JPH03186133A - クリーンルーム床板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、垂ＷＪｆｌＪ流式のクリーンルームの床板
、特にその開口率の調節方法に関するものである。

〔従来の技術〕

第６図は従来のクリーンルーム床板を示す斜視図（図の
手前側は断面図）、第７図及び第８図は第６図に示すＡ
−Ａにおける断面図で、第７図はクリーンルーム床板の
開口状態、第８図はクリーンルーム床板の閉口状態を示
す。図において、（１）はグレーチング板、（２）はグ
レーチング板（１）にネジ止めにより固定された開口底
板、（３）はグレーチング板（１）と開口底板（２）に
はさまれている開口スライド板、（４）はグレーチング
板（１）と開口底板（２）を止めるための止めネジであ
る。第９図〜第１１図は第６図のクリーンルーム床板を
構成する各部品を示す上面断面図で、第９図はグレーチ
ング板（］）、第１０図は開口スライド板（３）、第１
１図は開口底板（２）を示している。

次に動作について説明する。まずクリーンルーム床板を
流れる気流について説明する。クリーンルーム床板の開
口状態（開口Ｘ＄最大）においては、第７図に示すごと
く開口スライド板（３ンの開口部分を開口底板（２）の
開口部分と一致させることにより、気流は図に示すよう
な経路を通って床下に流れる。

一方、クリーンルーム床板の閉口状態（間口率最小）に
おいては、第８図に示すごとく、開口底板（２）と開口
スライド（３）の開口部が全く又はほとんど一致しない
ように、開口スライド板（３）をずらせた状態にする。

この場合、図かられかるように気流はほとんど床下に流
れることはない。次に、開口率の調節の方法について説
明する。まず、止めネジ（４）をゆるめ、次に開口スラ
イド板（３）を水平方向に開口底板（２）の開口部を見
ながら、必要とする開口率に合わせる。この調節が終っ
たならば、止めネジ（４）を締めることにより、開口ス
ライド板（３）を固定して、調節終了となる。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のクリーンルーム床板は以上のように構成されてい
るので、開口スライド板を水平方向にスライドする際に
、止めネジをゆるめ、そして、締めるという操作を伴い
、作業性が悪いという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、簡易な操作で開口率を調節できるクリーンル
ーム床板を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るクリーンルーム床板は、開［１率調節用
の２枚の開口板を上下方向に動かすこと、さらにその操
作をハンドル操作で行うようにしたものである。

〔作用〕

この発明におけるクリーンルーム床板は、開口率の調節
のために行う２枚の開口板のスライド動作を上下方向に
行うことにより、またこの操作を素手でハンドル操作す
ることによって行うことができる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はクリーンルーム床板の斜視図（図の手前側は断面図
）、第２図及び第３図は第１図に示すＢ−Ｈにおける断
面図で、第２図はクリーンルーム床板の開口状態、第３
図はクリーンルーム床板の閉口状態を示す。図において
、（５）は開口上板、（６）は開口上板（５）と平行に
重ねられた開口下板である。なお第１図ないし第３図に
おいては第９図の従来例に示したグレーチング板（１）
の図示は省略しているが、開口上板（５）の上面に接し
てグレーチング板（１）を配置する。（７）は開口下板
（６）に半固定され、開口上板（５）を貫通する調節ネ
ジ、（８）は調節ネジ（７）に固定された開口率調節用
ハンドルである。

第４図は開口上板（５）を示す上酊断面図、第５図は開
口下板（６）を示す上面断面図である。

次に動作について説明する。まず、開口上板（５）と開
口下板（６）の間にすきまがある場合は第２図に示すご
とく気流は開口上板（５）の開口部を通過し、開口下板
（６）の開口部を通り抜けて床下へ流れる。

一方、開口上板（５）と開口下板（６）を密着させたと
きは、第３図に示−ｆごと＜９０口上板（５）と開口下
板（６）間に開口部分はなく、気流は通過しない。開口
率の調節は開口上板（５）と開口下板（６）間の上下方
向距離の移動により行う。次に開口上板（５）と開口下
板（６）間の跪龜の調節方法についてその一例を述べる
。

開口下板（６ンに半馳定（水平回転は自由、鉛直方向に
は固定）し、間口上板（５）に対してネジを切っである
調節ネジ（７）は５０口：Ａ節用ハンドル（８）を回転
させることにより回転させ、開口上板（５）を基準とし
て、開口下板（６）を上下方向に移動し、開口上板（５
）と開口下板（６）間の距離を調節する。開口調節用ハ
ンドル（３）は取りはずし可能としてもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば開口率の調節を２枚の
開口板の上下方向の距離を変えることにより行うために
ハンドル操作で簡易に行うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるクリーンルーム床板
の斜視図、第２図及び第３図は第１図に示すＢ−Ｈにお
ける断Ｉｆｉ１図で、第２図はクリーンルーム床板の開
口状態、第３図はクリーンルーム床板の閉口状態を示す
。第４図は第１図のクリーンルーム床板の開口上板を示
す上面断面図、第５図は第１図のクリーンルーム床板の
開口下板を示す上図断面図、第６図は従来のクリーンル
ーム床板の斜視図、第７図及び第８図は第６図に示すＡ
・Ａにおける断凹図で、第７図はクリーンルーム床板の
開口状態、第８図はクリーンルーム床板の閉口状態を示
す。第９図ないし第１１図は第６図のクリーンルーム床
板を搗或する部品を示す上面断面図で、第９図はグレー
チング板、第１０図は開口スライド板、第１１図は開口
底板を示す。 図において、（５）は開口上板、（６）は開口下板、（
７）は調節ネジ、（８）は開口調節用ハンドルである。 なお、図中、１ｍ１−符号は同一、又は相当部分を示す
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気の流通する開口部の開口率の調節を二枚の板の上下
   方向への移動によって行い、または上記移動をハンドル
   操作によって行うことを特徴とするクリーンルーム床板
   。