JPS61294967A - カラ−複写装置 - Google Patents

カラ−複写装置

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Publication number
JPS61294967A
JPS61294967A JP60134249A JP13424985A JPS61294967A JP S61294967 A JPS61294967 A JP S61294967A JP 60134249 A JP60134249 A JP 60134249A JP 13424985 A JP13424985 A JP 13424985A JP S61294967 A JPS61294967 A JP S61294967A
Authority
JP
Japan
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recording
color
black
colors
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP60134249A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Ishida
良弘 石田
Koichi Miyazaki
康一 宮崎
Kazuhiro Nakajima
一浩 中島
Takashi Omori
大森 高志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP60134249A priority Critical patent/JPS61294967A/ja
Publication of JPS61294967A publication Critical patent/JPS61294967A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は網点状のスクリーンを用いて中間調表現を行う
複写装置に係わり、特にカラー記録を行う際の記録色の
重ね合わせ時に発生するモアレを防止することのできる
カラー複写装置に関する。
「従来の技術」 近年、伝統的な静電記録方式の複写機に代えて、電気信
号を用いて複写を行う複写機が各種製品化されるように
なっている。このような複写機は読取部と記録部を備え
ている。読取部では、読取素子(イメージセンサ)を用
いて原稿上の画情報を光電変換する。記録部では、変換
後の電気信号(画信号)を用いて画像の再現を行う。
ところで画像の再現には各種の記録方式を用いることが
できる。このうち例えば熱溶融性のインクを記録用紙に
転写する熱転写記録方式は、記録用紙として普通紙を用
いることができ、しかも現像機構等を必要としないので
、複写機全体を安価かつコンパクトに製作することがで
きる。しかしながらこの方式では、ドツト単位でインク
の転写量を制御することができない。すなわちこの方式
を用いた複写機は、ドツト単位で階調表現を行うことが
困難であり、写真等の中間調表現が重視される原稿の複
写には適していない。
そこでこのように本質的に2段階あるいは数段階しか階
調表現を行うことができない記録方式を用いた複写機で
は、網点状のスクリーンを形成して網点面積率を階調に
応じて変化させ、擬似的に多段階の階調表現を実現する
ような工夫が行われている。ところがこのような記録方
式を用いてカラー画像の複写を行うと、記録色間で網点
(ドツト)の印字位置が微妙にずれて、モアレを発生さ
せるおそれがある。
カラー印刷の分野でも、同様の問題が生じろる。
すなわち網撮りを行った写真原版を用いてカラー印刷を
行うと、・モアレの発生が生じる場合がある。
そこでカラー印刷を行う場合には、網撮りの時点でスク
リーン線が垂線と゛なす角度すなわちスクリーン角度を
記録色ごとに異ならせ、モアレの発生を防止することが
一般に行われている。例えば、シアン、マゼンタ、イエ
ローおよびブラック(墨)の4色で印刷を行う場合には
、次の第1表で示すようなスクリーン角の設定が行われ
Cいる。
第1表 カラー複写機の分野でも、例えばディザ処理を行う際の
スクリーン角を各記録色ごとに異ならせ、色重ねによっ
て生じるモアレの発生を防止することが提案されている
(特願昭59−035384号等)。
「発明が解決しようとする問題点」 ところでカラー複写機では、いわゆる白黒の単色記録の
原稿を黒1色の単色(無彩色)で複写を行う白黒モード
を備えているのが通常である。ところが従来のカラー複
写機では、この白黒複写モードで中間調の再現を行うと
、1色のみの複写を前提とするいわゆる白黒複写機に比
べて画質が劣るという問題があった。これは、ブラック
の記録色におけるスクリーン角が、カラー複写機の場合
と白黒複写機の場合とで異なることによるものであった
このようにブラックの記録色について、カラー複写機の
スクリーン角が1色記録における理想的な角度に設定さ
れていないのは、カラー複写の際のロゼツタの目立ちを
抑えるためである。すなわちカラー複写の場合には、各
記録色間のスクリーン角の差、特にブラックとシアン、
およびブラックとマゼンタの間のスクリーン角の差を共
に大きくしてモアレの発生を防止する必要がある。とこ
ろがこれは結果として、記録画像上で輪状のテクスチャ
(ロゼツタ)を目立たせることになる。そこで目につき
やすいブラックの記録色については、スクリーン角を通
常0度または90度に設定してロゼツタの目立ちを抑え
る配慮が行われている。
ところがブラックの記録色についてスクリーン角が0度
または90度に設定されると、ブラック1色で記録を行
う場合には、印字ドツトの配列が視覚上強く目につくよ
うになり、単色複写の際の画質低下の原因となった。
本発明はこのような事情に鑑み、ブラック1色で複写を
を行う際も、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラッ
クの4色で複写を行う場合にも、共に最適な画質で複写
画を作成することのできるカラー複写装置を提供するこ
とをその目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明では、原稿の読み取りを行う読取部と、シアン、
マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を1色ずつ記録色
として用いて記録を行う4種類の記録部と、有彩色によ
る記録が指定されたときどれら4種類の記録部すべてを
選択する一方、無彩色の記録が指定されたときブラック
を記録色とする記録部のみを選択する記録部選択手段と
、網点状のスクリーンを用いて中間調表現を行う際にお
けるブラックの記録色についてのスクリーン角を、有彩
色で記録を行う場合と無彩色で記録を行う場合とでそれ
ぞれ異なった角度に設定するスクリーン角設定手段とを
カラー複写装置に具備させ、読取部で読み取られた原稿
を、ブラック1色あるいはこのブラックを含む4色の記
録色で複写する。
スクリーン角設定手段は、ブラック1色で記録を行う場
合にこの記録色についてのスクリーン角を45度に設定
し、4色で記録を行う場合にはブラックのスクリーン角
を0度に設定することが好適である。
このように、本発明では単色記録とそれ以外の場合でス
クリーン角を独立して設定するので、両者の場合とも・
画質の良好な複写画を得ることができる。
「実施例」 以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
第1図は本実施例のカラー複写機の要部を表わしたもの
である。複写機本体11の上部を占める位置には、4色
の読み取りを行う4色読取部12が配置されている。4
色読取部12の下方には、4つの記録部C,Y、M、B
で順次4色の記録を行っていく4色記録部13が設けら
れている。上下2種類の給紙トレイ14.15から選択
的に送り出される図示しない記録用紙は、用紙搬送路1
6を通って4色記録部13に供給され、記録終了後に排
出トレイ17上に排出されるようになっている。4色記
録部13の図で向って左側の空間には、プリント基板を
格納した電気回路ユニット18と、各部分に電源を供給
するための電源供給部19とが配置されている。
4色読取部 4色読取部12は、原稿(図示せず)を載置するプラテ
ンガラス21およびこれを覆う開閉自在のプラテンカバ
ー22と、複写装置本体11の内部に配置されたスキャ
ナユニット23およびこのスキャナユニット駆動用のユ
ニット駆動機構24から構成されている。
ユニット駆動機構24は、プラテンガラス21と平行に
配置されたガイドレール26を備えている。このガイド
レール26の下には、ステップモーフ27によって回転
される駆動ベルト28が配置されている。スキャナユニ
ット23は、駆動ベルト28上に取付具29で固定され
ており、駆動ベルト28の移動と共にガイドレール26
に案内されて矢印方向31に往復動するようになってい
る。
スキャナユニット23内には、3本の螢光管32〜34
がプラテンガラス21と平行でかつ矢印方向31と直交
する方向(読取方向)に配置されている。これらの螢光
管32〜34は、プラテンガラス21の前記した読取方
向に十分な照度を与えるため、プラテンガラス21の幅
よりもわずかに長い管長を有している。
3本の螢光管32〜34の周囲は遮光板35で覆われて
いる。原稿の反射光は、この遮光板35の一部に設けら
れた開口部を経て第1のミラー36に入射し、順に第2
、第3のミラー37.38を経た後、光学レンズ39に
入射し、イメージセンサ41上に結像するようになって
いる。イメージセンサ41から出力される画信号は、同
じくスキャナユニット23内の図示しない信号処理回路
で記録のための信号処理が行われるようになっている。
これについては後に詳しく説明する。
4色記録部 4色記録部13は、シアン色(以下C色という)記録部
C、イエロー色(以下Y色という)記録部717472
色(以下M色という)記録部M、および黒色(以下B色
という)記録部Bの合計4つの記録部をCの字状に直列
に配置した構成となっている。
0色記録部Cは、紙管にC色記録用のインクドナーフィ
ルム(以下C色インクドナーフィルムという)51Cを
ロール状に巻回したC色供給ロール52Cを備えている
。C色インクドナーフィルム51Cとは、コンデンサ紙
等から成る基紙の片面に、熱転写性のC色インクを塗布
した記録媒体である。6色供給ロール52Cから繰り出
されたC色インクドナーフィルム51Cは、ガイドロー
ル53Cを経た後、C色記録用の0色サーマルヘッド5
4Cと6色バックロール55Cの間、およびインクドナ
ーフィルム搬送用の0色ドライブロール56Cと0色ピ
ンチロール57Cの間を順に通過し、C色巻取ロール5
8Cに巻き取られるようになっている。
Y色記録部Yは、紙管に7色記録用のインクドナーフィ
ルム(以下7色インクドナーフィルムという)51Yを
ロール状に巻回した7色供給ロール52Yを備えている
。7色インクドナーフィルム51Yとは、コンデンサ紙
等から成る基紙の片面に熱転写性の7色インクを塗布し
た記録媒体である。M色記録部MおよびB色記録部Bも
、それぞれ同様にM色あるいはB色インクドナーフィル
ム51Mあるいは51Bを巻回したM色あるいはB色供
給ロール52Mあるいは52Bを備えている。これら3
つの記録部YSMSBにもそれぞれ専用のサーマルヘッ
ド54Y、54M、54Bが備えられており、C色記録
部Cと同様な部品が配置されている。これらの部品には
、C色記録部Cにおける数字と同一の数字を付しており
、英大文字のみを記録部に応じて異ならせている。
用紙搬送路 次に用紙搬送路16の構成を説明する。用紙搬送路16
は主搬送路と副搬送路の2種類の搬送路から成っている
。主搬送路は2種類の給紙トレイ14.15を起点とし
、各記録部C,Y、MSBのサーマルヘッド54C〜5
4Bとバックロール55C〜55Bの間を順に経て排出
トレイ17に至る搬送路である。この搬送路には、用紙
送り出しガイド61.62、用紙排出ガイド64.2つ
のY字形ガイド65.66および隣接した記録部を連結
する連結ガイド67.68から成るガイド群と、記録用
紙69.71の送り出しを行う送りローラ72.73、
それに送り出された記録用紙69または71を搬送する
搬送ローラ74〜76が設けられている。
これに対して副搬送路は、3つの記録部CSY。
Mをう回して2つのY字形ガイド65.66を接続する
バイパス路である。この搬送路には、Y字形ガイド65
.66と、う同月ガイド78それに記録用紙(船医用の
搬送ローラ79.81が設けられている。一方のY字形
ガイド65には、第2図および第3図に示すように切換
部材82が設けられている。切換部材82は、例えばソ
レノイド(図示せず)によって作動されるようになって
いる。切換部材82が第2図に示す位置に存在する場合
には、記録用紙はC色記録部Cの方向に搬送される。ま
た第3図に示す位置に存在する場合には、副搬送路を経
てB色記録部Bの方向に搬送されることになる。
操作パネル 第4図はこのカラー複写装置の操作パネルの部品配置の
概要を表わしたものである。操作パネル91は上欄と下
欄に分かれている。上欄の最も左側は原稿サイズ指定部
92となっている。原稿サイズ指定部92は、上下2種
類の給紙トレイ14.15(第1図)を用いて所望の記
録用紙サイズを指定する部分である。
第5図はこの原稿サイズ指定部92を具体的に表わした
ものである。指定部92は上トレイサイズ表示板93と
下トレイサイズ表示板94それに2つのトレイ選択ボタ
ン95.96から構成されている。各給紙トレイ14.
15にはその先端部分にマグネットが配置されており、
これらを複写装置本体11に装着したとき、トレイの種
類すなわち収容されている記録用紙のサイズおよび向き
がわかるようになっている。この結果、例えば上側の給
紙トレイ14として84判の記録用紙を縦方向に収容し
たトレイがセットされると、上トレイサイズ表示板93
の該当する“B4”および“タテ”という文字の発光ダ
イオードが点灯し、これらが選択的に表示される。下側
の給紙トレイ15に85判の記録用紙が縦方向に収容さ
れているときは、同様にこの第5図に示したように“B
5”および“タテ”という文字が選択的に表示されるこ
とになる。
オペレータは両トレイサイズ表示板93.94のいずれ
かに所望の記録用紙がセットされているならば、トレイ
選択ボタン95.96を操作してこの記録用紙の選択を
行う。例えばこの例で85判の記録用紙を選択する場合
には、下側のトレイ選択ボタン96を押し、スイッチ内
部のランプを点灯させる。所望の記録用紙がセットされ
ていない場合には、使用しようとする給紙トレイを複写
装置本体11にセットした後、トレイ選択ボタン95.
96の一方を押下することになる。
第4図で原稿サイズ指定部92の隣りには、倍率設定部
97が配置されている。倍率設定部97には、等倍キー
、固定倍率キーおよび任意倍率キーの3種類のキーが一
列に配置されている。このうち等倍キーは、原稿に対す
る複写画の倍率が等倍(100%)となるモードを指定
するキーである。これに対して固定倍率キーは、給紙ト
レイ14.15゛にセットする記録用紙のサイズと原稿
の通常用いられるサイズとの比率で決まる倍率を選択す
るためのキーである。固定倍率としては、141%、1
22%、115%(以上拡大)、95%、86%、81
%、70%(以上縮小)の各縮倍率が採用されることが
多い。任意倍率キーは、1%刻みで縮倍率を設定するた
めのキーである。
この操作パネル91の固定倍率キーまたは任意倍率キー
を押すと、倍率設定部97の隣に配置された拡大・縮小
設定部98が機能する状態となる。
拡大・縮小設定部98の左側に一列に並んだ5つのキー
は原稿サイズキーであり、原稿の各サイズ(A3、B4
、A4、B5、A5判)がそれぞれ表示されている。前
記した固定倍率キーで複写装置を固定倍率モードに設定
した後に、原稿に対応させてこれらのキーの1つを押下
すると、既に選択された記録用紙のサイズとの関係で固
定倍率の1つが選択される。選択された倍率は第6図に
示すように、拡大・縮小設定部98の上下倍率表示器9
9および左右倍率表示器100にそれぞれ同じ数値(%
表示)として表示される。ここで上下倍率表示器99は
、原稿の副走査方向(矢印方向31)の倍率を、また左
右倍率表示器100は主走査方向の倍率をそれぞれ表示
するものである。
原稿と相似形の画像を複写する通常の場合には、これら
の表示器99.100にこのように同一の数値が表示さ
れることになる。
次に任意倍率の設定について説明する。任意倍率キーを
押すとこれが点灯し、任意倍率操作器101が操作可能
な状態となる。任意倍率操作器101は6つのキーを配
置している。このうち2つの主副キー103.104は
1%刻みで相似形に縮倍率を増減させるためのキーであ
り、図で上方に配置されたものが増加の際に、また下方
に配置されたものが減少の際に使用される。この場合に
は上下倍率表示器99および左右倍率表示器100共に
、同一の縮倍率を表示することになる。
2つの副キー105.106は上下倍率すなわち副走査
方向の倍率のみを変更する際に使用するもので、図で上
方に配置されたものが増加の際に、また下方に配置され
たものが減少の際に使用される。この場合には、上下倍
率表示器99の内容のみが変更される。2つの主副キー
107.108は左右倍率すなわち主走査方向の倍率変
更に使用され、増加の際には図で右側のキー107が、
減少の際には左側のキー108が使用される。この方向
の倍率は左右倍率表示器100に表示される。
なお任意倍率の設定の際には、まず固定倍率モードにし
ておおまかな倍率を設定し、次に任意倍率モードで縮倍
率の微調整を行うことも可能である。
拡大・縮小設定部98の右には、鏡像変換部109が配
置されている。鏡像変換部109には、2つのキーが配
置されている。1つは正像を指定するためのキーであり
、カラー複写装置に電源が投入された初期状態ではこれ
が点灯表示されるようになっ−ている。他のキーは鏡像
を指定するためのキーである。この後者のキーが押され
ると、画像の左右が反転した複写画が得られる。このよ
うな複写画は、イメージセンサ41(第を図)で読み取
られる各ラインの画信号の順序を反転して記録すること
により得ることができる。
鏡像変換部109の右側には原稿種類指定部111が配
置されている。原稿種類指定部111には3種類のキー
が設けられている。このうち図で上方に存在する文字キ
ーは文字の再現を良好に行うためのキーである。このキ
ーが押されると、イメージセンサ41から読み取られた
画信号は単純に2値化処理される。従って中間調の再現
は行うことができないが、文字を細部までシャープに再
現させることができる。
中央に存在するキーは文字/写真キーである。
このキーは文字と写真が混在している原稿に対して使用
される。このキーが押されると、文字の部分で画信号が
2値化処理される。また写真等の中間調表現が要求され
る部分では、ディザ法を用いスクリーンによる中間調処
理が行われる。図で下方に存在するキーは写真キーであ
り、このキーが押されると画一的に中間調処理が行われ
る。
原稿種類指定部111の右側にはカラー・白黒選択部1
12が設けられている。このカラー・白黒選択部112
の図で上方に配置されているカラーキーを押すと、4色
の記録色によるフルカラーの複写画が作成される。下方
に配置されている白黒キーを押すと、ブラックのみの記
録色による複写画が作成される。すなわちカラーキーが
挿されたときには、記録用紙について主搬送路が選択さ
れ、白黒キーが押されたときには副搬送路が選択される
。カラー複写装置の初期状態でいずれのキーが点灯され
るかは、複写装置設置の際等に自由に選定することがで
きる。
操作パネル91の上欄の一番右側には、色調整部113
が配置されている。色調整部113は第7図に示すよう
に赤、緑、青の3原色について、それぞれ色調整キー1
14で記録濃度の調整が行われるようになっている。各
色についての現在の濃度は、発光ダイオード115によ
って点灯表示される。
次に操作パネル91の下欄について説明する。
下欄の左側°には、表示部117とテンキー118が配
置されている。表示部117には、オペレータに伝達す
べき各種の情報が表示されるようになっている。このよ
うなものとしては、コピーの設定枚数、コピーの終了枚
数、インクドナーフィルムの交換の必要性の有無、コピ
ー開始のためのレディー表示、紙詰まり(ジャム)の表
示等がある。
コピーの設定枚数や終了枚数を表示する表示部分は、テ
ンキー118等の操作によってカラー複写装置自体が特
殊な機能モードに設定されたとき、そのモードの内容を
数字や符号で表示できるようになっている。このような
モードの一例としては、カラー複写装置の各部を点検す
るための自己診断モードが存在する。
操作パネル91の下欄の右側には、コピーを開始させる
ためのスタートキー119やコピーを強制的に停止させ
るためのストップキー121等の幾つかのキーが配置さ
れている。
画信号処理 第8図はこのようなカラー複写装置における画信号処理
の概要を表わしたものである。光電走査部131はイメ
ージセンサ41(第1図参照)で原稿面を走査し、光電
変換して画信号132を出力する。画信号132は、原
稿による螢光管32〜34の反射光の強度をCCDによ
ってアナログ電気信号に変換したものである。螢光管3
2〜34はそれぞれ赤、緑、青の波長の光を1スキヤン
ごとに選択的に発光させるもので、3スキヤン分で1ラ
イン分の画像の読み取りが終了することになる。画信号
132はA/D変換部133に入力され、ここで例えば
64階調の原色ディジクル信号134に変換される。
原色ディジタル信号134はスムージング部135に入
力される。スムージング部135は原稿の持っている網
点空間周波数にフィルタをかける回路であり、ここで原
稿にもともと存在する網点が除去される。スムージング
後のディジタル信号136はMTF補正補正部子37力
され、ボケだ像の鮮鋭化が図られる。MTF補正後のデ
ィジタル信号138は色分離部139に供給され、ここ
で赤、緑、青の3原色を表わした画信号141が作成さ
れる。濃度修正部142はこれらの画信号の信号レベル
を調整し、複写画全体としての記録濃度を修正する。
濃度修正部142を経た画信号143は、色修正部14
4に入力される。色修正部144では色相の修正を行う
。これは操作パネル91の色調整部113の操作によっ
て行われる。例えば原稿の赤の部分をより赤くするよう
な修正がそれである。
色修正部144によって修正された画信号145はマス
キング部146に供給される。マスキング部146は入
力された赤、緑、青の各画信号を基にして、4色記録部
13(第1図参照)で使用されるシアン、マゼンタ、イ
エローの各インクの量を求める部分である。このように
して決定されたシアン、マゼンタ、イエローの各画信号
147は黒発生・OCR部148に供給され、ここでま
ず8色記録部B(第1図参照)で記録されるブラックの
インクの転写量が求められる。次に0CR(Under
  Co1or  Removal)処理が行われる。
このOCR処理では、第9図に一例として示したように
、ブラックのインクに置き換えられた中性色濃炭分に対
応するシアン、マゼンタ、イエローの各インク部分が除
去され、これらの信号レベル(分光濃度)が補正される
。このようにして作成されたシアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックの各記録色の画信号149は、ディザ化・
スクリーン角発生N151に供給される。
第10図はディザ化・スクリーン角発生部の要部を表わ
したものである。ディザ化・スクリーン角発生部151
には主走査同期信号161をカウントする主走査カウン
タ162と、副走査同期信号163をカウントする副走
査カウンタ164が設けられている。
主走査カウンタ162は主走査方向の画素数をカウント
し、所定の値N、をカウントするごとにキャリー(桁上
げ)信号165を出力する。キャリー信号165は副走
査同期信号163と共にオア回路166に入力される。
オア回路166の出力167は、主走査カウンタ162
のリセット人力となる。すなわち主走査カウンタ162
は、主走査の開始と共にカウントを0(零)から開始し
、値N1をカウントするごとにリセットされることにな
る。主走査カウンタ162のカウント値はカウンタ出力
168として4種類のRCテーブル16”9B、169
C,169M、169Yにそれぞれ供給される。ここで
、添字B、C,M右よびYは、それぞれ記録色のブラッ
ク、シアン、マゼンタおよびイエローに対応するもので
ある。
一方、副走査カウンタ164は走査ラインの数をカウン
トし、所定の値N2をカウントするごとにキャリー信号
171を出力する。キャリー信号171はページ同期信
号172と共にオア回路173に人力する。オア回路1
73の出力174は、副走査カウンタ164のリセット
入力となる。
すなわち副走査カウンタ164は、1ページの記録開始
と共にカウントを0から開始し、値N2をカウントする
ごとにリセットされることになる。
副走査カウンタ164のカウント値はカウンタ出力17
5として4種類のRCテーブル169B。
169C,’169M、 169Yにそれぞれ供給され
る。
ブラックの記録色について設けられたRCテーブル16
9Bには、この他にモード指定信号177が供給される
。モード指定信号177は、第4図に示したカラー・白
黒選択部112のキー操作によって出力される信号であ
り、カラーキーが押されたときには4色の記録色による
カラーモードが指定され、白黒キーが押されたときには
ブラックのみの記録色による白黒モードが指定される。
4種類のRCテーブル169B、169C。
169M、169YはROM (リード・オンリ・メモ
リ)によって構成されており、これら3種類または2種
類の信号をアドレス情報として、ドツトマトリックス位
置データ179B、179C。
179M、179Yを出力する。ここでドツトマトリッ
クス位置データ179B、  179C。
179M、179Yとは、現在記録処理を行おうとする
各記録色についてのドツトが、これらの記録色について
それぞれ用意された擬似中間調表現用のドツトマトリッ
クスのそれぞれどの位置に相当するかを表わしたデータ
である。
これらのドツトマトリックス位置データ179B、17
9C1179M、179Yは、それぞれの記録色に対応
させて設けられたTLテーブル(閾値テーブル)181
B、181C,181M。
181Yに人力され、各ドツトマトリックスごとに定め
られた閾値データ182B、182C1182M、18
2Yが読み出されることになる。
ただし、ブラックの記録色についてのTLテーブル18
1Bについては、カラーモードにおける場合と白黒モー
ドにおける場合とでスクリーン角が異なり、ドツトマト
リックスも異なることになる。従って、このTLテーブ
ル181Bについては、ドツトマトリックス位置データ
179Bの他にモード指定信号177が入力され、モー
ド指定に応じた閾値が閾値データ182Bとして出力さ
れることになる。閾値データ182B、182C。
182M、182Yは、それぞれの記録色についての画
信号149B、149C,149M。
149Yと対応づけられて比較器184B。
184C,184M、184Yに入力される。このよう
にして、それぞれの記録色について画信号149B、1
’49C1149M、149Yの2値化が行われる。
第11図〜第17図は、本実施例のカラー複写装置で使
用されるドットマ) IJフックス構成を表わしたもの
である。このうち第11図は、白黒モードにおけるブラ
ックの記録色についてのドツトマトリックスを示してい
る。破線で分割した4つの領域はそれぞれのサブマ) 
IJフックス域を表わしている。この第11図に示すド
ツトマトリックスでは、例えば数字1で表わされた最も
低い閾値が図で左上のサブマ) IJフックス域に存在
し、数字2で示した次に低い閾値は右下のサブマ) I
Jフックス域に存在する。そしてこれらの位置を結んだ
直線は、第12図に示すように水平方向に対して45度
となっている。数字3で示した閾値とその次の数字4で
示した閾値との関係も同様である。
このように−ブラック1色で記録を行う場合のドツトマ
トリックスのスクリーン角は45度に設定されており、
同じ閾値が出現するための繰り返し周期は、主走査方向
および副走査方向共に6(ドツト)となっている。
第13図はこれに対して4色の記録色によるカラーモー
ドにおけるブラックの記録色についてのドットマ) I
Jフックス示している。破線で分割した4つの領域は同
様にサブマトリックス領域を表わしている。このドツト
マトリックスは渦巻集中型の閾値設定を行っており、第
14図に示すようにスクリーン角は0度となる。このド
ツトマトリックスでは第11図に示したドツトマトリッ
クスと同様に、その繰り返し周期は主、副両走査方向に
対して共に6(ドツト)となっている。
一方、カラーモードにおけるシアンの記録色についての
ドツトマトリックスは、第15図に大枠で囲んだ形状と
なっており、このドツトマトリックスは同図で細枠で示
したように隙間なく記録用紙上を覆うこととなる。この
シアンの記録色についてのドツトマトリックスはサブマ
トリックス対角線型であり、・そのスクリーン角は同図
に示すように27度である。このドツトマトリックスの
繰り返し周期は主、副両走査方向に対して共に20(ド
ツト)となっている。
第16図で大枠は、これに対してマゼンタの記録色につ
いてのドツトマトリックスの形状を表わしたものである
。細枠は第15図と同様にドツトマトリックスの配列の
様子を表わしたものである。
このマゼンタの記録色についてのドツトマトリックスも
閾値がサブマトリックス対角線型に配置されており、そ
のスクリーン角は36度である。このドツトマトリック
スの繰り返し周期も第15図と同様に、主、副両走査方
向に対して共に20(ドツト)となっている。
最後に第17図は、イエローの記録色についてのドツト
マトリックスの形状を表わしたものである。このドツト
マトリックスも閾値がサブマトリックス対角線型に配置
されており、そのスクリーン角はブラックと同様に0度
に設定されている。
このドツトマトリックスの繰り返し周期は主、副両走査
方向に対して共に8(ドツト)となっている。
ところでこのイエローの記録色についてのドツトマトリ
ックスのスクリーン角がブラックのスクリーン角と共通
の0度に設定されているのは、イエローの記録色が視覚
的に目立ちにくいためである。すなわち本実施例では、
視覚的にその影響が顕著なブラック、シアン、マゼンタ
の3種類の記録色についてスクリーン角をほぼ同一角度
だけ異ならせ、モアレの発生を防いでいる。
このように繰り返し周期が4色のドツトマトリックスに
ついて6.8および20なので、それらの最小公倍数は
120となる。この数値120が、前記した主走査カウ
ンタ162および副走査カウンタ164のカウント周期
となる。すなわち前記した4種類のRCテーブル169
B、169C。
169M、169Yは2種類のカウント値を使用して各
ドツトマトリックスの位置情報を求めることになる。
以上説明したディザ化・スクリーン角発生部151の出
力として得られた2値化後の4種類の画信号185B、
185C1185M、185Yは、図示しないサーマル
ヘッド駆動回路を経て第1図に示す4色記録部13のそ
れぞれ対応するサーマルヘッド54B、54C154M
、54Yに供給されて、原稿の複写が行われることにな
る。
カラー複写装置が白黒モードに設定されているときには
、切換部材82(第2図および第3図参照)の働きで8
色記録部Bのみで記録が行われる。この白黒モードが指
定されている場合には、他の記録部C,MSYではイン
クドナーフィルム51C151M、51Yの搬送は行わ
れず、サーマルヘッド54C154M、54Yの駆動も
行われない。
このときのブラックの記録色のスクリーン角は45度な
ので、黒色1色の複写は良好に行われる。
これに対してカラーモードが指定されたときには、ブラ
ックの記録色のスクリーン角は0度に変更されるので、
この場合にも既に説明したような不都合は生ぜず、カラ
ー画像の複写が良好に行われることとなる−0 「発明の効果」 以上詳細に説明したように、本発明によればブラックを
含む4色の複写とブラックのみの複写とでブラックの記
録色についてのスクリーン角を変えたので、簡易な記録
装置を備えたカラー複写装置等であっても良好な画像を
再現することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を説明するためのもので、この
うち第1図はカラー複写装置の要部を示す概略°構成図
、第2図および第3図は切換部材の切り換え動作を示す
動作説明図、第4図はカラー複写装置の操作パネルの部
品配置の概略を示す平面図、第5図は原稿サイズ指定部
の平面図、第6図は拡大・縮小設定部の一部を示す平面
図、第7図は色調整部の平面図、第8−図は画信号の処
理を行う回路部分の概略を示すブロック図、第9図はU
CR処理の原理を示す説明図、第10図はディザ化・ス
クリーン角発生部の具体的な構成を示すブロック図、第
11図は白黒モードにおけるブラックの記録色について
のドツトマトリックスの構成を表わしたマトリックス構
成図、第12図はこのドツトマトリックスにおけるスク
リーン角を説明するための説明図、第13図はカラーモ
ードにおけるブラックの記録色についてのドツトマトリ
ックスの構成を表わしたマトリックス構成図、第14図
は第13図に示すドツトマトリックスにおけるスクリー
ン角を説明するための説明図、第15図はシアンの記録
色におけるドツトマトリックスの構成およびスクリーン
角を説明するための説明図、第16図はマゼンタの記録
色におけるドツトマトリックスの構成およびスクリーン
角を説明するための説明図、第17図はイエローの記録
色におけるドツトマトリックスの構成を説明するための
説明図である。 B、C,MSY・・・・・・記録部、 12・・・・・・4色読取部、 13・・・・・・4色記録部、 91・・・・・・操作パネル、 112・・・・・・カラー・白黒選択部、151・・・
・・・ディザ化・スクリーン角発生部、177・・・・
・・モード指定信号、 18 ]、B、181C,181M、181Y・・・・
・・TLテーブル(閾値テーブル)。 出  願  人 富士ゼロックス株式会社 代  理  人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原稿の読み取りを行う読取部と、シアン、マゼンタ
    、イエロー、ブラックの4色を1色ずつ記録色として用
    いて記録を行う4種類の記録部と、有彩色による記録が
    指定されたときこれら4種類の記録部すべてを選択する
    一方、無彩色の記録が指定されたときブラックを記録色
    とする記録部のみを選択する記録部選択手段と、網点状
    のスクリーンを用いて中間調表現を行う際におけるブラ
    ックの記録色についてのスクリーン角を、有彩色で記録
    を行う場合と無彩色で記録を行う場合とでそれぞれ異な
    った角度に設定するスクリーン角設定手段とを具備する
    ことを特徴とするカラー複写装置。 2、スクリーン角設定手段は、ブラック1色で記録を行
    う場合にこの記録色についてのスクリーン角を45度に
    設定し、4色で記録を行う場合にはブラックの記録色に
    ついてのスクリーン角を0度または90度に設定するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラー複写
    装置。
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Cited By (4)

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CN104865804A (zh) * 2014-02-26 2015-08-26 日本冲信息株式会社 图像形成装置以及形成图像的方法

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