JP3213733B2 - 歩行型農作業機 - Google Patents
歩行型農作業機Info
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- JP3213733B2 JP3213733B2 JP15076693A JP15076693A JP3213733B2 JP 3213733 B2 JP3213733 B2 JP 3213733B2 JP 15076693 A JP15076693 A JP 15076693A JP 15076693 A JP15076693 A JP 15076693A JP 3213733 B2 JP3213733 B2 JP 3213733B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- fuel tank
- transmission case
- space
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
し、耕耘、土入れ、うね立て、溝堀り等の農作業に用い
る歩行型農作業機に関する。
ば実開昭５８−１５７７２１号公報に記載されているよ
うに、機体の前方上部にエンジンを搭載すると共に、機
体におけるエンジンの後部側に、該エンジンの回転動力
を走行車輪やロータリー装置などに伝達するミッション
ケースを設けて、このミッションケースの上部側に、ハ
ンドル取付台を介してハンドル支持フレームを取付ける
一方、エンジンの上部位置に燃料タンクを配設してい
る。
な歩行型農作業機では、燃料タンクがエンジン上部の高
位置に配設されていることから車高が高くなり、このた
めハンドルを把持しながら圃場で各種作業を行うとき、
前記燃料タンクがオペレータの前方視界を狭め、例えば
ロータリー装置で耕耘作業を行うような場合には、燃料
タンクが耕耘作業を行う直前の前方視界を遮って、オペ
レータが耕耘直前の圃場状況を確認することが困難であ
った。また、以上のように、燃料タンクをエンジンの上
部側に配設したのでは、機体の重心位置が高位に位置さ
れることとなって、不安定となり、取り扱いにくく、疲
れ易い問題もあった。
ンと燃料タンクの取付位置とを工夫することにより、エ
ンジンの周辺部を低位に、かつ、コンパクトにまとめ
て、ハンドルを把持しながら各種作業を行うときのオペ
レータの前方視野を拡大できると共に、機体の重心位置
を下げて安定性を向上できながら、燃料タンクの容量も
確保できる歩行型農作業機を提供することを目的とす
る。
め、本発明は、機体の前部に搭載されたエンジンと、該
エンジンへ燃料を供給する燃料タンクと、前記機体の後
部に設けられたミッションケースと、該ミッションケー
スの上部にハンドル取付部材を介して設けられたハンド
ルとを備えた歩行型農作業機において、前記エンジンは
前記機体に取付けられたシリンダ本体に対してシリンダ
ヘッドを前記ミッションケース側へ傾斜させてあり、前
記ハンドル取付部材は前記ミッションケースとの間に空
間部が生ずるように断面が略逆Ｕ字形に形成されてお
り、前記空間部と前記エンジン及び前記ミッションケー
スの間の空間部とに前記燃料タンクを配置してあること
を特徴とする。
たシリンダ本体に対してそのシリンダヘッドを前記ミッ
ションケース側へ傾斜させてあり、かつ、このエンジン
の後方と、ミッションケースとの間の空間部を利用して
燃料タンクを有効に、かつ、嵩低く組付けるようにした
から、エンジンの周辺部を低位に、かつ、コンパクトに
まとめて、ハンドルを把持しながら各種作業を行うとき
のオペレータの前方視野を拡大することができると共
に、機体の重心位置を下げて全体バランスを安定させる
ことができる。
構造を示しており、この歩行型農作業機は、機体１の前
方上部にシリンダヘッド２１やマフラー２２などを備え
たエンジン２を搭載すると共に、機体１の後部側にミッ
ションケース３を結合して、該ミッションケース３の下
部前方側に主として一輪の走行車輪９を、また下部後方
側に各種作業装置の一例としてロータリー装置１０を支
持する一方、ミッションケース３の上部側には、下方を
開放した断面コ字形のハンドル取付部材（以下ハンドル
取付台と言う）４を介してハンドル５をもつハンドル支
持フレーム６を後上方に向かって延びるごとく取付けて
いる。また、走行車輪９及びロータリー装置１０は伝動
ケース１１及びミッションケース３に内装する伝動機構
を介してエンジン２に連動されている。
機体１に取付けられたシリンダ本体に対してシリンダヘ
ッド２１を前記ミッションケース３側へ傾斜させてあ
り、つまり、エンジン２のシリンダヘッド２１がハンド
ル支持フレーム６の延長線方向に指向するように、エン
ジン２の全体を後方に傾斜させた後傾斜態勢で搭載する
と共に、このエンジン２の後部側とミッションケース３
の前部側との間に形成される空間部Ａに燃料タンク７を
配設し、かつ、該燃料タンクの後方上部をハンドル取付
台４とミッションケース３との間に形成される空間部Ｂ
に延長したのである。
ように、タンク本体７０の側面視形状が前記空間部の形
状に符合するように逆く字形を呈し、該タンク本体７０
の背面における上方中央部を後方に膨出させて、ハンド
ル取付台４とミッションケース３との間に形成される空
間部Ｂに挿入可能な膨出部７１を形成する一方、タンク
本体７０の上部に首部７２を介して燃料供給口７３を設
け、該供給口７３にキャップ７４を開閉可能に取付ける
と共に、タンク本体７０の下部側には、エンジン２に連
通される燃料ホースの接続口（図示せず）を設け、か
つ、タンク本体７０の底部には、下方に突出する１対の
ピン７５，７５を前後方向に設けている。この燃料タン
ク７はブロー成形により形成するもので、そのブロー成
形時、ピン７５，７５も一体に成形している。
燃料タンク７の首部７２を支持する支持部８１をもつ支
持体８を、その支持部８１が前方に突出するように固定
し、この支持体８の支持部８１に、燃料タンク７の首部
７２を挿嵌支持させている。前記支持部８１は、支持体
８に燃料タンク７の首部７２が挿通可能な貫通孔８１ａ
を形成すると共に、該貫通孔８１ａの周囲にゴム等の弾
性支持環８１ｂを嵌合固定して成るもので、該支持環８
１ｂに燃料タンク７の首部７２を嵌め込むことにより、
支持環８１ｂの弾性力を利用して首部７２を支持体８に
固定状に保持すべく構成している。
燃料タンク７の底部に設けるピン７５，７５が係合可能
な係合部１２，１２を形成している。この係合部１２
は、機体１にピン７５，７５が挿通可能な貫通孔１２
ａ，１２ａを形成すると共に、該貫通孔１２ａ，１２ａ
の周囲にゴム等の弾性支持環１２ｂ，１２ｂを嵌合して
成るもので、該支持環１２ｂにピン７５を弾性的に挿嵌
係止して、燃料タンク７の底部側を移動不能に支持する
ように構成している。
４は燃料タンク７のカバーである。
後方と、ミッションケース３との間の空間部Ａに取付け
る場合の取付態様について説明する。
付台４を固定する前に、先ず、燃料タンク７を、エンジ
ン２の後部側とミッションケース３の前部側との間に形
成される空間部Ａに挿入し、燃料タンク７の底部に設け
たピン７５，７５を機体１の係合部１２，１２に挿通し
て係合させる。次に、タンク本体７０からキャップ７４
を取り外した状態で燃料タンク７の首部７２に、支持体
８の支持体８１を嵌め込んで燃料タンク７を支持体８に
保持させると共に、燃料タンク７の膨出部７１をハンド
ル取付台４とミッションケース３との間に形成される空
間部Ｂに挿入し、斯かる状態で、ハンドル取付台４をミ
ッションケース３上部の取付位置に取付ボルト１５で固
定する。これにより、ハンドル取付台４のミッションケ
ース３への取付けと同時に、燃料タンク７を、その膨出
部７１が前記空間部Ｂに入り込んだ状態で、ハンドル取
付台４に固定の支持体５を介して取付容易に、かつ、安
定良く確実に取付けることができる。
側に対し高位となるような傾斜姿勢、つまり、エンジン
２に備えるシリンダヘッド２１がハンドル支持フレーム
６側を指向するような後傾斜姿勢で、エンジン２を機体
１上に搭載すると共に、このエンジン２の後方と、ミッ
ションケース３との間の空間部Ａを利用して燃料タンク
７を有効に、かつ、嵩低く組付けるようにしたから、斯
かるエンジン２の取付角度と、燃料タンク７の配設位置
とにより、ハンドル５を把持しながら各種作業を行うと
きのオペレータの前方視野を拡大することができて、オ
ペレータが作業直前の圃場状況を容易に確認でき、ま
た、機体１の重心位置を下げて全体バランスを安定させ
ることができる。その上、エンジン２を、そのシリンダ
ヘッド２１がハンドル支持フレーム６側を指向するよう
な後傾斜姿勢としたことにより、エンジン２の振動方向
を、従来の上下方向からハンドル支持フレーム６の延長
方向に変更することができ、これによりエンジン２の駆
動によるハンドル５の振動を抑えて、ハンドル５を握っ
ての作業を良好に行うことができる。
ションケース３との間の空間部Ａに配設するだけでな
く、該燃料タンク７の後方上部に形成した膨出部７１を
ハンドル取付台４とミッションケース３との間に形成さ
れる空間部Ｂに挿入させたから、前記したごとくエンジ
ン２の周辺部を低位に、かつ、コンパクトにまとめなが
ら、燃料タンクスペースを前記空間部Ｂの内部にまで延
ばして、燃料タンク７の容量を効果的に確保できるので
ある。
エンジンは機体に取付けられたシリンダ本体に対してシ
リンダヘッドを前記ミッションケース側へ傾斜させてあ
り、かつ、このエンジン及びミッションケースの間の空
間部を利用して燃料タンクを有効に、かつ、嵩低く組付
けるようにしたから、エンジンの周辺部を低位に、か
つ、コンパクトにまとめて、ハンドルを把持しながら各
種作業を行うときのオペレータの前方視野を拡大するこ
とができると共に、機体の重心位置を下げて全体バラン
スを安定させることができ、しかも、燃料タンクをエン
ジンとミッションケースとの間の空間を利用して配設す
るだけでなく、ハンドル取付部材を略逆Ｕ字形に形成し
て、該ハンドル取付部材とミッションケースとの間に空
間部を生じさせ、該空間部に燃料タンクの一部を配置さ
せてあるため、前記したごとくエンジンの周辺部を低位
に、かつ、コンパクトにまとめながら、燃料タンクスペ
ースを拡大でき、燃料タンクの容量を効果的に確保する
ことができる。
側面図。
図。
ハンドル取付台、６；ハンドル支持フレーム、７；燃料
タンク、
Claims (1)
- 【請求項１】 機体の前部に搭載されたエンジンと、該
エンジンへ燃料を供給する燃料タンクと、前記機体の後
部に設けられたミッションケースと、該ミッションケー
スの上部にハンドル取付部材を介して設けられたハンド
ルとを備えた歩行型農作業機において、前記エンジンは
前記機体に取付けられたシリンダ本体に対してシリンダ
ヘッドを前記ミッションケース側へ傾斜させてあり、前
記ハンドル取付部材は前記ミッションケースとの間に空
間部が生ずるように断面が略逆Ｕ字形に形成されてお
り、前記空間部と前記エンジン及び前記ミッションケー
スの間の空間部とに前記燃料タンクを配置してあること
を特徴とする歩行型農作業機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15076693A JP3213733B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 歩行型農作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15076693A JP3213733B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 歩行型農作業機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07125549A JPH07125549A (ja) | 1995-05-16 |
| JP3213733B2 true JP3213733B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=15503953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15076693A Expired - Lifetime JP3213733B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 歩行型農作業機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3213733B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4758839B2 (ja) * | 2006-06-29 | 2011-08-31 | 株式会社クボタ | 歩行型作業機 |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP15076693A patent/JP3213733B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07125549A (ja) | 1995-05-16 |
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