JPH03192955A - ファクシミリ画面への付加信号 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ファクシミリ通信で原稿画面とは別に文字お
よび符号の少くとも一方で、記録部により記録紙に印画
記録されるファクシミリ画面への付加信号に関する。

〔従来の技術〕

近年、カラー原画の複写が実用化し、更に広く使用され
つつある。ファクシミリ通信においても同様であるが、
この価格はまだ高い。

一方、カラー原画は光の三原色である青紫（Ｂ）　　・
緑（Ｇ）　　・赤（Ｒ）のフィルターを通して得た白黒
画信号を、光の三原色それぞれに対応する補色である黄
・マゼンタ（赤紫）・シアン（青緑）の色素により再生
記録することによりカラー複写ができることは周知であ
り、三枚分の白黒画信号をファクシミリ通信し、−枚の
記録紙に三回印画することになる。

従って、従来の白黒濃淡（明暗）画面によるファクシミ
リ装置も、読取発信側でフィルターとして三色のカラー
シート、受信記録側で着色用の三色のフィルムを用意す
れば、カラー原画のファクシミリ転送が安価に可能であ
る。勿論、記録した三枚の白黒画面はファクシミリ装置
ではなく、カラー複写機を利用して再生することもでき
る。

従来のファクシミリ画面への付加信号は、原稿画面より
大きな記録用紙に原稿画面を記録するとき、予め定めら
れた情報、例えば日付、発信元の番号符号・名称などを
、原稿画面外の白地に黒字で印字するよう、発信側装置
から原稿画面の画信号に付加された画信号によって送信
される。読取りが白黒濃淡のため色に関する付加信号は
ない。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したように、従来のファクシミリ画面への付加信号
は色に関する信号を持たないので、カラーシートをフィ
ルターとして使用したとき受信側で区別がつかず、カラ
ー再生のとき間違った色で印画する機会があり正常な再
生記録ができないことがあるという問題点があった。

本発明の目的は、発信側で使用したカラーシートの色情
報を付加信号に含めることにより、上記問題点を解決し
たファクシミリ画面への付加信号を提供することにある
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によるファクシミリ画面への付加信号は、原稿画
面から読取った画信号に加えて記録部へ送信する、画面
読取りのとき原稿画面に重ねた透明カラーシートの補色
情報を含む。

〔実施例〕

次に、本発明によるファクシミリ画面への付加信号につ
いて図面を参照して説明する。

第１図は本発明の第１の実施例を示す斜視図である。第
１図では青紫（Ｂ）のカラーシート１の上に画面を下に
向けたカラー原稿２が置かれている。ファクシミリ装置
の読取り光源は下方から照射される。カラーシート１に
は予め色情報１０として「コノガメンハＹデトリナオシ
テクダサイ」との文字が印刷してあり、カラー原稿２の
画面に加えて、ファクシミリ装置は色情報１０も読木取
り、画信号に変換し、一つの画面として記憶するととも
に、記録部へ送信する。この場合、色情報ｌＯがファク
シミリ画面の付加信号となる。

色情報ｌＯの文字ｒＹＪは文字「キイ口」でもよく、ま
た、文章を省略して文字ｒＹＪだけでもよい。本実施例
ではカラー原稿を色情報位置から外して配置したが原稿
の配置によりカラー原稿の画面内に含めて記録させるこ
ともできる。この例のように、記録側の着色を指定する
のが効果的である６勿論、緑色（Ｇ）シートには符号ｒ
ＭＪ又は「マゼンタ」、赤色（Ｒ）シートには符号「Ｃ
」又は「シアン」が記録される。

第２図は本発明の第２の実施例を示すブロック図である
。第２図はファクシミリ装置の一部が示され、画面読取
り部１１．画信号記憶部１２１画信号送信部１３．送信
制御部１４および発信元情報記憶部１５を従来から有し
、色センサー１６゜色情報記憶部１７および色情報選択
部１８を本実施例において追加した。

画面読取部１１は所定位置に置かれた原稿画面を読取り
電気信号に変換して画信号記憶部１２へ送信して記憶蓄
積する。画信号送信部１３は送信制御部１４の指示をう
け、画信号記憶部１２および発信元情報記憶部１５が記
憶する画信号を送出する０発信元情報記憶部１５は、例
えばこのファクシミリ装置が設置されている会社名ｒＡ
ＢＣ株式会社」を画信号で記憶させる。

色センサー１６は画面読取部１１と連動し、画面読取り
のとき、原稿画面から外れた所定箇所で原稿画面に重ね
られたカラーシートの三原色を検出する。色情報記憶部
１７は、三原色指定の三つの情報、例えば［この記録部
は黄色でとり直して下さい。」の文言で色指定を変更し
たもの、をそれぞれ記憶する。色情報選択部１８は送信
制御部１４の指示により色情報記憶部１７から色情報（
Ｙ−Ｍ−Ｃ）の一つを取出して画信号送信部１３へ転送
する。

送信制御部１４は色センサー１６から三原色および無色
透明の四色のうちから一つの情報を受け、三原色の一つ
の場合には色情報選択部１８に色情報の取出しを指示し
、送信開始の際、画信号送信部１３に指示して発信元情
報記憶部１５から取出した発信元情報、および色情報選
択部１８から取出した色情報を画信号として送信させた
のち、画信号記憶部１２から原稿画面の画信号を送信さ
せる。従って、受信側で受信した画信号を再生記録する
とき、発信元情報と共に色情報が原稿画面とは別に記録
画面に印画される。

本実施例では色センサーで自動的にフィルターになるカ
ラーシートの色を検出するとして図示し説明したが、ボ
タン等の指定により予め色指定して読取開始することに
おり、色センサーに代用するとき、ファクシミリ装置は
安価に提供できる。

情報の記憶部には画信号で記憶すると説明したが、画信
号送信部で画信号変換機能を備え、情報記憶部では日本
工業規格による文字符号で記憶してもよい。

〔発明の効果〕

本発明のファクシミリ画面への付加信号によれば、再生
記録時に画面に三原色の再生印画の色指定を印字する色
情報と含むので、再生記録された類似の白黒画面から色
情報を読んで着色記録を指定することにより着色誤りを
防止できるという効果が得られる。

ｌ・・・・・・カラーシート、２・・・・・・カラー原
稿、ｌＯ・・・・・・色情報、１１・・・・・・画面読
取部、１２・・・・・・画信号記憶部、１３・・・・・
・画信号送信部、１４・・・・・・送信制御部、１５・
・・・・・発信元情報記憶部、１６・・・・・・色セン
サー　１７・・・・・・色情報記憶部、１８・・・・・
・色情報選択部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿画面から読取った画信号に付け加える画信号として
   記録部へ送信するファクシミリ画面への付加信号におい
   て、画面読取りのとき原稿画面に重ねた透明カラーシー
   トの補色情報を含むことを特徴とするファクシミリ画面
   への付加信号。