JPH0317773Y2 - - Google Patents

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JPH0317773Y2
JPH0317773Y2 JP13261785U JP13261785U JPH0317773Y2 JP H0317773 Y2 JPH0317773 Y2 JP H0317773Y2 JP 13261785 U JP13261785 U JP 13261785U JP 13261785 U JP13261785 U JP 13261785U JP H0317773 Y2 JPH0317773 Y2 JP H0317773Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、口紅やアイシヤドー、あるいはマス
カラ塗布具等の棒状化粧具を付属具として備える
ための付属具収納部を有するコンパクトに関す
る。
〔従来の技術〕
従来、この種のコンパクトとして、実開昭59−
7711号公報や、実開昭59−16510号公報に記載さ
れたもの、あるいは、実開昭59−48317号公報に
記載されたものが知られている。
実開昭59−7711号公報に記載されたものは、第
9図に示すように、化粧料を収納すべき受皿61
に蓋体62を蝶番で回動自在に取り付けるととも
に、受皿61の一側に付属具収納部63として筒
体を一体に形成し、この筒体内に口紅等の棒状化
粧具64を嵌挿するものである。
これに対し実開昭59−16510号公報に記載され
たものは、第10図に示すように、受皿61に蓋
体62を蝶番で回動自在に取り付けるとともに、
受皿61と蓋体62との間に棒状化粧具64を挟
持できるようにするため、棒状化粧具64の太さ
や形状に合わせた凹部を受皿61と蓋体62の対
向面に形成したものである。
また、実開昭59−48317号公報に記載されたも
のは、第11図に示すように、受皿61の後側に
蓋体62を回動自在に蝶番付けするとともに、受
皿61の両側に筒体を縦に切つた形状の付属具収
納部63をそれぞれ回動自在に軸支したものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、実開昭59−7711号公報に記載されたも
のは、付属具収納部63として筒体を受皿61の
外部に一体に形成してあるため、コンパクトとし
てすつきりした形状とならず見栄えが悪い。
また、実開昭59−16510号公報に記載されたも
のは、棒状化粧具64を受皿61と蓋体62とで
挟持するものであるため、蓋体62を開いた時に
棒状化粧具64が外れて落下し、壊れるおそれ等
がある。
さらに実開昭59−48317号公報に記載されたも
のでは、付属具収納部63に収納される大きさで
あれば、どのような大きさ形状の棒状化粧具64
でも収納できるが、筒体を縦に切つた形状の付属
具収納部63を単に受皿61に回動自在に軸支し
ただけであるから、付属具収納部63を開いてそ
の中に収納された棒状化粧具64を取り出すのが
コンパクトを逆さにしない限り、必ずしも容易で
はない。但し、コンパクトを逆さにすると、受皿
61内の化粧料の粉が落ちたりしてしまうのでコ
ンパクトを逆さにするのは好ましくない。
また、前記実開昭59−7711号及び実開昭59−
48317号公報に記載されたものに共通して言える
ことは、棒状化粧具64を取り出す際に指でつま
んで取り出す必要があり、その作業がかならずし
も容易ではないことである。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、付属具収納部が受皿内部に形成されてコンパ
クト自体の形状をすつきりしたものにでき、ま
た、棒状化粧具の取り出しが容易で、蓋体の開閉
時に棒状化粧具を落としてしまつたりすることの
ないコンパクトとすることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、受
皿1内に化粧料を収容するとともに、この受皿1
に開閉自在の蓋体2を取り付け、さらに、受皿1
の一側に棒状化粧具6を収納すべき付属具収納部
を形成したコンパクトにおいて付属具収納部を次
のように形成した。
すなわち、受皿1の一側に開口部10を有する
収納孔11を受皿1に設け、この収納孔11内に
摺動筒17を摺動自在に設ける。そして、この摺
動筒17を収納孔11内に設けたばね18で収納
孔11の開口部10側へと付勢する。さらに、前
記摺動筒17内に前記開口部10から収納孔11
内に挿入される棒状化粧具6を嵌挿する。
そして、摺動筒17内に嵌挿された棒状化粧具
6を収納孔11内に押し込んだ時、棒状化粧具6
とともにばね18の付勢力に抗して押し込まれる
摺動筒17を押し込み状態に係止する係止装置
と、この係止装置による摺動筒17の係止を解除
する解除装置とを設けて付属具収納部とする。
なお、棒状化粧具6としては、口紅やアイシヤ
ドー、マスカラ塗布具等それ自体化粧料を備えて
いるものの他に、それ自体は化粧料を備えていな
い、例えば軸の先端にブラシを設けた化粧料筆等
も考うられる。但し、摺動筒17内に嵌挿される
形状に形成しておく必要がある。
〔作用〕
開口部10から収納孔11内へと棒状化粧具6
を挿入し、収納孔11内の摺動筒17内に棒状化
粧具6を嵌挿して押し込むと、ばね18の付勢力
に抗して摺動筒17が棒状化粧具6とともに収納
孔11内に押し込まれ、その押し込み状態で係止
装置により係止されるので、摺動筒17に嵌挿さ
れた棒状化粧具6は収納孔11内に収納・保持さ
れる。
そして、解除装置を操作して係止装置による係
止を解除すると、ばね18の付勢力で摺動筒17
とこの摺動筒17に嵌挿されている棒状化粧具6
が収納孔11の開口部10側へと押し出されるの
で、押し出された棒状化粧具6の頭部31部分を
つまんで収納孔11内から取り出す。
ここで、係止装置とは、ばね18の付勢力に抗
して押し込まれた摺動筒17をその押し込み状態
に係止できればよく例えば第2図及び第3図に示
すように係止突起23を使用したものが考えら
れ、また、解除装置とは、係止装置による係止を
外すことができればよく、例えば前記第2図に示
すように係止突起23を退行させる押ボタン24
等が考えられる。また、係止装置と解除装置とは
一体に形成されていてもよく、例えば第4図乃至
第8図に示すようにハート形のカム溝51を摺動
筒17か、受皿1側に形成し、このカム溝51内
に一端が摺動自在に挿入され、他端が受皿1側か
摺動筒17のいずれかに回動自在に支持された作
動杆52を設けて係止装置と解除装置としてもよ
い。また、図示はしないが、ノツク式ボールペン
等のノツク機構をそのまま利用してもよい。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に
基づいて説明する。
四角形の受皿1に円形凹部が形成され、その中
に固形化粧料が充填されている。そして、この受
皿1の後辺に、受皿1に対応した四角形の蓋体2
が蝶番付けにより回動開閉自在に取り付けられて
いる。この蓋体2の内面には鏡3が取り付けられ
ているとともに、内面の前端部分に係止片4が突
設されている。そして、この係止片4に対応し
て、受皿1の前辺中央部分に係止片4に係脱する
係止部5が形成されている。また、受皿1の一側
たる右辺には棒状化粧具6たる口紅を収納するた
めの付属具収納部が形成されている。
この付属具収納部は、次のように形成されてい
る。
受皿1の前側面の右端部に開口部10を有する
収納孔11が受皿1内の一対の仕切板12,12
で形成されている。この一対の仕切板12,12
は凹凸に形成され、収納孔11の開口部10寄り
部分に、対向する係止装置収納凹部13,13を
形成しているとともに、収納孔11の奥部分に対
向するばね収納凹部14,14を形成してあり、
この係止装置収納凹部13,13とばね収納凹部
14,14との間の部分が対向するストツパ凸部
15,15として形成されている。
そして、収納孔11内には、対向するストツパ
凸部15,15間の幅より拡幅の角形フランジ1
6を両端外周に有する摺動筒17が摺動自在に設
けられている。そして、この摺動筒17は収納孔
11の奥側の角形フランジ16aを一対のばね収
納凹部14,14間に位置させ、収納孔11の開
口部10側の角形フランジ16bを一対の係止装
置収納凹部13,13間に位置させており、摺動
筒17が開口部10側へと摺動した場合、収納孔
11の奥側の角形フランジ16aがストツパ凸部
15,15に引つ掛かり、収納孔11から出ない
ようになつている。さらに、この摺動筒17はば
ね収納凹部14,14内に装着されたコイルばね
18で開口部10側へと付勢されている。
また、前記各係止装置収納凹部13,13内に
は係止装置としてコ字形に折曲形成された一対の
弾性ばね片21,21がそれぞれ設置され、コ字
形をした各弾性ばね片21,21の摺動筒17側
の弾性板22の先端には前記摺動筒17の開口部
10側の角形フランジ16bをストツパとした場
合、このストツパとしての角形フランジ16bに
係脱する係止突起23を突設してあり、この係止
突起23の開口部10側端面は、収納孔11の奥
へと摺動筒17が押し込まれた時、ストツパとし
ての角形フランジ16bがこの係止突起23を弾
性ばね片21,21の付勢力に抗して乗り越えら
れるようテーパー状になつている。また、弾性ば
ね片21,21の弾性板22の内側上面もテーパ
ー状になつている。
さらに、一対の弾性ばね片21,21の上方に
は、この一対の弾性ばね片21,21間にまたが
つて、解除装置としての押ボタン24が受皿1の
上面から突出するよう配置され、この押ボタン2
4の下側には、前記弾性ばね片21,21の摺動
筒17側たる弾性板22内側上面に当接する一対
の解除片25,25が設けられ、この解除片2
5,25の弾性板22との当接面はテーパー面と
して形成されている。そして、通常、このテーパ
ー面と弾性板22の内側上面との当接を介して、
弾性ばね片21,21の摺動筒17側への付勢力
が押ボタン24を持ち上げる上昇力となり、押ボ
タン24が受皿1の上面から突出している。
そして、開口部10から収納孔11内に挿入さ
れる棒状化粧具6は繰り出し式の容器に収容した
口紅で、その頭部31両側に第1仮止突起32を
突設してあり、収納孔11内への挿入時に、筒部
34が前記摺動筒17内に嵌入されて保持される
ようになつている。また、棒状化粧具6の第1仮
止突起32に対向して、収納孔11の開口部10
側内壁面に第1仮止突起32の乗り越え可能な第
2仮止突起33が突設されている。
収納孔11内に挿入される棒状化粧具6はその
筒部34が摺動筒17内に嵌入してこの摺動筒1
7をコイルばね18の付勢力に抗して収納孔11
の奥へと押す。すると、摺動筒17に設けてある
ストツパとしての角形フランジ16bが弾性ばね
片21,21の係止突起23を乗り越え、この係
止突起23と角形フランジ16との係合により、
摺動筒17は押し込まれた状態に係止される。こ
の状態で棒状化粧具6も収納孔11内に押し込ま
れた状態となり、その第1仮止突起32が第2仮
止突起33に係止して容易に飛び出さないよう仮
止めしている。
そして、解除装置としての押ボタン24を押す
と、解除片25,25により弾性ばね片21,2
1の弾性板22が摺動筒17側から退く方向へと
移動し、係止突起23が角形フランジ16bから
外れるので、コイルばね18の付勢力で摺動筒1
7が開口部10側に向かつて、収納孔11の奥側
の角形フランジ16aがストツパ凸部15,15
に当接するまでのストローク長Sをもつて摺動す
るので、そのストローク長Sだけ棒状化粧具6の
頭部31が突出する。ここで、第1仮止突起32
と第2仮止突起33と係合力はコイルばね18の
付勢力より小さいので、棒状化粧具6は容易に突
出する。そこで、棒状化粧具6の頭部31をつま
んで取り出す。
そして、押ボタン24は受皿1の上面にあるた
め、蓋体2を開かない限り押すことができず、よ
つて、不用意に押して棒状化粧具6を突出させて
しまうことはない。
次に、他の実施例を第4図乃至第8図に基づい
て説明する。
なお、先の実施例と同様の部分は同一の符号を
付してその説明を省略する。
この実施例では摺動筒17を押し込み状態に係
止する係止装置と、その係止を解除する解除装置
とを一体に形成したものである。
この実施例の摺動筒17は角形で、その一側面
にハート形をしたカム溝51を形成してあり、こ
のカム溝51はハート形のとがつた先端を収納孔
11の奥側に向けている。また、このカム溝51
は、第8図に示すように、ハート形の先端部分が
最も深くここから徐々に浅くなつてハート形の肩
部へと至る第1の溝51aと、この第1の溝51
aに続いてハート形の肩部において段差をもつて
深くなり、そこからハート形の凹部まで徐々に浅
くなる第2の溝51bと、この第2の溝51bに
続いてハート形の凹部で段差をもつて深くなり、
そこからもう一方のハート形の肩部に至るまで
徐々に浅くなる第3の溝51cと、この第3の溝
51cに続いてハート形のもう一方の肩部で段差
をもつて深くなり、前記ハート形の先端に至るま
で徐々に浅くなつて前記第1の溝51aに段差を
もつて接続する第4の溝51dとで形成されてい
る。
さらに、直線状の両端を互いに反対方向に屈曲
した作動杆52が形成されて、カム溝51と前記
収納孔11を形成する一方の仕切板12との間に
架設されている。この作動杆52の仕切板12側
の一端は仕切板12の内壁面に回動自在に支持さ
れ、他端がカム溝51内に摺動自在に挿入されて
いる。また、この作動杆52は他端がカム溝51
内に挿入される方向へと付勢されるようばね性を
有している。
そして、摺動筒17は作動杆52の他端がカム
溝51のハート形の先端たる第1の溝51a内に
位置しているとき、収納孔11の開口部10側に
位置しており、この状態で棒状化粧具6を挿入し
て摺動筒17を押すと、作動杆52の他端が第1
の溝51a内を第2の溝51b内に向けて摺動す
る。作動杆52の他端が第2の溝51b内に入つ
たところで棒状化粧具6を押すのを止めるとコイ
ルばね18の付勢力で摺動筒17が開口部10側
に摺動するので、作動杆52の他端は第2の溝5
1b内を摺動してハート形の凹部たる第3の溝5
1c内に入り、そこで摺動筒17を収納孔11内
へ押し込んだ状態に係止する。このとき棒状化粧
具6は収納孔11内に収納されている。そして、
再び棒状化粧具6を押すと、作動杆52の他端は
第3の溝51c内を摺動してハート形の一方の肩
部へと至り、第4の溝51d内に入るので、そこ
で棒状化粧具6の押圧を止めると、コイルばね1
8の付勢力で摺動筒17が開口部10側へと摺動
し、作動杆52の他端がハート形の先端部分に戻
つて第1の溝51a内へと入る。よつて、ハート
形の先端とハート形の凹部との間のストローク長
Sだけ、棒状化粧具6の頭部31が突出するの
で、これをつまんで棒状化粧具6を取り出す。
〔考案の効果〕
本考案によれば、開口部10から収納孔11内
へと棒状化粧具6を挿入して押すだけで収納孔1
1内に収納・保持でき、解除装置で係止装置によ
る係止を解除すると、ばね18の付勢力で棒状化
粧具6が収納孔11の開口部10側へと押し出さ
れるので、棒状化粧具6の着脱が極めて容易で便
利である。
また、蓋体2により保持するわけではないか
ら、蓋体2を開いた時、棒状化粧具6が落ちたり
しない。
さらに、受皿に形成した収納孔11内に棒状化
粧具6を挿入するので、コンパクト自体の形状を
すつきりした形状に形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す蓋体を開いた
状態の斜視図、第2図はその付属具収納部部分の
分解斜視図、第3図は付属具収納部部分の縦断面
図、第4図は他の実施例を示す蓋体を開いた状態
の斜視図、第5図はその付属具収納部部分の分解
斜視図、第6図は付属具収納部部分の縦断面図、
第7図はハート形カム溝を示す平面図、第8図は
カム溝の深さを示す断面図、第9図乃至第11図
は従来例を示す斜視図である。 1……受皿、2……蓋体、6……棒状化粧具、
10……収納孔の開口部、11……収納孔、16
b……ストツパとしての角形フランジ、17……
摺動筒、18……ばね、21……弾性ばね片、2
3……係止突起、24……押ボタン、25……解
除片、51……カム溝、51a……第1の溝、5
1b……第2の溝、51c……第3の溝、51d
……第4の溝、52……作動杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 受皿1内に化粧料を収容するとともに、この
    受皿1に開閉自在の蓋体2を取り付け、さら
    に、受皿1の一側に棒状化粧具6を収納すべき
    付属具収納部を形成したコンパクトにおいて、 前記付属具収納部は、前記受皿1の一側に開
    口部10を有する収納孔11を受皿1に設け、
    この収納孔11内に摺動筒17を摺動自在に設
    けるとともに、この摺動筒17を収納孔11の
    開口部10側へと付勢するばね18を設け、前
    記摺動筒17内に前記開口部10から収納孔1
    1内に挿入される棒状化粧具6を嵌挿するとと
    もに、摺動筒17内に嵌挿された棒状化粧具6
    を収納孔11内に押し込んだ時、棒状化粧具6
    とともにばね18の付勢力に抗して押し込まれ
    る摺動筒17を押し込み状態に係止する係止装
    置と、この係止装置による摺動筒17の係止を
    解除する解除装置とを設けて形成されたことを
    特徴とするコンパクト。 (2) 前記係止装置は、摺動筒17の両側に突設し
    てある一対のストツパ16b,16bと、摺動
    筒17の両側方に配置され、前記一対のストツ
    パ16b,16bに係脱する係止突起23を有
    して、この係止突起23を摺動筒17側へと付
    勢する一対の弾性ばね片21,21とで形成さ
    れ、前記係止突起23の開口部10側端面は、
    棒状化粧具6とともに摺動筒17が押し込まれ
    た時、ストツパ16b,16bが弾性ばね片2
    1,21の付勢力に抗して係止突起23を乗り
    越えるよう、テーパー状に形成されており、 前記解除装置は、前記一対の弾性ばね片2
    1,21間にまたがるよう一対の弾性ばね片2
    1,21の上方に配置されるとともに、下側に
    前記一対の弾性ばね片21,21の摺動筒17
    側にそれぞれ当接する一対の解除片25,25
    を有し、かつ、受皿1の上面から上方に突出し
    た押ボタン24で形成され、前記一対の解除片
    25,25は、弾性ばね片21,21に当接す
    る面がテーパー面として形成されていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のコンパクト。 (3) 前記係止装置と解除装置とは、摺動筒17に
    の一側面に設けられたハート形のカム溝51
    と、両端を互いに反対方向に屈曲して形成さ
    れ、その一端が収納孔11の内壁面に回動自在
    に支持されるとともに、他端が前記カム溝51
    内に摺動自在に挿入された作動杆52とで両者
    区別無く一体的に形成され、前記カム溝51
    は、ハート形の先端部分が最も深くここから
    徐々に浅くなつてハート形の肩部へと至る第1
    の溝51aと、この第1の溝51aに続いてハ
    ート形の肩部において段差をもつて深くなり、
    そこからハート形の凹部まで徐々に浅くなる第
    2の溝51bと、この第2の溝51bに続いて
    ハート形の凹部で段差をもつて深くなり、そこ
    からもう一方のハート形の肩部に至るまで徐々
    に浅くなる第3の溝51cと、この第3の溝5
    1cに続いてハート形のもう一方の肩部で段差
    をもつて深くなり、前記ハート形の先端に至る
    まで徐々に浅くなつて前記第1の溝51aに段
    差をもつて接続する第4の溝51dとで形成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のコンパクト。
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