JPH08116333A - Lanシステム - Google Patents

Lanシステム

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Publication number
JPH08116333A
JPH08116333A JP6251715A JP25171594A JPH08116333A JP H08116333 A JPH08116333 A JP H08116333A JP 6251715 A JP6251715 A JP 6251715A JP 25171594 A JP25171594 A JP 25171594A JP H08116333 A JPH08116333 A JP H08116333A
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JP
Japan
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lan
switching
transceiver
bypass
monitoring
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JP6251715A
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English (en)
Inventor
Eigo Hizume
英吾 日詰
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トランシーバの故障が生じても端末装置間の
通信を継続可能とする。 【構成】 制御装置46から各端末装置3a,3bへチ
ェック用信号を送信し、端末装置3a,3bからの応答
信号を故障情報として故障メモリ6に格納し、この故障
情報がトランシーバ2aの故障の場合は、制御回路4か
らリレー7aを駆動し、接点8a,9aでトランシーバ
2aの両端部を切り離すと共に、バイパス回路11aを
接続して端末装置3bと端末装置3a以外の端末装置と
の通信を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、LAN(ローカルエ
リアネットワーク)システムに関するもので、特にLA
Nシステム内のトランシーバの故障およびLANケーブ
ルの故障の除去に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来のLANシステムを示す
構成図であり、図において、1は通信データを伝送する
LANケーブル、2a,2b,・・・2zはLANケー
ブル1に複数個装着されたトランシーバ、3a,3b,
・・・3zはこのLANシステムに加入している端末装
置(以下、端末という)、12はLANケーブルの両端
に接続し、これをバス型に形成するターミネータであ
り、インピーダンスのマッチングを行い信号の反射を防
止する。
【0003】次に動作について説明する。図15におい
て、端末3aはトランシーバ2aを介してLANケーブ
ル1をデータ伝送路として接続され、このLANケーブ
ル1を介して端末3b間でデータの授受を行う。
【0004】このような構成では、端末に接続されたト
ランシーバが故障すると、その端末が動作中であっても
当該端末は、使用できなくなる。また、トランシーバ、
端末、あるいは、LANケーブルの故障要因によっては
その故障がLANシステム全体に波及し、正常な装置ま
でもが使用できなくなる。
【0005】この対策をしたものとして特開昭64−6
4438号公報がある。各ノード毎に二つのループ形L
ANに接続された二つの中継器とこの中継器を制御する
通信制御部を設け、この通信制御部でLANの主伝送路
の故障を検出し、中継器を切り替えて故障区間のLAN
の主伝送路からLANの予備伝送路へ切り替えるもので
ある。この場合、LANの伝送路の故障は除去できる
が、中継器自身の故障は中継器を経由しているので、必
ずしも除去できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のLANシステム
は、以上のように構成されているので、トランシーバの
故障、LANケーブルの故障の両者を完全に除去できな
かった。一般にLANのシステムにおいては、トランシ
ーバの故障する機会が他の故障・障害に比べて多いので
これを除去する必要があった。また、トランシーバが故
障した場合、この故障が端末への信号の授受のみができ
なくなり、トランシーバが接続されているLANケーブ
ルの信号の通過に影響を与えない場合もあるが、故障の
内容(回路の短絡や回路のオープン等)によってはLA
Nケーブルの信号の通過を妨げる場合もあり、この場合
はトランシーバの両端部をLANから切り離す必要があ
った。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、端末に接続されたトランシー
バに故障が起きても、その当該端末の利用を継続させ、
あるいはLANシステムより切り離すことを目的として
おり、また、LANケーブル部分を多重化することによ
り、LANシステムの運転を継続させることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明に係るLANシステムは、一つのLAN
(ローカルエリアネットワーク)に複数の端末装置がト
ランシーバを介して接続されたLANシステムにおい
て、上記端末装置毎に配設されたバイパス手段と上記L
ANシステム全体を監視する監視手段とを設け、上記バ
イパス手段はバイパス指令に応じて上記トランシーバの
両端部を切り離してバイパスする手段とし、上記監視手
段は故障情報を検出し、この故障情報に応じて上記バイ
パス指令を上記バイパス手段へ送出する手段としたもの
である。
【0009】(2)また、一つのLANに複数の端末装
置がトランシーバを介して接続されたLANシステムに
おいて、一つの端末装置に対し上記LANに接続される
複数のトランシーバを配設すると共に、上記端末装置毎
に配設された切替手段と上記LANシステム全体を監視
する監視手段とを設け、上記切替手段は切替指令に応じ
て上記複数のトランシーバの内一つのトランシーバの両
端部を切り離すと共に、他の一つのトランシーバを上記
LANおよび上記端末装置に接続するよう選択的に切替
える手段とし、上記監視手段は故障情報を検出し、この
故障情報に応じて上記切替指令を上記切替手段へ送出す
る手段としたものである。
【0010】(3)また、一つのLANに複数の端末装
置がトランシーバを介して接続されたLANシステムに
おいて、ループ状に形成し得るバス形のLANを構成す
ると共に、LANシステム内の故障情報を検出する手
段、この故障情報に応じてバス形のLANをループ状に
接続して、故障したトランシーバまたは故障したLAN
の区間を切り離し、この切り離した部分を端部としてバ
ス形のLANを形成する手段を備えたものである。
【0011】(4)また、一つのLANに複数の端末装
置がトランシーバを介して接続されたLANシステムに
おいて、上記端末装置毎に配設された切替手段と上記L
ANシステム全体を監視する監視手段とを設け、上記切
替手段は切替指令に応じて上記トランシーバの両端部の
各々の端部を、上記LANへの接続またはターミネータ
への接続をするよう各々切り替える切替手段とし、上記
監視手段は故障情報を検出し、この故障情報に応じて上
記切替指令を上記切替手段へ送出する監視手段としたも
のである。
【0012】(5)また、一つのLANに複数の端末装
置がトランシーバを介して接続されたLANシステムに
おいて、上記端末装置毎に配設されたバイパス手段と切
替手段、および上記LANシステム全体を監視する監視
手段を設け、上記バイパス手段はバイパス指令に応じて
上記トランシーバの両端部を切り離してバイパス回路へ
バイパスするバイパス手段とし、上記切替手段は上記バ
イパス手段のオン・オフに応じて選択された上記トラン
シーバまたは上記バイパス回路の両端部の各々の端部
を、切替指令に応じて上記LANへの接続またはターミ
ネータへの接続をするよう各々切り替える切替手段と
し、上記監視手段は故障情報を検出し、この故障情報に
応じて上記バイパス指令・切替指令を上記バイパス手段
・切替手段へ送出する監視手段としたものである。
【0013】(6)また、LANをループ形のLANま
たはループ状に形成し得るバス形のLANで構成し、監
視手段は故障情報を検出すると、全てのトランシーバが
ループ状に接続されるよう切替手段へ切替指令を送出
し、次に、隣接する各端末装置間の各区間のLANを順
次切り離していくよう切替指令を上記切替手段へ送出し
ていき、正常通信が行えるようになるとその接続状態を
保持する第1の監視手段としたものである。
【0014】(7)また、LANをループ形のLANま
たはループ状に形成し得るバス形のLANで構成すると
共に、監視手段は第1と第2の監視手段で構成し、第1
の監視手段は故障情報を検出すると、全てのトランシー
バがループ状に接続されるよう切替手段へ切替指令を送
出し、次に、隣接する各端末装置間の各区間のLANを
順次切り離していくよう切替指令を切替手段へ送出して
いき、正常通信が行えるようになるとその接続状態を保
持する監視手段とし、第2の監視手段は故障情報を検出
すると、その故障情報に応じて故障のトランシーバを切
り離してバイパスするようバイパス指令を上記バイパス
手段へ送出する監視手段とし、上記第1と第2の監視手
段の少なくともいずれか一つの監視手段を実行するよう
にしたものである。
【0015】(8)また、複数の端末装置を有し、各々
の端末装置が二つのトランシーバを介して各々二つのL
ANに選択的に接続されるようトランシーバ切替手段を
具備する構成とすると共に、上記端末装置毎に配設され
た切替手段と、上記LANシステム全体を監視する監視
手段とを設け、上記トランシーバ切替手段はトランシー
バ切替指令に応じて駆動される切替手段とし、上記切替
手段は切替指令に応じて上記トランシーバの両端部の各
々の端部を、上記二つのLANのいずれか一方への接
続、または切り離し、あるいはターミネータへの接続を
するよう選択的に各々切り替える切替手段とし、上記監
視手段は故障情報を検出し、この故障情報に応じて上記
トランシーバ切替手段・バイパス手段・切替手段に対
し、上記トランシーバ切替指令・バイパス指令・切替指
令を送出する監視手段としたものである。
【0016】(9)また、複数の端末装置を有し、各々
の端末装置が二つのトランシーバを介して各々二つのL
ANに選択的に接続されるようトランシーバ切替手段を
具備する構成とすると共に、上記端末装置毎に配設され
たバイパス手段と切替手段、および上記LANシステム
全体を監視する監視手段を設け、上記トランシーバ切替
手段はトランシーバ切替指令に応じて駆動される切替手
段とし、上記バイパス手段は各々のバイパス指令に応じ
て上記各々のトランシーバの両端部を切り離してバイパ
ス回路へバイパスするバイパスし手段とし、上記切替手
段は上記バイパス手段のオン・オフに応じて選択された
上記トランシーバまたは上記バイパス回路の両端部の各
々の端部を、切替指令に応じて上記二つのLANのいず
れか一方への接続、または切り離し、あるいはターミネ
ータへの接続をするよう選択的に各々切り替える切替手
段とし、上記監視手段は故障情報を検出し、この故障情
報に応じて上記トランシーバ切替手段・バイパス手段・
切替手段に対し、上記トランシーバ切替指令・バイパス
指令・切替指令を送出する監視手段としたものである。
【0017】(10)また、監視手段は故障情報を検出
すると、各LANに接続されたトランシーバが各々ルー
プ状に接続されるよう切替手段へ切替指令を送出し、次
に、隣接する端末装置間の区間の一方のLANから他方
のLANへの接続と、他方のLANから一方のLANへ
の接続とを各端末装置間で順次行うよう上記切替手段へ
切替指令を送出していくと共に、この切替指令に応じて
所定のトランシーバへ上記端末装置を接続するようトラ
ンシーバ切替指令を送出し、正常通信が行えるようにな
るとその接続状態を保持する第3の監視手段としたもの
である。
【0018】(11)また、監視手段は第3監視手段に
加えて第4の監視手段で構成し、第4の監視手段は故障
情報を検出すると、各LANに接続されたトランシーバ
が各々ループ状に接続されるよう切替手段へ切替指令を
送出し、次に、隣接する各端末装置間の各区間のLAN
を順次切り離しを行うよう切替指令を送出していくと共
に、この切替指令に応じて所定のトランシーバへ上記端
末装置を接続するようトランシーバ切替指令を送出し、
正常通信が行えるようになるとその接続状態を保持する
監視手段とし、上記第3および第4の監視手段の内、少
なくともいずれか一つの監視手段を実行するようにした
ものである。
【0019】(12)また、監視手段は第3の監視手
段、第4の監視手段に加えて、第5の監視手段で構成
し、上記第5の監視手段は故障情報を検出すると、その
故障情報に応じて故障のトランシーバを切り離してバイ
パスするようバイパス手段へバイパス指令を送出する手
段とし、上記複数の監視手段の内、少なくともいずれか
一つの監視手段を実行するようにしたものである。
【0020】(13)また、トランシーバ切替手段、バ
イパス手段、および切替手段へ送出するトランシーバ切
替指令、バイパス指令および切替指令をマニュアル操作
で送出するマニュアル指令手段を備えたものである。
【0021】
【作用】
(1)この発明におけるLANシステムは、トランシー
バの故障を監視しておき、故障検出されたトランシーバ
をLANケーブルから切り離してバイパスする。
【0022】(2)また、端末装置に並列多重接続され
た各々のトランシーバの故障を監視しておき、故障検出
により健全なトランシーバへの切り替えを行う。
【0023】(3)また、ループ状のLANを形成し
て、故障情報に応じて故障したトランシーバまたは故障
したLANの区間を切り離し、この切り離した部分を端
部としてバス形のLANを形成する
【0024】(4)また、故障したLANケーブルの両
端部を切り離して、その端末側の端部をターミネータに
接続する。
【0025】(5)また、故障したLANケーブルの両
端部を切り離して、その端末側の端部をターミネータに
接続すか、あるいは、故障したトランシーバを切り離し
てバイパスする。
【0026】(6)また、故障情報を検出すると、全て
のトランシーバがループ状に接続されるようにし、次
に、隣接する各端末装置間の各区間のLANを順次切り
離していき、正常通信が行えるようになるとその接続状
態を保持する。
【0027】(7)また、第1の監視手段は故障情報を
検出すると、全てのトランシーバがループ状に接続され
るようにし、次に、隣接する各端末装置間の各区間のL
ANを順次切り離していき、正常通信が行えるようにな
るとその接続状態を保持する。また、第2の監視手段は
故障情報を検出すると、その故障情報に応じて故障のト
ランシーバを切り離してバイパスするようにし、上記第
1と第2の監視手段の少なくともいずれか一つの監視手
段を実行する。
【0028】(8)また、故障情報に応じてトランシー
バの両端部の各々の端部を、二つのLANのいずれか一
方への接続、または切り離し、あるいはターミネータへ
の接続をするよう選択的に切り替えることによって自由
にLANシステムを形成し、故障部分を除去する。
【0029】(9)また、故障情報に応じて故障のトラ
ンシーバの両端部を切り離してバイパス回路へバイパス
する。また、トランシーバまたはバイパス回路を、二つ
のLANのいずれか一方への接続、または切り離し、あ
るいはターミネータへの接続をするよう選択的に切り替
えることによって自由にLANシステムを形成し、故障
部分を除去する。
【0030】(10)また、第3の監視手段は故障情報
を検出すると、各LANに接続されたトランシーバが各
々ループ状に接続されるようにし、次に、隣接する端末
装置間の区間の一方のLANから他方のLANへの接続
と、他方のLANから一方のLANへの接続とを各端末
装置間で順次行い、正常通信が行えるようになるとその
接続状態を保持する。
【0031】(11)また、監視手段は第3監視手段に
加えて第4の監視手段で構成し、第4の監視手段は故障
情報を検出すると、各LANに接続されたトランシーバ
が各々ループ状に接続されるようにし、次に、隣接する
各端末装置間の各区間のLANを順次切り離しを行い、
正常通信が行えるようになるとその接続状態を保持す
る。そしてこの第3および第4の監視手段の内、少なく
ともいずれか一つの監視手段を実行する。
【0032】(12)また、監視手段は第3の監視手
段、第4の監視手段に加えて、第5の監視手段で構成
し、第5の監視手段は故障情報に応じて故障のトランシ
ーバを切り離してバイパスし、上記複数の監視手段の
内、少なくともいずれか一つの監視手段を実行する。
【0033】(13)また、マニュアル指令手段で、ト
ランシーバ切替手段、バイパス手段、および切替手段の
操作をマニュアル操作とする。
【0034】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1はLANケーブル、2a,2
b,〜2zはLANケーブル1上に接続されるトランシ
ーバ、3a,3bはトランシーバ2a,2bを経由して
LANケーブル1に接続される端末装置、4はトランシ
ーバ2a,2bの故障管理を行う制御回路、5は制御回
路4によりコントロールされるLANインターフェー
ス、6はトランシーバ2a,2bの故障状態を記憶する
故障メモリである。
【0035】7a,7bは制御回路4の出力(バイパス
指令)により動作するリレー、8a,8b,9a,9b
はリレー7a,7bの動作によりトランシーバ2a,2
bとLANケーブル1との接続状態を切り替える接点、
10a,10bはリレー7a,7bの動作状態を示す接
点、11a,11bはLANケーブル1上でトランシー
バ2aまたは2bを離脱させて新たな経路を構成するバ
イパス回路、12はLANケーブル1の終端を行うター
ミネータを示す。46はLANインターフェース5、故
障メモリ6、制御回路4で構成される制御装置、101
a,101bはバイパス装置である。
【0036】次に動作について図2のフローチャートと
共に説明する。各トランシーバ2a,2bは接点8a,
8b,9a,9bによりLANケーブル1に接続されて
いる。制御回路4は定期的にLANインターフェース5
を経由して端末3a,3bに対しチェック用信号を送信
し(ステップS1、以下、ステップを省略する)、応答
信号を確認する。端末3a,3bからの応答が正常か否
か判定し(S2)、正常応答でなければ、LANインタ
ーフェース5は、該当するトランシーバの故障を故障情
報として故障メモリ6に格納する(S3)。
【0037】全端末をチェックするまでこれを繰り返し
(S1〜S4)、全端末のチェックが完了すると、制御
回路4は故障メモリ6の故障情報を読み出して故障の有
無を判定し(S5)、故障があれば、例えば、トランシ
ーバ2aの故障情報が存在する場合は、リレー7aを接
点10aの入力状態から判定される動作状態とは逆の動
作状態になるよう出力する。
【0038】制御回路4の出力によりリレー7aが動作
し接点8a,9aは、バイパス回路11aに接続するよ
う切り替えられ、トランシーバ2aは、その両端部共L
ANケーブル1らか完全に切り離され、LANケーブル
1の信号経路は、バイパス回路11aにより再構成され
る(S6)。従って、トランシーバ2aの故障によりL
ANケーブル1上に接続される他の端末装置への影響を
防ぎ、通信不良を回避できる。
【0039】実施例2.上記実施例1ではトランシーバ
2aまたは2bの故障時にバイパス回路11aまたは1
1bに切り替えて当該トランシーバをLANケーブル1
から完全に切り離すLANシステムについて述べたが、
この実施例では、バイパス回路の代わりに予備のトラン
シーバに切り替えるようにしたものである。
【0040】図3はこの実施例の構成を示すもので、図
において、102a,102bは切替装置で、バイパス
回路の代わりにトランシーバ2c,2dと、接点8a,
9aと同時に動作する接点48a、および、接点8b,
9bと同時に動作する接点48bを設け、端末装置3a
と3bをトランシーバ2a,2c、または、トランシー
バ2b,2dへ切り替え接続されるようにする。従っ
て、トランシーバの故障時に端末装置をLANケーブル
1から離脱させることなく通信を継続することができ
る。
【0041】実施例3.この実施例は故障のトランシー
バを切り離してバイパスすると共に、切り離した端部を
ターミネータで終端するものである。図4はこの実施例
のバイパス装置の構成を示すもので、端末3aを例にと
れば、バイパス装置103aにはリレー13a,14a
を設け、接点15a,16aによりターミネータ12
a,12cをLANケーブル1上に接続・切り離しがで
きるようにし、トランシーバ2aまたはバイパス回路1
1aの両端部がLANケーブル1またはターミネータ1
2a,12cにそれぞれ接続できるように構成してい
る。
【0042】、このバイパス装置を用いてLANシステ
ムを構成したものを図5に示す。図のように、バス形の
LANで、LANケーブル1をループ状に配置し、同様
に端末装置3b,3cについても端末装置3aと同一構
成とし(リレー等は省略している。)、制御装置46を
用いて自由にターミネータ位置を切り替えることができ
るようにしている。
【0043】図7、図8のフローチャートと共に動作を
説明する。図5のように運転している場合、LANケー
ブル1の故障点45で短絡またはオープンが発生したと
仮定すると、制御装置46は図1のLANインターフェ
ース5を経由して送信したチェック用信号に対する端末
からの応答を記憶メモリ6に記憶し、この記憶メモリの
内容を読みとる(ステップT1、このT1は図2のフロ
ーチャートのステップS1〜S4に相当する)。故障が
発生していると端末装置3a〜3cと通信不可となり
(T2)、接点15a〜15z,16a〜16zを一旦
ターミネータ接続しないように切り替える。これはルー
プ状のLANを形成することになる(T3)。
【0044】その後、端末間に挟まれたLANの区間を
切り離して接点15a,15bにターミネータ12a,
12bを接続し、バス形のLANを形成する(T4)。
制御装置46によりLANシステムの故障が除去された
か否かを確認する(T5)。故障が継続していれば、各
端末間のLANの各区間を順次切り離すよう、接点16
a・16z,15z・16c,15c・16bの組み合
わせで動作させ、そしてターミネータ位置を変更してい
く。
【0045】そして図5に示す位置(接点15c,16
bによるターミネータ12e,12dの接続)で、故障
点45を有するLANの区間を切り離し、正常に復す
る。以上のように制御を行うようにしたのでLANケー
ブル1の故障が発生してLANシステム全体が停止する
ような場合でも運転継続が可能になる。
【0046】次に全区間の切り離しを完了しても故障が
除去できない場合は(T6)、LANケーブル1の部分
の故障でなく、トランシーバ自身の故障が考えられる。
例えば、図6でトランシーバ2aが故障した場合は(図
7のAから図8のAへ)、制御装置46はトランシーバ
2aにつながる図4の端末装置3aからの応答信号がな
く故障情報の内容はトランシーバ2aの故障と解して、
そのトランシーバを特定し(T7)、故障したトランシ
ーバをバイパスするよう制御装置46からバイパス指令
を図4のバイパス装置103aへ送出する。
【0047】このバイパス指令によってバイパス装置1
03aのリレー7aが駆動されトランシーバ2aが切り
離されると共に、バイパス回路11が接続される(T
8)。このようにしてトランシーバ2aの故障によりL
ANケーブル1上に接続される他の端末装置への影響を
防ぎ、通信不良を回避できる。もし、トランシシーバ2
a以外のトランシシーバも故障している場合は、順次バ
イパスしていく(T7〜T9)。
【0048】実施例4.上記実施例では故障を検出して
自動的に故障を除去するようにしたが、この実施例で
は、故障の自動的な除去に加えてマニアル操作でバイパ
スや切替動作を行うものである。図9にこの実施例の構
成を示す。例えば、実施例2ではリレー7a,7bの動
作出力は、端末装置3a,3bの応答により行っていた
が、図9では、マニュアルスイッチ20a,20b、表
示器21a,21bおよびインターフェース19を設
け、マニュアルスイッチ20a,20bを閉合させるこ
とによりインターフェース19を経由し、制御回路4よ
りリレー7a,7bの制御を行う。また、リレー7a,
7bの動作状態をインターフェース19から出力し表示
器21a,21bで表示する。
【0049】このようにすると端末装置3a,3bの通
信に支障を与えることなくトランシーバ2a,2b,2
c,2dのメンテナンスを行うことが可能となる。この
マニュアル操作は実施例2に適用した例をあげたが、実
施例1やその他の実施例においても適用できる。
【0050】実施例5.今まで実施例はLANケーブル
1が1ルートの場合について述べたが、この実施例では
2重化された2ルートのLANシステムに適用するもの
である。図10にこの実施例の切替装置の構成を示す。
【0051】図に示すように、端末装置3aの場合、L
ANケーブル1a,1bの2重化とし、リレー31a〜
38a,51a〜58aと、バイパス用LANケーブル
44a,44cを設け、接点61a〜68a,71a〜
78a,81a〜88a,91a〜98aを制御装置4
6(図示しない)により動作させる。図11にこの切替
装置を3台用いたLANシステムの構成を示す。この図
では接点動作を分かりやすくするため、端末装置等は省
略している。なお、このLANケーブル1a,1bはル
ープ状に形成されているが、ループ状LANケーブルの
一部を切り離してターミネータでターミネートし、バス
形のLANを形成して通信するものとしている。
【0052】図11の動作を図12のフローチャートと
共に説明する。制御装置46内は、図1と同様の構成で
あり、図1のようにLANインターフェース5を経由し
て送信したチェック用信号に対する端末からの応答を記
憶メモリ6に記憶し、この記憶メモリの内容を読みとる
(ステップV1、このV1は図2のフローチャートのス
テップS1〜S4に相当する)。故障が発生していると
図示しない端末装置3a〜3cと通信不可となり(V
2)、接点を一旦ターミネータ接続しないように切り替
える。これは二つのループ状のLANを形成することに
なる(V3)。
【0053】その後、接点86a,87a,96a,9
7aを図11のように動作させLANケーブル1bがト
ランシーバ2aに接続されるよう経路を反転すると共
に、接点86c,87c,96c,97cを図のように
動作させLANケーブル1bがトランシーバ2fに接続
されるよう経路を反転する(V4)。即ち、隣接する端
末装置間のLANケーブルの接続を反転することによっ
て、図11のようにターミネータ12a→トランシーバ
2a→LANケーブル1b→トランシーバ2f→LAN
ケーブル1a→トランシーバ2d→ターミネータ12i
の経路でバス状のLANが形成される。
【0054】この回路では、トランシーバ2cに故障点
45aが有る場合にその故障が除去されており、また、
LANケーブル1bに故障点45bが有る場合もその故
障が除去される。また、ターミネータ12j,12kの
代わりにターミネータ12a,12iを用いてターミネ
ートしバス形LANを形成してもよい。
【0055】この図11では上記動作で故障を除去でき
たが、除去できない場合は(V5)、接点86a,87
a,96a,97aを動作して、図示しないが、トラン
シーバ2cをLANケーブル1aに接続すると共に、接
点86c,87c,96c,97cを動作させLANケ
ーブル1aがトランシーバ2eに接続されるよう経路を
反転する(V6)。即ち、隣接する端末装置間のLAN
ケーブルの接続を反転することによって、ターミネータ
12c→トランシーバ2c→LANケーブル1a→トラ
ンシーバ2e→LANケーブル1b→トランシーバ2b
→ターミネータ12bの経路でバス形のLANが形成さ
れる。
【0056】この状態で故障が除去できなければ、次は
別の端末装置間のLANの区間について、接続を反転す
るようにする(V8経由V4)。この手順を繰り返す
と、いずれの故障部分も除去することができる。
【0057】上記処理で故障を除去するほかに、トラン
シーバの故障の場合は、故障のトランシーバを制御装置
46が故障情報から特定し、例えば、故障のトランシー
バ2cを切り離し、健全なトランシーバ2aに切り替え
LANケーブル1aに接続すると共に、トランシーバ2
d,2fをLANケーブル1aに接続して通信を行うよ
うにする。
【0058】実施例6.この実施例は実施例5の構成と
同一であるが、制御装置での接点動作の制御手段を変え
たものである。図13はこの実施例の構成を示し、図1
4はその動作のフローチャートを示す。
【0059】図14において、X1からX3は、実施例
5の図12のV1からV3と同一である。次に、二つの
ループ状LANで端末が隣接している区間を順次切り離
し、切り離した端末側をターミネートし、バス形のLA
Nを形成する(X4)。図13のように故障点45bを
有する区間のLANケーブル1a,1bを切り離し、タ
ーミネータ12g,12a,12i,12bで終端す
る。
【0060】図14では故障区間が切り離されて故障が
除去されているので(X5)、その接続状態で終了す
る。故障が除去されない場合は、全区間の切り離しを終
了するまで繰り返す(X6)。
【0061】上記処理で故障を除去するほかに、トラン
シーバの故障の場合は、実施例5でも説明したと同様、
故障のトランシーバを制御装置46が故障情報から特定
し、例えば、故障のトランシーバ2cを切り離し、健全
なトランシーバ2aに切り替えLANケーブル1aに接
続すると共に、トランシーバ2d,2fをLANケーブ
ル1aに接続して通信を行うようにする。
【0062】また、図13では制御装置46にマニュア
ルスイッチ20,表示器21,インターフェース19を
設け、実施例4と同様にマニュアルスイッチ20でマニ
ュアル操作を行うようにする。従って、通信に支障を与
えることなくトランシーバ2a,2b,2c,2dのメ
ンテナンスを行うことが可能となる。
【0063】実施例7.以上の実施例ではバス形のLA
N、および、ループ状に接続し得るバス形のLANにつ
いて説明したが、ループ形のLANで通信を行うものに
ついても適用できる。即ち、ループ形LANで故障が発
生するとその部分を、切り替えたり、バイパスして健全
なルートを構成することにより通信を継続することがで
きる。
【0064】実施例8.上記実施例5および実施例6で
は図10の切替装置を用いた一例を示したが、接点を自
由に切り替えることによりLANシステムをフレキシブ
ルに構成することができる。
【0065】例えば、図13でトランシーバ2a,2c
共故障の場合は、トランシーバ2aから2cに切り替え
ても通信不能であるので、一つの端末のトランシーバが
全て故障の場合は、バイパス回路11a,11cを用い
てバイパスすればよい。このような故障モードでは故障
情報に応じてバイパスすればよいが、他の手段として各
端末毎に順次バイパスしていき、通信が正常になればそ
の接続を保持するようにしてもよい。また、図13で接
点83b,93bをバイパス用LANケーブル44bへ
接触させると、LANケーブル1aと1bが短絡(接
続)されて折り返しのルートが形成される。最悪の場合
はこのような構成で通信可能とすることもできる。
【0066】これらの種々の実施例は図10のようにリ
レーの構成や回路が複雑に見えるがロジック回路で構成
すればよく、また、マイクロプロセッサを用いてソフト
ウエアで対処すれば種々の故障形態に対し種々の故障対
策をすることが容易であり、また、数多くの対策を短時
間で実行することができる。
【0067】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので以下に記載されるような効果を奏する。
【0068】(1)バイパス経路により故障したトラン
シーバの両端部を切り離しバイパスするようにしたの
で、他の全ての端末装置が通信不良となることがなく通
信を継続する効果がある。
【0069】(2)複数のトランシーバにより、故障し
たトランシーバを切り離し、健全なトランシーバを使用
するようにしたので、故障したトランシーバが接続され
ていた端末装置との通信を継続することができる効果が
ある。
【0070】(3)ループ状のLANから故障したトラ
ンシーバまたは故障したLANの区間を切り離し、バス
形のLANを形成するようにしたので、通信を継続する
ことができる効果がある。
【0071】(4)また、故障したLANケーブルの両
端部を切り離して、その端末側の端部をターミネータに
接続するようにしたので、バス形LANを形成し通信を
継続することができる効果がある。
【0072】(5)故障したLANケーブルの両端部を
切り離して、その端末側の端部をターミネータに接続す
か、あるいは、故障したトランシーバを切り離してバイ
パスするようにしたので、通信を継続することができる
効果がある。
【0073】(6)故障が発生すると、全てのトランシ
ーバがループ状に接続されるようにし、次に、隣接する
各端末装置間の各区間のLANを順次切り離していき、
正常通信が行えるようになるとその接続状態を保持する
ようにしたので、通信を継続することができる効果があ
る。
【0074】(7)隣接する各端末装置間の各区間のL
ANを順次切り離して、故障部分を除去し、また、故障
情報に応じて故障のトランシーバを切り離してバイパス
するようにしたので、通信を継続することができる効果
がある。
【0075】(8)二つのLANのいずれか一方への接
続、または切り離し、あるいはターミネータへの接続を
するよう選択的に切り替え故障箇所を除去するようにし
たので、通信を継続することができる効果がある。
【0076】(9)故障したトランシーバの両端部を切
り離してバイパスするか、または、切故障したトランシ
ーバを健全なトランシーバに切り替えるようにしたの
で、通信を継続することができる効果がある。
【0077】(10)一方のLANから他方のLANへ
トランシーバの接続を切り替えるようにしたので、通信
を継続することができる効果がある。
【0078】(11)隣接する各端末装置間の各区間の
LANを順次切り離しを行くようにしたので、故障区間
を除去し、通信を継続することができる効果がある。
【0079】(12)故障情報に応じて故障のトランシ
ーバを切り離してバイパスするようにしたので、通信を
継続することができる効果がある。
【0080】(13)マニュアル操作としたので、トラ
ンシーバのメンテナンスを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるLANシステムの
構成図である。
【図2】 この発明の実施例1の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】 この発明の実施例2によるLANシステムの
構成図である。
【図4】 この発明の実施例3によるバイパス装置の構
成図である。
【図5】 この発明の実施例3によるLANシステムの
構成図である。
【図6】 この発明の実施例3によるLANシステムの
構成図である。
【図7】 この発明の実施例3の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】 この発明の実施例3の動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】 この発明の実施例4によるLANシステムの
構成図である。
【図10】 この発明の実施例5による切替装置の構成
図である。
【図11】 この発明の実施例5によるLANシステム
の構成図である。
【図12】 この発明の実施例5の動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】 この発明の実施例6によるLANシステム
の構成図である。
【図14】 この発明の実施例6の動作を示すフローチ
ャートである。
【図15】 従来のLANシステムの構成図である。
【符号の説明】
1 LANケーブル、2a〜2z トランシーバ、3a
〜3z 端末装置、4 制御回路、5 LANインター
フェース、6 故障メモリ、7a,7b リレー、8
a,8b,9a,9b,10a,10b 接点、11
a,11b バイパス回路、12,12a〜12z タ
ーミネータ、13a,14a リレー、15a〜15
z,16a〜16z,17a,18a 接点、19 イ
ンターフェース、20,20a,20b マニュアルス
イッチ、21,21a,21b 表示器、31a〜38
a リレー、44a〜44c,44f バイパス用LA
Nケーブル、45,45a,45b 故障点、46 監
視装置、51a〜58a リレー、61a〜68a,7
1a〜78a 接点、81a〜88a,91a〜98a
接点 101a,101b,103a,105a バイパス装
置、102a,102b,104a,104b 切替装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9371−5K H04L 13/00 311

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのLAN(ローカルエリアネットワ
    ーク)に複数の端末装置がトランシーバを介して接続さ
    れたLANシステムにおいて、上記端末装置毎に配設さ
    れたバイパス手段と上記LANシステム全体を監視する
    監視手段とを設け、上記バイパス手段はバイパス指令に
    応じて上記トランシーバの両端部を切り離してバイパス
    する手段とし、上記監視手段は故障情報を検出し、この
    故障情報に応じて上記バイパス指令を上記バイパス手段
    へ送出する手段としたことを特徴とするLANシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 一つのLANに複数の端末装置がトラン
    シーバを介して接続されたLANシステムにおいて、一
    つの端末装置に対し上記LANに接続される複数のトラ
    ンシーバを配設すると共に、上記端末装置毎に配設され
    た切替手段と上記LANシステム全体を監視する監視手
    段とを設け、上記切替手段は切替指令に応じて上記複数
    のトランシーバの内一つのトランシーバの両端部を切り
    離すと共に、他の一つのトランシーバを上記LANおよ
    び上記端末装置に接続するよう選択的に切替える手段と
    し、上記監視手段は故障情報を検出し、この故障情報に
    応じて上記切替指令を上記切替手段へ送出する手段とし
    たことを特徴とするLANシステム。
  3. 【請求項3】 一つのLANに複数の端末装置がトラン
    シーバを介して接続されたLANシステムにおいて、ル
    ープ状に形成し得るバス形のLANを構成すると共に、
    LANシステム内の故障情報を検出する手段、この故障
    情報に応じてバス形のLANをループ状に接続して、故
    障したトランシーバまたは故障したLANの区間を切り
    離し、この切り離した部分を端部としてバス形のLAN
    を形成する手段を備えたことを特徴とするLANシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 一つのLANに複数の端末装置がトラン
    シーバを介して接続されたLANシステムにおいて、上
    記端末装置毎に配設された切替手段と上記LANシステ
    ム全体を監視する監視手段とを設け、上記切替手段は切
    替指令に応じて上記トランシーバの両端部の各々の端部
    を、上記LANへの接続またはターミネータへの接続を
    するよう各々切り替える切替手段とし、上記監視手段は
    故障情報を検出し、この故障情報に応じて上記切替指令
    を上記切替手段へ送出する監視手段としたことを特徴と
    するLANシステム。
  5. 【請求項5】 一つのLANに複数の端末装置がトラン
    シーバを介して接続されたLANシステムにおいて、上
    記端末装置毎に配設されたバイパス手段と切替手段、お
    よび上記LANシステム全体を監視する監視手段を設
    け、上記バイパス手段はバイパス指令に応じて上記トラ
    ンシーバの両端部を切り離してバイパス回路へバイパス
    するバイパス手段とし、上記切替手段は上記バイパス手
    段のオン・オフに応じて選択された上記トランシーバま
    たは上記バイパス回路の両端部の各々の端部を、切替指
    令に応じて上記LANへの接続またはターミネータへの
    接続をするよう各々切り替える切替手段とし、上記監視
    手段は故障情報を検出し、この故障情報に応じて上記バ
    イパス指令・切替指令を上記バイパス手段・切替手段へ
    送出する監視手段としたことを特徴とするLANシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項4において、LANをループ形の
    LANまたはループ状に形成し得るバス形のLANで構
    成し、監視手段は故障情報を検出すると、全てのトラン
    シーバがループ状に接続されるよう切替手段へ切替指令
    を送出し、次に、隣接する各端末装置間の各区間のLA
    Nを順次切り離していくよう切替指令を上記切替手段へ
    送出していき、正常通信が行えるようになるとその接続
    状態を保持する第1の監視手段としたことを特徴とする
    LANシステム。
  7. 【請求項7】 請求項5において、LANをループ形の
    LANまたはループ状に形成し得るバス形のLANで構
    成すると共に、監視手段は第1と第2の監視手段で構成
    し、第1の監視手段は故障情報を検出すると、全てのト
    ランシーバがループ状に接続されるよう切替手段へ切替
    指令を送出し、次に、隣接する各端末装置間の各区間の
    LANを順次切り離していくよう切替指令を切替手段へ
    送出していき、正常通信が行えるようになるとその接続
    状態を保持する監視手段とし、第2の監視手段は故障情
    報を検出すると、その故障情報に応じて故障のトランシ
    ーバを切り離してバイパスするようバイパス指令を上記
    バイパス手段へ送出する監視手段とし、上記第1と第2
    の監視手段の少なくともいずれか一つの監視手段を実行
    するようにしたことを特徴とするLANシステム。
  8. 【請求項8】 複数の端末装置を有し、各々の端末装置
    が二つのトランシーバを介して各々2重化された二つの
    LANに選択的に接続されるようトランシーバ切替手段
    を具備する構成とすると共に、上記端末装置毎に配設さ
    れた切替手段と、上記LANシステム全体を監視する監
    視手段とを設け、上記トランシーバ切替手段はトランシ
    ーバ切替指令に応じて駆動される切替手段とし、上記切
    替手段は切替指令に応じて上記トランシーバの両端部の
    各々の端部を、上記二つのLANのいずれか一方への接
    続、または切り離し、あるいはターミネータへの接続を
    するよう選択的に各々切り替える切替手段とし、上記監
    視手段は故障情報を検出し、この故障情報に応じて上記
    トランシーバ切替手段・バイパス手段・切替手段に対
    し、上記トランシーバ切替指令・バイパス指令・切替指
    令を送出する監視手段としたことを特徴とするLANシ
    ステム。
  9. 【請求項9】 複数の端末装置を有し、各々の端末装置
    が二つのトランシーバを介して各々2重化された二つの
    LANに選択的に接続されるようトランシーバ切替手段
    を具備する構成とすると共に、上記端末装置毎に配設さ
    れたバイパス手段と切替手段、および上記LANシステ
    ム全体を監視する監視手段を設け、上記トランシーバ切
    替手段はトランシーバ切替指令に応じて駆動される切替
    手段とし、上記バイパス手段は各々のバイパス指令に応
    じて上記各々のトランシーバの両端部を切り離してバイ
    パス回路へバイパスするバイパスし手段とし、上記切替
    手段は上記バイパス手段のオン・オフに応じて選択され
    た上記トランシーバまたは上記バイパス回路の両端部の
    各々の端部を、切替指令に応じて上記二つのLANのい
    ずれか一方への接続、または切り離し、あるいはターミ
    ネータへの接続をするよう選択的に各々切り替える切替
    手段とし、上記監視手段は故障情報を検出し、この故障
    情報に応じて上記トランシーバ切替手段・バイパス手段
    ・切替手段に対し、上記トランシーバ切替指令・バイパ
    ス指令・切替指令を送出する監視手段としたことを特徴
    とするLANシステム。
  10. 【請求項10】 請求項8において、監視手段は故障情
    報を検出すると、各LANに接続されたトランシーバが
    各々ループ状に接続されるよう切替手段へ切替指令を送
    出し、次に、隣接する端末装置間の区間の一方のLAN
    から他方のLANへの接続と、他方のLANから一方の
    LANへの接続とを各端末装置間で順次行うよう上記切
    替手段へ切替指令を送出していくと共に、この切替指令
    に応じて所定のトランシーバへ上記端末装置を接続する
    ようトランシーバ切替指令を送出し、正常通信が行える
    ようになるとその接続状態を保持する第3の監視手段と
    したことを特徴とするLANシステム。
  11. 【請求項11】 請求項10において、監視手段は第3
    監視手段に加えて第4の監視手段で構成し、第4の監視
    手段は故障情報を検出すると、各LANに接続されたト
    ランシーバが各々ループ状に接続されるよう切替手段へ
    切替指令を送出し、次に、隣接する各端末装置間の各区
    間のLANを順次切り離しを行うよう切替指令を送出し
    ていくと共に、この切替指令に応じて所定のトランシー
    バへ上記端末装置を接続するようトランシーバ切替指令
    を送出し、正常通信が行えるようになるとその接続状態
    を保持する監視手段とし、上記第3および第4の監視手
    段の内、少なくともいずれか一つの監視手段を実行する
    ようにしたことを特徴とするLANシステム。
  12. 【請求項12】 監視手段は請求項10の第3の監視手
    段、または、請求項11の第3および第4の監視手段に
    加えて、第5の監視手段で構成し、上記第5の監視手段
    は故障情報を検出すると、その故障情報に応じて故障の
    トランシーバを切り離してバイパスするようバイパス手
    段へバイパス指令を送出する手段とし、上記複数の監視
    手段の内、少なくともいずれか一つの監視手段を実行す
    るようにしたことを特徴とするLANシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1,2,4〜12のいずれか1
    項において、トランシーバ切替手段、バイパス手段、お
    よび切替手段へ送出するトランシーバ切替指令、バイパ
    ス指令および切替指令をマニュアル操作で送出するマニ
    ュアル指令手段を備えたことを特徴とするLANシステ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007258987A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Fujitsu Ltd 監視装置及び監視システム
JP2011504144A (ja) * 2007-11-14 2011-02-03 サムスン ヘヴィ インダストリーズ カンパニー リミテッド 組込型ロボット制御システム

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