JPH03176571A - トレイ貯留装置付駐車装置 - Google Patents

トレイ貯留装置付駐車装置

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JPH03176571A
JPH03176571A JP31627389A JP31627389A JPH03176571A JP H03176571 A JPH03176571 A JP H03176571A JP 31627389 A JP31627389 A JP 31627389A JP 31627389 A JP31627389 A JP 31627389A JP H03176571 A JPH03176571 A JP H03176571A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は昇降機により自動車を載せたトレイを昇降させ
格納する方式の機械式駐車装置に、トレイの貯留装置を
具えた設備に関するものである。
[従来の技術] 昇降機を用いて自動車を駐車室乃至は駐車スペースに格
納する機械式駐車装置にはエレベータ方式及びエレベー
タスライド方式等があることは、よく知られている。
このうち、エレベータ方式のものは、上下に貫通する昇
降機の昇降路内に自動車を積載したケージを昇降させ、
該昇降機の左右方向または前後方向に設けられた所望階
の駐車スペースに自動車を格納するようにしたものであ
る。
またエレベータスライド方式のものは上下に貫通する昇
降路内に自動車を積載したケージを昇降させると共に横
行または移行動作を行わせて左右方向または前後方向に
設けられた駐車スペースに自動車を格納するようにした
ものである。
これらの、昇降機を用いた駐車装置にはフォーク方式の
もの、トレイ方式のもの、その他等、各種のものが提案
され実用に供されているが、これらのうちトレイを用い
た方式のものは、各階の駐車スペースにはトレイを支承
する棚乃至ラックを設けるのみでよいため、経済的に建
設することができ、従って、しばしば用いられている方
式の一つである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このトレイを用いた型式の装置には次の
ような欠点がある。この型式の装置においては、複数乃
至多数の各駐車スペース毎に、これにそれぞれ専属する
トレイがある。従って特定の駐車スペースからとりだし
たトレイはその特定駐車スペースにのみ返送しなければ
ならない。
いま、ある駐車スペースSiから昇降機のケージに実車
のトレイT1を載せて入出庫口に至り、自動車を出庫さ
せたとする。この状態で次に入庫要請があればそのまま
自動車を入庫させられるが、もし出庫要請があったとす
れば、ケージ上の空車のトレイTiをまず駐車スペース
S1に返却したのち、出庫すべき自動車のある駐車スペ
ースSjから実車のトレイTjを取り出して入庫口に至
り、自動車を退出させる手順をとらなければならない。
または、入庫要請が連続した場合は、ケージは例えば実
車のトレイTkを駐車スペースSkに送り込んだのち、
次の入庫用に駐車スペースS1に至って空車のトレイT
1を取り出し、入出庫口に至るようにしなければならな
い。
このようにトレイの返却、取り出しのために時間を要す
るので、利用者にとっては待ち時間が長く、また運用の
面からも効率が低くならざるを得なかった。
このような事情を改善するために昇降機や横行または移
送機の速度を向上して時間短縮を行うようにすることも
実施されている。しかし駆動装置が大きくなって経済的
でなかったり、或いはあまりに高速運転を行うと、故障
等の場合には例えば上端部に衝突して不測の大事故とな
るおそれも考えられ、高速化によって問題が全部解決し
たとはいえない状態にある。
本発明は前述のような事情の改善のためになされたもの
で、エレベータ方式またはエレベータスライド方式等の
昇降機を用いかつトレイを用いる型式の駐車装置の入出
庫持ち時間を短縮し効率よく運行するための装置の提供
を目的としてなされたものである。
[課題を解決するための手段] この目的に対応して、この発明は、自動車を積載すべき
複数のトレイと、前記トレイのための移送装置をそなえ
たものであってかつ昇降路を上下に昇降するケージと、
前記昇降路に沿って複数階層に配設された駐車スペース
とを具有して、前記ケージに前記トレイを積載して昇降
し前記駐車スペースに移送するようになして自動車を格
納する昇降機式の駐車装置において、前記駐車装置の自
動車入出庫階には前記昇降路に隣接した位置に入出庫口
を配設し、前記入出庫口の下方には前記トレイを自動車
の入出庫可能に保持する位置と保持しない位置との間に
出没する保持装置と、前記トレイを上下に繰上げ繰下げ
移動可能に貯留するトレイ貯留装置とを具えてなるトレ
イ貯留装置付駐車装置、として構成したものである。
[作用] 昇降機式の駐車装置は、移送装置を備えたケージが上下
に昇降するための昇降路を有し、この昇降路に沿って複
数階層に駐車スペースを配設し、自動車を積載したトレ
イをケージで昇降移動すると共に移送装置で前記の駐車
スペースに移送するようにして自動車を格納する。
かつ、本発明の装置においては、入出庫階に前記昇降路
と隣接して入出庫口が設けられ、昇降路と該入出庫口と
の間には扉が設けられている。該入出庫口の下方には複
数のトレイを上下の方向に繰上げ、繰下げ可能に貯留す
るトレイ貯留装置と、トレイを自動車の進入、退出可能
に保持する保持装置とを備えている。トレイ貯留装置に
は、ロッドが上下に伸縮するシリンダによってトレイを
重畳支持するもの、チェーンのアタッチメントによって
トレイを係止支持するもの等を用いる。
本駐車装置において、入庫すべき自動車の乗入れは入出
庫口の保持装置に保持されたトレイに進入して行う。ケ
ージの移送装置がこの積車の1−レイをケージ上に引き
取り、格納すべき階層まで垂直方向移動し移送装置で駐
車スペースに実車トレイを水平移送して、自動車の格納
を行う。また出庫の場合はこれと逆手順によって実車ト
レイを入出庫口の保持装置に搬出して、自動車を出庫さ
せる。
もし、入庫要請が連続する場合には、ケージが先の自動
車格納の作業中であっても、これとは独立してトレイ貯
留装置を繰上げ動作させ、貯留されているトレイの最上
層の一台を保持装置上に引き取って、次の入庫自動車に
対応する。以下、トレイ貯留装置にトレイの貯留残があ
る限り、同様に繰返すことができる。
また出庫要請が連続する場合には次のようにする。先の
出庫自動車が退出した空車トレイはそのまま保持装置に
よって保持されている。ここでケージの作業とは独立し
て、トレイ貯留装置を動作させて該空車トレイを保持装
置から引き取り、下方に繰下げ収納する。こうして保持
装置は次の出庫自動車のトレイ受入れ待ち状態となる。
以下、トレイ貯留装置に貯留余裕がある限り、同様に繰
返すことができる。
入出庫要請の発生パターンはその立地条件によって異な
るが、その駐車装置毎に定形化していて予測できる場合
が多いので、利用の閑散な時間帯に、予めトレイを貯留
しておき、または貯留をなくしておくようにし、駐車装
置を効率的に運用することができる。
[第1の実施例] 本実施例は、昇降機式の駐車装置のうち、現行法規の分
類上、「エレベータ方式」に分類されている駐車装置に
シリンダ昇降式のトレイ貯留装置を用いたものである。
第1図は駐車装置1の全体を示したものである。
駐車装置1の中央には昇降路2が上下に貫通し、ケージ
3が索条4.4に懸垂され、該索条4,4は上部にある
捲上機6のドラム5に巻き掛けられて上下に昇降する。
昇降路2の左右に駐車棚乃至ラック7.7.7.・・・
が複数階層に配設されている。本図では地上5層、地下
1層の、比較的小規模のものを示しているが、一般的に
は十数層またはそれ以上のものも可能であることは勿論
である。
該ラックは枠状に構成されて駐車装置1の建築物乃至工
作物に固設されたもので、それぞれのラック7はトレイ
20を1枚宛、脱着可能に収納できるようになっている
。また各々上下のラック7とラック7間はそれぞれ自動
車を格納するための駐車スペース8をなしている。第1
図においては、駐車スペース8 (F5L)、8 (F
4L)8 (F3R)’、8 (F2R)、8 (Fl
 L)及び8 (FBL)の6ケ所にはそれぞれトレイ
20が収納されており、駐車スペース8(F5R)。
8 (F4R)、8 (F3L)及び8(F2L)には
トレイが収納されていない状態が示されている。
トレイの在不在はランダムに生起されるもので、図の状
態が標準的或いは基準的状態を示したものでないことは
勿論である。
トレイ20は、一般的に用いられているものと均等構成
で第2図示の如く自動車が転走すべき踏面21の両側に
補則と自動車車輪誘導のための側縁22,22を一体に
構成したものである。
次に、ケージ3にはトレイ7を右方または左方にシフト
するための移送袋@25を装備している。
移送装置25は第2図に示した如くで、ケージ3にそな
えたアーム26a、26b、26cよりなり伸縮可能と
したスライドアーム26を2組用いたものである。アー
ム26aはケージ3に固着されており、アーム26bは
アーム26aに沿って摺動可能となっており、更にアー
ム26cはアーム26bに沿って摺動可能となっている
もので、このアーム26cは前記のトレイ20を積載し
て左方または右方に移送するようにしたものである。
このような構成の移送装置は立体倉庫等の移送装置とし
て多用され汎く知られている。また駐車装置としても既
に用いられて公知のものと均等である。
これまで説明したような、昇降機を用いた駐車装置の構
成は既に実用に供され、知られているものであるが、以
下に記す構成は、本発明に特有な構成である。
駐車装置1の入出庫階11には、昇降路2と隣接して、
収容すべき自動車のための入出庫口10が設けられてい
る。入出庫口10の下部には、入庫する自動車が進入す
べきトレイ2OA (20)があって、該トレイ20A
 (20>は、後記するように保持装置30の保持爪3
1,31.31゜31に保持されている。入出庫口10
と昇降路2との間にはR13がそなえられている。この
扉13は本図の場合、上下開閉式の扉であり、図におい
ては閉扉の状態が示されている。入出庫口10の右方は
自動車の運転者が自動車から退出し、または進入するた
めの通路12である。
収容すべき自動車は、第1図の紙表側から紙背側に向か
って外部から入出庫口10のトレイ2OA (20)に
進入し乗り入れする。ここで、前記の自動車進入経路の
入出庫口10と外部との間には図示省略されているが、
駐車装置1運転時の安全のための外扉をそなえ、外部と
の出入りを遮断可能となっていることは従来の駐車装置
の場合と同様である。
次に、入出庫口10におけるトレイ2OA(20)を保
持するための保持装fi30.30゜30.30につい
て説明する。第3図(ア〉のとおり保持装置30は、固
設のガイド部材33に導かれて水平方向に移動する摺動
部材32を有し、該摺動部材32の先端には保持爪31
が一体に固着されている。該摺動部材32の他端はビン
34でシリンダ35のロッド35aに連結されている。
またシリンダ35はビン36及びブラケット37を経て
固定位置、この場合は床板14の裏面に固着されている
。第3図(ア)においてはシリンダ35のロッド35a
の伸延に伴って保持爪31はトレイ20A (20)側
に延出しトレイ20A〈20)を支承している。シリン
ダ35のロッド35aを引き込み短縮すれば保持爪31
は矢印38a方向に引き込み、該保持爪31はトレイ2
OA (20)を支持しない位置に退避する。シリンダ
35には電動シリンダ、または油圧シリンダ等を利用す
ることができる。このような保持装@30の第2図示の
如く4ケ所に配設されて、トレイ20A (20)を保
持する。
次に第1図示の如く入出庫口10の下方位置にはトレイ
貯留袋@40が設けられている。
トレイ貯留装置40は本実施例の場合、ビット15内に
シリンダ41.41.41.41を立設し、各々のシリ
ンダ41.41.41.41のロッド41a、41a、
41a、41aによって台枠42を担持したものである
。台枠42は第3図(イ〉の如く正面視において両辺縁
は側縁43゜43をなし中間付近は陥凹形状をなして空
隙44が形成されている。該空隙44は前記の保持爪3
1.31.31.31が挿入できるようにするためのも
のである。
このように構成したトレイ貯留装置40において、台枠
42上にはトレイ20,20.20・・・を重畳して積
載する。第2図または第3図においては3台のトレイ2
0B (20)、20C(20>。
200 (20)が積載されている。これらのトレイト
レイ20B (20)、20G (20)、20D (
20>を水平方向の偏位なく積載するために台枠42及
び各トレイに「はぞ]状の凸起23゜23・・・を複数
箇所そなえさせ、台枠42とトレイ20間、及び各々上
下のトレイ間を凸起で係合させるようにして位置決めを
行うようにする。
前記シリンダ41.41.41.41のロッド41a、
41a、41a、41aのストロークは、当該駐車装置
1の全駐車台数を勘案して定めたトレイの貯留台数弁が
積載可能なように定め、また該ストロークの上下は台枠
42上にトレイ20が一台数のみ積載されてるときにも
該、−台数のトレイ20を前記の保持爪31,31,3
1.31の高さ水準よりも僅かに上方まで上昇可能に定
めることが必要である。
該シリンダ41.41.41.41には電動シリンダ、
または油圧シリンダなどのアクチュエータを用いること
ができる。
次に本実施例の構成における動作乃至作用について記す
第1図において、該駐車装置1には駐車スペース8.8
・・・が合計10ケ所あり、トレイ20゜20・・・も
、これに対応して同数の10台保有され、かつこれらの
トレイ20,20・・・は何れの駐車ラック7.7・・
・にも互換可能に収納できる。ここで、駐車スペース8
 (F5L)、8 (F4L)、8(F3R)、8 (
F2R)、8 (FI L)及び8(FBL)にはラッ
ク7.7・・・上にトレイ20゜20が1台宛収納され
ている。これらのトレイ20.20・・・には自動車が
格納されているものも、いないものもあるが、特に図示
していない。その他のトレイは入出庫口10にトレイ2
OA (20)が保持装置Z30に保持されて入庫持ち
となっており、またトレイ20B (20>、20G 
(20)。
200 (20)はトレイ貯留装置40に貯留されてい
る。また、扉13は閉扉され、ケージ3は入出庫階11
に待機し、かつ移送装置25のスライドアーム26は短
縮した状態となっている。
自動車の入庫要請があった場合、当該自動車は外部すな
わち図の紙表側から入出庫口10内のトレイ2OA (
20)に乗入れ、該自動車の運転者は通路12から外部
へ退出する。ここで、入出庫口10と外部との間の外扉
(図示していない〉を閉じて安全をはかる。
次に、扉13を上方に引き込み開扉すると共にケージ3
のスライドアーム26を作動させる。この動作は第2図
に示されている。保持装置30の保持爪31.31.3
1.31によってトレイ2OA (20)は保持されて
おり、かつ、下方にトレイ貯留装置40上に積層されて
いる最上層のトレイ20B (20)との間に間隙39
が維持されている。スライドアーム26a、26b。
26C及び26a、26b、26cは正面視右方に摺動
延出して、最も先端側のアーム26c。
26C(第3図に示すように)は間隙39内をトレイ2
OA (20)の下部に挿入される。次いで捲上機6に
よってケージ3を弁動上昇させると、アーム26c、2
6cがトレイを下受けし、保持爪31.31.31.3
1の水準から僅かに上昇する。次いでアーム26a、2
6b、26c及び26a、26b、26cをケージ3方
向に引き込み、トレイ2OA (20)をケージ3上に
定置する。この後は、従来の装置の場合と同様にケージ
を上昇させ、ラック7上にトレイ20が収納されていな
い階層の駐車スペース8、例えばF4Rにいたり、アー
ム26a、26b、26Cを延出させラック7の僅か上
方にトレイを送り込むようにする。次いでケージ3をそ
のまま弁動下降させるとトレイ2OA (20)はラッ
ク7上に定置され、アーム26a、26b、26cをケ
ージ3上に引き込み短縮させる。このようにしてトレイ
2OA(20)上の自動車を駐車スペース8 (F4R
)に格納する作業は終了しケージ3は次の指令による作
業待機の状態となる。
前記のような入庫作業が行なわれているとき、次に出摩
要請があればケージ3で出庫指示のあった自動車が格納
されている階層からトレイ20を取り出して入出庫口1
0に出庫させるようにすることは従来の装置の場合と同
様である。しかし、前記の入庫作業の次にも入庫要請が
連続している場合には、本発明の装置では次のように、
これに対応する。
前記の入庫作業においてトレイ2OAを、既に入出庫口
10からケージ3上に移送完了すれば、ケージ3の昇降
動作とは全く独立にトレイ貯留装W140上のトレイ2
OB (20)を入出庫口10に繰上げ上昇させて、次
の入庫要請に対応するのである。これ以前から外扉は閉
じられているが、この繰上げ作業の間も安全のために外
扉は閉じたままとしておくのは勿論でである。
トレイ貯留装置40の動作の継起の関係を明らかにする
ため第4図(ア)〜(オ〉を用いて説明する。
第4図(ア〉は、初めのトレイ2OA (20)が入出
庫口に定置されている状態で、該トレイ2OA (20
)は保持装置30.30.30゜30の保持爪31.3
1,31.31によって保持されており、自動車は床板
14からトレイ20A(20’)上に進入する。トレイ
2OA (20)の下方にはトレイ貯留装置40があっ
て、シリンダ41.41・・・の臼ラド41a、41a
・・・に支持された台枠42上にはトレイ20D (2
0)。
20C(20)、20B (20)の3台が重畳して積
載されている。これら−のうち、最上層のトレイ2OA
 (20)と入出庫口10のトレイ20B(20)との
間には空隙39が形成されている。
外扉を閉扉してのち空隙39内にスライドアーム26.
26を遊挿、挿入する。
次に第4図(イ)においてはスライドアーム26.26
を僅かに上昇させるとトレイ20A(20〉は下受けさ
れ、保持爪31.31・・・かう僅かに上昇する。この
状態で、スライドアーム26.26をケージ3側に引き
入れるとトレイ2OA (20)はケージ3上に移送さ
れ、ケージ3による昇降移動が開始される。
第4図(つ)は、前記に引き続く次の入庫要請に対する
動作である。ここでは保持装置30゜30・・・の保持
爪31.31・・・は矢印38a、または38a方向に
、床板14.14下部に引き込まれる。
次に、第4図(1)の如くトレイ20B <20>を上
界させる。すなわちシリンダ41.41・・・を上昇作
動させてロッド41a、41a・・・を上昇伸延させる
と、台枠42と共にトレイ20D (20>200 (
20)、20B (20)が上昇する。
こうして上層のトレイ2OB (20)が保持爪31.
31・・・よりも僅かに上方に水準位置まで達したとき
に停止させる。次に、保持爪31.31・・・を矢印3
8bまたは38b方向に突出させる。
このとき保持爪31.31・・・は第3図(ア)のよう
にトレイ20C(20)の側縁22.22の間に形成さ
れた陥凹部乃至空隙24内に挿入されるので、該保持爪
31.31・・・の挿入は支障なく行われ、結局保持爪
31.31・・・はトレイ208(20)とトレイ20
C(20)との間に遊挿。
挿入されることとなる。
次に第4図(オ〉図示の如く、シリンダ41゜41・・
・を下降動作させる。ロッド41a、41a・・・の下
降にまり台枠42と共にトレイ20D (20>、20
C(20)、20B (20)が下降するが、暫時のの
ち、トレイ20B (20)は保持爪31.31・・・
に支持されてこの位置に残留する。トレイ20D <2
0)、20G (20)はこのまま更に下降し次にスラ
イドアーム26,26が挿入されるべき所要の間隙39
が形成されるようにしたのち停止させる。
このようにすれば、トレイ20B (20>は、次の自
動車の入庫準備状態となり、扉13を閉じると共に外扉
を開いて自動車を受けいれることができる。この後は前
記と同一手順により自動車格納を行うのである。
このような連続入庫要請に対する対応は、トレイ貯留装
置40にトレイ20・・・が、保有されているかぎりは
対応可能であり、最下層に積載されているトレイ200
 (20)を保持爪31.31・・・で取り上げる場合
にも、台枠42の側縁43゜43の間の空隙44内に保
持爪31.31・・・を挿入して該トレイ200 (2
0)を取上げ可能である。
以上は、入庫要請が連続した場合について述べたが、出
庫要請が連続して発生した場合には、前記と逆手順によ
って次のように対応する。
前記説明に用いた第4図〈オ〉における入出庫口10の
トレイ2OB (20)が出庫に用いられたものと仮定
し、該トレイ2OB (20)によっていずれかの駐車
スペース8から出庫された自動車は該トレイ2OB (
20)から外部へ退出したものとする。
次には第4図(工〉の如く台枠42と共にトレイ200
 (20)、20G (20)を上昇させてトレイ20
B <20)を下受けし、該トレイ20B (20)が
保持爪31.31・・・より僅かに上方に至るまで上昇
させる。図において保持爪31゜31・・・はトレイ2
OB (20)に向かって突出状態となっているが、こ
の保持爪31.31・・・を矢印38aまたは38b方
向に引き込ませる。
次に第4図(オ)の如く台枠42、トレイ20D (2
0)、20G (20)共にトレイ20B (20)を
、空隙39を確保するに相当位愉まで下降させる。
このようにしてから保持爪31.31・・・を矢印38
b、38b・・・方向に突出させる。これを以て、次の
出庫のためのケージ3からのトレイ20の受入れ態勢が
整うこととなり、連続出庫要請に対応できる。
これらの各動作におけるシリンダ41.41・・・のロ
ッド41a、41a・・・停止位置の制御は通常行なわ
れるように、リミットスイッチ等を用いて行わせるよう
にすることができる。
[第2の実施例] 本実施例も「エレベータ方式」に分類されている駐車装
置に、チェーン昇降式のトレイ貯留装置を備えた場合の
ものである。
本実施例の装置は、駐車装置本体の構成、機能の点では
第1図示のものと均等であるが、入出庫口の下部におけ
る保持装置及びトレイ貯留装置の構成のみが異なり、第
5図示の如く置換したものである。従って第5図におけ
るケージ等は第1実施例のものと均等であり、これらに
は第1実施例に用いた記号に100番台を付した記号で
示した。
M5図、第6図(イ)において、駐車装置101の入出
庫階111には、自動車のための入出庫口110が設け
られている。入出庫口110の下部には、自動車が進入
すべきトレイ12OA(120)があって、該トレイ1
20A (120)は保持装置50.50.50.50
の保持爪51゜51.51.51に保持されている。入
出庫口110と昇降路102との間には扉113がそな
えられている。また入出庫口110の右方は自動車の運
転者のための外部への通路112である。
収容すべき自動車は第6図(イ)の紙装側から紙背側に
向かってトレイ12OA(120)に進入し乗り入れす
る。また図示省略されているが入出庫口110と外部と
の間には安全確保のための外扉が設けられている。
入出庫口110におけるトレイ12OA(120)は第
5図示の如く4組の保持装置50゜50.50.50に
よって保持されている。保持装置50.50.50.5
0は何れも均等構成で、−組の保持装置50の構成は第
6図(ア)に示されており、更に詳細は、第7図に示さ
れている。
第7図においてガイド部材53に導かれて水平方向に移
動可能とした摺動部材52を有し、該暦動部材52の先
端には保持爪51が一体に固着されている。この保持爪
51はトレイ12OA(120)を支持するためのもの
である。摺動部材の他端はビン54でシリンダ55のロ
ッド55aに連結されている。シリンダ55はビン56
を経てブラケット57により昇降台61に固着されてい
る。また前記のガイド部材53も昇降台61に固着され
ている。
昇降台61は昇降機構60によって上下に昇降可能に構
成されており、該昇降機構60には本実施例においては
、パンタグラフ機構成いはシーザス機構等と呼称されテ
ーブルリフタ等に多用されている機構と均等構成のもの
を用いている。
昇降台61には水平方向のガイドレール63aが固設さ
れ、台床62にも水平方向のがイドレール63bが固設
されている。昇降台61はアーム64a、64bを交叉
状に用いて台床62と連結されている。すなわちアーム
64aは上端においてビン65aで昇降台に枢着され、
下端に枢着しだローラ66bでガイドレール63bと係
合し水平に転勤移動可能となされている。一方、アーム
64bは下端においてビン65bで台床62に枢着され
上端においては枢着したローラ66aによってガイドレ
ール63aと係合し転勤移動可能となされている。これ
らのアーム64a、64bが交叉する中央部においては
ビン67を用いて相互に回動可能に枢着連結されている
。かつ、台床62にはビン69bでシリンダ68が連結
され、該シリンダ68から延出するロッド68aはビン
69aで昇降台61に連結されている。
このように構成された保持装置50においてシリンダ5
5のロッド55aを延出させれば第7図示の如く保持爪
51によりトレイ120を保持し、ロッド55aを短縮
させれば保持爪51が矢印58a方向に短縮してトレイ
120を保持しない位置に待避する。また昇降機構60
によりシリンダ68のロッド68aを上昇させれば本図
示の如くアーム64a、64bはそれぞれ立ち上がった
姿勢をとり昇降台61を上昇位置に安定保持し、ロンド
ロ8aを短縮させれば、アーム64a。
64bは交叉状のまま、やや横臥状姿勢となって昇降台
61は下降位置に安定保持される。ここに用いられるシ
リンダ55、シリンダ68には油圧シリンダまたは電動
シリンダ等を利用することができる。かつ、このような
保持装置50は第5図のように4組用いられてトレイ1
2OA(120)を保持する。
次に、トレイ貯留装N70は第5図の如く、相互に連動
運転される4組の無端状のチェーン73゜73.73.
73にそれぞれそなえたアタッチメント74,74.7
4,74.・・・によりトレイ120を支持するように
したものである。第5図及び第6図(ア)(イ〉により
以下に説明する。
トレイ12OA(120)の一端側、下方にはスプロケ
ット車71.71があり、これらは共通の軸75に嵌着
されている。一方、該スプロケット車71.71のそれ
ぞれ直下方にはそれぞれスプロケット車72または72
があって、これらは共通の軸76に嵌着されている。該
、下方の軸76の一端は延長されて歯車箱78内に導入
されている。これらのスプロケット車71.72間及び
71.72間にはそれぞれチェーン73または73が垂
直無端状に循環されている。図示の場合はトレイ5枚を
貯留できる場合を示しているので、チェーン73または
73にはそれぞれ5ケのアタッチメント74.74.7
4,74.74が等間隔かつ同位相に付設されている。
一方、トレイ120A(120)の他端側においても共
通の軸75に嵌着されたスプロケット車71.71と、
その直下方に共通の軸76に嵌着されたスプロケット車
72.72をそなえ、それらのスプロケット車71.7
2間及び71.72間にはそれぞれチェーン73または
73が循環している。各々のチェーン73または73に
は前記同様にそれぞれアタッチメント74,74,74
゜74.74が付設されている。かつ軸76の一端は他
の歯車箱78内に導入されている。
前記の歯車箱78.78内にはそれぞれかさ歯車等の歯
車機構をそなえ前記の軸76.76の軸方向から直角に
方向転換され共通の連結軸77で連結され、更に該連結
軸77は一方の歯車箱78が延出して電動機等の駆動手
段79に連結されている。
このようなトレイ貯留装置70の構成により、駆動手段
7.9を回転させることにより、トレイ120A(12
0)の一端側のチェーン73゜73が例えば正方向循環
するときトレイ12OA(120)他端側のチェーン7
3.73は逆方向循環するように運転する。こうして一
方のチェーン73.73と他方のチェーン73.73の
同一水準に位置する4個のアタッチメント74.74及
び74.74が協働して同一のトレイ例えば120B(
120)を支持し1、かつ上昇または下降移動させるよ
うにする。
前記のように構成された本実施例における動作乃至作用
について説明する。
本実施例においても駐車装置本体部分の動作は前記第1
実施例の場合と均等である。かつ、第5図示の如く入出
庫口110にはトレイ120A(120)が、自動車の
入庫持ち状態となっている。該トレイ120A(120
)は保持装置50゜50.50.50の保持爪51,5
1,51゜51によって保持されている。このトレイ1
20A(120)の下方には本実施例の場合3台のトレ
イ120B(120)、120C(120)。
’+200(120)がそれぞれトレイ貯留装置70の
アタッチメント74.74.74.74・・・に支持さ
れて待機している。
このように待機したトレイ120A(120)に自動車
を進入させ、駐車装置内に格納する場合は、第1実施例
の場合と同様にケージ103からアーム126c、12
6cを延出させて、該トレイ120A (120)を下
受けしてケージ103に引き込み、所要の駐車スペース
内に格納するのである。
この入庫動作の次に更に入庫要請が連続している場合に
本実施例の装置においてはトレイ貯留装置70に貯留さ
れているトレイ、例えば120B(120)を繰り出し
て、この要請に対応する。
このトレイ貯留装置70の動作は、第8図(ア)〜〈工
)を用いて、時系列順に説明する。
第8図(ア)においては、初めのトレイ12OA (1
20)が入出庫口110に定置されている状態で、該ト
レイ120A (120)は保持装置50.50.50
.50の保持爪51.51゜51.51により保持され
ている。自動車は床板114からトレイ12OA(12
0)に転走して進入する。入出庫口110乃至トレイ1
20A(120)の下方にはチェーン式のトレイ貯留装
置170がある。上下に循環するチェーン73にはアタ
ッチメント74.74.74・・・74が等間隔毎に本
実施例の場合には5ケ付設されていて、5台のトレイが
貯留可能の設備となっているが、本図の場合3台のトレ
イ102B(120)。
120C(120)、120D (120が貯留されて
いる。図にはチェーン73は一循環のみ示され、他は省
略されているが、合計4循環のチェーン73.73.7
3.・73が用いられている。
これらの貯留されたトレイのうち最上層のトレイ120
B(120)と、入出庫口110のトレイ120A(1
20)との間には空隙59が形成されている。外扉が閉
じられてのち、空隙59内にスライドアーム26.26
が遊挿、挿入される。
次に第8図(イ)においてはスライドアーム126.1
26を僅かに上昇させるとトレイ120A(120)は
下受けされ、保持爪51゜51.51.51から僅かに
上昇する。スライドアーム126.126をケージ10
3に引き込み、トレイ120A (120)はケージ1
03上に移送され、所要の駐車スペースに至る昇降動作
が行われる。
第8図(つ)は引き続いて入庫要請がある場合の動作で
ある。ここでは、保持爪51.51・・・は矢印58a
または58a方向に床板114゜114下部に引き込ま
れ鎖線で示した保持爪51゜51・・・の位置をとる。
更に昇降機構60.60を動作させて保持爪51.51
・・・を下降させ、墨塗りを施して示した保持爪51.
’51.・・・の位置をとらせる。
次に、第8図(1)の如く、保持爪51.51・・・を
矢印58bまたは58b方向に突出させて、トレイ12
0B(120)   t−レイ120G(120)との
間の間隙80内に遊挿、挿入する。
更に第8図〈オ)の如く、昇降機構60.60・・・を
動作させて保持爪51.51・・・をそのまま上昇させ
るとトレイ120B(120)は下受けされて、これま
で支持されていたアタッチメント74.74・・・かう
離れて上昇開始する。かつ、トレイ120B (120
)が入出庫口110の自動車乗入れの水準に達した時、
この上昇動作を停止させると、該トレイ120B <1
20)は自動車乗入れ待機の状態となり、次の自動車を
受入れ可能である。
第8図(力)は、更にその次にも自動車の入庫要請が連
続している場合に対応して、次位のトレイ120C(1
20)を繰上げているもようを示したものである。ここ
ではチェーン73.73・・・を81aまたは81a方
向に回動させると保持爪74.74・・・及び74.7
4と共にトレイ120G (120)、120D (1
20)は繰上げ上昇される。こうしてトレイ12OB(
120)とトレイ120G(120)との間に所定の空
隙59が確保される位置でチェーン73.73・・・を
停止し次の動作への待機状態とするのである。このよう
な連続入庫に対する動作はトレイ貯留装置70にトレイ
120が保有されているかぎり対応できる。
以上の説明は、入庫要請が連続する場合について記した
のであるが、出庫要請が連続した場合には、前記と逆手
順によって対応することができる。
前記説明に用いた第8図(力)における入出庫口110
のトレイ120B(120)が出庫に用いられ、自動車
は既に外部へ退去したものであると仮定する。このよう
な場合、次にチェーン73゜73・・・を矢印81bま
たは81b方向に回動させるとアタッチメント74.7
4・・・、及び74゜74・・・と共にトレイ120C
(120)、トレイ120D(120)は下降し、第8
図(オ)の状態で停止させる。この状態においてチェー
ン73゜73・・・の上方寄りにアタッチメント74.
74・・・はトレイ12OB(120)を受入れ可能に
待機状態となる。
次に第8図(1)の如く昇降機構60.60・・・を作
動させて保持爪51.51・・・をトレイ120B (
120)と共に下降させチェーン73.73・・・のア
タッチメント74.74・・・に受は渡すと共に、更に
僅かに下降を続けてトレイ120B(120)から僅か
に下位に停止させる。
次に第8図(オ)の如く、保持爪51.51・・・を矢
印58aまたは58a方向に引き込み短縮し、更に昇降
機構60.60・・・により鎖線で示した保持爪51.
51・・・の位置に上昇させる。
更に次には第8図(イ)の如く、保持爪51゜51・・
・を突出させれば、次のトレイ120A(120)の受
入れ態勢が整い、この図においては該トレイ120A 
(120)が保持爪51゜51・・・によって既に支持
された状態となっている。
このようにして連続出庫の場合には、トレイ貯蔵装置7
0の保持爪74.74・・・及び74.74・・・の非
役のものがある限り、対応することができるのである。
[発明の効果J 多層に配設した駐車スペースにl152着可能のトレイ
と、昇降機を用いて入庫しまたは出庫するいわゆるエレ
ベータ方式、エレベータスライド方式等の昇降機式の駐
車装置は、既に多数、稼働して実用に供されている。し
かし、この方式の駐車装置は、入庫と出庫とが交互に発
生する場合には比較的効率的に対応することができる。
しかし入出庫MMは、駐車需要者の恣意によって発生す
るから、その様な理想的な入出庫パターンを生ずること
は稀れである。特に、入庫要請が連続する場合は、先の
入庫動作が終わってケージが次のトレイを引き出して入
出庫口に到着するまでの次の入庫自動車は駐車装置外部
で持たなければならず、また出庫要請が連続する場合は
先の出庫自動車が退出してからその空車トレイを駐車ス
ペースに返納してからでないとケージは次の出庫に対応
することができないので待ち時間が長い欠点があった。
本発明の装置は入出庫口の下部に複数台のトレイをスト
ックするトレイ貯留装置を設け、必要に応じてトレイを
1枚宛、繰り出し、繰り入れることができるようにし、
かつこの動作はケージの昇降或いは入出庫作業とは完全
に独立して行うことができるようにしたものである。
従って、入庫要請が連続した場合にも、先の入庫車のト
レイが入出庫口からケージ上に移送完了すれば、直ぐに
次のトレイを繰り出して次の自動車を受は入れ可能で、
待ち時間が短縮される。また出庫要請が連続する場合も
ケージが先の出庫車のトレイを入出庫口に届けた後は該
出庫車の退去を待たずにケージは直ちに次の出庫車のト
レイの引き出し作業に移ることができると共に、先の出
庫車の乗り棄てたトレイはトレイ貯留装置内に繰り下げ
収容して次の出庫車の受入れ態勢を整えておくことがで
きる。
一般に駐車装置は、その設置目的、利用対象者、または
立地条件等によって、例えば朝方乃至午前には入庫要請
が多く、夕方乃至午後に出庫要請が多く発生するなど、
需要パターンが定形化していて予測可能の場合が多い。
入庫要請が多いと予測される場合にはトレイの貯留を多
くしておき、出jl要請が多いと予測される場合にはト
レイ貯留装置の空きを多くしておくように菌数時に調整
しておくようにし、またはコンピュータで予測管理する
と効果的に運用できる。
このように本発明の装置はケージと、トレイ貯留装置が
それぞれ独立して分離並行作業できるようにしたことに
より、利用者の持ち時間を短縮し、これに伴って入庫待
ち自動車の行列に外部道路の渋滞を防止し、また駐車装
置の運用効率の向上をはかることができるなどの効果が
顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例におけるトレイ貯留装置付立体駐車
装置の全体を示す断面図で示した正面図、第2図は第1
実施例におけるトレイ貯留装置を示す斜視図、第3図(
ア)は第1実施例におけるトレイ貯留装置を示す側面図
、第3図(イ)は第1実施例におけるトレイ貯留装置を
示す正面図、第4図(ア〉〜(オ)は第1実施例におけ
るトレイ貯留装置の動作を時系列順に示した説明図、第
5図は第2実施例におけるトレイ貯留装置を示す斜視図
、第6図(ア〉は第2実施例におけるトレイ貯留装置を
示す側面図、第6図(イ)は第2実施例におけるトレイ
貯留装置を示す正面図、第7図第2実施例における保持
装置を示す側面図、及び第8図(ア)〜(力〉は第2実
施例におけるトレイ貯留装置の動作を時系列順に示した
説明図である。 1・・・駐車装置、  2・・・昇降路、  3・・・
ケージ、3a・・・ケージ枠、  4・・・索条、  
5・・・ドラム、6・・・捲上機、  7・・・ラック
、8・・・駐車スペース、  10・・・入出庫口、1
1・・・入出庫階、  12・・・通路、  13・・
・扉、14・・・床板、  15・・・ビット、  1
6・・・矢印、20・・・トレイ、  21・・・踏面
、  22・・・側縁、23・・・凸起  24・・・
空隙、  25・・・移送装置、26・・・スライドア
ーム、 26a、26b、26c・・・アーム、30・・・保持
装置、  31・・・保持爪、32・・・摺動部材、 
 33・・・ガイド部材、34・・・ビン、  35・
・・シリンダ、35a・・・ロッド、   36・・・
ビン、37・・・ブラケット、  38a、38b・・
・矢印、39・・・間隙、  40・・・トレイ貯留装
置、41・・・シリンダ、  41a・・・ロッド、4
2・・・台枠、  43・・・側縁、  44・・・空
隙、101・・・駐車装置、  102・・・昇降路、
103・・・ケージ、  103a・・・ケージ枠、1
10・・・入出庫口、  111・・・入出庫階、11
2・・・通路、  113・・・扉、114・・・床板
、  115・・・ビット、116・・・矢印、   
120・・・トレイ、121・・・踏面、  122・
・・側線、125・・・移送装置、  126・・・ス
ライドアーム、126a、126b、126cm・・ア
ーム、50・・・保持装置、  51・・・保持爪、5
2・・・摺動部材、  53・・・ガイド部材、54・
・・ビン、  55・・・シリンダ、55a・・・ロッ
ド、  56・・・ビン、57・・・ブラケット、  
58a、58b・・・矢印、59・・・空隙、  60
・・・昇降機構、61・・・昇降台、  62・・・台
床、63a、63b・・・ガイドレール、 64a、64b・7−ム、 65a、65b・・・ビン、 66a、66b・・・摺動ローラ、 67・・・ビン、  68・・・シリンダ、68 a 
・Oyド、  69a、69b・・・ビン、70・・・
トレイ貯留v装置、 71・・・スプロケット車、 72・・・スプロケット車、 73・・・チェーン、  74・・・アタッチメント、
75・・・軸、  76・・・軸、  77・・・連結
軸、78・・・歯車箱、  79・・・駆動手段、80
 ・・・間隙、  81a、81b−・・矢印、FIL
、 F2L、・・・F5L  ・・・駐車スペースの番
号、F2R,F3R,・・・F5R・・・駐車スペース
の番号、FBR・・・駐車スペースの番号、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動車を積載すべき複数のトレイと、前記トレイのため
    の移送装置をそなえたものであつてかつ昇降路を上下に
    昇降するケージと、前記昇降路に沿って複数階層に配設
    された駐車スペースとを具有して、前記ケージに前記ト
    レイを積載して昇降し前記駐車スペースに移送するよう
    になして自動車を格納する昇降機式の駐車装置において
    、前記駐車装置の自動車入出庫階には前記昇降路に隣接
    した位置に入出庫口を配設し、前記入出庫口の下方には
    前記トレイを自動車の入出庫可能に保持する位置と保持
    しない位置との間に出没する保持装置と、前記トレイを
    上下に繰上げ繰下げ移動可能に貯留するトレイ貯留装置
    とを具えてなるトレイ貯留装置付駐車装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014114679A (ja) * 2012-12-12 2014-06-26 Nissei Ltd トレー式駐車装置
CN110284740A (zh) * 2019-06-21 2019-09-27 西安交通大学 一种机械手式停车库及其使用方法
JP2020186103A (ja) * 2019-05-15 2020-11-19 株式会社アルティア テーブルリフト

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