JPH0318257Y2 - - Google Patents

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JPH0318257Y2
JPH0318257Y2 JP1986199644U JP19964486U JPH0318257Y2 JP H0318257 Y2 JPH0318257 Y2 JP H0318257Y2 JP 1986199644 U JP1986199644 U JP 1986199644U JP 19964486 U JP19964486 U JP 19964486U JP H0318257 Y2 JPH0318257 Y2 JP H0318257Y2
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JP
Japan
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radiator
bonnet
shielding member
vehicle
rear wall
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JP1986199644U
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JPS63107231U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業用の利用分野) 本考案は、車輌におけるラジエータ支持構造に
関する。
(従来の技術) 刈取り作業等に使用される車輌には、第4図に
示すように後部下端の横軸101を支点にボンネ
ツト102を開閉自在に設け、ボンネツト102
内の後部にラジエータ103を設けると共に、そ
の前方に後方吹出式の冷却フアン104を設け、
ラジエータ104の外周部とボンネツト102の
後壁105との間に筒状の遮蔽部材106を設
け、冷却フアン104によりラジエータ103に
向けて冷却風を送出すると共に、遮蔽部材106
によつて、ラジエータ103を通つて高温になつ
た冷却風がボンネツト102とラジエータ103
との間からラジエータ103前方に逆戻りしない
ようにしたものがある。
ところが、従来の場合同図に示すようにラジエ
ータ103はその下部が防振材107を介してフ
レーム108に取付けられ、ラジエータ103の
上部は可撓性を有するウオータパイプ109によ
つてエンジン110に連結されているのみであつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて、従来の場合ラジエータ103が前方に
倒れる惧れが大であり、また車輌の振動等によつ
てラジエータ103が下部を支点に前後揺動し、
このためラジエータ103と遮蔽部材106との
間又は遮蔽部材106とボンネツト102との間
に隙間を生じ、遮蔽部材106による冷却風の逆
戻り防止を確実になすことができなくなる等の問
題を生じた。
本考案は上記問題点に鑑み、前方に倒れたり前
後揺動したりする惧れなくラジエータを安定に支
持できるようにしたものである。
(問題点を解決するための手段) この技術的課題を解決するための本考案の技術
的手段は、後部下端を支点に開閉自在に設けられ
たボンネツト28と、ボンネツト28内の後部に
配置されたラジエータ23と、ラジエータ23に
前方から冷却風を送出する冷却フアン27とを備
え、ラジエータ23の下部が防振材45を介して
固定側に取付けられ、冷却風がラジエータ23前
方と逆戻りしないように、ラジエータ23の外周
部とボンネツト28の後壁31との間に遮蔽部材
50が設けられた車輌において、前記ボンネツト
28の閉鎖時、前記遮蔽部材50は、ラジエータ
23の外周部後面とボンネツト28の後壁31と
で挟持されており、かつ該遮蔽部材50の押圧力
により前記ラジエータ23が前方に傾斜しないよ
う、前記ラジエータ23の上部を弾性材56を介
して固定側で受ける支持部材55が設けられてい
る点にある。
(作用) ボンネツト28の後壁31と支持部材55との
間で、ラジエータ23及び遮蔽部材50を挟んだ
状態になり、ラジエータ23が前方に倒れたり、
車輌の振動等によつてラジエータ23が前後揺動
する惧れがなくなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図及び第2図において、1は刈取り作業車
輌で、小型走行車輌2の前下方にモアー3を装着
している。
走行車輌2はエンジン4から前方へクラツチハ
ウジング5及びミツシヨンケース7が直列状に連
結されて走行車体8が形成されている。油圧無段
変速装置6を内蔵したミツシヨンケース7から左
右に前車軸ケース9が突設されて駆動用前輪10
が支持され、エンジン4の左右には操向用後輪1
1が配置されている。
前記ミツシヨンケース7の上方には操縦席12
が搭載されており、この操縦席12の前方には操
縦装置13が配置されている。14はミツシヨン
ケース7から若干上向き前方へ延設された支持フ
レームで、この支持フレーム14と走行車体8に
よつて操縦部シート17が支持され、この操縦部
シート17にハンドルポスト15、クラツチペダ
ル16及びブレーキペダル等を有する操縦装置1
3を取付けている。
前記エンジン4から後方へフレーム21が突設
されていて、後輪11の後車軸ケース22を支持
しており、このフレーム21にはラジエータ23
及びオイルクーラ24が搭載されている。エンジ
ン4の上方にはエアークリーナ25が配置され、
その後方のクラツチハウジング5上方には燃料タ
ンク26が配置されている。
27は前記ラジエータ23の前面に配置された
冷却フアンで、エンジン側から吸つた空気をラジ
エータ23へ送り、そして後方へ吹出すように構
成されている。
28はボンネツトで、車体8の後半、即ち、エ
ンジン4、ラジエータ23、冷却フアン27及び
燃料タンク26等を包囲しており、左右一対の側
壁29と天壁30と後壁31と底壁32とを有し
ている。
前記ボンネツト28は後下部に軸受部33を有
し、フレーム21の後端に横軸34を介して回動
自在に支持されており、その前端は操縦席12の
背後で車体8に固定された立壁35に載置され、
図外の止め具で止められている。従つて、ボンネ
ツト28内部はボンネツト28を横軸34廻りに
後方回動して開放することにより、メンテナンス
可能である。
側壁29と底壁32には綱又はパンチングメタ
ル等で形成された外気吸入用多孔部36,37が
形成されてる。底壁32は側壁29の下縁と車体
8との間の間隙を遮蔽しており、冷却フアン27
が車体下方から吸入する外気は、冷却フアン27
より前方に位置する多孔部37から吸入される。
40はフツク部材で、引張バネ41を介してク
ラツチハウジング5の外側面等の固定側に取付け
られ、ボンネツト28の側壁29に設けた係止孔
42に係脱自在に係合するようになつており、係
止孔42への係合により、ボンネツト28が不測
に開放回動しないようにボンネツト28を下方に
引張する。
前記ラジエータ23の下部は、フレーム21に
突設した取付片44にゴム等の防振材45を介し
て締付固定され、ラジエータ23の上部は可撓性
のあるウオータパイプ46によりエンジン4に連
結されている。
48はラジエータ23に前方突出した筒状の風
胴であり、この風胴48内に前記冷却フアン27
の後半部が収納されている。ボンネツト28の後
壁31には冷却風の排出口49が設けられてい
る。50はラジエータ23の外周部とボンネツト
28の後壁31との間に設けた遮蔽部材で、ゴム
或いはスポンジ等により、ラジエータ23の後面
外周部に沿う筒状に形成され、ラジエータ23の
後面又はボンネツト28の後壁31の一方に固着
されている。この遮蔽板50によつて、ラジエー
タ23を通つて高温になつた冷却風がラジエータ
23前方に逆戻りしないようにラジエータ23の
外周部とボンネツト28の後壁31との間を塞い
でいる。
24は油圧無段変速装置6等の作動油を冷却す
るためのオイルクーラで、冷却フアン27の前方
に配置され、エンジン4に支持腕53を介して後
方突設した取付板54に取付けられている。55
は支持部材で、第3図にも示す如く風胴48の上
端部に前方突設され、ゴム等の弾性材56を介し
て取付板54に後方側から接当され、これにより
支持部材55はラジエータ23の上部を該ラジエ
ータ23が前方傾斜しないように弾性材56及び
風胴48を介して受けている。
(考案の効果) 本考案によれば、ラジエータ23の上部を該ラ
ジエータ23が前方傾斜しないように弾性材56
を介して受ける支持部材55が設けられているの
で、ラジエータ23が前方に倒れたり、車輌の振
動等によつてラジエータ23が前後揺動したりす
ることがなくなり、ラジエータ23を安定に支持
できる。しかも、支持部材55乃至ラジエータ2
3を、ボンネツト28を閉塞したときの該ボンネ
ツト28の回動を規制するためのあたりに兼用す
ることができ、従つてボンネツト28を閉塞した
とき特別の支持部材が不要になり、それだけ全体
の構造が簡単になり、製造容易でかつ安価に提供
でき、その実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
2図は同全体側面図、第3図は支持部材部分の平
面図である。第4図は従来例を示す側断面図であ
る。 23……ラジエータ、27……冷却フアン、2
8……ボンネツト、31……後壁、45……防振
材、50……遮蔽部材、55……支持部材、56
……弾性材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 後部下端を支点に開閉自在に設けられたボンネ
    ツト28と、ボンネツト28内の後部に配置され
    たラジエータ23と、ラジエータ23に前方から
    冷却風を送出する冷却フアン27とを備え、ラジ
    エータ23の下部が防振材45を介して固定側に
    取付けられ、冷却風がラジエータ23前方に逆戻
    りしないように、ラジエータ23の外周部とボン
    ネツト28の後壁31との間に遮蔽部材50が設
    けられた車輌において、 前記ボンネツト28の閉鎖時、前記遮蔽部材5
    0は、ラジエータ23の外周部後面とボンネツト
    28の後壁31とで挟持されており、かつ該遮蔽
    部材50の押圧力により前記ラジエータ23が前
    方に傾斜しないよう、前記ラジエータ23の上部
    を弾性材56を介して固定側で受ける支持部材5
    5が設けられていることを特徴とする車輌におけ
    るラジエータ支持構造。
JP1986199644U 1986-12-29 1986-12-29 Expired JPH0318257Y2 (ja)

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JP1986199644U JPH0318257Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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JP1986199644U JPH0318257Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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JPS63107231U JPS63107231U (ja) 1988-07-11
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JPS5751124B2 (ja) * 1974-01-21 1982-10-30

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