JPH0317703Y2 - - Google Patents

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JPH0317703Y2
JPH0317703Y2 JP6270884U JP6270884U JPH0317703Y2 JP H0317703 Y2 JPH0317703 Y2 JP H0317703Y2 JP 6270884 U JP6270884 U JP 6270884U JP 6270884 U JP6270884 U JP 6270884U JP H0317703 Y2 JPH0317703 Y2 JP H0317703Y2
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JP
Japan
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gear
output
input
teeth
gears
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JP6270884U
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JPS60175143U (ja
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案はシートのヘツドレスト、ランバーサ
ポートやリフタ等のロツク装置に関する。
〔従来技術〕
従来、この種のロツク装置は種々実施化されて
いる。例えば、第1図および第2図に示すような
ものがある。
これはリクライニングシートのロツク装置であ
る。クツシヨンフレームに取付けられるベース2
に、バツクフレームを支持するアーム3が回動自
在に取付けられている。このアーム3の回動を所
望の回転位置にロツクするロツク装置は操作軸1
に設けた太陽ギヤ4と、ベース2及びアーム3に
夫々形成されていて、歯数を異にする内歯5,6
と、太陽ギヤ4および内歯5,6間に、内歯5と
6との歯数差に等しい数だけ介在して取付けられ
ていて、太陽ギヤ4および内歯5,6に夫々噛合
する遊星ギヤ7とからなる。そして、操作軸によ
つて太陽ギヤ4を回転させることにより、遊星ギ
ヤ7がベース2とアーム3の内歯5,6に噛合し
つつアーム3の内歯6を減速回転させるとともに
出力側の負荷による回転をロツクするようにした
ものである。
しかしながら、このような従来のロツク装置に
あつては、遊星ギヤ7は内歯5,6と太陽ギヤ4
間に介在して噛合する平面的ギヤであるため、装
置は平面的に拡大してしまう。又、内歯の加工は
困難で、工数がかかり、しかもギヤの組付けが容
易でなく、組付性が悪いという問題点があつた。
〔目的〕
そこで、この考案はこのような従来の問題点に
着目してなされたもので、その目的とするところ
は、ギヤの組付けを立体的にし、平面的拡がりを
防止して装置のコンパクト化を図るとともに、組
付性を向上させたロツク装置を提供することにあ
る。
〔構成〕
このような目的に沿うこの考案の構成は、入力
軸に取付けられた入力ギヤと、入力軸と同一の軸
方向を有する出力軸に、入力ギヤと対向して取付
けられた出力ギヤと、出力ギヤと隣接して設けら
れていて、出力ギヤと歯数を異にする固定ギヤ
と、入出力ギヤ間に、固定ギヤと出力ギヤとの歯
数差に等しい数あるいはそれ以下の数だけ、入出
力軸に直交して取付けられていて、入出力ギヤお
よび固定ギヤに噛合する遊星ギヤとを備えたこと
を要旨とするものである。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
この実施例はこの考案をシートにおけるリフタ
のロツク装置に適用したものである。
第3図において、符号11はリフタで、平行リ
ンク12によつて上下動するように構成されてい
る。クツシヨンシートを所望の高さに保持すべく
上下動をロツクするロツク装置10が設けられて
いる。第4図ないし第6図に示すように、ロツク
装置10はクツシヨンフレームを支持するアツパ
ーフレーム13に取付けられている。ケース14
に操作軸たる入力軸15が回動自在に軸支され、
外端にノブ16が取付けられ、内端に入力ギヤ1
7が取付けられてケース14内に収容されてい
る。入力ギヤ17は円板の周囲に歯を形成したフ
エースギヤである。平行リンク12の一方を回動
させる出力軸18はアツパーフレーム13に回動
自在に軸支されている。出力軸18は入力軸15
と同方向に延びてケース14内に突出し、先端に
出力ギヤ19が取付けられている。出力ギヤ19
は入力ギヤ17と同様のフエースギヤで、入力ギ
ヤ17と対向している。また、出力ギヤ19はケ
ース14の内壁20に形成された円形状の凹所2
2に回動自在に収容され、凹所22の周縁に形成
された固定ギヤ23と隣接している。固定ギヤ2
3もフースギヤからなり、その歯は出力ギヤ19
と同一面上にあつて歯数を異にしている。この実
施例では、歯数差は4個である。つまり、第6図
に示すように、固定ギヤ23の歯数Z1及び出力ギ
ヤ19の歯数Z2は夫々Z1=20,Z2=16である。
また、入出力ギヤ17,19間に、固定ギヤ2
3と出力ギヤ19との歯数差に等しい数、あるい
はそれ以下の数だけ入出力軸15,18に直交し
て遊星ギヤ24が等間隔で取付けられ、入出力ギ
ヤ17,19及び固定ギヤ23に噛合している。
この実施例では、2個の遊星ギヤ24がシヤフト
25の両端に回転自在に取付けられている。ノブ
16の操作によつて入力ギヤ17を回転させるこ
とにより、遊星ギヤ24が固定ギヤ23及び出力
ギヤ19と噛合しつつ回転し、これに伴つて出力
ギヤ19が減速回転し、かつ出力側の負荷による
回転がロツクされるようになつている。
次に作用について説明する。
ロツク装置10によつてリフタ11を上下動さ
せ、所望の高さにロツクするには、ノブ16を操
作して入力ギヤ17を所望の方向に回転する。す
ると遊星ギヤ24は自転するが、固定ギヤ23に
も噛合しているので入力出軸15,18を軸とし
て公転する。しかして、遊星ギヤ24が噛合する
出力ギヤ19と固定ギヤ23との間に、4個の歯
数差が形成されているので、遊星ギヤ24が1公
転する間に出力ギヤ19は4個の歯数分だけ、ノ
ブ16と逆の方向に回転する。その結果、出力軸
18に高出力と減速とを伴つて出力させることが
でき、平行リンク12の回動を介してクツシヨン
フレームを調整自在に上下動させることができ
る。
そして、クツシヨンフレームが所望の高さに達
すると同時にロツクされる。これは出力軸18に
負荷がかかつた場合は出力ギヤ19は時計方向も
しくは反時計方向に回転せんとするが、これと噛
合する遊星ギヤ24が固定ギヤ23に噛合してい
るため出力ギヤ19はロツクされて動かないこと
によるものである。
第7図および第8図はこの考案の他の実施例を
示す。この実施例は前記実施例と略同様の構成を
有するが、異なる部分についてのみ説明すれば、
入出力ギヤ31,32、固定ギヤ34及び遊星ギ
ヤ33をともにベベルギヤとしたものである。ベ
ベルギヤはかさ形の車の周縁に歯が形成され、回
転軸が直交しているときに使用される。ベベルギ
ヤにはスグバカサ歯車、ハスバカス歯車、ヤマバ
カサ歯車やマガリバカサ歯車がある。マガリバカ
サ歯車は歯が円弧状になつており、衝撃に耐える
とともに、円滑な回転を伝えることができる。
この実施例の作用については前記実施例と同様
であるので、その説明を省略する。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
でなく、種々の応用改変が可能であることはもち
ろんである。例えば、この実施例ではシートのリ
フタのロツク装置で説明したが、これに限らず、
シートのヘツドレストやランバーサポート等のロ
ツク装置に対してもこの考案を適用することがで
きる。
〔効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案によ
れば、入出力ギヤ間に遊星ギヤが固定ギヤと出力
ギヤとの歯数差に等しい数、あるいはそれ以下の
数だけ入出力軸に直交して入出力ギヤおよび固定
ギヤに噛合するように介在して取付けられている
ので、ギヤを立体的に組付けることにより、装置
の平面的拡がりを防止して装置のコンパクト化を
図ることができる。また組付けを容易にして組付
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のロツク装置を示す分解斜視図、
第2図はロツク装置を示す正面図、第3図はこの
考案の実施例に係るリフタのロツク装置を示す斜
視図、第4図は第3図のロツク装置を示す分解斜
視図、第5図は第4図の−線に沿つた断面
図、第6図は固定ギヤおよび出力ギヤを示す概略
正面図、第7図はこの考案の他の実施例に係るロ
ツク装置を示す分解斜視図、そして第8図は第7
図の−線に沿つた断面図である。 15……入力軸、17……入力ギヤ、18……
出力軸、19……出力ギヤ、23……固定ギヤ、
24……遊星ギヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 入力軸に取付けられた入力ギヤと、 入力軸と同一の軸方向を有する出力軸に、入
    力ギヤと対向して取付けられた出力ギヤと、 出力ギヤと隣接して設けられ、出力ギヤと歯
    数を異にする固定ギヤと、 入出力ギヤ間に、固定ギヤと出力ギヤとの歯
    数差に等しい数、あるいはそれ以下の数だけ入
    出力軸に直交して取付けられ、入出力ギヤおよ
    び固定ギヤに噛合する遊星ギヤと、 を備えたことを特徴とするロツク装置。 2 入出力ギヤ、固定ギヤおよび遊星ギヤはベベ
    ルギヤあるいはフエースギヤからなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    ロツク装置。
JP6270884U 1984-04-27 1984-04-27 ロツク装置 Granted JPS60175143U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6270884U JPS60175143U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 ロツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6270884U JPS60175143U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 ロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60175143U JPS60175143U (ja) 1985-11-20
JPH0317703Y2 true JPH0317703Y2 (ja) 1991-04-15

Family

ID=30592177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6270884U Granted JPS60175143U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 ロツク装置

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JP (1) JPS60175143U (ja)

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JPS60175143U (ja) 1985-11-20

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