JPH03193787A - キノロン化合物およびその製法 - Google Patents

キノロン化合物およびその製法

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JPH03193787A
JPH03193787A JP2282068A JP28206890A JPH03193787A JP H03193787 A JPH03193787 A JP H03193787A JP 2282068 A JP2282068 A JP 2282068A JP 28206890 A JP28206890 A JP 28206890A JP H03193787 A JPH03193787 A JP H03193787A
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pharmaceutically acceptable
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acid
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JP2282068A
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Wan Joo Kim
金 完柱
Myoung-Hwan Park
朴 明煥
Jong Hoon Oh
鍾勲 呉
Myung Hee Jung
鄭 明姫
Bong Jin Kim
金 奉鎭
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Korea Research Institute of Chemical Technology KRICT
Original Assignee
Korea Research Institute of Chemical Technology KRICT
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    • C07D498/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D498/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D498/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、−数式I R。
の新規なキノロン化合物およびR,が水素である場合は
、その薬学的に許容し得る酸付加塩および水和物に関す
るものである。
上記式において、 Zは、水素、ハロゲンまたはアミノを示し、R1は、水
素または薬学的に許容し得る陽イオ・ンを示し、 R2は、水素、低級アルキルまたはホルミルを示し、 mは、1〜3の整数であり、そして nは、lまたは2である。
これらの化合物は、すぐれた抗菌活性および広い抗菌ス
ペクトルを有している。さらに、本発明は、これらの化
合物を製造する方法に関するものである。
上記式Iにおいて、 Zがハロゲンである場合は、それは例えば塩素または弗
素、好ましくは弗素であり、R2が低級アルキルである
場合は、それは好ましくは、1〜4個の炭素原子を有す
るアルキル基、好ましくはメチルであり、 R1が薬学的に許容し得る陽イオンである場合は、それ
は、例えばアルカリ金属陽イオン、好ましくはナトリウ
ムまたはカリウム、アルカリ土類金属陽イオン、好まし
くはカルシウムまたはマグネシウムおよびさらにアンモ
ニウムであるかまたは陽イオンは、例えばトリーまたは
テトラ−C1〜C1−アルキルアンモニウムのような有
機塩基であり、 mが1〜3の整数である場合は、それは好ましくは1で
あり、そして nが1〜2の整数である場合は、それは好ましくはlで
ある。
式Iの特に好ましい化合物は、Zが水素であり、R1が
水素であり、R8が水素またはC1〜C4−アルキル、
好ましくはメチルでありモしてmおよびnがそれぞれ整
数lである化合物である。
ナリジクス酸のはじめの採用後、キノロンカルボン酸抗
菌剤が、多くの好気性ダラム陰性菌に対する抗菌活性の
ために、尿路感染症を治療するために有効に使用されて
いる。これらのキノロン抗菌剤の中で、特に、ノルフロ
キサシン、ンプロフロキサシンおよびオフロキサシンが
現在病院で種々な適応に広く使用されている。
しかしながら、これらの既存のキノロン抗菌剤がダラム
陰性菌に対して高い抗菌活性を有しているのに反して、
これらの抗菌剤は、スタフィロコッカス菌種またはスト
レプトコッカス菌種のようなダラム陽性菌に対する低い
抗菌活性のために、不利点を有している。
上述したような既存のキノロン抗生物質の問題を解決す
べく努力した結果、本発明を完成しIこ 。
本発明の目的は、ダラム陽性菌およびダラム陰性菌に対
して既存のキノロン抗菌剤よりも非常に良好な且つ広範
囲な抗菌活性を有しそして臨床的に重要なメチシリン−
耐性細菌に対してすぐれた抗菌活性を有する式■の新規
なキノロン化合物を提供せんとするものである。
また、本発明の目的は、式■の新規なキノロン化合物お
よびその薬学的に許容し得る塩を製造する方法を提供せ
んとするものである。
−数式Iの化合物を製造する方法は、 (al)−数式■ (式中、ZおよびR,は上述した通りでありそしてLは
離脱基を示す)の化合物を一般式■(式中、mおよびn
は上述した通りでありそしてRは水素、低級アルキルま
たは保護基を示す)のジアザビシクロアミンまたはその
酸塩と縮合させるか、または (R2)式Ua (式中、Zは上述した意義を有しそしてR/1は保護基
を示す)の化合物を式ma (式中、Rおよびmは上述した通りでありそしてX′は
離脱基である)の化合物と縮合させ、それによって、−
数式■ (式中、Z%R,R1、mおよびnは上述した通りであ
りそして但し、nは工程a2に対しては1である)の化
合物を得、 (b)保護基を除去し、そして (C)場合によっては、R=水素を低級アルキルまたは
ホルミルにより置換することからなる。
離脱基りは、例えば、弗素、塩素または臭素のようなハ
ロゲン、好ましくは弗素、C1〜C4−アルキルスルホ
ニル、好ましくはエチルスルホニルまたはC1〜C4−
アルキルスルホニルオキシである。
離脱基X′に対する例としては、塩素、臭素または沃素
のようなハロゲン、好ましくは臭素をあげることができ
る。
Rが保護基を示す場合は、それは、主として、普通の方
法で例えば加水分解を包含する加溶媒分解、水素添加分
解または縮合後の還元によって容易に分裂することので
きる文献例えばペプチドまたはβ−ラクタム化学の文献
から知られているN−保護基である。
加溶媒分解により除去できる保護基の例としては、p−
+−ルエンスルホニルまたはフェニルスルホニルのよう
なアリールスルホニル、またはエトキシ−1第3−ブト
キシ−またはベンジルオキシカルボニル ニルをあげることができる。
除去は、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、酢酸、トリプ
ルオロ酢酸またはギ酸のような酸の存在下においてまた
は例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウムまたは酢酸ナトリウムのような塩
基の存在下において、適当な溶剤中で公知の方法で実施
することができる。溶剤は、水またはもし必要ならば、
単独または水と混合した例えばエタノール、ジオキサン
または酢酸のような有機溶剤である。
水素添加分解により除去できる保護基の例は、ベンジル
または置換されたベンジル、またはp−トルエンスルホ
ニルまたはフェニルスルホニルのようなアリールスルホ
ニルでアル。
これらの基は、また、文献から知られている慣用の方法
で種々な条件下、例えば白金、パラジウムまたはラネー
ニッケルのような触媒の存在下において不活性溶剤中で
水素の流れでまたは例えば酢酸またはメタノール中亜鉛
で分裂することができる。
例えば、NaAI2Hz(OCHtCHzOCHi)t
によるような還元によって例えばトルエンスルホニルま
たはフェニルスルホニルのような保護基を除去すること
もできる。
Rが保護基である式■の化合物は、好ましくは (式中、R8−保護基、L′−離脱基)のように−膜化
できる環化反応によって得られるので、窒素原子と一緒
に導入することのできる保護基例えば、アリールスルホ
ニル例えば、p−トルエンスルホニルまたはアルキルス
ルホニル例えば、メタンスルホニル(何れも相当するス
ルホンアミドとして導入される)、アルコキシカルボニ
ル(相当するウレタンとして導入される)またはアセチ
ル(アセトアミドとして導入される)、好ましくはp−
トルエンスルホニル基が、好適である。
保護基R/1は、例えば、酸性または塩基性条件下で既
知方法で除去することのできる文献から知られている何
れかの容易に除去できるカルボン酸保護基、好ましくは
C8〜C4−アルキル基、特にエチルである。
式■の塩としては、例えば塩酸、臭化水素酸、ギ酸また
は酢酸のような無機または有機酸、好ましくは臭化水素
酸との塩を使用することができる。
本発明による上記反応a1は、有利には、例えばアセト
ニトリル、テトラヒドロ7ラン、低級アルコール例エバ
、エタノール、クロロホルム、ジメチルスルホキシド、
ジメチルホルムアミド、ピリジン、ピコリンまたは水の
ような不活性溶剤、好ましくはアセトニトリルまたはピ
リジン中で実施することができる。
反応中に生成される酸を中和するために、般弐■の遊離
アミンを過剰に使用することができる。このようにする
代りに、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸塩
または重炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、重炭酸ナトリウムまたは重炭酸カリウム、有機塩基例
えばトリエチルアミン、ジイソズロビルエチルアミン、
ピリジン、ピコリンまたは特にDBU(1,8−ジアザ
ビシクロC5,4,0)ウンデカ−7−エン)を、単独
でまたは混合物として使用することができる。
上記縮合は、好ましくは、広い温度範囲、例えば室温と
150℃との間の温度例えば、使用した溶剤の還流温度
で約1〜10時間実施される。
工程a2を使用する場合は、反応は、また、塩基例えば
、無水の炭酸カリウムの存在下において、例えばジメチ
ルホルムアミドまたはアセトニトリルのような不活性溶
剤中で例えば室温で約1〜24時間実施される。
式Iの化合物の置換分P2は、式■の化合物の製造前ま
たは製造後に導入することができる。
例えば、一般弐■のモノアルキルアミンは、上述した方
法および実験条件により導入することができる。このよ
うにする代りに、それ自体既知の方法を使用することに
よって、例えば、塩基例えば、炭酸カリウムの存在下に
おいて不活性溶剤例えばジメチルホルムアミド中でハロ
ゲン化アルキル例えば、沃化メチルまたは沃化エチルと
反応させることによって、Rが水素である弐■の化合物
lこアルキル基を導入することができる。メチル基は、
例えば、還流下でホルマリン、好ましくは約36〜37
%水性ホルマリンおよびギ酸と約2〜6時間反応させる
ことにより導入することができる。ホルミル基は、酢酸
無水物の存在下におけるギ酸との反応により導入するこ
とができる。
Rが例えばベンジルまたはトルエンスルホニルのような
保護基である場合は、R2は、この保護基を除去した後
にのみ導入することができる。
本発明の出発物質としての一般式■の化合物は、キノロ
ン抗菌剤の分野において公知でありそして次の文献、す
なわちり、A、 Mitscher等、J、 Med、
 Chem、 30.2283(1987)により製造
することができる。
式maの出発物質の製造は、製造例において記載される
通りである。
式Hのキノロン化合物のC−10位に導入されル3.7
−シ7ザビシクO(3,3,0) :t り9−1(5
)−エンまたは3,8−ジアザビシクロ(4,3,0)
ノナ−1(6)−エンまたはその酸塩のような一般式■
のジアザビシクロアミン化合物は、新規な化合物である
これらの化合物は、例えば次の方法により製造すること
ができる。
3.7−ジアザビシクロ(3,3,0) t り9−1
(5)−エンの製造 方法A 公知のテトラキス(ブロモメチル)エチレン〔文献: 
(1) A、C,Cope等、J、 Am、 Chem
、 Soc。
80、5499(1958)、(2) P、W、 Le
 Quesne等、J。
Org、 Chem、 40.142(1975))を
、密閉管中において、液体アンモニアおよびアルコール
溶剤と一緒に加熱する。上記化合物は、遊離アミンとし
て得られる。
方法B テトラキス(ブロモメチル)エチレンを、塩基および極
性溶剤の存在下においてp−トルエンスルホンアミド(
またはメタンスルホンアミドまたはアセトアミド)で環
化し、ついで強酸の存在下において加熱してp−トルエ
ンスルホニル基を除去する。上記化合物の酸塩が得られ
る。
3.8−ジアザビシクロC4,3,0)ノナ−1(6)
−エンの製造 テトラキス−(ブロモメチル)エチレンをp−トルエン
スルホンアミドl当量で環化することにより、3,4−
ビス−ブロモメチル−3−ピロリンを製造する。2個の
臭素の一方をシアナイド基により置換し、次にこの基を
アミノエチル基に還元する。この化合物を塩基の存在下
において環化することによって、窒素保護された3、8
−ジアザビシクロC4,3,0]ノナ−I(6)−エン
誘導体を製造する。
その後、この化合物の保護基を、酸の存在下において除
去する。このようにする代りに、第2の保護基例えば、
ベンジル基を、この化合物の第2級アミンに導入し、第
1の保護基を酸の存在下において選択的に除去しそして
それから第2の保護基を酸性条件下における水素添加分
解によって除去することができる。このようにして、上
記化合物の酸塩が得られる。それをアルカリで処理する
場合は、遊離アミンが得られる。
本発明の方法において、すでに上述したようなそれぞれ
の保護基は、普通の方法によって、例えば、臭化水素酸
のような酸または例えば水酸化ナトリウムまたは水酸化
カリウムのようなアルカリを使用することによりまたは
水素添加分解により除去することができる。すなわち、
トルエンスルホニルのようなN−保護基は、好ましくは
還流条件下フェノールの存在下において、臭化水素酸例
えば、40%臭化水素酸で数時間処理することにより除
去することができる。
例えばベンジル基を除去するための水素添加分解は、ま
た、例えば10%Pd付炭素/水素を使用することによ
り普通の方法で実施することができる。
本発明は、また、−数式Iの化合物の薬学的に許容し得
る酸付加塩および塩基塩を包含する。
塩基塩は、アルカリ金属例えば、ナトリウムまたはカリ
ウム、アンモニウム、アルカリ土類金属例えば、カルシ
ウムまたはマグネシウムまたは有機アミン例えば、トリ
ーまたはテトラアルキルアンモニウムを使用して形成す
ることができる。これらの塩は、例えば、相当する塩基
例。
えば、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムでまたは
金属塩例えば、炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウムで処
理することにより得ることができる。
酸付加塩は、適当な有機酸または無機酸を使用して形成
することができる。塩形成に適した酸は、例えば、塩酸
、硫酸、1148.酢酸、クエン酸、乳酸、硼酸、マロ
ン酸、サリチル酸、リンゴ酸、マレイン酸、グルコン酸
、フマール酸、コハク酸、アスコルビン酸およびメタン
スルホン酸、好ましくは塩酸である。
上記塩は、普通の方法で、遊離塩基形態の一般式Iの化
合物を七ノーまたは・ジー塩を形成することのできる過
剰の量の酸で処理するこ七によって製造することができ
る。すなわち、塩酸塩は、例えば、イソプロパツール中
の20%塩酸またはHCl2ガスで飽和したイソプロパ
ツールまたはメタノールまたはエタノール中の濃塩酸で
処理することにより得ることができそしてギ酸塩は、例
えばギ酸で処理することにより得ることができる。
式Iの化合物は、無水の形態でまたは水和物として存在
することができる。水和物は、単離中にまたは普通の方
法により得ることができる。
本発明は、また、普通の薬理学的に許容し得る賦形剤ま
たは稀釈剤と一緒にした活性成分として一般式Iにより
示されるキノロン化合物またはその塩の1種または2種
以上の有効量を含有するヒトおよび動物に経口的または
非経口的に投与する抗菌組成物を包含する。
活性化合物として一般式Iの1種または2種以上の化合
物を含有する薬学的組成物は、−数式■の化合物を、例
えば、充填剤、乳化剤、滑沢剤、香味矯正剤、染料また
は緩衝剤物質のような1種または2種以上の薬理学的に
許容し得る賦形剤または稀釈剤と混合しそしてこの混合
物を例えば錠剤、糖衣錠、カプセル、顆粒、ペレット、
シロップ、懸濁液または非経口投与に適した溶液または
懸濁液のような適当な処方形態に変換することによって
製造することができる。通常使用される賦形剤または稀
釈剤の例は、トラガントゴム、ラクトース、タルク、澱
粉、寒天、ポリグリコール、エタノールおよび水である
。好ましくは、水中の懸濁液または溶液を、非経口投与
に対して使用することができる。適当な形態、例えばカ
プセルの形態の賦形剤または稀釈剤を含有しない活性化
合物それ自体を投与することもできる。
一般式■の化合物の適当な投与量は、約60kgの体重
を有する成人に対して、1日当り約O2l〜1.5g、
好ましくは1日当り0.2〜0.8gである。
この投与量は、例えば、体重、年令または患者の症状に
より変化するこkができる。すなわち、個々の投与量ま
たは一般に、多数回投与量を投与することができる。個
々の投与量は、約100〜750mgの量の活性化合物
を含有することができる。
本発明による生成物は、また、例えばペニシリン、アミ
ノグリコシド、七770スポリンまたは例えば下熱剤、
鎮痛剤または抗炎症剤のような細菌感染に影響を与える
他の化合物の系からの他の活性化合物と組み合わせて使
用することができる。
以下の実施例および製造例は、本発明を説明するために
示すものであり、本発明の範囲を限定するものではない
製造例1 3.7−ビス−p−1−ルエンスルホニル−3,7−ジ
アザビシクロ(3,3,0)オクタ−1(5)−エンの
製造 テトラキス(ブロモメチル)エチレン30gおよびp−
1−ルエンスルホンアミド30gを、ジメチルホルムア
ミド40(1+<+に溶解する。無水の炭酸カリウム1
50g(または50%水素化ナトリウム17g)を加え
そしてそれから室温で24時間撹拌する。その後、この
反応混合物を真空蒸留して溶剤を除去する。水30mQ
および酢酸エチル100mQを加えることによって、淡
黄色の粉末として標記化合物17g(収率50%)を得
る。
融点250°C(分解)。
’H−NMR(DMSO−di、δppm) : 7.
65(4H,d、J=8.08Hz)、 7.39(4
H,d、J13.08Hz)、 3.94(8H,s)
2.40(6H,s)。
EIMS : m/z 418(M”、 L−3%)、
 m/、z 419(M”+1゜1.2%)。
製造例2 3.7−ジアザビシクロ(3,3,0)オクタ−1(5
)−エンジ臭化水素酸塩の製造 48%臭化水素酸60mQおよびフェノール7gを、製
造例1において製造した3、7−ビス−p−トルエンス
ルホニル−3,7−ジアザビシクロC:L3.0)オク
タ−1(5)−エン10.8gに加える。
混合物を4時間還流し次に室温に冷却する。水性相を、
クロロホルム1OOrRQおよび水50mQを加えるこ
とにより分離する。水性相を、クロロホルム(100m
(2x 4 )で洗浄しそして活性炭で脱色する。水性
相を、真空濃縮しそして残留する固体を1:1のメタノ
ール−エチルエーテル溶剤で洗浄する。標記化合物5g
(収率71%)を得る。
融点220°C(分解)。
皇H−NMR(DMSO−D、O,δ ppm)   
:  4.06(8H,s) 。
MS : m/z 110(Mつ。
製造例3 3.7−ジアザビシクロ[3,3,0)オクタ−■(5
)−エンの製造 製造例2において製造しfニー 3 、7−ジアザビシ
クロ(3,3,0)オクタ−1(5)−エンジ臭化水素
酸塩2.729を、10%水酸化ナトリウム水溶液lO
IIIgに加える。混合物を減圧濃縮して水を除去しそ
してそれからエーテルで数回抽出しそして濃縮する。標
記化合物1g(収率90%)を得る。
’H−NMR(D、O,δppm)  : 4.02(
8H,s)。
MS : m/z 110(Mつ。
製造例4 3.7−ジアザビシクロ(3,3,0)オクタ−1(5
)−エンの製造 テトラキス(ブロモメチル)エチレン0.7gをメタノ
ール10m12および液体アンモニア4mQに溶解しそ
して密閉し次に180℃の油浴中で8時間加熱する。反
応混合物を室温に冷却した後、アンモニアを蒸発する。
混合物を濃縮してメタノールを除去する。無水エタノー
ル10mQe加えそして溶解しない化合物を消去して不
溶性物質を除去する。エタノールを真空蒸留により除去
する。30%水酸化カリウム水溶液3mffを、油残留
物に加える。溶液をテトラヒドロフラン(THF)(5
m<2X3)で抽出しそして得られた抽出液を合しそし
て乾燥(Na2SOs) シ、次に濃縮して標記化合物
60mg (収率31%)を得る。
’H−NMR(DMSO−da 、δppm) : 4
.04(8H,s)。
MS : m/z 110(Mつ。
製造例5 N−(p−トルエンスルホニル)−3,4−ビス(ブロ
モメチル)−3−ビロリンの製造 テトラキス(ブロモメチル)エチレン199およびp−
+−ルエンスルホンアミド9gを、ジメチルホルムアミ
ド220i(2に溶解する。無水の炭酸カリウム309
を加えそしてそれから室温で20時間撹拌する。その後
、溶剤を真空蒸留により除去する。酢酸エチル50mf
f1を加えて固体の生成物を得そして固体の生成物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製する。標
記化合物12g(収率60%)を得る。
融点:170℃。
’H−NMR(CDCffs、 J pp+u) : 
7.69(2H,d、J=8.2Hz)。
7.33(2H,d、J=8.2Hz)、  4.00
(4H,S)、  3.15(4H。
s)、2.44(s、3H)。
製造例6 N−(p−トルエンスルホニル)−3−(ブロモメチル
)−4−(シアメチル)−3−ピロリンの製造 製造例5において製造したN−(p−トルエンスルホニ
ル)−3,4〜ビス(ブロモメチル)3−ピロリン10
gを、ジメチルスルホキシド(DMSO)lOmQに溶
解しそしてそれ力)ら油浴中で2時間加熱還流する。加
熱還流中に、シアン化ナトリウム1.59を小量ずつ加
える。反応混合物を室温に冷却しそして氷水に圧加しそ
してそれから塩化メチレン(200m4x 3 )で抽
出する。抽出液を合し、N a z S Oa上で乾燥
し次に濃縮する。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精
製する。標記化合物5g(収率57%)を得る。
融点:182℃。
’H−NMR(CDCQ、、  δppm) : 7.
71(2H,d、J=8.2Hz)。
7.36(2H,d、J=8.2Hz)、  4.01
(4H,s)、  3.20(2B。
s)、3.06(2)1.s)、2.45(3H,s)
製造例7 N−(p−トルエンスルホニル)−3−(アミノエチル
)−4−(ブロモメチル)−3−ピロリンの製造 製造例6において製造しl:N−(p−トルエンスルホ
ニル)−3−(ブロモメチル)−4−(シアノメチル)
−3−ピロリン49を、エチルエーテル100mQに溶
解する。この溶液を、エチルエーテル2OmQ中の水素
化アルミニウムリチウム(LAH) l gの懸濁液に
徐々に加えそして3時間加熱還流する。反応混合物を、
氷水により冷却する。水3mQを添加した後、それを3
0分撹拌し次に濾過する。炉液を濃縮する。標記化合物
2g(収率49%)を得る。
融点:185℃。
’H−NMRCCDCQ 3.  δppm): 7.
84(2H,d、J=8.2Hz)。
7.46(2H,d、J=8.2Hz)、4.20(2
H,g、J=7Hz)。
4.06(4H,s)、2.45(3B、s)、2.2
6(2)1.t、J=7Hz)。
製造例8 N’−(p−1ルエンスルホニル)−3,8−ジアザビ
シクロ(4,3,0)ノナ−1(6)−エンの製造製造
例7において製造したN’−(p−1−ルエンスルホニ
ル)−3−(アミノエチル)−4−(ブロモメチル)−
3−ピロリン3.6gを、ジメチルホルムアミド30r
nQに溶解する。無水の炭酸カリウム5gをこの溶液に
加えそしてそれから室温で18時間撹拌する。反応混合
物を減圧濃縮して溶剤を除去した後、混合物を塩化メチ
レン(50m(2x 3 )で抽出する。得られた抽出
液を混合した後、それを水で洗浄しそれから濃縮する。
標記化合物2.5g(収率88%)を得る。
融点=201℃。
’H−NMR(CDCI2.、  δppm): 7.
80(28,d、J=8.2Hz)。
7.44(28,d、J□8.2Hz)、4.05(4
H,s)、  3.41(2H,s)、2.92(2H
,t、J=5.8Hz)、2.44(2H,t、J=5
.8Hz)。
製造例9 N3−(ベンジル)−N’−(p −)ルエンスルホニ
ル)−3,8−ジアザビシクロ(4,3,0)ノナ−1
(6)−エンの製造 製造例8において製造したN’−(p−)ルエンスルホ
ニル)−3,8−ジアザビシクロ(4,3,0)ノナ−
1(6)−j−ン1.8gを、メタノール30rtt(
lに溶解する。50%水酸化ナトリウム水溶液6112
および臭化ベンジル1.5+mQをこの溶液に加えそし
て室温で5時間撹拌する。反応混合物を減圧濃縮してメ
タノールを除去しそしてそれから塩化メチレン(30m
<2x 3 )で抽出する。それを乾燥(NazSO4
) シそして濃縮しそしてそれから減圧下で乾燥する。
標記化合物2g(収率85%)を得る。
融点:196℃。
’H−NMRCCDCf23.δppm) + 7.8
0(2H,d、J=8.2Hz)。
7.44(2H,d、J=8.2Hz)、 7.28(
5H,br、s)、 4.旧(4H,s)、  3.5
6(2H,s)、  3.40(2H,s)、  2.
90(2H。
d、J=5.8Hz)、2.22(2H,t、J=5.
8Hz)。
製造例1O N3−(ベンジル)−3,8−ジアザビシクロC4,3
,0)ノナ−1(6)−エン臭化水素酸の製、造製造例
9において製造したN5−(ベンジル)−N’−(p−
トルエンスルホニル)−3,8−ジアザビシクロ(4,
3,0)ノナ−1(6)−エン2gを、48%臭化水素
酸15m12およびフェノール1.5gに懸濁しそして
反応混合物を3時間還流する。反応混合物を冷却した後
、水20mQを加え、混合物をクロロホルム(50m4
x 3 )で洗浄する。水性相をとりそして活性炭によ
り脱色する。水性相を減圧濃縮しそして得られた固体を
I:1のメタノール−エチルエーテル溶剤で洗浄する。
標記化合物1.5g(収率98%)を得る。
融点:205℃(分解)。
’ H−NMR(CDC123、δppm) : 7.
29(5H,br、s)、 4.00(4H,s)、 
3.55(28,s)、 3.38(2H,s)、 2
.91(2H。
d、J=5.8Hz)、 2.24(2H,t、J=5
.8Hz)。
製造例J1 3.8−ジアザビシクロ(4,3,0)ノナ−1(6)
−エンジ臭化水素酸塩の製造 製造例8において製造したN”(p−1−ルエンスルホ
ニル)−3,8−ジアザビシクロ(4,3,O)ノナ−
1(6)−エン1.59を、48%臭化水素酸15m1
2およびフェノール2gに懸濁しそして反応混合物を4
時間還流する。反応混合物を冷却した後、水20mQを
加える。混合物をクロロホルム(40mQ×3)で洗浄
する。水性相をとりそして活性炭素で脱色する。水性相
を減圧濃縮しそして得られた固体をl:lのメタノール
−エチルエーテル溶剤で洗浄する。標記化合物0.99
(収率98%)を得る。
融点=225〜227°C(分解)。
製造例I2 3.8−ジアザビシクロ(4,3,0)ノナ〜1(6)
−エンジ臭化水素酸塩の製造 製造例1Oにおいて製造したN5−(ベンジル)−3,
8−ジアザビシクロ(4,3,0)ノナ−1(6) −
エン臭化水素酸塩0.7gを、5%酢酸水溶液20mQ
に溶解する。10%パラジウム付炭素0.5gをこの溶
液に懸濁しそして反応混合物を水素の流れ下で7時間還
流する。固体を消去する。炉液を減圧濃縮しそして48
%臭素酸IQmQに溶解する。再び溶液を減圧濃縮する
ことによって、標記化合物0.5g(収率73%)を得
る。
融点:225〜227℃(分解)。
製造例13 3−メチル−3,7−ジアザビシクロ(3,3,0)オ
クタ−1(5)−エンジ臭化水素酸塩の製造製造例2に
おいて製造した3、7−ジアザビシクロ(3,3,O)
オクタ−1(5)−エン臭化水素酸・塩(0,81g)
を、水(10mQ)に溶解する。この溶液に、35%ホ
ルマリ7(0,3m(2)およびギ酸(10+*4)を
加えそして4時間還流する。溶剤を溜去しそして得られ
た固体をイソプロピルアルコール(20m12)および
エチルエーテル(20mf2)で洗浄して標記化合物(
0,81g、収率94%)を得る。
融点:185〜187°C(分解)。
上記製造例により製造した上記一般式(III)のジア
ザビシクロアミン化合物を使用することによって、上記
一般式(I)のキノロン化合物およびその塩を製造する
実施例 1 (−)−9−フルオロ−3(S)−ンチルー1O−C3
,7−ジアザビシクロ[3,3,0)オクタ−1(5)
−エン−3−イル〕−7−オキソー2.3−ジヒドロ−
7H−ピリドC1,2,3−de) −1,4−ベンズ
オキサジン−6−カルボン酸(KR−10759)の製
造(−)−9,10−ジフルオロ−3(S)−メチル−
7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド(1,2
,3de)−1,4−ベンズオキサジン−6−カルボン
酸0.2hを、ピリジン3m(lに溶解する。3,7−
ジアザビシクロ[:3.3.0)オクタ−1(5)−エ
ンジ臭化水素酸塩0.5gをこれに加えそしてそれから
反応混合物を10時間還流する。反応混合物を減圧濃縮
してピリジンを除去する。トルエン211112をこれ
に加えそして減圧濃縮する。この工程を3回反復する。
残留物をI=1のエタノール−エチルエーテル溶剤で洗
浄して標記化合物0.32g(収率86%)を得る。
融点:196℃(分解)。
H−NMR(CDC123+ CD、GOOD、  δ
ppm) : 8.85(IH,s)。
7.69(IH,dd、JJ4.2.1.8Hz)、 
4.60(4H,s)。
4.51(IH,m)、 4.31(2H,br、s)
、 4.21(4H,s)。
1.65(3H,d、 J=6.6Hz)。
実施例 2 (−)−8−アミノ−9−フルオロ−3(S)−メチル
−10−(3,7−ジアザビシクロ(3,3,0)オク
タ−1(5)−エン−3−イル〕−7−オキソー2,3
−ジヒドロ−7H−ピリド(1,2,3−de) −1
,4−ベンズオキサジン−6−カルボン酸の製造(−)
−8−アミノ−9,10−ジフルオロ−3(S)−メチ
ル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド(1
,2,3−de) −1,4−ベンズオキサジン−6−
カルボン酸0.3gを、ピリジン3.5mQに溶解しそ
して3.7−ジアザビシクロ(3,3,0)オクタ−1
(5)−エンジ臭化水素酸塩0.6gをこれに加える。
反応混合物を5時間還流し次に減圧濃縮してピリジンを
除去する。トルエン3rrrQをこれに加えそしてそれ
からそれを減圧濃縮する。この工程を3回反復する。残
留物をl:lのエタノール−エチルエーテルで洗浄して
標記化合物0.31g(収率79%)を得る。
融点=214°C(分解)。
’H−NMR(CDC12,+ CD、GOOD、δp
pm) : 8.02(IH,s)。
4.57(4H,s)、 4.50(IH,m)、 4
.20(4H,s)、 1.65(3H,d、J=6.
6Hz)。
実施例 3 (−)−9−フルオロ−3(S)−メチル−10−、C
7−メチル−3,7−ジアザビシクロ(3,3,0)オ
クタ−1(5)−エン−3−イル〕−7−オキソー2.
3−ジヒドロ−7H−ピリドC1,2,3−de) −
1,4−ベンズオキサジン−6−カルボン酸塩酸塩(K
R10800)の製造 (−)−9−フルオロ−3(S)−メチル−10−〔3
,7−ジアザビシクロ(3,3,0)オクタ−1(5)
エン−3−イル〕−7−オキソー2.3−ジヒドロ−7
H−ピリド(1,2,3−de) −1,4−ベンズオ
キサジン−6−カルボンMO,1gを、36%ホルマリ
ン水溶液3IIIQおよびギ酸3rt+Qの混合物に溶
解しそしてそれから反応混合物を2時間還流する。溶剤
を減圧除去した後、イソプロパツール10rsQおよび
塩酸3mQをこれに加えそしてそれを1時間還流する。
溶剤を減圧下で除去しそして残留物をl:lのエタノー
ル−エチルエーテル溶剤テ洗浄して標記化合物60+x
g(収率58%)を得る。
融点=271〜275℃(分解)。
’H−NMR(CDC(2s +CD3GOOD、  
It ppm) : 8.12(IH,s)。
7.80(IH,d、J=14.IHz)、 4.87
(28,br、s)、 4.72(4H,s)、 4.
51(IN、m)、 4.40(2H,br、s)、 
4.33(2H,br、s)、  3.22(3H,s
)、  1.68(3H,d、J=6.6Hz)。
実施例 4 (−)−9−フルオry−3(S)−i チル−1O−
(8〔3,8−ジアザビシクロ(4,3,0)ノナ−1
(6)−エンー3−イル〕) −7−オキソ−2,3−
ジヒド0−フH−ピリド(1,2,3−de) −1,
4−ベンズオキサジン−6−カルボン酸の製造 (−)−9,10−ジフルオロ−3(s)−メチル−7
−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド(1,2,
3de)−1,4−ベンズオキサジン−6−カルボン酸
0.3g、N3−ベンジル−3,8−ジアザビシクロC
4,3,0) / す−1(6) −エフ臭化水素酸塩
0.5g才よび1.8−ジアザビシクロC5,4,0)
ウンデカ−7−エン(DBU)0.69を、アセトニト
リル25m(lに懸濁しそしてそれから反応混合物を5
時間還流する。反応混合物を室温に一夜保持しそして生
成した沈澱を枦通しそしてIIのエタノール−エチルエ
ーテル溶剤で洗浄して反応生成物0.359を得る。こ
の反応生成物をエタノール中の5%酢酸溶液30m12
に溶解する。10%パラジウム付炭素0.04gをこれ
に加えそして水素の流れ下で5時間還流する。固体を消
去しそして炉液を濃縮して標記化合物0.25g(収率
6o%)を得る。
融点=218〜220℃(分解)。
’H−NMF?CCDCQ3 + CDIGOOD、 
 δppm) : 8.87(IH,s)。
7.70(IH,d、J=14.2Hz)、  4.5
8(4H,s)、  4.50(IH。
m)、 4.35(2H,br、s)、 3.31(2
H,t、J=5.8Hz)。
2.50(2H,t、J=5.8Hz)、  1.68
(3H,d、J=6.6Hz)。
実施例 5 (−)−9−フルオロ−3(S)−メチル−10−1ニ
ア−メチル−3,7−ジアザビシクロ(3,3,0)オ
クタ−1(5)−エン−3−イル〕−7−オキソー2,
3−ジヒド0−7H−ピリド(1,2,3−de) −
1,4−ベンズオキサジン−6−カルボン酸の製造(−
)−9,10−ジフルオロ−3(S)−メチル−7−オ
キソ−2,3−ジヒドロ−7H−ピリド(1,2,3−
de)−1,4−ベンズオキサジン−6−カルボン酸(
0,562g)、3−メチル−3,7−ジアザビシクロ
(3,3,0)オクタ−1(5)−エフ臭化水素酸塩(
0,68g)および1.8−ジアザビシクロC5,4,
0)ウンデカ−7−エン(DBUXo、55g)を、ア
セトニトリル(20mQ)に溶解しそして7時間還流す
る。反応混合物を室温に一夜保持する。生成した沈澱を
濾過により集め、アセトニトリルおよびメタノールで洗
浄しそして真空乾燥して標記化合物0.54g(収率7
0%)を得る。
融点=264〜268°C(分解)。
’)I−NMR(CDC12,+ CD3GOOD、δ
ppm) : 8.82(IH,s)。
7.84(IH,d、J=14.IHz)、4.85(
28,br、s)、4.70(4H,s)、4.50(
1M、m)、4.40(2H,br、s)、4.31(
2H,br、s)、3.21(3H,s)、1−65(
3H,d、J□6.6Hz)。
実施例 6 (−)−9−フルオロ−3(S)−メチル−10−(7
−メチル−3,7−ジアザビシクロ(3,3,0)オク
タ−1(5)−エン−3−イル〕−7−オキソー2,3
−ジヒドtff−7H−ピリド(1,2,3−de) 
−1,4−ベンズオキサジン−6−カルボン酸塩酸塩(
KR−10800)の製造 (−)−9−フルオロ−3(s)−メチル−10−[7
−メチル−3,7−ジアザビシクロ(3,3,0]オク
タ−1(5)−エン−3−イル〕−7−オキソ−2,3
−ジヒド0−7H−ピリド〔1,2,3−de) −1
,4−ベンズオキサジン−6−カルボン酸(0,386
g)ヲ、水中の5%酢酸(12+m(2)に溶解する。
この溶液に、35%塩a(3講12)および工9 / 
−ル(201112) −j−チルエーテル(10mQ
)を加えそしてそれから生成した沈澱をか過により集め
そして真空乾燥して標記化合物(0,33h、収率80
%)を得る。
融点:271〜275°C(分解)。
実施例で製造したキノロン化合物を、寒天稀釈試験方法
により、抗菌活性度について試験しそして結果を第1表
および第■表に示した。
KR−10759およびKR−10800のようなキノ
ロン化合物は、オフロキサシンおよびツルア0キサジン
のような既存のキノロン化合物よりも、スタフィロコッ
カスおよびストレプトコッカスのようなグラム陽性細菌
に対して非常に良好な抗菌活性度を有しそしてシプロフ
ロキサシンと同様なまたはそれより良好な抗菌活性度を
有す。
これらの化合物は、また、シュードモナス菌種に対して
良好な抗菌活性度を有す。さらに、本発明によるキノロ
ン化合物は、メチシリン耐性スタフィロコッカス・オー
レウスに対して既存のキノロン抗菌剤よりもすぐれた抗
菌活性度を有することが証明された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) のキノロン化合物およびR_1が水素である場合は、そ
    の薬学的に許容し得る酸付加塩および水和物。 上記式において、 Zは、水素、ハロゲンまたはアミノを示 し、 R_1は、水素または薬学的に許容し得る陽イオンを示
    し、 R_2は、水素、低級アルキルまたはホルミルを示し、 mは、1〜3の整数であり、そして nは、1または2である。 2)(a_1)一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、ZおよびR_1は後述する通りでありそしてL
    は離脱基を示す)の化合物を一般 式III ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、mおよびnは後述する通りでありそしてRは水
    素、低級アルキルまたは保護基を示す)のジアザビシク
    ロアミンまたはその酸塩と縮合させるか、または (a_2)式IIa ▲数式、化学式、表等があります▼(IIa) (式中、Zは後述する意義を有しそしてR′_1は保護
    基を示す)の化合物を式IIIa ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIa) (式中、Rおよびmは後述する通りでありそしてX′は
    離脱基である)の化合物と縮合させ、それによって、一
    般式IV ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、Z、R、R_1、mおよびnは後述する通りで
    ありそして但し、nは工程a_2に対しては1である)
    の化合物を得、 (b)保護基を除去し、そして (c)場合によっては、R=水素を低級アルキルまたは
    ホルミルにより置換し、そして必要に応じて、化合物を
    その薬学的に許容し得る塩に変換することからなる式
    I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Zは水素、ハロゲンまたはアミノを示し、R_
    1は水素または薬学的に許容し得る陽イオンを示し、R
    _2は水素、低級アルキルまたはホルミルを示し、mは
    1〜3の整数でありそしてnは1または2である)のキ
    ノロン化合物およびその薬学的に許容し得る塩および水
    和物の製法。 3)一般式 I のキノロンまたはその薬学的に許容し得
    る塩または水和物の有効量を含有する細菌感染に対して
    活性な薬学的組成物。 4)式 I のキノロンまたはその薬学的に許容し得る塩
    または水和物を、薬学的に慣用の賦形剤または稀釈剤と
    ともに、薬学的に許容し得る投与形態にすることからな
    る細菌感染に対して活性な薬学的組成物の製法。 5)細菌感染の治療用薬学的組成物を製造するための一
    般式 I のキノロンまたはその薬学的に許容し得る塩ま
    たは水和物の使用。 6)一般式 I のキノロンまたはその薬学的に許容し得
    る塩または水和物またはこのような化合物を含有する薬
    学的組成物を投与することからなる温血動物の細菌感染
    を治療する方 法。
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