毎の要素データ群を入力とし、上記各定
    義された複合図形条件で記述する定義対応の処理を行っ
    て適合する要素データを選択して、対応する定義ラベル
    を付加して 統合化データとして出力する複合図形判定手
    段とを備えたことを特徴とするCADデータ変換装置。
  2. 【請求項2】 認識対象の要素データが既に複合図形で
    あることを示すラベルがあると、該ラベルを削除して複
    数の要素データ群に分解して複合図形判定手段に出力す
    る複合図形分解手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載のCADデータ変換装置。
  3. 【請求項3】 認識対象の要素データが既に複合図形で
    あることを示すラベルがあると、該ラベルがある要素デ
    ータは複合図形判定手段の判定対象から省いて出力する
    データ分類手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    のCADデータ変換装置。
  4. 【請求項4】 予め用意されている複合図形に付随する
    文字列候補と、認識対象の複合図形との対応付け条件を
    定めた対応付け条件ファイルと、 上記対応付け条件に従って認識対象の複合図形を選択し
    て、識別番号を付して対応付ける設備名称対応付け手段
    と、 上記対応付けられた複合図形に所定の属性データを対応
    付ける属性データ対応付け手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のCADデータ変換装置。
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