JPH03183233A - 構成制御装置の支線切離し方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リング状ＬＡＮの基幹リングと支線の接続／
切離しを行う構成制御装置の障害支線を検出し、切離す
方式に関する。

〔従来技術〕

従来の装置は、特開昭６２−２５８５３６号公報に記載
のように、障害を検出した時に該装置の内部伝送路と該
装置の支線群を基幹リングから切り離し、該内部伝送路
と支線群で閉リングを構Ｉ戊する。そして該閉リングと
接続している前記支線を切り離し／接続するスイッチを
各支線に各々設け、該スイッチを切り換えることにより
、障害位置を特定して切り離した。

すなわち、第２図に示す様に、基幹リングケーブル２３
１〜２３３により構成制御装置２０〜２２がリング状に
結合されており、各構成制御装置２０〜２２内で前記基
幹リングのリングケーブルに支！２０１〜２０４゜２１
１〜２１４及び２２１〜２２４が結合され、各支線には
通信装置２４が接続されている。伝送路は１つのリング
状になっていて、信号の流れる方向は一方向である。構
成制御装置２０の内部は通信が正常である時には、第３
図に示す構成となっている。

基幹リングのリングケーブル２３１から入った信号はリ
レー３１で支線側内部伝送路に入り、支線２０！の切り
離し／接続を行うリレー３３を通って支ｇｚ０１に入り
、支線２０１に接続されている通信装置２４を経由して
、再び支線２０１の復路を通って、構成制御装置２０の
リレー３３より次の支線２０２の切り離し／接続リレー
を経て支線２０２に入る。以下同様に支線２０２．２０
３．２０４を経由した信秒は支ｍ　２０４より支＠　２
０４の切り離し／接続リレー３６を通り、リレー３２を
通り抜けて基幹リングのリングケーブル２３２に出て行
く。

しかし、構成制御装置２０の支線群２０１〜２０４の不
確定な位置でケーブル信号線の断線／ショートまたは通
信装置２４が故障し通信障害を起こすと、故障位置を正
確に検出するために、第４図に示す構成制御装置の内部
伝送路４１及び通信装置２４とその支線群２０１〜２０
４によるローカルな閉リングを構成する。そして、各支
線の切り離し／接続リレー３３〜３６を順次一箇所ずつ
接続から切り離しに切り換え１通信が正常に回復する構
成を調べる。通信が回復した時に、切り離した支線が故
障を起こした要因をもつ部位を含む支線に確定でき、該
障害支線を切り離した状態で、再び構成制御装置２０の
他の正常な支線を基幹リングケーブル２３１〜２３３に
接続する。第５図では支線２０３の通信装置２４０が故
障して、リングの通信に影響を及ぼしたために支線２０
３の切り離し／接続リレー３５により該支線２０３を基
幹リングケーブル２３１〜２３３より切り離した状態を
示している。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術では、構成制御装置内の任意の支線切り離
しによる通信の正常性確認にＴ時間要したとすると、第
３〜５図に示す構成で、支ｇ　２０４に障害があった場
合には、障害位置の検出にはＴ×４（時間）要する。ま
た−構成制御装置当りの支線数をｎとすると　ＴＸｎ　
（時間）となり、構成制御装置の支線収容数を増すと、
障害支線確定時間もそれに比例して増加する。

しかし、通信装置の通信障害リカバリ時間を越えて障害
点の確定をすることは障害を含む構成制御装置の支線に
つながる通信装置の通信セツション切断を起こし、リン
グ全体の通信に影響を及ぼすという問題があり、従って
限られた時間内での障害位置の確定が必要となる。

本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
ある。

本発明の目的は、限られた時間内に障害位置を確定し、
障害位置を含む支線を切り離すことにより、該障害支線
をもつ構成制御装置の他の支線の通信装置の通信を確保
し、リング全体の通信を保障する方法を提供することに
ある。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を遠戚するために、構成制御装置の支線の出入
口に伝送路を流れるフレームまたはトークンの通過を検
出する回路を設けて、各支線の出入口でのフレームまた
はトークンの通過を構成制御装置内での構成を制御する
制御部に報告することにより、該構成制御装置の任意の
支線の伝送路上、または該支線に接続されリングに加入
している通信装置に、通信を中断させる障害が発生した
時には、前記フレームまたはトークンの通過検出回路に
よって、構成制御装置の各支線にフレームまたはトーク
ンが通過したかを探索できるようにした。

〔作　用〕

このように構成すると、障害発生を検出した時に４ｉ！
！戊を制御する制御部は、各支線の出入口でのフレーム
またはトークンの通過を読むことによって、フレームま
たはトークンの中断支線を判定することができる。

従って、フレームまたはトークンの伝送中断支線の判定
、および切り離しが短時間にでき、該構成制御装置の障
害を含む支線以外の他の支線の通信装置に何らかの影響
を与えることもなく、障害を含む支線の切り離し後、リ
ング内での通信を回復することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。

第１図は本発明の一実施例である。リレー！！。

１２は、リレー１１から支線２０１〜２０４を経てリレ
ー１２に至る構成制御装置２０内の内部伝送路上で障害
が発生した時に、リング全体に影響を及ぼさない様にす
るために予備の内部伝送路１８を使用して障害をもつ内
部伝送路を切り離すリレーである。

また、リレー３３〜３６は、リレー１１から支線２０１
〜２０４の任意の位置に障害を起こした時にその支線を
リングから切り離す支線の切り離し／接続リレーである
。

回路ｔｘｔは、内部伝送路切り換えリレー１１からリレ
ー３３の間での伝送路上のフレームまたはトークンを検
出して記憶する回路である。同様に１回路１３２〜１３
５はリレー３３−３４間、リレー３４−３５間。

リレー３５−：１６間、リレー３６−内部切り換えリレ
ー１２間の伝送路上のフレームまたはトークンを検出し
て記憶する回路である。

構成制御装置２０の制御部１５はリングの他の装置と通
信を行い、リングの障害発生時には該装置内の障害であ
るのか、あるいは該装置外の障害であるのかの情報を得
る手段を有する。制御部１５は該装置内支１ｉＡ２０１
〜２０４の任意の位置で障害が発生したことを検知する
と、前記検出回路１３１〜１３５の状態を信号線１４を
介して読み出す。読み出した結果、例えば支線２０３の
通信袋Ｎ２４０が故障していれば、検出回路１３１〜１
３３はフレーム／トークンの検出を行っており、検出回
路１３４〜１３５は未検出となる。

これらの情報により、検出回路１３３〜１３４間で障害
が発生したということが判定される。

従って、支線２０３の任意の位置で障害が発生したこと
により支線切り離し／接続リレー３５を切り離しに設定
し、障害支線２０３を切り離す。

また、第６図の検出回路６１〜６５は、フレームまたは
トークンの検出のみの機能をもつ実施例である。信号は
リレー１１側から伝わるので最初にフレームまたはトー
クンを検出するのは検出回路６１である。検出回路６１
でフレームまたはトークンを検出すると検出情報のラッ
チ回路６６１〜６６４をリセットし、タイマ６７をスタ
ートさせる。検出回路６２〜６５でフレームまたはトー
クンを検出するとラッチ回路６６１〜６６４を各々セッ
トする。そして検出回路６５はタイマをストップし、ク
リアする。

支線２０３内で障害が発生した時にはラッチ回路６６１
、６６２はセットされるが、ラッチ回路６６３．６６４
はリセットされたままであり、タイマはストップされな
いので監視時間を過ぎるとタイム・アウトして、タイム
アウト信号＃！６８で制御部１５に報告される。制御部
１５はラッチ回路６６１〜６６４を読み出し、ラッチ回
路６６３以降がセットされていないことで、支線２０３
の任意の位置での障害を判定し、支線切り離し／接続リ
レー３５を切り離しに指示して支線２０３を切り離し、
リングの通信を正常に戻す。

このように、障害時の動作は、検出回路の読み出し、判
定及び支線の切り離し動作のみとなり、短時間でリング
の通信回復を行うことが可能となる。

〔発明の効果〕

以上、説明したように、本発明によれば、構成制御装置
の支線の出入口にフレームまたはトークンの通過を検出
する回路を設けたので、障害発生から短時間でリングの
通信を正常に回復することが可能となり、障害がリング
・システム全体に及ぼす影響を最小限に抑えることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す構成間第２図は、本
発明が適用されるリング状ネットワークの構成図、 第３図は、リング状ネットワークを構成する構成制御装
置の内部構成を示す図、 第４図は、従来の方法による障害支線の切り分けを説明
する図、 第５図は、障害支線を切り離した後の構成図、第６図は
、本発明の一実施例に係る回路構成を示す図である。 図中、！５・・・制御部、２０・・・構成制御装置、２
４・・・通信装置、３３〜３６・・・支線の切り離し／
接続リレー６１〜６５．１３１〜１３５・・・フレーム
またはトークンの検出回路、２０１〜２０４・・・構成
制御装置の支線、２３１〜２３３・・・基幹リングケー
ブル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、閉リング伝送路と、基幹リングと支線の接続／切離
   しを制御する構成制御装置からなるトークンリングＬＡ
   Ｎの支線制御方式において、複数の支線を制御する構成
   制御装置の各支線の出入口にフレームまたはトークンの
   通過を検出する手段を設け、該構成制御装置の任意の支
   線の伝送路または通信装置に障害が発生した場合に、前
   記検出手段によってフレームまたはトークンの通過状況
   を検査することにより、障害支線を特定して切り離すこ
   とを特徴とする構成制御装置の支線切離し方式。 ２、前記支線におけるフレームまたはトークンの通過時
   間を計測する手段を設け、該計測手段が所定値を越えた
   とき、支線障害として検出することを特徴とする請求項
   １記載の構成制御装置の支線切離し方式。 ３、前記計測手段は、前記支線に入るフレームまたはト
   ークンによってスタートし、前記支線から出るフレーム
   またはトークンによってストップ、クリアされるタイマ
   で構成されていることを特徴とする請求項２記載の構成
   制御装置の支線切離し方式。