JPH031800A - バッフル板付マルチウェイスピーカ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種音響機器および映像機器に使用されるバッ
フル板付マルチウェイスピーカに関するものである。

従来の技術 従来のこの種のバッフル板付マルチウェイスピーカのウ
チ、バッフル板付２ウエイスピーカについて説明する。

これは第２図に示すような構成であり、ウー７７とツイ
ータに同番号を付与しているものについては′をっけて
いるものをツイータ用として説明する。バッフル板１と
ウーファ用フレーム２およびツイータ用フレーム３を樹
脂により一体成形したバッフル板付フレーム４のウーフ
ァ用フレーム２とツイータ用フレーム３にそれぞれター
ミナル６および６を接着し、そしてその底面部の各々に
マグネット７．７メと上部プレート８１汐および下部プ
レート９，９・により構成された磁気回路１０，１ｏ・
を接着などにょシ結合しバッフル板付筐体１１を構成し
、とのバッフル板付筐体１１のウーファ用フレーム２と
ツイータ用フレーム３０周縁部の各々に振動板１２．１
２’を接着し、コ（Ｄ振動板１２　、１２’を駆動させ
るためのボイスコイル１３．１３’をその中間部をダン
パー１４゜１４′によシ中心保持し、磁気ギャップ１５
．１６’にばまシ込むように結合し、振動板１２．１２
’のホイスコイ／ｌ／１３．１３’との結合部の表面に
ダストキャップ１６　、１６’を接着してバッフル板付
２ウエイスピーカとして構成されていた。

そしてウーファ用ターミナル６とツイータ用ターミナル
６をウー７７用リード＃１７とツイータ用リード線１８
によりネットワーク１９を介して結線し、バッフル板付
２ウエイスピーカの結線を完了していた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら従来のこの種のバッフル板付マルチウェイ
スピーカは、ウーファとツイータをそれぞれ組立てた後
、その各々をリード線１７．１８にて結線し、このリー
ド線１７．１８をフォーミングしなければならず、この
バッフル板付マルチウェイスピーカの完成までの工程が
非常に多くかかるという問題点を有していた。

また、このバッフル板付マルチウェイスピーカは、その
使用途上において時間経過とともにフォーミングされて
いたリード線１７．１８がゆるみバッフル板１やフレー
ム２，３と接触し、共振による異常音発生により動作不
良品が多発するという品質上大きな問題点を有するもの
であった。

本発明は、このような従来の問題点を解消し、バッフル
板付マルチウェイスピーカのリード配線時の生産工程を
削減し、さらに品質上非常に優れたスピーカを提供する
ことを目的とするものである。

課題を解決するだめの手段 前記課題を解決するために本発明は、バッフル板とウー
ファ用フレーム、ツイータ用フレームを樹脂により一体
成形する時に、これらのスピーカをＥ線するためのリー
ド線も同時に配線しインサート成形しておき、内部配線
が完了されたバッフル板付フレームを得、このフレーム
に各々筐体と振動部品を組立てバッフル板付マルチウェ
イスピーカとして完成し、スピーカ組立後のリード配線
を不要にする構成としたものである。

作用 前記の構成とすることで、バッフル板付マルチウェイス
ピーカを組立てた後のリード配線やフォーミングが不要
となり、その生産工程が非常に削減でき、さらに品質面
においても、リード線がバッフル板およびフレーム中に
インサート成形により配線されているためフォーミング
が不要なばかりか時間経過や外部撮動によるリード線の
ゆるみもなくなり、リード線がバッフル板やフレームと
接触することだよ多発生する共振音による動作不良品も
なくなり、品質上非常に優れたバッフル板付マルチウェ
イスピーカを得ることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例のバッフル板付マルチウェイス
ピーカのうちバッフル板付２ウエイスピーカについて図
面を参照して説明する。ウー７７とツイータに同番号を
付与しているものＫついては、′をつけているものをツ
イータ用として説明する。第１図に示すようにバッフル
板２１とウーファ用フレーム２２およびツイータ用フレ
ーム２３を樹脂により一体成形する時点において、ウー
ファ用リード＃ｊ！３７とツイータ用リード線３８をタ
ーミナルを削減するためにその接続部である両端部だけ
を外部に出した状態でインサート成形し、内部配線が完
了されたバッフル板付フレーム２４を得、このウーファ
用フレーム２２とツイータ用フレーム２３の底面部の各
々にマグネット２７．２７’と上部プレート２８．２８
’および下部プレー）２９．．２９’により構成された
磁気回路３０．３０’を接着などによシ結合し、内部配
線が完了したバッフル板付筐体３１を構成し、このバッ
フル板付筐体３１のウーファ用フレーム２２とツイータ
用フレーム２３の周縁部の各々に振動板３２．３２’を
接着し、この振動板３２．３２’を駆動させるためのボ
イスコイル３３．３３’をその中間部をダンパー３４　
、３４・により中心保持し、磁気ギャップ３５，３５７
にはまり込むよう忙結合し。

このボイスコイル３３．３３’をあらかじめインサート
成形により配線されている各々のリード線３７および３
８の終端部に接続し、振動板３２゜３２′のボイスコイ
ル３３，３３１との結合部の表面にダストキャップ３６
，３６／を接着して、内部配線が完了されたバッフル板
付２ウエイスピーカとして構成している。

そしてネットワーク３９を接続するだけで、バッフル板
付２ウエイスピーカの結線を完了している。

以上が本発明のバッフル板付マルチウェイスピーカのう
ち２ウエイのスピーカについての説明であり、この実施
例以外にスピーカ構成を３ウエイさらには４ウエイと拡
大することもでき、この場合はその生産工程および品質
上の効果を尚−層大きくすることができる。

発明の効果 以上のように本発明は、バッフル板付フレームにあらか
じめスピーカ結線用のリード線をインサート成形してい
るためスピーカのターミナルが不要となり部品点数の削
減ができ、さらにスピーカ完成後の配線や、リード線の
フォーミングも不要となり、その生産工程上大きな工程
削減ができ生産性を大きく向上することができる。

また、品質面においても、リード線がバッフル板付フレ
ームにインサート成形されているため、ＩＪ−Ｆ線がバ
ッフル板やフレームに接触し、ビリツキによる異常音発
生等の動作不良品の発生もなくすことができる。

このように本発明は、スピーカの生産性面と品質面にお
いて非常に優れたスピーカを提供することができ、その
工業的価値は非常に犬なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるバッフル板付マルチ
ウェイスピーカの断面図、第２図は従来のバッフル板付
マルチウェイスピーカの断面図である。 ２１・・・・・・バッフル板、２２・・・・・・ウーフ
ァ用フレーム、２３・・・・・・ツイータ用フレーム、
２４・・・・・バッフル板付フレーム、２７．２７’・
・印・マグネット、２８．２８’・・・・−Ｊ：部プレ
ート、２９．２９’・・−・・・下部プレート、３０，
３α・・・・・・磁気回路、３１・・・・・・バッフル
板付筐体、３２．３２’・・・・・・振動板、３３゜３
３’・・・・・・ボイスコイル、３４，３４／・・・・
・・ダンパー３５．３５’・・・・・・磁気ギャップ、
３６，３６／・・・・・・ダストキャップ、３７・・・
・・・ウーファ用リード線、３８・・・・・・ツイータ
用リード線、３９・・・・・・ネットワーク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　バッフル板と２つ以上のフレームとそれらのフレーム
   を使用して構成されるスピーカを配線するリーデ線をイ
   ンサートして樹脂により一体成形したバッフル板付フレ
   ームの底面部の各々に、マグネットと上部プレートおよ
   び下部プレートからなる磁気回路を結合し、上記フレー
   ムの周縁部の各々に接着された振動板に前記磁気回路の
   磁気ギャップにはまり込むボイスコイルを結合してなる
   バッフル板付マルチウェイスピーカ。