JPH03189390A - オイルポンプ - Google Patents
オイルポンプInfo
- Publication number
- JPH03189390A JPH03189390A JP32893989A JP32893989A JPH03189390A JP H03189390 A JPH03189390 A JP H03189390A JP 32893989 A JP32893989 A JP 32893989A JP 32893989 A JP32893989 A JP 32893989A JP H03189390 A JPH03189390 A JP H03189390A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- suction port
- peripheral side
- gear
- depth
- Prior art date
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- Granted
Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 9
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 3
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- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
公報、実開昭63−181号公報などに示されるように
、吸入ポート深さが上流から下流に行くに従って浅くな
るように構成されているものがある。吸入ポートを次第
に浅くするのは、油の流れを円滑にして吐出流量の低下
をふせぐと共にキャビテーションの発生を防止するため
である。すなわち、油がオイルポンプギアなとのポンプ
回転体間に流入する部分に垂直に近い壁があると、この
部分で乱流を生じ、吸入抵抗が大きくなる。このため、
吐出流量の低下及びキャビテーションノイズが発生する
。吸入ポートを次第に浅くすることにより、流量が大き
い場合でも流れは層流状態となり、上記のような問題が
発生しない。
ただけでは十分にキャビテーションの発生を抑制するこ
とができないという問題点がある。すなわち、従来のオ
イルポンプでは、吸入ポートの深さは上流から下流に向
けて円周方向には次第に浅くなフているものの、吸入ポ
ートの深さは半径方向には一定である。このため、オイ
ルポンプギアなどのポンプ回転体の回転速度が上昇する
と、油に遠心力が作用し、油は吸入ポートの外周側を流
れやすくなる。また、遠心力の作用により吸入ポートの
外周側の圧力が高くなる。このため、圧力が低く流体の
流れてきにくい吸入ポートの内周側でキャビテーション
か発生しやすくなる。本発明はこのような課題を解決す
ることを目的としている。
により上記課題を解決する。すなわち、本発明によるオ
イルポンプは、吸入ポートか、油の流れ方向で上流から
下流に行くに従って浅くなり、かつポンプ回転体中心位
置から遠いほど浅くなるように、三次元的にねじれた底
面を有している。
ほど浅くなっており、かつ外周側はど浅くなっている。
に内側方向へ送り込まれることになる。このため、流体
に遠心力が作用しても上述の油の流れによってこれが打
ち消され、油の充てん効率は内側はど高くなる。この結
果、吸入ポート及びポンプ回転体間のすきまの内周側位
置でキャビテーションが発生しにくくなる。なお、吸入
ポート及びポンプ回転体間のすきまの外周側では遠心力
の作用により油圧が上昇しているので、上述のように油
が内周側に流れやすくなってもキャビテーションが発生
することはない。
するオイルポンプハウジング10を示す。このオイルポ
ンプハウジング10は、図示してないアウターギア及び
インナーギアが組込まれるポケット部12を有しており
、ポケット部12内には吸入ポート14′Jiび吐出ポ
ート16が設けられている。吸入ポート14と吐出ポー
ト16との間にはタレッセント18が設けられており、
また吸入ポート14と吐出ポート16との間のクレッセ
ント18とは反対側の部分により閉込部20が形成され
る。ポケット部12内に組付けられるアウターギア及び
インナーギアは第1図中で反時計方向に回転する。吸入
ポート14の底面は油の流れ方向に沿って上流側から下
流側へ向けて、順次第2.3及び4図に示すように断面
形状が変化している。すなわち、第2図に示すように吸
入ポート14の上流側では吸入ポート14の深さは均一
であり、内周側(第2図中で左側)及び外周側(第2図
中で右側)は同一の深さとされている。次に、少し下流
側に行くと、第3図に示すように、全体として深さが浅
くなっているが、こねに加えて外周側の方がより浅くな
っている。更に、吸入ポート14の終端部近くでは、第
4図に示すように、更に全体として浅くなると共に外周
側の方がより浅くなっている。なお、流ね方向への深さ
の変化は第5図に示すようになフている。
て次第に浅くなると共にオイルポンプハウジング10の
中心部から遠い側はどより浅くなるようになっており、
三次元的にねじれた面となっている。
ハウジングlOは、ポケット部12内にアウターギア及
びインナーギアを組込んだ状態で別のハウジング部材と
組付けられ、オイルポンプとして組立られる。この状態
でインナーギアが第1図中で反時計方向に回転駆動され
ると、アウターギアもこれと共に回転し、吸入ポート1
4から油が吸引され、油は両ギアとクレッセント18と
の間のすきまに保持された状態で両ギアと共に移動し吐
出ポート16へ吐出される。油は吸入ポート14を第1
図中で反時計方向に流れるが、吸入ポート14の深さは
次第に浅くなっていき、また外周側はどより浅くなって
いるので、油は内周側に流れやすくなフている。このた
め、油に作用する遠心力にかかわらず、内周側はど油の
充てん効率が高くなる。従って、インナーギア側でのキ
ャビテーションが発生しにくくなっている。
アウターギア側は遠心力によって油圧が上昇しているた
め、キャビテーションが発生することはない。結局、ア
クタ−ギア側及びインナーギア側両方にほぼ均一に充て
んされた状態で油が移動することになる。この結果、吸
入ポート14が一定深さの従来のものと比較して、オイ
ルポンプの騒音が5000rpmで約10dB低下した
。
いてのものであるが、本発明は、これ以外の形式のギア
ポンプ及びベーン式のオイルポンプにも適用可能である
。
深さを油の流れ方向で上流側から下流側へ向けて次第に
浅くすると共に半径方向外周側に行くほど浅くなるよう
にしたので、内周側へ油が流れやすくなり内周側の充て
ん効率が向上し、大きい遠心力が作用する場合であって
もキャビテーションの発生を防止することができる。
す図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、−
第3図は第1図のIII−III線に沿う断面図、第4
図は第1図のIV−IV線に沿う断面図、第5図は第1
図のV−V線に沿う断面図である。 10 ・オイルポンプハウジング、 12・ ・ポケット、14・ ・吸入ポート、16・・
・吐出ポート、18・ ・クレッセント。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ポンプ回転体の回転によって吸入ポートから油を吸入し
、吐出ポートに吐出するオイルポンプにおいて、 吸入ポートは、油の流れ方向で上流から下流に行くに従
って浅くなり、かつポンプ回転体中心位置から遠いほど
浅くなるように、三次元的にねじれた底面を有している
ことを特徴とするオイルポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32893989A JP2854903B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | オイルポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32893989A JP2854903B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | オイルポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03189390A true JPH03189390A (ja) | 1991-08-19 |
JP2854903B2 JP2854903B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=18215788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32893989A Expired - Lifetime JP2854903B2 (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | オイルポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2854903B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6896500B2 (en) * | 2001-12-03 | 2005-05-24 | Aisin Aw Co., Ltd. | Gear pump |
WO2006090483A1 (ja) * | 2005-02-24 | 2006-08-31 | Aisin Aw Co., Ltd. | 歯車ポンプおよびこれを用いた自動変速機用オイルポンプ |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP32893989A patent/JP2854903B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6896500B2 (en) * | 2001-12-03 | 2005-05-24 | Aisin Aw Co., Ltd. | Gear pump |
WO2006090483A1 (ja) * | 2005-02-24 | 2006-08-31 | Aisin Aw Co., Ltd. | 歯車ポンプおよびこれを用いた自動変速機用オイルポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2854903B2 (ja) | 1999-02-10 |
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Legal Events
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