JP6637343B2 - 吸引排気機能を備える作業台システム - Google Patents

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本発明は、内部が送気空間となるように有底箱型状に設けられ、上面の作業面が通気性を備えて空気を前記送気空間に吸入する水平吸引面になっていると共に奥側面が排気側となるように形成されている吸引テーブルが、複数並べられた状態に配置されて構成されている吸引排気機能を備える作業台システムに関する。
従来、病院の病理検査室では、給気用送風機と排気用送風機とを利用して部屋全体の換気量を一定以上に高めることによって換気を行っている。しかしながら、そのような換気方法では、例えばホルムアルデヒドの拡散を適切に防止できず、ホルムアルデヒドの法定管理濃度をクリアすることが難しい状況になっている。
これに対しては、病理検査作業用のテーブル平面11が通気性を有して吸引によって作業空間の汚染空気を排出可能に設けられた吸引テーブル10と、吸引テーブル10に第1の通気路21を介して接続されて汚染空気を吸引する送風機20と、送風機20に第2の通気路31を介して接続されてホルムアルデヒドを含む汚染物質を除去する第1の脱臭装置30と、第1の脱臭装置30に第3通気路41を介して接続されて病理検査室の天井42からその室内43へ開口して設けられ、浄化された空気を病理検査室内へ戻す天井の吹出口40と、第1の脱臭装置30とは別の方式による脱臭機能を有して第3の通気路41中などに接続される第2の脱臭装置50とを具備する(特許文献1参照)病理検査室用脱臭システムが本出願人によって提案されている。
しかしながら、この病理検査室用脱臭システムで用いられている吸引テーブルでは、個々に上方へ連続する排気ダクトに接続されている。このように排気ダクトに個々に接続されているため、各吸引テーブルの吸引に関する風量の調整は、個々の排気ダクトに装着されたダンパーの操作によって行うものになっている。この形態では、排気ダクトの本数が増えてしまい、吸引テーブルの上側の空間スペースが占有されることで、棚や作業装置の配置を制限し、作業者の視野にとっての死角を大きくして見通しを悪くするものになっている。
特開2010−279679号公報(第1頁)
吸引排気機能を備える作業台システムに関して解決しようとする問題点は、従来の吸引テーブルを複数連結した状態に並べて配置するシステムを構築する場合、多くの排気ダクトによって空間スペースが占有されることで、吸引テーブル上の活用スペースが制限されるという点にある。
そこで本発明の目的は、排気ダクトの数を減らしても、複数の吸引テーブルを排気がバランスよく行われるように配置でき、吸引テーブル上の活用スペースの制限を極力なくすことができる吸引排気機能を備える作業台システムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本発明にかかる吸引排気機能を備える作業台システムの一形態によれば、内部が送気空間となるように有底箱型状に設けられ、上面の作業面が通気性を備えて空気を前記送気空間に吸入する水平吸引面になっていると共に奥側面が排気側となるように形成されている吸引テーブルが、複数並べられた状態に配置されて構成されている吸引排気機能を備える作業台システムであって、排気ダクトが接続されるダクト接続ボックスから延長されるように長尺の箱形状に設けられ、該長尺の箱形状を形成する長尺な側面の少なくとも一方の側面の上部で、該長尺の長手方向に並んだ状態に複数が開口されて前記吸引テーブルで吸入された空気を吸引できるように設けられたサイド吸気口を備える排気路ボックスに対し、前記吸引テーブルが、前記奥側面の側で前記サイド吸気口に接続して該サイド吸気口が前記水平吸引面よりも高さ方向について低い状態に位置して内包されるように連結されている。
また、本発明にかかる吸引排気機能を備える作業台システムの一形態によれば、前記複数のサイド吸気口の各々に該サイド吸気口の開度を可変できる吸気量調整器が装着されていることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかる吸引排気機能を備える作業台システムの一形態によれば、前記水平吸引面の全面でより均一に空気を吸入すると共に前記奥側面の側へより整流した状態で空気を送ることができるように、複数の整流用板材によって形成された整流板ユニットが、前記吸引テーブルの内部の送気空間に配設されていることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかる吸引排気機能を備える作業台システムの一形態によれば、前記排気路ボックスがユニット化されて構成された排気路ボックスユニットの複数を前記長尺の長手方向に接続することで設けられていることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかる吸引排気機能を備える作業台システムの一形態によれば、前記吸引テーブルの内部の送気空間を形成する本体ボディが、水洗いができるようにシンク状に形成されていることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかる吸引排気機能を備える作業台システムの一形態によれば、前記シンク状に形成されている前記本体ボディの前記送気空間の底面から、所要の間隔をおいて、通水性を有する板状に設けられた目皿が、水平に配置されるように、該目皿の裏面に、高さ調整機能付きの脚部、及びシンク状部材の内側面に接離調整可能に当接して横振れを防止するサイド当接具が設けられていることを特徴とすることができる。
本発明の吸引排気機能を備える作業台システムによれば、排気ダクトの数を減らしても、複数の吸引テーブルを排気がバランスよく行われるように配置でき、吸引テーブル上の活用スペースの制限を極力なくすことができるという特別有利な効果を奏する。
本発明に係る吸引排気機能を備える作業台システムの形態例の構成要素である排気路ボックス、及び吸引テーブルと吸気量調整器を示す分解図である。 本発明に係る吸引排気機能を備える作業台システムの形態例の排気路ボックスに複数の吸引テーブルを連結した状態を示す組立図である。 図2の形態例に棚などの卓上搭載物が設置された場合の状態を示す斜視想像図である。 本発明に係る吸気量調整器の形態例を示す斜視図である。 本発明に係る吸引テーブルが排気路ボックスユニットに連結される形態例であって、吸引テーブルについては構成要素を分解した状態を示す透視分解図である。 本発明に係る吸引テーブルの他の形態例を示す側面断面図である。 図6の形態例の目皿の横振れを防止するための構成例を示す部分拡大断面図である。
以下、本発明の吸引排気機能を備える作業台システムに係る形態例を添付図面(図1〜7)と共に詳細に説明する。この吸引排気機能を備える作業台システムは、内部が送気空間32となるように有底箱型状に設けられ、上面の作業面が通気性を備えて空気を送気空間32に吸入する水平吸引面31になっていると共に奥側面33が排気側となるように形成されている吸引テーブル30が、複数並べられた状態に配置されて構成されているシステムになっている。
本形態例は、複数の吸引テーブル30の水平吸引面31が同一高さになるように連結され、その複数の水平吸引面31によって作業面が広く形成されたもので、実験室の中央部に設置される中央実験台や、検査台或いは調剤台などの作業設備として利用できるものである。なお、この水平吸引面31としては、ステンレススチールのパンチングメタル(有孔板)で構成できる。本形態例では、一つの吸引テーブル30の水平吸引面31が、四分割された蓋板状に設けられている。
図1に示すように、20は排気路ボックスであり、排気ダクト10が接続されるダクト接続ボックス11から延長されるように長尺の箱形状に設けられ、その長尺の箱形状を形成する長尺な側面21、21の少なくとも一方の側面21の上部で、その長尺の長手方向に並んだ状態に複数が開口されて吸引テーブル30で吸入された空気を吸引できるように設けられたサイド吸気口25を備える。
そして、図2や図6で示すように、吸引テーブル30が、奥側面33の側でサイド吸気口25に接続してそのサイド吸気口25が水平吸引面31よりも高さ方向について低い状態に位置して内包されるように連結されている。
これによれば、排気ダクト10の数を減らすことができ、そのように排気ダクト10の数を減らしても、複数の吸引テーブル30を排気がバランスよく行われるように配置でき、吸引テーブル30上の活用スペースの制限を極力なくすことができるという特別有利な効果を奏する。すなわち、排気ダクト10の数が少なくなると共に、サイド吸気口25が吸引テーブル30によって内包されるため、図3に示すように、吸引テーブル30の作業面を構成する上面に、棚(試薬棚など)や作業用装置などの卓上搭載物60に関する配置の自由度を大幅に向上させることができる。また、少なくとも排気ダクト10の数が減少することで、吸引テーブル30上の見通しが良くなり、図3に示すように、作業台となるテーブルが対面した形態に配置される場合、両サイドの作業者同士でのコミュニケーションが行い易くなる。これによれば、作業施設としての使い勝手が良いだけでなく、例えば、教育の場で教官による生徒への指導を行い易い施設にできるという利点もある。
また、本形態例では、排気路ボックス20がユニット化されて構成された排気路ボックスユニット20A、20B・・・の複数を長尺の長手方向に接続することで設けられている。図1〜3に示す形態例では、排気路ボックス20が、二つの排気路ボックスユニット20A、20Bを長手方向に接続することで設けられている。このように、排気路ボックス20が構成されることで、大型の作業台を、合理的に組み立てることができる。
そして、この形態例では、ダクト接続ボックス11に直に接続される排気路ボックスユニット20Aの方が、片側の側面21だけに吸引テーブル30が接続される形態になっており、その排気路ボックスユニット20Aに延長されるように接続される排気路ボックスユニット20Bの方が、両側の側面21に吸引テーブル30が接続される形態になっている。なお、この形態に限定されることなく、吸引テーブル30が排気路ボックス20に接続される配置と、その配置のために側面21に設けられるサイド吸気口25の配置とを、適宜に設定できることは勿論のことである。
また、図1〜3に示す形態例では、2つの排気路ボックスユニットと3台の吸引テーブル30を含む4台のテーブルとを対面させて連結することによって作業面を形成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、さらに多くを接続できるのは勿論である。なお、排気路ボックス20の必要とされる通気性を実現できる排気路のサイズとのバランスからは、例えば、6つの排気路ボックスユニット20A、20B・・・を接続して12台の吸引テーブル30を接続することによって形成される大きさまでを通常の形態としているが、理論上は、接続される台数が制限されるものではない。
なお、本形態例では、排気路ボックスユニット20A、20Bの上部に、吸引テーブル30の底面奥側の切欠き部34cが嵌ると共に、排気路ボックスユニット20A、20Bの両サイドに形成された段状肩部23に、吸引テーブル30の両脇の底面奥側角部34bが載置された状態に受けられることで、吸引テーブル30の上面が排気路ボックスユニット20A、20Bの上部を覆った状態に連結される形態になっている。
また、本形態例では、図1及び図4に示すように、複数のサイド吸気口25の各々にそのサイド吸気口25の開度を可変できる吸気量調整器40が装着されている。この形態例の吸気量調整器40は、図4に示すように、複数のスリット形状の開口を備えると共に複数のサイド吸気口25をカバーするように長尺状の枠状に構成された固定シャッター枠41と、複数のスリット形状の開口を備えると共に各サイド吸気口25に対応して個々に設けられて固定シャッター枠41内に重ねられた状態で開口を調整するように横方向にスライド変位できる可動シャッター板42と、各サイド吸気口25に対応して個々に設けられて通気する空気の抵抗となってその空気の流れをより均一になるように整える整流用メッシュ43と、その整流用メッシュ43を固定シャッター枠41の裏面に固定するように設けられたメッシュ固定枠44と、を備えている。
この吸気量調整器40によれば、可動シャッター板42の上部に突起して形成された被操作部42aを、本体ボディ34の上面奥側にサイド吸気口25に対応させて形成された操作用孔34aから操作できるように構成されている。この可動シャッター板42のスライド変位にかかる操作によって、固定シャッター枠41のスリット形状の開口と、可動シャッター板42のスリット形状の開口との重なりの度合いを調整することで、それぞれのサイド吸気口25ごとに、その通気性を変化させて吸気量の調整を行うことができる。
この吸気量調整器40による調整方法としては、例えば、ダクト接続ボックス11に近いほど、固定シャッター枠41のスリット形状の開口と、可動シャッター板42のスリット形状の開口との重なりによる開口度を小さく狭め、ダクト接続ボックス11に遠くなるほど、その開口度を大きく広くすることで、より均一に空気が各吸引テーブル30で吸引されて排気されるように調整できる。また、局所的にその開口の度合いの調整をすることができ、これによれば、必要に応じた汚染空気の吸引を行うことが可能になる。
さらに、本形態例では、水平吸引面31の全面でより均一に空気を吸入すると共に奥側面33の側へより整流した状態で空気を送ることができるように、複数の整流用板材によって形成された整流板ユニット50が、吸引テーブル30の内部の送気空間32に配設されている。すなわち、水平吸引面31で、例えばホルマリンやキシレン等の有機溶剤が気化されて汚染された空気を下方の送気空間32へ吸引でき、その吸引風速が、より等速吸引に近づくことができるように、整流板ユニット50が配置されている。
本形態例の整流板ユニット50では、複数の整流用板材が所要の間隔を置いて層状に配されて形成され、図5などに示すように、複数の整流用板材が、上側に配されるものほど前後方向の長さが短く奥側で端が揃えられた階段状に配されていると共に、上側に配されるものほど整流用板材同士の通気空間を形成する間隔が狭く形成されていることで、段階的ではあるが、吸引テーブル30の水平吸引面31の全面でより均一に空気の吸入がなされるように構成されている。なお、この吸引テーブル30の水平吸引面31での吸引風速は、例えばその制御風速を0.5m/sec以上とするなど、適宜に設定すればよい。
これによれば、整流板ユニット50の効果で、吸引テーブル30の水平吸引面31での吸引がより均一になされることに加え、前述の吸気量調整器40を通過することで、排気路ボックス20へより均一でより整流した状態に空気が送られ、この二つの整流手段によって、吸引テーブル30から排気路ボックス20及びダクト接続ボックス11を介して排気ダクト10まで吸引されて、図示しない送風機によって、汚染空気をバランス良く適切に排気することができる。
なお、吸引される空気の通気抵抗の小さい理想的な流れは、水平吸引面31での下降層流、送気空間32内での前記下降流に直交する第1の水平層流、排気路ボックス20内での前記第1の水平流に直交する第2の水平層流になることであり、前述の二つの整流手段によって、これがサポートされている。
また、ここでの排気とは、室外へ直接的に排気させることに限定されず、空気清浄装置へ送るために排気することを含み、その空気清浄装置によって浄化された場合は循環させて室内に戻す場合があることも含まれる。
また、図6及び7の形態例では、吸引テーブル30の内部の送気空間32を形成する本体ボディ34が、水洗いができるようにシンク状に形成されている。なお、34dは排水トラップであり、固形異物をろ過・捕捉して排水が流れ出ることを許容する部分になっている。また、本体ボディ34の上面枠部には、図示しない混合水栓などの水供給手段を適宜に配置することができる。
これによれば、吸引テーブル30の汚れを、洗い流すことができ、吸引テーブル30を清潔に保つための洗浄作業が行い易くなるという大きなメリットがある。
さらに、本形態例では、シンク状に形成されている本体ボディ34の送気空間32の底面から、所要の間隔をおいて、通水性を有する板状に設けられた目皿35が、水平に配置されるように、その目皿35の裏面に、高さ調整機能付きの脚部36、及びシンク状部材の内側面に接離調整可能に当接して横振れを防止するサイド当接具37が設けられている。なお、この目皿35は、例えば、ステンレススチールのパンチングメタル(有孔板)で構成することができる。
本形態例の高さ調整機能付きの脚部36は、ネジの螺合度合いによって長さが調整できる構成になっている。この高さ調整機能付きの脚部36によれば、シンク状に形成されている本体ボディ34側に設けられることなく、目皿35の側に設けられ、その目皿35の水平度を容易に調整できるため、本体ボディ34の洗浄を適切且つ容易にできると共に、整流板ユニット50を適切に配置できる。
また、本形態例のサイド当接具37は、シンク状に形成されている本体ボディ34側に設けられることなく、図7に示すように、目皿35の裏面で縁部に、例えばカム形状に形成された当接片37aが、目皿35の縁部からのはみ出し長さを調整できるように回動変位可能にネジで締め付け・固定されるように設けられている。これによれば、目皿35を、シンク状部材によって形成された本体ボディ34内に、横振れしないように押えて適切且つ容易に配置させることができる。
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
10 排気ダクト
11 ダクト接続ボックス
20 排気路ボックス
20A 排気路ボックスユニット
20B 排気路ボックスユニット
21 側面
23 段状肩部
25 サイド吸気口
30 吸引テーブル
31 水平吸引面
32 送気空間
33 奥側面
34 本体ボディ
34a 操作用孔
34b 底面奥側角部
34c 底面奥側の切欠き部
34d 排水トラップ
35 目皿
36 高さ調整機能付きの脚部
37 サイド当接具
37a 当接片
40 吸気量調整器
41 固定シャッター枠
42 可動シャッター板
42a 被操作部
43 整流用メッシュ
44 メッシュ固定枠
50 整流板ユニット
60 卓上搭載物

Claims (6)

  1. 内部が送気空間となるように有底箱型状に設けられ、上面の作業面が通気性を備えて空気を前記送気空間に吸入する水平吸引面になっていると共に奥側面が排気側となるように形成されている吸引テーブルが、複数並べられた状態に配置されて構成されている吸引排気機能を備える作業台システムであって、
    排気ダクトが接続されるダクト接続ボックスから延長されるように長尺の箱形状に設けられ、該長尺の箱形状を形成する長尺な側面の少なくとも一方の側面の上部で、該長尺の長手方向に並んだ状態に複数が開口されて前記吸引テーブルで吸入された空気を吸引できるように設けられたサイド吸気口を備える排気路ボックスに対し、前記吸引テーブルが、前記奥側面の側で前記サイド吸気口に接続して該サイド吸気口が前記水平吸引面よりも高さ方向について低い状態に位置して内包されるように連結されていることを特徴とする吸引排気機能を備える作業台システム。
  2. 前記複数のサイド吸気口の各々に該サイド吸気口の開度を可変できる吸気量調整器が装着されていることを特徴とする請求項1記載の吸引排気機能を備える作業台システム。
  3. 前記水平吸引面の全面でより均一に空気を吸入すると共に前記奥側面の側へより整流した状態で空気を送ることができるように、複数の整流用板材によって形成された整流板ユニットが、前記吸引テーブルの内部の送気空間に配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の吸引排気機能を備える作業台システム。
  4. 前記排気路ボックスがユニット化されて構成された排気路ボックスユニットの複数を前記長尺の長手方向に接続することで設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の吸引排気機能を備える作業台システム。
  5. 前記吸引テーブルの内部の送気空間を形成する本体ボディが、水洗いができるようにシンク状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の吸引排気機能を備える作業台システム。
  6. 前記シンク状に形成されている前記本体ボディの前記送気空間の底面から、所要の間隔をおいて、通水性を有する板状に設けられた目皿が、水平に配置されるように、該目皿の裏面に、高さ調整機能付きの脚部、及びシンク状部材の内側面に接離調整可能に当接して横振れを防止するサイド当接具が設けられていることを特徴とする請求項5記載の吸引排気機能を備える作業台システム。
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