JPH0318279Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0318279Y2
JPH0318279Y2 JP1986128861U JP12886186U JPH0318279Y2 JP H0318279 Y2 JPH0318279 Y2 JP H0318279Y2 JP 1986128861 U JP1986128861 U JP 1986128861U JP 12886186 U JP12886186 U JP 12886186U JP H0318279 Y2 JPH0318279 Y2 JP H0318279Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting seat
retainer
pivot
lamp
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986128861U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6335204U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986128861U priority Critical patent/JPH0318279Y2/ja
Publication of JPS6335204U publication Critical patent/JPS6335204U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0318279Y2 publication Critical patent/JPH0318279Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、複数の車両用灯具間の取付けおよび
車体に対する灯具の取付けなどに適用される車両
用灯具における取付構造に関する。
《従来の技術》 第8図には、このような複数の灯具間の取付構
造の一例が示されている。この従来における取付
構造は、ヘツドランプ1のランプボデイ2側面に
固定されるピボツト10と、サイドコンビネーシ
ヨンランプ3のハウジング4裏面に固定されるリ
テーナ11とを有している。ピボツト10はその
他端にねじ部12を有し、また中間に取付治工具
が係合される六角形状をした鍔部13が形成され
ている。そして、このピボツト10はランプボデ
イ2に形成されたボス14の孔15にねじ込まれ
てランプボデイ2に固定される。また、リテーナ
11にはピボツト10が圧入嵌合されるピボツト
球受凹部16を有する球受部17と、この球受部
17を挟んだ両側に一対の孔18が形成されてい
る。そして、このリテーナ11はサイドコンビネ
ーシヨンランプ3側に孔18と対応して設けられ
たボス19の孔20に、リテーナ11の孔18を
通つてそれぞれねじ込まれる2本のスクリユー2
1によつてサイドコンビネーシヨンランプ3に固
定される。
このようにしてヘツドランプ1のランプボデイ
2に固定されたピボツト10とサイドコンビネー
シヨンランプ3側に固定されたりテーナ11と
は、球受部17のピボツト球受凹部16にピボツ
ト10を圧入嵌合させてその部分に自在連結部2
2を構成した状態で互いに固定され、これにより
ヘツドランプ1にサイドコンビネーシヨンランプ
3が取付固定されている。
そして、この様に一体化された灯具は、自在連
結部22でヘツドランプ1とサイドコンビネーシ
ヨンランプ3との連結位置決めすると同時に、車
体への取付けに際して位置調整がなされて取付け
られるように構成されている。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、上記した従来における取付構造
にあつては、リテーナ11をサイドコンビネーシ
ヨンランプ3に対し二本のスクリユー21を締付
けることによつて固定しているので、部品点数が
増加し、これに伴なう工数の増加とコスト高およ
び部品管理が頬雑となる問題などがある。
この考案は、この様な問題点に鑑みなされたも
ので、リテーナを取付けるためのスクリユーの使
用をなくし、工数低減と部品管理の簡素化並びに
取付作業の簡素化を図ることができる車両用灯具
における取付構造を提供することを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 以上の目的を達成するために、この考案は、サ
イドコンビネーシヨンランプ3のハウジング4の
裏面に、リテーナ32を固定する取付座30を設
け、該取付座30には、一対の突部31が一体に
形成され、該突部31は前記取付座30より略直
角に突出した垂直部31Aとこの垂直部31Aの
先端部から略直角に折曲された水平部31Bとを
一体に設けた断面L字状に形成されており、又、
前記リテーナ32は、その中央部にヘツドランプ
1に取付けられたピボツト10が圧入嵌合するピ
ボツト球受部17を形成され且つ両端に丸味を有
した略長方形の小片として形成され、各端面が二
又状を呈するように切欠溝34を設けてあり、更
に該切欠溝34を構成する各腕33の外側面の一
部を段状に形成して係止爪33Aとしており、前
記リテーナ32を前記一対の突部31の前記水平
部31Bの下面と取付座30の表面との間に一対
の腕33が溝34を狭められて挿入し、前記係止
爪33Aが突部31の垂直部31Aの上端面に係
止されるようにしたことを特徴としている。
《作用》 この考案によれば、リテーナは固定側の取付座
に設けられた一対の逆L字状突部の水平部と取付
座との間に差し込み係止されて取付け固定される
ので、従来の取付構造で使用していたスクリユー
が不要となり部品管理の簡素化、工数低減、組立
作業の簡素化などが図れる。
《実施例》 以下、この考案の実施例について図面を参照し
説明する。
第1図乃至第3図は、この考案に係る取付構造
の一例を示すもので、第1図はその分解斜視図、
第2図はその要部を示した平面図、第3図は第2
図の−線断面矢視図である。尚、第1図乃至
第3図において、第8図と同じ符号が付された部
材は同一部材で、その働きも同じである。
第1図乃至第3図において、サイドコンビネー
シヨンランプ3のハウジング4の裏面には、樹脂
製のリテーナ32が固定される取付座30が設け
られている。その取付座30には一対の突部31
が一体に形成されており、その突部31は第4図
に平面図が、また第5図に正面図がそれぞれ示さ
れるように、取付座30から略直角に突出した垂
直部31Aと、この垂直部31Aの先端部から略
直角に折曲された水平部31Bとを一体に設けた
断面略L字状に形成されている。そして、この一
対の突出部31は、垂直部31Aの長さ寸法が
l、垂直部31Aの内壁間寸法がd、水平部31
Bの底面と、取付座30面との離間寸法がhで形
成され、且つ、水平部31Bは互いに対向し合つ
て折曲されている。
また、前記リテーナ32は第6図にその平面図
が、第7図に正面図がそれぞれ示されるように、
中央部に被係止部となるピボツト球受凹部16を
有する球受部17が形成されており、このピボツ
ト球受凹部16にはヘツドランプ1に固定された
係止部材であるピボツト10が圧入嵌合される。
また、このリテーナ32はそれぞれ両端に丸味
を有した略長方形の小片として形成され、その横
幅寸法Dは前記突部31の両垂直部31Aの内壁
間寸方dに、また板厚寸法Hは突部31の水平部
31Bと取付座30面との離間寸法hにほぼ等し
く形成されている。そして、その球受部17を挟
んだ両端には、各端面からそれぞれ内方へ向つて
形成されている切欠溝34が設けられ、この切欠
溝34によつて各端部は二又状をなしている。ま
た、その二又状を形成している各腕33の外側面
の一部を段状に形成し、その段部を係止爪33A
としている。その係止爪33Aはリテーナ32の
長手方向の側面で対応している係止爪33A,3
3A間の離間寸法Lが前記突部31の垂直部31
Aの長さ寸法lよりほんの僅か大きく形成されて
いる。
そして、そのリテーナ32をサイドコンビネー
シヨンランプ3のハウジング4に形成された取付
座30に取付けるには、まず一対の突部31の下
方にリテーナ32を位置させる。次に、その状態
でリテーナ32を突部31の水平部31Bの下面
と取付座30の表面との間に挿入するようにして
上方へ嵌入させて行く。このとき、リテーナ32
の挿入側端部は第2図の一転鎖線で示すように一
対の腕 33が溝を狭めるように内側方向へ弾性
変位されて挿入される。そして、その挿入が更に
進行し、挿入端側の係止爪33Aが突部31の垂
直部31A上端に到達すると、その弾性復帰力で
挿入端側の腕33が外側へ再び開き、垂直部31
Aの上端面に係止爪33Aが係止される。従つ
て、上下方向は係止爪33Aと垂直部31Aとの
係合で保持され、また前後方向は水平部31Bと
取付座30との間で保持されることになり、リテ
ーナ32は単に取付座30と水平部32Bとの間
に差し込まれた状態で係止される。
この様にしてサイドコンビネーシヨンランプ3
の取付座30に固定されたリテーナ32には、ヘ
ツドランプ1に固定されたピボツト10がピボツ
ト球受凹部16に圧入嵌合され、このピボツト1
0を介して両者が結合される。
尚、上記実施例にあつては、ヘツドランプ1と
サイドコンビネーシヨンランプ3との取付けを例
として示したが、この取付けに限ることなく他の
灯具間または部品間の取付けであつてもよく、ま
た取付座30を車体側に形成するとともにリテー
ナ32をその車体に取付けられるランプボデイ側
に設けて車体に灯具を取付ける手段としても使用
することもできる。また、取付座30を灯具側に
設けるとともにリテーナ32およびピボツト10
を車体側に取付けるようにした逆の構成としても
良い。更に、リテーナ32の弾性変形させるため
の溝34は、各両端部にそれぞれ形成したが、こ
れは突部31に挿入される側の一端に設けるだけ
でも良い。
《考案の効果》 以上説明したとおり、この考案によれば、サイ
ドコンビネーシヨンランプ3のハウジング4の裏
面に設けた取付座30に固定するリテーナ32
は、その上下方向が係止爪33Aと垂直部31A
との係合で確実に保持され、また前後方向は水平
部31Bと取付座30との間で確実に保持される
こととなり、リテーナ32は単に取付座30と水
平部32Bとの間に差し込まれた状態で係止され
ていることになる。この結果、サイドコンビネー
シヨンランプ3の取付座30に固定されたリテー
ナ32には、ヘツドランプ1に固定されたピボツ
ト10がピボツト球受凹部16に圧入嵌合され、
このピボツト10を介してサイドコンビネーシヨ
ンランプ3およびヘツドランプ1の両者が結合す
ることになる。この結合は、リテーナ32を突部
31に挿入さるだけで実現し、ボルト等の他の結
合部材を用いることなく、部品管理の簡素化、組
立工数の工数低減、組み立て作業の簡略化等が図
れるものである。さらに、リテーナ32の突部2
3への取付後は、何等弾性力を用いていないため
に、弾性摩擦による磨耗をして劣化することが生
ぜず、このため、長時間の使用に耐えることとな
る。また、リテーナ32は透孔等を用いずサイド
コンビネーシヨンランプ3のハウジング4に取付
けるので、水密性や型構造からくる灯具の要求を
満足する取付構造といえる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案に係る車両用灯具
における取付構造の一例を示すもので、第1図は
その分解斜視図、第2図はその要部を示した平面
図、第3図は第2図の−線断面矢視図、第4
図は第1図乃至第3図に示した取付構造に適用さ
れる取付座の構造を示す平面図、第5図は第4図
の部分断面正面図、第6図は第1図乃至第3図に
示した取付構造に適用されるリテーナの構造を示
す平面図、第7図は第6図の正面図、第8図は従
来における車両用灯具の取付構造を示した分解斜
視図である。 1……ヘツドランプ、3……サイドコンビネー
シヨンランプ、4……ハウジング、10……ピボ
ツト、16……ピボツト球受凹部、17……ピボ
ツト球受部、30……取付座、31……突部、3
1A……垂直部、31B……水平部、32……リ
テーナ、33……腕、33A……係止爪、34…
…切欠溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サイドコンビネーシヨンランプ3のハウジング
    4の裏面に、リテーナ32を固定する取付座30
    を設け、該取付座30には、一対の突部31が一
    体に形成され、該突部31は前記取付座30より
    略直角に突出した垂直部31Aとこの垂直部31
    Aの先端部から略直角に折曲された水平部31B
    とを一体に設けた断面L字状に形成されており、
    又、前記リテーナ32は、その中央部にヘツドラ
    ンプ1に取付けられたピボツト10が圧入嵌合す
    るピボツト球受部17が形成され且つ両端に丸味
    を有した略長方形の小片として形成され、角端面
    が二又状を呈するように切欠溝34を設けてあ
    り、更に該切欠溝34を構成する各腕33の外側
    面の一部を段状に形成して係止爪33Aとしてお
    り、前記リテーナ32を前記一対の突部31の前
    記水平部31Bの下面と取付座30の表面との間
    に一対の腕33が前記切欠溝34を狭めて挿入し
    た後、前記係止爪33Aが突部31の垂直部31
    Aの上端面に係止されるようにしたことを特徴と
    する車両用灯具。
JP1986128861U 1986-08-26 1986-08-26 Expired JPH0318279Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986128861U JPH0318279Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986128861U JPH0318279Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6335204U JPS6335204U (ja) 1988-03-07
JPH0318279Y2 true JPH0318279Y2 (ja) 1991-04-17

Family

ID=31024912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986128861U Expired JPH0318279Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0318279Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58113903U (ja) * 1982-01-29 1983-08-04 市光工業株式会社 車輛用灯具の球継手装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6335204U (ja) 1988-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0318279Y2 (ja)
JPS6321049Y2 (ja)
JP2556066Y2 (ja) 部品の組付け装置
JPH036967Y2 (ja)
JPH0142246Y2 (ja)
JPS6330583Y2 (ja)
JPS6035976Y2 (ja) 電気コネクタのパネル取付け機構
JPS5827496Y2 (ja) コネクタ−取付装置
JPH0538241Y2 (ja)
JPH0345868Y2 (ja)
JP2582993Y2 (ja) 照明器具
KR100774759B1 (ko) 후드 릴리이즈 케이블 연결구조
JPH0314734Y2 (ja)
JPH0134812Y2 (ja)
JPH0348806Y2 (ja)
JPH0435234Y2 (ja)
JPS6228075Y2 (ja)
JPH0525960Y2 (ja)
JPH0733930Y2 (ja) モールクリップ組立体
KR0128362B1 (ko) 차량 범퍼용 사이드마크램프의 취부구조
JPH0449830Y2 (ja)
JPS6228076Y2 (ja)
KR0130000Y1 (ko) 차량용 전방 컴비네이션램프구조
JPS6335025Y2 (ja)
JPH0141619Y2 (ja)